JPH09251224A - 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法 - Google Patents

写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法

Info

Publication number
JPH09251224A
JPH09251224A JP9001314A JP131497A JPH09251224A JP H09251224 A JPH09251224 A JP H09251224A JP 9001314 A JP9001314 A JP 9001314A JP 131497 A JP131497 A JP 131497A JP H09251224 A JPH09251224 A JP H09251224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
available
coating
poly
polymer products
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9001314A
Other languages
English (en)
Inventor
L Maruhotora Shady
エル.マルホトラ シャディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH09251224A publication Critical patent/JPH09251224A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M7/00After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock
    • B41M7/0027After-treatment of prints, e.g. heating, irradiating, setting of the ink, protection of the printed stock using protective coatings or layers by lamination or by fusion of the coatings or layers

Landscapes

  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光沢性、画像特性、耐水性、耐光性に優れた
写真品質をシュミレートしたプリントの作成方法を提供
する。 【解決手段】 非写真的画像形成プロセスを用いて、写
真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法であ
って; 該プロセスを用いて形成される反転読み取りトナ
ー画像67を上に有するコーティング99透明基材25を提供
し; 接着剤をコーティング100,102 した一表面を有する
裏打ち部材98を、前記基材の前記画像67を含む表面に接
着し、前記部材98が筆記又は印刷に容易に受容性のない
材料から製造され; 前記部材98の前記面と反対面に、ス
カフ耐性があり、ゼログラフィック画像形成に受容性が
あり、ペン又は鉛筆による筆記にも受容性があるコーテ
ィング104 を提供し; 前記裏打ち部材98の前記一方の面
に前記基材25を接着して、その一方の面から見れる画像
とその反対に前記別の面とを有するプリントを作成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真品質をシュミ
レートした印刷物(simulated photographic-quality p
rints )、及びゼログラフィ及び/又はインクジェット
印刷及び/又は複写等の非写真的画像形成法を使用して
写真品質をシュミレートした画像又はプリント(印刷
物)を作成(創出,create)するのに好適に使用できる
基材、を作成することに関する。更に詳細には、本発明
は、適切な量の淡色充填剤顔料粒子(light color fille
r pigment particles)を含み、疎水性、耐摩耗性、滑り
防止性である充填剤入りポリマーコーティングを裏打ち
シート上に施す不透明マイラー(MYLAR)、透明マイラー
及びメリネックス(MELINEX )ポリプロピレン等の基材
を用いて、写真品質をシュミレートしたプリント物作成
することに関し、この裏打ちシートはゼログラフィック
画像形成に受容性があると共にペン又は鉛筆を用いて書
き込むことができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
ゼログラフィの実施に際しては、先ず最初に受光体(例
えば感光体)等の電荷保持表面を均一に帯電させること
により、ゼログラフィ表面に静電潜像を形成するのが一
般的手法である。帯電領域は、オリジナル画像に対応し
た活性化照射パターンに従って選択的に消失する。電荷
の選択的消失によって、照射されていない領域に対応す
る画像形成表面に潜像電荷パターンが残る。
【0003】この電荷パターンは、受光体を1つ以上の
現像剤ハウジングに通すことによって、トナーにより現
像されて目に見えるようになる。単色画像の場合、トナ
ーは通常黒色の熱可塑性粉末粒子を含み、これが静電引
力により電荷パターンに付着する。この現像された画像
は次いで画像形成表面に定着されるか、または普通紙等
の受像基材上に転写され、適当なフュージング(溶融、
定着)技術により定着される。
【0004】近年、ゼログラフィおよび/またはインク
ジェット画像形成プロセスを利用したカラーコピー機/
プリンターの開発に向けて多大の努力がなされてきた。
そのような努力により、ゼロックス(商品名)5775
(商品名)コピー機/プリンター、ゼロックス4900
(商品名)および富士ゼロックスA−カラー635(商
品名)装置が市場に送り出されてきた。
【0005】カラープリンターおよび複写機の分野にお
ける近年のあらゆる進展にもかかわらず、紙やマイラー
(Mylar ,商品名)およびテスリン(Teslin,商品名)
等の合成基材上に作られるカラー画像の品質については
改良の余地がある。上述のことは特に、非写真的プロセ
スを使用して写真品質の画像を作成する場合に言えるこ
とである。
【0006】従来手法で形成されるカラートナー画像を
改善する試みは、透明基材を使用して紙の上にゼログラ
フィ画像を積層する方法を生み出した。この手法は、積
層プロセスによってプリントの濃度範囲が減少する傾向
があり、その結果プリント(印刷物)の細部の陰影が少
なくなるために、部分的な成功にとどまっている。積層
プロセスはまたプリントに相当な重量と厚みを与えるこ
とにもなる。
【0007】さらに、前述の積層プロセスは典型的カラ
ートナー画像が積層物とトナーの間の界面で適切な光学
的接触を達成しないことから良好な結果が得られないと
言われている。これは即ち、界面における不規則な当初
のトナー画像が、積層後も不規則なまま(即ち、空白部
を含んだまま)で、光がそれらの表面の少なくとも一部
で反射され、トナー通過が妨げられるからである。換言
すれば、透明膜とトナー画像の間に空白部がある場合、
光が分散されて着色トナーを通過することなく反射され
てしまうのである。白色光が透明基材の底面または不規
則なトナー表面から分散されてトナーを通過しないと、
画像のコントラストが失われることになる。
【0008】透明基材上のカラーゼログラフィ画像の外
観を改善する公知の方法は、カラー画像を再フュージン
グすることを包含したものである。そのようなプロセス
は、1985年のNOMDA見本市のパナソニック展示
場で見られた。展示されたプロセスは、カラースライド
を作成する目的で、パナソニックから入手できるオフラ
インの透明膜フューザFA−F100型と、透明基材上
に多色トナー画像を作成するためのカラーゼログラフィ
複写機を併用して行うものであった。カラー複写機から
最終的に取り出された画像は実際の投影用には適当でな
いため、前述のオフライン・レフューザ(refuser) を使
用して再フュージングされた。このプロセスを実行する
ために、透明膜がホルダーにおさめられ、このホルダー
内に比較的薄い透明なプラスチックシートとやや強固な
支持体が構成される。このホルダーは画像形成された透
明膜をオフライン・レフューザに送り込むのに使用され
る。この薄い透明シートは透明膜上のトナー層の最上部
におかれる。透明膜はレフューザを通過した後、ホルダ
ーから取り出される。このプロセスによって、画像プロ
ジェクタ用に好適に使用できる美しい高光沢を有する画
像となった。このレフューザはまたその展示会におい
て、紙の上にカラー画像を再フュージングするのにも使
用された。しかしながら、光沢は画像次第で変化してし
まう。このように、トナーが透明プラスチックシートと
接触して再フュージングすると、非常にスムーズになる
ために、光沢はトナー密度が高い領域で高くなる。トナ
ーが非常に少ないか、または存在しない領域では、光沢
は単に基材の光沢だけとなる。またこのレフューザはそ
の展示会においてカラー画像を紙の上に再フュージング
するのにも使用された。
【0009】本発明は、被覆した不透明のマイラー(My
lar ,商品名)などの裏打ちシート(backing sheet) ま
たは基材の作成および使用に関する。これらのシートま
たは基材は、ゼログラフィやインクジェット等の非写真
的画像形成法を使用して写真品質をシュミレートしたプ
リントを作成するのに利用される。
【0010】
【課題を解決するための手段】詳細には、本発明はマイ
ラーを用いて写真品質をシュミレートしたプリントを作
成することに関する。マイラーの裏側は、適切な量の淡
色充填剤顔料粒子を含む疎水性、耐摩耗性で滑り防止性
の充填剤入りポリマーコーティングを裏打ちシートにコ
ーティングされ、この場合、この裏打ちシートはゼログ
ラフィック画像形成に受容性があると共にペン又は鉛筆
を用いて書き込むことができる。従って、裏打ちシート
の摩耗に耐性を作るために使用される前述の種類のマイ
ラー裏打ちシートは、ポリカーボネート及びポリアミド
等のような疎水性耐摩耗性ポリマーバインダ、四級アン
モニウム塩のような帯電防止剤、1,2−ヒドロキシ−
4−(オクチルオキシ)ベンゾフェノン及び2−(4−
ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチルアクリ
レート等のような光褪色防止剤、及びコロイド状シリカ
のような淡色充填剤顔料粒子からなる組成物でコーティ
ングされている。コロイド状シリカのような充填剤顔料
は、ゼログラフィ画像に受容性であると共にペン又は鉛
筆による書き込みに受容性のある組成物にするのに十分
な量で組成物中に存在する。従って、淡色充填剤料顔料
粒子は、組成物の少なくとも10%に相当する量で存在
する。
【0011】本発明のその他の特徴は、図面を参照しな
がら以下の説明を読み進むことによって明らかになるで
あろう。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の特徴を広く理解しやすく
するために図面に参照番号を付す。図面中の同じ参照番
号はすべて同一の要素を示す。
【0013】以下、本発明を少なくとも一つの好ましい
具体例に基づいて説明するが、本発明はその具体例に限
定されるものではなく、逆に、請求の範囲で規定される
本発明の精神と範囲に含まれるすべての代替物、変形
例、および均等物を包含するものであることが理解され
るであろう。
【0014】以下の説明により、本発明は広範囲の各種
の印刷システムとして使用するのに等しく好適なもので
あることが明らかであり、必ずしも本明細書に示した特
定のシステムにその用途を限定するものではない。
【0015】先ず最初に図2を参照すると、印刷システ
ム9の動作時には、多色のオリジナル・ドキュメント
(書類)または写真38が、参照番号10で一般的に示
されているラスタ入力スキャナ(RIS:Raster Input
Scanner)の上に置かれる。このRISはドキュメント
照明ランプ、光学装置、機械式スキャニング駆動装置、
および電荷結合素子(CCDアレイ)を包含している。
このRISはオリジナル・ドキュメントの全体をとら
え、それを一連のラスタ走査線に変換し、オリジナル・
ドキュメントの各点における原色濃度の組み合わせ(即
ち赤、緑および青の濃度)を測定する。この情報は、参
照番号12で一般的に示されている画像処理システム
(IPS:Image Processing System )へ送られる。I
PS12は画像データの流れを、参照番号16で一般的
に示されているラスタ出力スキャナへ送るための準備お
よび処理をするための制御電子装置を含む。参照番号1
4で一般的に示されるユーザー・インターフェース(U
I:User Interface)はIPS12と通じている。UI
14によってオペレータは、オペレータが調節するこ
とができる各種の機能をコントロールする。UI 14
からの出力信号はIPS12へ送られる。対象画像に応
じた信号はIPS12からROS16へ送られ、ここで
出力画像が作り出される。ROS16は画像を、各線が
1インチあたり特定のピクセル数を有する一連の水平走
査線上にレイアウトする。ROS16は、それに取り付
けられた回転ポリゴンミラーブロックを有するレーザ装
置を包含する。ROS16は、参照番号18でその全体
を示すマーキング・エンジンの均一に帯電された光導電
性ベルト20を照射して一連の減法混色の原色潜像を作
成するために使用される。潜像は、シアン、マゼンタ、
およびイエローの現像物質をそれぞれ使用して現像され
る。これらの現像された画像は最終基材上に互いに重ね
あわせるように転写され、基材上に多色画像が形成され
る。この多色画像は次に基材上に熱および圧力をかけて
フュージングされ、それにより多色のトナー画像を基材
上に形成する。この印刷システム9は、従来の正像読み
取りトナー画像を普通紙上に印刷することもでき、或い
は市販されている5775(商品名)複写機に使用され
るその他各種の基材上の反転(ミラー)画像を印刷する
ことができる。さらに図2を見ると、プリンタまたはマ
ーキングエンジン18は電子複写印刷機である。マーキ
ングエンジン18の光導電性ベルト20は、好ましくは
多色性の光導電性材料で製作される。この光導電性ベル
トは矢印22の方向へ移動し、光導電性表面を連続的に
順次、ベルトの移動経路のまわりに配置された種々の処
理ステーションを通過させる。光導電性ベルト20は、
移動ローラ24と26、テンションローラ28、および
駆動ローラ30のまわりに巻き掛けられる。駆動ローラ
30は、ベルト駆動装置などの適当な手段によって組み
合わされたモータ32によって駆動される。ローラ30
が回転すると、ベルト20が矢印22の方向へ進む。
【0016】先ず、光導電性ベルト20の一部が、一般
的に参照番号33で示されている帯電ステーションを通
過する。帯電ステーション33で、コロナ発生装置34
が光導電性ベルト20を比較的高い、実質的に均一な静
電電位に帯電させる。
【0017】次に、帯電した光導電性表面は、参照番号
35でその全体を示す露光ステーションを通過する。露
光ステーション35は、RIS10上に置かれた多色オ
リジナル・ドキュメント38から取り出された情報に応
じた変調光ビームを受け取る。RIS10はオリジナル
・ドキュメント38の全体画像をとらえ、それを一連の
ラスタ走査線に変換し、IPS12へ電気信号として送
る。RIS10からの電気信号は、オリジナル・ドキュ
メントの各点における赤、緑および青の濃度に応じたも
のである。IPS12はこの赤、緑および青の濃度信
号、即ちオリジナル・ドキュメント38の原色濃度に応
じた1組の信号を、1組の比色座標に変換する。オペレ
ータは、UI 14の適当なキーを操作してコピーのパ
ラメータを調節する。UI 14はタッチスクリーン、
またはその他適当なコントロールパネルとし、オペレー
タとシステム間のインターフェースとする。UI 14
からの出力信号はIPS12へ送られる。IPSは次い
で、要求される画像に応じた信号をROS16へ送る
が、ROS16には回転ポリゴンミラーブロックを有す
るレーザ装置が包含されている。好ましくは9面(ファ
セット)のポリゴンを使用する。ROS16はミラー3
7を通して、光導電性ベルト20の帯電部分を1インチ
あたり約400ピクセルの割合で照射する。ROSは、
光導電性ベルトが3つの潜像を記録するように露光す
る。潜像の1つはシアン現像剤によって現像される。も
う1つの潜像はマゼンタ現像剤によって現像され、3番
目の潜像はイエロー現像剤によって現像される。ROS
16によって光導電性ベルト上に作られた潜像はIPS
12から送られた信号に応じたものとなる。
【0018】本発明によれば、ドキュメント(書類)3
8は好ましくは白黒またはカラー写真プリントを包含し
たものである。その他各種のドキュメント類も、本発明
の範囲および真の精神から外れることなく採用できるで
あろう。
【0019】静電潜像が光導電性ベルト20上に記録さ
れた後、このベルトはそれらの潜像を参照番号39でそ
の全体を示す現像ステーションに進める。この現像ステ
ーションは参照番号40、42、44および46で示さ
れる独立した4つの現像剤ユニットを含む。この現像剤
ユニットは当業界で一般的に“磁気ブラシ現像ユニッ
ト”と称されるタイプのものである。典型的には、磁気
ブラシ現像システムは、摩擦電気で磁気キャリア粒子に
付着するトナー粒子を含む磁気現像剤材料を採用してい
る。この現像剤材料は連続的に指向性磁束領域に運ばれ
て現像剤材料のブラシが形成される。この現像剤材料は
コンスタントに移動し、継続的にブラシに新しい現像剤
材料が供給されるようになっている。現像は、現像剤材
料のブラシを光導電性表面と接触させることにより行わ
れる。現像剤ユニット40、42および44はそれぞ
れ、光導電性表面上に記録された特定の色に分解された
静電潜像の補色に対応する特定の色のトナー粒子を使用
する。各トナー粒子の色は、電磁波スペクトルの予め選
定されたスペクトル範囲内の光を吸収するようになって
いる。例えば、オリジナル・ドキュメントの緑の領域に
対応する光導電性ベルトの帯電部分を放電することによ
り形成される静電潜像は、光導電性ベルト20上に比較
的高い電荷濃度領域として赤および青色部分を記録し、
一方緑の領域は現像に効果のない電圧に低下される。こ
の帯電領域は次に、現像剤ユニット40が光導電性ベル
ト20上に記録された静電潜像に、緑色吸収(マゼン
タ)トナー粒子を供給することによって目に見えるよう
になる。同様に、青色分離は現像剤ユニット42に青色
吸収(イエロー)トナー粒子を与えることにより現像さ
れ、一方赤色分離は現像剤ユニット44に赤色吸収(シ
アン)トナー粒子を与えることにより現像される。現像
剤ユニット46は黒色トナー粒子を含み、白黒のオリジ
ナル・ドキュメントから形成された静電潜像を現像する
のに使用される。現像剤ユニットはそれぞれ動作位置に
出入り(上下)するように移動される。動作位置では、
磁気ブラシは光導電性ベルトに近接され、非動作位置で
は磁気ブラシはそこから離れた位置にある。図2におい
て、現像剤ユニット40は動作位置にあり、現像剤ユニ
ット42、44および46は非動作位置にある。各静電
潜像の現像中は、ただ1つの現像剤ユニットが動作位置
にあり、残りの現像剤ユニットは非動作位置にある。こ
れによって各静電潜像は、適当な色のトナー粒子で混ざ
ることなく確実に現像される。
【0020】当業者には、当分野で公知のスカベンジレ
ス(scavengeless)、または非干渉現像システム(non-in
teractive development system)を、磁気ブラシ現像構
造の代わりに使用できることは周知のことであろう。非
干渉現像システムを第一現像剤ハウジング以外のすべて
に使用すれば、現像剤ハウジングを光導電性画像形成表
面に対して動かす必要がなくなる。
【0021】現像後、トナー画像はその全体を参照番号
65で示す転写ステーションへ送られる。転写ステーシ
ョン65は参照番号64でその全体を示す転写ゾーンを
含む。転写ゾーン64において、トナー画像は透明基材
25に転写される。転写ステーション65において、参
照番号48でその全体を示す基材搬送装置は基材25を
光導電性ベルト20と接触させるように移動させる。基
材搬送部48は一対の実質的に円筒状ローラ50および
52の周りに巻き掛けられた一対の間隔を開けたベルト
54を有する。基材グリッパ(図示なし)がベルト54
の間に突き出ており、ベルトとともに移動する。基材2
5はトレイ上に積み上げられた基材25のスタックから
取り出される。摩擦リタードフィーダ58がスタック5
6の最上部の基材を転写前搬送部60へ送り込む。搬送
部60は基材25を基材搬送部48へ送り込む。基材2
5は、図示されていない基材グリッパの動きと同期し
て、搬送部60により前へ送られる。このようにして、
基材25の先端部は所定の位置、即ちローディング(搭
載)ゾーンに到達し、開放されている基材グリッパによ
って受け止められる。次いでこの基材グリッパは閉じら
れ、基材25を保持しながら循環経路中を移動する。基
材25の先端部は基材グリッパによって開放可能な状態
で保持される。ベルト54が矢印62の方向に進むと、
基材は光導電性ベルトと接触し、その上に現像されたト
ナー画像と同期する。転写ゾーン64において、コロナ
発生装置66が基材の裏側にイオンを吹き付け、基材を
適当な静電電圧と極性に帯電し、それにより光導電性ベ
ルト20からトナー画像を引き付けるようにする。基材
は基材グリッパに保持されたままで循環経路を3サイク
ル移動するようになっている。このようにして、3つの
異なる色トナー画像が基材上に互いに重ね合わされるよ
うに転写され、複合多色画像67(図1)が形成され
る。
【0022】再び図2を参照すると、当業者には下色除
去および黒色生成の場合には基材が循環経路を4サイク
ル移動し、また2つのオリジナル・ドキュメントの情報
を単一の基材上に合成する場合には8サイクルまで循環
経路中を移動することが理解されるであろう。光導電性
表面上に記録された各静電潜像は適当に着色されたトナ
ーで現像されて、基材上に互いに重ね合わされて位置合
わせされた形で転写され、カラーのオリジナル・ドキュ
メントの多色複製画像が形成されることになる。認識さ
れるように、この画像形成プロセスはカラー画像を作成
することに限定されるものではなく、本明細書で開示し
たプロセスを使用することにより、高光学濃度の白黒の
写真品質をシュミレートしたプリントを製作することも
できる。
【0023】最後の転写動作の後、基材グリッパが開い
て基材25を開放する。基材は、コンベヤ68によって
矢印方向70に、参照番号71でその全体を示す熱・圧
力式フュージングステーションへと移動され、転写され
たトナー画像がそこで基材上に永久的に定着される。こ
のフュージングステーションには加熱フューザ・ロール
74および加圧ロール72を包含する。基材はフューザ
・ロール74と加圧ロール72とによって規定されるニ
ップを通過する。トナー画像はフューザ・ロール74に
接触し、透明基材上に定着される。その後、この基材は
一対のロール76によって出口開口部78に送られ、こ
こから基材25が送り出される。あるいはまた、この基
材は一対のローラー76aによってキャッチトレイ77
に送り出すこともできる。
【0024】矢印22で示されるベルト20の移動方向
での最終処理ステーションは、参照番号79でその全体
を示すクリーニングステーションである。クリーニング
ステーションには回転式に取り付けられた繊維状ブラシ
80が配置され、光導電性ベルト20と接触を保ちなが
ら、転写動作後に残った残留トナー粒子を除去する。そ
の後、ランプ82が光導電性ベルト20を照射し、ベル
ト上に残っている残留電荷を、次の連続サイクルの開始
前に除去する。
【0025】複合反転読み取りカラー画像(reverse rea
ding color image) 67およびコーティングされた裏打
ちシート98を含む透明基材25を使用する写真品質を
シュミレートしたプリントを作成するプロセスおよび装
置については、1994年8月9日にアブラハム・チェ
リアン(Abraham Cherian )に許可された米国特許第
5,337,132号に開示されている。或いはまた、
写真品質をシュミレートしたプリントは1994年7月
5日にコールマン(Coleman )らに許可された米国特許
第5,327,201号に記載されている装置および方
法を使用して製作することもできる。
【0026】市販の内面および外面(表面)コーティン
グのサイズ紙を例示すると、ジアゾ紙、Great L
akes Offset等のオフセット紙、Conse
rvatree等のリサイクル紙、Automimeo
等のオフィス紙、Nekoosa、Champion、
Wiggins Teape、Kymmene、Mod
o、Domtar、Veitsiluoto、Sany
o、などの会社から入手できるエディ(Eddy)液体
トナー紙およびコピー紙、並びにScholler T
echnical Papers Inc.などの会社
から入手できる被覆ベース紙などが挙げられる。
【0027】実質的に透明な基材材料の例としては、デ
ュポン社(E.I.Du pont de Nemours& Company)から入
手できるMylar(商品名)、インペリアルケミカル
社(Imperial Chemicals,Inc.)から入手できるMel
inex(商品名)、セラニーズ社(Celanese Corpora
tion)から入手できるCelanar(商品名)、イン
ペリアルケミカル社から入手できるKaladex P
EN Films等のポリエチレンナフタレートを含む
ポリエステル、ゼネラルエレクトリック社(General El
ectric Company)から入手できるLexan(商品名)
等のポリカーボネート、ユニオンカーバイド社(Union
Carbide Corporation )から入手できるポリスルホン、
ユニオンカーバイド社から入手できるUdel(商品
名)等の4,4’−ジフェニルエーテルから調製される
ポリエーテルスルホン、ICIアメリカ社(ICI Americ
as Incorporated )から入手できるVictrex(商
品名)等の塩化ジスルホニルから調製されるもの、スリ
ーエム社(3M Company)から入手できるAstrel
(商品名)等のビフェニレンから調製されるもの、架橋
ポリ(アリーレンエーテルケトンスホン)から調製され
るようなポリ(アリーレンスルホン)、セルローストリ
アセテート、塩化ポリビニルセロファン、フッ化ポリビ
ニル及びポリイミドなどが挙げられるが、入手容易性お
よび比較的低コストという点でMylar(商品名)等
のポリエステルが好ましい。基材としては、PPG社
(PPG Industries)から入手できるTeslin(商品
名)等の不透明プラスチック、またICIから入手でき
るMelinex等の充填剤入りポリマーなどを含む不
透明のものでもよい。充填剤入りプラスチックも、特に
“不破紙”の記録用シートが望ましい場合には基材とし
て採用することができる。
【0028】基材はどのような有効厚さでもよい。基材
の典型的な厚さは、約50〜約500μm、好ましくは
約100〜約125μmであるが、この範囲外の厚さと
することもできる。
【0029】基材25および98はそれぞれ、ゼログラ
フィのような非写真的画像形成プロセスを使用して高品
質のカラー写真品質をシュミレートしたプリントを製作
するために、1つまたはそれ以上のコーティングが施さ
れる。各基材は好ましくは片面に少なくとも1つのコー
ティングを施す。
【0030】透明基材25はその両面を親水性ポリマー
コーティング99でコーティングされている。
【0031】裏打ちシート98の片面に施される第1コ
ーティング100には、有効量のバインダ(結合剤)が
含まれ、典型的にはこのバインダまたはそれらの混合物
が約70重量%〜約90重量%の量で含まれるが、この
量はこの範囲外とすることもできる。コーティング10
0には必要に応じて帯電防止剤、殺菌剤および/または
充填剤を含ませてもよい。コーティング100には紫外
線による色劣化を少なくするための光褪色防止物質を含
ませることもできる。コーティング100には好ましく
はガラス転移温度55℃未満の、熱および圧力により活
性化される粘着性ポリマーを包含させる。
【0032】第1コーティング100に塗布される第2
コーティング102にも融点50℃を超える親水性ポリ
マーバインダーを包含させることもできる。第2コーテ
ィングの目的は粘着性バインダーが熱および圧力に曝さ
れる前に活性化するのを防ぐことにある。さらに、この
第2コーティングは透明基材25上に筆記材料を広がら
せる湿潤剤でもある。
【0033】裏打ちシート98の反対面または表面(即
ち画像形成透明膜に接着される面の反対側)に塗布され
る第3コーティング104は、ポリカーボネート及びポ
リアミド等のような疎水性耐摩耗性ポリマーバインダ、
四級アンモニウム塩のような帯電防止剤、1,2−ヒド
ロキシ−4−(オクチルオキシ)ベンゾフェノン及び2
−(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチ
ルアクリレート等のような光褪色防止剤、コロイド状シ
リカのような淡色充填剤顔料粒子の材料を含む。第3コ
ーティングは、適切な量の淡色充填剤顔料粒子を含む疎
水性、耐摩耗性で滑り防止性の充填剤入りポリマーコー
ティングを、裏打ちシート上に含むので、ゼログラフィ
画像形成に受容性があると共にペン又は鉛筆を用いて書
き込むことができる。従って、淡色充填剤顔料粒子は、
組成物中に少なくとも10%に相当する量で存在する。
【0034】第1コーティングは被覆された裏打ちシー
トとして使用される基材98の片面に任意の有効厚みで
施される。典型的には、コーティング層の合計厚さは約
0.1〜約25μm、好ましくは約0.5〜10μmで
あるが、この厚さはこの範囲外とすることもできる。第
1コーティング組成物中には、いかなる有効量のコーテ
ィングバインダーを含ませることもでき、典型的にはバ
インダーまたはそれらの混合物は約70重量%〜約90
重量%とされるが、その量はこの範囲外とすることもで
きる。帯電防止剤またはそれらの混合物を第1コーティ
ング組成物中に、約0.5重量%〜約20重量%含ませ
ることができるが、その量はこの範囲外とすることもで
きる。光褪色防止用化合物またはそれらの混合物を裏打
ちシートの第1コーティング中に、約0.5重量%〜約
20重量%含ませることができるが、その量はこの範囲
外とすることもできる。
【0035】裏打ちシートを画像形成透明基材へ付着さ
せるためのコーティング100に使用するのに好適な粘
着性ポリマーの例としては下記のような水分散性ポリマ
ーが挙げられる:
【0036】(A)ラテックスポリマー(ラテックスを
形成する能力のあるポリマーは、本発明の目的上、水ま
たは有機溶媒中で安定なコロイド系を作り、分散相がポ
リマー性のものである)。好適なラテックス形成性ポリ
マーの例としては、セルバ・バイオケミカル社(Serva
Biochemicals)から入手できるネオプレン等のゴムラテ
ックス、イーストマン・ケミカル社(Eastman Chemical
Company)から入手できるイーストマンAQ29D等の
ポリエステルラテックス、B.F.グッドリッチ・ケミ
カル・グループ(B.F.Goodrich Chemical Group )から
入手できるゲオン(Geon)352等の塩化ビニルラテッ
クス、エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社(Ai
r Products and Chemicals)から入手できるエアーフレ
ックス(Airflex)エチレン−塩化ビニル等のエチレン−
塩化ビニルコポリマー・エマルション、エアー・プロダ
クツ・アンド・ケミカルズ社から入手できるビナック
(Vinac )等のポリ酢酸ビニルホモポリマーエマルショ
ン、ライヒホールド・ケミカルズ社(Reichhold Cemica
ls Inc.)から入手できるシンセマル(Synthemul )合
成樹脂エマルション40−502、40−503、97
−664、およびローム・アンド・ハース社(Rohm and
Haas Co. )から入手できるポリコ(Polyco)214
9、2150、2171等のカルボキシル化酢酸ビニル
エマルション樹脂、ユニオン・オイル社化学部(Union
Oil Chemicals Divisions )から入手できる76 RE
S 7800、並びにナショナル・スターチ・アンド・
ケミカル社(National Starch and Chemical Corporati
on)から入手できるレシン(Resyn)25−1103,
レシン25−1109、レシン25−1119、レシン
25−1189等の酢酸ビニルコポリマーラテックス、
エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社から入手で
きるエアーフレックス(Airflex )エチレン−酢酸ビニ
ル等のエチレン−酢酸ビニルコポリマー・エマルショ
ン、ローム・アンド・ハース社から入手できるロープレ
ックス(Rhoplex )AR−74、ライヒホールド・ケミ
カルズ社から入手できるシンセマル(Synthemul )97
−726、ナショナル・スターチ・アンド・ケミカル社
から入手できるレシン(Resyn )25−1140、25
−1141、25−1142、およびレシン−6820
等のアクリル−酢酸ビニルコポリマー・エマルション、
ユニオン・オイル社化学部から入手できる76RES3
103、並びにナショナル・スターチ・アンド・ケミカ
ル社から入手できるレシン(Resyn )25−1110等
のビニルアクリル系ターポリマーラテックス、ローム・
アンド・ハース社から入手できるロープレックス(Rhop
lex )B−15J、ロープレックスP−376、ロープ
レックスTR−407、ロープレックスE−940、ロ
ープレックスTR−934、ロープレックスTR−52
0、ロープレックスHA−24、ロープレックスNW−
1825、並びに、B.F.グッドリッチ・ケミカル・
グループから入手できるハイカー(Hycar )2600X
322、ハイカー2671、ハイカー2679、ハイカ
ー26120、ハイカー2600X347等のアクリル
系エマルションラテックス、ダウ・ケミカル社(Dow Ch
emical Inc. )から入手できるDL6622A、DL6
688A、DL6687A等のポリスチレンラテック
ス、ユニオン・オイル社化学部から入手できる76RE
S4100および76RES8100、およびライヒホ
ールド・ケミカルズ社から入手できるタイラック(Tyla
c )樹脂エマルション68−412、タイラック樹脂エ
マルション68−067、68−319、68−41
3、68−500、68−501、並びにダウ・ケミカ
ル社から入手できるDL6672A、DL6663A、
DL6638A、DL6626A、DL6620A、D
L615A、DL617A、DL620A、DL640
A、DL650A等のスチレン−ブタジエンラテック
ス、B.F.グッドリッチ・ケミカル・グループから入
手できるハイカー1561、ハイカー1562、ライヒ
ホールド・ケミカルズ社から入手できるタイラック合成
ゴムラテックスの68−302等のブタジエン−アクリ
ロニトリル・ラテックス、ライヒホールド・ケミカルズ
社から入手できるタイラック合成ゴムラテックス68−
513等のブタジエン−アクリロニトリル−スチレン・
ターポリマーラテックス等、ならびにそれらの混合物。
【0037】(B)水溶性ポリマーで、メラミン−ホル
ムアルデヒド樹脂(ブリティッシュ・インダストリアル
・プラスチック社(British Industrial Plastics Limi
ted)から入手できるBC309など)、尿素−ホルム
アルデヒド樹脂(ブリティッシュ・インダストリアル・
プラスチック社から入手できるBC777など)、アル
キル化尿素−ホルムアルデヒド樹脂、ただしアルキル基
が少なくとも1つの炭素原子を有するもので、メチル、
エチル、プロピル、ブチルなど、その炭素原子数が好ま
しくは1〜約20、より好ましくは1〜約10で、これ
らの物質が水溶性であるもの(アメリカン・シアナミド
社(American Cyanamid Company )からビートル(Beet
le)65として入手できるメチル化尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂など)等;無水マレイン酸およびマレイン酸含
有ポリマーで、ビニルアルキルエーテル−無水マレイン
酸コポリマー、ただしアルキル基が少なくとも1つの炭
素原子を有するもので、メチル、エチル、プロピル、ブ
チルなど、その炭素原子数が好ましくは1〜約20、よ
り好ましくは1〜約10で、これらの物質が水溶性であ
るもの(サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ
社(Scientific Polymer Products )から入手できるビ
ニルメチルエーテル−無水マレイン酸コポリマー#17
3など)、アルキレン−無水マレイン酸コポリマー、た
だしアルキレン基が少なくとも1つの炭素原子を有する
もので、メチル、エチル、プロピル、ブチルなど、その
炭素原子数が好ましくは1〜約20、より好ましくは1
〜約10で、これらの物質が水溶性であるもの(ポリ・
サイエンシーズ社(Poly Sciences Inc.)から入手でき
るエチレン−無水マレイン酸コポリマー#2308、同
じくモンサントケミカル社(Monsanto Chemical Compan
y )から入手できるEMA)、ブタジエン−マレイン酸
コポリマー(ポリサイエンシーズ社から入手できる#0
7787など)、サイエンティフィック・ポリマー・プ
ロダクツ社から入手できる#573等のオクタデセン−
1−無水マレイン酸コポリマー、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できるポリビニルメ
チルエーテル#025等のビニルアルキルエーテルホモ
ポリマー、並びにビニルアルキルエーテル−無水マレイ
ン酸コポリマー、ただしアルキル基が少なくとも1つの
炭素原子を有するもので、メチル、エチル、プロピル、
ブチルなど、その炭素原子数が好ましくは1〜約20、
より好ましくは1〜約10で、これらの物質が水溶性で
あるもの(GAF社からガントレズ(Gantrez )S−9
5として入手できるビニルメチルエーテル−無水マレイ
ン酸コポリマーなど)、およびアルキルビニルエーテル
−マレイン酸エステル、ただしアルキル基が少なくとも
1つの炭素原子を有するもので、メチル、エチル、プロ
ピル、ブチルなど、その炭素原子数が好ましくは1〜約
20、より好ましくは1〜約10で、これらの物質が水
溶性であるもの(サイエンティフィック・ポリマー・プ
ロダクツ社から入手できるメチルビニルエーテル−マレ
イン酸エステル#773など)。
【0038】(C)ポリ(ヒドロキシアルキルメタクリ
レート)等の溶剤溶解性ポリマーで、アルキル基がメチ
ル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキサデシルなど1〜
約18の炭素原子を有するもので、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#414、
#815等のポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる#232等のポリ(ヒドロキシプロピル
メタクリレート)、アルキル基がメチル、エチル、また
はプロピルでサイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる#850等のポリ(2−ヒドロキ
シエチルアクリレート)を含むポリ(ヒドロキシアルキ
ルアクリレート)、サイエンティフィック・ポリマー・
プロダクツ社から入手できる#851等のポリ(ヒドロ
キシプロピルアクリレート)、アルキル基がメチル、エ
チル、プロピル、またはブチル、またアリール基がフェ
ニルなどのアルキルセルロースまたはアリールセルロー
スで、ハーキュレス・ケミカル社(Hercules Chemical
Company )から入手できるエソーセル(Ethocel )N−
22等のエチルセルロースおよびサイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#346、#
347等のポリ(ビニルアセテート);アセトンに溶解
性のケトン溶解性ポリマーで、アルキル基がメチル、エ
チル、プロピル、またはブチルまたアリール基がフェニ
ルのヒドロキシアルキルセルロースアクリレート、ヒド
ロキシアリールセルロースアクリレート、これにはモノ
マー・ポリマー・アンド・ダジャック研究所(Monomer-
Polimer and Dajak Laboratories Inc. )から入手でき
る#8630等のヒドロキシエチルセルロースアクリレ
ートを含む、アルキル基がメチル、エチル、プロピル、
またはブチル、またアリール基がフェニルなどのヒドロ
キシアルキルセルロースメタクリレートおよびヒドロキ
シアリールセルロースメタクリレートで、これにはモノ
マー・ポリマー・アンド・ダジャック研究所から入手で
きる#8631等のヒドロキシエチルセルロースメタク
リレートを含む、アルキル基がメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ヘキサデシルなど1〜約18の炭素原子を
有するポリアルキルアクリレートで、これにはサイエン
ティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる
#165等のポリ(メチルアクリレート)、サイエンテ
ィフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#
231等のポリ(エチルアクリレート)、サイエンティ
フィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#8
77等のポリ(n−プロピルアクリレート)、サイエン
ティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる
#475等のポリ(イソプロピルアクリレート)、サイ
エンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手で
きる#234等のポリ(n−ブチルアクリレート)、サ
イエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手
できる#223等のポリ(tert−ブチルアクリレー
ト)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる#891等のポリ(2−メトキシエチル
アクリレート)、サイエンティフィック・ポリマー・プ
ロダクツ社から入手できる#883等のポリ(ベンジル
アクリレート)、サイエンティフィック・ポリマー・プ
ロダクツ社から入手できる#640等のポリ(n−ヘキ
シルアクリレート)、サイエンティフィック・ポリマー
・プロダクツ社から入手できる#249等のポリ(2−
エチルヘキシルアクリレート)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#298等の
ポリ(オクチルアクリレート)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#881等の
ポリ(イソオクチルアクリレート)、サイエンティフィ
ック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#216
等のポリ(デシルアクリレート)、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#875等
のポリ(イソデシルアクリレート)、サイエンティフィ
ック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#252
等のポリ(ラウリルアクリレート)、サイエンティフィ
ック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#690
等のポリ(シクロヘキシルアクリレート)、サイエンテ
ィフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#
298等のポリ(オクタデシルアクリレート)を含む;
アルキル基がプロピル、ブチル、ヘキサデシルなど3〜
約18の炭素原子を有するポリアルキルメタクリレート
で、これにはサイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる#828等のポリ(n−プロピル
メタクリレート)、サイエンティフィック・ポリマー・
プロダクツ社から入手できる#213等のポリ(n−ブ
チルメタクリレート)、サイエンティフィック・ポリマ
ー・プロダクツ社から入手できる#209等のポリ(n
−ブチルメタクリレート−co−イソブチルメタクリレ
ート)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ
社から入手できる#882等のポリ(tert−ブチルアミ
ノエチルメタクリレート)、サイエンティフィック・ポ
リマー・プロダクツ社から入手できる#217等のポリ
(n−ヘキシルメタクリレート)、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#229等
のポリ(2−エチルヘキシルメタクリレート)、サイエ
ンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手でき
る#884等のポリ(n−デシルメタクリレート)、サ
イエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手
できる#220等のポリ(イソデシルメタクリレー
ト)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる#168等のポリ(ラウリルメタクリレ
ート)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ
社から入手できる#167等のポリ(オクタデシルメタ
クリレート)を含む;アルキル基が2〜約6の炭素原子
のエチル、プロピル、ブチルのポリアルキレンおよびそ
のコポリマーで、これにはサイエンティフィック・ポリ
マー・プロダクツ社から入手できる#041、#04
2、#535、#536、#558、#560等のポリ
エチレン、サイエンティフィック・ポリマー・プロダク
ツ社から入手できる#130、#780、#781、#
782、#783等のポリプロピレン、サイエンティフ
ィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#12
8、#337、#338等のポリ(1−ブテン)、サイ
エンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手で
きる#040A、#040B、#040E、#668、
#681、#683、#684等のポリ(イソブチレ
ン)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる#454、#455等のエチレン−プロ
ピレンコポリマー、サイエンティフィック・ポリマー・
プロダクツ社から入手できる#358等のエチレン−エ
チルアクリレートコポリマー、サイエンティフィック・
ポリマー・プロダクツ社から入手できる#874等のイ
ソブチレン−co−イソプレンコポリマー、サイエンテ
ィフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#
350、#360、#448、#449等のエチレン−
プロピレン−ジエン−ターポリマーを含む;ポリジエン
で、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社か
ら入手できる#036、#073等のポリイソプレン、
サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入
手できる#196、#502、#503、#504等の
ポリクロロプレン、サイエンティフィック・ポリマー・
プロダクツ社から入手できる#206、#552、#8
94等のポリブタジエン、サイエンティフィック・ポリ
マー・プロダクツ社から入手できる#432、#43
3、#434、#435、#436、#437、#43
8、#443等のフェニル末端のポリブタジエン、サイ
エンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手で
きる#294、#524、#525、#526等のジカ
ルボキシ末端のポリブタジエン;サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#450等の
ポリビニルメチルエーテル、サイエンティフィック・ポ
リマー・プロダクツ社から入手できる#425等のポリ
ビニルイソブチルエーテルなどのビニルアルキルエーテ
ルポリマー、サイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる#103等のポリ(ビニルステア
リン酸エステル)、サイエンティフィック・ポリマー・
プロダクツ社から入手できる#303等のポリ(ビニル
プロピオン酸エステル)、サイエンティフィック・ポリ
マー・プロダクツ社から入手できる#306等のポリ
(ビニルピバリン酸エステル)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#267等の
ポリ(ビニルネオデカノエート)、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#346、
#347等のポリビニルアセテートなどのポリビニルエ
ステル;低融点ポリエステルにはサイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#147等の
ポリ(エチレンアジピン酸エステル)、サイエンティフ
ィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#14
9等のポリ(エチレンコハク酸エステル)、サイエンテ
ィフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#
842等のポリ(エチレンアゼリン酸エステル)、サイ
エンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手で
きる#150等のポリ(1,4−ブチレンアジピン酸エ
ステル)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダク
ツ社から入手できる#594等のポリ(トリメチレンア
ジピン酸エステル)、サイエンティフィック・ポリマー
・プロダクツ社から入手できる#591等のポリ(トリ
メチレングルタル酸エステル)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#592等の
ポリ(トリメチレンコハク酸エステル)、サイエンティ
フィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる#1
24等のポリ(ヘキサメチレンコハク酸エステル)、サ
イエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手
できる#010等のポリ(ジアリルフタル酸エステ
ル)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる#011等のポリ(ジアリルイソフタル
酸エステル)を含み、並びに上記いずれかのブレンドま
たは混合物。上記成分の混合物は、どのような相対量で
あれ使用することができる。
【0039】疎水性、耐摩耗性で滑り防止性があり、ゼ
ログラフィ画像形成に受容性であると共にペン又は鉛筆
を用いて書き込むことができるコーティング104に使
用するのに適切なポリマーの例としては下記のものが挙
げられる。
【0040】第3コーティング組成物104の疎水性ポ
リマーは、サイエンティフィック・ポリマー・プロダク
ツ社から入手できる♯012等のポリ(ビニルホルマー
ル)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる♯043、♯511、♯507等のポリ
(ビニルブチラール)、サイエンティフィック・ポリマ
ー・プロダクツ社から入手できる♯381等のビニルア
ルコール−ビニルブチラールコポリマー、サイエンティ
フィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯3
79等のビニルアルコール−ビニルアセテートコポリマ
ー、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社か
ら入手できる♯063、♯068、♯070、♯422
等のビニルクロライド−ビニルアセテートコポリマー等
のようなポリ(ビニルアセテート)の誘導体及びコポリ
マー、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる♯064、♯427、♯428等のビニ
ルクロライド−ビニルアセテート−ビニルアルコールタ
ーポリマー、サイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる♯058等のビニルクロライド−
ビニリデンクロライドコポリマー、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯395、
♯396等のビニリデンクロライド−アクリロニトリル
コポリマー等のようなビニルクロライドコポリマー;サ
イエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手
できる♯091等のシアノエチル化セルロース、サイエ
ンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手でき
る♯085等セルロースアセテートヒドロゲンフタレー
ト、シンエツ・ケミカル社(Shin-Etsu Chemical) から
入手できるHPMCP等のヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレート、シンエツ・ケミカル社から入手で
きるHPMCS等のヒドロキシプロピルメチルセルロー
ススクシネート、サイエンティフィック・ポリマー・プ
ロダクツ社から入手できる♯031等のセルローストリ
アセテート、サイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる♯077等のセルロースアセテー
トブチレート、サイエンティフィック・ポリマー・プロ
ダクツ社から入手できる♯2052等のセルロースプロ
ピオネート等のような置換セルロースエステル;サイエ
ンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手でき
る♯039A、♯039D、♯845、♯756等のポ
リスチレン、サイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる♯315、♯593、♯839等
のポリ(4−メチルスチレン)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯2055等
のポリ(α−メチルスチレン)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯177等の
ポリ(tert−ブチルスチレン)、サイエンティフィ
ック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯777
等のポリ(2−クロロスチレン)、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯778等
のポリ(3−クロロスチレン)、サイエンティフィック
・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯257等の
ポリ(4−クロロスチレン)、サイエンティフィック・
ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯775等のポ
リ(2−ブロモスチレン)、サイエンティフィック・ポ
リマー・プロダクツ社から入手できる♯776等のポリ
(3−ブロモスチレン)、サイエンティフィック・ポリ
マー・プロダクツ社から入手できる♯212等のポリ
(4−ブロモスチレン)、サイエンティフィック・ポリ
マー・プロダクツ社から入手できる♯314等のポリ
(4−メトキシスチレン)、サイエンティフィック・ポ
リマー・プロダクツ社から入手できる♯166等のポリ
(2,4,6−トリブロモスチレン)、サイエンティフ
ィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯59
5等のスチレン−ブチルメタクリレートコポリマー、サ
イエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手
できる♯495等のスチレン−アクリロニトリルコポリ
マー、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる♯393、♯394等のスチレン−アリ
ルアルコールコポリマー等のようなポリスチレン及びそ
の誘導体;サイエンティフィック・ポリマー・プロダク
ツ社から入手できる♯813、♯814等のポリ(2−
ビニルピリジン)、サイエンティフィック・ポリマー・
プロダクツ社から入手できる♯700、♯840等のポ
リ(4−ビニルピリジン)、サイエンティフィック・ポ
リマー・プロダクツ社から入手できる♯319等のポリ
(2−ビニルピリジン−co−スチレン)、サイエンテ
ィフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯
416、♯859等のポリ(4−ビニルピリジン−co
−スチレン)、サイエンティフィック・ポリマー・プロ
ダクツ社から入手できる♯312、♯667、♯858
等のポリ(4−ビニルピリジン−co−ブチルメタクリ
レート)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダク
ツ社から入手できる♯261等のポリ(ビニルトルエ
ン)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる♯163等のポリ(2−ビニルナフタレ
ン)等のようなポリ(ビニルピリジン)及びその誘導
体;サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社か
ら入手できる♯037A、♯037B、♯037D、♯
307、♯424、♯689等のポリ(メチルメタクリ
レート)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダク
ツ社から入手できる♯113、♯308等のポリ(エチ
ルメタクリレート)、サイエンティフィック・ポリマー
・プロダクツ社から入手できる♯476等のポリ(イソ
プロピルメタクリレート)、サイエンティフィック・ポ
リマー・プロダクツ社から入手できる♯227等のポリ
(フェニルメタクリレート)、サイエンティフィック・
ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯893等のポ
リ(フェノキシエチルメタクリレート)、サイエンティ
フィック・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯2
32等のポリ(2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社
から入手できる♯385、♯386、♯387、♯38
8、♯389、♯390等のポリアミド樹脂等のような
ポリアルキルメタクリレート及びそれらの誘導体;(サ
イエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から入手
できる♯392等の)ポリ(p−フェニレンエーテル−
スルホン)、サイエンティフィック・ポリマー・プロダ
クツ社から入手できる♯046等のポリスルホンのよう
なポリスルホン及びその誘導体;ダウ・ケミカル社から
入手できるAPE KLI−9306、APE KLI
−9310等の芳香族エステルカーボネートコポリマ
ー、サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社か
ら入手できる♯035等のポリカーボネート等のような
ポリカーボネート及びそのコポリマー;ペトラーチシス
テム(Petrarch System) 社から入手できるPS 096
5等のα−メチルスチレン−ジメチルシロキサンブロッ
クコポリマー、ペトラーチ・システム社から入手できる
PSO99等のジメチルシロキサン−ビスフェノールA
カーボネートブロックコポリマー、サイエンティフィッ
ク・ポリマー・プロダクツ社から入手できる♯126等
のポリ(2,6−ジメチル−p−フェニレンオキサイ
ド)等のようなジメチルシロキサンコポリマー;を含
む。
【0041】更に、第3コーティング104は、2−
(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチル
アクリレート(アルドリッヒ・ケミカル社(Aldrich Ch
emicalCompany)から入手できるCyasorb UV
−416、♯41,321−6)、1,2−ヒドロキシ
−4−(オクチルオキシ)ベンゾフェノン(アルドリッ
ヒ・ケミカル社から入手できるCyasorb UV−
531、♯41,315−1)、ポリ[2−(4−ベン
ゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチルアクリレー
ト](アルドリッヒ・ケミカル社から入手できるCya
sorb UV−2126、♯41,323−2)、ヘ
キサデシル−3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキ
シ−ベンゾエート(アルドリッヒ・ケミカル社から入手
できるCyasorb UV−2908、♯41,32
0−8)、ポリ[N,N−ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジニル)−1,6−ヘキサンジア
ミン−co−2,4−ジクロロ−6−モルホリノ−1,
3,5−トリアジン](アルドリッヒ・ケミカル社から
入手できるCyasorb UV−3346、♯41,
324−0)、2−ドデシル−N−(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジニル)サクシンイミド(ア
ルドリッヒ・ケミカル社から入手できるCyasorb
UV−3581、♯41,317−8)、2−ドデシ
ル−N−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジニル)サクシンイミド(アルドリッヒ・ケミカル
社から入手できるCyasorb UV−3604、♯
41,318−6)、N−(1−アセチル−2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)−2−ドデ
シルサクシンイミド(アルドリッヒ・ケミカル社から入
手できるCyasorb UV−3668、♯41,3
19−4)、1−[N−[ポリ(3−アリルオキシ−2
−ヒドロキシプロピル)−2−アミノエチル]−2−イ
ミダゾリジノン(アルドリッヒ・ケミカル社から入手で
きる♯41,026−8)、ポリ(2−エチル−2−オ
キサゾリン)(アルドリッヒ・ケミカル社から入手でき
る♯37,284−6、♯37,285−4、♯37,
397−4)などの紫外線吸収化合物を含む光褪色防止
剤を含んでもよい。本発明の光褪色防止剤には、2,
2’−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−メチルフ
ェノール)(アルドリッヒ・ケミカル社から入手できる
Cyanox 2246、♯41,315−5)、2,
2’−メチレンビス(6−tert−ブチル−4−エチルフ
ェノール)(アルドリッヒ・ケミカル社から入手できる
Cyanox 425、♯41,314−3)、トリス
(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチ
ルベンジル)イソシアヌレート(アルドリッヒ・ケミカ
ル社から入手できるCyanox 1790、♯41,
322−4、LTDP、♯D12,840−6)、ジド
デシル−3,3’−チオジプロピオネート(アルドリッ
ヒ・ケミカル社から入手できるCyanox、LTD
P、♯D12,840−6)、ジトリデシル−3,3’
−チオジプロピオネート(アルドリッヒ・ケミカル社か
ら入手できるCyanox 711、♯41,311−
9)、ジテトラデシル−3,3’−チオジプロピオネー
ト(アルドリッヒ・ケミカル社から入手できるCyan
ox、MTDP、♯41,312−7)、ジオクタデシ
ル−3,3’−チオジプロピオネート(アルドリッヒ・
ケミカル社から入手できるCyanox、STDP、♯
41,310−0)、1,3,5−トリメチル−2,
4,6−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)ベンゼン(アルドリッヒ・ケミカル社
から入手できるEthanox 300、♯41,32
8−3)、2,6−ジ−tert−ブチル−4−(ジメチル
アミノメチル)フェノール(アルドリッヒ・ケミカル社
から入手できるEthanox 703、♯41,32
7−5)などの酸化防止剤およびオゾン防止化合物が含
まれる。
【0042】さらに、第3コーティングには帯電防止剤
を含ませることもできる。静電防止成分は有効量であれ
ばいくらでもよく、もし配合する場合は通常、コーティ
ング組成物の約0.5〜約20.0重量%の量とする。
【0043】好適な帯電防止剤としてはアニオン性およ
びカチオン性物質の両方が含まれる。モノエステルスル
ホサクシネート、ジエステルスルホサクシネートおよび
スルホサクシナメートが、第3コーティングに使用する
アニオン性静電気防止成分として好適である。
【0044】好適なカチオン性静電気防止成分として
は、ジアミノアルカン;四級塩;四級アクリルコポリマ
ーラテックス;米国特許第5,320,920号(マル
ホトラ(Malhotra)ら)に開示されているような四級ア
ンモニウム塩;係属中の米国特許出願番号第08/03
4,917号に開示されているようなホスホニウム四級
塩;および米国特許第5,314,747号(マルホト
ラ(Malhotra)およびブライアント(Bryant))に開示
されているようなスルホニウム、チアゾリウムおよびベ
ンゾチアゾリウムの四級塩、などが挙げられる。
【0045】さらに、第3コーティング104は、淡色
を示す淡色充填剤顔料粒子を含む。顔料は有効量であれ
ばいくらでもよく、もし配合する場合は通常、コーティ
ング組成物の約1〜約75重量%の量とする。顔料成分
の例としては、酸化ジルコニウム(ゼット−テック(Z-T
ech)社から入手できるSF−EXTRA)、グレース社
(Grace Company)から入手できるSyloid74等の
コロイド状シリカ(具体例の1つでは約10〜約70重
量%の量で配合するのが好ましい)、酸化チタニウム
(NLケム・カナダ社(N L Chem Canada, Inc.)から
RutileまたはAnataseとして入手できるも
の)、アルミナ水和物(J.M.フーバー社(J.M.Hube
r Corporation)から入手できるHydrad TMC−
HBF、Hydrad TM−HBC)、バリウムサル
フェート(カリ・ヘミー社(Kali Chemie Corporation
)から入手できるK.C.Blanc Fix HD
80)、カルシウムカーボネート(ミクロホワイト・シ
ラコーガ・カルシウム・プロダクツ社(Microwhite Syl
acauga Calcium Products))、高光沢クレー(Enge
lhard Paper Clays等)、カルシウム
シリケート(J.M.フーバー社から入手できる)、水
またはあらゆる有機溶剤に不溶性のセルロース系物質
(サイエンティフィック・ポリマー・プロダクツ社から
入手できるもの等)、ケミーラ O.Y.社(Kemira.
O.Y.)から入手できるOpalex−C等のフッ化カル
シウムとシリカのブレンド、ゾー・ケム社(Zo Chem )
から入手できるZoco Fax183等の酸化亜鉛、
シュテベン社(Schteben Company)から入手できるLi
thopane等の亜鉛スルフィドとバリウムスルフェ
ートのブレンドなど、並びに上記の混合物が挙げられ
る。ブライトナー(増白剤)顔料は、混色性をよくし、
本発明の記録シートにおけるプリントスルー性(プリン
ト裏抜け)(print-through) の改善を助ける。
【0046】第1コーティングを構成し、湿潤剤として
の働きをする粘着性ポリマーの早期活性化を防止するた
めのコーティング102用として適切な親水性のバイン
ダポリマーの例としては下記のものが挙げられる。ポリ
(オキシメチレン)で、サイエンティフィック・ポリマ
ー・プロダクツ社から入手できる♯009等;ポリ(オ
キシエチレン)またはポリ(酸化エチレン)で、ユニオ
ン・カーバイド社から入手できるPOLY OX WS
RN−3000等;酸化エチレン/酸化プロピレンコポ
リマーで、酸化エチレン/酸化プロピレン/酸化エチレ
ン・トリブロックコポリマー等、アルカリル・ケミカル
社(Alkaril Chemicals)から入手できるAlkatro
nic EGE−31−1等;酸化プロピレン/酸化エ
チレン/酸化プロピレン・トリブロックコポリマーで、
アルカリル・ケミカル社から入手できるAlkatro
nic PGP 3B−1等;酸化エチレンと酸化プロ
ピレンをエチレンジアミンに順次添加することにより得
られる4官能性ブロックコポリマー、ただしこれらのブ
ロックコポリマー中の酸化エチレンの含有量が約5〜約
95重量%で、BASF社から入手できるTetron
ic 50R8等;酸化エチレン/2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート/酸化エチレン、および酸化エチレン
/ヒドロキシプロピルメタクリレート/酸化エチレン・
トリブロックコポリマー、これらは開始剤としてα,
α’アゾビスイソブチロニトリルを使用してヒドロキシ
エチルメタクリレートまたはヒドロキシプロピルメタク
リレートを2−アミノエタンチオールとフリーラジカル
重合させ、得られたアミノ−セミテレキリックオリゴ−
ヒドロキシエチルメタクリレートまたはアミノ−ヒドロ
キシプロピルメタクリレートをイソシアネート−酸化ポ
リエチレンコンプレックスとクロロベンゼン中で0℃で
反応させ、反応混合物をジエチルエーテル中に沈降させ
た後、真空中でろ過、乾燥させることにより合成するこ
とができる;酸化エチレン/4−ビニルピリジン/酸化
エチレン・トリブロックコポリマー、これらはナフタレ
ンナトリウムを開始剤として使用して−78℃で4−ビ
ニルピリジンをアニオン重合させ、次いで耐爆型ステン
レス鋼の反応器中で酸化エチレンモノマーを加えて反応
させることにより合成することができる;イオネン/酸
化エチレン/イオネン・トリブロックコポリマー、これ
らはそれぞれの3−3イオネンの片側端をハロゲン化
(好ましくは臭素化)ポリ(オキシエチレン)と、約4
0℃のメタノール中で四級化反応させることにより合成
することができる;酸化エチレン/イソプレン/酸化エ
チレン・トリブロックコポリマー、これらは溶剤として
テトラヒドロフランを使用して−78℃でイソプレンを
ナフタレンナトリウムによりアニオン重合させ、次いで
酸化エチレンモノマーを加えて3日間重合させ、その後
メタノールにより反応を停止させることにより合成する
ことができ、上記トリブロックコポリマー中の酸化エチ
レンの含有量は約20〜約70重量%、好ましくは約5
0重量%程度である;エピクロロヒドリン−酸化エチレ
ンコポリマーで、サイエンティフィック・ポリマー・プ
ロダクツ社から入手できる♯115等;およびそれらの
混合物。
【0047】オキシアルキレン含有ポリマーとして好ま
しいのは、その入手性と低コストという理由で、ポリ
(酸化エチレン)、ポリ(酸化プロピレン)、および酸
化エチレン/酸化プロピレンブロックコポリマーであ
る。
【0048】第1コーティング組成物100と接触する
第2コーティング102は、本発明の裏打ちシートの基
材上に任意の有効な厚みで塗布される。典型的には、第
2コーティング層の全厚は約0.1〜約25μm、好ま
しくは約0.5〜10μmであるが、この厚さはこれら
の範囲外とすることもできる。
【0049】上述のコーティング組成物は適切な手法で
あれば基材上にいかなる方法で塗布してもよい。例え
ば、これらのコーティングは溶融押出し法、反転ロール
被覆法、溶剤押出し法、および浸漬被覆法を含む多くの
公知の方法により塗布することができる。浸漬被覆法の
場合は、被覆すべきウェブ材をコーティング材料(通常
は溶剤中に溶解されている)の表面より下側へ、単一ロ
ールにより露出面が飽和状態となるように移送し、次い
でブレード、バー(棒)、または絞りロールによって余
分のコーティングを取り除くことにより行い;そしてこ
のプロセスを他の積層コーティング塗布のために適当な
コーティング材料でも繰り返す。反転ロール被覆法の場
合は、あらかじめ計量したコーティング材料(これは通
常溶剤に溶解されている)を鋼製のアプリケータロール
から被覆すべきウェブ状材料へ移行させる。計量ロール
は固定とするか、またはアプリケータロールと逆方向に
低速で回転させる。スロット押出し被覆法の場合は、フ
ラットダイを使用してダイ先端部が被覆すべきウェブ材
料に近接するようにしてコーティング材料(これは通常
溶剤に溶解されている)を塗布する。もし同時に多層塗
布をする場合には、このダイは1つまたはそれ以上のス
ロットのものとすることができる。多層スロット被覆を
行う場合、移動するウェブと塗布液が接触する隙間(ギ
ャップ)に多層の液体層が形成されてコーティングがで
きる。2つの層の界面の安定性はできるだけ近づける必
要がある2つの塗布液層の厚さ、濃度および粘度比に依
存する。望ましいコーティング量がウェブに塗布された
後、コーティングは通常空気乾燥器で約25〜約100
℃で乾燥される。
【0050】本発明の積層記録シートは水性インクで印
刷された場合のカール(そりかえり量)が少ない。一般
的に“カール”という用語は、記録シートをその幅方向
(または短辺−例えば、8.5×11インチシートの場
合は8.5インチの辺、即ち長手方向または長辺、例え
ば8.5×11インチシートの場合の11インチの辺と
反対の辺)の断面で見た時に形成される円弧の基底線と
円弧の中央点との距離を指す。カールを測定するために
は、シートの長辺(例えば、8.5×11インチシート
の場合の11インチの辺)の中央部を親指と人差し指で
保持し、予め描いた標準のテンプレート曲線にそのシー
トの円弧を合わせることにより行う。
【0051】本明細書で引用した光沢度は、パシフィッ
ク・サイエンス社(Gardner/NeotecInstrument Divisio
n, Pacific Science)の75°光沢度メータ、Glos
sgardIIで測定した。
【0052】本明細書で引用した光学的濃度測定値はパ
シフィック・スペクトログラフ・カラーシステムにより
得られた。このシステムは2つの主要要素、即ち光学セ
ンサとデータ端末で構成されている。光学センサは拡散
型照明と2度の視野を与えるために6インチの積分球を
採用している。このセンサは透過率および反射率サンプ
ルの両方を測定するために使用することができる。反射
率サンプルを測定する場合は、正反射性成分も含まれる
ことになる。380〜720nmのスペクトルを走査す
るために、高解像度の全分散性、回折格子モノクロメー
タを使用した。データ端末は12インチのCRTディス
プレイで、動作パラメータの選定、三刺激色値の入力に
は数字キーボードを使用し、また製品の標準情報の入力
にはアルファベットキーボードを使用した。プリントス
ルー値は印刷業界で特性付けされているLog bas
e 10(黒バックグラウンドに対する未印刷紙1枚の
反射度/黒バックグラウンドに対する黒色印刷領域の裏
側の反射度)で、波長560nmの測定値とした。
【0053】
【実施例】以下、本発明の特定の具体例を詳細に説明す
る。これらの実施例は説明のためのものであって、本発
明はこれらの具体例に示されている材料、条件、または
プロセスパラメータに限定されるものではない。すべて
の部およびパーセントは特に断らない限り重量ベースで
ある。
【0054】[実施例I] 疎水性、耐摩耗性、滑り防止性があり、ゼログラフィッ
ク画像形成に受容性があると共にペン又は鉛筆を用いて
書き込むことができるコーティング104の調製(製
造):20枚のコーティング裏打ちシートを、1スロッ
トダイを用いたフォーステル(Faustel)コータ
による溶剤押し出し処理(最初、各回片面についてのみ
行う)により調製した。本処理においては、125μm
厚の各不透明ポリエステルMELINEXシート(ロー
ル状)に対し、シンエツ・ケミカル社から入手できるH
PMCP等のヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
レート65重量%、帯電防止剤としてインターポリマー
(Interpolymer)社から入手できるHX4
2−1等のポリメチルアクリレートトリメチル塩化アン
モニウムラテックス5重量%、UV吸収化合物として2
−(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチ
ルアクリレート(アルドリッヒケミカル社製Cyaso
rb UV−416 #41,321−6)3.0重量
%、酸化防止化合物としてジドデシル−3,3’−チオ
ジプロピオネート(アルドリッヒ・ケミカル社から入手
できるCyanox、LTDP、♯D12,840−
6)2重量%、及びグレース社から入手できるSylo
id74等のコロイド状シリカ25重量%からなる疎水
性ブレンドからのスカッフィングに耐性があるコーティ
ング104をコーティングした。なお、このブレンドは
アセトン中に5重量%の濃度で存在する。100℃の空
気で乾燥し、コーティング前後の重量差を調べると、乾
燥不透明ポリエステルMelinexのシート状ロール
には0.5g、5μm厚で、ポリメチルアクリレートト
リメチル塩化アンモニウムラテックス、2−(4−ベン
ゾイル−3−ヒドロキシフェノキシ)エチルアクリレー
ト、ジドデシル−3,3’−チオジプロピオネート、及
びコロイド状シリカを含むヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースフタレートからなり、スカフ(摩擦損傷)耐
性、耐光性、耐水性(水による色はげ耐性)があり、高
光沢のコーティングが形成されていた。このコーティン
グ済み裏打ちシートのロールから、8.5×11.0イ
ンチサイズのカットシートを切り出した。
【0055】裏打ちシートを画像形成透明基材に接着す
るための2層接着コーティング100/102の調製:
コーティング104を含む不透明ポリエステルMeli
nex(ロール状)を空の巻心に巻き戻して得られたロ
ールを用いて、不透明ポリエステルMelinexのコ
ーティングしてない面に感熱・感圧2層コーティング1
00/102を行った。この2層100/102コーテ
ィング構造は、2スロットダイを用いたフォーステル
(Faustel)コータによる溶剤押し出し処理(最
初、各回片面についてのみ行う)により作製した。本処
理においては、125μm厚の各不透明Melinex
ベースシート(ロール状)に対し2つの重合体層を同時
にコーティングした。ここで、基材と接触する第1層1
00は、アクリル乳剤ラテックス(ロームアンドハース
社製Rhoplex B−15J)90重量%、帯電防
止剤(アルカリルケミカル(Alkaril Chem
icals)社製Alkasurf SS−0−75)
5.0重量%、紫外線吸収化合物ポリ[N,N−ビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
−1,6−ヘキサンジアミン−co−2,4−ジクロロ
−6−モルホリノ−1,3,5−トリアジン)(アルド
リッヒケミカル社製Cyasorb UV−3346、
#41,324−0)3.0重量%、および酸化防止化
合物2,6−ジ−tert−ブチル−4−(ジメチルア
ミノメチル)フェノール(アルドリッヒケミカル社製E
thanox 703、#41,327−5)2重量%
のブレンドで構成されていた。なお、この組成物は35
重量%濃度となるよう水中に存在した。また、第1層に
接する第2層は、水中での濃度が2重量%のポリ(酸化
エチレン)(ユニオンカーバイド社製POLYOX W
SRN−3000)等の優れた画像濡れ性を有する重合
体であった。100℃で空気乾燥で2層同時に乾燥後、
コーティング前後の重量差を調べると、乾燥不透明ポリ
エステルMelinexロールには、ポリ(酸化エチレ
ン)でオーバコートされたRhoplex B−15J
含有組成物(1.5g、15μm厚)がコーティングさ
れていた。この不透明ポリエステルMelinexのコ
ーティング済み裏打ちシートのロールから、8.5×1
1.0インチサイズのカットシートを切り出した。
【0056】コーティング99を施す透明物へのゼログ
ラフィ画像の調製:透明シートの作製は浸漬コーティン
グ処理(一度に両面コーティング)により行った。本処
理においては、厚さ100μmのMylar(商標名)
シート(8.5×11インチ)を供給しながら、これに
対しバインダ樹脂としてポリエステルラテックス(Ea
stman AQ 29D)88重量%、添加物として
フランジメタノール(Aldrich 19,461−
1)10重量%、帯電防止剤として二塩化スベリルジコ
リン(Aldrich 86,204−5)1重量%及
び牽引剤としてのコロイ状ドシリカ(W.R.グレース
アンドカンパニー(W.R.Grace&Co.)社製
Syloid74)1重量%のブレンドをコーティング
した。なお、このブレンドは25重量%濃度の水溶液と
した。コーティングしたMylarシートを次に真空フ
ード内で1時間乾燥した。コーティング前後の重量差を
測定したところ、これらシートの各面に約300mgの
平均コーティング重量で約3μm厚のコーティングが形
成されていた。これらの透明シートを20枚ゼロックス
5775カラーコピー機に供給しプリントしたところ、
光学濃度値1.25(シアン)、1.10(マゼン
タ)、0.75(イエロー)、及び1.40(ブラッ
ク)を有する画像が得られた。
【0057】コーティング99を施す画像形成透明物と
コーティング100/102を施すコーティング裏打ち
シートとの積層:透明物の画像形成面を、感熱・感圧剤
をコーティングした裏打ちシートのコーティング面と当
接させ、カナダ国、オンタリオ州のサウスウエストバイ
ンディングシステム(Southwest Bindi
ng Systems)社製の積層装置Model 7
000内で150℃、圧力100psiで2分間積層処
理した。不透明ポリエステルMelinexと透明プリ
ントMylarの積層構造体は、光沢130単位、光学
濃度値1.37(シアン)、1.23(マゼンタ)、
0.87(イエロー)、及び1.54(ブラック)を有
していた。これらの画像は2分間、50℃の水で洗って
も耐水性があり、3ヶ月間光を当てても耐光性があり、
その間光学濃度に変化はなかった。積層シートの裏側
は、指紋が付かず、つるつるしておらず、強固であり、
ペン又は鉛筆で書き込むことができる。
【0058】[実施例II] 疎水性、耐摩耗性、滑り防止性があり、ゼログラフィッ
ク画像形成に受容性があると共にペン又は鉛筆を用いて
書き込むことができるコーティング104の調製:20
枚のコーティング裏打ちシートを、1スロットダイを用
いたフォーステルコータによる溶剤押し出し処理(最
初、各回片面についてのみ行う)により調製した。本処
理においては、125μm厚の各不透明ポリエステルM
ELINEXシート(ロール状)に対し、ダウ・ケミカ
ル社から入手できるAPE KLI−9306のような
芳香族エステルカーボネートコポリマー65重量%、
(4−エトキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブ
ロミド(Aldrich26,648−5)等の帯電防
止剤5重量%、ポリ[N,N−ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジニル)−1,6−ヘキサン
ジアミン−co−2,4−ジクロロ−6−モルホリノ−
1,3,5−トリアジン](アルドリッヒ・ケミカル社
から入手できるCyasorb UV−3346、♯4
1,324−0)等のUV吸収化合物3重量%、2,6
−ジ−tert−ブチル−4−(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール(アルドリッヒ・ケミカル社から入手できるE
thanox703、♯41,327−5)等の酸化防
止剤2重量%、ケミーラO.Y.社(Kemira. O.Y.)か
ら入手でき、フッ化カルシウムとシリカのブレンドであ
るOpalex−C25重量%、からなる疎水性ブレン
ド物からのスカッフィングに耐性があるコーティング1
04をコーティングした。なお、このブレンドはアセト
ン中に5重量%の濃度で存在する。100℃の空気で乾
燥し、コーティング前後の重量差を調べると、乾燥Me
linexロールには0.5g、5μm厚で、(4−エ
トキシベンジル)トリフェニルホスホニウムブロミド、
ポリ[N,N−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジニル)−1,6−ヘキサンジアミン−co
−2,4−ジクロロ−6−モルホリノ−1,3,5−ト
リアジン]、2,6−ジ−tert−ブチル−4−(ジメチ
ルアミノメチル)フェノール及びコロイド状シリカを含
む芳香族エステルカーボネートコポリマーからなるスカ
フ耐性、耐光性、耐水性があり、高光沢のコーティング
が形成されていた。コーティング済み裏打ちシートのこ
のロールから、8.5×11.0インチのカットシート
を切り出した。
【0059】裏打ちシートを画像形成透明基材に接着す
るための2層接着コーティング100/102の調製:
コーティング104を施した不透明ポリエステルMel
inex(ロール状)を空の巻心に巻き戻して得られた
ロールを用いて、不透明ポリエステルMelinexの
コーティングしてない面に感熱・感圧2層コーティング
100/102を行った。この2層積層コーティング構
造は、2スロットダイを用いたフォーステルコータによ
る溶剤押し出し処理(最初、各回片面についてのみ行
う)により作製した。本処理においては、125μm厚
の各不透明Melinexベースシート(ロール状)に
対し2つの重合体層を同時にコーティングした。ここ
で、基材と接触する第1層100はポリ(2−エチルヘ
キシルメタクリレート)(サイエンティフィックポリマ
ープロダクツ社製♯229等)90重量%、帯電防止剤
として2−メチル−3−プロピル沃化ベンゾチアゾリウ
ム(Aldrich 36,329−4)5重量%、紫
外線吸収化合物ポリ[2−(4−ベンゾイル−3−ヒド
ロキシフェノキシ)エチルアクリレート](アルドリッ
ヒケミカル社製Cyasorb UV−2126、#4
1,323−2)3重量%、酸化防止化合物2,6−ジ
−tert−ブチル−4−(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール(アルドリッヒケミカル社製Ethanox
703、♯41,327−5)2重量%を含有するブレ
ンドで構成されていた。なお、この組成物は10重量%
濃度となるようトルエン中に存在した。また、第1層に
接する第2層102は、トルエン中での濃度が2重量%
のエピクロルヒドリン−酸化エチレン共重合体(サイエ
ンティフィックポリマープロダクツ社製♯155等)等
の優れた画像濡れ性を有する重合体であった。100℃
で空気乾燥で2層同時に乾燥し、コーティング前後の重
量差を調べると、この乾燥不透明Melinexロール
には、エピクロルヒドリン−酸化エチレン共重合体でオ
ーバコートされたポリ(2−エチルヘキシルメタクリレ
ート)(1.5g、15μm厚)がコーティングされて
いた。このコーティング済み裏打ちシートのロールか
ら、8.5×11.0インチのカットシートを切り出し
た。
【0060】コーティング99を施す透明物上へのイン
クジェットのインク画像の調製:コーティング99を施
す透明シートを以下のように調製した。ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース(ダウケミカル社製K35LV)
54重量%、ポリ(酸化エチレン)(ユニオンカーバイ
ド社製POLY OX WSRN−3000)36重量
%、及び各種添加組成物(いずれもアルドリッヒケミカ
ル社製)10重量%のブレンドを以下の方法で調製し
た。ヒドロキシプロピルメチルセルロース43.2g、
ポリ(酸化エチレン)28.8g、及び添加剤として4
−モルホリンプロパンスルホン酸8gを、2リットルジ
ャー内の1,000mlの水に混合し、その混合物をO
mniホモジナイザー内で2時間攪拌した。その後、こ
の溶液を終夜放置して気泡を除去した。こうして調製し
たブレンドを浸漬コーティング処理(一度に両面コーテ
ィング)により、100μm厚のカットシート状(8.
5×11インチ)Mylarベースシートにコーティン
グした。25℃で空気乾燥で3時間乾燥した後、次に1
00℃で10分間オーブン乾燥した。コーティング前後
の重量差を調べると、各乾燥コーティング済みシートの
各面には1g、10μm厚のブレンド層が形成されてい
た(両面コーティング透明物は合計2gのコーティング
を施される)。
【0061】上記のように調製した透明シートを、反転
画像書き込み能力を備え、下記組成物から成るインクを
含むカラーインクジェットプリンタに組み込んだ:シア
ン;スルホラン15.785重量%、ブチルカルビトー
ル10.0重量%、臭化アンモニウム2.0重量%、ア
ルドリッヒケミカル社製N−シクロヘキシルピロリジノ
ン2.0重量%、アルドリッヒケミカル社製トリス(ヒ
ドロキシメチル)アミノメタン0.5重量%、アルドリ
ッヒケミカル社製EDTA(エチレンジアミンテトラ酢
酸)0.35重量%、ミシガン州ミッドランド、ダウケ
ミカル社製Dowicil 150殺生物剤0.05重
量%、ユニオンカーバイド社製ポリエチレンオキサイド
(分子量18,500)0.03重量%、ICI製Pr
ojet Cyan 1染料35重量%及び脱イオン水
34.285重量%。
【0062】マゼンタ;スルホラン15.785重量
%、ブチルカルビトール10.0重量%、臭化アンモニ
ウム2.0重量%、アルドリッヒケミカル社製N−シク
ロヘキシルピロリジノン2.0重量%、アルドリッヒケ
ミカル社製トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
0.5重量%、アルドリッヒケミカル社製EDTA(エ
チレンジアミンテトラ酢酸)0.35重量%、ミシガン
州ミッドランド、ダウケミカル社製Dowicil 1
50殺生物剤0.05重量%、ユニオンカーバイド社製
ポリエチレンオキサイド(分子量18,500)0.0
3重量%、ICI製Projet magenta 1
T染料25重量%、トリコンカラーズ社製Acid R
ed 52を4.3重量%、及び脱イオン水39.98
5重量%。
【0063】イエロー;スルホラン15.785重量
%、ブチルカルビトール10.0重量%、臭化アンモニ
ウム2.0重量%、アルドリッヒケミカル社製N−シク
ロヘキシルピロリジノン2.0重量%、アルドリッヒケ
ミカル社製トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン
0.5重量%、アルドリッヒケミカル社製EDTA(エ
チレンジアミンテトラ酢酸)0.35重量%、ミシガン
州ミッドランド、ダウケミカル社製Dowicil 1
50殺生物剤0.05重量%、ユニオンカーバイド社製
ポリエチレンオキサイド(分子量18,500)0.0
3重量%、ICI製Projet yellow 1G
染料27.0重量%、トリコンカラーズ社製Acid
yellow 17を20.0重量%、及び脱イオン水
22.285重量%。
【0064】光学濃度値1.40(シアン)、1.17
(マゼンタ)、0.80(イエロー)及び1.75(ブ
ラック)を有する画像が生成された。
【0065】コーティング99を施す画像形成透明物と
コーティング100/102を施す裏打ちシートとの積
層:透明物の画像形成側を、感熱・感圧剤をコーティン
グした裏打ちシートのコーティング面と当接させ、カナ
ダ、オンタリオ州のサウスウエストバインディングシス
テム社製の積層装置内(型式7000)で150℃、圧
力100psiで2分間積層処理した。不透明ポリエス
テルMelinexと透明プリント済みMylarの積
層構造体は、光沢125単位、光学濃度値1.47(シ
アン)、1.25(マゼンタ)、0.90(イエロ
ー)、及び1.90(ブラック)を有していた。これら
の像は2分間、50℃の水で洗っても耐水性があり、3
ヶ月間光を当てても耐光性があり、その間光学濃度に変
化はなかった。積層シートの裏側は、指紋が付かず、つ
るつるしておらず、強固であり、ペン又は鉛筆で書き込
むことができる。
【0066】[実施例III] 疎水性、耐摩耗性、滑り防止性があり、ゼログラフィッ
ク画像形成に受容性があると共にペン又は鉛筆を用いて
書き込むことができるコーティング104の調製:20
枚のコーティング裏打ちシートを、1スロットダイを用
いたフォーステルコータによる溶剤押し出し処理(最
初、各回片面についてのみ行う)により調製した。本処
理においては、125μm厚の各不透明ポリエステルM
ELINEXシート(ロール状)に対し、ポリ(α−メ
チルスチレン)65重量%、帯電防止剤として2−メチ
ル−3−プロピル沃化ベンゾチアゾリウム(Aldri
ch36,329−4)5重量%、UV吸収化合物とし
てポリ[2−(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェノ
キシ)エチルアクリレート](アルドリッヒ・ケミカル
社から入手できるCyasorb UV−2126、♯
41,323−2)3重量%、2,6−ジ−tert−ブチ
ル−4−(ジメチルアミノメチル)フェノール(アルド
リッヒ・ケミカル社から入手できるEthanox 7
03、♯41,327−5)等の酸化防止剤2重量%及
びゾー・ケム社から入手できるZocoFax183等
の酸化亜鉛25重量%からなる疎水性ブレンドからのス
カッフィングに耐性があるコーティング104をコーテ
ィングした。なお、このブレンドはアセトン中に5重量
%の濃度で存在する。100℃の空気で乾燥し、コーテ
ィング前後の重量差を調べると、乾燥Melinexロ
ールには0.5g、5μm厚で、スカフ耐性、耐光性、
耐水性があり、高光沢のコーティングが形成されてい
た。コーティング済み裏打ちシートのこのロールから、
8.5×11.0インチのカットシートを切り出した。
【0067】裏打ちシートを画像形成透明基材に接着す
るための2層接着コーティング100/102の調製:
コーティング104を施した不透明ポリエステルMel
inex(ロール状)を空の巻芯に巻き戻して得られた
ロールを用いて、不透明ポリエステルMelinexの
コーティングしてない側に感熱・感圧2層コーティング
100/102を行った。この2層積層コーティング構
造は、2スロットダイを用いたフォーステルコータによ
る溶剤押し出し処理(最初、各回片面についてのみ行
う)により作製した。本処理においては、125μm厚
の各不透明Melinexベースシート(ロール状)に
対し2つの重合体層を同時にコーティングした。ここ
で、基材と接触する第1層100はポリ(2−エチルヘ
キシルメタクリレート)(サイエンティフィックポリマ
ープロダクツ社製♯229等)90重量%、帯電防止剤
として2−メチル−3−プロピル沃化ベンゾチアゾリウ
ム(Aldrich 36,329−4)5重量%、紫
外線吸収化合物ポリ[2−(4−ベンゾイル−3−ヒド
ロキシフェノキシ)エチルアクリレート](アルドリッ
ヒケミカル社製Cyasorb UV−2126、#4
1,323−2)3重量%、酸化防止化合物2,6−ジ
−tert−ブチル−4−(ジメチルアミノメチル)フ
ェノール(アルドリッヒケミカル社製Ethanox
703、#41,327−5)2重量%を含有するブレ
ンドで構成されていた。なお、この組成物は10重量%
濃度となるようトルエン中に存在した。また、第1層に
接する第2層102は、トルエン中での濃度が2重量%
のエピクロロヒドリン−酸化エチレン共重合体(サイエ
ンティフィックポリマープロダクツ社製♯155等)等
の優れた画像濡れ性を有する重合体であった。100℃
で空気乾燥で2層同時に乾燥し、コーティング前後の重
量差を調べると、乾燥不透明Melinexロールに
は、エピクロロヒドリン−酸化エチレン共重合体でオー
バコートされたポリ(2−エチルヘキシルメタクリレー
ト)(1.5g、15μm厚)がコーティングされてい
た。このコーティング済み裏打ちシートのロールから、
8.5×11.0インチのカットシートを切り出した。
【0068】コーティング99を施す透明物上へのゼロ
グラフィ画像の調製:富士ゼロックスCOLOR OH
P透明シート20枚を富士ゼロックスカラーコピー機に
供給しプリントしたところ、光学濃度値1.20(シア
ン)、1.15(マゼンタ)、0.77(イエロー)、
及び1.35(ブラック)を有する画像が得られた。
【0069】コティング99を施す透明物上の画像とコ
ーティング100/102を施すコーティング裏打ちシ
ートとの積層:富士ゼロックスCOLOR OHP透明
物の画像形成側を、コーティングした裏打ちシートの感
熱・感圧側と当接させ、カナダ、オンタリオ州のサウス
ウエストバインディングシステム社製の積層装置Mod
el 7000内で140℃、圧力100psiで2分
間積層処理した。富士ゼロックスCOLOR OHP透
明物と不透明ポリエステルMelinexの積層構造体
は、光沢140単位、光学濃度値1.35(シアン)、
1.23(マゼンタ)、0.89(イエロー)、及び
1.58(ブラック)を有していた。積層シートの裏側
は、指紋が付かず、つるつるしておらず、強固であり、
ペン又は鉛筆で書き込むことができる。
【0070】本発明の他の具体例及び変更は、本明細書
中に示された情報をリビューすることにより見出され得
て、本発明の等価物と共にこれらの具体例及び変更も、
本発明の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】1対の基材の断面図であり、一方は反転読み取
り画像を含む透明物、他方はカラー写真品質をシュミレ
ートしたプリントを作成するのに使用される被覆された
裏打ちシートを示す。
【図2】本発明を実施するために使用することができる
例示的な電子写真複写機の概略図である。
【符号の説明】
25 透明基材 67 画像 98 裏打ち部材 99 コーティング 100 第1コーティング 102 第2コーティング 104 第3コーティング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非写真的画像形成プロセスを用いて、写
    真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法であ
    って、 非写真的画像形成プロセスを用いて形成される反転読み
    取りトナー画像を上に有するコーティングされた透明基
    材を提供し、 接着剤をコーティングした一表面を有する裏打ち部材を
    提供し、前記裏打ち部材を前記透明基材の前記反転読み
    取りトナー画像を含む表面に接着し、前記裏打ち部材が
    筆記又は印刷に対して容易に受容性を有していない材料
    から製造され、 前記裏打ち部材の前記面と反対側の面に、スカフ耐性が
    あり、ゼログラフィ画像形成に対して受容性があると共
    にペン又は鉛筆による筆記に対しても受容性があるコー
    ティングを提供し、 前記裏打ち部材の前記一方の面に、前記透明基材を接着
    することにより、その一方の面から見ることができる画
    像と、その反対側に前記別の面を有するプリントを生成
    する、 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法。
  2. 【請求項2】 前記他方の面上の前記コーティングが、
    ゼログラフィ画像形成に受容性があると共にペン又は鉛
    筆による筆記に容易に受容性がある前記コーティングを
    前記他方の面上に施すのに十分な量のコロイド状シリカ
    粒子を含む、請求項1に記載の写真品質をシュミレート
    したプリントを作成する方法。
  3. 【請求項3】 スカフ耐性コーティングが疎水性ポリマ
    ーを含む、請求項2に記載の写真品質をシュミレートし
    たプリントを作成する方法。
JP9001314A 1996-01-11 1997-01-08 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法 Withdrawn JPH09251224A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US584420 1996-01-11
US08/584,420 US5693437A (en) 1996-01-11 1996-01-11 Simulated photographic-quality prints with a hydrophobic scuff resistant coating which is receptive to certain writing materials

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09251224A true JPH09251224A (ja) 1997-09-22

Family

ID=24337250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9001314A Withdrawn JPH09251224A (ja) 1996-01-11 1997-01-08 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5693437A (ja)
JP (1) JPH09251224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1024957A1 (en) * 1997-10-24 2000-08-09 Fargo Electronics, Inc. Ink jet identification card printer with lamination station

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69739547D1 (de) 1996-05-22 2009-10-08 Seiko Epson Corp Bildempfangsfolie
US5806895A (en) * 1997-05-07 1998-09-15 Sharabani; Michael N. Plastic postcard
US6177222B1 (en) * 1998-03-12 2001-01-23 Xerox Corporation Coated photographic papers

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3488189A (en) * 1965-12-30 1970-01-06 Xerox Corp Electrophotographic recording member having solid crystalline plasticizer available at the imaging surface
US3561337A (en) * 1966-08-15 1971-02-09 Kalvar Corp Sheet material for manufacture of transparencies
US3914097A (en) * 1974-02-01 1975-10-21 Eastman Kodak Co Sheet guide and cooling apparatus
US4066802A (en) * 1975-12-22 1978-01-03 Xerox Corporation Colored xerographic image transfer process
US4526847A (en) * 1983-04-15 1985-07-02 Weber Marking Systems, Inc. Image receiving transparency and method of making
US4600669A (en) * 1984-12-26 1986-07-15 Eastman Kodak Company Electrophotographic color proofing element and method for using the same
US4686163A (en) * 1984-12-26 1987-08-11 Eastman Kodak Company Electrophotographic color imaging method
US4724026A (en) * 1985-02-05 1988-02-09 Omnicrom Systems Corporation Process for selective transfer of metallic foils to xerographic images
US4868049A (en) * 1985-02-05 1989-09-19 Omnicrom Systems Limited Selective metallic transfer foils for xerographic images
JPH0753782B2 (ja) * 1985-12-23 1995-06-07 株式会社ブリヂストン 透明膜および該膜を有する積層物
US4956225A (en) * 1987-04-02 1990-09-11 Xerox Corporation Transparency with a polymeric substrate and toner receptive coating
WO1989003066A1 (en) * 1987-10-02 1989-04-06 Toyo Seikan Kaisha, Ltd. Multi-color printing method for container
DE3735871A1 (de) * 1987-10-23 1989-05-03 Schoeller F Jun Gmbh Co Kg Fotografisches traegermaterial fuer lichtempfindliche schichten in form eines kunststoffbeschichteten papiers oder einer kunststoffolie mit einer rueckseitenbeschichtung
US5006407A (en) * 1989-02-08 1991-04-09 Xerox Corporation Ink jet transparencies and papers
US5118570A (en) * 1989-02-08 1992-06-02 Xerox Corporation Ink jet transparencies and papers
US4997697A (en) * 1989-06-29 1991-03-05 Xerox Corporation Transparencies
US5192612A (en) * 1989-10-31 1993-03-09 Avery International Corporation Positionable-repositionable pressure-sensitive adhesive
US5126797A (en) * 1989-11-13 1992-06-30 Eastman Kodak Company Method and apparatus for laminating toner images on receiving sheets
US5108865A (en) * 1990-04-18 1992-04-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Offset transfer of toner images in electrography
US5202205A (en) * 1990-06-27 1993-04-13 Xerox Corporation Transparencies comprising metal halide or urea antistatic layer
US5378536A (en) * 1991-04-08 1995-01-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Repositionable adhesive tape
US5244714A (en) * 1991-12-09 1993-09-14 Xerox Corporation Coated recording sheets for electrostatic printing processes
US5320902A (en) * 1992-04-01 1994-06-14 Xerox Corporation Recording sheets containing monoammonium compounds
US5342685A (en) * 1992-05-18 1994-08-30 Minnesota Mining And Manufacturing Company Hot-melt-coatable adhesives
JPH0822586B2 (ja) * 1992-08-27 1996-03-06 理研ビニル工業株式会社 塗装感を有する化粧シートおよびその製造方法
JPH088137Y2 (ja) * 1992-09-25 1996-03-06 フジプラ株式会社 パウチ
US5451458A (en) * 1993-03-19 1995-09-19 Xerox Corporation Recording sheets
US5314747A (en) * 1993-03-19 1994-05-24 Xerox Corporation Recording sheets containing cationic sulfur compounds
US5441795A (en) * 1993-03-19 1995-08-15 Xerox Corporation Recording sheets containing pyridinium compounds
US5457486A (en) * 1993-03-19 1995-10-10 Xerox Corporation Recording sheets containing tetrazolium indolinium, and imidazolinium compounds
US5302439A (en) * 1993-03-19 1994-04-12 Xerox Corporation Recording sheets
US5451466A (en) * 1993-03-19 1995-09-19 Xerox Corporation Recording sheets
US5327201A (en) * 1993-07-21 1994-07-05 Xerox Corporation Simulated photographic prints using a reflective coating
US5337132A (en) * 1993-07-21 1994-08-09 Xerox Corporation Apparatus for creating simulated color photographic prints using xerography
US5554483A (en) * 1995-04-20 1996-09-10 Polaroid Corporation Photographic image including an ink-acceptable surface

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1024957A1 (en) * 1997-10-24 2000-08-09 Fargo Electronics, Inc. Ink jet identification card printer with lamination station
EP1024957A4 (en) * 1997-10-24 2003-10-15 Fargo Electronics Inc INK JET IDENTITY CARD PRINTER WITH VENEER STATION

Also Published As

Publication number Publication date
US5693437A (en) 1997-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5919552A (en) Coated substrates and methods
US5075153A (en) Coated paper containing a plastic supporting substrate
EP0405992B1 (en) Transparent substrates
EP0463400B1 (en) Transparencies
US5612777A (en) Method and apparatus for applying a clear toner resin containing lightfastness material to toner images
US5846637A (en) Coated xerographic photographic paper
US5795695A (en) Recording and backing sheets containing linear and cross-linked polyester resins
JPH07179073A (ja) 水ベース透明画像記録材料
US5795696A (en) Laminatable backing substrates containing paper desizing agents
US5759727A (en) Method of generating simulated photographic quality images on luminescent, mirror coated, melt-formed backing substrates
US6925281B2 (en) Method and apparatus for finishing a receiver sheet or similar substrate
US5665504A (en) Simulated photographic-quality prints using a plasticizer to reduce curl
US5714287A (en) Simulated photographic-quality prints using a transparent substrate containing a wrong reading image and a backing sheet containing an adhesive coating which enhances image optical density
US5906905A (en) Simulated photographic-quality prints using a transparent substrate containing a wrong reading image and a backing sheet containing an ultraviolet light absorber
JPH09251224A (ja) 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法
JP4142122B2 (ja) 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法
US5766812A (en) Substrates containing magnetic coatings
US5744273A (en) Laminatable backing substrates containing fluoro compounds for improved toner flow
JP4065040B2 (ja) 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法
US5665505A (en) Simulated photographic-quality prints using a transparent substrate containing a wrong reading image and a backing sheet containing a right reading image of different information
US5710588A (en) Simulated photographic-quality prints using a transparent substrate containing a black wrong reading image and a backing sheet containing a uniform color coating
US5759734A (en) Method of generating simulated photographic-quality images on luminescent melt-formed backing substrates
US6210816B1 (en) Translucent xerographic recording substrates
JP4063905B2 (ja) 写真品質をシュミレートしたプリントを作成する方法
JPH07325423A (ja) 電子写真用横目カーボンレス紙

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406