JPH09252447A - デジタルスチルビデオカメラ - Google Patents

デジタルスチルビデオカメラ

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JPH09252447A
JPH09252447A JP8059781A JP5978196A JPH09252447A JP H09252447 A JPH09252447 A JP H09252447A JP 8059781 A JP8059781 A JP 8059781A JP 5978196 A JP5978196 A JP 5978196A JP H09252447 A JPH09252447 A JP H09252447A
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JP
Japan
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recording
video camera
data
digital still
still video
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JP8059781A
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Inventor
Satoshi Tsutsui
聡 筒井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体に記録する際に,障害発生時に残る
断片データやファイル消去時に残存する未消去領域をな
くし,記録媒体の有効利用を図ったデジタルスチルビデ
オカメラを提供することを目的とする。 【解決手段】 撮像手段101〜104により被写体を
撮像して得た画像データを記録手段150に記録する
際,画像データの管理はDOS下で機能する管理手段1
09により行われている。記録手段150への画像デー
タの記録動作を制御する制御手段113は,当該デジタ
ルスチルビデオカメラの電源スイッチが投入された時点
で,画像データを記録手段150に記録できるか否かを
判断し,記録できないと判断した場合には正常に記録で
きるよう修復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,静止画,動画,音
声等を入力し,デジタルデータに変換してメモリカード
等の記憶媒体に記録するデジタルスチルビデオカメラに
係り,特に,DOS管理の下に,被写体を撮像して得た
画像データをフラッシュメモリカード等の記録媒体に記
録する際に,障害発生時に残る断片データやファイル消
去時に残存する未消去領域をなくし,記録媒体の有効利
用を図ったデジタルスチルビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルスチルビデオカメラとし
ては,特開平7−79403号公報に開示された電子ス
チルカメラがある。この従来の電子スチルカメラは,被
写体の画像に対応する画像データを得るための撮像手段
と,少なくとも画像データを記録するための記録媒体
と,記録媒体への画像データの記録動作を制御するため
のシーケンス制御手段を備え,被写体画像の記録が可能
な電子スチルカメラであって,シーケンス制御手段によ
り,記録媒体に画像データの記録を開始する時点で記録
した所定のデータ,例えば仮のファイル名を記録終了時
点で変更し,記録媒体の無効なデータを適切に削除して
記録領域の有効利用を図るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】被写体をCCDで撮像
して得られる画像データをDOS管理の下でフラッシュ
メモリカードに記録するデジタルスチルビデオカメラに
おいては,画像データを記録中に何らかの障害が発生
し,正常に記録動作が終了しなかった場合,途中まで記
録したデータがフラッシュメモリカード内部に残ってい
ることがある。また,パソコン等でファイルの消去を行
った場合にも,DOS管理領域は消去されるが実際のデ
ータ領域のデータは消去されていない。
【0004】一方,フラッシュメモリカードへデータを
記録する場合には,予め記録する領域が消去状態である
必要がある。ところが従来のデジタルスチルビデオカメ
ラでは,正常終了しなかったメモリカードや,パソコン
で消去が行われたメモリカードを利用して,次の記録動
作に入ったとき,前回途中まで記録された領域が,DO
S管理上は記録可能領域として登録されていることがあ
り,そのまま上書き状態で記録されてしまうという問題
があった。
【0005】本発明は,上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって,DOS管理の下に,被写体を撮像し
て得た画像データをフラッシュメモリカード等の記録媒
体に記録する際に,障害発生時に残る断片データやファ
イル消去時に残存する未消去領域をなくし,フラッシュ
メモリカードへの記録を常に正常に行い得ると共に,記
録媒体の有効利用を図り得るデジタルスチルビデオカメ
ラを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の請求項1に係るデジタルスチルビデオカメ
ラは,被写体を撮像して画像データを得る撮像手段と,
前記画像データを記録する記録手段と,前記記録された
画像データをDOSの下で管理する管理手段と,前記記
録手段への画像データの記録動作を制御する制御手段と
を備え,前記制御手段は,当該デジタルスチルビデオカ
メラの電源スイッチが投入された時点で,前記画像デー
タを前記記録手段に記録できるか否かを判断して制御す
るものである。
【0007】また,請求項2に係るデジタルスチルビデ
オカメラは,請求項1記載のデジタルスチルビデオカメ
ラにおいて,前記制御手段は,当該デジタルスチルビデ
オカメラの電源スイッチが投入された時点で,前記画像
データを前記記録手段に記録できないと判断した場合に
は,正常に記録できるよう修復するものである。
【0008】また,請求項3に係るデジタルスチルビデ
オカメラは,請求項2記載のデジタルスチルビデオカメ
ラにおいて,前記制御手段は,正常に記録できるよう修
復する際に,DOSの管理領域及びデータ領域の両方を
チェックするものである。
【0009】また,請求項4に係るデジタルスチルビデ
オカメラは,請求項2または3記載のデジタルスチルビ
デオカメラにおいて,前記制御手段は,正常に記録でき
るよう修復する際に,DOSのディレクトリ領域のファ
イル名を記録する部分の先頭に消去済みファイルである
旨を示すコードデータが書かれているか否かをチェック
するものである。
【0010】また,請求項5に係るデジタルスチルビデ
オカメラは,請求項2,3または4記載のデジタルスチ
ルビデオカメラにおいて,前記制御手段は,正常に記録
できるよう修復する際に,DOSのFAT領域をチェッ
クするものである。
【0011】また,請求項6に係るデジタルスチルビデ
オカメラは,請求項2,3,4または5記載のデジタル
スチルビデオカメラにおいて,前記制御手段は,正常に
記録できるよう修復する際に,データ領域の各クラスタ
の先頭から所定バイト数分のデータをチェックするもの
である。
【0012】また,請求項7に係るデジタルスチルビデ
オカメラは,請求項4,5または6記載のデジタルスチ
ルビデオカメラにおいて,前記制御手段は,正常に記録
できるよう修復する際に,DOSのディレクトリ領域の
ファイル名を記録する部分の先頭に消去済みファイルで
ある旨を示すコードデータが書かれていると判断した場
合には,修復後,先頭に消去済みファイルである旨を示
すコードデータが書かれているファイル名を消去するも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下,本発明のデジタルスチルビ
デオカメラの概要について,並びに,本発明のデジタル
スチルビデオカメラの一実施例について,順に図面を参
照して詳細に説明する。
【0014】〔本発明のデジタルスチルビデオカメラの
概要〕本発明の請求項1に係るデジタルスチルビデオカ
メラでは,図1に示す如く,撮像手段101〜104に
より被写体を撮像して得た画像データを記録手段150
に記録する際,画像データの管理はDOS下で機能する
管理手段109により行われている。記録手段150へ
の画像データの記録動作を制御する制御手段113は,
当該デジタルスチルビデオカメラの電源スイッチが投入
された時点で,画像データを記録手段150に記録でき
るか否かを判断して制御するようにしている。特に,請
求項2に係るデジタルスチルビデオカメラでは,制御手
段113は,画像データを記録手段150に記録できな
いと判断した場合には,正常に記録できるよう修復す
る。これにより,画像データをフラッシュメモリカード
等の記録手段150に記録する際に,障害発生時に残る
断片データやファイル消去時に残存する未消去領域をな
くすことができ,記録を常に正常に行い得ると共に,記
録手段150の有効利用を図ることができる。
【0015】また,請求項3に係るデジタルスチルビデ
オカメラでは,制御手段113は,正常に記録できるよ
う修復する際に,DOSの管理領域及びデータ領域の両
方をチェックし,請求項4に係るデジタルスチルビデオ
カメラでは,制御手段113は,正常に記録できるよう
修復する際に,DOSのディレクトリ領域のファイル名
を記録する部分の先頭に消去済みファイルである旨を示
すコードデータが書かれているか否かをチェックするよ
うにしている。特に,請求項5に係るデジタルスチルビ
デオカメラでは,制御手段113はDOSのFAT領域
をチェックし,また,請求項6に係るデジタルスチルビ
デオカメラでは,制御手段113はデータ領域の各クラ
スタの先頭から所定バイト数分のデータをチェックす
る。このように,未消去領域を電源投入時に調べて解消
するので,記録開始時には未消去領域をチェックするこ
となく記録を行うことができ,記録を常に正常に行い得
ると共に,記録手段150の有効利用を図ることができ
る。
【0016】また,請求項7に係るデジタルスチルビデ
オカメラでは,制御手段113は,正常に記録できるよ
う修復する際に,DOSのディレクトリ領域のファイル
名を記録する部分の先頭に消去済みファイルである旨を
示すコードデータが書かれていると判断した場合には,
修復後,先頭に消去済みファイルである旨を示すコード
データが書かれているファイル名を消去するようにして
いる。このように,フラッシュメモリカード等の記録手
段150の未消去領域を電源投入時に調べて解消するの
で,画像データを記録する時には未消去領域をチェック
することなく記録を行うことができ,また未消去領域に
誤って記録することを無くすことができ,結果として,
記録を常に正常に行い得ると共に,記録手段150の有
効利用を図ることができる。
【0017】〔実施例〕図1は本発明の一実施例に係る
デジタルスチルビデオカメラの構成図である。同図にお
いて,本実施例のデジタルスチルビデオカメラは,レン
ズユニット101,CCD102,CDS回路103,
A/D変換器104,IPP105,SB/FM10
6,DCT107,コーダー108,MCC109,マ
イク111,ADPCM112,CPU113,操作部
114,リモコン機能部115,及びバッテリー116
を具備して構成されている。
【0018】レンズユニット101は,レンズ部,オー
トフォーカス(AF)・絞り・フィルター部,メカ機構
等からなり,メカ機構のメカニカルシャッターは2つの
フィールドの同時露光を行う。CCD(電荷結合素子)
102は,レンズユニット101を介して入力した映像
を電気信号(アナログ画像データ)に変換する。CDS
(相関2重サンプリング)回路103は,CCD型撮像
素子に対する低雑音化のための回路である。またA/D
変換器104は,CDS回路103を介して入力したC
CD102からのアナログ画像データをデジタル画像デ
ータに変換する。
【0019】また,IPP(Image Pre-Processor )1
05は,A/D変換器104から入力したデジタル画像
データを色差と輝度に分けて各種処理,補正および画像
圧縮/伸長のためのデータ処理を施す。DCT(Discre
te Cosine Transform )107は,JPEG準拠の画像
圧縮/伸長の一過程である直交変換を行う。コーダー
(Huffman Encoder/Decoder )108は,JPEG準拠
の画像圧縮/伸長の一過程であるハフマン符号化・複合
化を行う。
【0020】MCC(Memory Card Controller)109
は,圧縮処理された画像と,マイク111から取り込ま
れデジタル化された音声を一旦蓄え,同時処理してメモ
リカード150への記録・読み出しを行う。この時,C
PU113を介さずに直接メモリカード150に高速記
録するため,動画と音声の同時記録がなされる。また,
ADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modul
ation )112は,マイク111によって入力した音声
をデジタル変換すると共に,圧縮/伸長処理を施す。更
にCPU113は,上記各部の動作を制御する。
【0021】リモコン機能部115はリモコン受信機能
を有し,操作部114は,各種ボタン・スイッチ群のキ
ー入力を行うと共に,表示パネルの表示制御を行う。ま
た,バッテリー116は上記各部に電力を供給する。更
に,図示しない表示装置が画像データ及び音声データの
供給を受けて当該デジタルスチルカメラに接続される
が,表示装置は,少なくとも液晶パネル(LCD)及び
スピーカーを備えている。
【0022】図1に示した構成において,レンズユニッ
ト101,CCD102,CDS回路103及びA/D
変換器104が撮像手段を,メモリカード150が記録
手段を,MCC109が管理手段を,それぞれ実現し,
また制御手段は,図示しないROM等のメモリに格納さ
れている制御プログラムを実行するCPU113によっ
て実現されている。
【0023】ところで,メモリカード150に画像デー
タを記録する際には,よく知られているように,記録し
たデータの記録開始アドレス,データのサイズ等のデー
タ管理用の情報が共に記録される。このようなデータ管
理を行う方法としては種々のものが用いられているが,
一例として,一般的によく知られているMS−DOSに
よるデータ管理方法について説明する。
【0024】図4は,MS−DOSによってメモリカー
ド150に画像データを記録する場合のフォーマットを
示す。MS−DOSでは,データはクラスタという単位
で管理されている。1クラスタのサイズは,フォーマッ
トの方法によって異なるが,通常512KBや1024
KB等である。記録したい画像データの量が多くなれ
ば,クラスタを複数個使用することになる。
【0025】ブートセクタ領域401は,メモリカード
150からデータを読み書きする場合に必要なパラメー
タ,即ち,FAT(ファイル・アロケーション・テーブ
ル)の数,ディレクトリエントリ数等が記録される。F
AT領域402には,データの記録に複数個のクラスタ
を使用する場合にその連鎖情報を記録する。また,ディ
レクトリエントリ領域には,図5に示すように,それぞ
れの記録したデータのファイル名501,ファイル属性
502,予約領域503,作成/更新時刻504,作成
更新日付505,ファイルの物理的位置(FAT開始番
号)506,及びファイルのサイズ507についての情
報が記録されている。
【0026】以上の構成及びデータ管理方法に基づき,
本実施例のデジタルスチルビデオカメラにおける動作例
について,図2に示す概略フローチャート,並びに,図
3に示す未消去領域チェック及び未消去領域を消去する
処理のフローチャートを参照して説明する。
【0027】先ず,図2におけるステップS201で,
当該デジタルスチルカメラの電源スイッチがオンとな
り,電源が供給される。ステップS202では,CPU
113は,メモリカード150がデジタルスチルビデオ
カメラに挿入されているかどうかをチェックしに行く。
この時,デジタルスチルビデオカメラにメモリカード1
50が挿入されていない場合には,表示装置によりメモ
リカード150が挿入されていないことを操作者に知ら
せる。
【0028】メモリカード150が挿入されている場合
には,ステップS203に進んで,メモリカード150
のアトリビュートメモリ領域に属性情報をチェックし,
メモリカード150の種類を調べに行く。メモリカード
150がフラッシュメモリ以外のメモリ,例えばSRA
M等であれば,未消去領域のチェック(ステップS20
4)及び未消去領域の消去(ステップS205)は行わ
ずに,ステップS206の記録待機状態に入る。また,
メモリカード150がフラッシュメモリである場合に
は,未消去領域のチェック(ステップS204)及び未
消去領域の消去(ステップS205)を行った後に,ス
テップS206の記録待機状態に入る。
【0029】次に,未消去領域チェック及び未消去領域
を消去する処理を,図3に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0030】デジタルスチルビデオカメラに挿入されて
いるメモリカード150がフラッシュメモリであること
を確認したら,CPU113はDOS管理領域のディレ
クトリエントリ領域403を調べに行く。これは,パソ
コンで消去されたファイルが存在するかどうかを調べに
行くものである。通常,パソコン上でファイルの消去を
行った場合,ディレクトリエントリ領域403のファイ
ル名を記録する部分の先頭には,消去済みファイルであ
る旨を示すコードデータ”E5H”が記録される。尚,
コードデータの末尾の”H”は16進数を示す添字であ
る。
【0031】即ち,ステップS301では,CPU11
3はディレクトリエントリ領域403のファイル名を記
録する部分の先頭を読み出し,コードデータ”E5H”
が書かれているかどうかを調べる。ディレクトリエント
リ領域403を全てチェックして,”E5H”が無い場
合は,パソコン上で消去されたファイルは無いというこ
とであるので,ステップS305に進んで,別の原因に
よって未消去領域が残っていないかどうかを調べに行
く。
【0032】一方,ステップS301において,コード
データ”E5H”が書かれている場合には,そのファイ
ルはパソコンで消去されたファイルであることを示すの
で,そのファイルが使用したクラスタにはデータが残っ
ていることになる。そこで,ステップS303におい
て,CPU113は,そのファイルが使用したクラスタ
を,ディレクトリエントリ領域403の先頭クラスタ記
録部分とFAT領域402より割り出す。ステップS3
04では,使用されていたクラスタとして割り出された
クラスタのデータを全て消去する。データを消去後,使
用していたFAT領域402とコードデータ”E5H”
の記録されているディレクトリエントリ領域を消去す
る。
【0033】次に,ステップS305以降の,別の原因
によって未消去領域が残っていないかどうかのチェック
について説明する。通常,FAT領域402において,
あるクラスタのFATデータが,例えば12ビットFA
Tの場合に”000H”,16ビットFATの場合に”
0000H”であれば,そのクラスタは記録可能領域と
して扱われる。
【0034】従って,ステップS305では,CPU1
13はFAT領域を読み出し,記録可能であるクラスタ
を調べに行く。記録可能であるクラスタのチェックが終
わると,ステップS306で,記録可能であるクラスタ
の先頭アドレスを計算し,その先頭アドレスより所定バ
イト数(例えば,16バイト)分のデータを読み出す。
尚,この所定バイト数は,例えばEEPROM等の記憶
手段に記録しておき,設定変更することができる。
【0035】つまり,もし何らかの原因でデータが消去
されずに残っていたなら,データは常にクラスタの先頭
より記録されるから,先頭が何バイトか読み出せば分か
ることになる。従って,ステップS307では,所定バ
イト数のデータが全て”FFH”であれば,そのクラス
タは消去されているクラスタであると判断し,そうでな
ければ未消去クラスタとして判断する。
【0036】ステップS307で未消去クラスタと判断
したら,ステップS308に進んで,そのクラスタを全
て消去する。更に,ステップS309では終了判断を行
い,全てのクラスタについて未消去領域のチェック及び
未消去領域の消去処理が行われ,チェック完了した場合
には終了する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の請求項1
に係るデジタルスチルビデオカメラによれば,撮像手段
により被写体を撮像して得た画像データを記録手段に記
録する際の画像データの管理をDOS下で機能する管理
手段により行い,記録手段への画像データの記録動作を
制御する制御手段は,当該デジタルスチルビデオカメラ
の電源スイッチが投入された時点で,画像データを記録
手段に記録できるか否かを判断して制御することとし,
特に,請求項2に係るデジタルスチルビデオカメラによ
れば,制御手段は,画像データを記録手段に記録できな
いと判断した場合には,正常に記録できるよう修復する
こととしたので,画像データをフラッシュメモリカード
等の記録手段に記録する際に,障害発生時に残る断片デ
ータやファイル消去時に残存する未消去領域をなくすこ
とができ,記録を常に正常に行い得ると共に,記録手段
の有効利用を図り得るデジタルスチルビデオカメラを提
供することができる。
【0038】また,請求項3に係るデジタルスチルビデ
オカメラによれば,制御手段は,正常に記録できるよう
修復する際に,DOSの管理領域及びデータ領域の両方
をチェックし,請求項4に係るデジタルスチルビデオカ
メラによれば,制御手段は,正常に記録できるよう修復
する際に,DOSのディレクトリ領域のファイル名を記
録する部分の先頭に消去済みファイルである旨を示すコ
ードデータが書かれているか否かをチェックすることと
し,特に,請求項5に係るデジタルスチルビデオカメラ
によれば,制御手段はDOSのFAT領域をチェック
し,また,請求項6に係るデジタルスチルビデオカメラ
によれば,制御手段はデータ領域の各クラスタの先頭か
ら所定バイト数分のデータをチェックする。このよう
に,未消去領域を電源投入時に調べて解消するので,記
録開始時には未消去領域をチェックすることなく記録を
行うことができ,記録を常に正常に行い得ると共に,記
録手段の有効利用を図り得るデジタルスチルビデオカメ
ラを提供することができる。
【0039】また,請求項7に係るデジタルスチルビデ
オカメラによれば,制御手段は,正常に記録できるよう
修復する際に,DOSのディレクトリ領域のファイル名
を記録する部分の先頭に消去済みファイルである旨を示
すコードデータが書かれていると判断した場合には,修
復後,先頭に消去済みファイルである旨を示すコードデ
ータが書かれているファイル名を消去することとし,フ
ラッシュメモリカード等の記録手段の未消去領域を電源
投入時に調べて解消するので,画像データを記録する時
には未消去領域をチェックすることなく記録を行うこと
ができ,また未消去領域に誤って記録することを無くす
ことができ,結果として,記録を常に正常に行い得ると
共に,記録手段の有効利用を図り得るデジタルスチルビ
デオカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデジタルスチルビデオ
カメラの構成図である。
【図2】実施例のデジタルスチルビデオカメラにおける
動作例を説明する概略フローチャートである。
【図3】実施例のデジタルスチルビデオカメラにおける
未消去領域チェック及び未消去領域を消去する処理を説
明するフローチャートである。
【図4】MS−DOSによってメモリカードに画像デー
タを記録する場合のフォーマットの説明図である。
【図5】ディレクトリエントリのフォーマットの説明図
である。
【符号の説明】
101 レンズユニット 102 CCD(電荷結合素子) 103 CDS(相関2重サンプリング)回路 104 A/D変換器 105 IPP(Image Pre-Processor ) 106 SB/FM 107 DCT(Discrete Cosine Transform ) 108 コーダー(Huffman Encoder/Decoder ) 109 MCC(Memory Card Controller) 111 マイク 112 ADPCM(Adaptive Differential Pulse
Code Modulation ) 113 CPU 114 操作部 115 リモコン機能部 116 バッテリ 150 メモリカード 401 ブートセレクタ 402 FAT領域 403 ディレクトリエントリ領域 404 クラスタ領域 501 ファイル名 502 属性 503 予約領域 504 更新時間 505 更新日付 506 FAT開始番号 507 ファイルサイズ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して画像データを得る撮像
    手段と,前記画像データを記録する記録手段と,前記記
    録された画像データをDOS(ディスク・オペレーティ
    ング・システム)の下で管理する管理手段と,前記記録
    手段への画像データの記録動作を制御する制御手段と,
    を有し,前記制御手段は,当該デジタルスチルビデオカ
    メラの電源スイッチが投入された時点で,前記画像デー
    タを前記記録手段に記録できるか否かを判断して制御す
    ることを特徴とするデジタルスチルビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は,当該デジタルスチルビ
    デオカメラの電源スイッチが投入された時点で,前記画
    像データを前記記録手段に記録できないと判断した場合
    には,正常に記録できるよう修復することを特徴とする
    請求項1記載のデジタルスチルビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は,正常に記録できるよう
    修復する際に,DOSの管理領域及びデータ領域の両方
    をチェックすることを特徴とする請求項2記載のデジタ
    ルスチルビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は,正常に記録できるよう
    修復する際に,DOSのディレクトリ領域のファイル名
    を記録する部分の先頭に消去済みファイルである旨を示
    すコードデータが書かれているか否かをチェックするこ
    とを特徴とする請求項2または3記載のデジタルスチル
    ビデオカメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は,正常に記録できるよう
    修復する際に,DOSのFAT(ファイル・アロケーシ
    ョン・テーブル)領域をチェックすることを特徴とする
    請求項2,3または4記載のデジタルスチルビデオカメ
    ラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は,正常に記録できるよう
    修復する際に,データ領域の各クラスタの先頭から所定
    バイト数分のデータをチェックすることを特徴とする請
    求項2,3,4または5記載のデジタルスチルビデオカ
    メラ。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は,正常に記録できるよう
    修復する際に,DOSのディレクトリ領域のファイル名
    を記録する部分の先頭に消去済みファイルである旨を示
    すコードデータが書かれていると判断した場合には,修
    復後,先頭に消去済みファイルである旨を示すコードデ
    ータが書かれているファイル名を消去することを特徴と
    する請求項4,5または6記載のデジタルスチルビデオ
    カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006085380A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Toshiba Corp ファイルストレージデバイス、プログラム、及び不揮発性半導体メモリの書込方法
JP2011145908A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Panasonic Corp 情報記録再生装置

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