JP2000249052A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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JP2000249052A
JP2000249052A JP4932199A JP4932199A JP2000249052A JP 2000249052 A JP2000249052 A JP 2000249052A JP 4932199 A JP4932199 A JP 4932199A JP 4932199 A JP4932199 A JP 4932199A JP 2000249052 A JP2000249052 A JP 2000249052A
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JP
Japan
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electric motor
motor unit
air conditioner
compressor
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English (en)
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Hiroshi Karato
宏 唐土
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
    • F04C18/0215Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
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    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動機部の効率特性を変更し、トルク負荷に応
じて最適な効率特性を利用することで効率の高い圧縮機
を提供すること。 【解決手段】複数の電動機部と、それぞれの前記電動機
部からの動力を伝達する共通のシャフトと、前記シャフ
トによって駆動される圧縮機構部とを備え、複数の前記
電動機部を、個別に又は複数個同時に運転可能とした圧
縮機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば空気調和装置等
の冷凍サイクル装置に用いられる圧縮機、この圧縮機を
用いる空気調和装置、及び圧縮機などの駆動に用いられ
る電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図8を用いて従来の密閉型圧縮機
の構成について説明する。同図に示す密閉型圧縮機は、
圧縮機構部がスクロール式の横型タイプの圧縮機を示し
ている。密閉型圧縮機50は、吸入した冷媒を圧縮し、
圧縮した高圧冷媒を吐出する。電動機51の固定子51
aは、密閉容器54に焼バメ等の方法で固定され、電動
機51の回転子51bは、同じくシャフト52に焼バメ
等の方法で固着されている。次にこのような圧縮機の動
作について説明する。電動機51は、シャフト52に係
合されている可動スクロール58を回動させることで、
固定スクロール57に対して旋回運動させて、圧縮機構
53を駆動する。そして、圧縮機構53の吐出孔59か
らは、圧縮された高温高圧の冷媒ガスが密閉容器54内
へ吐出される。この吐出された冷媒ガスは、電動機51
の固定子51aと回転子51bとの隙間通路などを通過
して吐出管56から密閉容器54の外部へ導かれる。5
5は密閉容器54に設けられた電動機51への電力供給
端子である。図9は、図8に示す従来の密閉型圧縮機を
1台搭載した一室用のインバータ式空気調和装置の構成
図を示すものである。四方弁62は、冷房運転時、暖房
運転時、そして除霜運転時などで、冷凍サイクル中の冷
媒の流れを切替えるものである。室内熱交換器63は、
冷房運転時は蒸発器として、又暖房運転時は凝縮器とし
て機能する。減圧器64は、凝縮器を出てきた高圧の冷
媒を減圧して低圧冷媒にするものである。室外熱交換器
65は、冷房運転時は高圧冷媒の熱を屋外へ放熱する凝
縮器として働き、暖房運転時は屋外から低圧冷媒に吸熱
する蒸発器として機能する。そして、これらの密閉型圧
縮機50,四方弁62、室内熱交換器63、減圧器6
4、室外熱交換器65は、環状に配管にて連結されてヒ
ートポンプ回路(冷凍サイクル)を構成している。イン
バータ66は、室内熱交換器63の近辺に設けた空調負
荷検知手段67によって検出した空調負荷に応じて密閉
型圧縮機50内の電動機51の回転数を変化させ、吐出
させる高温・高圧の冷媒ガス量を制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図11は、図8及び図
9に示す従来の空気調和装置の密閉型圧縮機50にかか
るトルクを変化させた場合の電動機51の効率特性(回
転数一定)を示す。図11より明らかなように、電動機
の効率特性は、一般的に回転数にかかわらず定格トルク
付近での効率は高いが、低トルク域や高トルク域では低
くなるという特性を有する。即ち、従来のインバータ式
空気調和装置の効率面での課題として、以下の点が考え
られる。 電動機にかかるトルクが低い場合、すなわち、密閉型
圧縮機の吐出圧力と吸入圧力との差圧が小さい場合や、
吸入圧力が低い場合のように低い空調負荷時には、電動
機はその効率が低い状態での使用状態になる。 空調負荷が極めて高い時のように電動機にかかるトル
クが大きい場合、すなわち、密閉型圧縮機の吐出圧力と
吸入圧力との差圧が極めて大きい場合や、吸入圧力が極
めて高い場合にも、電動機はその効率が低い状態での使
用状態になる。従って、これらの運転域での高効率化を
図ることができれば、空気調和装置の運転に必要な電力
の大幅な削減になる。図10は、図8に示す従来の密閉
型圧縮機を2台搭載したインバータ式空気調和装置の構
成図を示すものであるが、図9に示す1台の密閉型圧縮
機に対して、半分の容量の密閉型圧縮機が2台搭載され
ている。すなわち、2台の密閉型圧縮機で1台の能力を
果たすものである。これは特に大容量が必要な業務用の
空気調和装置などで採用されている構成である。このよ
うな構成は、量産台数が少なく比較的高コストの大馬力
(容量)の圧縮機を用いるよりも、量産性のある比較的
低コストの圧縮機を2台搭載した方が安価に済むために
採用されている。なお、図9と同一機能部品については
同一番号を付与している。密閉型圧縮機60a、60b
は、図9に示す密閉型圧縮機50の半分の容量からなる
圧縮機であり、密閉型圧縮機60aと密閉型圧縮機60
bとは、同一容量の圧縮機としている。これらの密閉型
圧縮機60a、60bは、インバータ66によって2台
同時に周波数制御されている。均油管68は、2台の密
閉型圧縮機60a、60b内の潤滑油の過不足を防ぎ油
面レベルを合わせるためのものである。この場合も図9
の1台の圧縮機を搭載したときの空気調和装置と同様
に、2台の密閉型圧縮機60a、60bを同時に運転し
ていたので、上記、の効率上の課題を依然として有
している。従って、密閉型圧縮機60a、60bの効率
特性は、図9に示す一台の密閉型圧縮機の場合と同様で
ある。図中、逆止弁69a、69bは、冷媒の逆流を防
止するものである。更に、図10に示す構成は、それぞ
れの密閉型圧縮機60a、60bの振動から、均油管6
8の折損を防止する必要があり、またそれぞれの密閉型
圧縮機60a、60bの潤滑油不足による焼損を防止す
るために、潤滑油を2台の密閉型圧縮機60a、60b
に均等に戻すための構成が必要であるという課題を有す
る。また、他方においては、2台の密閉型圧縮機を1台
づつまたは同時にインバータ制御で運転させたり、1台
のみ一定速で運転する圧縮機とし、他方をインバータ制
御で運転させることで幅広くかつ効率よく能力制御する
方法も考えられるが、家庭用のインバータ空気調和機の
場合には、2台の密閉型圧縮機を搭載するには価格の点
から実用化が難しく、上述のごとく2台の密閉型圧縮機
間の均油バランスの課題は勿論のこと、インバータ駆動
と一定速運転との切替え制御性の煩雑さ等の課題があ
る。
【0004】そこで本発明は、電動機部の効率特性を変
更し、トルク負荷に応じて最適な効率特性を利用するこ
とで効率の高い圧縮機を提供することを目的とする。ま
た本発明は、このような圧縮機を用いることで、運転効
率の高い空気調和装置を提供することを目的とする。ま
た本発明は、このような圧縮機等のトルク変動が大きな
対象物の駆動に適した電動機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
圧縮機は、複数の電動機部と、それぞれの前記電動機部
からの動力を伝達する共通のシャフトと、前記シャフト
によって駆動される圧縮機構部とを備え、複数の前記電
動機部を、個別に又は複数個同時に運転可能としたこと
を特徴とする。請求項2の本発明は、請求項1に記載の
圧縮機において、前記電動機部のそれぞれの容量を異な
らせたことを特徴とする。請求項3の本発明は、請求項
2に記載の圧縮機において、前記電動機部を第1の電動
機部と第2の電動機部で構成し、前記第2の電動機部の
容量を、前記第1の電動機部の容量の0.4〜0.7倍
としたことを特徴とする。請求項4の本発明は、請求項
3に記載の圧縮機において、前記第1の電動機部を、前
記圧縮機構部側に設けたことを特徴とする。請求項5の
本発明は、請求項1に記載の圧縮機において、前記電動
機部のそれぞれの回転子を共通一体に構成したことを特
徴とする。請求項6記載の本発明の空気調和装置は、請
求項1から請求項5のいずれかに記載の圧縮機を用いた
空気調和装置であって、室温、外気温、又は設定温度等
から決定される空調負荷に応じて前記電動機部の運転状
態を変更することを特徴とする。請求項7記載の本発明
の空気調和装置は、請求項1から請求項5のいずれかに
記載の圧縮機を用いた空気調和装置であって、暖房運
転、冷房運転、除湿運転又は除霜運転等の運転モードに
応じて前記電動機部の運転状態を変更することを特徴と
する。請求項8記載の本発明の空気調和装置は、請求項
2記載の圧縮機を用いた空気調和装置であって、前記電
動機部を第1の電動機部と第2の電動機部で構成し、暖
房運転モード時には、前記第1の電動機部及び前記第2
の電動機部、又は容量の大きな第1の電動機部を選択的
に運転し、冷房運転モード時には、前記第1の電動機部
又は前記第2の電動機部を選択的に運転することを特徴
とする。請求項9記載の本発明の空気調和装置は、請求
項2記載の圧縮機を用いた空気調和装置であって、前記
電動機部を容量の異なる2つの電動機部で構成し、暖房
運転モード時には、容量の大きい電動機部を運転し、冷
房運転モード時には、容量の小さな電動機部を運転する
ことを特徴とする。請求項10記載の本発明の電動機
は、回転子と固定子を有する電動機部を複数個備え、そ
れぞれの電動機部の回転子を共通のシャフトに固着した
ことを特徴とする。請求項11記載の本発明の電動機
は、電動機部を構成する固定子を複数に分割し、分割し
た固定子ごとに電力を供給可能としたことを特徴とす
る。請求項12記載の本発明の圧縮機は、請求項10又
は請求項11記載の電動機を用いて圧縮機構部を駆動す
ることを特徴とする圧縮機。請求項13記載の本発明の
冷凍サイクル装置は、請求項12記載の圧縮機を用いた
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
圧縮機は、複数の電動機部を共通のシャフトで連結し、
これらの電動機部を、個別に又は複数個同時に運転可能
としたものである。本実施の形態によれば、複数の電動
機部を、個別に又は複数個同時に運転可能とすること
で、トルク負荷に応じて、それぞれの電動機部の高効率
の領域を有効に利用することができる。
【0007】本発明の第2の実施の形態は、第1の実施
の形態における圧縮機において、電動機部のそれぞれの
容量を異ならせたものである。本実施の形態によれば、
電動機部の容量を異ならせることで、それぞれの電動機
部の効率特性を異ならせることができるので、トルク負
荷に応じた電動機の選択を行うことができ、それぞれの
電動機部の高効率の領域を有効に利用することができ
る。
【0008】本発明の第3の実施の形態は、第2の実施
の形態における圧縮機において、第2の電動機部の容量
を、第1の電動機部の容量の0.4〜0.7倍としたも
のである。本実施の形態によれば、一方の電動機部の容
量を、他方の電動機部の容量の半分程度とすることで、
電動機の効率特性を大きく異ならせることができ、相互
の高効率の領域を有効に利用することができる。
【0009】本発明の第4の実施の形態は、第3の実施
の形態における圧縮機において、容量の大きな電動機部
を、圧縮機構部側に設けたものである。本実施の形態に
よれば、容量が大きくトルク負荷の大きな電動機部を圧
縮機構部に近接させることができるので、電動機部と圧
縮機構部との間のシャフトに加わる曲げモーメントを小
さくすることができる。
【0010】本発明の第5の実施の形態は、第1の実施
の形態における圧縮機において、電動機部のそれぞれの
回転子を共通一体に構成したものである。本実施の形態
によれば、回転子のシャフトへの固着工程を1回で行う
ことができる。また、本実施の形態によれば、回転子を
共通とすることで、固定子との間での芯出しや隙間調整
を容易に行うことができる。
【0011】本発明の第6の実施の形態による空気調和
装置は、第1〜第5の実施の形態における圧縮機を用
い、室温、外気温、又は設定温度等から決定される空調
負荷に応じて電動機部の運転状態を変更するものであ
る。本実施の形態によれば、空調負荷の変動に伴って生
じるトルク負荷に応じて、電動機の選択を行うことがで
き、それぞれの電動機部の高効率の領域を有効に利用す
ることができる。従って、本実施の形態によれば、空気
調和装置を高効率で運転することができる。
【0012】本発明の第7実施の形態による空気調和装
置は、第1〜第5の実施の形態における圧縮機を用い、
暖房運転、冷房運転、除湿運転又は除霜運転等の運転モ
ードに応じて前記電動機部の運転状態を変更するもので
ある。本実施の形態によれば、空気調和装置の運転モー
ドに伴って生じるトルク負荷領域に応じて、電動機の選
択を行うことができ、それぞれの電動機部の高効率の領
域を有効に利用することができる。従って、本実施の形
態によれば、空気調和装置を高効率で運転することがで
きる。
【0013】本発明の第8実施の形態による空気調和装
置は、第2の実施の形態における圧縮機を用い、電動機
部を第1の電動機部と第2の電動機部で構成し、暖房運
転モード時には、第1の電動機部及び第2の電動機部、
又は容量の大きな第1の電動機部を選択的に運転し、冷
房運転モード時には、第1の電動機部又は第2の電動機
部を選択的に運転するものである。本実施の形態によれ
ば、空調負荷の大きな暖房運転モード時には、2つの電
動機部をともに運転するか容量の大きな電動機部を運転
し、空調負荷の小さな冷房運転モード時には、いずれか
の電動機部を運転することで、空気調和装置の運転モー
ドに伴って生じるトルク負荷領域に応じて、電動機部の
高効率の領域を有効に利用することができる。従って、
本実施の形態によれば、空気調和装置を高効率で運転す
ることができる。
【0014】本発明の第9実施の形態による空気調和装
置は、第2の実施の形態における圧縮機を用い、暖房運
転モード時には、容量の大きい電動機部を運転し、冷房
運転モード時には、容量の小さな電動機部を運転するも
のである。本実施の形態によれば、空調負荷の大きな暖
房運転モード時には、容量の大きな電動機部を運転し、
空調負荷の小さな冷房運転モード時には、容量の小さな
電動機部を運転することで、空気調和装置の運転モード
に伴って生じるトルク負荷領域に応じて、電動機部の高
効率の領域を有効に利用することができる。従って、本
実施の形態によれば、空気調和装置を高効率で運転する
ことができる。
【0015】本発明の第10の実施の形態による電動機
は、複数の電動機部の回転子を共通のシャフトに固着も
のである。本実施の形態によれば、複数の電動機部を、
個別に又は複数個同時に運転することで、トルク負荷に
応じて、それぞれの電動機部の高効率の領域を有効に利
用することができる。
【0016】本発明の第11の実施の形態による電動機
は、電動機部を構成する固定子を複数に分割し、分割し
た固定子ごとに電力を供給可能としたものである。本実
施の形態によれば、分割した固定子ごとに電力を供給可
能とすることで、電動機部の高効率の領域を変更するこ
とができ、トルク負荷に応じて高効率の領域で駆動する
ことができる。
【0017】本発明の第12実施の形態による圧縮機
は、第10又は第11の実施の形態における電動機を用
いて圧縮機構部を駆動するものである。本実施の形態に
よれば、電動機の高効率の領域を変更することができ、
トルク負荷に応じて高効率の領域で圧縮機構部を駆動す
ることができる。従って、本実施の形態によれば、圧縮
機を高効率で運転することができる。
【0018】本発明の第13実施の形態による冷凍サイ
クル装置は、第12の実施の形態における圧縮機を用い
たものである。本実施の形態によれば、圧縮機を高効率
で運転することができるので、冷凍サイクル装置の運転
効率を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参考
に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す密閉型圧
縮機の構成図、図2は、本発明の別の実施例を示す密閉
型圧縮機の構成図である。また図3は、本発明の一実施
例を示すインバータ空気調和装置の冷凍サイクルを示す
構成図、図4は、本発明の一実施例による密閉型圧縮機
内の電動機の効率特性図である。また図5は、本発明の
一実施例による密閉型圧縮機を搭載したインバータ空気
調和機の電動機選定フロー、図6、図7はそれぞれ本発
明の一実施例による密閉型圧縮機を搭載したインバータ
空気調和機の冷房運転時と暖房運転時における電動機選
定制御フローである。
【0020】図1において、密閉型圧縮機Aはスクロー
ル式の横型タイプの圧縮機である。直流型の親電動機1
は、密閉容器5に固定された親固定子1aと、シャフト
3に固着された親回転子1bから構成されている。ここ
で親回転子1bは、永久磁石、即ちフェライト磁石また
は希土類磁石などで構成されている。なお、親電動機1
の容量は、日本の一般家庭の6〜8畳の一室では1馬力
程度、8〜12畳では1.5馬力程度とする。子電動機
2は、密閉容器5に固定された子固定子2aと、シャフ
ト3に固着された子回転子2bから構成されている。子
回転子2bについても親回転子1bと同じく永久磁石な
どで構成されている。なお、子電動機2は、親電動機1
の半分程度の容量とし、親電動機1と同じく直流電動機
である。これら親電動機1と子電動機2の合計容量は、
日本の一般家庭の一室用では親電動機1の1.4〜1.
7倍程度で構成することが好ましい。従って、子電動機
2の容量は親電動機2の半分程度、即ち0.4〜0.7
倍程度とする。子電動機2の容量を親電動機1の0.4
倍程度よりもっと小さめに構成すると、低トルク域での
効率は良いが、暖房運転や高トルク域には馬力(電動機
トルク)不足気味になり、従って全体としての効率が低
下してしまうことになる。逆に子電動機2の容量を0.
7倍程度より更に大きめにすると、暖房運転や高トルク
域には馬力(トルク)面や効率面で良いが、低空調負荷
時には全体としての効率が低下してしまうことになり、
又大きめの容量で子電動機2を構成するのはコストの点
で割に合わない。これら親電動機1と子電動機2は、同
一のシャフト3に連結して構成している。そしてシャフ
ト3には、スクロール式の圧縮機構部4が設けられてい
る。圧縮機構部4は、固定スクロール11に対して可動
スクロール12が旋回運動することにより冷媒を圧縮す
る構成となっており、吸入管13より吸引して圧縮した
冷媒を、吐出孔14より密閉容器5の中へ吐出する。密
閉容器5には、親電動機1へ外部から電力供給する電力
供給端子6aと、子電動機2へ外部から電力供給する電
力供給端子6bがそれぞれ設けられている。また、密閉
容器5の圧縮機構部4とは反対側には、圧縮機構部4か
ら吐出された高温・高圧の冷媒を密閉容器4の外部へ導
く吐出管7が設けられている。ここで、図示のように、
親電動機1は圧縮機構部4側で、子電動機2は親電動機
1よりも吐出管7側でシャフト3に連結されている。そ
してシャフト3は、密閉容器5に固定された軸受部品1
5の主軸受16と、副軸隔壁17に設けられた副軸受
(この場合転がり軸受で構成されている)18によって
支持されている。
【0021】吐出孔14から密閉容器5内へ吐出された
高温・高圧の冷媒は、親電動機1の親固定子1aと密閉
容器5との間の通路隙間(図示せず)や、親固定子1a
と親回転子1bとの間のエアーギャップ(隙間)を通過
する。このとき冷媒は、電力ロス分により発熱される親
電動機1を冷却する。この親電動機1を通過した冷媒
は、その後、子電動機2の子固定子2aと密閉空間5と
の間の通路隙間(図示せず)や、子固定子2aと子回転
子2bとの間のエアーギャップ(隙間)を通過する。こ
のとき冷媒は、子電動機2を冷却し、吐出される冷媒に
含まれる若干の潤滑油で副軸受18を潤滑して吐出管7
から密閉容器4の外へ吐出される。上記のように、子電
動機2より容量が大きく、従って発熱量も大きく、かつ
体積に対して放熱面積の割合が少ないために放熱性で不
利な親電動機1を、吐出冷媒の流れの上流側に配置する
ことで、親電動機1の冷却がより有効になる。また、大
きなトルク負荷を受持つ親電動機1を子電動機2よりも
圧縮機構部4側に近接させることで、トルク負荷がかか
る圧縮機構部4と親電動機1との距離を短くできるため
に、圧縮機構部4と親電動機1によって生じるシャフト
3への曲げモーメント負荷を小さくすることができる。
【0022】図2は本発明の他の実施例による密閉型圧
縮機を示すものであり、図1と同じ機能部品については
同一の番号を付与している。この密閉型圧縮機Bにおい
て、親電動機1の親固定子1aと子電動機2の子固定子
2aとはそれぞれ別体で構成しているが、親電動機1の
親回転子1cと子電動機2の子回転子1cとは共通一体
に構成し、シャフト3に固着されている。ここでシャフ
ト3は、密閉容器5に固定された軸受部品15の主軸受
16と副軸隔壁17に設けられた副軸受18によって支
持されていることは図1に示す実施例と同様である。本
実施例によれば、シャフト3への回転子1cの焼バメに
よる固着工程が一回の工程で済み、2つの固定子1a、
2aと1つの固定子1cとの中心合わせも容易となる。
従って、いわゆる芯出しが容易となり、固定子1a、2
aと回転子1cとの間のエアーギャップ(隙間)も均一
な寸法を確保しやすくなる。
【0023】図3は上記実施例で説明した密閉型圧縮機
Aまたは密閉型圧縮機Bを搭載したインバータ空気調和
装置の構成図である。四方弁32は、冷房運転時と暖房
運転時で冷凍サイクル中の冷媒の流れを切替えるもので
ある。密閉型圧縮機A、Bは、四方弁32,室内熱交換
器33、減圧器34、室外熱交換器35とともに配管に
て連結されてヒートポンプ回路(冷凍サイクル)を構成
している。インバータ(周波数変換器)36は、室内熱
交換器33の近辺に設けた空調負荷検知手段37によっ
て検出した室内の空調負荷(例えば設定室内温度と実際
の室内温度との差など)に応じて電力供給端子6a、6
bを通じて1台の密閉型圧縮機A、B内の2台の電動機
1、2の同時運転またはそれぞれの単独運転の選択判断
と周波数決定を行い運転制御する。電動機1、2は、共
にインバータ駆動の直流電動機であり、回転数スリップ
(滑り)のある誘導型電動機と異なり回転数がインバー
タ周波数により定るので、一つのインバータ36からの
同一周波数(回転数)での駆動となる。従って、親電動
機1から子電動機2への切換え、または子電動機2から
親電動機1への切換え、またはそれぞれの追加同時運転
も問題なくスムーズに移行できる。
【0024】以上のように構成されたインバータ空気調
和装置における基本的な運転制御フローを図5〜図7に
示す。図5〜図7に示す運転制御方法は、1台の密閉型
圧縮機A、B内の2台の電動機1、2を、空調負荷の大
きさによって効率良く使い分けるものである。図5に示
す運転制御方法は、空調負荷が低いときには子電動機2
を、空調負荷が中のときには親電動機1を、空調負荷が
高いときには親電動機1と子電動機2の両方を運転させ
るものである。また図6、図7に示す運転制御方法は、
図5に示す運転制御方法を更に具体的に示すものであ
る。すなわち、冷房運転時は、暖房運転時と比較すると
空調負荷が小さいために、親電動機1又は子電動機2の
いずれかを運転するものとし、暖房運転時は、親電動機
1の運転か又は親電動機と子電動機2との同時運転を行
うようにしたものである。なお、上記の運転制御方法に
よる効率特性を図4に示す。同図において、実線部分は
運転を行う領域を示し、破線部分は運転をさせない領域
である。
【0025】A〜Cの各領域は下記の通りである。A領
域は、低い空調負荷時(冷房軽負荷運転や除湿運転で電
動機にかかる負荷トルクが低い場合)に、子電動機2の
みでインバータによる周波数制御運転を行う領域であ
る。B領域は、中間の空調負荷時(冷房運転や暖房軽負
荷運転で電動機にかかる負荷トルクが中間的な場合)
に、親電動機1のみでインバータによる周波数制御運転
を行う領域である。C領域は、高い空調負荷時(暖房運
転で電動機にかかる負荷トルクが高い場合)に、親電動
機1及び子電動機2の同時運転でインバータによる周波
数制御運転を行う領域である。インバータによる周波数
制御運転は、空調負荷検出手段37によって空調負荷を
検出し、この検出した空調負荷に応じて領域A〜Cを判
断し、電動機1,2の切り替えを行う。
【0026】図6及び図7に示す実施例の場合には、冷
房運転時は、図6に示すように親電動機1のみ(運転パ
ターンB領域)と子電動機2のみ(A領域)との使い分
け、暖房運転時は、図7に示すように親電動機1と子電
動機2の同時運転(C領域)と親電動機1のみ(B領
域)の使い分けとなる。冷房運転時、最初の始動時は空
気負荷が高く、親電動機1で効率よく早急に空調を立ち
上げ(B領域)、空調負荷が低下して安定状態に達する
と親電動機1を停止させて子電動機2のみの運転(A領
域)とする。このとき、インバータ36から一つのシャ
フト3に連結された2つの電動機1、2への駆動制御
は、同一周波数(回転数)で行う。従って、親電動機1
から子電動機2への切換え、又はその逆の切換えも問題
なくスムーズに移行できる。更に空調負荷が低下する
と、子電動機2も停止する。そして、再度、空調負荷が
生じた場合は、低い空調負荷での再起動となり、子電動
機2のみ通電させて運転し(A領域)、更に空調負荷が
増加してくると上記と逆の課程をたどり、親電動機1の
運転(B領域)に切り換える。暖房運転時での最初の始
動時は、空調負荷が高いために、親電動機1と子電動機
2の両方にインバータ36から同一周波数の信号を与え
て駆動する(C領域)。このように、同時運転で効率よ
く早急に立ち上げ、かつ通常の暖房運転でも継続して同
時運転(C領域)を行う。そして空調負荷が低下して安
定状態に達すると親電動機1のみの運転(B領域)とす
る。それでも更に空調負荷が低下すると、親電動機1も
停止させる。再度、空調負荷が生じた場合は、低い空調
負荷での再起動となり、親電動機2のみの運転(B領
域)となり、更に空調負荷が増加してくると上記と逆の
課程をたどり、子電動機2も運転を行う(C領域)。
【0027】図4から明らかなように、従来の1台の電
動機による場合(B領域のみの運転となる)の特性に比
べて、低空調負荷領域であるA領域と、高空調負荷領域
であるC領域とで効率が良くなることが分かる。空調負
荷が大きければ電動機1、2にかかる負荷トルクも大き
くなるので、本実施例の場合2台の電動機1、2の同時
運転、またはそれぞれの単独運転の選択判断を間接的に
空調負荷検知手段37によって、例えば室内設定温度と
実際の室内温度との差を空調負荷として行っているが、
電動機1、2にかかる負荷トルクを直接検出するもので
あってもよい。負荷トルクを検出する方法としては、ヒ
ートポンプ回路内の高圧側の吐出冷媒圧力と低圧側の吸
入冷媒圧力を密閉型圧縮機A、Bの吐出管7及び吸入管
13から検出して行うことができる。電動機1、2にか
かる圧縮機構部4の負荷トルクは、直接的には吐出冷媒
圧力と吸入冷媒圧力の圧力差及び吸入冷媒圧力によって
定るので、これらの度合を考慮して空調負荷とする。
【0028】本実施例のように、一台の密閉型圧縮機
A、B内に2台の別々の電動機1、2を搭載しているの
で、2台の密閉型圧縮機の場合と違って信頼性の点で問
題のあった均油管を設ける必要がなく、従って圧縮機の
振動のために均油管が折損するという問題もない。ま
た、潤滑油が均等に戻らず圧縮機が潤滑油不足により焼
損するという問題もない。なお、1台の密閉型圧縮機の
中に2台の電動機1、2を設けることにより全体として
当然コストアップとなるが、子電動機2は量産性にも優
れ低コストであること、そして空気調和機のLCA(Li
fe Cycle Assessment)的な観点からの消費エネルギ
はエアコンの製造に要するエネルギよりも使用期間中の
運転電力エネルギが9割以上を占めることを考慮する
と、運転時の効率アップにより省エネ効果は十分図られ
ることが分かる。本実施例での子電動機2の容量を親電
動機1の半分程度としたが、これは図4から明らかなよ
うに2台の電動機1、2の使い分けにおいて最も双方を
効率よく使用出来、効果が大きく実現できるもので、子
電動機2の容量が半分程度から多少ずれても本発明の作
用効果が発揮されることは明らかである。
【0029】また、本実施例においては、圧縮機として
スクロール式の圧縮機で説明したが、ロータリ式の圧縮
機でも同じ作用効果を奏することは明らかである。ま
た、上記実施例では、空気調和装置を用いて説明した
が、同様に圧縮機を用いる冷凍サイクル装置においても
適用できる。また、必ずしも圧縮機構部を対象とするも
のでなくても、負荷トルクの変動が生じる対象物を駆動
するために用いられる電動機にも適用できるものであ
り、複数の電動機部を共通の駆動シャフトで連結するこ
とによって、上記と同様の効果を得ることができる。ま
た、上記実施例では、親電動機と子電動機の2つの電動
機を用いて説明したが、3つ以上の電動機を用いること
で、更に高効率の運転を実現することができる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の圧縮機によれ
ば、複数の電動機部を、個別に又は複数個同時に運転可
能とすることで、トルク負荷に応じて、それぞれの電動
機部の高効率な領域を有効に利用することができる。ま
た、本発明の圧縮機によれば、電動機部の容量を異なら
せることで、それぞれの電動機部の効率特性を異ならせ
ることができるので、トルク負荷に応じた電動機部の選
択を行うことができ、それぞれの電動機部の高効率な領
域を有効に利用することができる。また、本発明の圧縮
機によれば、一方の電動機部の容量を、他方の電動機部
の容量の半分程度とすることで、電動機の効率特性を大
きく異ならせることができ、相互の高効率の領域を有効
に利用することができる。また、本発明の圧縮機によれ
ば、容量が大きくトルク負荷の大きな電動機部を圧縮機
構部に近接させることができるので、電動機部と圧縮機
構部との間のシャフトに加わる曲げモーメントを小さく
することができる。また、本発明の圧縮機によれば、電
動機部のそれぞれの回転子を共通一体に構成すること
で、回転子のシャフトへの固着工程を1回で行うことが
できる。また、回転子を共通とすることで、固定子との
間での芯出しや隙間調整を容易に行うことができる。ま
た、本発明の空気調和装置によれば、空調負荷の変動に
伴って生じるトルク負荷に応じて、それぞれの電動機部
の高効率な領域を有効に利用することができる。従っ
て、空気調和装置を高効率で運転することができる。ま
た、本発明の空気調和装置によれば、空気調和装置の運
転モードに伴って生じるトルク負荷領域に応じて、それ
ぞれの電動機部の高効率な領域を有効に利用することが
できる。従って、空気調和装置を高効率で運転すること
ができる。また、本発明の空気調和装置によれば、空調
負荷の大きな暖房運転モード時には、2つの電動機部を
ともに運転するか容量の大きな電動機部を運転し、空調
負荷の小さな冷房運転モード時には、いずれかの電動機
部を運転することで、空気調和装置の運転モードに伴っ
て生じるトルク負荷領域に応じて、電動機部の高効率の
領域を有効に利用することができる。従って、空気調和
装置を高効率で運転することができる。また、本発明の
空気調和装置によれば、空調負荷の大きな暖房運転モー
ド時には、容量の大きな電動機部を運転し、空調負荷の
小さな冷房運転モード時には、容量の小さな電動機部を
運転することで、空気調和装置の運転モードに伴って生
じるトルク負荷領域に応じて、電動機部の高効率の領域
を有効に利用することができる。従って、空気調和装置
を高効率で運転することができる。また、本発明の電動
機によれば、複数の電動機部を、個別に又は複数個同時
に運転することで、トルク負荷に応じて、それぞれの電
動機部の高効率の領域を有効に利用することができる。
また、本発明の電動機によれば、分割した固定子ごとに
電力を供給可能とすることで、電動機部の高効率の領域
を変更することができ、トルク負荷に応じて高効率の領
域で駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す密閉型圧縮機の構成図
【図2】本発明の別の実施例を示す密閉型圧縮機の構成
【図3】本発明の一実施例を示すインバータ空気調和装
置の冷凍サイクルを示す構成図
【図4】本発明の一実施例による密閉型圧縮機内の電動
機の効率特性図
【図5】本発明の一実施例による密閉型圧縮機を搭載し
たインバータ空気調和機の電動機選定フロー
【図6】本発明の一実施例による密閉型圧縮機を搭載し
たインバータ空気調和機の冷房運転時における電動機選
定制御フロー
【図7】同実施例による密閉型圧縮機を搭載したインバ
ータ空気調和機の暖房運転時における電動機選定制御フ
ロー
【図8】従来の密閉型圧縮機の構成図
【図9】図8に示す従来の密閉型圧縮機を1台搭載した
一室用のインバータ式空気調和装置の構成図
【図10】図8に示す従来の密閉型圧縮機を2台搭載し
たインバータ式空気調和装置の構成図
【図11】従来の空気調和装置の密閉型圧縮機にかかる
トルクを変化させた場合の電動機効率特性図
【符号の説明】
1 親電動機 1a 親固定子 1b 親回転子 2 子電動機 2a 子固定子 2b 子回転子 3 シャフト 4 圧縮機構部 5 密閉容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 16/00 H02K 16/00 Fターム(参考) 3H029 AA02 AA15 AB03 BB42 CC07 CC27 CC59 CC63 3H039 AA02 AA12 BB03 BB28 CC32 3H076 AA16 BB21 BB40 CC07 CC99 5H607 AA12 AA14 BB01 BB14 CC01 CC03 CC05 CC07 DD03 DD08 FF07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電動機部と、それぞれの前記電動
    機部からの動力を伝達する共通のシャフトと、前記シャ
    フトによって駆動される圧縮機構部とを備え、複数の前
    記電動機部を、個別に又は複数個同時に運転可能とした
    ことを特徴とする圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記電動機部のそれぞれの容量を異なら
    せたことを特徴とする請求項1記載の圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記電動機部を第1の電動機部と第2の
    電動機部で構成し、前記第2の電動機部の容量を、前記
    第1の電動機部の容量の0.4〜0.7倍としたことを
    特徴とする請求項2記載の圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記第1の電動機部を、前記圧縮機構部
    側に設けたことを特徴とする請求項3記載の圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記電動機部のそれぞれの回転子を共通
    一体に構成したことを特徴とする請求項1記載の圧縮
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の圧縮機を用いた空気調和装置であって、室温、外気
    温、又は設定温度等から決定される空調負荷に応じて前
    記電動機部の運転状態を変更することを特徴とする空気
    調和装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の圧縮機を用いた空気調和装置であって、暖房運転、冷
    房運転、除湿運転又は除霜運転等の運転モードに応じて
    前記電動機部の運転状態を変更することを特徴とする空
    気調和装置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の圧縮機を用いた空気調和
    装置であって、前記電動機部を第1の電動機部と第2の
    電動機部で構成し、暖房運転モード時には、前記第1の
    電動機部及び前記第2の電動機部、又は容量の大きな第
    1の電動機部を選択的に運転し、冷房運転モード時に
    は、前記第1の電動機部又は前記第2の電動機部を選択
    的に運転することを特徴とする空気調和装置。
  9. 【請求項9】 請求項2記載の圧縮機を用いた空気調和
    装置であって、前記電動機部を容量の異なる2つの電動
    機部で構成し、暖房運転モード時には、容量の大きい電
    動機部を運転し、冷房運転モード時には、容量の小さな
    電動機部を運転することを特徴とする空気調和装置。
  10. 【請求項10】 回転子と固定子を有する電動機部を複
    数個備え、それぞれの電動機部の回転子を共通のシャフ
    トに固着したことを特徴とする電動機。
  11. 【請求項11】 電動機部を構成する固定子を複数に分
    割し、分割した固定子ごとに電力を供給可能としたこと
    を特徴とする電動機。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11記載の電動
    機を用いて圧縮機構部を駆動することを特徴とする圧縮
    機。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の圧縮機を用いたこと
    を特徴とする冷凍サイクル装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003084031A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Daiwa House Industry Co.,Ltd. Mecanisme de production d'energie pour production d'energie eolienne
JP2009118623A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Tamagawa Seiki Co Ltd ジンバルにおける冗長系モータ構造
WO2016084219A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社日立製作所 永久磁石式回転電機、並びにこれを用いる駆動システムおよび圧縮機システム

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WO2016084219A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 株式会社日立製作所 永久磁石式回転電機、並びにこれを用いる駆動システムおよび圧縮機システム

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