JPH09247959A - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
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- JPH09247959A JPH09247959A JP8053242A JP5324296A JPH09247959A JP H09247959 A JPH09247959 A JP H09247959A JP 8053242 A JP8053242 A JP 8053242A JP 5324296 A JP5324296 A JP 5324296A JP H09247959 A JPH09247959 A JP H09247959A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】レベルシフト回路に有する高電位側スイッチン
グ素子及び電力変換器を駆動する駆動回路の電位が変動
しても、該駆動回路の入力抵抗に誤った電位差が発生し
ない電力変換装置を得ることにある。 【解決手段】インバータを構成するスイッチング素子2u
を駆動するとともに回路の一部に入力抵抗R412を有する
駆動回路4uと、該駆動回路4uを動作させるためのもので
あって、スイッチング素子2uと駆動回路4uはモータM よ
り高い電位でかつ、駆動回路4uを制御する信号は低圧側
に設けられた高耐圧素子Q411からなるレベルシフタト回
路5uを備えものにおいて、入力抵抗R412に並列にPNP
トランジスタQ413に接続し、このトランジスタQ413は高
耐圧素子Q411と駆動回路4uの電位が変動した時、入力抵
抗R412を短絡するように構成したもの。
グ素子及び電力変換器を駆動する駆動回路の電位が変動
しても、該駆動回路の入力抵抗に誤った電位差が発生し
ない電力変換装置を得ることにある。 【解決手段】インバータを構成するスイッチング素子2u
を駆動するとともに回路の一部に入力抵抗R412を有する
駆動回路4uと、該駆動回路4uを動作させるためのもので
あって、スイッチング素子2uと駆動回路4uはモータM よ
り高い電位でかつ、駆動回路4uを制御する信号は低圧側
に設けられた高耐圧素子Q411からなるレベルシフタト回
路5uを備えものにおいて、入力抵抗R412に並列にPNP
トランジスタQ413に接続し、このトランジスタQ413は高
耐圧素子Q411と駆動回路4uの電位が変動した時、入力抵
抗R412を短絡するように構成したもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ装置等
の誤動作防止を目的とした電力変換装置に関する。
の誤動作防止を目的とした電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力変換装置の一例として、図6
に示すように、ブラシレス直流モータに使用するIGB
T(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)からなるイン
バータ装置がある。
に示すように、ブラシレス直流モータに使用するIGB
T(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)からなるイン
バータ装置がある。
【0003】図6は、具体的には直流電源1、6個のI
GBTの半導体スイッチング素子からなる出力素子2u
〜2zとダイオード3u〜3zからなるインバータ、前
記出力素子2u〜2zのうちの上段出力素子2u〜2w
を駆動する第1の駆動回路4u〜4w、前記出力素子2
u〜2zの下段出力素子2x〜2zを駆動する第2の駆
動回路4x〜4z、第1の駆動回路4u〜4wに制御信
号を供給するレベルシフト回路5u〜5w、第2の駆動
回路4x〜4z及びレベルシフト回路5u〜5wに制御
信号を供給する制御回路6を備えている。
GBTの半導体スイッチング素子からなる出力素子2u
〜2zとダイオード3u〜3zからなるインバータ、前
記出力素子2u〜2zのうちの上段出力素子2u〜2w
を駆動する第1の駆動回路4u〜4w、前記出力素子2
u〜2zの下段出力素子2x〜2zを駆動する第2の駆
動回路4x〜4z、第1の駆動回路4u〜4wに制御信
号を供給するレベルシフト回路5u〜5w、第2の駆動
回路4x〜4z及びレベルシフト回路5u〜5wに制御
信号を供給する制御回路6を備えている。
【0004】また、モータMの回転子の位置を検出する
位置検出器(図示せず)がロータ位置信号線を介して接
続され、該信号線からの位置検出信号を入力し、該第2
の駆動回路4x〜4z及びレベルシフト回路5u〜5w
に制御信号を供給する制御回路6、ダイオード7du,
7dv,7dwとコンデンサ7cu,7cv,7cwか
らなり第1の駆動回路4u〜4wに電力を供給する電力
供給回路7u〜7wを備えている。
位置検出器(図示せず)がロータ位置信号線を介して接
続され、該信号線からの位置検出信号を入力し、該第2
の駆動回路4x〜4z及びレベルシフト回路5u〜5w
に制御信号を供給する制御回路6、ダイオード7du,
7dv,7dwとコンデンサ7cu,7cv,7cwか
らなり第1の駆動回路4u〜4wに電力を供給する電力
供給回路7u〜7wを備えている。
【0005】さらに、該インバータに流れる電流を検出
する電流検出用抵抗8、該抵抗8により検出された電流
の過電流を検出し駆動信号を停止させる過電流保護回路
9、該インバータに設けられた温度検出器Tによりイン
バータの過熱を検出したときインバータの駆動信号を停
止させる過熱保護回路10、電力変換装置の入力電圧を
検出する電圧検出回路11、該電圧検出回路11の検出
電圧により過電圧を検出し駆動信号を停止させる過電圧
保護回路12、駆動回路4u〜4w,4x〜4z、保護
回路9,10,12、制御回路6に直流電力を供給する
直流電源13、外部信号よりパルス幅が可変でき、一定
の周波数のパルスを発生するパルス幅変調発生回路(P
WM発生回路)14から構成されている。
する電流検出用抵抗8、該抵抗8により検出された電流
の過電流を検出し駆動信号を停止させる過電流保護回路
9、該インバータに設けられた温度検出器Tによりイン
バータの過熱を検出したときインバータの駆動信号を停
止させる過熱保護回路10、電力変換装置の入力電圧を
検出する電圧検出回路11、該電圧検出回路11の検出
電圧により過電圧を検出し駆動信号を停止させる過電圧
保護回路12、駆動回路4u〜4w,4x〜4z、保護
回路9,10,12、制御回路6に直流電力を供給する
直流電源13、外部信号よりパルス幅が可変でき、一定
の周波数のパルスを発生するパルス幅変調発生回路(P
WM発生回路)14から構成されている。
【0006】この回路では、モータM内に設けたロータ
位置検出器でロータの位置を検出し、この信号が制御回
路6に入る。制御回路6に位置検出信号が入ると、制御
回路6はロータ位置に対応した上段及び下段の出力素子
2u〜2w,2x〜2zの駆動回路4u〜4w,4x〜
4zに制御信号を出す。
位置検出器でロータの位置を検出し、この信号が制御回
路6に入る。制御回路6に位置検出信号が入ると、制御
回路6はロータ位置に対応した上段及び下段の出力素子
2u〜2w,2x〜2zの駆動回路4u〜4w,4x〜
4zに制御信号を出す。
【0007】第1の駆動回路4u〜4wには、レベルシ
フト回路5u〜5wを通して制御信号が与えられる。駆
動回路4u〜4zに制御信号が入ると、これに対応した
出力素子2u〜2wがターンオンし、モータMの巻線に
電流が流れて、ロータが回転する。ロータの回転速度
は、PWM発生回路14の入力端子に速度制御信号を入
れ出力パルス幅を変えモータMに流れる平均電流をコン
トロールすることにより行われる。
フト回路5u〜5wを通して制御信号が与えられる。駆
動回路4u〜4zに制御信号が入ると、これに対応した
出力素子2u〜2wがターンオンし、モータMの巻線に
電流が流れて、ロータが回転する。ロータの回転速度
は、PWM発生回路14の入力端子に速度制御信号を入
れ出力パルス幅を変えモータMに流れる平均電流をコン
トロールすることにより行われる。
【0008】ここで、該第1の駆動回路4u〜4w及び
レベルシフト回路5u〜5wからなる駆動制御回路の詳
細について、図7を参照して説明するが、図7は出力素
子2uに対応する駆動回路4uとレベルシフト回路5u
のみを示している。レベルシフト回路5uは、第1およ
び第2の高耐圧MOSFETQ411,Q421から構
成されている。
レベルシフト回路5u〜5wからなる駆動制御回路の詳
細について、図7を参照して説明するが、図7は出力素
子2uに対応する駆動回路4uとレベルシフト回路5u
のみを示している。レベルシフト回路5uは、第1およ
び第2の高耐圧MOSFETQ411,Q421から構
成されている。
【0009】駆動回路4uは、抵抗R411,R42
1、第1の入力抵抗R412,第2の入力抵抗R42
2、MOSFETQ412,Q422およびラッチ回路
LHから構成されている。
1、第1の入力抵抗R412,第2の入力抵抗R42
2、MOSFETQ412,Q422およびラッチ回路
LHから構成されている。
【0010】このような構成の従来の回路の動作は次の
ようである。第1のレベルシフト回路の高耐圧ΜOSF
ETQ411のゲートに、図示しない信号供給回路によ
り定電流駆動の信号を与えると、高耐圧MOSFETQ
411には抵抗R411を通して一定の電流が流れ、抵
抗R411に電位差を発生する。この電位差が発生する
と、ΜOSFETQ412が導通し、第1の入力抵抗R
412に電流が流れこの入力抵抗R412に電位差が発
生し、図8に示すようにラッチ回路LHをオンする信号
INONが入力される。すると、ラッチ回路LHの出力
OUTはlow「0」からHi「1」に切り替わり、出
力素子2uはオンする。
ようである。第1のレベルシフト回路の高耐圧ΜOSF
ETQ411のゲートに、図示しない信号供給回路によ
り定電流駆動の信号を与えると、高耐圧MOSFETQ
411には抵抗R411を通して一定の電流が流れ、抵
抗R411に電位差を発生する。この電位差が発生する
と、ΜOSFETQ412が導通し、第1の入力抵抗R
412に電流が流れこの入力抵抗R412に電位差が発
生し、図8に示すようにラッチ回路LHをオンする信号
INONが入力される。すると、ラッチ回路LHの出力
OUTはlow「0」からHi「1」に切り替わり、出
力素子2uはオンする。
【0011】次に、ある時間経過後、図示しない信号供
給回路により第2の高耐圧ΜOSFETQ421のゲー
トに定電流駆動の信号を与えると、高耐圧MOSFET
Q421には抵抗R421を通して一定の電流が流れ、
抵抗R421に電位差を発生する。この電位差が発生す
ると、MOSFETQ422が導通し、第2の入力抵抗
R422に電流が流れて、抵抗R422に電位差が発生
し、図8に示すようにラッチ回路LHをオフする信号が
入力される。ラッチ回路LHの出力はHiからLowに
切り替わり、出力素子2uはオフする。
給回路により第2の高耐圧ΜOSFETQ421のゲー
トに定電流駆動の信号を与えると、高耐圧MOSFET
Q421には抵抗R421を通して一定の電流が流れ、
抵抗R421に電位差を発生する。この電位差が発生す
ると、MOSFETQ422が導通し、第2の入力抵抗
R422に電流が流れて、抵抗R422に電位差が発生
し、図8に示すようにラッチ回路LHをオフする信号が
入力される。ラッチ回路LHの出力はHiからLowに
切り替わり、出力素子2uはオフする。
【0012】このように図8の回路は2つの高耐圧MO
SFETQ411,Q421で1つの出力素子2uを駆
動している。以上述べた構成は、出力素子2uに対応す
る構成であるが、これは他の出力素子2v,2w,2
x,2y,2zも同様な構成となっている。
SFETQ411,Q421で1つの出力素子2uを駆
動している。以上述べた構成は、出力素子2uに対応す
る構成であるが、これは他の出力素子2v,2w,2
x,2y,2zも同様な構成となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような駆
動制御回路では次のような問題が発生するおそれがあっ
た。第1の高耐圧MOSFETQ411に制御信号が与
えられてから、第2の高耐圧MOSFETQ421に制
御信号が与えられるまでの期間に出力素子2uのソース
電位が高電位に変動した場台、それぞれのレベルシフト
回路には変位電流が流れ、入力抵抗R412,R422
に電位差を発生させる。この時、ラッチ回路LHはオン
状態にあるため、レベルシフト回路5uの第2の高耐圧
MOSFETQ421の信号が優先され、ラッチ回路L
Hはオフ状態に移行し、出力素子2uはオフの誤動作を
してしまう。レベルシフト回路5uの第2の高耐圧MO
SFETQ421に制御信号が与えられてから、レベル
シフト回路5uに第1の高耐圧MOSFETQ411に
制御信号が与えられるまでの期間に出力素子2uのソー
ス電位か高電位に変動した場合、それそれのレベルシフ
ト回路には変位電流が流れ、入力抵抗R412,R42
2に電位差を発生させる。この時、ラッチ回路LHはオ
フ状態にあるため、高耐圧MOSFETQ411の信号
が優先され、ラッチ回路LHはオン状態に移行し、出力
素子2uはオンの誤動作をしてしまう。
動制御回路では次のような問題が発生するおそれがあっ
た。第1の高耐圧MOSFETQ411に制御信号が与
えられてから、第2の高耐圧MOSFETQ421に制
御信号が与えられるまでの期間に出力素子2uのソース
電位が高電位に変動した場台、それぞれのレベルシフト
回路には変位電流が流れ、入力抵抗R412,R422
に電位差を発生させる。この時、ラッチ回路LHはオン
状態にあるため、レベルシフト回路5uの第2の高耐圧
MOSFETQ421の信号が優先され、ラッチ回路L
Hはオフ状態に移行し、出力素子2uはオフの誤動作を
してしまう。レベルシフト回路5uの第2の高耐圧MO
SFETQ421に制御信号が与えられてから、レベル
シフト回路5uに第1の高耐圧MOSFETQ411に
制御信号が与えられるまでの期間に出力素子2uのソー
ス電位か高電位に変動した場合、それそれのレベルシフ
ト回路には変位電流が流れ、入力抵抗R412,R42
2に電位差を発生させる。この時、ラッチ回路LHはオ
フ状態にあるため、高耐圧MOSFETQ411の信号
が優先され、ラッチ回路LHはオン状態に移行し、出力
素子2uはオンの誤動作をしてしまう。
【0014】このようにインバータ装置に代表される電
力変換装置では、高電位側スイッチング素子及ぴ駆動回
路の電位が変動すると、レベルシフト回路5uに変位電
流が流れ、この変位電流によって駆動回路の入力抵抗に
誤った電位差が発生し、電力変換装置の誤動作の原因に
なっていた。
力変換装置では、高電位側スイッチング素子及ぴ駆動回
路の電位が変動すると、レベルシフト回路5uに変位電
流が流れ、この変位電流によって駆動回路の入力抵抗に
誤った電位差が発生し、電力変換装置の誤動作の原因に
なっていた。
【0015】本発明はこの様な事情を考慮してなされた
もので、レベルシフト回路に有する高電位側スイッチン
グ素子及び電力変換器を駆動する駆動回路の電位が変動
しても、該駆動回路の入力抵抗に誤った電位差が発生し
ないようにして、誤動作防止を図った電力変換装置を提
供することを目的とする。
もので、レベルシフト回路に有する高電位側スイッチン
グ素子及び電力変換器を駆動する駆動回路の電位が変動
しても、該駆動回路の入力抵抗に誤った電位差が発生し
ないようにして、誤動作防止を図った電力変換装置を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、主電源と、複数の半導
体スイッチング素子からなる出力素子により構成され、
前記主電源からの電力を電力変換して負荷に供給する電
力変換器と、半導体スイッチング素子と入力抵抗からな
り、前記電力変換器の出力素子の制御端子に駆動信号を
与える駆動回路と、前記駆動回路と前記電力変換器の出
力素子より高電位であって前記駆動回路の半導体スイッ
チング素子の制御端子に制御信号を供給するものであっ
て高耐圧半導体スイッチング素子からなるレベルシフト
回路と、前記入力抵抗に並列に短絡用半導体スイッチン
グが接続され、前記駆動回路と前記電力変換器の出力素
子の電位が変動した時、流れる変位電流が前記レベルシ
フト回路を介して前記短絡用半導体スイッチングの制御
端子に流れるようにすると共に、前記入力抵抗を短絡す
る短絡手段とを具備した電力変換装置である。
め、請求項1に対応する発明は、主電源と、複数の半導
体スイッチング素子からなる出力素子により構成され、
前記主電源からの電力を電力変換して負荷に供給する電
力変換器と、半導体スイッチング素子と入力抵抗からな
り、前記電力変換器の出力素子の制御端子に駆動信号を
与える駆動回路と、前記駆動回路と前記電力変換器の出
力素子より高電位であって前記駆動回路の半導体スイッ
チング素子の制御端子に制御信号を供給するものであっ
て高耐圧半導体スイッチング素子からなるレベルシフト
回路と、前記入力抵抗に並列に短絡用半導体スイッチン
グが接続され、前記駆動回路と前記電力変換器の出力素
子の電位が変動した時、流れる変位電流が前記レベルシ
フト回路を介して前記短絡用半導体スイッチングの制御
端子に流れるようにすると共に、前記入力抵抗を短絡す
る短絡手段とを具備した電力変換装置である。
【0017】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、主電源と、複数の半導体スイッチング素子
からなる出力素子により構成され、前記主電源からの電
力を電力変換して負荷に供給する電力変換器と、前記出
力素子をオン状態にするための第1回路と、前記出力素
子をオフ状態にするための第2回路からなり、第1およ
び第2回路はそれぞれ半導体スイッチング素子と入力抵
抗から構成された駆動回路と、2個の高耐圧半導体スイ
ッチング素子を備え、各々は前記駆動回路と前記電力変
換器の出力素子より高電位であって前記駆動回路の半導
体スイッチング素子の制御端子にそれぞれ制御信号を供
給するレベルシフト回路と、前記各入力抵抗に並列に短
絡用半導体スイッチングがそれぞれ接続され、該各短絡
用半導体スイッチングの制御端子がそれぞれを前記駆動
回路の相手側の回路に接続され、前記電力変換器の出力
素子の電位が変動した時、流れる変位電流が前記レベル
シフト回路を介して前記短絡用半導体スイッチングの制
御端子に流れるようにすると共に、前記入力抵抗を短絡
する短絡手段とを具備した電力変換装置である。
する発明は、主電源と、複数の半導体スイッチング素子
からなる出力素子により構成され、前記主電源からの電
力を電力変換して負荷に供給する電力変換器と、前記出
力素子をオン状態にするための第1回路と、前記出力素
子をオフ状態にするための第2回路からなり、第1およ
び第2回路はそれぞれ半導体スイッチング素子と入力抵
抗から構成された駆動回路と、2個の高耐圧半導体スイ
ッチング素子を備え、各々は前記駆動回路と前記電力変
換器の出力素子より高電位であって前記駆動回路の半導
体スイッチング素子の制御端子にそれぞれ制御信号を供
給するレベルシフト回路と、前記各入力抵抗に並列に短
絡用半導体スイッチングがそれぞれ接続され、該各短絡
用半導体スイッチングの制御端子がそれぞれを前記駆動
回路の相手側の回路に接続され、前記電力変換器の出力
素子の電位が変動した時、流れる変位電流が前記レベル
シフト回路を介して前記短絡用半導体スイッチングの制
御端子に流れるようにすると共に、前記入力抵抗を短絡
する短絡手段とを具備した電力変換装置である。
【0018】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、前記短絡手段は、PNPトランジスタまた
はPチャネルMOSFETであることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の電力変換装置である。
する発明は、前記短絡手段は、PNPトランジスタまた
はPチャネルMOSFETであることを特徴とする請求
項1または請求項2記載の電力変換装置である。
【0019】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、前記短絡手段は、PNPトランジスタのベ
ースと接地電位の間に接続したコンデンサで構成したし
たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電力
変換装置である。
する発明は、前記短絡手段は、PNPトランジスタのベ
ースと接地電位の間に接続したコンデンサで構成したし
たことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電力
変換装置である。
【0020】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、前記PNPトランジスタと前記コンデンサ
は、誘電体分離基板で構成し、活性層と他の領域をトレ
ンチ溝により分離されていることを特徴とする請求項4
記載の電力変換装置である。
する発明は、前記PNPトランジスタと前記コンデンサ
は、誘電体分離基板で構成し、活性層と他の領域をトレ
ンチ溝により分離されていることを特徴とする請求項4
記載の電力変換装置である。
【0021】請求項1〜4に対応する発明によれば、電
力変換器を構成するスイッチング素子と該スイッチング
素子を駆動するための駆動回路の電位が変動した時、該
駆動回路の入力抵抗を並列に接続した抵抗短絡用スイッ
チング素子の制御端子に変位電流が流れ、この抵抗短絡
用スイッチング素子がオン状態となり、該入力抵抗を短
絡するため、誤動作が防止され信頼性の高い電力変換装
置を得ることができる。請求項5に対応する発明によれ
ば、高耐圧のコンデンサCを容易に製作可能となる。
力変換器を構成するスイッチング素子と該スイッチング
素子を駆動するための駆動回路の電位が変動した時、該
駆動回路の入力抵抗を並列に接続した抵抗短絡用スイッ
チング素子の制御端子に変位電流が流れ、この抵抗短絡
用スイッチング素子がオン状態となり、該入力抵抗を短
絡するため、誤動作が防止され信頼性の高い電力変換装
置を得ることができる。請求項5に対応する発明によれ
ば、高耐圧のコンデンサCを容易に製作可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明するが、図7,図8と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。 <第1の実施形態>図1は、駆動回路の入力抵抗R41
2と並列にスイッチング素子の一例であるPNPトラン
ジスタQ413のエミッタとコレクタを接続し、このト
ランジスタQ413の制御端子であるベースをレベルシ
フト回路の第2の高耐圧MOSFETQ421のソース
と抵抗R421の接続点に接続し、また駆動回路の入力
抵抗R422と並列にスイッチング素子の一例であるP
NPトランジスタQ423のエミッタとコレクタを接続
し、このトランジスタQ423の制御端子であるベース
をレベルシフト回路の第1の高耐圧MOSFETQ41
1のソースと抵抗R411の接続点に接続した点が、新
たに追加されたものである。以上述べた駆動制御回路
は、出力素子2uに対応する回路のみを示すもので、こ
れ以外に出力素子2v,2w,2x,2y,2zも同一
構成となっている。
の実施形態を説明するが、図7,図8と同一部分には同
一符号を付してその説明を省略する。 <第1の実施形態>図1は、駆動回路の入力抵抗R41
2と並列にスイッチング素子の一例であるPNPトラン
ジスタQ413のエミッタとコレクタを接続し、このト
ランジスタQ413の制御端子であるベースをレベルシ
フト回路の第2の高耐圧MOSFETQ421のソース
と抵抗R421の接続点に接続し、また駆動回路の入力
抵抗R422と並列にスイッチング素子の一例であるP
NPトランジスタQ423のエミッタとコレクタを接続
し、このトランジスタQ423の制御端子であるベース
をレベルシフト回路の第1の高耐圧MOSFETQ41
1のソースと抵抗R411の接続点に接続した点が、新
たに追加されたものである。以上述べた駆動制御回路
は、出力素子2uに対応する回路のみを示すもので、こ
れ以外に出力素子2v,2w,2x,2y,2zも同一
構成となっている。
【0023】このように構成された駆動制御回路の正常
時の動作は従来のものと変わらない。次に、レベルシフ
ト回路5uの第1の高耐圧MOSFETQ411に制御
信号が与えられてから、第2の高耐圧MOSFETQ4
21に制御信号が与えられるまでの期間に出力素子2u
のソース電位が高電位に変動した場合について説明す
る。この場合には、高耐圧MOSFETQ411,Q4
21にはそれぞれ変位電流が流れるが、この時、入力抵
抗R412,R422にそれぞれ並列に接続したΡNΡ
トランジスタQ423,Q413のベースにもレベルシ
フト回路の高耐圧MOSFETQ411,Q421を介
して変位電流が流れ、トランジスタQ423,Q413
はオン状態になり入力抵抗R412,R422を短絡す
る。この結果、入力抵抗R412,R422には電位差
が発生せず、この結果ラッチ回路LHも誤動作しない。
時の動作は従来のものと変わらない。次に、レベルシフ
ト回路5uの第1の高耐圧MOSFETQ411に制御
信号が与えられてから、第2の高耐圧MOSFETQ4
21に制御信号が与えられるまでの期間に出力素子2u
のソース電位が高電位に変動した場合について説明す
る。この場合には、高耐圧MOSFETQ411,Q4
21にはそれぞれ変位電流が流れるが、この時、入力抵
抗R412,R422にそれぞれ並列に接続したΡNΡ
トランジスタQ423,Q413のベースにもレベルシ
フト回路の高耐圧MOSFETQ411,Q421を介
して変位電流が流れ、トランジスタQ423,Q413
はオン状態になり入力抵抗R412,R422を短絡す
る。この結果、入力抵抗R412,R422には電位差
が発生せず、この結果ラッチ回路LHも誤動作しない。
【0024】また、レベルシフト回路の第2の高耐圧M
OSFETQ421に制御信号が与えられてから、第1
の高耐圧MOSFETQ411に制御信号か与えられる
までの期間に出力素子2uのソース電位が高電位に変動
した場台も同様の作用効果が得られる。
OSFETQ421に制御信号が与えられてから、第1
の高耐圧MOSFETQ411に制御信号か与えられる
までの期間に出力素子2uのソース電位が高電位に変動
した場台も同様の作用効果が得られる。
【0025】<第2の実施形態>図2は本発明の第2の
実施形態に係る駆動制御回路を示すもので、前述の第1
の実施形態とは異なる点は、入力抵抗R412,R42
2と並列に接続するΡNΡトランジスタQ423,Q4
13に代りに、PチャネルMOSFETQ414,Q4
24を設けたものである。具体的には、PチャネルMO
SFETQ414のソースとドレンを入力抵抗R412
に並列に接続し、かつQ414のゲートを第2の高耐圧
MOSFETQ421のソースと抵抗R421の接続点
に接続し、PチャネルMOSFETQ424のソースと
ドレンを入力抵抗R422に並列に接続し、かつQ42
4のゲートを第1の高耐圧MOSFETQ411のソー
スと抵抗R411の接続点に接続したものである。
実施形態に係る駆動制御回路を示すもので、前述の第1
の実施形態とは異なる点は、入力抵抗R412,R42
2と並列に接続するΡNΡトランジスタQ423,Q4
13に代りに、PチャネルMOSFETQ414,Q4
24を設けたものである。具体的には、PチャネルMO
SFETQ414のソースとドレンを入力抵抗R412
に並列に接続し、かつQ414のゲートを第2の高耐圧
MOSFETQ421のソースと抵抗R421の接続点
に接続し、PチャネルMOSFETQ424のソースと
ドレンを入力抵抗R422に並列に接続し、かつQ42
4のゲートを第1の高耐圧MOSFETQ411のソー
スと抵抗R411の接続点に接続したものである。
【0026】このように構成した場合でも、レベルシフ
ト回路5uに変位電流が流れると、それぞれのPチャネ
ルΜOSFETQ414,Q424のゲートを、ソース
に対して負にバイアスするためPチャネルMOSFET
Q414,Q424はオン状態になり入力抵抗R41
2,R422を短絡する。この結果、第1の実施形態と
と同様の作用効果が得られる。
ト回路5uに変位電流が流れると、それぞれのPチャネ
ルΜOSFETQ414,Q424のゲートを、ソース
に対して負にバイアスするためPチャネルMOSFET
Q414,Q424はオン状態になり入力抵抗R41
2,R422を短絡する。この結果、第1の実施形態と
と同様の作用効果が得られる。
【0027】<第3の実施形態>図3は本発明の第3の
実施形態に係る駆動制御回路を示すもので、前述の第1
の実施形態とは異なる点は、入力抵抗R412,R42
2にはΡNΡトランジスタQ423,Q413を並列に
接続せず、新たにΡNΡトランジスタQ415,Q42
5を抵抗R411,R421にそれぞれ並列に接続した
ものである。具体的には、ΡNΡトランジスタQ415
のエミッタとコレクタを抵抗R411に並列に接続し、
このトランジスタQ415の制御端子であるベースをレ
ベルシフト回路の第2の高耐圧MOSFETQ421の
ソースと抵抗R421の接続点に接続し、また入力抵抗
R421にスイッチング素子の一例であるPNPトラン
ジスタQ425のエミッタとコレクタを並列に接続し、
このトランジスタQ425の制御端子であるベースをレ
ベルシフト回路の第1の高耐圧MOSFETQ411の
ソースと抵抗R411の接続点に接続した点である。
実施形態に係る駆動制御回路を示すもので、前述の第1
の実施形態とは異なる点は、入力抵抗R412,R42
2にはΡNΡトランジスタQ423,Q413を並列に
接続せず、新たにΡNΡトランジスタQ415,Q42
5を抵抗R411,R421にそれぞれ並列に接続した
ものである。具体的には、ΡNΡトランジスタQ415
のエミッタとコレクタを抵抗R411に並列に接続し、
このトランジスタQ415の制御端子であるベースをレ
ベルシフト回路の第2の高耐圧MOSFETQ421の
ソースと抵抗R421の接続点に接続し、また入力抵抗
R421にスイッチング素子の一例であるPNPトラン
ジスタQ425のエミッタとコレクタを並列に接続し、
このトランジスタQ425の制御端子であるベースをレ
ベルシフト回路の第1の高耐圧MOSFETQ411の
ソースと抵抗R411の接続点に接続した点である。
【0028】以上述べた第3の実施形態によれば、レベ
ルシフト回路5uの高耐圧MOSFETQ411,Q4
11、に変位電流が流れた時、抵抗R411、R421
を短絡し、PMOSFETQ412、Q422を働かな
いようにしたものであり、前述の実施形態と同様な作用
効果が得られる。
ルシフト回路5uの高耐圧MOSFETQ411,Q4
11、に変位電流が流れた時、抵抗R411、R421
を短絡し、PMOSFETQ412、Q422を働かな
いようにしたものであり、前述の実施形態と同様な作用
効果が得られる。
【0029】<第4の実施形態>図4は本発明の第4の
実施形態に係る駆動制御回路を示すもので、前述の第1
の実施形態とは異なる点は、入力抵抗R412,422
に並列に接続されているPNPトランジスタQ413,
Q423のベースの接続位置を、図1のようにせず次の
ように変更したものである。すなわち、PNPトランジ
スタQ413のベースにコンデンサCを直列に介して高
耐圧MOSFETQ411のドレン(接地電位)に接続
し、またPNPトランジスタQ423のベースにコンデ
ンサCを直列に高耐圧MOSFETQ421のドレン
(接地電位)に接続したものである。
実施形態に係る駆動制御回路を示すもので、前述の第1
の実施形態とは異なる点は、入力抵抗R412,422
に並列に接続されているPNPトランジスタQ413,
Q423のベースの接続位置を、図1のようにせず次の
ように変更したものである。すなわち、PNPトランジ
スタQ413のベースにコンデンサCを直列に介して高
耐圧MOSFETQ411のドレン(接地電位)に接続
し、またPNPトランジスタQ423のベースにコンデ
ンサCを直列に高耐圧MOSFETQ421のドレン
(接地電位)に接続したものである。
【0030】以上述べた第4の実施形態のPNPトラン
ジスタQ413,Q423のベース電流(変位電流)は
コンデンサCをそれぞれ通して流れ、第1の実施形態と
同様の作用効果が得られる。
ジスタQ413,Q423のベース電流(変位電流)は
コンデンサCをそれぞれ通して流れ、第1の実施形態と
同様の作用効果が得られる。
【0031】図5は図4のPNPトランジスタQ413
とコンデンサC、PNPトランジスタQ423とコンデ
ンサCの構成を、誘電体分離基板で形成した場合であ
る。具体的には、Si基板の上にSiO2 を形成し、こ
のSiO2 の上にP形領域を有するSi層を形成すると
共に、Si層の所望の位置にトレンチ溝を形成し、トレ
ンチ溝にSiO2 を充填し、該Si層の一部に該トレン
チ溝と異なる領域にコレクタ端子を形成すると共に、P
形領域およびN形領域を選択的に形成し、かつこの選択
的に形成されたN形領域およびP形領域にベース端子お
よびエミッタ端子をそれぞれ形成する。
とコンデンサC、PNPトランジスタQ423とコンデ
ンサCの構成を、誘電体分離基板で形成した場合であ
る。具体的には、Si基板の上にSiO2 を形成し、こ
のSiO2 の上にP形領域を有するSi層を形成すると
共に、Si層の所望の位置にトレンチ溝を形成し、トレ
ンチ溝にSiO2 を充填し、該Si層の一部に該トレン
チ溝と異なる領域にコレクタ端子を形成すると共に、P
形領域およびN形領域を選択的に形成し、かつこの選択
的に形成されたN形領域およびP形領域にベース端子お
よびエミッタ端子をそれぞれ形成する。
【0032】以上のようにSi基板とSi層の間および
活性層と異なる領域にあるトレンチ溝によって図5のコ
ンデンサCを形成することにより、高耐圧のコンデンサ
Cを容易に製作可能となる。
活性層と異なる領域にあるトレンチ溝によって図5のコ
ンデンサCを形成することにより、高耐圧のコンデンサ
Cを容易に製作可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、インバータ
等の電力変換器を構成するスイッチング素子と該スイッ
チング素子を駆動するための駆動回路の電位が変動した
時、該駆動回路の入力抵抗を並列に接続した抵抗短絡用
スイッチング素子の制御端子に変位電流が流れ、この抵
抗短絡用スイッチング素子がオン状態となり、該入力抵
抗を短絡するため、誤動作が防止され信頼性の高い電力
変換装置を提供することができる。
等の電力変換器を構成するスイッチング素子と該スイッ
チング素子を駆動するための駆動回路の電位が変動した
時、該駆動回路の入力抵抗を並列に接続した抵抗短絡用
スイッチング素子の制御端子に変位電流が流れ、この抵
抗短絡用スイッチング素子がオン状態となり、該入力抵
抗を短絡するため、誤動作が防止され信頼性の高い電力
変換装置を提供することができる。
【図1】本発明の電力変換装置の第1の実施形態の一部
を示す回路図。
を示す回路図。
【図2】本発明の電力変換装置の第2の実施形態の一部
を示す回路図。
を示す回路図。
【図3】本発明の電力変換装置の第3の実施形態の一部
を示す回路図。
を示す回路図。
【図4】本発明の電力変換装置の第4の実施形態の一部
を示す回路図。
を示す回路図。
【図5】本発明の第4の実施形態に使用するPNPトラ
ンジスタとコンデンサの断面図。
ンジスタとコンデンサの断面図。
【図6】従来の3相インバータを使用したブラシレス直
流モータの駆動制御回路を示す回路図。
流モータの駆動制御回路を示す回路図。
【図7】従来の電力変換装置の課題を説明するためのブ
ラシレス直流モータの駆動制御回路の一部を示す回路
図。
ラシレス直流モータの駆動制御回路の一部を示す回路
図。
【図8】従来および本発明の実施形態に使用するラッチ
回路の動作を説明するためのタイムチャート。
回路の動作を説明するためのタイムチャート。
1…直流電源、 2u〜2z…IGBTからなる出力素子、 3u〜3z…ダイオード、 4u〜4w…第1の駆動回路、 4x〜4z…第2の駆動回路、 5u〜5w…レベルシフト回路、 6…制御回路、 7u〜7w…ダイオード7du〜7dwとコンデンサ7
cu〜7cwからなる電力供給回路、 8…電流検出用抵抗、 R411,R421…抵抗、 R412,R42…入力抵抗、 Q411,Q421…高耐圧MOSFET、 Q412,Q422…MOSFET、 LH…ラッチ回路、 Q413,Q423…NPNトランジスタ、 Q414,Q424…PチャンネルMOSFET、 Q415,Q425…NPNトランジスタ、 C…コンデンサ。
cu〜7cwからなる電力供給回路、 8…電流検出用抵抗、 R411,R421…抵抗、 R412,R42…入力抵抗、 Q411,Q421…高耐圧MOSFET、 Q412,Q422…MOSFET、 LH…ラッチ回路、 Q413,Q423…NPNトランジスタ、 Q414,Q424…PチャンネルMOSFET、 Q415,Q425…NPNトランジスタ、 C…コンデンサ。
Claims (5)
- 【請求項1】 主電源と、 複数の半導体スイッチング素子からなる出力素子により
構成され、前記主電源からの電力を電力変換して負荷に
供給する電力変換器と、 半導体スイッチング素子と入力抵抗からなり、前記電力
変換器の出力素子の制御端子に駆動信号を与える駆動回
路と、 前記駆動回路と前記電力変換器の出力素子より高電位で
あって前記駆動回路の半導体スイッチング素子の制御端
子に制御信号を供給するものであって高耐圧半導体スイ
ッチング素子からなるレベルシフト回路と、 前記入力抵抗に並列に短絡用半導体スイッチングが接続
され、前記駆動回路と前記電力変換器の出力素子の電位
が変動した時、流れる変位電流が前記レベルシフト回路
を介して前記短絡用半導体スイッチングの制御端子に流
れるようにすると共に、前記入力抵抗を短絡する短絡手
段と、 を具備した電力変換装置。 - 【請求項2】 主電源と、 複数の半導体スイッチング素子からなる出力素子により
構成され、前記主電源からの電力を電力変換して負荷に
供給する電力変換器と、 前記出力素子をオン状態にするための第1回路と、前記
出力素子をオフ状態にするための第2回路からなり、第
1および第2回路はそれぞれ半導体スイッチング素子と
入力抵抗から構成された駆動回路と、 2個の高耐圧半導体スイッチング素子を備え、各々は前
記駆動回路と前記電力変換器の出力素子より高電位であ
って前記駆動回路の半導体スイッチング素子の制御端子
にそれぞれ制御信号を供給するレベルシフト回路と、 前記各入力抵抗に並列に短絡用半導体スイッチングがそ
れぞれ接続され、該各短絡用半導体スイッチングの制御
端子がそれぞれを前記駆動回路の相手側の回路に接続さ
れ、前記電力変換器の出力素子の電位が変動した時、流
れる変位電流が前記レベルシフト回路を介して前記短絡
用半導体スイッチングの制御端子に流れるようにすると
共に、前記入力抵抗を短絡する短絡手段と、 を具備した電力変換装置。 - 【請求項3】 前記短絡手段は、PNPトランジスタま
たはPチャネルMOSFETであることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の電力変換装置。 - 【請求項4】 前記短絡手段は、PNPトランジスタの
ベースと接地電位の間に接続したコンデンサで構成した
したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電
力変換装置。 - 【請求項5】 前記PNPトランジスタと前記コンデン
サは、誘電体分離基板で構成し、活性層と他の領域をト
レンチ溝により分離されていることを特徴とする請求項
4記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053242A JPH09247959A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8053242A JPH09247959A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247959A true JPH09247959A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12937335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8053242A Pending JPH09247959A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101225023B1 (ko) * | 2006-05-22 | 2013-01-22 | 주식회사 동서전자 | 단상 bldc 모터 구동장치 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP8053242A patent/JPH09247959A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101225023B1 (ko) * | 2006-05-22 | 2013-01-22 | 주식회사 동서전자 | 단상 bldc 모터 구동장치 |
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