JPH09247160A - 回線試験装置及び方法 - Google Patents

回線試験装置及び方法

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JPH09247160A
JPH09247160A JP4996396A JP4996396A JPH09247160A JP H09247160 A JPH09247160 A JP H09247160A JP 4996396 A JP4996396 A JP 4996396A JP 4996396 A JP4996396 A JP 4996396A JP H09247160 A JPH09247160 A JP H09247160A
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裕亮 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】折り返し点を複数回にわたり変更しながら回線
試験を行うことなく、間欠障害の被擬区間も特定でき、
長時間試験も容易にでき、低稼働で故障までに至らない
エラーや間欠故障の被擬区間を特定する。 【解決手段】中継交換装置から、両加入者交換装置で折
り返し、または両終端装置で折り返し、または両端末で
折り返す試験ループを構成し、中継交換装置の送信装置
から試験セル(フレーム)にシーケンス番号を付与して
順次送出し、交換装置に設けられた試験セル監視機能で
試験セルを監視し、損失した試験セルのシーケンス番号
が保持されている試験ループ上の試験セル監視機能内の
蓄積エリアを検出することにより、被擬区間の特定を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障に至らないエ
ラーや間欠故障の発生した区間を特定することができる
回線試験装置及びその試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線試験方法で、故障に至らない
エラーや間欠故障等が発生したときに、故障点の区間を
特定するためには、複数回の試験を行う等、面倒な操作
が必要であり、しかも結局、故障点の区間を特定できな
いこともあった。図5は、従来の回線試験方法を実施す
る場合の一例を示す装置構成図であり、図6は、図5に
おける試験機能部の詳細ブロック図である。ここでは、
固定長セルを用いたATM方式による回線試験方法を説
明する。図5において、550と556は端末装置、5
51と555は通信網を終端する終端装置、552と5
54は端末を収容する加入者交換装置、553は加入者
交換装置間の中継交換を行う中継交換装置、501,5
12,506及び507は端末装置と終端装置を接続す
るケーブル、502,511,505及び508は終端
装置と加入者交換装置を接続する伝送路、503,51
0,504及び509は加入者交換装置と中継交換装置
を接続する中継伝送路、513,514,515,51
6,517及び518は折り返し設定を実施された時の
折り返し経路、Tは試験セル送出部、試験セル受信部及
び試験結果判定部からなる試験機能部である。図6にお
いて、600は試験機能部T、603,604は送信お
よび受信される試験セル、601は送出する試験セルの
ペイロードフィールドの一部にシーケンス番号を付与
し、当該シーケンス番号を初期値から1ずつ増加させな
がら発生送出する機能を備えた試験セル送出部S、60
2は受信セルのペイロードフィールドの一部に書き込ま
れたシーケンス番号を読出す機能を備えた試験セル受信
部R、605は試験セル受信部Rで読出したシーケンス
番号が欠落せずに連続して受信されていることを確認し
て、導通試験の成否を判定する試験結果判定部Cであ
る。
【0003】端末装置550と556間の通信におい
て、故障までに至らないエラーや間欠故障等が発生した
が、警報転送等では故障点の特定ができなかった場合に
は、次の(1)〜(6)の手順で終端装置551と55
5間の被擬区間を特定していた。 (1)先ず、中継交換装置553と端末装置550間の
導通を確認するために、T−510−511−512−
513−501−502−503−Tの経路で試験ルー
プを構成する。図6における試験セル受信部(R)60
2を受信可能状態にし、試験セル送出部(S)601か
らペイロードフィールドの一部にシーケンス番号を付与
して、当該シーケンス番号を初期値1から1ずつ増加さ
せながら試験セルを、例えば1,000,000個発生
して送出する。試験セル受信部602で読出した試験セ
ルのシーケンス番号を図6の試験結果判定部(C)60
5に渡して、当該試験結果判定部605において受信セ
ルのシーケンス番号が欠落することなく、連続して受信
していることを確認することにより導通試験が正常であ
ったことを判断する。 (2)次に、図5の中継交換装置553と終端装置55
1間の導通を確認するために、T−510−511−5
14−502−503−Tで試験ループを構成する。図
6における試験セル受信部602を、受信可能状態にす
る。試験セル送出部601からペイロードフィールドの
一部にシーケンス番号を付与し、当該シーケンス番号を
初期値1から1ずつ増加させながら試験セルを、例えば
1,000,000個を発生させて送出する。試験セル
受信部602で読出した試験セルのシーケンス番号を試
験結果判定部605に渡し、当該試験結果判定部605
において受信セルのシーケンス番号が欠落することなく
連続して受信していることを確認することにより、導通
試験が正常であったと判断する。
【0004】(3)次に、図5の中継交換装置553と
加入者交換装置552間の導通を確認するために、T−
510−515−503−Tで試験ループを構成する。
図6における試験セル受信部602を、受信可能状態に
する。次に、試験セル送出部601からペイロードフィ
ールドの一部にシーケンス番号を付与し、当該シーケン
ス番号を初期値から1ずつ増加させながら試験セルを、
例えば1,000,000個を発生させて、送出する。
試験セル受信部602で読出した試験セルのシーケンス
番号を試験結果判定部605に渡して、当該試験結果判
定部605において受信セルのシーケンス番号が欠落す
ることなく連続して受信していることを確認することに
より、導通試験が正常であったと判断する。 (4)一方、図5の中継交換装置553と端末装置55
6間の導通を確認するために、T−504−505−5
06−518−507−508−509−Tの経路で試
験ループを構成する。図6の試験セル受信部602を受
信可能状態にする。図6の試験セル送出部601からペ
イロードフィールドの一部にシーケンス番号を付与し、
当該シーケンス番号を初期値1から1ずつ増加させなが
ら試験セルを、例えば1,000,000個を発生させ
て送出する。試験セル受信部602で読出した試験セル
のシーケンス番号を試験結果判定部605に渡し、当該
試験結果判定部605において受信セルのシーケンス番
号が欠落することなく連続して受信していることを確認
することにより、導通試験が正常であったと判断する。
【0005】(5)次に、図5の中継交換装置553と
終端装置555間の導通を確認するために、T−504
−505−517−508−509−Tの経路で試験ル
ープを構成する。図6の試験セル受信部602を受信可
能状態にし、試験セル送出部601からペイロードフィ
ールドの一部にシーケンス番号を付与し、当該シーケン
ス番号を初期値1から1ずつ増加させながら試験セル
を、例えば1,000,000個を発生させて送出す
る。試験セル受信部602で読出した試験セルのシーケ
ンス番号を試験結果判定部605に渡し、当該試験結果
判定部605において受信セルのシーケンス番号が欠落
することなく連続して受信していることを確認すること
により、導通試験が正常であったと判断する。 (6)次に、図5の中継交換装置553と加入者交換装
置554間の導通を確認するために、T−504−51
6−509−Tの経路で試験ループを構成する。図6の
試験セル受信部602を受信可能状態にする。図6の試
験セル送出部601からペイロードフィールドの一部に
シーケンス番号を付与し、当該シーケンス番号を初期値
1から1ずつ増加させながら試験セルを、例えば1,0
00,000個を発生させ送出する。試験セル受信部6
02で読出した試験セルのシーケンス番号を試験結果判
定部605に渡し、当該試験結果判定部605において
受信セルのシーケンス番号が欠落することなく連続して
受信していることを確認することにより、導通試験が正
常であったと判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような回線試験方法を実施すると、次のような問題点が
発生する。すなわち、折り返し点を複数回にわたって
変更しながら回線試験を実施する必要があること、間
欠障害の場合には、被擬区間が特定できないこと、長
時間の試験が困難であること、同時に複数の区間の試
験を実施するのは困難であること、等である。本発明の
目的は、これら従来の課題を解決し、故障までに至らな
いエラーや間欠故障の発生した被擬区間を特定する場合
に、低稼働で被擬区間を特定することが可能な回線試験
装置及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の回線試験装置では、試験セルまたはフレー
ムのペイロード部(ユーザデータ部)にシーケンス番号
を記入するフィールドを設け、そのフィールドにシーケ
ンス番号を初期値から1ずつ増加させながら記入し、試
験セルまたはフレームを発生させて送出する機能、及び
その試験セルまたはフレームを受信消滅する機能を備え
た試験セル(フレーム)送受信機能を、図1に示す中継
交換装置153内に設け、図1に示すA,B、C,D、
E,F,G,H、I,J、K,L中を通過する試験セル
またはフレームを監視するモニタ機能、及び損失した試
験セルまたはフレームのシーケンス番号を蓄積する損失
セル(フレーム)蓄積エリア及びその試験セル毎または
フレーム毎のシーケンス番号の連続性で損失を判定し、
シーケンス番号の欠落が判明した場合にのみ、損失セル
(フレーム)蓄積エリアにシーケンス番号を書き込む試
験セル(フレーム)監視機能を、図1に示すA,B,
C,D,E,F,G,H,I,J,K,L内にそれぞれ
設ける。そして、回線試験構成としては、図1に示すT
ST−J−110−K−L−115−A−B−103−
C−D−104−E−F−116−G−H−109−I
−TSTの試験ループ、またはTST−J−110−K
−L−111−114−102−A−B−103−C−
D−104−E−F−105−117−108−G−H
−109−I−TSTの試験ループ、またはTST−J
−110−K−L−111−112−113−101−
102−A−B−103−C−D−104−E−F−1
05−106−118−107−108−G−H−10
9−I−TSTの試験ループを構成し、損失した試験セ
ルのシーケンス番号が保持されている当該試験ループ上
のA,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L中
に具備されている損失セル蓄積エリアを相互比較するこ
とにより、被擬区間の特定を行うことを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。本実施例では、固定長セルを用い
てATM方式に適用して実施した場合を説明する。な
お、フレームを用いたフレームリレー方式の場合も全く
同じように実施することが可能である。図1は、本発明
の一実施例を示す回線試験方法を用いた回線試験ループ
の構成図である。図1において、150と156は端末
装置、151と155は通信網を終端する終端装置、1
52と154は端末を収容する加入者交換装置、153
は加入者交換装置の中継を行う中継交換装置、101,
112,106及び107は端末と終端装置を接続する
ケーブル、102,111,105及び108は終端装
置と加入者交換装置を接続する伝送路、103,11
0,104及び109は加入者交換装置と中継交換装置
を接続する中継伝送路、113,114,115,11
6,117及び118は折り返し設定状態での折り返し
経路、A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,
Lはモニタ機能及び試験セル監視機能及び損失セル蓄積
エリアからなる試験機能部、160は各交換装置の操作
及び監視を行うオペレーション装置、TSTは試験セル
送受信機能である。
【0009】図2は、図1におけるモニタ機能及び試験
セル監視機能及び損失セル蓄積エリアの詳細構成図であ
る。図2において、200は試験機能部、201は試験
機能部200を通過する試験セルを監視するモニタ機能
部、203は交換装置内の記憶装置、204は記憶装置
203に割り当てられた損失セル蓄積エリアである。ま
た、損失セル蓄積エリア204内のSEQ1,SEQ
2,・・・,SEQnは損失した試験セルのシーケンス
番号を保持する蓄積テーブル、202はモニタ機能で読
出された試験セルのペイロード部のシーケンス番号の連
続性を監視し、損失が発生した場合にのみ当該試験セル
のシーケンス番号を損失セル蓄積エリア204に保持す
る機能を備えた試験セル監視機能部である。これらの試
験機能部200が、中継交換装置153、加入者交換装
置152,154にそれぞれ4個ずつ設けられている。
図3は、図1における試験セル送受信機能の詳細ブロッ
ク図である。図3において、300は試験セル送受信機
能部、301は試験セルのペイロードフィールドの一部
にシーケンス番号を付与し、当該シーケンス番号を初期
値から1ずつ増加させながら発生させ、送出する機能を
備えた試験セル送出部、302は試験セル受信消滅部、
303はペイロードフィールドの一部にシーケンス番号
を付与され、試験セル送出部301から送出された試験
セル、304は前述の試験ルートから返ってきた試験セ
ルである。なお、試験セル受信消滅部302は、図2で
示した試験機能部200と同等の機能を包含することも
可能である。このような試験セル送受信機能300が、
中継交換装置153に設けられている。
【0010】図4は、本発明に使用される試験セルの構
成例を示す図である。図4において、400は試験セル
のシーケンス番号を記入するSEQフィールドで、例え
ば5バイト長を確保している。Payloadは、ペイ
ロードフィールドである。試験セルのヘッダ部(Hea
der)は、ITU−T勧告I.361に示されている
構成であって、VPIはVirtual Path I
D、VCIはVirtual Connection
ID、PTはPayloadType、CLPはCel
l Loss Priority、HECはHeade
r Error Controlである。図7は、図1
に示した交換装置の操作、監視を行うオペレーション装
置の詳細ブロック図である。図7において、700はオ
ペレーション装置、701はオペレーション装置に備え
られた記憶装置、702は試験結果収集エリア、702
A,702B、・・・、702Lは試験セルの損失の有
無を示す試験結果収集フラグである。
【0011】以下、固定長セルを用いるATM方式の場
合を例にとって説明する。図1において、一方の端末1
50と他方の端末156の間の通信で、故障まで至らな
いエラーや、間欠故障等が発生したが、警報転送等では
故障点の特定ができなかった場合には、一方の終端装置
151と他方の終端装置155間において、次の手順
(1)〜(5)で被擬区間を特定する。 (1)回線試験ルートとして、ここでは図1に示すTS
T−J−110−K−L−111−114−102−A
−B−103−C−D−104−E−F−105−11
7−108−G−H−109−I−TSTで構成する。
例えば、回線試験用の論理パスとして、ユーザーパスと
同一の物理回線上で、ユーザーパスと同一のVPI値及
びVCI値を使用して回線試験用の論理パスを構成す
る。なお、回線試験用の論理パスとして、ユーザーパス
と同一の物理回線上で、回線試験用に別途、VPI値及
びVCI値を使用して回線試験用の論理パスを構成する
ことも可能である。 (2)図1に示した各交換装置152,153,154
内の試験機能部A,B,C,D,E,F,G,H,I,
J,K,Lに備えられている試験セルモニタ機能201
及び試験セル監視機能202(以上、図2参照)を動作
させ、損失セル蓄積エリア204を全て‘0’に初期化
する。
【0012】(3)図1に示す試験セル送受信機能部T
ST内の試験セル受信部Rを動作させ、当該試験セル送
受信機能TSTからペイロード部にシーケンス番号を記
入するフィールド(400)を設けて、当該フィールド
にシーケンス番号を初期値1から1ずつ増加させなが
ら、例えば1,000,000個の試験セルを発生さ
せ、上記回線試験ルートに送出する。 (4)例えば、図1において、試験セル送受信装置TS
Tから送出されたシーケンス番号1000を付与した試
験セルが、中継伝送路109において1個損失したもの
と仮定する。このとき、中継交換装置153内の試験機
能部I中の試験セル監視機能部202において、シーケ
ンス番号1000が検出されないため、当該シーケンス
番号1000を付与した試験セルは損失したものと判断
し、当該シーケンス番号1000を試験機能部I内の損
失セル蓄積エリア204(図2参照)の蓄積テーブルS
EQ1に書き込み、それを保持する。しかし、試験機能
部J,K,L,A,B,C,D,E,F,G,Hでは、
損失セルは検出されないため、損失セル蓄積エリア20
4にはシーケンス番号は保持されていない。
【0013】(5)試験セル送出完了の後、図7に示す
オペレーション装置700から図1に示す各交換装置1
52,153,154に具備された損失セル蓄積エリア
204(図2参照)の蓄積テーブルSEQ1,SEQ
2,・・,SEQnにシーケンス番号が保持されている
か否かを、J,K,L,A,B,C,D,E,F,G,
H,Iの順序で確認する。例えば、損失セル蓄積エリア
204にシーケンス番号が保持されていた場合には、オ
ペレーション装置700に具備された記憶装置701
(図7参照)に割り当てた各モニタ点A,B,C,D,
E,F,G,H,I,J,K,L毎の試験結果収集フラ
グ702A,702B,・・702Lにフラグ1を書き
込む。本実施例では、J,K,L,A,B,C,D,
E,F,G,H,Iの順序で損失シーケンス番号を確認
すると、J,K,L,A,B,C,D,E,F,G,H
内の損失セル蓄積エリア204には、シーケンス番号は
保持されていないので、試験結果収集エリア702内の
試験結果収集フラグ702A,702B,702C,7
02D,・・・702Lには1は書き込まれないが、前
述の(4)の説明で、中継伝送路109で試験セルが損
失したという仮定により、試験機能部I中の損失セル蓄
積エリア204の蓄積テーブルSEQ1には、シーケン
ス番号1000が保持されていることが判明するので、
試験結果収集フラグ702Iにフラグ1を書き込む。
【0014】試験機能部Iの試験結果収集フラグ702
Iには、試験セルが損失したことを示すフラグが保持さ
れており、かつ前段の試験機能部Hの試験結果収集フィ
ールドより手前には、フラグが保持されていないことに
より、区間H−Iを被擬区間として特定する。オペレー
ション装置700の試験結果収集エリア702は、交換
装置152,153,154に包含して試験結果を判定
することができるのは勿論である。すなわち、本実施例
では、1度の回線試験の実施だけで、故障までに至らな
いエラーや間欠故障の発生した被擬区間を特定すること
ができる。実施例では、固定長セルを用いたATM方式
に適用した場合を説明したが、フレームを用いるフレー
ムリレー方式に適用した場合でも全く同じであることは
勿論である。また、試験ルートとして、終端装置15
1,155で折り返すルートで説明したが、その他に
も、TST−J−110−K−L−115−A−B−1
03−C−D−104−E−F−116−G−H−10
9−I−TSTの試験ルート、つまり加入者交換装置1
52,154で折り返すルート、及びTST−J−11
0−K−L−111−112−113−101−102
−A−B−103−C−D−104−E−F−105−
106−118−107−108−G−H−109−I
−TSTの試験ルート、つまり端末装置150,156
で折り返すルートを使用した回線試験も実施することが
できるのは勿論である。また、実施例では、試験セルま
たはフレーム送受信機能TSTを中継交換装置153内
に配置したが、送受信機能を交換装置の外部に取り付け
ることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
故障までに至らないエラーや間欠故障の発生した被擬区
間を特定するための回線試験を、折り返し点を複数回に
わたって変更しながら回線試験を実施することがなく、
低稼働で実施ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回線試験ルートの構成
図である。
【図2】図1における各交換装置に配備されたモニタ機
能、損失セル監視機能及び損失セル蓄積エリアを有する
試験機能部の詳細ブロック図である。
【図3】図1における試験セル送受信機能の詳細ブロッ
ク図である。
【図4】本発明で使用される試験セルの構造図である。
【図5】従来の回線試験方法を示す試験ルートの構成図
である。
【図6】図5における試験セル送受信機能部の詳細ブロ
ック図である。
【図7】図1におけるオペレーション装置の詳細ブロッ
ク図である。
【符号の説明】 101,112,106,107…端末と終端装置を接
続するケーブル、102,111,105,108…終
端装置と加入者交換装置間の伝送路、103,110,
104,109…中継交換装置と加入者交換装置間の伝
送路、150,156…端末装置、151,154…加
入者交換装置。153…中継交換装置、160…オペレ
ーション装置、A,B,C,D,E,F,G,H,I,
J,K,L…試験機能部、TST…試験セル(フレー
ム)送受信部、200…試験機能部、201…モニタ機
能部、202…試験セル(フレーム)監視部、203…
記憶装置、204…損失セル(フレーム)蓄積エリア、
205…試験セル、SEQ1,SEQ2,・・,SEQ
n…蓄積テーブル、300…試験セル(フレーム)送受
信部、301…試験セル送信部、302…試験セル受信
部、303,304…試験セル(フレーム) 400…シーケンスフィールド部、700…オペレーシ
ョン装置、701…記憶装置、702…試験結果収集エ
リア、701A,701B,・・・,701L…試験結
果収集フラグ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定長のセルを用いるATM方式、または
    フレームを用いるフレームリレー方式により通信を行う
    交換機に具備された回線試験装置であって、 ペイロード部にシーケンス番号が記入された試験セルま
    たはフレームの損失判定のため、試験ループの複数箇所
    に配置され、該試験セル毎またはフレーム毎のシーケン
    ス番号の連続性をそれぞれ判定し、シーケンス番号の欠
    落により、損失したと判断された試験セルまたはフレー
    ムのシーケンス番号を蓄積エリアに保持する試験セルま
    たはフレーム監視機能部と、 該試験セルまたはフレームのシーケンス番号を初期値か
    ら1ずつ増加させながら複数の試験セルまたはフレーム
    を発生し、発生した該試験セルまたはフレームを上記試
    験ループに順次送出するとともに、該試験ループを巡環
    して戻ってきた該試験セルまたはフレームを受信・消滅
    する試験セルまたはフレーム送受信機能部と、 上記試験セルまたはフレーム監視機能部の蓄積エリアに
    保持されている欠落試験セルまたはフレームのシーケン
    ス番号を読出し、試験セルまたはフレーム監視機能部対
    応の記憶エリアに、読出されたシーケンス番号の有無を
    記憶して、被擬区間特定のための情報とする試験結果収
    集機能部とを有することを特徴とする回線試験装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の回線試験装置において、
    前記試験セルまたはフレームのペイロード部にシーケン
    ス番号を記入するフィールドを設け、 当該フィールドにシーケンス番号を初期値から1ずつ増
    加させながら試験セルまたはフレームを発生させ、該試
    験セルまたはフレームを試験ループに送出するととも
    に、当該セルまたはフレームを受信・消滅させる試験セ
    ルまたはフレーム送受信機能部を、交換装置の外部に取
    り付けることを特徴とする回線試験装置。
  3. 【請求項3】回線試験機能部を具備する交換装置を用
    い、固定長のセルを用いるATM方式、またはフレーム
    を用いるフレームリレー方式により通信を行う通信シス
    テムの回線試験方法において、 ユーザ端末を含むユーザ通信回線、または回線終端装置
    におけるユーザ端末を切り離すような折り返し状態のユ
    ーザ通信回線、またはユーザ端末を収容する加入者交換
    装置においてユーザ端末を切り離すような折り返し状態
    のユーザ通信回線が、それぞれ構成する試験ループ上の
    一点に試験セルまたはフレームを送受信する試験セルま
    たはフレーム送受信機能部を配置し、 該試験セルまたはフレーム送受信機能部からシーケンス
    番号を付与した試験セルまたはフレームを発生して、該
    試験セルまたはフレームを上記試験ループに送出し、上
    記回線試験機能部を含む該試験ループを巡環して戻って
    きた該試験セルまたはフレームを該試験セルまたはフレ
    ーム送受信機能部により受信・消滅することを特徴とす
    る回線試験方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の回線試験方法において、
    前記試験ループ上を通過する試験セルまたはフレームを
    前記回線試験機能部によりモニタし、該試験セルまたは
    フレームのペイロード部に記入されたシーケンス番号の
    連続性を監視し、該シーケンス番号に欠落があった場合
    には、該試験セルまたはフレームの損失とみなし、該試
    験セルまたはフレームのシーケンス番号を該回線試験機
    能部内に備えられた損失セルまたはフレーム蓄積エリア
    に保持し、 該試験セルまたはフレームの送出完了後、該試験ループ
    を構成する上記回線試験機能部内の試験セルまたはフレ
    ーム蓄積エリアを該試験ループ上の試験セルの進行方向
    の順に損失シーケンス番号の有無を確認し、最初にシー
    ケンス番号が保持された損失セルまたはフレーム蓄積エ
    リアを有する交換装置の回線試験機能部と該機能部の前
    段の交換装置の回線試験機能部の間を被擬区間として特
    定することを特徴とする回線試験方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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