JPH09251781A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH09251781A
JPH09251781A JP8088849A JP8884996A JPH09251781A JP H09251781 A JPH09251781 A JP H09251781A JP 8088849 A JP8088849 A JP 8088849A JP 8884996 A JP8884996 A JP 8884996A JP H09251781 A JPH09251781 A JP H09251781A
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signal
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output circuit
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JP8088849A
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Inventor
Eiji Ohashi
栄治 大橋
Katsuhiro Shimazu
勝博 嶋津
Jun Miura
純 三浦
Satoshi Kawabata
諭 川畑
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOSFETのプロセスバラツキに対応して
ノイズ低減と動作速度の向上とを可能にした出力回路を
備えた半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 1つの出力端子に対してMOSFETに
より構成されてなる第1の出力回路と第2の出力回路と
を設け、出力すべき内部信号の遷移時間をMOSFET
により構成された遷移検出回路で検出し、かかる遷移検
出回路の出力信号により上記遷移時間に対応して上記第
2の出力回路を動作状態にする制御信号を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、MOSFET(絶縁ゲート型電界効果トラ
ンジスタ)により構成され、主として複数ビットの単位
でのデータの出力を行う機能を持つRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)の出力ノイズ対策技術に利用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MOSFETで構成されたスタティック
型RAMやダイナミック型RAM等のようなMOSメモ
リの出力回路は、比較的大きな負荷容量を駆動するため
に比較的大きな駆動電流を流すようにする必要がある。
特に、複数ビットの単位で読み出しデータを出力させる
出力回路では、上記負荷を駆動するために大きな駆動電
流が流れ、無視できないノイズを半導体集積回路装置内
部の電源線や回路の接地線に発生させる。そこで、複数
ビットからなるデータを出力させるときには、遅延回路
を用いて順次に遅延させ、各出力回路での出力電流を時
間的に分散させることにより上記ノイズの発生を低減さ
せるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように時間的に
分散させて出力信号を出力させるものでは、メモリアク
セスを開始してから最後に読み出されるデータを待って
データの取り込みを行う必要があるために、実質的なメ
モリアクセスタイムが遅くなってしまうという問題があ
る。また、1ビットの単位でのデータを出力する出力回
路においても、MOSFETの比較的大きなプロセスバ
ラツキを考慮し、そのノイズ発生の観点からの最もコン
ダクタンスが大きくされたワーストケースを想定してM
OSFETの設計値を決めるこめに、プロセスバラツキ
によりコンダクタンスが小さくされたものでは動作速度
が遅くなってしまう。
【0004】この発明の目的は、MOSFETのプロセ
スバラツキに対応してノイズ低減と動作速度の向上とを
可能にした出力回路を備えた半導体集積回路装置を提供
することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目
的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から
明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、1つの出力端子に対してM
OSFETにより構成されてなる第1の出力回路と第2
の出力回路とを設け、出力すべき内部信号の遷移時間を
MOSFETにより構成された遷移検出回路で検出し、
かかる遷移検出回路の出力信号により上記遷移時間に対
応して上記第2の出力回路を動作状態にする制御信号を
形成する。
【0006】本願において開示される発明のうち他の代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りであ
る。複数からなる内部信号をそれぞれに対応した複数か
らなる出力端子へ送出する複数の出力回路と、上記複数
からなる内部信号をそれぞれ時間差を持って対応する上
記出力回路の入力に伝える第1の信号伝達回路と、上記
複数からなる内部信号を同時に対応する上記出力回路の
入力に伝える第2の信号伝達回路と、MOSFETによ
り構成され、上記内部信号の遷移時間を検出する遷移検
出回路とを備え、かかる遷移検出回路により検出された
遷移時間に対応させて第2の信号伝達回路により信号伝
達を行い、かかる遷移時間経過後には上記第1の信号伝
達回路により信号伝達を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、この発明に係る出力回
路の一実施例の回路図が示されている。同図の各回路素
子は、公知の半導体集積回路の製造技術により、図示し
ない他の内部回路とともに1個の半導体基板上において
形成される。同図において、Pチャンネル型MOSFE
Tは、そのゲート部分に矢印を付すことによりNチャン
ネル型MOSFETと区別される。このことは、以下の
図面においても同様である。
【0008】この実施例では、出力端子5に対して第1
と第2からなる2つの出力回路3と4が設けられる。第
1の出力回路3は、Pチャンネル型MOSFETQ1と
Nチャンネル型MOSFETQ2からなる出力MOSF
ETからなるCMOS出力回路から構成される。第2の
出力回路4も上記同様にPチャンネル型MOSFETQ
3とNチャンネル型MOSFETQ4からなるCMOS
出力回路から構成される。
【0009】上記第1の出力回路3は、定常的に動作さ
せられる第1の出力回路を構成し、その入力部には、ナ
ンドゲート回路G1とノアゲート回路G2及びインバー
タ回路N3からなる駆動回路が設けられる。上記ナンド
ゲート回路G1の一方の入力とインバータ回路N3の入
力には、出力制御信号8が供給される。上記インバータ
回路N3の出力信号は、上記ノアゲート回路G2の一方
の入力に供給される。上記出力回路3は、上記出力制御
信号8がハイレベルにされたとき上記ゲート回路G1と
G2がゲートを開いて、インバータ回路N1とN2を通
した内部信号1が対応した出力信号を形成する。上記出
力制御信号8がロウレベルのときには、上記ゲート回路
G1とG2が共にゲートを閉じて、出力MOSFETQ
1とQ2が共にオフ状態にされ、出力端子5はハイイン
ピーダンス状態にされる。
【0010】上記出力回路3は、MOSFETのプロセ
スバラツキによって最もコンダクタンスが大きくされた
ときでも、電源線や接地線に発生するノイズが問題にな
らない程度のコンダクタンスを持つように設計される。
第2の出力回路4は、上記MOSFETのプロセスバラ
ツキによって最もコンダクタンスが小さくされたとき、
それが動作状態にされ、上記出力回路3の動作状態とが
合わさったときでも電源線や接地線に発生するノイズが
問題にならない程度の比較的小さなコンダクタンスを持
つように設計される。
【0011】上記第1の出力回路3は、MOSFETの
プロセスバラツキによりコンダクタンスが小さくなった
とき、当然のように電源線や接地線に発生するノイズは
問題にならない反面、出力端子5に流れる駆動電流がそ
の分小さくなって出力信号の変化速度が遅くなってしま
うという問題がある。このような動作速度の低下を補う
ように上記第2の出力回路4の動作が制御される。つま
り、上記のようにプロセスバラツキによりMOSFET
のコンダクタンスが小さくなったときには、上記第2の
出力回路4が動作して、その低下を補うように動作して
上記動作速度の低下を補う。
【0012】遷移検出回路4は、MOSFETにより構
成された縦列形態に接続されたインバータ回路N4〜N
6及びノアゲート回路G3とナンドゲート回路G4によ
り、上記内部信号1の信号変化時間を検出する。つま
り、インバータ回路N4〜N6は、内部信号1の反転遅
延信号を形成する。この遅延信号と上記内部信号とは上
記ノアゲート回路G3とナンドゲート回路G4に供給さ
れる。これにより、上記ゲート回路G3とG4の出力か
らは、上記インバータ回路N4〜N6を構成するMOS
FETのプロセスバラツキの遅延時間に対応されたパル
ス幅を持つパルスが形成され、そのパルス幅に相当する
時間だけゲート回路G3とG4がゲートを開いて上記内
部信号1を上記第2の出力回路4に伝える。これによ
り、上記第2の出力回路4は実質的に上記パルス幅に相
当する時間だけ動作して内部信号を出力させる。
【0013】この構成では、プロセスバラツキによりM
OSFETのコンダクタンスが大きくなったときには、
上記インバータ回路N4〜N6での遅延時間が短くな
る。プロセスバラツキによるMOSFETのコンダクタ
ンスが最も大きく変動したときには、上記遅延時間に相
当するパルス幅による出力回路4の動作が実効的に無視
できるように設計するか、あるいはかかる最小動作時間
を考慮して、上記出力回路3の回路定数を設計すること
により、前記のようなノイズの発生を防止する。このよ
うに設計しておけば、MOSFETのコンダクタンスが
プロセスバラツキにより小さくなる方向に変動するに従
い、定常的に動作する第1の出力回路3に加えて第2の
出力回路4が共に動作する時間が長くなり、電源等のノ
イズと動作速度の低下を防止することができる。
【0014】図2には、この発明に係る出力回路の他の
一実施例の回路図が示されている。この実施例では、複
数ビットの単位でのデータ出力を行う出力回路に向けら
れている。同図には、複数ビットからなる出力回路のう
ち、3つの出力回路が代表として例示的に示され、上記
3つの出力回路のうち1つの出力回路について、代表と
して回路記号が付されている。
【0015】この実施例では、複数のビットの単位でデ
ータ出力を行うために、内部信号11〜13は、遅延回
路61〜63によって、出力すべき信号が順次に遅延さ
せられる第1の信号伝達経路が設けられる。上記遅延回
路61の出力信号は、Pチャンネル型MOSFETQ5
とNチャンネル型MOSFETQ6からなるCMOSス
イッチを介して、前記同様なゲート回路G1,G2及び
インバータ回路N3かならる出力駆動制御回路を介して
出力MOSFETQ1とQ2のゲートに供給される。こ
の出力MOSFETQ1とQ2は、出力端子51に接続
された外部負荷を駆動する。
【0016】内部信号12は、遅延回路62により上記
内部信号11よりも遅延された遅延信号が形成され、前
記同様なCMOSスイッチを介して出力端子52に設け
られた出力回路の入力部に伝えられる。内部信号13
は、遅延回路63により上記内部信号12よりも遅延さ
れた遅延信号が形成され、前記同様なCMOSスイッチ
を介して出力端子53に設けられた出力回路の入力部に
伝えられる。つまり、上記のような第1の信号伝達経路
は、複数からなるデータを順次に遅延させ、時間的に分
散させて複数の出力回路を動作させるようにして、各出
力回路の動作により発生する電源ノイズを分散させる。
【0017】上記のような第1の信号伝達経路のみで
は、プロセスバラツキによりMOSFETのコンダクタ
ンスが小さくなったときには、上記遅延時間がさらに大
きくなるとともに、出力回路での駆動電流も減少してし
まうことから、全ビットのデータが出力されるまでの時
間が長くなってしまう。そこで、前記同様な遷移検出回
路21が利用して第2の信号伝達経路が追加される。
【0018】インバータ回路N1を通した内部信号11
は、前記同様なインバータ回路N4〜N6とゲート回路
G3,G4からなる遷移検出回路21に供給される。こ
の遷移検出回路21の出力信号は、CMOSスイッチの
切り換え信号として用いられる。つまり、上記内部信号
11は、インバータ回路N9を通してPチャンネル型M
OSFETQ7とNチャンネル型MOSFETQ8から
なるCMOSスイッチを通して上記出力回路の入力に伝
えられる。
【0019】出力端子51のように、実質的に内部信号
11に対して動作遅延を行わないものでは、上記2つの
CMOSスイッチの切り換えによる変化は少ないが、出
力端子52や53のように第1の信号伝達経路での遅延
時間の大きいものでは、CMOSスイッチの切り換えに
よる出力回路の動作が異なるようにされる。つまり、前
記遷移検出回路22や23では、プロセスバラツキによ
りMOSFETのコンダクタンスが小さい方向に変動し
たとき、かかる遷移検出回路22や23の出力パルス幅
が大きくなる。この出力パルス幅が大きくされることに
対応して、上記遅延回路62や63を通さないで、CM
OSスイッチ回路72と73では内部信号12や13が
上記実質的な遅延動作を行わない第2の信号伝達経路を
通して出力回路に伝えられる。これにより、出力端子5
2や53に対応した出力回路の動作開始のタイミングが
早くなり、動作速度の低下が防止できる。
【0020】上記遷移検出回路21〜23等で形成され
る検出パルスによる第2と第1の信号伝達経路の切り換
えにより、各出力回路の実効的な駆動能力は上記第2の
信号伝達経路での信号出力動作と第1の信号伝達経路で
の信号出力動作とを合成したものとなり、MOSFET
のプロセスバラツキに対応して電源ノイズ発生を防止し
つつ、動作速度を改善することができる。
【0021】図3には、この発明に係る出力回路の他の
一実施例の回路図が示されている。この実施例では、図
1の実施例のような遷移検出回路2に供給される信号と
して、出力制御信号8が利用される。つまり、出力回路
4は、出力制御信号8の信号変化の遷移時間に対応して
動作させられる。
【0022】図4には、この発明に係る出力回路の他の
一実施例の回路図が示されている。この実施例では、図
2の実施例のような各遷移検出回路21〜23に供給さ
れる信号として、出力制御信号8が利用される。つま
り、各出力回路の入力部に設けられたCMOSスイッチ
は、出力制御信号8の信号変化の遷移時間に対応して切
り換えられる。
【0023】図5には、この発明が適用されるスタティ
ック型RAMの一実施例のブロック図が示されている。
図6には、上記図5のスタティック型RAMに含まれる
メモリアレイ及び周辺部の一実施例の接続図が示され、
図7には、一実施例の部分的な回路図が示されている。
これらの図をもとに、この実施例のスタティック型RA
Mの構成及び動作ならびにその特徴について説明する。
上記図5の各ブロックを構成する回路素子、図6及び図
7の各回路素子は、特に制限されないが、公知のCMO
S(相補型MOS)集積回路の製造技術により、単結晶
シリコンのような1個の半導体基板上に形成される。
【0024】図5において、この実施例のスタティック
型RAMは、半導体基板面の大半を占めて配置されるメ
モリアレイMARYをその基本構成要素とする。メモリ
アレイMARYは、図6に示されるように、図の水平方
向に平行して配置されるm+1本のワード線W0〜Wm
と、垂直方向に平行して配置されるn+1組の相補ビッ
ト線B0*〜Bn*(ここで、例えば非反転ビット線B
0T及び反転ビット線B0Bをあわせて相補ビット線B
0*のように*を付して表す。それが有効とされるとき
選択的にハイレベルとされるいわゆる非反転信号線等に
ついてはその名称の末尾にTを付して表し、それが有効
とされるとき選択的にロウレベルとされるいわゆる反転
信号線等についてはその名称の末尾にBを付して表
す。)とを含む。
【0025】これらのワード線及び相補ビット線の交点
には、(m+1)×(n+1)個のスタティック型メモ
リセルMCが格子状に配置される。なお、図6には、第
16番目の相補ビット線BF*(ここで、Fは16進数
の15を意味する。以下同様)と第q+1番目の相補ビ
ット線Bq*とが、中間追番の相補ビット線の代表例と
して示されている。また、この相補ビット線Bq*の追
番qは、末尾の相補ビット線Bn*の追番nに対して、 q=n−15 なる関係にある。
【0026】メモリアレイMARYを構成するメモリセ
ルMCのそれぞれは、図7に例示されるように、そのゲ
ート及びドレインが互いに交差結合されるNチャンネル
型の一対の駆動MOSFETN1及びN2を含む。これ
らの駆動MOSFETN1とN2のドレインは、高抵抗
R1及びR2を介して回路の電源電圧(第1の電源電
圧)に結合されるとともに、Nチャンネル型の選択MO
SFETN3及びN4を介して対応する相補ビット線B
0*〜Bn*の非反転及び反転信号線にそれぞれ結合さ
れる。駆動MOSFETN1及びN2のソースは、対応
する接地電位供給線GL0〜GLmにそれぞれ共通結合
され、これらの接地電位供給線GL0〜GLmは、接地
電位供給線GLを介して回路の接地電位に共通結合され
る。メモリアレイMARYの同一行に配置されるn+1
個のメモリセルMCの選択MOSFETN3及びN4の
ゲートは、対応するワード線W0〜Wmにそれぞれ共通
結合される。
【0027】上記駆動MOSFETN1及びN2は、高
抵抗R1及びR2とともにメモリセルMCの中心となる
ラッチ回路を構成し、そのドレインを非反転又は反転入
出力ノードとして論理“0”又は“1”のデータを保持
する。上記選択MOSFETN3及びN4は、対応する
ワード線W0〜Wmがハイレベルとされることで選択的
にオン状態となり、ラッチ回路の非反転及び反転入出力
ノードと対応する相補ビット線B0*〜Bn*の非反転
及び反転信号線との間を選択的に接続状態とする。駆動
MOSFETN1及びN2を含むラッチ回路は、回路の
電源電圧と接地電位供給線GL0〜GLmを介して供給
される回路の接地電位をその動作電源とする。上記対応
する選択MOSFETN3及びN4がオン状態とされる
とき、駆動MOSFETN1及びN2には対応する相補
ビット線B0*〜Bn*の非反転又は反転信号線を介し
て読み出し電流が流される。
【0028】上記メモリアレイMARYを構成するワー
ド線W0〜Wmは、その左方においてXアドレスデコー
ダXDに結合され、択一的に選択状態とされる。Xアド
レスデコーダXDには、XアドレスバッファXBからi
+1ビットの内部アドレス信号X0〜Xiが供給され、
タイミング発生回路TGから図示されない内部制御信号
CSが供給される。また、XアドレスバッファXBに
は、アドレス入力端子AX0〜AXiを介してXアドレ
ス信号AX0〜AXiが供給され、タイミング発生回路
TGから図示されない内部制御信号ALが供給される。
【0029】XアドレスバッファXBは、スタティック
型RAMが選択状態とされるとき、アドレス入力端子A
X0〜AXiを介して供給されるXアドレス信号AX0
〜AXiを内部制御信号ALに従って取り込み、保持す
るとともに、これらのXアドレス信号をもとに内部アド
レス信号X0〜Xiを形成して、XアドレスデコーダX
Dに供給する。また、XアドレスデコーダXDは、内部
制御信号CSのハイレベルを受けて選択的に動作状態と
され、XアドレスバッファXBから供給される内部アド
レス信号X0〜Xiをデコードして、メモリアレイMA
RYのワード線W0〜Wmの対応する1本を択一的にハ
イレベルの選択状態とする。
【0030】上記メモリアレイMARYを構成する相補
ビット線B0*〜Bn*は、その上方においてビット線
制御回路BCに結合され、その下方においてYスイッチ
YSに結合される。上記ビット線制御回路BCには、Y
アドレスデコーダYDからp+1ビットの反転ビット線
選択信号YS0B〜YSpBが供給されるとともに、タ
イミング発生回路TGから反転内部制御信号EQBが供
給される。上記YスイッチYSには、Yアドレスデコー
ダYDから上記反転ビット線選択信号YS0B〜YSp
Bが供給される。
【0031】上記YアドレスデコーダYDには、Yアド
レスバッファYBからj+1ビットの内部アドレス信号
Y0〜Yjが供給されるとともに、タイミング発生回路
TGから内部制御信号CSが供給される。上記Yアドレ
スバッファYBには、アドレス入力端子AY0〜AYj
を介してYアドレス信号AY0〜AYjが供給され、タ
イミング発生回路TGから内部制御信号ALが供給され
る。上記反転ビット線選択信号YS0B〜YSpBのビ
ット数p+1は、相補ビット線B0*〜Bn*のビット
数n+1に対して、 p+1=(n+1)/16 なる関係にある。上記反転内部制御信号EQBは、スタ
ティック型RAMが選択状態とされる当初、所定のタイ
ミングで一時的にロウレベルとされる。
【0032】上記YアドレスバッファYBは、スタティ
ック型RAMが選択状態とされるとき、アドレス入力端
子AY0〜AYjを介して供給されるYアドレス信号A
Y0〜AYjを内部制御信号ALに従って取り込み、保
持するとともに、これらのYアドレス信号をもとに内部
アドレス信号Y0〜Yjを形成して、Yアドレスデコー
ダYDに供給する。上記YアドレスデコーダYDは、内
部制御信号CSのハイレベルを受けて選択的に動作状態
とされ、YアドレスバッファYBから供給される内部ア
ドレス信号Y0〜Yjをデコードして、反転ビット線選
択信号YS0B〜YSpBの対応するビットを択一的に
ロウレベルとする。
【0033】ビット線制御回路BCは、図6に示される
ように、そのゲート及びドレインが互いに交差結合され
るn+1対のPチャンネルMOSFETP3及びP4
と、相補ビット線B0*〜Bn*の非反転及び反転信号
線間にそれぞれ設けられるn+1個のビット線イコライ
ズ回路BEとを含む。このうち、MOSFETP3及び
P4のドレインは、対応する相補ビット線B0*〜Bn
*の非反転及び反転信号線にそれぞれ結合される。上記
MOSFETP3とP4のソースは、対応するPチャン
ネル型のスイッチMOSFETP1及びP2を介して回
路の電源電圧に結合される。
【0034】上記スイッチMOSFETP1及びP2の
ゲートは、特に制限されないが、順次16個ずつ共通結
合され、YアドレスデコーダYDから対応する反転ビッ
ト線選択信号YS0B〜YSpBがそれぞれ共通に供給
される。上記ビット線イコライズ回路BEのそれぞれ
は、図7に例示されるように、回路の電源電圧と相補ビ
ット線B0*〜Bn*の非反転及び反転信号線との間に
それぞれ設けられる2個のPチャンネルMOSFETP
5及びP6と、相補ビット線B0*〜Bn*の非反転及
び反転信号線間にそれぞれ設けられるもう1個のPチャ
ンネルMOSFETP7とを含む。これらのMOSFE
TP5〜P7のゲートはそれぞれ共通結合され、タイミ
ング発生回路TGから上記反転内部制御信号EQBが共
通に供給される。
【0035】上記ビット線制御回路BCのビット線イコ
ライズ回路BEを構成するMOSFETP5〜P6は、
スタティック型RAMが選択状態とされる当初、反転内
部制御信号EQBのロウレベルを受けて一斉にかつ一時
的にオン状態となり、対応する相補ビット線B0*〜B
n*の非反転及び反転信号線の電位を回路の電源電圧の
ようなハイレベルにイコライズする。上記スイッチMO
SFETP1及びP2は、対応する反転ビット線選択信
号YS0B〜YSpBのロウレベルを受けて16対ずつ
選択的にオン状態となり、MOSFETP3及びP4つ
まりは実質的な相補ビット線B0*〜Bn*に対してそ
の動作電源となる回路の電源電圧を選択的に供給する。
【0036】このとき、選択ワード線に結合される16
個のメモリセルMCには、対応するスイッチMOSFE
TP1及びP2ならびにMOSFETP3及びP4から
選択MOSFETN3及びN4ならびに駆動MOSFE
TN1及びN2を介して読み出し電流が選択的に流され
るため、選択された16組の相補ビット線の非反転及び
反転信号線の電位は、各メモリセルMCの保持データに
従って選択的にその一方が低下する。スタティック型R
AMが書き込みモードとされる場合、後述するライトア
ンプWAからYスイッチYSを介して所定の書き込み信
号が伝達され、その論理レベルに応じて選択された16
個のメモリセルMCの保持データが選択的に書き換えら
れる。
【0037】ビット線制御回路BCのMOSFETP3
及びP4は、対応するメモリセルMCの保持データに従
ってあるいはライトアンプWAから伝達される書き込み
信号に従って変化し始めた16組の相補ビット線の非反
転及び反転信号線間の電位差を増幅し、所定レベルまで
拡大する。この実施例では、上記スイッチMOSFET
P1及びP2が設けられることで、非選択状態にある相
補ビット線の非反転及び反転信号線はいわゆるフローテ
ィング状態となるが、MOSFETP5〜P7からなる
ビット線イコライズ回路BEが設けられることで、その
選択当初におけるレベルは回路の電源電圧のようなハイ
レベルにイコライズされる。
【0038】上記YスイッチYSは、図6に示されるよ
うに、メモリアレイMARYの相補ビット線B0*〜B
n*に対応して設けられるn+1組の相補ゲートG1及
びG2を含み、これらの相補ゲートのそれぞれは、図7
に例示されるように、並列結合される一対のPチャンネ
ル及びNチャンネルMOSFETからなる。このうち、
各相補ゲートを構成するPチャンネルMOSFETのゲ
ートは順次16組ずつ共通結合され、対応する反転ビッ
ト線選択信号YS0B〜YSpBがそれぞれ共通に供給
される。同様に、各相補ゲートを構成するNチャンネル
MOSFETのゲートは順次16組ずつ共通結合され、
対応する反転ビット線選択信号YS0B〜YSpBのイ
ンバータV1による反転信号がそれぞれ共通に供給され
る。
【0039】これにより、YスイッチYSの相補ゲート
G1及びG2は、対応する反転ビット線選択信号YS0
B〜YSpBのロウレベルを受けて16組ずつ選択的に
オン状態となり、メモリアレイMARYの相補ビット線
B0*〜Bn*の対応する16組と相補共通データ線C
D0*〜CDF*つまりはライトアンプWA及びセンス
アンプSAの対応する単位回路との間を選択的に接続状
態とする。
【0040】この実施例のスタティック型RAMでは、
回路の電源電圧とメモリアレイMARYの相補ビット線
B0*〜Bn*との間に設けられるMOSFETP1及
びP2が、反転ビット線選択信号YS0B〜YSpBに
従って、言い換えるならばYスイッチYSによる相補ビ
ット線B0*〜Bn*の列選択動作に合わせて16組ず
つ選択的にオン状態とされるため、メモリアレイMAR
Yにおいて選択ワード線に結合されるn+1個のメモリ
セルMCが同時に選択状態とされるにもかかわらず、こ
の選択ワード線と列選択の対象となる相補ビット線との
交点に配置される16個のメモリセルMCに対してのみ
駆動MOSFETN1及びN2を介した読み出し電流が
流される。
【0041】この結果、メモリアレイMARYの選択時
における動作電流を大幅に削減し、スタティック型RA
Mの低消費電力化を図ることができるとともに、読み出
し電流の経路となる接地電位供給線GL0〜GLmの電
位上昇を抑制し、スタティック型RAMの特に電源電圧
最小値に対する動作マージンを高めることができるもの
である。
【0042】上記ライトアンプWAとセンスアンプSA
は、相補共通データ線CD0*〜CDF*に対応して設
けられる16個の単位回路をそれぞれ含む。上記ライト
アンプWAの各単位回路の入力端子は、相補入力データ
バスDI0*〜DI7*を介してデータ入力バッファI
Bの対応する単位回路の出力端子に結合され、その出力
端子は、対応する相補共通データ線CD0*〜CDF*
に結合される。
【0043】上記センスアンプSAの各単位回路の入力
端子は、対応する相補共通データ線CD0*〜CDF*
に結合され、その出力端子は、データ出力バッファOB
の対応する単位回路の入力端子に結合される。データ出
力バッファOBは、前記図2又は図4に示したような回
路が用いられる。データ入力バッファIBの各単位回路
の入力端子及びデータ出力バッファOBの各単位回路の
出力端子は、対応するデータ入出力端子IO0〜IOF
にそれぞれ共通結合される。ライトアンプWAの各単位
回路には、タイミング発生回路TGから内部制御信号W
AEが共通に供給され、センスアンプSAの各単位回路
には内部制御信号SAEが共通に供給される。データ出
力バッファOBの各単位回路には、タイミング発生回路
TGから図示されない内部制御信号DOCが共通に供給
される。1ビットの単位で出力されるものでは、図1又
は図3に示したような出力回路を用いることができる。
【0044】上記のような出力回路を用いることによ
り、スタティック型RAMの内部電源線や接地線に発生
するノイズを抑えつつ、メモリアクセス開始から所望の
読み出しデータが得られるまでの時間を短くすること、
言い換えるならば、メモリのアクセスタイムを高速にす
ることができる。
【0045】データ入力バッファIBの各単位回路は、
スタティック型RAMがライトモードで選択状態とされ
るとき、外部装置からデータ入出力端子IO0〜IOF
を介して供給される書き込みデータを取り込み、保持す
るとともに、相補入力データバスDI0*〜DIF*を
介してライトアンプWAの対応する単位回路に伝達す
る。このとき、ライトアンプWAの各単位回路は、内部
制御信号WAEのハイレベルを受けて選択的に動作状態
となり、データ入力バッファIBの対応する単位回路か
ら相補入力データバスDI0*〜DIF*を介して供給
される書き込みデータを所定の相補書き込み信号とし
て、YスイッチYSを介してメモリアレイMARYの選
択された16個のメモリセルMCに書き込む。
【0046】センスアンプSAの各単位回路は、スタテ
ィック型RAMがリードモードで選択状態とされると
き、内部制御信号SAEのハイレベルを受けて選択的に
動作状態とされ、メモリアレイMARYの選択された1
6個のメモリセルからYスイッチYSを介して出力され
る読み出し信号を増幅した後、相補出力データバスDO
0*〜DOF*を介してデータ出力バッファOBの対応
する単位回路に供給する。このとき、データ出力バッフ
ァOBの各単位回路は、出力制御信号DOCのハイレベ
ルを受けて選択的に動作状態となり、センスアンプSA
から相補出力データバスDO0*〜DOF*を介して出
力される読み出しデータを対応するデータ入出力端子I
O0〜IOFを介して外部に送出する。
【0047】タイミング発生回路TGは、外部から起動
制御信号として供給されるチップ選択信号CSB,ライ
トイネーブル信号WEBならびに出力イネーブル信号O
EBをもとに上記各種内部制御信号を選択的に形成し、
各部に供給する。
【0048】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。 (1) 1つの出力端子に対してMOSFETにより構
成されてなる第1の出力回路と第2の出力回路とを設
け、出力すべき内部信号の遷移時間をMOSFETによ
り構成された遷移検出回路で検出し、かかる遷移検出回
路の出力信号により上記遷移時間に対応して上記第2の
出力回路を動作状態にする制御信号を形成することによ
り、MOSFETのコンダクタンスがプロセスバラツキ
により小さくなる方向に変動するに従い、定常的に動作
する出力回路3に加えて出力回路4が共に動作する時間
が長くなり、電源等のノイズの発生を抑えつつ、動作速
度を高速にすることができるという効果が得られる。
【0049】(2) 複数からなる内部信号をそれぞれ
に対応した複数からなる出力端子へ送出する複数の出力
回路と、上記複数からなる内部信号をそれぞれ時間差を
持って対応する上記出力回路の入力に伝える第1の信号
伝達回路と、上記複数からなる内部信号を同時に対応す
る上記出力回路の入力に伝える第2の信号伝達回路と、
MOSFETにより構成され、上記内部信号の遷移時間
を検出する遷移検出回路とを備え、かかる遷移検出回路
により検出された遷移時間に対応させて第2の信号伝達
回路により信号伝達を行い、かかる遷移時間経過後には
上記第1の信号伝達回路により信号伝達を行ようにする
ことにより、MOSFETのコンダクタンスがプロセス
バラツキにより小さくなる方向に変動するに従い、複数
の出力回路3の実質的な動作開始タイミングが早くな
り、電源等のノイズの発生を抑えつつ、動作速度を高速
にすることができるという効果が得られる。
【0050】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、図1
の実施例と図2の実施例とを組み合わせてもよい。つま
り、図2の実施例において、出力回路を2つ設けておい
て、一方を前記同様に定常的に動作させ、他方の出力回
路を遷移検出回路により形成された制御信号により動作
状態させるようにすればよい。この発明は、前記のよう
なスタティック型RAMの他、ダイナミック型RAM、
読み出し専用メモリのような半導体記憶装置、複数ビッ
トの単位でのデータの出力を行う各種マイクロプロセッ
サ等の各種ディジタル集積回路装置に広く利用できる。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、1つの出力端子に対してM
OSFETにより構成されてなる第1の出力回路と第2
の出力回路とを設け、出力すべき内部信号の遷移時間を
MOSFETにより構成された遷移検出回路で検出し、
かかる遷移検出回路の出力信号により上記遷移時間に対
応して上記第2の出力回路を動作状態にする制御信号を
形成することにより、MOSFETのコンダクタンスが
プロセスバラツキにより小さくなる方向に変動するに従
い、定常的に動作する出力回路3に加えて出力回路4が
共に動作する時間が長くなり、電源等のノイズの発生を
抑えつつ、動作速度を高速にすることができる。
【0052】複数からなる内部信号をそれぞれに対応し
た複数からなる出力端子へ送出する複数の出力回路と、
上記複数からなる内部信号をそれぞれ時間差を持って対
応する上記出力回路の入力に伝える第1の信号伝達回路
と、上記複数からなる内部信号を同時に対応する上記出
力回路の入力に伝える第2の信号伝達回路と、MOSF
ETにより構成され、上記内部信号の遷移時間を検出す
る遷移検出回路とを備え、かかる遷移検出回路により検
出された遷移時間に対応させて第2の信号伝達回路によ
り信号伝達を行い、かかる遷移時間経過後には上記第1
の信号伝達回路により信号伝達を行ようにすることによ
り、MOSFETのコンダクタンスがプロセスバラツキ
により小さくなる方向に変動するに従い、複数の出力回
路3の実質的な動作開始タイミングが早くなり、電源等
のノイズの発生を抑えつつ、動作速度を高速にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る出力回路の一実施例を示す回路
図である。
【図2】この発明に係る出力回路の他の一実施例を示す
回路図である。
【図3】この発明に係る出力回路の他の一実施例を示す
回路図である。
【図4】この発明に係る出力回路の他の一実施例を示す
回路図である。
【図5】この発明が適用されるスタティック型RAMの
一実施例を示すブロック図である。
【図6】上記図5のスタティック型RAMに含まれるメ
モリアレイ及び周辺部の一実施例を示す接続図である。
【図7】上記図5のスタティック型RAMに含まれるメ
モリアレイ及び周辺部の一実施例を示す部分的な回路図
である。
【符号の説明】
1,11〜13…内部信号、2,21〜23…遷移検出
回路、3…第1の出力回路、4…第2の出力回路、5,
51〜53…出力端子、71〜73…CMOSスイッチ
回路、MARY…メモリアレイ、XD…Xアドレスデコ
ーダ、XB…Xアドレスバッファ、BC…ビット線制御
回路、YS…Yスイッチ、YS0B〜YSpB…反転ビ
ット線選択信号、EQB…イコライズ制御用反転内部制
御信号、YD…Yアドレスデコーダ、YB…Yアドレス
バッファ、WA…ライトアンプ、SA…センスアンプ、
IB…データ入力バッファ、OB…データ出力バッフ
ァ、TG…タイミング発生回路。
フロントページの続き (72)発明者 三浦 純 埼玉県入間郡毛呂山町大字旭台15番地 日 立東部セミコンダクタ株式会社内 (72)発明者 川畑 諭 埼玉県入間郡毛呂山町大字旭台15番地 日 立東部セミコンダクタ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSFETにより構成されてなり、内
    部信号を出力端子へ送出する第1の出力回路と、MOS
    FETにより構成されてなり、制御信号により選択的に
    上記内部信号を上記第1の出力回路と共に動作して出力
    端子へ送出する第2の出力回路と、MOSFETにより
    構成されてなり、上記内部信号の遷移時間を検出する遷
    移検出回路とを備え、かかる遷移検出回路の出力信号に
    より上記遷移時間に対応して上記第2の出力回路を動作
    状態にする制御信号を形成してなることを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 MOSFETにより構成されてなり、複
    数からなる内部信号をそれぞれに対応した複数からなる
    出力端子へ送出する複数の出力回路と、上記複数からな
    る内部信号をそれぞれ時間差を持って対応する上記出力
    回路の入力に伝える第1の信号伝達回路と、上記複数か
    らなる内部信号を同時に対応する上記出力回路の入力に
    伝える第2の信号伝達回路と、MOSFETにより構成
    されてなり、上記内部信号の遷移時間を検出する遷移検
    出回路とを備え、かかる遷移検出回路により検出された
    遷移時間に対応させて第2の信号伝達回路により信号伝
    達を行い、かかる遷移時間経過後には上記第1の信号伝
    達回路により信号伝達を行うようにしてなることを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 上記遷移検出回路は、1ないし複数のイ
    ンバータ回路を備えた遅延回路により形成された上記内
    部信号の遅延信号と上記内部信号との時間差に応じてパ
    ルス信号を形成し、かかるパルス信号を上記制御信号と
    して用いるものであることを特徴とする請求項1又は請
    求項2の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 上記出力回路は、複数ビットの単位でデ
    ータの読み出しを行う半導体記憶装置に設けられるもの
    であることを特徴とする請求項3の半導体集積回路装
    置。
JP8088849A 1996-03-18 1996-03-18 半導体集積回路装置 Pending JPH09251781A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9786066B2 (en) 2006-12-18 2017-10-10 Koninklijke Philips N.V. Image compression and decompression

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9786066B2 (en) 2006-12-18 2017-10-10 Koninklijke Philips N.V. Image compression and decompression

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