JPH09250484A - コンプレッサ - Google Patents

コンプレッサ

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JPH09250484A
JPH09250484A JP5349596A JP5349596A JPH09250484A JP H09250484 A JPH09250484 A JP H09250484A JP 5349596 A JP5349596 A JP 5349596A JP 5349596 A JP5349596 A JP 5349596A JP H09250484 A JPH09250484 A JP H09250484A
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JP
Japan
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capacity
winding
motor
variable
compression
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JP5349596A
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English (en)
Inventor
Makoto Sugiyama
誠 杉山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却能力の変化に係わらずモータの効率を最適
化して省電力化を実現可能なコンプレッサを提供する。 【解決手段】ロータ16、ロータ16に回転磁界を与え
るステータ15を有する誘導モータ11と、誘導モータ
11の回転に基づいて冷媒を圧縮する圧縮機構12(図
2参照)と、圧縮機構12の圧縮能力を複数段に可変制
御する能力可変機構30(図2参照)と、能力可変機構
30による圧縮能力の可変制御に応じて、誘導モータ1
1の出力トルクを可変制御するためにステータ15の主
巻線40の抵抗値を可変制御するタップt及び切り替え
スイッチ44とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機構の圧縮能
力を可変制御する能力可変機構を備えたコンプレッサに
係り、特に、その能力可変に応じた最適なモータ効率を
得るコンプレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンプレッサは、各種冷凍機械
や冷蔵庫,空気調和機(エアコン)等の冷凍サイクルに
組み込まれており、各種の商品が盛んに開発されてい
る。
【0003】ところで、このようなコンプレッサを用い
た各種装置では、省電力化等の理由から、負荷に応じて
冷却能力を可変制御することが重要である。従来では、
上述した負荷に応じた冷却能力の可変制御は、大別して
(1)コンプレッサモータの回転数の変化によるもの、
(2)コンプレッサから吐出される冷媒量を変化させる
もの、の2つの方法が考案され、実用化されていた。
【0004】特に、(1)のコンプレッサモータの回転
数を変化させる方式として、インバータによりモータを
可変駆動するもの、及びモータの極数を切替るもの等が
ある。また、(2)のコンプレッサから吐出される冷媒
量を変化させる方式として、圧縮機構自体の構造を改良
して能力可変機構を設け、その能力可変機構により、冷
媒吐出量の可変制御を行なうものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た各種の冷却能力可変制御手段には、それぞれ次に述べ
る問題点があった。
【0006】インバータを用いてコンプレッサモータの
回転数を変化させる場合では、インバータ自体のコスト
が非常に高く、またインバータ制御に必要なマイコンの
開発、設計、動作試験、及び動作確認等に大きな時間と
人手がかかること等から、コンプレッサの製作時間及び
製作費用が増大してしまった。さらに、インバータ駆動
方式のモータを有するコンプレッサを使用しても、もし
インバータが故障した場合には、そのインバータ部分を
基板毎交換する必要があるため、修理費用が高くついて
しまった。
【0007】また、モータの磁極数切替によりコンプレ
ッサモータの回転数を変化させる場合では、確かに上記
インバータ方式の場合よりもコストアップは少なくでき
る。
【0008】しかしながら、磁極数を切替ることは、モ
ータ自体の効率を低下させてしまうため、省電力化を実
現することができなかった。
【0009】さらに、能力可変機構により冷媒吐出量を
変化させて冷却能力を可変制御する場合においても、冷
却能力の変化に応じてモータの特性が変わってしまい、
この結果、例えば冷却能力を低くした場合にモータの効
率をも低下させてしまうため、省電力化を実現するには
至らなかった。
【0010】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、能力可変機構により冷媒吐出量を変化させて
冷却能力を可変制御するコンプレッサにおいて、冷却能
力の変化に係わらずモータの効率を最適化して省電力化
を実現可能なコンプレッサを提供することをその目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載したコンプレッサによれば、モ
ータと、このモータの回転に基づいて冷媒を圧縮する圧
縮機構と、この圧縮機構の圧縮能力を複数段に可変制御
する能力可変機構と、この能力可変機構による前記圧縮
能力の可変制御に応じて、前記モータの出力トルクを可
変制御する出力トルク制御手段とを備えている。
【0012】請求項2に記載したコンプレッサによれ
ば、前記モータは、ロータと、このロータに回転磁界を
与えるステータとを有する誘導モータであり、前記出力
トルク制御手段は、前記能力可変機構による前記圧縮能
力の可変制御に応じて前記ステータの巻線の抵抗値を可
変制御する手段である。
【0013】請求項3に記載したコンプレッサによれ
ば、前記抵抗値可変制御手段は、前記能力可変制御手段
により前記圧縮能力が低能力に制御される場合には、前
記ステータの巻線の抵抗値を増大させ、前記能力可変制
御手段により前記圧縮能力が高能力に制御される場合に
は、前記ステータの巻線の抵抗値を減少させるようにし
ている。
【0014】請求項4に記載したコンプレッサによれ
ば、前記抵抗値可変制御手段は、前記ステータの巻線の
途中の所定位置に設けられたタップと、前記能力可変機
構による前記圧縮能力の可変制御に応じて前記タップ及
び当該巻線の端部の端子のどちらか一方を前記モータの
電源供給ラインに切替接続する切替接続回路とを備えて
いる。
【0015】請求項5に記載したコンプレッサによれ
ば、前記抵抗値可変制御手段は、前記ステータの巻線を
一対有し、前記能力可変機構による前記圧縮能力の可変
制御に応じて当該一対の巻線を並列及び直列のどちらか
一方に切り替えて前記モータの電源供給ラインに接続す
る接続回路を備えている。
【0016】請求項6に記載したコンプレッサによれ
ば、前記巻線は前記ステータの主巻線である。
【0017】請求項7に記載したコンプレッサによれ
ば、前記ステータの巻線は前記主巻線と補助巻線とを有
し、前記モータは、前記補助巻線に並列に接続された運
転コンデンサを有するとともに、前記主巻線の巻線抵抗
値の可変制御と同時に前記運転コンデンサの容量値を可
変制御する容量値可変制御手段を備えている。
【0018】請求項8に記載したコンプレッサによれ
ば、前記容量値可変制御手段は、前記能力可変機構によ
り前記圧縮能力が減少した場合に、その圧縮能力の減少
に応じて前記運転コンデンサの容量値を低減させるよう
にしている。
【0019】請求項9に記載したコンプレッサによれ
ば、前記抵抗値可変制御手段は、前記ステータの巻線抵
抗値の可変制御を前記コンプレッサの駆動を停止させる
ことなく行なうようにしている。
【0020】請求項10に記載したコンプレッサによれ
ば、前記能力可変機構による前記圧縮能力の切り替えタ
イミング及び前記抵抗値可変制御手段の前記ステータ巻
線の抵抗値の切り替えタイミングは、前記圧縮能力が高
能力から低能力へ切り替え制御される場合には、前記能
力可変機構による切り替えが行なわれた後に前記抵抗値
可変制御手段の切り替えが行なわれるように設定されて
いる。
【0021】請求項11に記載したコンプレッサによれ
ば、前記能力可変機構による前記圧縮能力の切り替えタ
イミング及び前記抵抗値可変制御手段の前記ステータ巻
線の抵抗値の切り替えタイミングは、前記圧縮能力が低
能力から高能力へ切り替え制御される場合には、前記能
力可変機構による切り替えが行なわれる前に前記抵抗値
可変制御手段の切り替えが行なわれるように設定されて
いる。
【0022】請求項1乃至11に記載した発明によれ
ば、コンプレッサは、モータの回転に基づいて冷媒を圧
縮する圧縮機構を有しており、その圧縮能力が能力可変
機構により、例えば高圧縮能力(定常運転時等)及び低
圧縮能力(レリース運転時等)に可変制御される。
【0023】このとき、出力制御手段としての例えば抵
抗値可変制御手段によりモータのステータの例えば主巻
線の抵抗値が可変制御され、その結果、モータの出力ト
ルクが変化する。
【0024】例えば、圧縮能力が低能力に制御される場
合には、抵抗値可変制御手段によりステータの主巻線の
抵抗値が増大するためモータの出力トルクが減少する。
圧縮能力が高能力に制御される場合には、ステータの主
巻線の抵抗が減少するため、モータの出力トルクが増大
する。
【0025】このように、モータの出力トルクを圧縮能
力に応じて変化させることができるため、当該圧縮能力
に応じた最適なモータ効率が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンプレッサ
の実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0027】図1は本発明に係るコンプレッサを用いた
冷凍サイクルを示す図である。
【0028】図1に示した冷凍サイクルは、多気筒形ロ
ータリーコンプレッサ1、四方弁2、室内熱交換器3、
減圧機構(膨張弁)4、及び室外熱交換器5を備えてい
る。
【0029】多気筒型ロータリーコンプレッサ1は、特
開平7−54782号公報に記載した圧縮能力可変機構
を有するコンプレッサである。すなわち、ロータリーコ
ンプレッサ1は、図2に示すように縦型をなし、密閉状
の圧縮機ケース10内上部に電動機(モータ)11が、
ケース10下部に圧縮機構12が収容されている。圧縮
機構12は、ツインのシリンダ(第1のシリンダ12a
1 及び第2のシリンダ12a2 )を有し、両シリンダ1
2a1 ,12a2 間には中間仕切板13が設けられてい
る。
【0030】電動機(モータ)11は密閉ケーシング1
0内に圧入して固定されるステータ15と、このステー
タ15内に収容されるロータ16とを備えている。ロー
タ16は出力シャフトである回転シャフト17に軸装さ
れ、回転自在に支持される。
【0031】シャフト17は、メインベアリング18と
サブベアリング19とによって回転自在に軸支されてい
る。このシャフト17の前記第1のシリンダ12a1 及
び第2のシリンダ12a2 に対応する部分には互いに1
80度位相をずらした偏心軸部20,21が設けられ、
これら偏心軸部20,21には第1のローラ22及び第
2のローラ23が嵌合されている。この嵌合により、各
ローラ22,23は、偏心軸部20,21の回転により
180度位相がずれた偏心回転が与えられるようにな
る。また、第1、第2のシリンダ12a1 ,12a2 の
吸込管24,24は、図示しない吸込ポート及び四方弁
2を介して室外熱交換器5に接続され、吐出管25は、
図示しない吐出ポート及び四方弁2を介して室内熱交換
器3に接続されている。
【0032】さらに、第1、第2のシリンダ12a1 ,
12a2 には、前記ローラ22,23の外周面と常時接
触し合う図示しないブレードとが設けられ、各ローラ2
2,23及びブレードにより圧縮室26,26が作られ
るようになっている。
【0033】そして、このロータリーコンプレッサ1で
は、圧縮機構12に、その圧縮機構12の圧縮能力を可
変制御する圧縮能力可変機構30を設けている。
【0034】すなわち、圧縮能力可変機構30は、中間
仕切板13に設けられた、高圧室側となる一方の例えば
第1のシリンダ12a1 及び低圧室側となる他方の第2
のシリンダ12a2 を連絡する連絡通路31と、この連
絡通路31を横切る弁案内孔32とを有している。
【0035】弁案内孔32内には、当該連絡通路31を
開閉するスライド可能なスライド弁と、このスライド弁
の連絡通路31を「開」とするスライド位置を定める第
1ストッパと、スライド弁の連絡通路31を「閉」とす
るスライド位置を定める第2ストッパとがそれぞれ設け
られている。
【0036】第1ストッパには、スライド弁を開口スラ
イド位置へ付勢する付勢ばねが設けられている。
【0037】第2ストッパには、図2に示すように、弁
案内孔32内と連通し合うスライド弁制御通路となるキ
ャピラリチューブ33の一端が接続連通し、他端は密閉
ケーシング10内の潤滑油液面下Gに接続連通してい
る。キャピラリチューブ33には二方弁となる開閉弁3
4が設けられ、開又は閉の操作が可能になっている。
【0038】このように構成されたロータリーコンプレ
ッサ1の能力可変機構30は、次のように動作して、通
常運転及び低負荷時のレリース運転を行なうようになっ
ている。すなわち、開閉弁34を開にすると、吐出圧力
をもった潤滑油が弁案内孔32に導かれ、付勢ばねのば
ね圧に打ち勝ってスライド弁を第1ストッパ側にスライ
ドさせる。これにより、スライド弁は連絡通路31を遮
断し、各シリンダ12a1 ,12a2 による定常運転状
態となる。
【0039】次に、開閉弁34を閉にすると、潤滑油は
スライド弁の外周クリアランスからリークして圧力が低
下すると同時に付勢ばねのばね圧によってスライド弁を
第2ストッパ側へ押圧し連絡通路31を開口する。これ
により当該連絡通路31を介して高圧側のシリンダ12
a1 から低圧側のシリンダ12a2 へ冷媒が流れるた
め、圧縮時の冷媒吐出量が減少し、レリース運転状態が
得られるようになる。
【0040】なお、本実施形態では、定常運転時の圧縮
能力を約100%とすると、レリース運転時の圧縮能力
は約50%となるように、能力可変機構による能力可変
制御が行なわれる。
【0041】一方、本実施形態において、モータ11
は、例えば単相誘導モータ(インダクションモータ)を
用いている。この誘導モータ11の回路接続を図3に示
す。
【0042】図3によれば、モータ回路は、ステータ巻
線に主巻線(MAIN)40とそれに電気角で90度位
置の違う補助巻線(AUX)41とを設け、この主巻線
40及び補助巻線41に単相交流電源42を接続して交
流電流を流すことにより、回転磁界を発生するようにな
っている。ロータ16は、当該ロータ16自体に働く誘
導磁界と前記回転磁界との相互作用により回転する。な
お、補助巻線41に対して直列に接続されたコンデンサ
Rc は、効率改善のために設けられた運転用コンデンサ
である。
【0043】そして、本発明におけるモータの出力トル
クを制御する手段として、本実施形態のモータ回路の主
巻線40には、その巻線途中の所定位置に当該主巻線4
0の巻線抵抗値を切替可能とする切替端子(中間タッ
プ)tが設けられている。すなわち、図3に示すよう
に、切替スイッチ44により、中間タップtに接続され
たラインの接点S1 と主巻線に接続されたラインの接点
S2 とのどちらか一方が、交流電源42と補助巻線41
とを接続するラインの接点S3 に接続されるようになっ
ている。この切替スイッチ44は、例えばモータ外部に
接続され、モータ外部から切替制御可能になっている。
【0044】切替スイッチ44の切替制御に応じて主巻
線40の巻線抵抗値を切替ることにより、ロータ16に
働くトルク(モータ11の出力トルク)が変化する。す
なわち、本実施形態では、中間タップtに接続されたラ
インの接点S1 を補助巻線接続側接点S3 に接続させる
と主巻線40の巻線抵抗値が減少して出力トルクが増大
し、主巻線40に接続されたラインの接点S2 を補助巻
線接続側接点S3 に接続させると巻線抵抗値が増大して
出力トルクが減少する。中間タップtの設定位置は、当
該中間タップt側接点S1 及び補助巻線接続側接点S3
を接続した場合の出力トルクT1 と主巻線接続側接点S
2 及び補助巻線接続側接点S3 を接続した場合の出力ト
ルクT2 との変化率をどの値に設定するかによって定め
られる。そして、この変化率は、上述した圧縮能力の変
化に応じて設定されるようになっている。なお、本実施
形態では、出力トルクT1 =12Kg・cm、出力トル
クT2 =6Kg・cmに設定されている。
【0045】次に本実施形態の作用について説明する。
【0046】今、上述した能力可変機構30の制御によ
りロータリーコンプレッサ1が圧縮能力50%のレリー
ス運転を行なっているとすると、能力可変機構30の開
閉弁34は閉に設定され、切替スイッチ44により主巻
線側の接点S2 が補助巻線接続側接点S3 に接続されて
いる。
【0047】この状態において、能力可変機構30を制
御してロータリーコンプレッサ1の運転をレリース運転
から定常運転に切り換える際には、まず、外部からの切
替スイッチ44の切替制御により、中間タップtに接続
されたラインの接点S1 が補助巻線接続側接点S3 に接
続される。この結果、主巻線40の巻線抵抗値が減少し
て出力トルクT1 が増大する(T1 =12Kg・c
m)。続いて、能力可変機構30の開閉弁34を閉から
開に切替えることにより、ロータリーコンプレッサ1
は、圧縮能力100%の定常運転を行なう。
【0048】この定常運転時のモータ11の効率特性を
図4に実線で示す。図4に示すように、もし定常運転時
において主巻線40の巻線抵抗値をそのまま用いたので
は、モータ11の出力トルクはT2 =6Kg・cmとな
ってしまい、モータ11の効率も図4に示すように約7
0%の効率となってしまう。
【0049】しかしながら、本実施形態によれば、定常
運転時においては、巻線抵抗値を減少させて出力トルク
T1 を12Kg・cmに設定することができるため、モ
ータ11の効率を80%以上の高効率に設定することが
できる。
【0050】一方、この状態において、能力可変機構3
0を制御してロータリーコンプレッサ1の運転を定常運
転からレリース運転に切り換える際には、先に能力可変
機構30の開閉弁34を開から閉に切替えてロータリー
コンプレッサ1の圧縮能力を50%にダウンさせてレリ
ース運転を開始させてから、外部からの切替スイッチ4
4の切替制御を行なう。この結果、主巻線側接点S2 が
補助巻線接続側接点S3 に接続され、主巻線40の巻線
抵抗値が増大して出力トルクが減少する(T2=6Kg
・cm)。
【0051】このレリース運転時のモータ11の効率特
性を図4に破線で示す。図4に示すように、レリース運
転時においては、巻線抵抗値を増大させて出力トルクT
2 を6Kg・cmに設定しているため、モータ効率を8
0%以上の高効率な値(最適値)に設定することができ
る。
【0052】以上述べたように、本実施形態によれば、
能力可変機構30により冷媒吐出量を変化させて圧縮能
力を可変制御する場合においても、その能力変化に応じ
てモータ11のステータ巻線抵抗を変化させて当該モー
タ11の出力トルクを制御することができるため、モー
タ効率を常に最適に維持することができ、省電力化を実
現することができる。
【0053】言い換えれば、モータ効率を最適に維持し
ながら、インバータを用いた場合と同様の冷却能力可変
効果を得ることができる。すなわち、能力100%(定
常運転時)の運転時間と能力減(例えば50%、レリー
ス運転時)の運転時間とを効率良く組み合わせることに
より、トータルとしての能力可変を実現でき、インバー
タと略同様の効果を得ることができる。
【0054】また、インバータを用いることなく冷却能
力可変を実現できるため、インバータを用いた場合と比
べて、材料費、設計・開発コスト等の低減が可能であ
り、安価なコンプレッサを製作することができる。
【0055】さらに、上述したステータ巻線抵抗値の切
り替えは、コンプレッサの運転を停止することなく実行
可能であるため、本構造のメリットを生かすことができ
る。
【0056】また、本実施形態によれば、レリース運転
から定常運転に切り換える際には、主巻線40の抵抗値
を先に減少(モータ11の出力トルクを増大)させてか
ら能力可変機構30による運転切替を行ない、一方、定
常運転からレリース運転に切り換える際には、先に能力
可変機構30による運転切替を行なってから、主巻線4
0の抵抗値を増大(モータ11の出力トルクを減少)さ
せている。
【0057】つまり、どちらの場合においても、コンプ
レッサ1を定常運転させるときにはモータ11の出力ト
ルクを高く維持しておき、モータ11の出力トルクがコ
ンプレッサ1の機械負荷トルクを常に上回るようにして
いる。
【0058】したがって、機械負荷トルクがモータ11
の出力トルクを上回ることにより発生するブレークダウ
ン等のコンプレッサ停止の問題を回避することができ
る。
【0059】なお、本実施形態においては、主巻線40
の巻線途中の所定位置に中間タップtを設けて巻線抵抗
値の切替制御を行なったが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば図5に示すように、主巻線を直列
接続あるいは並列接続に切替ることにより、巻線抵抗値
を切替制御することもできる。
【0060】すなわち、図5に示す誘導モータ11aの
モータ回路によれば、主巻線は並べて配置され、その主
巻線50、51の内の一方の主巻線50の一方の端部は
接点S4 を介して単相交流電源42に接続されている。
主巻線50の他方の端部は、他方の主巻線51の一方の
端部に接続され、その接続端子は、オンオフスイッチ5
2を介して交流電源42と補助巻線41とを接続するラ
インL1 に接続されている。オンオフスイッチ52とラ
インL1 とを接続するラインL2 には分岐ラインL3 が
接続され、この分岐ラインL3 は、主巻線51の一方の
端部側へ延設される。延設された分岐ラインL3 の端部
は接点S5 として主巻線50の接点S4の近傍に配置さ
れる。
【0061】そして、主巻線51の他方の端部は動接点
S6 となり、当該動接点S6 、接点S4 、及び接点S5
により切替スイッチ53を構成する。この切替スイッチ
53は、オンオフスイッチ52のオン/オフ制御に応じ
て(連動して)、動接点S6を接点S4 及び接点S5 の
どちらか一方に接続するように切替え制御される。な
お、オンオフスイッチ52及び切替えスイッチ53は、
例えばモータ外部に接続され、モータ外部からそれぞれ
オン/オフ制御及び切替制御可能になっている。
【0062】オンオフスイッチ52のオンオフタイミン
グ及び切替スイッチ53の切替タイミングは次のように
設定される。すなわち、オンオフスイッチ52「オン」
→切替スイッチ53の動接点S6 を接点S4 に接続、オ
ンオフスイッチ52「オフ」→切替スイッチ53の動接
点S6 を接点S5 に接続、となる。
【0063】図5から分かるように、切替スイッチ53
の動接点S6 が接点S4 に接続されたときには、主巻線
50、51は並列接続となり、動接点S6 が接点S5 に
接続されたときには、主巻線50、51は直列接続とな
る。
【0064】つまり、主巻線50、51を並列接続させ
ると主巻線50、51全体の巻線抵抗値は直列接続した
場合と比べて減少して出力トルクが増大し、主巻線5
0、51を直列接続させると主巻線50、51全体の巻
線抵抗値は並列接続した場合と比べて増大して出力トル
クが減少する。
【0065】また、オンオフスイッチ52が「オン」に
設定されるのは、コンプレッサ1の圧縮能力が100
%、つまり定常運転時であり、オンオフスイッチ52が
「オフ」に設定されるのは、コンプレッサ1の圧縮能力
が50%、つまりレリース運転時である。
【0066】このとき、並列接続時の出力トルクをT1'
(=12Kg・cm)と設定し、直列接続時の出力トル
クをT2'(=6Kg・cm)と設定すれば、上述した実
施形態と同様に、コンプレッサ1の定常運転時→オンオ
フスイッチ52「オン」→ステータ主巻線50、51並
列接続→主巻線50、51全体の巻線抵抗値減少及び出
力トルクT1'増大(12Kg・cm),並びにコンプレ
ッサ1のレリース運転時→オンオフスイッチ52「オ
フ」→ステータ主巻線50、51直列接続→主巻線5
0、51全体の巻線抵抗値増大及び出力トルクT2'減少
(6Kg・cm)と変化することになる。したがって、
上述した実施形態と同様に図4に示したように、定常運
転時(能力100%時)及びレリース運転時(能力50
%時)のいずれにおいても、モータ効率を80%以上の
高効率な値(最適値)に設定することができ、省電力化
が図れる。
【0067】なお、本実施形態では、巻線抵抗値の切替
を主巻線側で行なったが、もちろん補助巻線側で行なう
ことも可能である。ただ、主巻線40(50,51)に
流れる電流の方が、補助巻線41に流れる電流よりも大
きいため効率が良い。すなわち、本実施形態で示したよ
うに、主巻線側で巻線抵抗値の切替を行なった方が、よ
り大きな効率改善が可能である。
【0068】ところで、上述した本実施形態の構成をベ
ースにして種々の構成を付加することにより、いくつか
の変形が可能である。
【0069】図6に本実施形態の第1の変形例を示す。
図6によれば、図1に示した誘導モータ11bの回路接
続構成において、運転コンデンサを2つ(Rc1、Rc2)
設けている。すなわち、補助巻線41に直列に一方の運
転コンデンサRc1及びスイッチ(リレー接点)60を接
続し、他方の運転コンデンサRc2を運転コンデンサRc1
及びスイッチ60に対して並列に接続している。
【0070】例えばモータ外部からスイッチ60は次の
ように制御される。すなわち、圧縮能力100%(定常
運転時;巻線抵抗切替時)においては、スイッチ60を
閉じて運転コンデンサRc1及び運転コンデンサRc2を並
列接続して運転コンデンサ全体の容量を増大させ、圧縮
能力50%(レリース運転時)においては、スイッチ6
0を開いて運転コンデンサRc2のみの回路(運転コンデ
ンサRc1を非接続)としている。すなわち、圧縮能力1
00%のときは運転コンデンサ全体の容量は増大し、圧
縮能力50%のときは運転コンデンサ全体の容量は低下
するため、より繊細な出力トルク制御を行なうことがで
きる。この結果、より最適なモータの特性が得られ、省
電力効果をさらに高めることができる。
【0071】また、図7に本実施形態の第2の変形例を
示す。図7は、図1に示した誘導モータ11の回路接続
構成において、運転コンデンサRc に並列に起動用回路
70(起動用(始動用)コンデンサRca及び遠心スイッ
チ71)を設けたコンデンサ始動型の誘導モータ11c
の回路接続図を示している。この起動用回路70は、遠
心スイッチ71の閉開制御により起動用コンデンサRca
を介して始動電流を主巻線40及び補助巻線41に流し
て始動トルクを得るものである。
【0072】このコンデンサ始動型の誘導モータにおい
て、図7に示したように、主巻線40の巻線抵抗を切り
替える際には、前記実施形態で述べた効果に加えて新た
な効果が得られる。
【0073】すなわち、主巻線40の抵抗値の切替はで
きる限り短い時間で行なわれることが効率の良い運転を
行なう上では理想であるが、あまり短い時間で切り替え
ると、モータ11が逆転する恐れが生じるため、両者の
間で折り合いを付けることが必要であった。
【0074】しかしながら、図7に示した起動用回路7
0を備えたコンデンサ始動型の誘導モータ11cにおい
て、主巻線40の巻線抵抗を切り替える場合では、その
起動回路70が逆転防止機能を有するため短時間の切替
が可能となり、図1の構成と比べてさらに効率の良いモ
ータ11cの運転が可能になる。
【0075】なお、本実施形態によれば、コンプレッサ
としてロータリーコンプレッサを用いたが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、往復式コンプレッサ等各
種のコンプレッサが適用可能であり、また、モータを単
相誘導モータとしたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、ステータ巻線を有するタイプのモータであれ
ば、いずれのモータであってもよい。
【0076】また、本実施形態では、圧縮機の可変能力
を2段階に可変制御しているが、レリース運転時のレリ
ース量を制御することにより、3段階以上の複数段に圧
縮能力を可変制御し、それぞれの圧縮能力に応じた出力
トルクを得るようにステータ巻線を切換制御してもよ
い。
【0077】そして、本実施形態では、モータ11の出
力トルクを可変制御するために、ステータ主巻線の巻線
抵抗値を変える手段を設けたが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、モータ11の出力トルクを可変制御
可能な手段であれば、どのような手段であってもよい。
【0078】
【発明の効果】以上に述べたように請求項1乃至11記
載のコンプレッサによれば、高価なインバータを用いる
ことなく能力可変機構により冷却能力可変制御を実現す
るとともに、その冷却能力の変化に係わらずモータの効
率を最適化することができるため、材料費、設計開発費
等の余分なコストを掛けることなく省電力化を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる能力可変機構を備え
たロータリコンプレッサを含む冷凍サイクルを示す概略
構成図。
【図2】図1の能力可変機構を備えたロータリコンプレ
ッサの内部構造を示す縦断面図。
【図3】ロータリーコンプレッサが有するモータの回路
接続図。
【図4】主巻線の巻線抵抗値を可変制御した場合の定常
運転時(能力100%時)及びレリース運転時(能力5
0%時)のモータ効率特性を表すグラフ。
【図5】主巻線の巻線抵抗値を切り替える手段のその他
の構成を示すためのモータの回路接続図。
【図6】実施形態の変形例を表すためのモータの回路接
続図。
【図7】実施形態の変形例を表すためのモータの回路接
続図。
【符号の説明】
1 ロータリコンプレッサ 11,11a,11b,11c 誘導モータ 12 圧縮機構 15 ステータ 16 ロータ 30 圧縮能力可変機構 31 連絡通路 32 弁案内孔 33 キャピラリチューブ 34 開閉弁 40,50,51 主巻線 41 補助巻線 42 単相交流電源 44 切替スイッチ 52 オンオフスイッチ 53 切替スイッチ 60 スイッチ 70 起動用回路 71 遠心スイッチ t 中間タップ S1 〜S5 接点 S6 動接点 Rc ,Rc1,Rc2 運転用コンデンサ Rca 起動用コンデンサ L1 〜L3 接続ライン

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータの回転に基づいて
    冷媒を圧縮する圧縮機構と、この圧縮機構の圧縮能力を
    複数段に可変制御する能力可変機構と、この能力可変機
    構による前記圧縮能力の可変制御に応じて、前記モータ
    の出力トルクを可変制御する出力トルク制御手段とを備
    えたことを特徴とするコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 前記モータは、ロータと、このロータに
    回転磁界を与えるステータとを有する誘導モータであ
    り、前記出力トルク制御手段は、前記能力可変機構によ
    る前記圧縮能力の可変制御に応じて前記ステータの巻線
    の抵抗値を可変制御する手段である請求項1記載のコン
    プレッサ。
  3. 【請求項3】 前記抵抗値可変制御手段は、前記能力可
    変制御手段により前記圧縮能力が低能力に制御される場
    合には、前記ステータの巻線の抵抗値を増大させ、前記
    能力可変制御手段により前記圧縮能力が高能力に制御さ
    れる場合には、前記ステータの巻線の抵抗値を減少させ
    るようにした請求項2記載のコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 前記抵抗値可変制御手段は、前記ステー
    タの巻線の途中の所定位置に設けられたタップと、前記
    能力可変機構による前記圧縮能力の可変制御に応じて前
    記タップ及び当該巻線の端部の端子のどちらか一方を前
    記モータの電源供給ラインに切替接続する切替接続回路
    とを備えた請求項3記載のコンプレッサ。
  5. 【請求項5】 前記抵抗値可変制御手段は、前記ステー
    タの巻線を一対有し、前記能力可変機構による前記圧縮
    能力の可変制御に応じて当該一対の巻線を並列及び直列
    のどちらか一方に切り替えて前記モータの電源供給ライ
    ンに接続する接続回路を備えた請求項3記載のコンプレ
    ッサ。
  6. 【請求項6】 前記巻線は前記ステータの主巻線である
    請求項4又は5記載のコンプレッサ。
  7. 【請求項7】 前記ステータの巻線は前記主巻線と補助
    巻線とを有し、前記モータは、前記補助巻線に並列に接
    続された運転コンデンサを有するとともに、前記主巻線
    の巻線抵抗値の可変制御と同時に前記運転コンデンサの
    容量値を可変制御する容量値可変制御手段を備えた請求
    項6記載のコンプレッサ。
  8. 【請求項8】 前記容量値可変制御手段は、前記能力可
    変機構により前記圧縮能力が減少した場合に、その圧縮
    能力の減少に応じて前記運転コンデンサの容量値を低減
    させるようにした請求項7記載のコンプレッサ。
  9. 【請求項9】 前記抵抗値可変制御手段は、前記ステー
    タの巻線抵抗値の可変制御を前記コンプレッサの駆動を
    停止させることなく行なうようにした請求項3乃至6の
    内何れか1項記載のコンプレッサ。
  10. 【請求項10】 前記能力可変機構による前記圧縮能力
    の切り替えタイミング及び前記抵抗値可変制御手段の前
    記ステータ巻線の抵抗値の切り替えタイミングは、前記
    圧縮能力が高能力から低能力へ切り替え制御される場合
    には、前記能力可変機構による切り替えが行なわれた後
    に前記抵抗値可変制御手段の切り替えが行なわれるよう
    に設定された請求項3乃至6の内何れか1項記載のコン
    プレッサ。
  11. 【請求項11】 前記能力可変機構による前記圧縮能力
    の切り替えタイミング及び前記抵抗値可変制御手段の前
    記ステータ巻線の抵抗値の切り替えタイミングは、前記
    圧縮能力が低能力から高能力へ切り替え制御される場合
    には、前記能力可変機構による切り替えが行なわれる前
    に前記抵抗値可変制御手段の切り替えが行なわれるよう
    に設定された請求項3乃至6の内何れか1項記載のコン
    プレッサ。
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