JPH09251725A - ディジタル記録再生方法および信号処理装置 - Google Patents

ディジタル記録再生方法および信号処理装置

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JPH09251725A
JPH09251725A JP8058754A JP5875496A JPH09251725A JP H09251725 A JPH09251725 A JP H09251725A JP 8058754 A JP8058754 A JP 8058754A JP 5875496 A JP5875496 A JP 5875496A JP H09251725 A JPH09251725 A JP H09251725A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コ−ドレ−トが高く、高密度記録に適したディ
ジタル記録再生方式を提供する。 【解決手段】記録符号器3が、入力データブロックをn
(nは2以上)系列のビット列に分け、並列的に出力す
るビット分配回路3−1と、分配された各データ系列毎
に所定の符号化を行う第1の符号化回路3−2〜3−5
と、第1の符号化回路の出力ビット系列D1〜D3を直
前の記録符号情報を参照してnビットの記録符号に変換
する第2の符号化回路3−6とを有し、上記第2の符号
化回路によって、3ビット以上の符号間干渉を考慮する
パ−シャルレスポンス等化出力におけるユークリッド距
離の大きい組合せを対とした符号化を行う。 【効果】3ビット以上の符号間干渉を伴うパ−シャルレ
スポンスに適合した記録符号系列が得られるため、高密
度磁気記録が可能となり、ハミング距離を含めたユ−ク
リッド距離の大きな符号系列を適用することにより、信
頼性の高い復号が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル記録再生
方法および装置に関し、更に詳しくは、ディジタルデ−
タを高密度に記録する磁気ディスク装置に適したディジ
タル信号の記録/再生方法、信号処理方法およびこれを
適用した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特に3.5インチ以下の小型の磁気
記録媒体への記録密度の高度化、高速化の要求が高まっ
ている。その理由の1つは、大容量ストレージ装置の中
心が、RAID(Redundant Arrays of In- expensive D
isk)システムに移行し、ハイエンド小型磁気ディスク
の性能がシステム性能に直接的な影響を及ぼすためであ
る。また、小型磁気ディスクの主要な用途であるパーソ
ナルコンピュータでは、GUI(Graphical User Interf
ace)等、ヒューマンインターフェースを考慮した大規
模なソフトウェアが必然的となり、例えば1995年の
ディスク容量の目標は、2.5インチディスク装置の場
合でも1ギガバイト程度と言われている。このような要
求を満たすためには、現在の製品レベルの最高記録密度
(800Mbit/平方インチ)では、2.5インチディスクが
2〜3枚(4〜6面記録)必要となる。これをディスク1
枚(2面)で記録するためには、約 1.5Gbit/平方イン
チの高密度記録が必要となる。また、パーソナルコンピ
ュータの演算速度も、1995年で300MIPS(Mi
llion computer Instructions Per Second)に達する勢
いであり、小型磁気ディスクの高速化が要求されてい
る。現状のハイエンド磁気ディスクにおいて、ディスク
内の記録再生速度は80Mbit/sec〜120Mbit/secであ
る。
【0003】このような磁気ディスクの進展を支えるた
めに、記録再生系の信号処理技術も高密度記録、高速記
録への対応を図ってきた。例えば、記録符号では、高速
化のためにコードレートに注目して、コードレートが2
/3のランレングス制限符号からコードレート8/9の
記録符号が主流となってきた。一方、高密度記録のた
め、正確には記録ビットの間隔が狭くなったため、ビッ
ト毎の信号間の干渉が大きくなり、従来のピーク検出方
式では、元の記録信号を再生識別するために必要な信号
対雑音比の仕様値が高くなるため、符号間干渉を考慮に
入れたパーシャルレスポンス等化を用い、さらに、雑音
の影響を前提として、再生信号から最も確からしい信号
列を検出できる最尤復号を採用するPR4ML(Partial
Responseclass 4 with Maximum Likelihood decoding)
方式が検討され、既にそのLSIが開発され、製品に実
装されつつある。更に大きな符号間干渉を前提とした記
録再生系では、パーシャルレスポンスの等化方法をPR
4からEPR4(Extended PR4)に変更する必要がある。
また、これに対応して、ML(Maximum Likelihood deco
ding;最尤復号)回路を2状態から8状態へと複雑化す
る必要がある。この場合、状態の数は、最も確からしい
信号にを見つけ出すための候補の数と考えてよい。EP
R4ML回路の磁気ディスクへの適用は、例えば、特公
平7−249998において言及されている。
【0004】一方、トラック密度を大きくした高密度記
録では、記録再生系の信号対雑音比が低下するため、そ
の救済が大きな課題となっているが、この課題に対する
解決策の1つにトレリス符号の利用がある。ML回路で
はディジタル処理を行っているため、LSI化が比較的
容易である。従って、複雑なML処理の使用を前提とし
て、例えば、記録符号そのものにML処理に適した特性
を持たせることによって、低い信号対雑音比に対処でき
る。ML処理は、符号の遷移状態、すなわちトレリス線
図に注目するので、ML処理を前提とした記録符号は、
トレリス符号と呼ばれる。この検討は、80年代中頃か
ら通信理論の研究者によって開始され、実用的な記録符
号化技術とするために、再生等化方式との整合性、同一
符号の連続数を制限すること、エラー伝幡の対策、DC
成分の除去などの検討が進められた。
【0005】例えば、1991年には電気電子技術者協
会の情報理論に関する雑誌(IEEEtransactions on info
rmation theory)の第37巻、第3号、P818−85
5には、DCフリーを特徴とするMSN(Matched Spec
tral Null)符号と呼ばれるトレリス符号の理論的検討
が報告されており、そこにはコードレートが1/2でb
i−phaseのMSN符号がEPR4等化の適用でき
ることが示されている。bi−phase符号とは、例
えば図21に示すように、データビット(D)の「1」
に対して記録符号(C)として「10」、又は「01」
を対応させ、データビット「0」に対して「11」ある
い「00」を対応させて記録信号(C')を形成する方
式である。また、1995年に発行された電気電子技術
者協会の磁気に関する雑誌(IEEEtransactions on magn
etics)の第31巻、第2号、P1208−1213に
はPR4等化を前提としてコードレートが8/10であ
るMSN符号のLSI試作に関する報告がなされてい
る。
【0006】ML復号によって信号対雑音比の大きな救
済を実現するためには、記録符号の等化出力符号系列に
おけるユークリッド距離を広げる必要がある。ユークリ
ッド距離の2乗「dE2」は、実数値をとる長さが、n
の2つの符号系列「u=u1、u2、………、un」と
「v=v1、v2、………、vn」の間で次式で定義され
るものである。
【0007】
【数1】
【0008】受信値は、本来の正しい復号値に雑音が加
わったものであり。雑音のない本来の等化出力系列にお
いてdEが大きい記録符号群を選択すると、受信値への
雑音の影響が少なくなり、最も確からしい符号が復号し
やすい。
【0009】dEを確保するための1つの方法が、「セ
ットパーティション」と呼ばれる方式であり、等化出力
系列においてdEが確保された複数組の記録符号が使用
される。図22にその1例を示す。ここでは、入力デー
タビットDが2ビット毎に区切られるものとし、「0
0」から「11」までの4種類のビットパターンに対し
て、それぞれ記録符号Cを割り当てる。各記録符号は、
磁気ヘッドを介して磁気ディスクに磁気記録され、再生
時には、PR(1、−1)等化を受ける。この等化によ
る予想出力を図22にEで示す。この例では、データD
を第2番目ビットが異なる2つのビットパターンを組に
して示してある。例えば、「00」と「01」の組に対
し、記録符号「00」、「10」が割当てられている。
記録符号「00」、「10」を再生した時、PR(1,
−1)等化出力は「0、0」と「2、−2」で与えら
れ、そのユークリッド距離dE2は「22+(−2)2
8」となる。
【0010】図23は、当該記録符号が「10」、その
直前の記録符号の状態が「*0」(ここで、記号*は、
0または1のどちらでも良いことを意味している)で、
状態S0として表される場合に、PR(1、−1)等化
出力が「2、−2」となる様子を示している。PR
(1、−1)等化では、記録符号「1」に対して、符号
間干渉を考慮した「1、−1」で表される応答が得られ
るように等化する。すなわち、当該ビット出力以外に1
ビットの符号間干渉を仮定している。このように、磁気
記録に合致した符号間干渉を考慮した応答方式を採用す
ることによって、雑音強調の少ない磁気記録に適した等
化方式が得られる。記録符号が「0」の場合は、「1」
の反転出力で、「−1、1」応答となる。各記録符号の
PR(1、−1)等化出力を加算したものが、等化出力
として得られる。当該記録符号の出力は、図23に示す
ように「2、−2」となる。その他の記録符号について
も、上記と同様に予想出力を計算でき、2つの記録符号
の予想等化出力の違いから、ユークリッド距離が求めら
れる。このように、PR(1、−1)等化によるセット
パーティションの組合せを考慮すると、そのユークリッ
ド距離dE2は「8」である。
【0011】同様に、もし、前述したEPR4に適合す
る大きなユークリッド距離を持つセットパーティション
を形成でき、その記録符号群を用いてトレリス符号を構
成できれば、従来方式以上に雑音に強い記録符号が構成
できる。しかしながら、EPR4は、記録符号に3ビッ
トの符号間干渉を考慮する方式であるため、記録符号の
選択は、入力データビットDだけでなく、その直前の記
録符号Cにも依存している。これらの点を考慮したEP
R4用のセットパーティションの構成についての提案は
未だなされていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】EPR4等化に適合す
る従来のトレリス符号は、bi−phase符号などを
基本としているためにコードレートが低く、一方、コー
ドレートが高いトレリス符号は、EPR4等化に適合し
た方式になっていない。本発明の第1の目的は、コード
レートが高く、EPR4に適合したユ−クリッド距離の
大きいトレリス符号を生成できるディジタル記録方法お
よび装置を提供することにある。本発明の第2の目的
は、例えば3.5”以下の小型磁気ディスクにように、
高密度記録に適したディジタル記録/再生方法、ディジ
タル記録用の信号処理方法および回路装置を提供するこ
とにある。本発明の第3の目的は、LSI設計が比較的
容易なディジタルによる信号処理部の占める割合を大き
く、例えば、CMOSまたはBi−CMOSプロセスで
容易にLSI化できるディジタル記録用の信号処理回路
を提供することである。
【0013】本発明の第4の目的は、EPR4による等
化を採用とする高密度記録に適した磁気記録装置を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のディジタル記録では、入力ディジタルデー
タに対して、ハミング距離を増加させるための第1の符
号化と、EPR4に適合したユークリッド距離の大きな
記録符号の組合せをもつ第2の符号化を施すことを特徴
とする。更に詳述すると、本発明では、第1の符号化に
おいて、記録すべきディジタルデータをそれぞれ固有の
ビット長をもつn(nは2以上)個のデータ系列を形成
するように順次に分配し、ビット長の短い少なくとも1
つのデータ系に対しては符号化ビットを追加することに
よって上記各データ系列を同一ビット長とし、上記n個
のデータ系列からそれぞれ1ビットずつ出力してnビッ
トの並列データを順次に生成し、第2の符号化におい
て、上記第1の符号化で得られるnビット単位の入力デ
ータ毎に、該入力データのビットパターンと既に変換済
の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まるnビ
ットの記録符号に変換する。
【0015】上記第2の符号化における変換則は、上記
nビット入力データがとり得るビットパターンに対し
て、所定のハミング距離にある2つのビットパターンの
組毎に、3ビット以上の符号間干渉を考慮した各記録符
号のパ−シャルレスポンス等化出力が充分に大きなユー
クリッド距離をもつように、記録符号を対応付ける。具
体的に言うと、本発明では、符号化ビットを伴わないデ
ータ系列に該当するビット位置、または符号化ビット長
の最も短いデータ系に該当するビット位置で所定のハミ
ング距離にある2つのビットパターンの組毎に、上記パ
−シャルレスポンス等化出力が、例えば、16以上のユ
ークリッド距離をもつように記録符号を対応付ける。
【0016】また、上記第1の符号化では、例えば、第
1のデータ系列に第1のビット長の第1の符号化情報を
付加したものと、第2のデータ系列に第2のビット長を
もつ第2の符号化情報を付加したものとがそれぞれ第3
のデータ系列と同一ビット長となるようにディジタルデ
ータを3系列に分配し、上記第1、第2のデータ系列に
対して符号化ビットを追加する。この場合、第1の符号
化情報として、例えば、第1のデータ系列に分配された
ディジタルデータと対応するハミング符号を用い、第2
の符号化情報として、第2のデータ系列に分配されたデ
ィジタルデータと対応するパリティビットを適用でき
る。変形例として、第1の符号化情報に、第1、第2の
データ系列に分配されたディジタルデータと対応するリ
ードソロモン(RS)誤り訂正符号を適用してもよい。
また、第1の符号化情報として、第1、第2のデータ系
列に分配されたディジタルデータと対応するリードソロ
モン誤り訂正符号の一部を適用し、第2の符号化情報と
して、第2のデータ系列に分配されたディジタルデータ
と対応するパリティビットと上記リードソロモン誤り訂
正符号の残部を適用するようにしてもよい。本発明の他
の特徴、再生回路系の特徴については、以下に述べる実
施例から容易に理解できるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。図1は、本発明によるディジタ
ル記録装置の記録回路系を示す。上位装置である計算機
1から出力されたデータは、インタフェース回路2に入
力され、記録符号器3に適合した形式をもつデータAと
して記録符号器3に入力される。記録符号器3は、上記
入力データAを記録符号化列Cに変換し、記録増幅回路
4に出力する。記録増幅回路4の出力信号は、磁気ヘッ
ド、磁気ディスクを含む記録/再生系5に入力され、デ
ィスク上に高密度記録される。
【0018】上記記録符号器3では、以下に述べる2段
階の記録符号化処理を行なう。第1段階の符号化処理で
は、少なくともハミング距離を増加させる符号化を行
い、nビット単位の並列データを順次に生成する。第2
段階の符号化処理では、EPR4に適合させたセットパ
ーティションによるユークリッド距離の大きな記録符号
の組み合わせを用いた独特の変換則に従って、上記第1
段階で生成したnビットデータを記録符号に変換する。
このように2段階に分けた符号化は、一般に「連接符号
化」と呼ばれ、通常の1段階からなる符号化と区別され
ている。本発明の特徴の1つは、連接符号化にEPR4
に適合したセットパーティションを適用したことにあ
る。
【0019】なお、ここで言う「ハミング距離」とは、
2つの符号における互いに対応した位置にある複数の信
号(ビット)対のうちで、互いに異なった値をもつ対の
個数によって表される。例えば、2つの符号「110
0」と「1001」を例にとると、第2番目のビット値
と第4番目のビット値で互いに相違しているため、この
場合のハミング距離は「2」となる。符号間の最小ハミ
ング距離が大きければ大きいほど、符号間の区別が容易
になるため、上述した第1の符号化処理でハミング距離
を増加させるておくことにより、誤り訂正や誤り検出に
適した記録符号を得ることができる。
【0020】図1の記録符号器3において、第1段階の
符号化処理は、データビット分配回路3−1と、ハミン
グ符号演算回路3−2と、パリティビット演算回路3−
4と、2つの挿入回路3−3、3−5からなる回路部分
で行われる。データビット分配器3−1は、インターフ
ェイス2から供給される入力データAを、所定サイズの
記録ブロック毎に、それぞれ固有のビット長をもつ3つ
のデータ系列D1'、D2'、D3'に分割し、これらの
データ系列を並列的に出力する。本実施例では、上記各
データ系列に分配するビット数は、図2の(a)に示す
ように、データ系列D1'には4ビット、D2'には7ビ
ット、D3'には8ビットとし、合計19ビットの入力
データを1つのブロック(記録ブロック)として、デー
タ系列D1'、D2'、D3’を生成する。なお、インタ
ーフェース回路2は、計算機1から与えられたデータを
19ビット単位の複数の記録ブロックに分割し、図3に
示すように、所定個数の記録ブロック2−2を1つの群
として各群の先頭に同期信号2−1を挿入した形で、デ
ータAを記録符号器3に供給する。尚、データの信頼度
をさらに上げるために、記録符号器3が行うデータAに
ついての記録符号化とは別に、インターフェース回路2
が独自の誤り訂正符号化処理を行い、再生時に、上記誤
り訂正符号を利用して、インターフェイス回路による誤
り訂正や再読み取り(リトライ)の指令制御行うように
してもよい。図3において、2−3は、上述したインタ
ーフェース回路独自の誤り訂正符号化によって各記録ブ
ロック群の後尾に付加された誤り訂正符号を示す。
【0021】データビット分配回路3−1は、データA
を所定の順序で振り分け、ビット長の異なる3つのデー
タ系列を形成する。これらのデータ系列のうち、4ビッ
ト長からなるD1’は、ハミング符号演算回路3−2と
挿入回路3−3に入力される。ハミング符号演算回路3
−2では、データ系列D1’の4ビットデータの内容に
応じて、誤り訂正符号の1つである4ビットのハミング
符号を生成する。上記ハミング符号は、挿入回路3−3
によって、図2の(a)に示すようにデータ系列D1'
の後に付加され、これによって、データ系列D1は、ハ
ミング距離「4」を持つ8ビットの符号系列D1に変換
されたことになる。データ系列D2'は7ビットデータ
からなり、パリティビット演算回路3−4と挿入回路3
−5に入力され、生成された1ビットのパリティが、図
2の(a)に示すように、データ系列D2'の後に付加
される。これによって、データ系列D2'は、ハミング
距離「2」を持つ8ビットの符号系列D2となる。デー
タ系列D3'は8ビットデータからなり、そのまま第2
段階の符号化処理に供される。
【0022】上記3つのデータ系列D1、D2、D3
は、各系列から1ビットずつ、合計3ビット単位の並列
データとなって、途中で、短いデータ系列D1、D2で
の不足ビットが符号化ビットで補充されながら、後段の
符号割当て回路3−6に順次に供給される。第1の符号
化によって形成される各符号化データブロックは、この
例では、全24ビットのうち19ビットが入力データビ
ットで、残りの5ビットが符号化ビットとなっているた
め、コードレートは、19/24=0.79となってい
る。この値は、従来のEPR4対応のトレリス符号にお
けるコードレート1/2に比較して高い値となってい
る。
【0023】第2段階の符号化処理は、記録符号割り当
て(セットパーティション)回路3−6によって行われ
る。記録符号割り当て回路3−6は、3つのデータ系列
D1、D2、D3をEPR4に適合した記録符号に変換
する。この符号変換では、既に変換済の直前数ビットの
記録符号の状態S’を考慮する。図4は、記録符号割り
当て回路3−6が符号化に使用する変換テーブル3−6
−1の1例を示す。図において、Dは、3つのデータ系
列D1、D2、D3から1ビットずつ、全体で3ビット
の並列データとして順次に供給される入力データのビッ
トパターンを示す。ここでは、3ビットデータDの左側
ビットから順に、データ系列D1、D2、D3の各ビッ
トが配列されている。符号化ビットを含まないデータ系
列D1からのビットを入力ビットパターンDの最下位ビ
ットとして、入力ビットパターンを上記最下位ビット位
置でのハミング距離が「1」となる4つの組(「000」
と「001」、「010」と「011」、「100」と「101」、「1
10」と「111」)に分け、直前の記録符号の状態S0〜
S7に対応して用意した8個の個別変換テーブルによっ
て、各組毎に変換後の記録符号のEPR4等化出力に大
きなユークリッド距離が得られるように、記録符号Cが
割り当ててある。なお、図4において、状態S0は記録
符号「000」に、S1は「001」に対応し、以下同
様にして、状態S7が「111」に対応しており、例え
ば、「S0/C」は、直前の状態が「000」の場合の
変換後の符号C(=C1〜C3)を示している。また、
記号S'は、記録符号の新たな状態を示し、これが次の
符号化における直前の状態となる。図4において、記号
Eの欄には、記録符号Cを記録媒体に記録した後に再生
系でEPR4等化を受けた場合に予想される出力信号値
が参考のために示してある。
【0024】入力データ系列D1、D2、D3の3ビッ
トと直前の記録符号の状態S'が与えられると、変換用
メモリ素子(図示せず)で構成される記録符号割り当て
回路3−6から、記録符号C1、C2、C3が出力され
る。この時、次の符号変換動作のために、記録符号の状
態S'も出力される。このように直前の状態に依存して
順次に記録符号が生成され、トレリス符号を構成する。
記録符号割り当て回路3−6から出力されたこれらの記
録符号C1、C2、C3は、パラレルシリアル変換回路
3−7によって、図2の(b)に矢印で示す順序で、順
次にシリアル信号系列Cに変換され、記録増幅回路4に
供給される。
【0025】図5は、上述した記録符号化に適した再生
復号回路の1実施例を示す。記録再生系5からの再生信
号は、プリアンプ6によって増幅された後、可変増幅器
7によって記録再生系の出力変動が補正され、所定の大
きさの信号出力Pとなる。この出力信号Pは、低域フィ
ルタ8によって、雑音成分となる不要な信号帯域が除去
された後、A/D変換器9によって離散的なディジタル
データに変換される。A/D変換器9の出力は、ディジ
タルフィルタ10によって、所定の前処理(通常はPR
4等化処理)を行った後、後処理の等化処理が加えられ
て、EPR4等化出力E'となって復号回路12に供給
される。なお、ディジタルフィルタ10からは、再生信
号のクロック成分が抽出され、出力信号CLとして再生
クロック発生回路11に入力され、上記再生クロック発
生回路11で生成したサンプリングクロックに同期して
上記A/D変換器9が動作する。
【0026】復号回路12は、以下に述べる復号処理に
よって、EPR4等化出力E'を復号出力A’に変換す
る。復号出力A’は、インターフェース回路2を介し
て、計算機1に入力される。この時、インターフェース
回路2は、記録時に挿入した誤り訂正符号化を利用して
誤り訂正を行い、訂正不能な誤りが発生した場合は、再
読み取り(リトライ)の指令を出す。ディジタルフィル
タ10から出力された等化出力E'は、復号回路12に
おいて、EPR4用ML(最尤復号)回路12−1とビ
ット分配回路12−4に供給される。EPR4用ML回
路12−1は、記録再生系において雑音が重畳された状
態にある等化出力E'について最尤復号処理を行い、上
述した第2の符号化処理に対応した復号出力を得るため
のものである。上記ML回路12−1からの出力信号
は、同期検出回路12ー2と選択回路12−3に入力さ
れ、同期検出回路12ー2によって、記録ブロック群の
先頭にある同期信号2−1が検出される。選択回路12
−3は、上記同期検出回路12ー2で検出した同期信号
を基準にして、記録符号のビット列C3に対応する復号
出力D3”を選択し、これをデータビット統合回路12
−7に供給する。
【0027】ビット分配回路12−4は、上記同期信号
を基準にして、等化出力E'から記録符号C1に対応す
る等化出力E1'と、記録符号C2に対応する等化出力
E2'とを分離して出力する。等化出力E1'系列には、
ハミング距離「4」をもつハミング符号が挿入されてい
るため、最尤復号回路12−5によって、上記ハミング
距離を考慮に入れて、実際の等化出力と予想される出力
との差から最も尤度の高い復号出力D1”を演算する。
この場合、C1系列では1つの記録ブロックが8ビット
で構成されているため、28=64状態のトレリス遷移
を演算する。同様に、E2'系列ではパリティビットが
挿入されているため、最尤復号回路12−6によって、
上記パリティビットを考慮に入れて、すなわち、ハミン
グ距離「2」を考慮して最尤復号を行い、復号結果D
2”を得る。復号結果D1"、D2"は、D3"と同様、
データビット統合回路12−7に供給され、記録時にデ
ータビット分配回路3−1で行ったビット列への分割操
作とは逆の手順で、ビットデータをデータ形式A’に統
合し、インタフェース回路2に出力する。
【0028】図4を参照して分かるように、本実施例に
よれば、3ビットずつ並列的に供給されるデータD(デ
ータ系列D1、D2、D3)のうち、ハミング距離を増
加させていない第3データ系列のビット値(D3)だけ
が異なるビットパターンの4つ組(対)において、再生
時のEPR4等化出力Eにおけるユークリッド距離dE
2が、何れの場合も「16」以上を満足するように、記
録符号Cの割り当てがなされていることが分かる。さら
に、2番目のビット(D2)の値に違いがある組合せ、
例えば「000」と「010」を例にとると、例えば、
直前の記録符号の状態がS0の個別変換テーブルでEP
R4等化出力Eの値「000」と「022」とを比較し
て明らかなように、ユークリッド距離dE2は「02+2
2+22=8」となっている。他の組合せについても、同
様に計算すると、その最小ユークリッド距離dE2
「8」となっていることが分かる。なお、D2符号系列
にはパリティビットが挿入されているため、このパリテ
ィビットを考慮した復号、すなわち、ハミング距離
「2」を考慮した最尤復号が可能であり、このような最
尤復号を行えば、D2符号系列については、ユークリッ
ド距離とハミング距離の乗算である16の距離が得られ
ていると言える。
【0029】同様に、第1番目のビット値が異なる場合
は、最小ユークリッド距離dE2は「4」となってい
る。例えば、S0状態において、D=「000」と「1
00」の変換結果を比較すると、変換後の記録符号はそ
れぞれ「000」と「001」となり、等化出力Eがそ
れぞれ「000」と「002」となるため、最小ユーク
リッド距離dE2は「02+02+22=4」となる。ただ
し、D1符号系列で、ハミング距離が「4」のハミング
符号が挿入されているため、このハミング距離を考慮し
て最尤復号すると、D1符号系列のユークリッド距離と
ハミング距離の乗算である「16」の距離が得られるこ
とになる。このように、本発明によれば、等価的に距離
「16」の下で復号演算がなされるため、雑音の影響を
受けにくい、信頼性の高い記録再生信号処理が可能であ
り、且つ、コードレートが約「0.8」と高い値となっ
ているため、高速、高密度の記録が可能となる。
【0030】以下、本発明の他の実施例について説明す
る。上述した記録符号器3の回路構成を簡単化するため
には、分配回路3−1から並列的に出力するデ−タ系列
Dを2系列としてもよい。図6は、分配回路3−1から
並列出力するデ−タ系列Dを2系列とした場合に第2段
階の符号化を行う記録符号割当て回路3−6が使用する
変換テ−ブルの1例を示す。上述したように、EPR4
等化では、復号対象となるビット以外の他の3ビットに
符号間干渉があることを前提としているため、デ−タ系
列Dを2系列にして、2ビット単位で第2段階の符号化
を行う場合にも、図4と同様に、直前の状態Sn(n=
0〜7)を8状態に分ける。図6におけるD以外の他の
記号は、図4と同様の意味をもつ。
【0031】図7は、2ビット単位で記録符号を指定し
た図6と対応するEPR4等化出力の1例を示す。ここ
では、直前の記録符号が「01」、それ以前の記録符号
の後半ビットが「0」で、直前の連続3ビットの状態が
「001」(S1状態)の状況下で、当該デ−タビット
が「01」の場合を示している。図6の変換テ−ブルか
ら、当該記録符号として「10」が選択され、当該のE
PR4等化出力は「4、0」となる。図6から分かるよ
うに、第2段階の符号化処理を2ビット単位で行う場合
は、等化出力における記録符号間のユ−クリッド距離
が、3ビット単位で行う場合に比較して小さくなる。こ
の場合、データ系列の構成を、図8に示すように、デー
タ系列列D2'に対してパリティビットを、データ系列
D1'に対してハミング符号を付加したデータブロック
構成にすることによって、図2の場合と等価な距離「1
6」を確保できる。尚、図8から分かるように、コ−ド
レ−トは「(4+7)/16=0.6875」となるた
め、図2の場合に比べて低下する。
【0032】図9は、図2に示した3つのデータ系列か
らなる符号化データブロックにおいて、距離を更に大き
くした場合のブロック構成を示す。この例では、デ−タ
系列D3'にパリティビットを挿入し、デ−タ系列D2'
をハミング符号化し、デ−タ系列D1'をリ−ドマラ−
符号化することによって、等価的な距離を「32」にし
ている。この場合のコ−ドレ−トは「(16+26+3
1)/(32×3)=0.76」となる。図10は、上
述した符号化データブロックの変形例として、データ系
列D1'に付加する誤り訂正符号として畳み込み符号を
利用した場合を示す。畳み込み符号は、符号化率が1/
2であるため、連接符号化のコ−ドレ−トは「(8+1
5+16)/(16×3)=0.8125」と高くな
る。
【0033】以上、EPR4対応のセットパ−ティショ
ン記録符号と種々の誤り訂正符号との組合せによる連接
符号化について説明した。これらの連接符号化を適用し
た場合、再生回路の主要な回路要素は、図5に示したよ
うに、等化出力のビット系列から誤り訂正符号のハミン
グ距離を考慮した復号処理を行う最尤復号回路12−5
と12−6である。1つの記録ブロックのデ−タ量が大
きくなればなるほど、これらの最尤復号回路12−5、
12−6に要求される状態数が多くなるため、図5に示
した回路構成は、各記録ブロックのサイズが小さい場合
に特に有効となる。
【0034】図11は、図2に示した構成の符号化デー
タブロックに対して有効で、図5の復号回路12に比べ
て、復号性能が僅かに低下する反面、回路構成を簡単化
できる復号回路13の実施例を示す。図5の復号回路と
同一の要素については同一の番号を付し、機能的に変わ
らない回路部分の説明は省略する。EPR4ML回路1
2−1で得られる仮の復号結果のうち、図2の実施例で
はデータ系列D3'だけを利用したが、この例では、デ
ータ系列D1'、D2'についても利用する。ビット分配
回路12−4は、同期検出回路12−2から出力される
同期信号に基づいて、ML回路12−1の出力から仮復
号結果D1"、D2"を選択する。仮復号結果D1"は、
ハミング符号による誤り検出回路13−1と、訂正処理
回路13−3に入力され、仮復号結果D2"は、パリテ
ィビットによる誤り検出回路13−2に入力される。仮
復号結果D1"、D2"は2値信号であり、その演算も2
値論理式で実行できるため、上記誤り検出回路13−
1、13−2の回路規模は小さくて済む。誤り訂正処理
回路13−3は、上記誤り検出回路13−1、13−2
で検出された誤り情報Em、Epの値に応じて、仮復号
結果D1"に誤り訂正を含む演算処理を施し、ハミング
符号を除く、訂正されたデータ列D1*をデータビット
統合回路13−4に出力する。一方、誤り検出回路13
−2は、パリティビットを除去したデータ系列D2"'を
データビット統合回路13−4に出力する。
【0035】図12は、上記訂正処理回路13−3の詳
細を示す。訂正処理回路13−3における誤り処理の基
本的な考え方は、誤りが少なければ訂正し、誤りが多い
場合は、この記録ブロックにエラ−があることを示すエ
ラ−フラグErを発生することにある。記録ブロックの
復号デ−タD1*とエラ−フラグErは、デ−タビット
統合回路13−4を介して、インタ−フェ−ス回路2に
与えられ、インタ−フェ−ス回路2において、上記エラ
−フラグErを用いて、複数の記録ブロックにわたる誤
り訂正処理などの演算処理を行う。エラ−フラグErが
あれば、エラ−フラグがない場合のランダム誤り訂正処
理に比べて、効率的な符号誤り訂正が可能となる。訂正
処理回路13ー3では、仮復号データD1"について、
エラー訂正回路13−3−2でハミング符号による誤り
訂正処理を行う。誤り訂正処理の間、仮復号データD
1"は遅延回路13−3−3によって遅延され、エラ−
訂正結果と同じタイミングで選択回路13−3−4に入
力される。選択回路13−3−4は、ハミング符号によ
る誤り検出結果Emの個数に応じて、上記エラ−訂正結
果と遅延回路出力の何れか一方を選択し、復号データD
1*として出力する。なお、選択回路13−3−4の出
力信号D1*は、訂正処理が加わっている可能性がある
ため、D1"と区別して標記している。選択回路13−
3−5は、エラ−が1個の場合はエラ−訂正出力を選択
し、それ以外の場合は遅延回路出力を選択する。エラ−
フラグ発生回路13−3−1は、ハミング符号による誤
り検出結果Emに応じて、当該記録ブロックに誤りがあ
ることを示すエラ−フラグを発生する。デ−タ系列D
2”では、パリティビットによって誤りの有無を検出で
きるため、パリティエラーがあった場合にもエラ−フラ
グを通知する。このため、加算回路13−3−5によっ
てエラ−フラグ発生回路13−3−1の出力とEpを加
算し、加算結果をエラーフラグErとして出力する。
【0036】図13は、図11と図5の復号能力の中間
的な機能を備える復号回路14の実施例を示す。ここで
の基本的な考え方は、EPR4の最尤復号回路14−1
で仮復号出力を得ると共に、復号出力毎に、本来予想さ
れる等化出力と実際に得られた等化出力の差、すなわ
ち、仮復号出力に対するデ−タ信頼度を示す情報も求め
ることにある上記デ−タ信頼度情報を利用することによ
って、D1系列の誤り訂正を効率的に行うことができ
る。なお、図13において、図5、図11と同一の要素
には同一の符号を付し、同一機能の部分についての説明
は省略する。ビット分配回路14−2は、同期信号に基
づいて、ML回路14−1の出力から仮復号結果D1"
とD2"を抽出すると共に、EPR4ML回路14−1
からD1"に対する信頼度情報R1を得る。信頼度情報
R1と仮復号結果D1”は処理回路14−3に供給さ
れ、処理回路14−3によって、仮復号結果D1”に対
する信頼度情報R1を用いた誤り訂正処理が施される。
【0037】図14は、上記処理回路14−3の詳細な
回路構成を示す。信頼度情報R1は、比較器14−3−
2によって、基準値レジスタ14−3−1に設定されて
いる基準値と比較され、基準値よりも信頼度の低い復号
結果の個数がカウンタ14−3−3によって計数され
る。一方、仮復号結果D1"は、ランダム訂正回路14
−3−5回路に入力され、ハミング符号による誤り訂正
の演算が行われる。これと平行して、上記仮復号結果D
1"は、イレ−ジャ訂正回路14−3−6と遅延回路1
4−3−4にも入力される。イレ−ジャ訂正回路14−
3−6は、比較器14−3−2の出力から信頼度の低い
復号結果の位置を検知し、この位置情報に基づいて、仮
復号結果D1"に対するハミング符号の誤り訂正演算処
理を行う。
【0038】上記ランダム訂正回路14−3−5と、イ
レ−ジャ訂正回路14−3−6と、これらの訂正回路で
の演算遅延時間に相当する遅延時間を持つ遅延回路14
−3−4の出力は、選択回路14−3−7に入力され、
カウンタ14−3−3から出力される低信頼度復号結果
の個数に応じて適応的に選択された復号結果が、出力D
1*となる。例えば、カウンタ14−3−3から出力さ
れるカウント値が「1」以下の場合は、ランダム訂正回
路14−3−5の出力を選択し、「2〜3」の場合は、
イレ−ジャ訂正回路14−3−6の出力を選択し、それ
以上の場合は遅延回路14−3−4の出力を選択する。
上記カウンタ14−3−3の出力ERは、図13に示す
エラ−フラグの発生回路14−4に入力され、当該記録
ブロックにエラ−があればフラグを発生する。エラーフ
ラグ発生回路14−4の出力と、パリティビットによる
誤り検出回路13−2の出力は、加算回路14−5で加
算され、誤りがD1とD2の何れの系列で発生した場合
ても、エラーフラグErが出力されるようになってい
る。
【0039】以上の実施例は、何れも、図2に示した連
接符号を基本として、D1、D2、D3の3つのビット
系列に対して、誤り訂正符号化など、互いに独立した符
号化演算を行っていた。これら誤り訂正符号として、も
し、回路規模を犠牲にして、より効率的なものを採用し
たい場合には、以下に示すように、複数のデ−タ系列に
対して誤り訂正符号化を演算することが可能である。図
15の(a)、(b)に示す符号化データブロックにおいて、
データ系列D3'、D2'は図2の場合と同様であり、デ
−タ系列D1'に付加される誤り訂正符号が、デ−タ系
列D1'とD2'の情報ビットから演算されたリードソロ
モン誤り訂正符号(以下、RS符号という)となってい
る点に特徴がある。図15の(a)に示した例では、1つ
の符号化データブロック(記録ブロック)が3×14ビ
ットの場合であり、図15の(b)に示した例では、1つ
の記録ブロックが3×30の場合である。当然、図15
の(b)に示した構成の方がコ−ドレ−トが高く、「0.
9」となっている。図16は、図15の(b)のブロッ
ク構成で、RS符号の挿入位置を変えた例を示す。
【0040】図17は、図15と図16の符号化データ
ブロックに対応する信号処理系回路の1例を示してい
る。図1と同一要素には同一符号を付し説明を省略す
る。インターフェイス2からの入力デ−タAは、デ−タ
ビット分配回路3−1によって所定のビット数のデータ
系列D1'、D2'、D3'に分けられる。リ−ドソロモ
ン符号(RS符号)は、複数ビットまとめて1シンボル
を構成する。図15の例では、3ビットで1シンボルと
する。また、図16の例では、4ビットで1シンボルと
する。RS符号用シンボル構成回路15−1は、デ−タ
系列D1'、D2'から上記各シンボルを構成する。RS
符号用シンボル構成回路15−1の出力信号は、演算回
路15−2によってRS符号化演算され、得られた検査
符号が、挿入回路3−3によって、デ−タ系列D1'に
付加され、デ−タ系列D1となる。図17のその他の回
路動作は、図1と同様であり、パラレルシリアル変換回
路3−7から、記録符号Cが得られる。
【0041】図18は、図15の(a)、(b)、あるいは図
16の符号化データブロックに対応する復号回路の1実
施例を示す。ここに示した復号回路の基本的な考え方は
図13の場合と同じであり、信頼度情報に基づいて効率
的な誤り訂正を行えるようにしている。ビット分配回路
15−1と処理回路15−2が、図15、16の符号構
成に対応して構成される。その他の要素は、図13と同
様であり、説明は省略する。
【0042】処理回路15ー2の回路動作を図19に示
した詳細な回路構成図を参照して説明する。基本的な動
作は、図14と同様である。信頼度情報R1は、比較器
14−3−2によって基準値と比較され、比較器出力が
信頼度の低い復号デ−タの位置を示す。上記比較器の出
力をカウンタ14−3−3によってカウントし、低信頼
度の個所の個数が得られる。
【0043】仮復号デ−タD1"とD2"から、記録時と
同様に、シンボル構成回路16−2−1によってRS符
号用シンボルを構成する。カウンタ14−3−3から出
力されるカウント値が「1」以下のとき、すなわち、ビ
ット誤り(信頼度情報R1はビット単位で得られるの
で、ビット誤りがありそうな個数と言い換えることがで
きる)が1個以下の場合は、挿入したRS符号によって
1シンボルの誤り訂正が可能となるため、ランダム誤り
訂正を行って正しい復号系列を得る。一方、上記カウン
ト値が「2」の場合は、ビット誤りが2個所に散らばっ
ていることも予想されるため、比較器14−3−2の出
力が示す誤り予想位置情報を利用してイレ−ジャ訂正を
行う。カウント値が「3」以上のときは、このRS符号
では訂正誤りを招く可能性があるため、RS符号による
誤り訂正を断念して、遅延回路16−2−4の出力を採
用する。
【0044】選択回路16−2−5は、これら3つの出
力のうちの1つをカウンタ値に応じて選択する。選択回
路16−2−5の出力は、D1及びD2系列分離回路1
6−2−6に供給され、デ−タ系列D1とD2に対応す
る復号出力D1*、D2*が分離して出力される。ここ
で、仮復号出力D1*、D2*は、D1"、D2"に訂正
処理が加わったものとなっているため、別表記としてあ
る。上記図19の構成から分かるように、復号回路16
では、訂正処理の加わった復号出力D1*、D2*が得
られる。これらの出力は、信頼性の高い復号結果となっ
ているので、これを確定した復号結果として、再度、E
PR4の最尤復号回路を動作させると、データ系列D3
についても、信頼性の高い復号出力が得られる。この考
え方を実現した回路構成が図20の復号回路である。
【0045】図20において、復号過程の前半は、図1
8、図19と同様である。ただし、ビット分配回路17
−1が、信頼度情報R1、仮復号結果D1"、D2"を出
力する以外に、D3”も分離して出力する点で図18と
異なる。遅延回路17−2から得られた等化出力E'
は、第2のEPR4ML回路17−3に入力される。上
記第2のML回路17−3は、データ系列D1とD2の
復号結果として、訂正処理を受けた復号結果D1*、D
2*を採用できるように変更されている。すなわち、通
常のML回路は、パスメトリックの極小値を持った復号
出力を選ぶように設計されるが、上記ML回路17−3
では、確定復号が与えられているパスを強制的に選択
し、その復号出力につながるパスのみを生き残りパスと
し、それ以外のパスは強制的に捨てる。この機能は、例
えば、D1あるいはD2、又はその両方の系列に加わっ
た雑音によって、データ系列D3のML復号が第1段階
のML回路14−1で誤って処理されていた場合に有効
に働き、正しいデータ系列D3をML復号することが可
能になる。ただし、データ系列D1、D2にもともと誤
りが多い場合は、第2のML回路17−3でも誤った処
理が行われる可能性が高いため、遅延回路17−4から
出力される元のデ−タ系列D3"を採用する。選択回路
17−5は、処理回路16−2のエラ−情報ERに応じ
て、ML回路17−3と遅延回路17−4から出力され
る2つの復号結果のうちの一方を選択し、復号結果D3
*としてデータビット統合回路13−4に供給する。デ
ータ系列D1*、D2*については、遅延回路17−6
を通過させることによって、データ系列D3*の出力と
の時間調整を行った後、デ−タビット統合回路13−4
に入力する。エラ−フラグErに関しては図13、頭1
8と同様である。
【0046】以上、本発明の幾つかの実施例について説
明し、本発明が種々の変形例を含むことを示した。ここ
では、代表的な誤り訂正符号について示したに過ぎず、
本発明の連接符号による符号化には、ここで示したもの
以外の誤り訂正符号でも適用可能である。また、記録ブ
ロックの大きさについても、記録装置に応じた実施例以
外の値を選択できる。さらに、実施例では、EPR4等
化を基本としたが、本発明には、EPR4以外のその他
のパ−シャルレスポンス方式を適用してもかまわない。
例えば、記録パルス「1」に対して、「1、1、0、−
1、−1」応答を対応させるパ−シャルレスポンスがそ
の代表例である。上述した本発明の連接符号による記録
再生方式は、高密度記録が要求される3.5インチ以下
の小型磁気ディスク装置に特に有効となるが、本発明の
有効性がディスクサイズによって限定されるわけではな
い。また、本発明による記録符号の符号化と復号化は、
ディジタル信号処理が基本となっているため、実施例で
示した符号器3、15、復号器12〜14、16、17
の設計が容易であり、例えば、消費電力、集積度の点で
有利なBi−CMOSやCMOSプロセスを適用して容
易にLSI化できる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、3ビット以上の符号間干渉を伴うパ−シャル
レスポンスに適合した記録符号系列を生成したことによ
って、高密度ディジタル磁気記録が可能になる。また、
ハミング距離を含めたユ−クリッド距離の大きな符号系
列を生成したことにより、信頼性の高い復号が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル信号記録系の信号処理
回路の1実施例を示す構成図。
【図2】本発明において第1の符号化によって得られる
連接符号のブロック構成の1例(a)、および第2の符
号化によって得られたデータ系列の並直列変換順序
(b)を示す図。
【図3】図1で、インターフェイス2から記録符号器3
に入力されるデータブロックの形式の1例を示す図。
【図4】第2の符号化を行う記録符号割当て回路3−6
が備えるEPR4に適合した記録符号変換テ−ブルの1
例を示す図。
【図5】本発明によるディジタル信号記録系の再生復号
回路の1実施例を示す構成図。
【図6】第2の符号化を行う記録符号割当て回路3−6
が備える記録符号変換テ−ブルの他の実施例示す図。
【図7】図6の実施例における記録符号の等化出力の1
例を説明するための図。
【図8】第1の符号化によって得られる連接符号のブロ
ック構成の他の実施例を示す図。
【図9】第1の符号化によって得られる連接符号のブロ
ック構成の更に他の実施例を示す図。
【図10】第1の符号化によって得られる連接符号のブ
ロック構成の更に他の実施例を示す図。
【図11】再生復号回路の他の実施例を示す図。
【図12】図11における訂正処理回路の詳細を示す
図。
【図13】再生復号回路の更に他の実施例を示す図。
【図14】図13における訂正処理回路の詳細を示す
図。
【図15】第1の符号化によって得られる連接符号のブ
ロック構成の更に他の実施例を示す図。
【図16】第1の符号化によって得られる連接符号のブ
ロック構成の更に他の実施例を示す図。
【図17】図15、図16の連接符号に適した記録符号
器の1実施例を示す図。
【図18】図17に対応する再生復号回路の1実施例を
示す図。
【図19】図18における訂正処理回路16−2の詳細
を示す図。
【図20】図17に対応する再生復号回路の他の実施例
を示す図。
【図21】従来のディジタル記録におけるデ−タビット
と記録符号の関係を説明するための図。
【図22】本発明における第2の符号化に関係する記録
符号化変換テ−ブルの1部分を示す図。
【図23】記録符号と再生等化出力との関係を説明する
ための図。
【符号の説明】
1…計算機、2…インタフェ−ス回路、3…記録符号
器、4…記録増幅器、5、15…記録再生系、、6…プ
リアンプ、7…可変増幅器、8…低域フィルタ、9…A
/D変換器、10…ディジタルフィルタ、11…再生ク
ロック発生回路、12、13、14、16、17…復号
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤口 秀樹 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録すべきディジタルデータをそれぞれ固
    有のビット長をもつn(nは2以上)個のデータ系列を
    形成するように順次に分配し、ビット長の短い少なくと
    も1つのデータ系に対しては符号化ビットを追加するこ
    とによって上記各データ系列を同一ビット長とし、上記
    n個のデータ系列からそれぞれ1ビットずつ出力してn
    ビットの並列データを順次に生成する第1の符号化ステ
    ップと、 上記第1の符号化ステップで得られるnビット単位の入
    力データ毎に、該入力データのビットパターンと既に変
    換済の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まる
    nビットの記録符号に変換する第2の符号化ステップと
    を有し、 上記第2の符号化ステップにおける変換則が、上記nビ
    ット入力データがとり得るビットパターンに対して、符
    号化ビットを伴わないデータ系列に該当するビット位
    置、または符号化ビット長の最も短いデータ系に該当す
    るビット位置で所定のハミング距離にある2つのビット
    パターンの組毎に、3ビット以上の符号間干渉を考慮し
    た各記録符号のパ−シャルレスポンス等化出力が16以
    上のユークリッド距離をもつように、記録符号を対応付
    けていることを特徴とするディジタル記録方法。
  2. 【請求項2】前記第2の符号化ステップで得られたnビ
    ットの記録符号を所定のビット順序でシリアルデータに
    変換した後、記録媒体への書き込手段に供給することを
    特徴とする請求項1に記載のディジタル記録方法。
  3. 【請求項3】前記第1の符号化ステップにおいて、前記
    n個のデータ系列のうちの1つに、ハミング距離が4以
    上の誤り訂正符号を付加することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のディジタル記録方法。
  4. 【請求項4】前記第1の符号化ステップにおいて、第1
    のデータ系列に第1のビット長の第1の符号化情報を付
    加したものと、第2のデータ系列に第2のビット長をも
    つ第2の符号化情報を付加したものとがそれぞれ第3の
    データ系列と同一ビット長となるように、前記ディジタ
    ルデータを3系列に分配し、上記第1、第2のデータ系
    列に対して符号化ビットを追加することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のディジタル記録方法。
  5. 【請求項5】前記第1の符号化情報が、前記第1のデー
    タ系列に分配されたディジタルデータと対応するハミン
    グ符号であり、前記第2の符号化情報が、前記第2のデ
    ータ系列に分配されたディジタルデータと対応するパリ
    ティビットであることを特徴とする請求項4に記載のデ
    ィジタル記録方法。
  6. 【請求項6】前記第1の符号化情報が、前記第1、第2
    のデータ系列に分配されたディジタルデータと対応する
    リードソロモン誤り訂正符号であり、前記第2の符号化
    情報が前記第2のデータ系列に分配されたディジタルデ
    ータと対応するパリティビットであることを特徴とする
    請求項4に記載のディジタル記録方法。
  7. 【請求項7】前記第1の符号化情報が、前記第1、第2
    のデータ系列に分配されたディジタルデータと対応する
    リードソロモン誤り訂正符号の一部であり、前記第2の
    符号化情報が、前記第2のデータ系列に分配されたディ
    ジタルデータと対応するパリティビットと上記リードソ
    ロモン誤り訂正符号の残部であることを特徴とする請求
    項4に記載のディジタル記録方法。
  8. 【請求項8】前記第1の符号化ステップにおいて、第1
    のデータ系列に該第1のデータ系列のディジタルデータ
    と対応した第1のビット長の第1の符号化情報を付加し
    たものと、第2のデータ系列に該第2のデータ系列のデ
    ィジタルデータと対応する第2のビット長の第2の符号
    化情報を付加したものとが互いに同一ビット長となるよ
    うに、前記ディジタルデータを2系列に分配し、上記第
    1、第2のデータ系列に符号化ビットを追加することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のディジタル
    記録方法。
  9. 【請求項9】前記第1の符号化情報がハミング符号であ
    り、前記第2の符号化情報がパリティビットであること
    を特徴とする請求項8に記載のディジタル記録方法。
  10. 【請求項10】前記第1の符号化ステップにおいて、第
    1のデータ系列に該第1のデータ系列のディジタルデー
    タと対応する第1ビット長の第1の符号化情報を付加し
    たものと、第2のデータ系列に該第2のデータ系列のデ
    ィジタルデータと対応する第2ビット長の第2の符号化
    情報を付加したものと、第3のデータ系列に該第3のデ
    ータ系列のディジタルデータと対応する第3ビット長の
    第3の符号化情報を付加したものとが互いに同一ビット
    長となるように、前記ディジタルデータを3系列に分配
    し、各データ系列に符号化ビットを付加することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のディジタル記録
    方法。
  11. 【請求項11】前記第1、第2、第3の符号化情報の内
    の1つがリードマラー符号であることを特徴とする請求
    項10に記載のディジタル記録方法。
  12. 【請求項12】前記第1、第2、第3の符号化情報の内
    の1つが畳み込み符号であることを特徴とする請求項1
    0に記載のディジタル記録方法。
  13. 【請求項13】前記第1、第2、第3の符号化情報の内
    の1つがハミング符号であることを特徴とする請求項1
    0〜請求項12の何れかに記載のディジタル記録方法。
  14. 【請求項14】前記第1、第2、第3の符号化情報の内
    の他の1つがパリティビットであることを特徴とする請
    求項10〜請求項13の何れかに記載のディジタル記録
    方法。
  15. 【請求項15】記録すべき前記ディジタルデータが、所
    定のデータ長毎に同期情報を挿入した形式で与えられ、
    前記第1の符号化ステップで、同期情報が時系列的に混
    在するディジタルデータを入力順序に従って前記n個の
    データ系列に分配することを特徴とする請求項1〜請求
    項14の何れかに記載のディジタル記録方法。
  16. 【請求項16】記録すべき前記ディジタルデータが、所
    定のデータ長毎に誤り訂正符号と同期情報とを挿入した
    形式で与えられ、前記第1の符号化ステップで、上記誤
    り訂正符号と同期情報とが時系列的に混在するディジタ
    ルデータを入力順序に従って前記n個のデータ系列に分
    配することを特徴とする請求項1〜請求項14の何れか
    に記載のディジタル記録方法。
  17. 【請求項17】ディジタルデータの磁気記録媒体への記
    録再生方法において、 記録時の信号処理過程に、 記録すべきディジタルデータをそれぞれ固有のビット長
    をもつn(nは2以上)個のデータ系列を形成するよう
    に分配し、ビット長の短い少なくとも1つのデータ系に
    対して符号化ビットを付加することによって上記データ
    系列を同一ビット長とし、上記n個のデータ系列からそ
    れぞれ1ビットずつ出力nビットの並列データを順次に
    生成する第1の符号化ステップと、 上記第1の符号化ステップで得られるnビット単位の入
    力データ毎に、該入力データのビットパターンと既に変
    換済の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まる
    nビットの記録符号に変換する第2の符号化ステップと
    を有し、 上記第2の符号化ステップにおける変換則が、上記入力
    データがとり得るビットパターンに対して、符号化ビッ
    トを伴わないデータ系列に該当するビットまたは符号化
    ビット長の最も短いデータ系列に該当するビットの位置
    で所定のハミング距離にある2つのビットパターンの組
    合せ毎に、3ビット以上の符号間干渉を考慮した各記録
    符号のパ−シャルレスポンス等化出力が16以上のユー
    クリッド距離をもつように、記録符号を対応付けてお
    り、 再生時の信号処理過程に、 記録媒体からの再生信号についてパーシャルレスポンス
    等化する等化ステップと、 上記等化された信号を最尤判定によってビット列に変換
    する前記第2の符号化の逆変換に相当する復号ステップ
    と、 上記復号されたビット列を前記第1の符号化結果に相当
    する複数のデータ系列に分離するステップと、 上記分離されたデータ系列のうち、記録時に前記第1の
    符号化によって符号化ビットが付加されたデータ系列に
    ついて、符号化ビットを除去すると共に、誤り訂正可能
    なビット系列については上記符号化ビットを利用した誤
    り訂正処理を施す符号化ビット処理ステップと、 上記処理ステップで符号化ビットが除去されたデータ系
    列と、記録時に符号化ビットが付加されていないデータ
    系列については上記分離ステップで分離されたデータ系
    列とを1つのディジタルデータ列に統合するステップと
    を有することを特徴とするディジタル記録再生方法。
  18. 【請求項18】前記誤り訂正ステップにおいて、訂正不
    能な誤りがあった場合は、エラー表示信号を発生するこ
    とを特徴とする請求項17に記載のディジタル記録再生
    方法。
  19. 【請求項19】前記分離ステップが、前記復号ステップ
    で復号されたビット列から抽出された同期信号に基づい
    て行われることを特徴とする請求項17または請求項1
    8に記載のディジタル記録再生方法。
  20. 【請求項20】ディジタルデータの磁気記録媒体への記
    録再生方法において、 記録時の信号処理過程に、 記録すべきディジタルデータをそれぞれ固有のビット長
    をもつn(nは2以上)個のデータ系列を形成するよう
    に分配し、ビット長の短い少なくとも1つのデータ系に
    対して符号化ビットを付加することによって上記データ
    系列を同一ビット長とし、上記n個のデータ系列からそ
    れぞれ1ビットずつ出力nビットの並列データを順次に
    生成する第1の符号化ステップと、 上記第1の符号化ステップで得られるnビット単位の入
    力データ毎に、該入力データのビットパターンと既に変
    換済の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まる
    nビットの記録符号に変換する第2の符号化ステップと
    を有し、 上記第2の符号化ステップにおける変換則が、上記入力
    データがとり得るビットパターンに対して、符号化ビッ
    トを伴わないデータ系列に該当するビットまたは符号化
    ビット長の最も短いデータ系列に該当するビットの位置
    で所定のハミング距離にある2つのビットパターンの組
    合せ毎に、3ビット以上の符号間干渉を考慮した各記録
    符号のパ−シャルレスポンス等化出力が16以上のユー
    クリッド距離をもつように、記録符号を対応付けてお
    り、 再生時の信号処理過程に、 記録媒体からの再生信号についてパーシャルレスポンス
    等化する等化ステップと、 上記等化された信号を最尤判定することによって、記録
    時に符号化ビットが付加されていないデータ系列を再現
    する第1の復号ステップと、 上記等化された信号を符号化ビットを利用して最尤判定
    することによって、前記第1の符号化で符号化ビットが
    付加されたデータ系列を再現する第2の復号ステップ
    と、 上記第1、第2の復号ステップで得られたデータ系列を
    統合するステップとを有することを特徴とするディジタ
    ル記録再生方法。
  21. 【請求項21】前記第1の復号ステップで、前記等化さ
    れた信号を最尤判定することによってビット列に変換し
    た後、得られたビット列から前記符号化ビットが付加さ
    れていないデータ系列を選択的に抽出し、 前記第2の復号ステップで、前記等化された信号から前
    記符号化ビットが付加された信号部分を分離した後、該
    分離された信号部分を最尤判定することによってビット
    列に変換することを特徴とする請求項20に記載のディ
    ジタル記録再生方法。
  22. 【請求項22】記録すべきディジタルデータをそれぞれ
    固有のビット長をもつn(nは2以上)個のデータ系列
    を形成するように順次に分配し、ビット長の短い少なく
    とも1つのデータ系に対して符号化ビットを追加するこ
    とによって上記データ系列を同一ビット長とし、上記n
    個のデータ系列をそれぞれ1ビットずつ出力してnビッ
    トの並列データを順次に生成する第1の符号化手段と、 上記第1の符号化手段から与えられるnビット単位の入
    力データ毎に、該入力データのビットパターンと既に変
    換済の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まる
    nビットの記録符号に変換する第2の符号化手段とを有
    し、 上記第2の符号化手段が、上記nビット入力データがと
    り得るビットパターンに対して、所定のハミング距離に
    ある2つのビットパターンの組合せ毎に、3ビット以上
    の符号間干渉を考慮したそれぞれの記録符号のパ−シャ
    ルレスポンス等化出力が4以上のユークリッド距離をも
    つように、変換後の記録符号を割り当てることを特徴と
    するディジタル記録用信号処理装置。
  23. 【請求項23】前記第2の符号化手段から並列的に出力
    されるnビットの記録符号を所定順序の直列データに変
    換する変換手段を有し、上記直列データを記録媒体への
    書き込手段に供給するようにしたことを特徴とする請求
    項22に記載のディジタル記録用信号処理装置。
  24. 【請求項24】前記第1の符号化手段が、記録すべきデ
    ィジタルデータをそれぞれが固有のビット長となるよう
    に第1、第2、第3のデータ系列に分配する手段と、上
    記データ系列のうちの少なくとも1つから第1のビット
    長をもつ第1の符号化情報を生成し、第1のデータ系列
    の後に挿入する第1の符号演算手段と、上記データ系列
    のうちの少なくとも1つから第2のビット長をもつ第2
    の符号化情報を生成し、該第2のデータ系列の後に挿入
    する第2の符号演算手段とを有し、 上記第3のデータ系列の最終ビットと上記第1、第2の
    符号化情報の最終ビットとが並列的に出力されるよう
    に、上記各データ系列のビット長と符号化情報のビット
    長とが関係付けられていることを特徴とする請求項22
    または請求項23に記載のディジタル記録用信号処理装
    置。
  25. 【請求項25】前記第1の符号演算手段が、前記第1の
    データ系列のデータ内容と対応したハミング符号を生成
    し、前記第2の符号演算手段が、前記第2のデータ系列
    のデータ内容と対応したパリティビットを生成すること
    を特徴とする請求項24に記載のディジタル記録用信号
    処理装置。
  26. 【請求項26】前記第1の符号演算手段が、前記第1、
    第2のデータ系列のデータ内容と対応したリードソロモ
    ン誤り訂正符号を生成し、前記第2の符号演算手段が前
    記第2のデータ系列のデータ内容と対応したパリティビ
    ットを生成することを特徴とする請求項24に記載のデ
    ィジタル記録信号処理装置。
  27. 【請求項27】前記第1の符号化手段が、前記ディジタ
    ルデータをそれぞれが固有のビット長となるように第
    1、第2のデータ系列に分配する手段と、上記第1のデ
    ータ系列から第1のビット長をもつ第1の符号化情報を
    生成し、該第1のデータ系列の後に挿入する第1の符号
    演算手段と、上記第2のデータ系列から第2のビット長
    をもつ第2の符号化情報を生成し、該第2のデータ系列
    の後に挿入する第2の符号演算手段とを有し、 上記第1、第2の符号化情報の最終ビットとが並列的に
    出力されるように、上記各データ系列のビット長と符号
    化情報のビット長とが関係付けられていることを特徴と
    する請求項22または請求項23に記載のディジタル記
    録用信号処理装置。
  28. 【請求項28】前記第1の符号演算手段がハミング符号
    を生成し、前記第2の符号演算手段がパリティビットを
    生成することを特徴とする請求項27に記載のディジタ
    ル記録用信号処理装置。
  29. 【請求項29】前記第1の符号化手段が、記録すべきデ
    ィジタルデータをそれぞれが固有のビット長をもつよう
    に第1、第2、第3のデータ系列に分配する手段と、上
    記第1のデータ系列から第1のビット長をもつ第1の符
    号化情報を生成し、該第1のデータ系列の後に挿入する
    第1の符号演算手段と、上記第2のデータ系列から第2
    のビット長をもつ第2の符号化情報を生成し、該第2の
    データ系列の後に挿入する第2の符号演算手段と、上記
    第3のデータ系列から第3のビット長をもつ第3の符号
    化情報を生成し、該第3のデータ系列の後に挿入する第
    3の符号演算手段とを有し、 上記第1、第2、第3の符号化情報の最終ビットが並列
    的に出力されるように上記各データ系列のビット長と符
    号化情報のビット長とが関係付けられていることを特徴
    とする請求項22または請求項23に記載のディジタル
    記録用信号処理装置。
  30. 【請求項30】前記第1、第2、第3の符号演算手段の
    内の1つがリードマラー符号を生成することを特徴とす
    る請求項29に記載のディジタル記録用信号処理装置。
  31. 【請求項31】前記第1、第2、第3の符号演算手段の
    内の1つが畳み込み符号を生成することを特徴とする請
    求項29に記載のディジタル記録用信号処理装置。
  32. 【請求項32】前記第1、第2、第3の符号演算手段の
    内の1つがハミング符号を生成することを特徴とする請
    求項29に記載のディジタル記録用信号処理装置。
  33. 【請求項33】前記第1、第2、第3の符号演算手段の
    内の1つがパリティ符号を生成すことを特徴とする請求
    項29に記載のディジタル記録用信号処理装置。
  34. 【請求項34】磁気記録媒体に記録すべきディジタル信
    号を処理する記録用信号処理回路と、上記磁気記録媒体
    から再生された信号を処理する再生信号処理回路とを備
    えた磁気記録再生装置において、 上記記録用信号処理回路が、 記録すべきディジタルデータをそれぞれ固有のビット長
    をもつn(nは2以上)個のデータ系列を形成するよう
    に分配し、ビット長の短い少なくとも1つのデータ系に
    対して符号化ビットを付加することによって上記データ
    系列を同一ビット長とし、上記n個のデータ系列からそ
    れぞれ1ビットずつ出力してnビットの並列データを順
    次に生成する第1の符号化手段と、 上記第1の符号化手段から与えられるnビット単位の入
    力データを該入力データのビットパターンと既に変換済
    の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まるnビ
    ットの記録符号へ変換する第2の符号化手段とを有し、 上記第2の符号化手段が、上記nビット入力データがと
    り得るビットパターンに対して、所定ビット位置で所定
    のハミング距離にある2つのビットパターンの組毎に、
    3ビット以上の符号間干渉を考慮した各記録符号のパ−
    シャルレスポンス等化出力が16以上のユークリッド距
    離をもつように記録符号を割り当て、 上記再生信号処理回路が、 記録媒体からの再生信号をパーシャルレスポンス等化す
    る等化回路と、 上記等化回路の出力信号を最尤判定によってビット列に
    変換する最尤復号手段と、 上記復号されたビット列を前記第1の符号化結果に対応
    する複数のデータ系列に分離する手段と、 上記分離されたデータ系列のうち、記録時に前記第1の
    符号化によって符号化ビットが付加されたデータ系列に
    ついて、符号化ビットを除去すると共に、誤り訂正可能
    なビット系列については上記符号化ビットを利用した誤
    り訂正処理を施す符号化ビット処理手段と、 上記処理手段から得られる符号化ビットを除去したデー
    タ系列と、記録時に符号化ビットが付加されていないデ
    ータ系列については上記分離手段で分離したデータ系列
    とを1つのディジタルデータ列に統合するデータビット
    統合手段とを有する磁気記録再生装置。
  35. 【請求項35】前記符号化ビット処理手段が、前記符号
    化ビットに基づいてデータ系列の誤り訂正処理を行い、
    訂正不能な誤りがあった場合は、エラー表示信号を発生
    することを特徴とする請求項34に記載の磁気記録再生
    装置。
  36. 【請求項36】前記最尤復号手段が、復号結果に関する
    信頼度を示す情報を発生し、 前記符号化ビット処理手段が、上記信頼度情報に応じ
    て、データ系列の誤り訂正処理を行うことを特徴とする
    請求項34または請求項35項に記載の磁気記録再生装
    置。
  37. 【請求項37】前記再生信号処理回路が、前記最尤復号
    手段から出力されるビット列を入力としてに同期信号を
    生成する同期信号生成手段を有し、前記分離手段が、上
    記同期信号に基づいて、前記復号結果から複数のデータ
    系列を分離することを特徴とする請求項34〜請求項3
    6項の何れかに記載の磁気記録再生装置。
  38. 【請求項38】外部から供給されたディジタルデータを
    所定の順次で分配し、それぞれ固有のビット長をもつn
    (nは2以上)個のデータ系列を形成し、各データ系列
    からそれぞれ1ビットずつ出力してnビットの並列デー
    タを順次に生成するための手段と、少なくとも1つのデ
    ータ系列の内容から符号化ビットを生成し、ビット長の
    短い少なくとも1つのデータ系でデータ不足となってい
    るビット位置に上記符号化ビットを挿入するための手段
    とからなる第1の符号化手段と、 上記第1の符号化手段からnビット単位で供給される入
    力データを既に変換済の複数ビット分の記録符号の状態
    によって異なるnビットの記録符号に変換する第2の符
    号化手段と、 上記第2の符号化手段によって生成されるnビットの記
    録符号をシリアルな記録符号列に変換して出力するため
    の変換手段を有し、 上記第2の符号化手段が、上記nビット入力データがと
    り得るビットパターンに対して、符号化ビットを伴わな
    いデータ系列に該当するビットまたは符号化ビット長の
    最も短いデータ系に該当するビットの位置で最小ハミン
    グ距離にある2つのビットパターンの組毎に、3ビット
    以上の符号間干渉を考慮した各記録符号のパ−シャルレ
    スポンス等化出力が16以上のユークリッド距離をもつ
    ように、記録符号を割り当てることを特徴とするディジ
    タル記録用信号処理装置。
  39. 【請求項39】前記第1、第2段階の符号化手段が半導
    体集積回路化されたことを特徴とする請求項39に記載
    の信号処理装置。
  40. 【請求項40】記録すべきディジタルデータに対して、
    ハミング距離を増加させるための符号化を行い、n(n
    は2以上)ビットの並列データを順次に生成する第1の
    符号化手段と、 上記第1の符号化手段から受け取ったnビットの入力デ
    ータ毎に、該入力データのビットパターンと既に変換済
    の複数ビット分の記録符号の状態とによって決まるnビ
    ットの記録符号に変換する第2の符号化手段と、 上記第2の符号化手段から出力されるnビットの記録符
    号をシリアルな記録符号列に変換するための変換手段と
    を有し、 上記第2の符号化手段が、上記nビット入力データがと
    り得るビットパターンに対して、符号化ビットを伴わな
    いデータ系列に該当するビット位置、または符号化ビッ
    ト長の最も短いデータ系に該当するビット位置で所定の
    ハミング距離にある2つのビットパターンの組毎に、3
    ビット以上の符号間干渉を考慮した各記録符号のパ−シ
    ャルレスポンス等化出力が16以上のユークリッド距離
    をもつように、記録符号を対応付けることを特徴とする
    ディジタル記録用信号処理装置。
  41. 【請求項41】請求項40または請求項41に記載のデ
    ィジタル信号処理装置と、該ディジタル信号処理装置か
    ら出力されるシリアルな記録符号列を磁気記録媒体に記
    録するための磁気記録手段とを備えたことを特徴とする
    磁気ディスク装置。
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