JPH09247088A - 光スイッチ制御装置 - Google Patents
光スイッチ制御装置Info
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- JPH09247088A JPH09247088A JP8050063A JP5006396A JPH09247088A JP H09247088 A JPH09247088 A JP H09247088A JP 8050063 A JP8050063 A JP 8050063A JP 5006396 A JP5006396 A JP 5006396A JP H09247088 A JPH09247088 A JP H09247088A
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- optical switch
- optical
- layer
- switches
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 階層構造をした光スイッチを用いた光交換シ
ステムで回路規模および回路の消費電力を低減させた光
スイッチ制御装置を得ること。 【解決手段】 第2〜第15の光スイッチ212 〜21
15は、第2階層〜第4階層の光スイッチ選択回路252
〜254 に割り振られており、第1の光スイッチ211
に入力した光信号22の経路の切り替えを行う。第2階
層〜第4階層にはそれぞれ光スイッチ駆動回路24と光
スイッチ選択回路25が1つずつ配置されており、光ス
イッチ選択回路25がそれぞれの階層の全光スイッチ2
1を択一的に選択するので、全光スイッチ212 〜21
15を個別に制御して経路を切り換える場合と比べて回路
規模が簡素になり、その消費電力を低減させることが可
能になる。
ステムで回路規模および回路の消費電力を低減させた光
スイッチ制御装置を得ること。 【解決手段】 第2〜第15の光スイッチ212 〜21
15は、第2階層〜第4階層の光スイッチ選択回路252
〜254 に割り振られており、第1の光スイッチ211
に入力した光信号22の経路の切り替えを行う。第2階
層〜第4階層にはそれぞれ光スイッチ駆動回路24と光
スイッチ選択回路25が1つずつ配置されており、光ス
イッチ選択回路25がそれぞれの階層の全光スイッチ2
1を択一的に選択するので、全光スイッチ212 〜21
15を個別に制御して経路を切り換える場合と比べて回路
規模が簡素になり、その消費電力を低減させることが可
能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光交換システムに使
用される光スイッチ制御装置に係わり、詳細には入力さ
れた光信号を任意の経路に切り替えるようにした光スイ
ッチ制御装置に関する。
用される光スイッチ制御装置に係わり、詳細には入力さ
れた光信号を任意の経路に切り替えるようにした光スイ
ッチ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光交換システムで光信号について経路の
切り替えを行うとき、従来では光信号を一度電気信号に
変換し、スイッチ回路を使用して経路の切り替えを行っ
た後、光信号に再び変換するようになっていた。このよ
うな信号の変換操作を行わずに、光信号のままで経路の
切り替えを行う光交換システムの検討が盛んに行われて
いる。特に各種の波長の光を多重化して伝送する光波長
多重通信システムでは、このような直接的な経路の切り
替えが可能になると、多重化した光信号の波長を分離
し、任意の波長の光信号の経路を切り替えるようにする
ことで、所望の波長の光信号を対向ノードへ伝送するこ
とができるようになるので、その研究の進展が注目を集
めている。
切り替えを行うとき、従来では光信号を一度電気信号に
変換し、スイッチ回路を使用して経路の切り替えを行っ
た後、光信号に再び変換するようになっていた。このよ
うな信号の変換操作を行わずに、光信号のままで経路の
切り替えを行う光交換システムの検討が盛んに行われて
いる。特に各種の波長の光を多重化して伝送する光波長
多重通信システムでは、このような直接的な経路の切り
替えが可能になると、多重化した光信号の波長を分離
し、任意の波長の光信号の経路を切り替えるようにする
ことで、所望の波長の光信号を対向ノードへ伝送するこ
とができるようになるので、その研究の進展が注目を集
めている。
【0003】図3は、従来提案された一般的な光スイッ
チ制御装置を表わしたものである。この光スイッチ制御
装置は、1対2の信号選択機能を有する第1〜第15の
光スイッチ111 〜1115を使用して1対16の経路選
択を実現するものである。これらの光スイッチ111 〜
1115は、第1の光スイッチ111 を頂上として順次枝
分かれした全部で4階層のツリー構造をしている。それ
ぞれの光スイッチ11 1 〜1115は出力ポートAと出力
ポートBの2つの出力ポートを備えており、第1階層の
第1の光スイッチ111 の出力ポートAは、第2階層の
第2の光スイッチ112 の入力ポートに接続されてお
り、第1の光スイッチ111 の出力ポートBは第3の光
スイッチ113 の入力ポートに接続されている。以下、
第2階層の光スイッチ112 が第3階層の光スイッチ1
14 、115 と接続され、他の第2階層の光スイッチ1
13 が第3階層の光スイッチ116 、117 と接続され
ている。以下同様にして第4階層までの接続が行われて
いる。
チ制御装置を表わしたものである。この光スイッチ制御
装置は、1対2の信号選択機能を有する第1〜第15の
光スイッチ111 〜1115を使用して1対16の経路選
択を実現するものである。これらの光スイッチ111 〜
1115は、第1の光スイッチ111 を頂上として順次枝
分かれした全部で4階層のツリー構造をしている。それ
ぞれの光スイッチ11 1 〜1115は出力ポートAと出力
ポートBの2つの出力ポートを備えており、第1階層の
第1の光スイッチ111 の出力ポートAは、第2階層の
第2の光スイッチ112 の入力ポートに接続されてお
り、第1の光スイッチ111 の出力ポートBは第3の光
スイッチ113 の入力ポートに接続されている。以下、
第2階層の光スイッチ112 が第3階層の光スイッチ1
14 、115 と接続され、他の第2階層の光スイッチ1
13 が第3階層の光スイッチ116 、117 と接続され
ている。以下同様にして第4階層までの接続が行われて
いる。
【0004】第1〜第15の光スイッチ111 〜1115
には、これらに1対1で対応し個別にこれらの経路を切
り替えるために用意された第1〜第15の光スイッチ駆
動回路121 〜1215が接続されている。それぞれの光
スイッチ駆動回路121 〜1215に対する電流がオフの
状態では、これらはそれぞれ出力ポートA側を選択して
おり、電流がオンの状態では出力ポートB側を選択する
ようになっている。光経路選択信号13を入力する光経
路選択回路14は、これらの光スイッチ111〜1115
を個別にオン・オフ制御するための15ライン分の制御
信号15を出力するようになっている。これらはそれぞ
れの階層の光スイッチ駆動回路121 〜1215に供給さ
れるようになっている。
には、これらに1対1で対応し個別にこれらの経路を切
り替えるために用意された第1〜第15の光スイッチ駆
動回路121 〜1215が接続されている。それぞれの光
スイッチ駆動回路121 〜1215に対する電流がオフの
状態では、これらはそれぞれ出力ポートA側を選択して
おり、電流がオンの状態では出力ポートB側を選択する
ようになっている。光経路選択信号13を入力する光経
路選択回路14は、これらの光スイッチ111〜1115
を個別にオン・オフ制御するための15ライン分の制御
信号15を出力するようになっている。これらはそれぞ
れの階層の光スイッチ駆動回路121 〜1215に供給さ
れるようになっている。
【0005】一方、光信号17は第1階層の第1の光ス
イッチ111 の入力ポートに入力され、第4の階層の第
8〜第15の光スイッチ118 〜1115の合計16個の
出力ポートのいずれかから光信号161 〜1616として
出力するようになっている。例えば光信号17が第15
の光スイッチ1115から光信号1616として出力するた
めには、第1の光スイッチ111 、第3の光スイッチ1
13 、第7の光スイッチ117 および第15の光スイッ
チ1115のそれぞれに対する駆動電流がオンになる必要
があり、残りの光スイッチ112 、114 〜116 、1
18 〜1114に対する駆動電流はそれぞれオフとなる必
要がある。
イッチ111 の入力ポートに入力され、第4の階層の第
8〜第15の光スイッチ118 〜1115の合計16個の
出力ポートのいずれかから光信号161 〜1616として
出力するようになっている。例えば光信号17が第15
の光スイッチ1115から光信号1616として出力するた
めには、第1の光スイッチ111 、第3の光スイッチ1
13 、第7の光スイッチ117 および第15の光スイッ
チ1115のそれぞれに対する駆動電流がオンになる必要
があり、残りの光スイッチ112 、114 〜116 、1
18 〜1114に対する駆動電流はそれぞれオフとなる必
要がある。
【0006】なお、特開昭63−299538号公報に
記載された光スイッチ回路では、駆動回路と論理回路を
使用して複数個の発光素子を選択的に変調する技術が開
示されている。
記載された光スイッチ回路では、駆動回路と論理回路を
使用して複数個の発光素子を選択的に変調する技術が開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した例は光ス
イッチ制御装置を用いて1対16の経路選択を実現する
ものであるが、このように入力ポートが1つで出力ポー
トが16個の場合には15個の光スイッチ11を必要と
する。光交換システムで光信号の経路数が増加すれば、
これに応じて光スイッチ11をより多く必要とすること
になる。また、光スイッチ11が増加すれば、これらを
個別に駆動するための光スイッチ駆動回路12も同数だ
け必要となる。したがって、現実の光交換システムでは
光スイッチ11および光スイッチ駆動回路12の数が膨
大なものとなり、回路規模が大きくなると共に消費電力
も同様に大きくなるという問題があった。この点は、特
開昭63−299538号公報に記載された発明につい
ても同様である。
イッチ制御装置を用いて1対16の経路選択を実現する
ものであるが、このように入力ポートが1つで出力ポー
トが16個の場合には15個の光スイッチ11を必要と
する。光交換システムで光信号の経路数が増加すれば、
これに応じて光スイッチ11をより多く必要とすること
になる。また、光スイッチ11が増加すれば、これらを
個別に駆動するための光スイッチ駆動回路12も同数だ
け必要となる。したがって、現実の光交換システムでは
光スイッチ11および光スイッチ駆動回路12の数が膨
大なものとなり、回路規模が大きくなると共に消費電力
も同様に大きくなるという問題があった。この点は、特
開昭63−299538号公報に記載された発明につい
ても同様である。
【0008】そこで本発明の目的は、回路規模および回
路の消費電力を低減することのできる光スイッチ制御装
置を提供することをその目的とする。
路の消費電力を低減することのできる光スイッチ制御装
置を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)入力された光信号の経路をそれぞれ切り換え
る複数の光スイッチと、(ロ)これら複数の光スイッチ
を各階層に分けてツリー構造となるように接続する接続
手段と、(ハ)各階層ごとに設けられその階層の光スイ
ッチを駆動する駆動信号を共通して出力する光スイッチ
駆動手段と、(ニ)複数の光スイッチを配置した階層ご
とに用意され光スイッチ駆動手段の出力する駆動信号の
出力先を選択する階層別光スイッチ選択手段とを光スイ
ッチ制御装置に具備させる。
は、(イ)入力された光信号の経路をそれぞれ切り換え
る複数の光スイッチと、(ロ)これら複数の光スイッチ
を各階層に分けてツリー構造となるように接続する接続
手段と、(ハ)各階層ごとに設けられその階層の光スイ
ッチを駆動する駆動信号を共通して出力する光スイッチ
駆動手段と、(ニ)複数の光スイッチを配置した階層ご
とに用意され光スイッチ駆動手段の出力する駆動信号の
出力先を選択する階層別光スイッチ選択手段とを光スイ
ッチ制御装置に具備させる。
【0010】すなわち請求項1記載の発明では、光スイ
ッチをツリー構造で構成した場合の複数の光スイッチが
配置された階層については、光スイッチ駆動手段を1つ
ずつ配置し、これに加えて階層内の光スイッチを選択す
る階層別光スイッチ選択手段を新たに配置することにし
た。この結果として、1つの階層に多くの光スイッチが
配置されている場合であっても、それぞれ1つずつの光
スイッチ駆動手段と階層別光スイッチ選択手段を階層ご
とに用意すればよくなり、回路規模および回路の消費電
力を低減することが可能になる。
ッチをツリー構造で構成した場合の複数の光スイッチが
配置された階層については、光スイッチ駆動手段を1つ
ずつ配置し、これに加えて階層内の光スイッチを選択す
る階層別光スイッチ選択手段を新たに配置することにし
た。この結果として、1つの階層に多くの光スイッチが
配置されている場合であっても、それぞれ1つずつの光
スイッチ駆動手段と階層別光スイッチ選択手段を階層ご
とに用意すればよくなり、回路規模および回路の消費電
力を低減することが可能になる。
【0011】請求項2記載の発明では、それぞれの光ス
イッチが光信号を2つの出力ポートのいずれかに切り替
えて出力する構成のものであることを示している。3つ
あるいはこれ以上の出力ポートを有する光スイッチを使
用することももちろん可能である。
イッチが光信号を2つの出力ポートのいずれかに切り替
えて出力する構成のものであることを示している。3つ
あるいはこれ以上の出力ポートを有する光スイッチを使
用することももちろん可能である。
【0012】請求項3記載の発明では、一例として階層
別光スイッチ選択手段をフォトカプラで構成し、光スイ
ッチ駆動手段が対応するフォトカプラを駆動することに
した。
別光スイッチ選択手段をフォトカプラで構成し、光スイ
ッチ駆動手段が対応するフォトカプラを駆動することに
した。
【0013】
【0014】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例における光スイッ
チ制御装置の構成を表わしたものである。本実施例の回
路は、例えば導波路によって構成されるツリー構造の第
1〜第15の光スイッチ211 〜2115から構成されて
おり、これらが図3で説明した光スイッチ制御装置の場
合と同様に第1〜第4の階層を構成している。すなわ
ち、第1の階層は第1の光スイッチ211 のみからな
り、光信号22を入力するようになっている。第2の階
層は、第2および第3の光スイッチ212 、213から
なる光スイッチ群232 によって構成されている。第3
階層は、第4〜第7の光スイッチ214 〜217 からな
る光スイッチ群233 によって構成されている。最後の
第4階層は、第8〜第15の光スイッチ218 〜2115
からなる光スイッチ群234 によって構成されている。
チ制御装置の構成を表わしたものである。本実施例の回
路は、例えば導波路によって構成されるツリー構造の第
1〜第15の光スイッチ211 〜2115から構成されて
おり、これらが図3で説明した光スイッチ制御装置の場
合と同様に第1〜第4の階層を構成している。すなわ
ち、第1の階層は第1の光スイッチ211 のみからな
り、光信号22を入力するようになっている。第2の階
層は、第2および第3の光スイッチ212 、213から
なる光スイッチ群232 によって構成されている。第3
階層は、第4〜第7の光スイッチ214 〜217 からな
る光スイッチ群233 によって構成されている。最後の
第4階層は、第8〜第15の光スイッチ218 〜2115
からなる光スイッチ群234 によって構成されている。
【0016】ここで第1の光スイッチ211 の出力ポー
トAは第2の光スイッチ212 の入力ポートに接続され
ており、第1の光スイッチ211 の出力ポートBは第2
の光スイッチ212 の入力ポートに接続されている。ま
た、第2の光スイッチ212の出力ポートAは第4の光
スイッチ214 の入力ポートに接続されており、第2の
光スイッチ212 の出力ポートBは第5の光スイッチ2
15 の入力ポートに接続されている。更に第3の光スイ
ッチ213 の出力ポートAは第6の光スイッチ216 の
入力ポートに接続されており、第3の光スイッチ213
の出力ポートBは第7の光スイッチ217 の入力ポート
に接続されている。また、第4の光スイッチ214 の出
力ポートAは第8の光スイッチ218 の入力ポートに接
続されており、第4の光スイッチ214 の出力ポートB
は第9の光スイッチ219 の入力ポートに接続されてい
る。以下同様であり、第1階層から第4階層まで2つず
つ順に枝分かれして各光スイッチ211 〜2115の接続
が行われている。
トAは第2の光スイッチ212 の入力ポートに接続され
ており、第1の光スイッチ211 の出力ポートBは第2
の光スイッチ212 の入力ポートに接続されている。ま
た、第2の光スイッチ212の出力ポートAは第4の光
スイッチ214 の入力ポートに接続されており、第2の
光スイッチ212 の出力ポートBは第5の光スイッチ2
15 の入力ポートに接続されている。更に第3の光スイ
ッチ213 の出力ポートAは第6の光スイッチ216 の
入力ポートに接続されており、第3の光スイッチ213
の出力ポートBは第7の光スイッチ217 の入力ポート
に接続されている。また、第4の光スイッチ214 の出
力ポートAは第8の光スイッチ218 の入力ポートに接
続されており、第4の光スイッチ214 の出力ポートB
は第9の光スイッチ219 の入力ポートに接続されてい
る。以下同様であり、第1階層から第4階層まで2つず
つ順に枝分かれして各光スイッチ211 〜2115の接続
が行われている。
【0017】第1の光スイッチ211 には、第1の光ス
イッチ駆動回路241 が接続されており、その切り替え
の制御が行われる。第2および第3の光スイッチ2
12 、213 の配置された第2の光スイッチ群232 に
対しては、第2の光スイッチ駆動回路242 が第2の光
スイッチ選択回路252 を介して接続されている。第4
〜第7の光スイッチ214 〜217 の配置された第3の
光スイッチ群233 に対しては、第3の光スイッチ駆動
回路243 が第3の光スイッチ選択回路253 を介して
接続されている。更に、第8〜第15の光スイッチ21
8 〜2115の配置された第4の光スイッチ群234 に対
しては、第4の光スイッチ駆動回路244 が第4の光ス
イッチ選択回路254 を介して接続されている。
イッチ駆動回路241 が接続されており、その切り替え
の制御が行われる。第2および第3の光スイッチ2
12 、213 の配置された第2の光スイッチ群232 に
対しては、第2の光スイッチ駆動回路242 が第2の光
スイッチ選択回路252 を介して接続されている。第4
〜第7の光スイッチ214 〜217 の配置された第3の
光スイッチ群233 に対しては、第3の光スイッチ駆動
回路243 が第3の光スイッチ選択回路253 を介して
接続されている。更に、第8〜第15の光スイッチ21
8 〜2115の配置された第4の光スイッチ群234 に対
しては、第4の光スイッチ駆動回路244 が第4の光ス
イッチ選択回路254 を介して接続されている。
【0018】ここで第2の光スイッチ選択回路25
2 は、第2の光スイッチ駆動回路242による駆動電流
のオン・オフ制御を第2または第3の光スイッチ2
12 、213に対して選択的に行うようになっている。
また、同様に第3の光スイッチ選択回路253 は、第3
の光スイッチ駆動回路243 による駆動電流のオン・オ
フ制御を第4〜第7の光スイッチ214 〜217 に対し
て択一的に行い、第4の光スイッチ選択回路254 は、
第4の光スイッチ駆動回路244 による駆動電流のオン
・オフ制御を第8〜第15の光スイッチ218 〜2115
に対して択一的に行うようになっている。
2 は、第2の光スイッチ駆動回路242による駆動電流
のオン・オフ制御を第2または第3の光スイッチ2
12 、213に対して選択的に行うようになっている。
また、同様に第3の光スイッチ選択回路253 は、第3
の光スイッチ駆動回路243 による駆動電流のオン・オ
フ制御を第4〜第7の光スイッチ214 〜217 に対し
て択一的に行い、第4の光スイッチ選択回路254 は、
第4の光スイッチ駆動回路244 による駆動電流のオン
・オフ制御を第8〜第15の光スイッチ218 〜2115
に対して択一的に行うようになっている。
【0019】それぞれの光スイッチ211 〜2115に供
給される電流がオフの状態では、これらはそれぞれ出力
ポートA側を選択しており、電流がオンの状態では出力
ポートB側を選択するようになっている。光経路選択信
号26を入力する光経路選択回路27は、これらの光ス
イッチ211 〜2115を個別にオン・オフ制御すると共
に第2階層〜第4階層の光スイッチ選択回路252 〜2
54 の選択制御を行わせるための制御信号28を出力す
るようになっている。
給される電流がオフの状態では、これらはそれぞれ出力
ポートA側を選択しており、電流がオンの状態では出力
ポートB側を選択するようになっている。光経路選択信
号26を入力する光経路選択回路27は、これらの光ス
イッチ211 〜2115を個別にオン・オフ制御すると共
に第2階層〜第4階層の光スイッチ選択回路252 〜2
54 の選択制御を行わせるための制御信号28を出力す
るようになっている。
【0020】一方、光信号22は第1階層の第1の光ス
イッチ211 の入力ポートに入力され、制御信号28に
よる各光スイッチ211 〜2115のオン・オフ制御によ
って、第4の階層の第8〜第15の光スイッチ218 〜
2115の合計16個の出力ポートのいずれかから光信号
291 〜2916として出力するようになっている。
イッチ211 の入力ポートに入力され、制御信号28に
よる各光スイッチ211 〜2115のオン・オフ制御によ
って、第4の階層の第8〜第15の光スイッチ218 〜
2115の合計16個の出力ポートのいずれかから光信号
291 〜2916として出力するようになっている。
【0021】図2は、本実施例の光スイッチ制御装置の
要部として図1における第2の光スイッチ群とこれを制
御する部分を具体的に示したものである。第2の光スイ
ッチ群232 を構成する第2の光スイッチ212 の入力
ポートは、図1に示した第1の光スイッチ211 の出力
ポートAと接続されており、光信号31が入力されるよ
うになっている。また、第3の光スイッチ213 の入力
ポートは、図1に示した第1の光スイッチ211 の出力
ポートBと接続されており、光信号32が入力されるよ
うになっている。それぞれの光スイッチ212 、213
は、1つの入力ポートと2つの出力ポートA、Bの他
に、2つの端子を有している。このうちの1つの端子は
接地しており、残りの端子には第2の光スイッチ駆動選
択回路30 2 からフォトカプラ332 、333 をそれぞ
れ介して個々の光スイッチ212 、213 に対応した制
御信号342 、343 が入力されるようになっている。
また、第2の光スイッチ駆動選択回路302 は第2の光
スイッチ群232 に1つ用意されたトランジスタ352
のベースに、第2または第3の光スイッチ212 、21
3 を駆動するタイミングでH(ハイ)レベルのタイミン
グ制御信号36を入力するようになっている。
要部として図1における第2の光スイッチ群とこれを制
御する部分を具体的に示したものである。第2の光スイ
ッチ群232 を構成する第2の光スイッチ212 の入力
ポートは、図1に示した第1の光スイッチ211 の出力
ポートAと接続されており、光信号31が入力されるよ
うになっている。また、第3の光スイッチ213 の入力
ポートは、図1に示した第1の光スイッチ211 の出力
ポートBと接続されており、光信号32が入力されるよ
うになっている。それぞれの光スイッチ212 、213
は、1つの入力ポートと2つの出力ポートA、Bの他
に、2つの端子を有している。このうちの1つの端子は
接地しており、残りの端子には第2の光スイッチ駆動選
択回路30 2 からフォトカプラ332 、333 をそれぞ
れ介して個々の光スイッチ212 、213 に対応した制
御信号342 、343 が入力されるようになっている。
また、第2の光スイッチ駆動選択回路302 は第2の光
スイッチ群232 に1つ用意されたトランジスタ352
のベースに、第2または第3の光スイッチ212 、21
3 を駆動するタイミングでH(ハイ)レベルのタイミン
グ制御信号36を入力するようになっている。
【0022】このトランジスタ352 のコレクタは所定
の電源ラインに接続されており、エミッタは抵抗37を
介して第2および第3のフォトカプラ332 、333 内
のダイオードの一端に接続されている。また、これらの
ダイオードの他端からは前記した制御信号342 、34
3 が対応する光スイッチ212 、213 に供給されるよ
うになっている。第2および第3のフォトカプラ3
32 、333 内の発光ダイオードはそれぞれ一端が接地
されており、他端が第2の光スイッチ駆動選択回路30
2 から択一的にHレベルの光スイッチ制御信号282 、
283 の入力を行うようになっている。
の電源ラインに接続されており、エミッタは抵抗37を
介して第2および第3のフォトカプラ332 、333 内
のダイオードの一端に接続されている。また、これらの
ダイオードの他端からは前記した制御信号342 、34
3 が対応する光スイッチ212 、213 に供給されるよ
うになっている。第2および第3のフォトカプラ3
32 、333 内の発光ダイオードはそれぞれ一端が接地
されており、他端が第2の光スイッチ駆動選択回路30
2 から択一的にHレベルの光スイッチ制御信号282 、
283 の入力を行うようになっている。
【0023】このような構成の本実施例の光スイッチ制
御装置では、図1に示した第1の光スイッチ211 に光
信号22が入力してその経路の切り替えを行うタイミン
グで光経路選択回路27が制御信号28を出力し、それ
ぞれの光スイッチ駆動選択回路302 〜304 がイネー
ブルとなる。この状態で、例えば第2の光スイッチ駆動
選択回路302 は制御信号28の内容に応じて光スイッ
チ211 、212 のいずれか1つのオン・オフ制御を行
うための制御信号282 、283 を出力する。一例とし
て、第2の光スイッチ212 のオン・オフ制御を行う場
合には、それ以外の光スイッチ213 にL(ロー)レベ
ルの制御信号283 を出力して第3のフォトカプラ33
3 をオフ状態に保つ。また、第2の光スイッチ212 に
ついてはこの出力ポートA側から光信号41を出力させ
るときには同様に第2のフォトカプラ332 をオフ状態
に保つ。
御装置では、図1に示した第1の光スイッチ211 に光
信号22が入力してその経路の切り替えを行うタイミン
グで光経路選択回路27が制御信号28を出力し、それ
ぞれの光スイッチ駆動選択回路302 〜304 がイネー
ブルとなる。この状態で、例えば第2の光スイッチ駆動
選択回路302 は制御信号28の内容に応じて光スイッ
チ211 、212 のいずれか1つのオン・オフ制御を行
うための制御信号282 、283 を出力する。一例とし
て、第2の光スイッチ212 のオン・オフ制御を行う場
合には、それ以外の光スイッチ213 にL(ロー)レベ
ルの制御信号283 を出力して第3のフォトカプラ33
3 をオフ状態に保つ。また、第2の光スイッチ212 に
ついてはこの出力ポートA側から光信号41を出力させ
るときには同様に第2のフォトカプラ332 をオフ状態
に保つ。
【0024】これに対して、第2の光スイッチ212 の
出力ポートB側から光信号42を出力させるときには第
2のフォトカプラ332 をオン状態にすることになる。
このとき、トランジスタ352 のエミッタから抵抗37
および第2のフォトカプラ332 を介して第2の光スイ
ッチ212 に電流が流れ、この結果として図で破線43
で示したような経路が選択されることになる。
出力ポートB側から光信号42を出力させるときには第
2のフォトカプラ332 をオン状態にすることになる。
このとき、トランジスタ352 のエミッタから抵抗37
および第2のフォトカプラ332 を介して第2の光スイ
ッチ212 に電流が流れ、この結果として図で破線43
で示したような経路が選択されることになる。
【0025】同様に、制御信号283 のオフ・オンに応
じて第3の光スイッチ213 の2つの出力ポートA、B
から光信号45、46が選択的に出力されることにな
る。このように第2の光スイッチ駆動選択回路302 と
トランジスタ352 は、図1における第2の光スイッチ
駆動回路242 に対応することになる。
じて第3の光スイッチ213 の2つの出力ポートA、B
から光信号45、46が選択的に出力されることにな
る。このように第2の光スイッチ駆動選択回路302 と
トランジスタ352 は、図1における第2の光スイッチ
駆動回路242 に対応することになる。
【0026】この図2に示したような回路動作がそれぞ
れの階層で行われる結果として、前記したように各階層
における光信号22、31、32、……の経路の先端が
行われ、第8〜第16の光スイッチ218 〜2116の合
計16個の出力ポートのいずれかから光信号291 〜2
916のうち対応するものが出力されることになる。
れの階層で行われる結果として、前記したように各階層
における光信号22、31、32、……の経路の先端が
行われ、第8〜第16の光スイッチ218 〜2116の合
計16個の出力ポートのいずれかから光信号291 〜2
916のうち対応するものが出力されることになる。
【0027】なお、以上説明した実施例では光スイッチ
選択回路25をトランジスタ35と抵抗およびフォトカ
プラ33で構成したが、他の回路素子を使用して同様の
機能を実現してもよいことは当然である。また実施例で
は光スイッチ211 〜2115を導波路によって構成した
が、これ以外の原理で光の経路の切り替えを行うスイッ
チを用いてもよいことは当然である。
選択回路25をトランジスタ35と抵抗およびフォトカ
プラ33で構成したが、他の回路素子を使用して同様の
機能を実現してもよいことは当然である。また実施例で
は光スイッチ211 〜2115を導波路によって構成した
が、これ以外の原理で光の経路の切り替えを行うスイッ
チを用いてもよいことは当然である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項3
記載の発明によれば、光スイッチをツリー構造に配置し
て光信号の経路を切り替えるとき、各階層に駆動手段と
光スイッチの選択手段を1つずつ用意することにしたの
で、光スイッチの数が多くなったとき個々に駆動手段を
配置した場合と比べて大幅に消費電流を節約することが
できるばかりでなく、回路規模の減少によって光スイッ
チ制御装置全体の信頼性を向上させることができる。ま
た、光スイッチ制御装置の省スペース化も図ることがで
きる。
記載の発明によれば、光スイッチをツリー構造に配置し
て光信号の経路を切り替えるとき、各階層に駆動手段と
光スイッチの選択手段を1つずつ用意することにしたの
で、光スイッチの数が多くなったとき個々に駆動手段を
配置した場合と比べて大幅に消費電流を節約することが
できるばかりでなく、回路規模の減少によって光スイッ
チ制御装置全体の信頼性を向上させることができる。ま
た、光スイッチ制御装置の省スペース化も図ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例における光スイッチ制御装置
の構成を表わしたブロック図である。
の構成を表わしたブロック図である。
【図2】本実施例の光スイッチ制御装置の要部としての
第2の光スイッチ群とこれを制御する部分を具体的に示
した回路図である。
第2の光スイッチ群とこれを制御する部分を具体的に示
した回路図である。
【図3】従来提案された一般的な光スイッチ制御装置を
表わしたブロック図である。
表わしたブロック図である。
211 〜2115 第1〜第15の光スイッチ 22、29、31、32、41、42、45、46 光
信号 232 〜234 第2〜第4の光スイッチ群 242 〜244 第2〜第4の光スイッチ駆動回路 252 〜254 第2階層〜第4階層の光スイッチ選択
回路 26 光経路選択信号 27 光経路選択回路 28 制御信号 30 光スイッチ駆動選択回路 33 フォトカプラ 35 トランジスタ
信号 232 〜234 第2〜第4の光スイッチ群 242 〜244 第2〜第4の光スイッチ駆動回路 252 〜254 第2階層〜第4階層の光スイッチ選択
回路 26 光経路選択信号 27 光経路選択回路 28 制御信号 30 光スイッチ駆動選択回路 33 フォトカプラ 35 トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 入力された光信号の経路をそれぞれ切り
換える複数の光スイッチと、 これら複数の光スイッチを各階層に分けてツリー構造と
なるように接続する接続手段と、 各階層ごとに設けられその階層の光スイッチを駆動する
駆動信号を共通して出力する光スイッチ駆動手段と、 複数の光スイッチを配置した階層ごとに用意され光スイ
ッチ駆動手段の出力する駆動信号の出力先を選択する階
層別光スイッチ選択手段とを具備することを特徴とする
光スイッチ制御装置。 - 【請求項2】 前記光スイッチはそれぞれ光信号を入力
する1つの入力ポートと2つの出力ポートを備えてお
り、前記駆動信号に応じて2つ出力ポートのいずれかか
ら光信号を出力することを特徴とする請求項1記載の光
スイッチ制御装置。 - 【請求項3】 前記階層別光スイッチ選択手段は個々の
光スイッチごとに用意されこれらに駆動信号を供給する
フォトカプラによって構成され、前記光スイッチ駆動手
段は駆動する光スイッチに対応するフォトカプラのみを
駆動可能状態に置く駆動選択手段によって構成されるこ
とを特徴とする請求項1記載の光スイッチ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050063A JPH09247088A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 光スイッチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050063A JPH09247088A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 光スイッチ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247088A true JPH09247088A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12848549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8050063A Pending JPH09247088A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 光スイッチ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102193151A (zh) * | 2010-03-08 | 2011-09-21 | 三菱电机株式会社 | 光开关以及光开关控制方法 |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8050063A patent/JPH09247088A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102193151A (zh) * | 2010-03-08 | 2011-09-21 | 三菱电机株式会社 | 光开关以及光开关控制方法 |
JP2011188214A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Mitsubishi Electric Corp | 光スイッチおよび光スイッチ制御方法 |
US8478089B2 (en) | 2010-03-08 | 2013-07-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Optical switch and optical-switch control method |
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