JPH0925296A - 大豆11sグロブリン塩基性サブユニットの分離方法 - Google Patents

大豆11sグロブリン塩基性サブユニットの分離方法

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JPH0925296A
JPH0925296A JP7201516A JP20151695A JPH0925296A JP H0925296 A JPH0925296 A JP H0925296A JP 7201516 A JP7201516 A JP 7201516A JP 20151695 A JP20151695 A JP 20151695A JP H0925296 A JPH0925296 A JP H0925296A
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JP
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soybean
oil
basic subunit
globulin
protein
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JP7201516A
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Takeshi Yasumasu
毅 安増
Naohito Kudo
尚人 工藤
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風味上、衛生上問題のある化学物質を用いる
ことなく、簡便に分離でき、食品への応用をより容易に
行うことができる11Sグロブリン塩基性サブユニット
の分離方法を提供する。 【構成】 大豆の分散液に、油脂を加えて乳化し、水相
に分散させた油滴に、加熱処理により大豆から溶出させ
た蛋白質中の11Sグロブリン塩基性サブユニットを凝
縮させた後、該塩基性サブユニットが凝縮した油滴を水
相から分離することを特徴とする、大豆11Sグロブリ
ン塩基性サブユニットの分離方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大豆蛋白質の主要成分
であるグリシニン、すなわち11Sグロブリンからその
構成成分である酸性サブユニットと塩基性サブユニット
のうち、塩基性サブユニットを分離する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大豆は古くから、豆腐、納豆、湯葉、あ
るいは食用油の食品原料として利用されてきたが、近年
その主要構成成分の一つである大豆蛋白質が注目され、
そのものを利用しようとする動きが見られるようになっ
た。とりわけ、大豆搾油後の蛋白質を主体とする残渣の
利用として分離大豆蛋白質の研究が進み、種々の機能を
付与した製品が提供されている。これらの例としては、
油抽出時の加熱条件を変えることにより蛋白質の変性度
をコントロールし、ゲル化性能を調節したもの、あるい
は酵素的処理により乳化性などの機能を付与したものな
どを挙げることができる。
【0003】また、大豆蛋白質中から特定蛋白質の成分
を取り出して利用しようとする試みも為されている。こ
のため種々の分離、分画方法が提案されている。例え
ば、蛋白含有物質を電解還元水系下に処理し、7S蛋白
画分と11S蛋白画分とを分画する方法(特開昭61−
236795号公報)、蛋白質含有溶液のイオン強度と
pHを調整することにより、7Sグロブリン画分を得る
方法(特開平5−43597号公報)、あるいは等電点
沈殿された7S蛋白質及び11S蛋白質を含む水溶性植
物蛋白質スラリーからpH、及び水溶性塩濃度を調整し
て7S蛋白質を抽出し、濃厚化水溶性7S蛋白質画分及
び濃厚化水不溶性11S蛋白質画分を得た後、更に7S
蛋白質画分を水不溶性11S蛋白質画分から分離する方
法(特開昭58−36345号公報)を挙げることがで
きる。更に上記のような分離蛋白質から構成サブユニッ
トを分離する方法として、11Sグロブリンを還元剤
(例、亜硫酸ナトリウム)の存在下に、高温、加圧下に
加熱して酸性サブユニットと塩基性サブユニットとを分
離する方法(特開昭63−36748号公報)なども提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の分画法においては、一般に実用上必要な生産量が
確保されにくいことや、分画のための特別な装置が必要
であること、また特に分画工程でメルカプタンや亜硫酸
ナトリウム等の食品衛生上好ましくない化学物質を用い
るため、食品への応用が非常に限定されることなどの問
題がある。本発明の目的は、風味上、衛生上問題のある
化学物質を用いることなく、簡便に分離でき、食品への
応用をより容易に行うことができる11Sグロブリン塩
基性サブユニットの分離方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者の研究により、
大豆の分散液に、油脂を添加し、水相中に乳化分散させ
た油滴に加熱処理により、その水相に溶出した大豆蛋白
質中の11Sグロブリン塩基性サブユニットが濃縮され
ている事実を発見した。そして更に検討を進めた結果、
加熱により解離した11Sグロブリン塩基性サブユニッ
トが疎水性相互作用により、油滴界面で凝縮を起すこと
が判明した。従ってこの油滴を水相から分離することに
より、11Sグロブリン塩基性サブユニットを高濃度で
分離できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】本発明は、大豆の分散液に、油脂を加えて
乳化し、水相に分散させた油滴に、加熱処理により大豆
から溶出させた蛋白質中の11Sグロブリン塩基性サブ
ユニットを凝縮させた後、該塩基性サブユニットが凝縮
した油滴を水相から分離することを特徴とする大豆11
Sグロブリン塩基性サブユニットの分離方法にある。
【0007】以下に本発明の好ましい態様を記載する。 (1)大豆の分散液が、大豆固形物乾燥重量に対して3
倍〜6倍量の水を加えて調製されたものである。 (2)油脂を、乳化により形成される水中油型乳化物の
全量に対して0.1〜60重量%(更に好ましくは、1
〜40重量%)の範囲の添加量となるように添加する。 (3)乳化により形成される水中油型乳化物が、その油
相と水相とが、1/100〜7/3(更に好ましくは3
/7〜5/5)の比率(重量)となるように調製されて
いる。 (4)加熱処理を70℃〜150℃(好ましくは、90
〜120℃)の温度範囲で行う。 (5)分離処理を5000G〜15000Gの遠心加速
度を与える遠心条件下で行う。 (6)塩基性サブユニットが凝縮した油滴から油脂成分
を除去し、該塩基性サブユニットを分離する。
【0008】以下に、本発明の11Sグロブリン塩基性
サブユニットの分離方法について説明する。本発明で使
用される原料としての大豆は、工業上使用可能なもので
あれば国内産の丸大豆、外国産の丸大豆のいずれでも良
い。またこれらの丸大豆から調製した大豆粉(脱脂大
豆、全脂大豆)を使用しても良い。
【0009】大豆の分散液は、充分に含水した浸漬大豆
を粉砕したり、あるいは乾燥大豆を粉砕したものまたは
大豆粉に加水して調製することができる。この時の加水
量は特に制限はないが、作業性を考慮すると固形物乾燥
重量に対して3倍から6倍が好ましい。なお、乾燥丸大
豆を粉砕したものなど原料として用いた場合には、比較
的大きな破片を除去した後、得られた上澄みを使用する
ことが好ましい。
【0010】大豆の分散液に添加する油脂は、動物由来
または植物由来のトリグリセリド及びジグリセリドを使
用することができる。これらの例としては、牛脂、豚脂
などの獣脂類や魚油、あるいは菜種油、大豆油、ヤシ
油、パーム油およびこれらの硬化油、分別油、エステル
交換油を挙げることができる。
【0011】油脂の添加量は特に制限はない。好ましく
は、乳化により最終的に形成される水中油型乳化物の全
量に対して0.1〜60重量%(更に好ましくは、1〜
40重量%)の範囲の添加量となるように油脂を添加す
る。乳化は従来から行われている公知の方法を利用して
行うことができる。また乳化により最終的に形成される
水中油型乳化物は、その油相と水相とが、1/100〜
7/3(更に好ましくは、3/7〜5/5)の比率(重
量)となるように調製することが好ましい。
【0012】上記乳化物の調製に際し、油脂の乳化分散
を補助し、蛋白質の油滴界面での凝縮作用を促進させる
目的で乳化剤を添加することができる。乳化剤は、特に
制限はないが、上記のような凝縮作用を妨げないものが
好ましく、このような例としては、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリン
エステル、レシチン、及びポリグリセリン脂肪酸エステ
ルを挙げることができる。乳化剤の添加量は最終的に形
成される水中油型乳化物の油相と水相との構成比にもよ
るが、その全量に対して通常0.1〜10重量%の範囲
である。
【0013】上記の水中油型の乳化物は、上記のように
大豆の分散液に油脂を添加し、乳化することにより形成
できるが、油脂の添加は、油脂および水とからなる乳化
物の形態で行ってもよい。上記添加する乳化物の形態
は、水中油型、油中水型、あるいはこれらが複合した形
態でも良い。大豆の分散液に添加する乳化物中の油脂量
は、特に制限はないが、前記のように大豆の分散液に油
脂を添加して水中油型乳化物を調製する場合の添加量と
同様な量(最終的に形成される水中油型乳化物の全量に
対して0.1〜60重量%(更に好ましくは、1〜40
重量%)の範囲の添加量となるような量)とすることが
好ましい。
【0014】上記水中油型の乳化物の調製後において、
分散油滴の粒子径を低下させ、表面積を増大させる目的
で均質化処理を行ってもよい。これにより、11Sグロ
ブリン塩基性サブユニットの油滴への凝縮を更に促進さ
せることができる。均質化処理は、油脂の分散のために
利用される種々の公知の装置が利用できる。またその条
件(均質化圧、処理回数等)も特に制限はなく、所期の
目的の粒子径となるように調整することができる。
【0015】上記のように調製した水中油型の乳化物に
加熱処理を施す。加熱処理は、11Sグロブリンがサブ
ユニットレベルで解裂するような条件であればどのよう
な条件で行っても良いが、通常その温度は70℃〜15
0℃(好ましくは、90〜120℃)の範囲が好まし
く、また加熱時間は、加熱温度にもよるが1分〜10分
(更に好ましくは、3〜7分)の間が好ましい。また加
熱手段は、通常液体食品の加熱処理に用いられる方法、
例えば、蒸気吹き込み、プレート式などの加熱手段を利
用することができる。加熱処理は、上記のように水中油
型の乳化物を調製後に行うこともできるが、大豆の分散
液に油脂、または乳化物を添加し、これらの成分を乳化
させながら行うこともできるし、また乳化の前に行うこ
ともできる(すなわち、大豆の分散液に油脂、または乳
化物を添加し、加熱処理後、乳化する。)。このような
加熱処理で、大豆中に含まれる蛋白質が水相中に溶出す
る(大豆蛋白液を形成する)。そして蛋白質中の11S
グロブリン塩基性サブユニットは、分散している油滴界
面に凝縮する。また使用した大豆が脱脂大豆でなく、油
脂成分を含む場合には、加熱処理で大豆中に含まれる油
脂成分も蛋白質と共に水相中に溶出して油滴となり、こ
の油滴界面にも上記11Sグロブリン塩基性サブユニッ
トが凝縮する。なお、前記の均質化処理は、上記加熱処
理の前後、あるいは同時に行ってもよい。また水中油型
の乳化物の調製を前記大豆の分散液の上澄みを用いない
で行った場合には、上記水相から比較的大きな破片を除
去するために濾過などの除去操作を加熱処理後に行って
もよい。
【0016】次いで、得られた水相(大豆蛋白液)を冷
却し、その後油滴界面に凝縮した塩基性サブユニットを
分離させるために分離処理を行う。分離処理は遠心処理
により行うことができる。遠心条件としては3000G
以上の遠心加速度を与えれば良く、好ましくは5000
G〜15000Gである。また、遠心時間は、遠心加速
度によって異なるが、例えば、3000Gでは70分、
5000Gでは40分程度で良好に分離することができ
る。また冷却時及び遠心時の温度は、特に制限はない
が、取扱上、使用した油脂の融点以上の温度であること
が有利である。
【0017】上記分離処理により、塩基性サブユニット
が凝縮した油滴は、水相及び沈殿物から浮上成分(皮膜
状成分)として分離することができる。浮上成分は、へ
らなどの器具で掬い上げる方法が利用できるが、水相及
び沈殿をサイフォン等の手段で除去する方法を利用して
も得ることができる。このようにして得た浮上成分(皮
膜状成分)は大豆油、水、そして11Sグロブリン塩基
性サブユニットを主体とする蛋白質からなり、必要に応
じて有機溶媒で脱脂を行い、更に減圧乾燥、凍結乾燥な
どの乾燥手段により脱水を行って蛋白質成分のみを分離
することができる。また、更に純度を高める手段とし
て、例えば、森による「イオン交換カラムを用いる精製
法」(J.Argic. Food Chem. 第30巻,5号,828ペ
ージ,1982年)を利用することもできる。なお、浮
上成分及びその脱脂した製品(蛋白質成分)は、懸濁液
としてあるいは乾燥品として保存することが可能であ
る。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を記載し、本発明を
更に具体的に説明する。
【0019】[実施例1]米国産丸大豆350gをワー
リングブレンダーで1分間破砕し、3000gの水道水
中に分散させた。これを室温で15分間放置した後、ス
ラリー状の分散液を200gづつビーカーに分取し、精
製ヤシ油を5g(試料2)、10g(試料3)、および
20g(試料4)をそれぞれに加えた。これらを沸騰水
浴(100℃)中で6分間加熱し、卓上型細胞破砕機
(ヒスコトロン、日本医療機械(株)製)にて8000
rpm、5分間攪拌させ、乳化させた。その後、乳化物
を氷温まで冷却した。また対照として、大豆の分散液
(油脂無添加)(試料1)を用意した。上記のサンプル
(試料1〜4)をそれぞれ5℃、8000rpmの条件
で、30分間遠心処理を行った。遠心処理後、浮上した
成分(皮膜状成分)をスパテルで分取し、その重量と組
成(重量%)を測定した。その結果を以下の表1に示
す。
【0020】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 油脂添加 浮上成分 油分含量 水分含量 蛋白含量 サブユニッ 試料 量(g) 量(g) (%) (%) (g) ト含量(g) ──────────────────────────────────── 1 0 6.0 46.0 44.2 0.59 0.27 2 5 10.5 45.6 45.8 0.84 0.58 3 10 15.7 46.1 45.7 1.26 0.82 4 20 23.8 45.8 46.1 1.90 1.22 ────────────────────────────────────
【0021】上記表1の結果から、油脂の添加に伴い、
浮上成分中に濃縮された11Sグロブリン塩基性サブユ
ニットの量が増加することがわかる。なお、浮上成分中
の11S塩基性サブユニットの定量については、電気泳
動により行い、クーマシーブリリアントブルー(CB
B)染色後、デンシトメーターにより面積を測定して、
面積百分率を含量とした。図1に、大豆の分散液と試料
3の電気泳動パターンの例を示す。
【0022】[実施例2]米国産丸大豆6.5kgを室
温にて一昼夜充分量の水に浸漬し(6.9kg吸水)、
15.6kgの水道水を加え、大豆磨砕機(サワーボー
イNSG−15、長沢機械製作所製)にかけて磨砕し、
生呉(大豆のスラリー状分散液)を得た。得られた生呉
に溶融した大豆硬化油(沃素化70)を2kg添加し、
乳化させた。得られた乳化物を圧力蒸気釜にて94℃で
3分間加熱し、ニュートーファー(高橋商店製)により
圧搾濾別し、豆乳26kgを得た。得られた豆乳を氷冷
後、8000rpmで30分間遠心分離を行い、豆乳5
kgから1.1kgの浮上成分(試料6)を得た。また
対照として、生呉(大豆の分散液)を用意し、上記と同
様な方法で遠心分離を行い、浮上成分(試料5)を得
た。得られた浮上成分の重量と組成(重量%)を測定し
た。浮上成分中の11S塩基性サブユニットの定量につ
いては、前記と同様な方法で行った。その結果を以下の
表2に示す。
【0023】
【表2】 表2 ──────────────────────────────────── 油脂添加 浮上成分 油分含量 水分含量 蛋白含量 サブユニッ 試料 量(kg)量(kg) (%) (%) (g) ト含量(g) ──────────────────────────────────── 5 0 4.7 46.9 45.1 370 150 6 2 5.7 47.5 44.3 450 350 ────────────────────────────────────
【0024】上記表2の結果からも、油脂の添加によ
り、浮上成分中に濃縮された11Sグロブリン塩基性サ
ブユニットの量が増加していることがわかる。
【0025】なお、得られた浮上成分500gに対し、
ヘキサン−エタノール混合液(8:2/容積比)を50
0mlを加え40℃の水浴中で30分間マグネチックス
ターラーで攪拌後、清置して、ヘキサン層を除去した。
更にヘキサン300mlを加え、攪拌してヘキサン層を
除去した。その後、水150mlを添加して常法に従い
凍結乾燥を行い、乾燥粉末27gを得た。この量は、上
記表2で得た浮上成分中の11Sグロブリン塩基性サブ
ユニットの含量に相当していることが明らかである。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法により、11Sグロブリン
塩基性サブユニットが、風味上、衛生上問題のある化学
物質を用いることなく、簡便に分離することができる。
従って食品への応用を制限されることなく容易に行うこ
とができる。また本発明の方法は、量産性もあり、実用
面からも有利な方法である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、大豆の分散液と試料3の電気泳動パタ
ーンの例を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆の分散液に、油脂を加えて乳化し、
    水相に分散させた油滴に、加熱処理により大豆から溶出
    させた蛋白質中の11Sグロブリン塩基性サブユニット
    を凝縮させた後、該塩基性サブユニットが凝縮した油滴
    を水相から分離することを特徴とする大豆11Sグロブ
    リン塩基性サブユニットの分離方法。
  2. 【請求項2】 塩基性サブユニットが凝縮した油滴から
    油脂成分を除去し、塩基性サブユニットを分離する請求
    項1に記載の大豆11Sグロブリン塩基性サブユニット
    の分離方法。
JP7201516A 1995-07-14 1995-07-14 大豆11sグロブリン塩基性サブユニットの分離方法 Withdrawn JPH0925296A (ja)

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