JPH09250475A - 真空ポンプ - Google Patents
真空ポンプInfo
- Publication number
- JPH09250475A JPH09250475A JP10068396A JP10068396A JPH09250475A JP H09250475 A JPH09250475 A JP H09250475A JP 10068396 A JP10068396 A JP 10068396A JP 10068396 A JP10068396 A JP 10068396A JP H09250475 A JPH09250475 A JP H09250475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum pump
- oil
- vacuum
- packaging device
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/16—Filtration; Moisture separation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】真空ポンプの主要構造をほとんど変更すること
なく、水分を吸い込む真空ポンプのオイルから水分を除
去する。 【解決手段】真空ポンプ(3)の油溜め(11)の中や
油溜めの外側に、ヒーター(12)を設けて減圧下にあ
るオイルを直接加熱して水分だけを蒸発させる。
なく、水分を吸い込む真空ポンプのオイルから水分を除
去する。 【解決手段】真空ポンプ(3)の油溜め(11)の中や
油溜めの外側に、ヒーター(12)を設けて減圧下にあ
るオイルを直接加熱して水分だけを蒸発させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空ポンプ、特に
暖められた食品をそのまま真空包装するための真空包装
装置に組み込まれる真空ポンプに関するものである。
暖められた食品をそのまま真空包装するための真空包装
装置に組み込まれる真空ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レストランやホテルにおいてお客
が集中しない間に料理された暖かい食品をそのまま真空
包装して一旦保存し、お客が集中したときに電子レンジ
により短時間でその食品を暖めてお客に差し出すという
サービスが出現した。そして、このサービスにおいて使
用される真空包装装置は、真空発生源である真空ポンプ
と食品をパックにする包装装置とが密閉経路で接続され
ていて、前記食品を真空包装するときは、暖かい食品を
詰めた熱可塑性樹脂フィルムからなるパックを前記包装
装置に入れてその食品とパックを密着させた後、そのパ
ックの開口を前記包装装置内に設置されたヒートシール
手段により密封するという方法が採用される。
が集中しない間に料理された暖かい食品をそのまま真空
包装して一旦保存し、お客が集中したときに電子レンジ
により短時間でその食品を暖めてお客に差し出すという
サービスが出現した。そして、このサービスにおいて使
用される真空包装装置は、真空発生源である真空ポンプ
と食品をパックにする包装装置とが密閉経路で接続され
ていて、前記食品を真空包装するときは、暖かい食品を
詰めた熱可塑性樹脂フィルムからなるパックを前記包装
装置に入れてその食品とパックを密着させた後、そのパ
ックの開口を前記包装装置内に設置されたヒートシール
手段により密封するという方法が採用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記方法に
おいて、暖かい食品の入ったパックを包装装置の中に入
れて真空に曝すと、その食品から発生する水蒸気が真空
ポンプに吸引されて、そのポンプの潤滑材であるオイル
に前記水蒸気が捕捉され、その結果水蒸気が液化してオ
イルに混合し、やがて真空ポンプの性能を低下させると
いう問題がある。そこで、真空ポンプを使用する他の従
来技術を利用して、すなわち、真空ポンプにオイルの循
環経路を外付けして前記水分を除去する方法が考えられ
る。
おいて、暖かい食品の入ったパックを包装装置の中に入
れて真空に曝すと、その食品から発生する水蒸気が真空
ポンプに吸引されて、そのポンプの潤滑材であるオイル
に前記水蒸気が捕捉され、その結果水蒸気が液化してオ
イルに混合し、やがて真空ポンプの性能を低下させると
いう問題がある。そこで、真空ポンプを使用する他の従
来技術を利用して、すなわち、真空ポンプにオイルの循
環経路を外付けして前記水分を除去する方法が考えられ
る。
【0004】しかしながら、前記方法では装置そのもの
が大型になり、レストランやホテルに相応しくなくだけ
でなく、運転コストやメンテナンス費用の増大を招くと
いう問題がある。本発明者は、かかる問題の解消が可能
な真空ポンプの実用化について鋭意検討したところ、真
空ポンプの特性を巧みに利用すれば簡単な方法でオイル
から水分を除去できるとの事実を見出し本発明を完成し
た。従って、本発明の課題は、真空ポンプの主要構造を
ほとんど変更することなく、暖かい食品を真空包装する
とき発生する多量の水分を吸い込む真空ポンプのオイル
から水分の除去可能な構造の真空ポンプを提供すること
にある。
が大型になり、レストランやホテルに相応しくなくだけ
でなく、運転コストやメンテナンス費用の増大を招くと
いう問題がある。本発明者は、かかる問題の解消が可能
な真空ポンプの実用化について鋭意検討したところ、真
空ポンプの特性を巧みに利用すれば簡単な方法でオイル
から水分を除去できるとの事実を見出し本発明を完成し
た。従って、本発明の課題は、真空ポンプの主要構造を
ほとんど変更することなく、暖かい食品を真空包装する
とき発生する多量の水分を吸い込む真空ポンプのオイル
から水分の除去可能な構造の真空ポンプを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本請求項1の発明は、前
記の課題を解決するために、真空ポンプの油溜めの中に
ヒーターを設けるという手段を採用する。さらに本請求
項2の発明は、真空ポンプの油溜めの容器の外側にヒー
ターを取り付けるという手段を採用する。
記の課題を解決するために、真空ポンプの油溜めの中に
ヒーターを設けるという手段を採用する。さらに本請求
項2の発明は、真空ポンプの油溜めの容器の外側にヒー
ターを取り付けるという手段を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明が暖かい食品を真空
状態下で包装する真空包装装置に利用される一実施例を
図1を参照しながら説明する。前記真空包装装置1は、
基本的には従来技術と同様に、ケーシング状フレーム2
及びその中に設置された真空ポンプ3とからなる真空装
置17と、その真空装置17の上に設置された包装装置
4とから構成されている。
状態下で包装する真空包装装置に利用される一実施例を
図1を参照しながら説明する。前記真空包装装置1は、
基本的には従来技術と同様に、ケーシング状フレーム2
及びその中に設置された真空ポンプ3とからなる真空装
置17と、その真空装置17の上に設置された包装装置
4とから構成されている。
【0007】前記包装装置4は、断熱性ケーシング5、
その蓋体6及び前記ケーシング5内に設置されたヒート
シール手段7とからなり、熱可塑性樹脂フィルムからな
るパック8に詰められた暖かい食品9が入るようになっ
ている。前記真空ポンプ3と包装装置4とは密閉経路1
0により連通されている。
その蓋体6及び前記ケーシング5内に設置されたヒート
シール手段7とからなり、熱可塑性樹脂フィルムからな
るパック8に詰められた暖かい食品9が入るようになっ
ている。前記真空ポンプ3と包装装置4とは密閉経路1
0により連通されている。
【0008】本発明において前記真空ポンプ3の油溜り
11にはヒーター12及び温度センサー13がそれぞれ
設けられており、油溜り11のオイル14が加熱可能に
なっているとともに、オイル14の加熱温度は、前記セ
ンサー13及び包装装置4の圧力センサー16からの入
力情報により制御可能になっている。
11にはヒーター12及び温度センサー13がそれぞれ
設けられており、油溜り11のオイル14が加熱可能に
なっているとともに、オイル14の加熱温度は、前記セ
ンサー13及び包装装置4の圧力センサー16からの入
力情報により制御可能になっている。
【0009】なお、前記入力情報及びヒーター12に対
する出力情報は、真空包装装置1に取り付けられた制御
装置15に演算・制御され、ヒーター12はオイル14
の水分を蒸発させるのに必要な温度となるよう加熱制御
される。
する出力情報は、真空包装装置1に取り付けられた制御
装置15に演算・制御され、ヒーター12はオイル14
の水分を蒸発させるのに必要な温度となるよう加熱制御
される。
【0010】次に、前記構造の真空包装装置1におい
て、食品9の真空包装がどのように実施されるかを説明
すると、包装装置4の蓋6を開けて包装装置4の中に料
理された暖かい食品9を詰めたパック8を入れる。そし
て蓋6を閉めて真空ポンプ3を作動させるとともに、制
御装置15も作動させてオイル14を加熱できるように
する。すると密閉経路10を介して真空ポンプ3と連通
している包装装置4の内部が減圧になり、食品9から発
生する水蒸気が真空ポンプ3に吸引される。
て、食品9の真空包装がどのように実施されるかを説明
すると、包装装置4の蓋6を開けて包装装置4の中に料
理された暖かい食品9を詰めたパック8を入れる。そし
て蓋6を閉めて真空ポンプ3を作動させるとともに、制
御装置15も作動させてオイル14を加熱できるように
する。すると密閉経路10を介して真空ポンプ3と連通
している包装装置4の内部が減圧になり、食品9から発
生する水蒸気が真空ポンプ3に吸引される。
【0011】このとき、真空ポンプ3においては、その
中の気相部が減圧になっているとともにオイルの沸点が
水より大きいので、オイル14の水分だけが、大気圧下
で蒸発する温度より相当低い温度下で、前記気相部に蒸
発し、真空ポンプ3の排気管(図示なし)から包装装置
からの排気とともに外部に排出される。そのため、オイ
ル14中の水分が減少し、オイル14の機能が減殺され
ることがなく、従って真空ポンプ3の性能が落ちること
ない。
中の気相部が減圧になっているとともにオイルの沸点が
水より大きいので、オイル14の水分だけが、大気圧下
で蒸発する温度より相当低い温度下で、前記気相部に蒸
発し、真空ポンプ3の排気管(図示なし)から包装装置
からの排気とともに外部に排出される。そのため、オイ
ル14中の水分が減少し、オイル14の機能が減殺され
ることがなく、従って真空ポンプ3の性能が落ちること
ない。
【0012】上記構造の真空包装装置1は、従来技術の
ように特別の外付け装置を設置しなくても真空ポンプ3
のオイル14から水分を除去できるという優れた効果を
発揮する。また、ヒーター12を真空ポンプ3の中であ
るオイル溜り11に設けるようにしたので、真空ポンプ
3を大型にする必要もないという効果を発揮する。
ように特別の外付け装置を設置しなくても真空ポンプ3
のオイル14から水分を除去できるという優れた効果を
発揮する。また、ヒーター12を真空ポンプ3の中であ
るオイル溜り11に設けるようにしたので、真空ポンプ
3を大型にする必要もないという効果を発揮する。
【0013】本発明は、その根本的技術思想を踏襲し、
発明の効果を著しく損なわない限度において前記の態様
の一部を変更して実施することができる。例えば、前記
ヒーター12を面状のヒーターにしてそれをオイル溜り
11の外面に貼り付けることもできる。この態様におい
ては前記した実施態様より大きな熱容量を消費するので
より放熱しないように更に工夫を凝らすこともできる。
発明の効果を著しく損なわない限度において前記の態様
の一部を変更して実施することができる。例えば、前記
ヒーター12を面状のヒーターにしてそれをオイル溜り
11の外面に貼り付けることもできる。この態様におい
ては前記した実施態様より大きな熱容量を消費するので
より放熱しないように更に工夫を凝らすこともできる。
【0014】ヒーター12の加熱制御は、真空包装する
食品の種類や大きさ、含水量等がほぼ一定の範囲にある
場合は、予め実験によりヒーター12を所定時間だけ作
動させて水分を蒸発させることもできる。制御装置15
に入力する真空度にかんする情報についても同様であ
り、また真空ポンプ3そのものの圧力情報を制御装置1
5に入力させることもできる。
食品の種類や大きさ、含水量等がほぼ一定の範囲にある
場合は、予め実験によりヒーター12を所定時間だけ作
動させて水分を蒸発させることもできる。制御装置15
に入力する真空度にかんする情報についても同様であ
り、また真空ポンプ3そのものの圧力情報を制御装置1
5に入力させることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、真空ポ
ンプの主要構造をほとんど変更することなく、水分を吸
い込む真空ポンプのオイルから水分を除去できるという
優れた効果を発揮する。
ンプの主要構造をほとんど変更することなく、水分を吸
い込む真空ポンプのオイルから水分を除去できるという
優れた効果を発揮する。
【図1】本発明に係る真空ポンプが組み込まれた真空包
装装置の構造を示す断面図である。
装装置の構造を示す断面図である。
3 真空ポンプ 11 油溜り 12 ヒーター
Claims (2)
- 【請求項1】 真空ポンプ(3)の油溜め(11)の中
に、ヒーター(12)が設けられている真空ポンプ。 - 【請求項2】 真空ポンプ(3)の油溜め(11)の外
側に、ヒーター(12)が取り付けられている真空ポン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10068396A JPH09250475A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10068396A JPH09250475A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 真空ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250475A true JPH09250475A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=14280551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10068396A Pending JPH09250475A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 真空ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09250475A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100834538B1 (ko) * | 2007-01-16 | 2008-06-02 | 주식회사 롤팩 | 진공포장기용 진공펌프 장치 |
JP2008155548A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Meiki Co Ltd | 真空ホットプレスとその制御方法 |
JP2015009877A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | ホシザキ電機株式会社 | 真空包装機 |
CN105201871A (zh) * | 2014-06-16 | 2015-12-30 | 上海协微精密机械有限公司 | 用于大半导体行业的抽真空装置 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP10068396A patent/JPH09250475A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008155548A (ja) * | 2006-12-26 | 2008-07-10 | Meiki Co Ltd | 真空ホットプレスとその制御方法 |
KR100834538B1 (ko) * | 2007-01-16 | 2008-06-02 | 주식회사 롤팩 | 진공포장기용 진공펌프 장치 |
JP2015009877A (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-19 | ホシザキ電機株式会社 | 真空包装機 |
CN105201871A (zh) * | 2014-06-16 | 2015-12-30 | 上海协微精密机械有限公司 | 用于大半导体行业的抽真空装置 |
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