JPH09252416A - Ｃｒｔ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路 - Google Patents
Ｃｒｔ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路Info
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- JPH09252416A JPH09252416A JP8059093A JP5909396A JPH09252416A JP H09252416 A JPH09252416 A JP H09252416A JP 8059093 A JP8059093 A JP 8059093A JP 5909396 A JP5909396 A JP 5909396A JP H09252416 A JPH09252416 A JP H09252416A
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- H04N5/7416—Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor involving the use of a spatial light modulator, e.g. a light valve, controlled by a video signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部からワンタッチで垂直偏向の極性の切り
替えが可能なＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替
回路を得る。 【解決手段】 ＣＲＴ−プロジェクタを、天吊りタイプ
から床置きタイプに変更する場合は、外部より垂直偏向
極性切替信号を受信し、入力鋸波形極性切替回路１１が
Ｖ．ＳＡＷの極性を切り替える。入力鋸波形の極性を切
り替えると共に、電源切替回路１２、１３が垂直偏向用
出力増幅器１４の駆動電源電圧を切り替える。これによ
り垂直偏向ヨーク１５へ印加される電圧の波形の極性を
反転させる。さらに、水平偏向・コンバーゼンス・フォ
ーカスの各出力回路１９、２０、２１用の、補正波形の
垂直系データの極性、および垂直偏向の極性の切り替え
を行う。これにより、セットの電源を切らずに、トップ
カバーも開けることなく垂直偏向極性の切り替えが出来
る。
替えが可能なＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替
回路を得る。 【解決手段】 ＣＲＴ−プロジェクタを、天吊りタイプ
から床置きタイプに変更する場合は、外部より垂直偏向
極性切替信号を受信し、入力鋸波形極性切替回路１１が
Ｖ．ＳＡＷの極性を切り替える。入力鋸波形の極性を切
り替えると共に、電源切替回路１２、１３が垂直偏向用
出力増幅器１４の駆動電源電圧を切り替える。これによ
り垂直偏向ヨーク１５へ印加される電圧の波形の極性を
反転させる。さらに、水平偏向・コンバーゼンス・フォ
ーカスの各出力回路１９、２０、２１用の、補正波形の
垂直系データの極性、および垂直偏向の極性の切り替え
を行う。これにより、セットの電源を切らずに、トップ
カバーも開けることなく垂直偏向極性の切り替えが出来
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＲＴ−プロジェ
クタの垂直偏向極性切替回路に関する。
クタの垂直偏向極性切替回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向
極性切替回路の構成例を図５のブロック図に示す。本従
来例のＣＲＴ−プロジェクタは、天吊りタイプから床置
きタイプに変更する場合（以下、垂直偏向極性切替とも
言う。）、垂直偏向用コイルコネクタ３１を垂直偏向極
性切替コネクタ３２から、垂直偏向極性切替コネクタ３
３へ挿入する場所を切り替えることで、垂直用偏向コイ
ル３５に出力する垂直偏向電流の向きを４０から４１へ
切り替えることで、垂直偏向の極性の切り替えを行って
いる。
極性切替回路の構成例を図５のブロック図に示す。本従
来例のＣＲＴ−プロジェクタは、天吊りタイプから床置
きタイプに変更する場合（以下、垂直偏向極性切替とも
言う。）、垂直偏向用コイルコネクタ３１を垂直偏向極
性切替コネクタ３２から、垂直偏向極性切替コネクタ３
３へ挿入する場所を切り替えることで、垂直用偏向コイ
ル３５に出力する垂直偏向電流の向きを４０から４１へ
切り替えることで、垂直偏向の極性の切り替えを行って
いる。
【０００３】また、垂直偏向の極性の切り替えを、垂直
偏向極性切替コネクタ３２、垂直偏向極性切替コネクタ
３３より検出し、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカ
スの各回路用補正波形の垂直系データを、切替回路３
６、３７、３８により各回路の垂直系の補正データを切
り替えて設定している。
偏向極性切替コネクタ３２、垂直偏向極性切替コネクタ
３３より検出し、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカ
スの各回路用補正波形の垂直系データを、切替回路３
６、３７、３８により各回路の垂直系の補正データを切
り替えて設定している。
【０００４】本発明と技術分野が類似する特開昭６１−
１８６０７９号の「テレビカメラ用電子ビューファイン
ダ」では、テレビカメラ本体への取付方向に応じて自動
的に切り替わる切替接点を内蔵し、テレビカメラ本体へ
の取付け操作により、この切替接点を介してＣＲＴの垂
直、水平偏向コイルに印加される電圧の極性を反転させ
るように構成している。この構成により、使用者に応じ
てテレビカメラ本体に対する取付位置を左右何れかに変
更した場合でも、スイッチの人為的な操作等を全く要す
ることなく、ファインダ上に常に正立像を出画させるこ
とができる、としている。
１８６０７９号の「テレビカメラ用電子ビューファイン
ダ」では、テレビカメラ本体への取付方向に応じて自動
的に切り替わる切替接点を内蔵し、テレビカメラ本体へ
の取付け操作により、この切替接点を介してＣＲＴの垂
直、水平偏向コイルに印加される電圧の極性を反転させ
るように構成している。この構成により、使用者に応じ
てテレビカメラ本体に対する取付位置を左右何れかに変
更した場合でも、スイッチの人為的な操作等を全く要す
ることなく、ファインダ上に常に正立像を出画させるこ
とができる、としている。
【０００５】学会誌・論文の「入門 ＡＶ電子回路」
（発行日：昭和６３年３月１日、筆者：北村 昌和、平
野 力、友田 克明）８５〜８６頁および図４−４４、
４５には、電磁偏向回路に関する記述がある。
（発行日：昭和６３年３月１日、筆者：北村 昌和、平
野 力、友田 克明）８５〜８６頁および図４−４４、
４５には、電磁偏向回路に関する記述がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のＣＲＴ−プロジェクタは、天吊りタイプから床置き
タイプに変更する場合、垂直偏向の極性を切り替えるた
めに、コネクタの挿入場所を変更し、垂直用偏向コイル
に出力する垂直偏向電流の向きを変える必要がある。こ
の切替えに係る垂直偏向回路出力増幅器は、消費電力低
減の為に、垂直トレース期間と垂直リトレース期間のプ
ラス電源を切り替える、ポンプアップ回路３９のみで構
成されている。従って、切替作業においてセットの電源
を切り、しかもトップカバーを開けなくてはならない問
題点を伴う。
来のＣＲＴ−プロジェクタは、天吊りタイプから床置き
タイプに変更する場合、垂直偏向の極性を切り替えるた
めに、コネクタの挿入場所を変更し、垂直用偏向コイル
に出力する垂直偏向電流の向きを変える必要がある。こ
の切替えに係る垂直偏向回路出力増幅器は、消費電力低
減の為に、垂直トレース期間と垂直リトレース期間のプ
ラス電源を切り替える、ポンプアップ回路３９のみで構
成されている。従って、切替作業においてセットの電源
を切り、しかもトップカバーを開けなくてはならない問
題点を伴う。
【０００７】本発明は、外部からワンタッチで垂直偏向
の極性の切り替えが可能なＣＲＴ−プロジェクタの垂直
偏向極性切替回路を提供することを目的とする。
の極性の切り替えが可能なＣＲＴ−プロジェクタの垂直
偏向極性切替回路を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替
回路は、垂直偏向ヨークを駆動する垂直偏向用出力増幅
器へ入力される入力鋸波形の極性を切り替える入力鋸波
形極性切替手段と、入力鋸波形の極性を検出し垂直偏向
用出力増幅器の駆動電源電圧を切り替える電源切替手段
と、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカスの各回路用
補正波形の垂直系データを切り替える垂直系切替手段と
を有し、垂直偏向の切り替えを行うことを特徴としてい
る。
め、本発明のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替
回路は、垂直偏向ヨークを駆動する垂直偏向用出力増幅
器へ入力される入力鋸波形の極性を切り替える入力鋸波
形極性切替手段と、入力鋸波形の極性を検出し垂直偏向
用出力増幅器の駆動電源電圧を切り替える電源切替手段
と、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカスの各回路用
補正波形の垂直系データを切り替える垂直系切替手段と
を有し、垂直偏向の切り替えを行うことを特徴としてい
る。
【０００９】また、上記の垂直偏向の切り替えは、入力
鋸波形極性切替手段が電源切替手段と垂直系切替手段の
切替動作を制御して行い、切換動作の制御は、入力鋸波
形極性切替手段が垂直偏向極性切替信号を受信し、この
垂直偏向極性切替信号に基づいて行うとよい。
鋸波形極性切替手段が電源切替手段と垂直系切替手段の
切替動作を制御して行い、切換動作の制御は、入力鋸波
形極性切替手段が垂直偏向極性切替信号を受信し、この
垂直偏向極性切替信号に基づいて行うとよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よるＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路の実
施の形態を詳細に説明する。図１〜図４を参照すると本
発明のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路の
一実施形態が示されている。図１は本実施形態のＣＲＴ
−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路の回路構成例を
示すブロック図である。また、図２〜図４は本実施形態
の動作を説明するための波形図である。
よるＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路の実
施の形態を詳細に説明する。図１〜図４を参照すると本
発明のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路の
一実施形態が示されている。図１は本実施形態のＣＲＴ
−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路の回路構成例を
示すブロック図である。また、図２〜図４は本実施形態
の動作を説明するための波形図である。
【００１１】図１に示したＣＲＴ−プロジェクタの垂直
偏向極性切替回路は、入力鋸波形極性切替回路１１、プ
ラス電源切替回路１２、マイナス電源切替回路１３、垂
直偏向用出力増幅器１４、垂直偏向ヨーク１５、水平偏
向回路用補正波形の垂直系データ切替回路１６、コンバ
ーゼンス回路用補正波形の垂直系データ切替回路１７、
フォーカス回路用補正波形の垂直系データ切替回路１
８、水平偏向出力回路１９、コンバーゼンス出力回路２
０、フォーカス出力回路２１を有して構成される。
偏向極性切替回路は、入力鋸波形極性切替回路１１、プ
ラス電源切替回路１２、マイナス電源切替回路１３、垂
直偏向用出力増幅器１４、垂直偏向ヨーク１５、水平偏
向回路用補正波形の垂直系データ切替回路１６、コンバ
ーゼンス回路用補正波形の垂直系データ切替回路１７、
フォーカス回路用補正波形の垂直系データ切替回路１
８、水平偏向出力回路１９、コンバーゼンス出力回路２
０、フォーカス出力回路２１を有して構成される。
【００１２】上記構成のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏
向極性切替回路において、図２は入力鋸波形極性切替回
路１１へ入力される鋸波形の形態を示す。図２におい
て、（ａ）がプラス鋸波形（＋Ｖ．ＳＡＷ）、（ｂ）が
マイナス鋸波形（−Ｖ．ＳＡＷ）の波形例をそれぞれ表
している。
向極性切替回路において、図２は入力鋸波形極性切替回
路１１へ入力される鋸波形の形態を示す。図２におい
て、（ａ）がプラス鋸波形（＋Ｖ．ＳＡＷ）、（ｂ）が
マイナス鋸波形（−Ｖ．ＳＡＷ）の波形例をそれぞれ表
している。
【００１３】図３は、垂直偏向用出力増幅器１４へ印加
される駆動電源電圧の波形の形態を示す図である。
（ａ）がプラス鋸波形（＋Ｖ．ＳＡＷ）入力時の印加電
圧波形、（ｂ）がマイナス鋸波形（−Ｖ．ＳＡＷ）入力
時の印加電圧波形の波形例をそれぞれ表している。図３
（ａ）および（ｂ）中のプラス電源はプラス電源切替回
路１２、マイナス電源はマイナス電源切替回路１３、に
よりそれぞれ切替えて印加される。なお、この印加する
電源の切替えは、それぞれの電源切替回路１２、１３へ
入力される垂直偏向極性切替検出信号に基づく。
される駆動電源電圧の波形の形態を示す図である。
（ａ）がプラス鋸波形（＋Ｖ．ＳＡＷ）入力時の印加電
圧波形、（ｂ）がマイナス鋸波形（−Ｖ．ＳＡＷ）入力
時の印加電圧波形の波形例をそれぞれ表している。図３
（ａ）および（ｂ）中のプラス電源はプラス電源切替回
路１２、マイナス電源はマイナス電源切替回路１３、に
よりそれぞれ切替えて印加される。なお、この印加する
電源の切替えは、それぞれの電源切替回路１２、１３へ
入力される垂直偏向極性切替検出信号に基づく。
【００１４】図４は、垂直偏向用出力増幅器１４の出力
波形であり、垂直偏向ヨーク１５へ印加される電圧の波
形である。図４の（ａ）および（ｂ）は、図２および図
３の（ａ）および（ｂ）に対応した波形である。
波形であり、垂直偏向ヨーク１５へ印加される電圧の波
形である。図４の（ａ）および（ｂ）は、図２および図
３の（ａ）および（ｂ）に対応した波形である。
【００１５】以上の各構成部で構成される本実施形態の
ＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路では、Ｃ
ＲＴ−プロジェクタを天吊りタイプから床置きタイプに
変更する場合に、垂直偏向極性切替信号を入力鋸波形極
性切替回路１１が受信し、プラス鋸波形とマイナス鋸波
形とに切り替えて垂直偏向出力増幅器ｌ４へ出力する。
ＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路では、Ｃ
ＲＴ−プロジェクタを天吊りタイプから床置きタイプに
変更する場合に、垂直偏向極性切替信号を入力鋸波形極
性切替回路１１が受信し、プラス鋸波形とマイナス鋸波
形とに切り替えて垂直偏向出力増幅器ｌ４へ出力する。
【００１６】垂直偏向出力増幅器１４は、入力鋸波形極
性切替回路１１から出力される±Ｖ．ＳＡＷの電圧を増
幅して出力する増幅器であり、垂直偏向ヨーク１５に垂
直偏向電流を出力する。垂直偏向ヨーク１５は、ＣＲＴ
の電子銃から発射された電子ビームを上下に偏向し、Ｃ
ＲＴの蛍光体上にラスタを制御するためのコイルであ
る。
性切替回路１１から出力される±Ｖ．ＳＡＷの電圧を増
幅して出力する増幅器であり、垂直偏向ヨーク１５に垂
直偏向電流を出力する。垂直偏向ヨーク１５は、ＣＲＴ
の電子銃から発射された電子ビームを上下に偏向し、Ｃ
ＲＴの蛍光体上にラスタを制御するためのコイルであ
る。
【００１７】プラス電源切替回路１２は、図３（ａ）に
示すように、プラス鋸波形が垂直偏向出力増幅器１４に
入力された時、垂直リトレース期間のみプラスの出力段
用電圧を高くし、更にマイナスの出力段用電圧は垂直リ
トレース期間の電源切替をしない。また、マイナス電源
切替回路１３は、図３（ｂ）に示すように、マイナス鋸
波形が垂直偏向出力増幅器１４に入力された時、垂直リ
トレース期間のみマイナスの出力段用電圧を高くする。
更にプラスの出力段用電圧は、垂直リトレース期間の、
電源の切り替えをしない。従って、±Ｖ．ＳＡＷの電圧
のどちらが、垂直偏向出力増幅器１４に入力されても、
偏向することができ、しかも、低消費電力化を図れる。
示すように、プラス鋸波形が垂直偏向出力増幅器１４に
入力された時、垂直リトレース期間のみプラスの出力段
用電圧を高くし、更にマイナスの出力段用電圧は垂直リ
トレース期間の電源切替をしない。また、マイナス電源
切替回路１３は、図３（ｂ）に示すように、マイナス鋸
波形が垂直偏向出力増幅器１４に入力された時、垂直リ
トレース期間のみマイナスの出力段用電圧を高くする。
更にプラスの出力段用電圧は、垂直リトレース期間の、
電源の切り替えをしない。従って、±Ｖ．ＳＡＷの電圧
のどちらが、垂直偏向出力増幅器１４に入力されても、
偏向することができ、しかも、低消費電力化を図れる。
【００１８】水平偏向回路用補正波形の垂直系データ切
替回路１６は、入力鋸波形極性切替回路１１から、鋸波
形（Ｖ．ＳＡＷ）のプラス／マイナスの極性が切り替わ
った信号を自動的に検出して、水平偏向回路用補正波形
の垂直系データを切り替えて、水平偏向出力回路１９に
補正波形を出力する。
替回路１６は、入力鋸波形極性切替回路１１から、鋸波
形（Ｖ．ＳＡＷ）のプラス／マイナスの極性が切り替わ
った信号を自動的に検出して、水平偏向回路用補正波形
の垂直系データを切り替えて、水平偏向出力回路１９に
補正波形を出力する。
【００１９】コンバーゼンス回路用補正波形の垂直系デ
ータ切替回路１７は、入力鋸波形極性切替回路１１か
ら、Ｖ．ＳＡＷの極性が切り替わった信号を自動的に検
出して、コンバーゼンス回路用補正波形の垂直系データ
を切り替えて、コンバーゼンス回路２０に補正波形を出
力する。
ータ切替回路１７は、入力鋸波形極性切替回路１１か
ら、Ｖ．ＳＡＷの極性が切り替わった信号を自動的に検
出して、コンバーゼンス回路用補正波形の垂直系データ
を切り替えて、コンバーゼンス回路２０に補正波形を出
力する。
【００２０】フォーカス補正波形の垂直系データ切替回
路１８は、入力鋸波形極性切替回路１１から、Ｖ．ＳＡ
Ｗの極性が切り替わった信号を検出して、フォーカス出
力回路２１へ垂直系補正波形データを切り替えて補正波
形を出力する。
路１８は、入力鋸波形極性切替回路１１から、Ｖ．ＳＡ
Ｗの極性が切り替わった信号を検出して、フォーカス出
力回路２１へ垂直系補正波形データを切り替えて補正波
形を出力する。
【００２１】本実施形態によれば、ＣＲＴ−プロジェク
タを、天吊りタイプから床置きタイプに変更する場合
は、外部より垂直偏向極性切替信号を受信し、Ｖ．ＳＡ
Ｗの極性を切り替えることで、水平偏向・コンバーゼン
ス・フォーカスの各出力回路用の、補正波形の垂直系デ
ータの極性、および垂直偏向の極性の切り替えができ
る。これにより、垂直偏向極性切替を行う時、セットの
電源を切らずに、しかも、トップカバーも開ける必要も
なく垂直偏向極性切替が出来るようになる。また、垂直
偏向極性切替時に、最適な垂直偏向出力増幅器の電源電
圧を切り替えるので低消費電力化が可能になり、水平偏
向・コンバーゼンス・フォーカス回路の無調整化が容易
に可能となる。
タを、天吊りタイプから床置きタイプに変更する場合
は、外部より垂直偏向極性切替信号を受信し、Ｖ．ＳＡ
Ｗの極性を切り替えることで、水平偏向・コンバーゼン
ス・フォーカスの各出力回路用の、補正波形の垂直系デ
ータの極性、および垂直偏向の極性の切り替えができ
る。これにより、垂直偏向極性切替を行う時、セットの
電源を切らずに、しかも、トップカバーも開ける必要も
なく垂直偏向極性切替が出来るようになる。また、垂直
偏向極性切替時に、最適な垂直偏向出力増幅器の電源電
圧を切り替えるので低消費電力化が可能になり、水平偏
向・コンバーゼンス・フォーカス回路の無調整化が容易
に可能となる。
【００２２】尚、上述の本実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるが本発明はこれに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形
実施可能である。例えば、上記の実施形態では、垂直偏
向の極性切替、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカス
回路用補正波形の垂直系データの極性切替について述べ
たが、ビデオ回路系用補正波形の垂直系データの極性切
替についても適用することができる。
施の一例ではあるが本発明はこれに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形
実施可能である。例えば、上記の実施形態では、垂直偏
向の極性切替、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカス
回路用補正波形の垂直系データの極性切替について述べ
たが、ビデオ回路系用補正波形の垂直系データの極性切
替についても適用することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路は、垂
直偏向ヨークを駆動する垂直偏向用出力増幅器へ入力さ
れる入力鋸波形の極性を切り替え、入力鋸波形の極性を
検出し垂直偏向用出力増幅器の駆動電源電圧を切り替え
る。さらに、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカスの
各回路用補正波形の垂直系データを切り替え、垂直偏向
の切り替えを行う。これにより、垂直偏向極性の切り替
えを行う時、セットの電源を切らずに、しかも、トップ
カバーも開ける必要もなく、外部からの入力信号により
垂直偏向極性の切り替えが可能となる。また、垂直偏向
極性切替時に、垂直偏向出力増幅器の電源電圧を最適条
件で切り替え、低消費電力化が容易となり、水平偏向・
コンバーゼンス・フォーカス回路の無調整化が図れる。
のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路は、垂
直偏向ヨークを駆動する垂直偏向用出力増幅器へ入力さ
れる入力鋸波形の極性を切り替え、入力鋸波形の極性を
検出し垂直偏向用出力増幅器の駆動電源電圧を切り替え
る。さらに、水平偏向・コンバーゼンス・フォーカスの
各回路用補正波形の垂直系データを切り替え、垂直偏向
の切り替えを行う。これにより、垂直偏向極性の切り替
えを行う時、セットの電源を切らずに、しかも、トップ
カバーも開ける必要もなく、外部からの入力信号により
垂直偏向極性の切り替えが可能となる。また、垂直偏向
極性切替時に、垂直偏向出力増幅器の電源電圧を最適条
件で切り替え、低消費電力化が容易となり、水平偏向・
コンバーゼンス・フォーカス回路の無調整化が図れる。
【図１】本発明のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性
切替回路の実施形態を示す要部の回路構成ブロック図で
ある。
切替回路の実施形態を示す要部の回路構成ブロック図で
ある。
【図２】垂直極性切替時の入力鋸波形例を示す図であ
る。
る。
【図３】プラス・マイナス電源の切替波形例を示す図で
ある。
ある。
【図４】垂直偏向ヨークの駆動電源の切替波形例を示す
図である。
図である。
【図５】従来のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切
替回路の構成例を示すブロック図である。
替回路の構成例を示すブロック図である。
１１ 入力鋸波形極性切替回路 １２ プラス電源切替回路 １３ マイナス電源切替回路 １４ 垂直偏向用出力増幅器 １５ 垂直偏向ヨーク １６ 水平偏向補正波形の垂直系データ切替回路 １７ コンバーゼンス補正波形の垂直系データ切替回路 １８ フォーカス補正波形の垂直系データ切替回路 １９ 水平偏向出力回路 ２０ コンバーゼンス出力回路 ２１ フォーカス出力回路
Claims (3)
- 【請求項１】 垂直偏向ヨークを駆動する垂直偏向用出
力増幅器へ入力される入力鋸波形の極性を切り替える入
力鋸波形極性切替手段と、 前記入力鋸波形の極性を検出し前記垂直偏向用出力増幅
器の駆動電源電圧を切り替える電源切替手段と、 水平偏向・コンバーゼンス・フォーカスの各回路用補正
波形の垂直系データを切り替える垂直系切替手段とを有
し、 垂直偏向の切り替えを行うことを特徴とするＣＲＴ−プ
ロジェクタの垂直偏向極性切替回路。 - 【請求項２】 前記垂直偏向の切り替えは、前記入力鋸
波形極性切替手段が前記電源切替手段と垂直系切替手段
の切替動作を制御して垂直偏向の切り替えを行うことを
特徴とする請求項１記載のＣＲＴ−プロジェクタの垂直
偏向極性切替回路。 - 【請求項３】 前記切換動作の制御は、入力鋸波形極性
切替手段が垂直偏向極性切替信号を受信し、該垂直偏向
極性切替信号に基づいて行うことを特徴とする請求項２
記載のＣＲＴ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059093A JPH09252416A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | Ｃｒｔ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路 |
| DE19710511A DE19710511A1 (de) | 1996-03-15 | 1997-03-13 | Vertikalablenkungspolaritätsumschaltschaltung für einen Kathodenstrahlröhrenprojektor |
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| JP8059093A JPH09252416A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | Ｃｒｔ−プロジェクタの垂直偏向極性切替回路 |
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Family
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Family Applications (1)
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