JPH09250439A - 水車ランナ同期装置の温度監視装置 - Google Patents
水車ランナ同期装置の温度監視装置Info
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- JPH09250439A JPH09250439A JP8097282A JP9728296A JPH09250439A JP H09250439 A JPH09250439 A JP H09250439A JP 8097282 A JP8097282 A JP 8097282A JP 9728296 A JP9728296 A JP 9728296A JP H09250439 A JPH09250439 A JP H09250439A
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- JP
- Japan
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- synchronizer
- water turbine
- turbine runner
- radiation thermometer
- temperature
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 7
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims abstract description 14
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 7
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Control Of Water Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】振動によるゆるみや故障を生ずるおそれが少な
く、また、電動機や発電機からのノイズや磁場の影響を
受けることの少ない水車ランナ同期装置の温度監視装置
を提供する。 【解決手段】回転主軸１と同心状に配設された出力軸１
１を相対的に回転させることにより回転主軸に取り付け
られたランナ羽根３の開度を変化させる同期装置６に対
向して静止部１５に放射温度計１７を設けた構成とす
る。さらに好ましくは、放射温度計を回転主軸に平行に
移動する位置調整機構１６を設けた構成とする。
く、また、電動機や発電機からのノイズや磁場の影響を
受けることの少ない水車ランナ同期装置の温度監視装置
を提供する。 【解決手段】回転主軸１と同心状に配設された出力軸１
１を相対的に回転させることにより回転主軸に取り付け
られたランナ羽根３の開度を変化させる同期装置６に対
向して静止部１５に放射温度計１７を設けた構成とす
る。さらに好ましくは、放射温度計を回転主軸に平行に
移動する位置調整機構１６を設けた構成とする。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、カプラン水車のラ
ンナ羽根の開度を変化させる同期装置の温度を監視する
装置に関する。
ンナ羽根の開度を変化させる同期装置の温度を監視する
装置に関する。
【従来の技術】図３は、本発明を適用するカプラン水車
のランナの概略構成を示す図であって、下端にランナボ
ス１ａを一体的に装着した回転主軸１が軸受２によって
回転自在に支持されている。ランナボス１ａには放射方
向に複数の羽根３が取り付けられており、各羽根３の支
持軸３ａがランナボス１ａ内で軸支されている。一方、
回転主軸１は中空状に形成され、この中に操作ロッド４
が軸線方向のみに移動可能に同心状に配設され、この操
作ロッド４の下端に固着されたアーム４ａが、リンク及
びレバー機構５を介して前記羽根３の各支持軸３ａに連
結されている。したがって、操作ロッド４を軸線方向に
往復移動させることによって、リンク及びレバー機構５
を介して前記羽根３の取付角度を変化させることができ
る。上記回転主軸１の頂端部には、本発明の関わる同期
装置６が結合されており、この同期装置６への入力軸７
が、カップリング８及び中間軸９を介して、静止部１５
に設けられた電動機１０に連結されている。また、同期
装置６の他端から出る出力軸１１は推力軸受１４によっ
て大きな推力を支えられるようになっており、その下端
に形成されたねじ部１１ａが前記操作ロッド４の頂部４
ｂに螺合されている。同期装置６は、入力軸７に連結さ
れた太陽歯車、この太陽歯車と噛合し自転しながらその
外周を公転する遊星歯車、この遊星歯車と噛合し出力軸
１１に連結された内歯歯車等からなり、その全体がケー
スに収められ潤滑油に浸されている。上記同期装置６は
静止部１５におかれた電動機１０と水車ランナの相対速
度を零にする装置であるが、このような回転体の内部の
温度を測定し監視する装置としては従来、内蔵した潤滑
油に十分接するように設置した温度センサーと、同期装
置ケース上に設置され前記温度センサーの測定温度をＦ
Ｍ電波に変換し静止部に向けて発信するＦＭ発信器と、
この発信器に対向して静止部に設置されたＦＭ受信機と
を備えたものがある。この温度監視装置によって同期装
置内の潤滑油の温度を測定監視することにより、歯車の
かじり等が重大な事故に発展することを未然に防止する
ことができる。
のランナの概略構成を示す図であって、下端にランナボ
ス１ａを一体的に装着した回転主軸１が軸受２によって
回転自在に支持されている。ランナボス１ａには放射方
向に複数の羽根３が取り付けられており、各羽根３の支
持軸３ａがランナボス１ａ内で軸支されている。一方、
回転主軸１は中空状に形成され、この中に操作ロッド４
が軸線方向のみに移動可能に同心状に配設され、この操
作ロッド４の下端に固着されたアーム４ａが、リンク及
びレバー機構５を介して前記羽根３の各支持軸３ａに連
結されている。したがって、操作ロッド４を軸線方向に
往復移動させることによって、リンク及びレバー機構５
を介して前記羽根３の取付角度を変化させることができ
る。上記回転主軸１の頂端部には、本発明の関わる同期
装置６が結合されており、この同期装置６への入力軸７
が、カップリング８及び中間軸９を介して、静止部１５
に設けられた電動機１０に連結されている。また、同期
装置６の他端から出る出力軸１１は推力軸受１４によっ
て大きな推力を支えられるようになっており、その下端
に形成されたねじ部１１ａが前記操作ロッド４の頂部４
ｂに螺合されている。同期装置６は、入力軸７に連結さ
れた太陽歯車、この太陽歯車と噛合し自転しながらその
外周を公転する遊星歯車、この遊星歯車と噛合し出力軸
１１に連結された内歯歯車等からなり、その全体がケー
スに収められ潤滑油に浸されている。上記同期装置６は
静止部１５におかれた電動機１０と水車ランナの相対速
度を零にする装置であるが、このような回転体の内部の
温度を測定し監視する装置としては従来、内蔵した潤滑
油に十分接するように設置した温度センサーと、同期装
置ケース上に設置され前記温度センサーの測定温度をＦ
Ｍ電波に変換し静止部に向けて発信するＦＭ発信器と、
この発信器に対向して静止部に設置されたＦＭ受信機と
を備えたものがある。この温度監視装置によって同期装
置内の潤滑油の温度を測定監視することにより、歯車の
かじり等が重大な事故に発展することを未然に防止する
ことができる。
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の温度監
視装置においては、温度センサーやＦＭ発信器は回転体
である同期装置に設置されるので、振動によるゆるみや
故障を生ずるおそれがある。また、同期装置の上下には
電動機や発電機が設置されているので、それらが発生す
るノイズや磁場の影響を受け、正確な温度が表示されな
いことがある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、振動によるゆるみや故障を生ずるおそれが少な
く、また、電動機や発電機からのノイズや磁場の影響を
受けることの少ない水車ランナ同期装置の温度監視装置
を提供することを目的とする。
視装置においては、温度センサーやＦＭ発信器は回転体
である同期装置に設置されるので、振動によるゆるみや
故障を生ずるおそれがある。また、同期装置の上下には
電動機や発電機が設置されているので、それらが発生す
るノイズや磁場の影響を受け、正確な温度が表示されな
いことがある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、振動によるゆるみや故障を生ずるおそれが少な
く、また、電動機や発電機からのノイズや磁場の影響を
受けることの少ない水車ランナ同期装置の温度監視装置
を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の水車ランナ同期
装置の温度監視装置は、回転主軸と同心状に配設された
出力軸を相対的に回転させることにより回転主軸に取り
付けられたランナ羽根の開度を変化させる同期装置に対
向して静止部に放射温度計を設けた構成とする。さらに
好ましくは、放射温度計を回転主軸に平行に移動する位
置調整機構を設けた構成とする。本発明の構成によれ
ば、すべての構成要素が静止部側に設けられているの
で、振動によるゆるみや故障を生ずるおそれが少ない。
また、ＦＭ電波等を用いないので、電動機や発電機から
のノイズや磁場の影響を受けることも少ない。さらに、
放射温度計を位置調整機構によって回転主軸に平行に移
動することができるので、同期装置内の潤滑油量が変動
しても高い温度の箇所について計測することができる。
装置の温度監視装置は、回転主軸と同心状に配設された
出力軸を相対的に回転させることにより回転主軸に取り
付けられたランナ羽根の開度を変化させる同期装置に対
向して静止部に放射温度計を設けた構成とする。さらに
好ましくは、放射温度計を回転主軸に平行に移動する位
置調整機構を設けた構成とする。本発明の構成によれ
ば、すべての構成要素が静止部側に設けられているの
で、振動によるゆるみや故障を生ずるおそれが少ない。
また、ＦＭ電波等を用いないので、電動機や発電機から
のノイズや磁場の影響を受けることも少ない。さらに、
放射温度計を位置調整機構によって回転主軸に平行に移
動することができるので、同期装置内の潤滑油量が変動
しても高い温度の箇所について計測することができる。
【発明の実施の形態】以下、図１と図２を参照しながら
本発明の実施の形態を説明する。まず、図１に示すよう
に、静止部１５に取り付けられた位置調整機構１６を介
して、同期装置６に対向する位置に放射温度計１７を設
ける。この放射温度計１７にはケーブルを介して、電源
部や警報部を有するコントローラ１８を接続する。放射
温度計１７は、位置調整機構１６によって回転主軸１に
平行に移動されて、同期装置６の表面から放射される熱
を測定する。放射温度計１７の構成は図２のようになっ
ている。すなはち、サーモパイル１９と、プリアンプ２
０と、温度補正部２２と、リニアライザー２１と、Ａ／
Ｄ変換部２３と、デジタル処理部２４と、Ｄ／Ａ変換部
２５と、アナログ電圧出力部２６と、表示部２７と、コ
ンパレータ２８と、オープンコレクタ２９とからなる。
このような構成によって、同期装置６の表面から放射さ
れた赤外線の量をサーモパイル１９で電圧信号に変換
し、リニアライザー２１によって直線性の補正を行う。
その後、デジタル信号としてデジタル処理部２４へ送
り、ここでε補正（放射率補正）等の演算を行い、測定
温度の表示や各種出力を行う。本実施形態の温度監視装
置においては、すべての構成要素が静止部１５側に設け
られているので、振動によるゆるみや故障を生ずるおそ
れが少ない。また、ＦＭ電波等を用いないので、電動機
や発電機からのノイズや磁場の影響を受けることも少な
い。さらに、放射温度計１７を位置調整機構１６によっ
て回転主軸１に平行に移動することができるので、同期
装置６内の潤滑油量が変動しても高い温度の箇所につい
て計測することができる。
本発明の実施の形態を説明する。まず、図１に示すよう
に、静止部１５に取り付けられた位置調整機構１６を介
して、同期装置６に対向する位置に放射温度計１７を設
ける。この放射温度計１７にはケーブルを介して、電源
部や警報部を有するコントローラ１８を接続する。放射
温度計１７は、位置調整機構１６によって回転主軸１に
平行に移動されて、同期装置６の表面から放射される熱
を測定する。放射温度計１７の構成は図２のようになっ
ている。すなはち、サーモパイル１９と、プリアンプ２
０と、温度補正部２２と、リニアライザー２１と、Ａ／
Ｄ変換部２３と、デジタル処理部２４と、Ｄ／Ａ変換部
２５と、アナログ電圧出力部２６と、表示部２７と、コ
ンパレータ２８と、オープンコレクタ２９とからなる。
このような構成によって、同期装置６の表面から放射さ
れた赤外線の量をサーモパイル１９で電圧信号に変換
し、リニアライザー２１によって直線性の補正を行う。
その後、デジタル信号としてデジタル処理部２４へ送
り、ここでε補正（放射率補正）等の演算を行い、測定
温度の表示や各種出力を行う。本実施形態の温度監視装
置においては、すべての構成要素が静止部１５側に設け
られているので、振動によるゆるみや故障を生ずるおそ
れが少ない。また、ＦＭ電波等を用いないので、電動機
や発電機からのノイズや磁場の影響を受けることも少な
い。さらに、放射温度計１７を位置調整機構１６によっ
て回転主軸１に平行に移動することができるので、同期
装置６内の潤滑油量が変動しても高い温度の箇所につい
て計測することができる。
【発明の効果】本発明によれば、振動によるゆるみや故
障を生ずるおそれが少なく、電動機や発電機からのノイ
ズや磁場の影響を受けることが少なく、さらに、同期装
置内の潤滑油量の変動に対応することのできる、水車ラ
ンナ同期装置の温度監視装置を提供することができる。
障を生ずるおそれが少なく、電動機や発電機からのノイ
ズや磁場の影響を受けることが少なく、さらに、同期装
置内の潤滑油量の変動に対応することのできる、水車ラ
ンナ同期装置の温度監視装置を提供することができる。
【図１】本発明の実施形態を表す概念図
【図２】本発明の実施形態において用いる放射温度計の
ブロック図
ブロック図
【図３】本発明が適用される水車ランナの縦断面図
１…回転主軸、 ２…軸受、 ３…羽根、 ４…操作ロ
ッド、 ５…リンク及びレバー機構、 ６…同期装置、
７…入力軸、 ８…カップリング、 ９…中間軸、
１０…電動機、 １１…出力軸、 １５…静止部、 １
６…位置調整機構、 １７…放射温度計、 １９…サー
モパイル。
ッド、 ５…リンク及びレバー機構、 ６…同期装置、
７…入力軸、 ８…カップリング、 ９…中間軸、
１０…電動機、 １１…出力軸、 １５…静止部、 １
６…位置調整機構、 １７…放射温度計、 １９…サー
モパイル。
Claims (2)
- 【請求項１】回転主軸と同心状に配設された出力軸を相
対的に回転させることにより回転主軸に取り付けられた
ランナ羽根の開度を変化させる同期装置に対向して静止
部に放射温度計を設けたことを特徴とする水車ランナ同
期装置の温度監視装置。 - 【請求項２】放射温度計を回転主軸に平行に移動する位
置調整機構を設けたことを特徴とする請求項１記載の水
車ランナ同期装置の温度監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097282A JPH09250439A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 水車ランナ同期装置の温度監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8097282A JPH09250439A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 水車ランナ同期装置の温度監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250439A true JPH09250439A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=14188166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8097282A Pending JPH09250439A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 水車ランナ同期装置の温度監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09250439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109163810A (zh) * | 2018-10-15 | 2019-01-08 | 北京环境特性研究所 | 高温转子辐射测温装置及方法 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP8097282A patent/JPH09250439A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109163810A (zh) * | 2018-10-15 | 2019-01-08 | 北京环境特性研究所 | 高温转子辐射测温装置及方法 |
| CN109163810B (zh) * | 2018-10-15 | 2020-06-09 | 北京环境特性研究所 | 高温转子辐射测温装置及方法 |
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