JPH09248543A - 含クロム鉱滓の処理方法 - Google Patents

含クロム鉱滓の処理方法

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JPH09248543A
JPH09248543A JP8095821A JP9582196A JPH09248543A JP H09248543 A JPH09248543 A JP H09248543A JP 8095821 A JP8095821 A JP 8095821A JP 9582196 A JP9582196 A JP 9582196A JP H09248543 A JPH09248543 A JP H09248543A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ステンレス鋼等の含クロム合金鋼やフエロクロ
ム,金属クロムなどの製鋼材料の溶解.溶接.溶断作業
の加熱処理に伴なって発生する含クロム鉱滓について、
当該鉱滓に含まれている有害な水溶性6価クロムを水に
不溶性の3価クロムに還元し、当該鉱滓を無害化するこ
とを目的とする。 【解決手段】ステンレス鋼等の含クロム合金鋼やフエロ
クロム,金属クロムなどの溶解,圧延,溶接,溶断等の
加熱処理に伴って発生する含クロム鉱滓を破砕乃至は粉
砕した状態で、その表面に対しアスコルビン酸若しくは
アスコルビン酸の金属塩又はアンモニウム塩の一種又は
二種以上を主成分とする溶液を散布又は浸漬することに
より、当該鉱滓中に含まれる6価クロムを3価クロムに
還元して無害化し、爾後の当該鉱滓の処理作業を安全な
らしめるようにしたことを特徴とする含クロム鉱滓の処
理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼等の含ク
ロム合金鋼の溶接や溶断工程或は製鋼材料のフエロクロ
ム.金属クロムなどの溶解等の各種加熱処理に伴って発
生するクロムの酸化物やクロム塩などの含クロム鉱滓に
ついて、該鉱滓に含まれている極めて有害な6価クロム
が工場内での一時保管から廃棄処分に至る間の粉塵飛散
や雨水などへの溶出による人体への被害や排水公害の発
生を未然に防止する含クロム鉱滓の無害化処理方法に係
る。
【0002】
【従来の技術】含クロム合金鋼の溶接、就中溶接フラッ
クスを使用する手溶接棒やフラックス入りワイヤ(FC
W)を用いる溶接に際しては、溶接施工後に於ける溶接
線上にはフラックスが溶融して生成する通称スラグが付
着する。而して、これらスラグは、溶接棒の芯線かワイ
ヤがフラックスと共に溶接熱によって溶融する際に発生
するものであり、これら芯線とワイヤ、更には溶接母材
たる含クロム合金鋼の一部が溶融すると同時に、その一
部は溶接ヒュームとなって飛散し、或はまたその一部は
スラグ中に移行することとなる。ところで、ステンレス
鋼のような含クロム合金鋼の溶接に際しては、溶接施工
上の常套手段としては溶接すべき母材にほぼ近い組成の
溶接棒又は溶接ワイヤが使用されるため、この種の生成
スラグについて、本発明者が実施した試験結果に依れ
ば、これら合金成分中のクロムの一部は有害物質に指定
されている6価クロムに転化した状態で含まれているこ
とを確認した。この現象について本発明者が詳細に研究
調査した考察に依れば、上記の芯線とワイヤ及び溶接母
材中に含まれるクロムの一部は、溶接熱によってフラッ
クス中の主成分であるライム系については炭酸カルシウ
ム、またライム糸フラックスについては炭酸カルシウム
と弗化カルシウム、またライムチタニヤ系フラックスの
場合は炭酸カルシウムと酸化チタンなどと反応し、クロ
ム酸カルシウムのようなクロム酸塩乃至はクロム酸のよ
うな何れも6価クロムの形態に酸化しているものと思考
される。つまりその証拠として、これらの溶接スラグ
は、溶接フラックス中の一部の成分は水に極めて易溶性
であり、その水溶液についてJIS工場排水中の6価ク
ロムの比色分析法であるジフェニルカルバジット法に準
拠して発色させると、極めて明瞭に赤紫色の発色が認め
られ、6価クロムの存在が確認された。またこの場合の
6価クロムの多寡は、使用した溶接棒芯線や溶接ワイヤ
又は溶接母材中に含まれるクロムの含有量に比例し、ま
た採取したスラグ又はフラックスの量に比例することか
らも立証された。このように、溶接スラグに含まれる6
価クロムは、水に対して溶け易い特性があるため、作業
者が汗ばんだ手でこれらに接触すれば、直ちに溶解して
手に付着し、顔や他の皮膚への付着、時には口に6価ク
ロムが入る可能性があるし、また溶接作業後これら溶接
スラグは、サンダー,グラインダー等による研削作業或
はハンマーなどによる打撃作業によりこれを溶接母材か
ら剥離除去するのが通例である。このように剥離された
溶接スラグは、掃き集められて工場屋外に野積み状態で
一時保管されており、風雨に曝されているのが現状であ
る。一方、ステンレス鋼等の含クロム合金鋼の製造プロ
セス中の、或は製鋼材料のフエロクロム,金属クロムな
どの溶解工程や、爾後の連続鋳造工程と熱間圧延工程な
どからも上記溶接スラグと同様に、6価クロムを多く含
有する鉱滓が多量に排出されるが、これら鉱滓も集めら
れて工場屋外に野積み状態で一時保管されており、風雨
に曝されているのが現状である。斯かる保管状態にある
クロムの酸化物やクロム塩などの含クロム鉱滓に含まれ
ている極めて有害な6価クロムは、工場内での床土や一
時保管から廃棄処分に至る間に、粉塵飛散や雨水などへ
の溶出による人体への被害や土壌汚染,地下水汚染,排
水公害等の発生の危険性がきわめて高い現況である。こ
の6価クロムの有害性については、既に明らかなよう
に、人体の粘膜や皮膚を侵し、長期の吸引によって鼻中
隔の穿孔や鼻、肺、咽喉などへの発癌性が認められてい
るため、有害物質に指定されている所以である。また、
この種鉱滓が屋外に放置され、雨水に溶け易い状態にあ
ると、6価クロムは水質汚濁防止法に係る工場排水とし
ても極めて厳しく規制されている。これらの事実からみ
ても極めて有害なことが分かる。従来公知の技術をもっ
て、この種鉱滓を安全無害に完全処理する手段として考
え得る方法は、先ず鉱滓を粉砕処理し、これを水に浸漬
して鉱滓から6価クロムを抽出したうえ濾過し、次にこ
の濾液に対し硫酸第一鉄か若しくは亜硫酸ソーダを添加
して6価クロムを3価クロムに還元処理し、更に消石灰
などのアルカリ剤を添加することにより水酸化クロムと
して沈殿させ、これを分離除去する方法しか見出せない
が、斯かる処理方法は極めて煩雑で面倒なうえに、これ
らの還元剤は化学反応が穏やかなために処理に長時間を
必要とする外、硫酸第一鉄の場合は大多量の鉄イオンが
やがては水酸化第二鉄として沈殿副生する欠点があり、
また亜硫酸ソーダの場合は、その取り扱いに際して亜硫
酸ガスを発生するため、人体に対し有害である等の欠点
がある。これらの欠点を理由として、上記処理方法が実
用化されていないのが実状であるが、これに代わる処理
方法として、斯かる有害な含クロム鉱滓(含溶接スラ
グ)中の6価クロムに対してその危険性を根本的に回避
するに有効な方法手段は皆無であり、危険は承知しなが
ら、やむなく放置されているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような実態に対
し、本発明者は、この種含クロム鉱滓中の水に溶けやす
い有害な6価クロムを極簡単な処理によって、水に不溶
性の無害な3価クロムに還元し、当該鉱滓を安全かつ迅
速に無害化する新規な処理方法を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題に鑑み、これ
を解決するための手段として、次の如く提案する。ステ
ンレス鋼等の含クロム合金鋼やフエロクロム.金属クロ
ムなどの溶解,圧延,溶接,溶断等の加熱処理に伴って
発生する含クロム鉱滓を破砕乃至は粉砕した状態で、そ
の表面に対しアスコルビン酸若しくはアスコルビン酸の
金属塩又はアンモニウム塩の一種又は二種以上を主成分
とする溶液を散布又は浸漬することにより、当該鉱滓中
に含まれる6価クロムを3価クロムに還元して無害化
し、爾後の当該鉱滓の処理作業を安全ならしめるように
したことを特徴とする含クロム鉱滓の処理方法にある。
【0005】
【作用】含クロム合金鋼の当該鉱滓に対し、アスコルビ
ン酸、若しくはアスコルビン酸の金属塩やアンモニウム
塩等の誘導体の単独又は2種以上を含む溶液を散布する
か、若しくは、浸漬する等の手段により、アスコルビン
酸及びその誘導体の強力かつ速効的な還元力によって当
該鉱滓に含まれている6価クロムを無害な3価クロムに
還元させて無害化する作用を奏するものである。尚、上
記の溶液に対し、PH変化によって変色するPH指示薬
を添加配合することによって、溶接スラグのアルカリ性
に対しアスコルビン酸は酸性のため当該溶液の使用時そ
の色調の変化から、当該溶液の使用量の適量を決定する
うえで極めて好都合である。尚、当該溶液の溶媒は水が
好適であるが、これに限定するものではなく、アルコー
ル等他の溶媒の採用を妨げるものではなく、また当該鉱
滓に溶液が良く浸透するように界面活性剤を、湿潤性を
付与するためにグリセリンなどを配合すれば更に効果的
である。尚、当該鉱滓の形状は、粉末状のものから大き
な団塊状のものまであり、これに作用させる溶液の浸透
状況も一様にならないので、団塊状のものは予め破砕乃
至は粉砕することにより、鉱滓への溶液の浸透率が増大
し、6価クロムの3価クロムへの還元効率をより高める
効果がある。尚、鉱滓に含まれている6価クロムの全量
を必ずしも3価クロムへ還元する必要はなく、実用的に
は、溶液が浸透し得る限度の鉱滓の表層部に存在する6
価クロムが3価クロムに還元され、無害化されていれば
格別問題はないが、埋め立て用や増量材,骨材等として
再利用する場合には、目的に応じて予め破砕乃至は粉砕
して当該溶液による充分な無害化を考慮する必要があ
る。
【0006】
【実施例】
実施例1 SUS316材の溶接施工に際し、溶接棒としてはJI
S−Z3221に定められたD316−15ライム系被
覆アーク溶接棒を用いて溶接施工し、溶接母材の冷却後
に、その溶接部に生成した溶接スラグを剥離して採取し
これに対し、純水で湿らした濾紙を貼付し、1分経過後
濾紙を剥離してその貼付面に対し、JIS鉄鋼中クロム
の吸光光度分析法に規定されている0.25%のジフェ
ニルカルバジットのアセトン溶液を滴下したところ、赤
紫色の発色が明瞭に認められ、明らかに6価クロムの存
在が確認された。そこで、引き続き、他の溶接部から採
取した同様の溶接スラグに対し、アスコルビン酸の5%
水溶液をガンスプレーを用いて散布し放置乾燥後再度前
記と同様に純水で湿らした濾紙を貼付し、1分経過後濾
紙を剥離してその貼付面に対し、0.25%のジフェニ
ルカルバジットのアセトン溶液を滴下したが、赤紫色の
発色は全く認められず、6価クロムは全く検出されない
ことが確認された。 実施例2 SUS304材の溶接施工に際し、JIS−Z3221
のD308L−16相当のライム.チタニヤ系被覆アー
ク溶接棒を用いて溶接施工して10日間経過後の溶接片
について、付着している溶接スラグを剥離して採取し、
これに対して、実施例1に記載の試験方法と全く同様
に、アスコルビン酸の5%水溶液の散布前後で比較した
ところ、当該水溶液の散布前においては、6価クロムが
多量に検出されたに対し、当該水溶液の散布後において
は、6価クロムは全く検出されず、安全無害化されてい
ることが確認された。 実施例3 SUS304材の溶接施工に際し、JIS−Z3323
のYF308L−C相当のフラックス入りワイヤ(FC
W)を用いて溶接施工後、付着している溶接スラグを剥
離して採取し、これに対して、実施例2と全く同様の手
法でアスコルビン酸の水溶液の散布前後で比較したとこ
ろ、被覆アーク溶接棒に比べれば、6価クロムの検出は
若干少ないものの、矢張り6価クロムの存在が確認され
たに対して、2.5%のアスコルビン酸の水溶液を散布
した部分からは6価クロムの検出は全く認められなかっ
た。 実施例4 クロムモリブデン鋼の溶接施工に際し、溶接棒としては
JIS−DT2516該当のライム系被覆アーク溶接棒
を用いて溶接施工した後、付着している溶接スラグを剥
離して採取し、これに対して、上記実施例と同様の手法
でアスコルビン酸の水溶液の散布前後で比較したとこ
ろ、散布前の6価クロムの検出量は、SUS304材の
溶接の場合に比べ遥かに少ないものの、矢張り6価クロ
ムの存在が溶接スラグ及び溶接フユーム部に於て確認さ
れた。そこで、3%のアスコルビン酸の水溶液を散布し
たところ、6価クロムの検出は全く認められなかった。 実施例5 前記実施例2に於けるアスコルビン酸水溶液の濃度につ
いて、比較試験を実施したところ、0.1%以下では効
果はそれなりに認められるものの使用量が多くなるため
実用的でないが、約0.5%以上からは適度な使用量で
顕著な還元効果が認められ、更にそれ以上の高濃度の場
合は、より少量の使用量で足りるなど、溶接スラグの量
に応じて適宜選択すればよく、また特に溶接棒芯線や溶
接ワイヤ並びに溶接母材中に含まれているクロムの含有
量の多寡に応じて適宜決定すればよいことが確認され
た。 実施例6 ステンレス鋼の製造工程から採取した団塊状含クロム鉱
滓を粉砕したうえ、前記実施例1と同様の手法によりJ
IS鉄鋼中クロムの吸光光度分析法に規定されている
0.25%のジフェニルカルバジットのアセトン溶液を
滴下したところ、赤紫色の発色が明瞭に認められ、明ら
かに6価クロムの存在が確認された。そこで、引き続
き、他の採取した同様の含クロム鉱滓に対し、アスコル
ビン酸の5%水溶液をガンスプレーを用いて散布し放置
乾燥後再度前記と同様に純水で湿らした濾紙を貼付し、
1分経過後濾紙を剥離してその貼付面に対し、0.25
%のジフェニルカルバジットのアセトン溶液を滴下した
が、赤紫色の発色は全く認められず、6価クロムは全く
検出されないことが確認された。 実施例7 製鋼材料のフェロクロムや金属クロムのインゴットから
採取した含クロム鉱滓についても実施例6と同様のテス
トの結果、6価クロムの存在が確認されたが、アスコル
ビン酸の5%水溶液をガンスプレーを用いて散布した後
では、6価クロムは全く検出されないことが確認され
た。 実施例8 前記実施例におけるアスコルビン酸に代えて、アスコル
ビン酸の金属塩やアンモニウム塩などの各誘導体を単体
若しくは2種以上を用いて同様手法により6価クロムの
還元効果を試験したところ、同量のアスコルビン酸より
も若干その効果は劣るものの、濃度を適宜高めることに
よりほぼ同様の効果が得られることを確認した。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、含クロム合金鋼の溶接
施工後の溶接部から剥離した溶接スラグや、含クロム合
金鋼の製造工程から排出する含クロム鉱滓に存在する極
めて有害な6価クロムを、迅速かつ安全に無害化させる
ことを可能にしたものであるので、当該溶接スラグや、
含クロム鉱滓の粉塵が堆積した工場床土や、収集し一時
保管中のこれら溶接スラグや、含クロム鉱滓、或は廃棄
処分場での当該汚染物質を効果的に、安全無害化させる
ことを可能にしたものである。尚、本発明において、従
来公知の還元剤に代え、好適なものとして還元剤自体人
体に対しては勿論、経口的にも安全無害なアスコルビン
酸並びにその誘導体を見出すことにより、本発明方法実
施による副作用的な弊害も全くなく、これら危険な汚染
物質に接触する機会の多い工場作業者や当該汚染物質の
処理作業に携わる作業者の保健衛生上にも甚だ有益であ
り、また当該汚染物質から雨水等により溶出する6価ク
ロムによる土壌汚染、地下水汚染、海洋河川汚染などの
憂慮すべき公害を未然に防止することを可能にしたもの
で環境保全上極めて有益である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステンレス鋼等の含クロム合金鋼やフエロ
    クロム,金属クロムなどの溶解,圧延,溶接,溶断等の
    加熱処理に伴って発生する含クロム鉱滓を破砕乃至は粉
    砕した状態で、その表面に対しアスコルビン酸若しくは
    アスコルビン酸の金属塩又はアンモニウム塩の一種又は
    二種以上を主成分とする溶液を散布又は浸漬することに
    より、当該鉱滓中に含まれる6価クロムを3価クロムに
    還元して無害化し、爾後の当該鉱滓の処理作業を安全な
    らしめるようにしたことを特徴とする含クロム鉱滓の処
    理方法。
JP09582196A 1996-03-13 1996-03-13 含クロム鉱滓の処理方法 Expired - Lifetime JP3687014B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320805A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Hideo Yoshida 六価クロムの抽出方法
JP2007139497A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Fujitsu Ltd 検知体
JP2008231388A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Chemical Yamamoto:Kk 六価クロムを含有する特定廃棄物の無害化処理剤
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JP2016523701A (ja) * 2013-06-19 2016-08-12 カルゴン カーボン コーポレーション 活性炭からの重金属浸出の軽減方法

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