JPH09246486A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH09246486A JPH09246486A JP8050220A JP5022096A JPH09246486A JP H09246486 A JPH09246486 A JP H09246486A JP 8050220 A JP8050220 A JP 8050220A JP 5022096 A JP5022096 A JP 5022096A JP H09246486 A JPH09246486 A JP H09246486A
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Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 側壁絶縁膜を薄くしても、ゲートとビット線
とのショートを確実に防止する。 【解決手段】 ゲート12が上部絶縁膜15と側壁絶縁
膜16により覆われているMOSトランジスタを有する
半導体装置の製造方法において、ゲート12の構成材料
の上に形成された上部絶縁膜15をマスクにゲート材料
をRIEにより選択エッチングしてゲート12を形成し
た後、ゲート12をCDEによりエッチングしてゲート
12の幅を上部絶縁膜15の幅よりも狭くし、次いでゲ
ート12の側部に側壁絶縁膜16を形成する。
とのショートを確実に防止する。 【解決手段】 ゲート12が上部絶縁膜15と側壁絶縁
膜16により覆われているMOSトランジスタを有する
半導体装置の製造方法において、ゲート12の構成材料
の上に形成された上部絶縁膜15をマスクにゲート材料
をRIEにより選択エッチングしてゲート12を形成し
た後、ゲート12をCDEによりエッチングしてゲート
12の幅を上部絶縁膜15の幅よりも狭くし、次いでゲ
ート12の側部に側壁絶縁膜16を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲート構造を改良
した半導体装置に係わり、特にメモリセルを構成するM
OSトランジスタ等のゲート構造を改良した半導体装置
及びその製造方法に関する。
した半導体装置に係わり、特にメモリセルを構成するM
OSトランジスタ等のゲート構造を改良した半導体装置
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体記憶装置のうち最も高集積
化されているのは、1個のMOSトランジスタと1個の
キャパシタによりメモリセルが構成されるダイナミック
型RAM(DRAM)である。このDRAMは、最小加
工寸法を微細化することによって集積度を上げてきた。
しかし、このまま微細化が進められた際には、特にメモ
リセルのトランジスタでゲート(ポリSi)とビット線
(ポリSi)とのショートが生じ易くなり、加工が非常
に困難になる。
化されているのは、1個のMOSトランジスタと1個の
キャパシタによりメモリセルが構成されるダイナミック
型RAM(DRAM)である。このDRAMは、最小加
工寸法を微細化することによって集積度を上げてきた。
しかし、このまま微細化が進められた際には、特にメモ
リセルのトランジスタでゲート(ポリSi)とビット線
(ポリSi)とのショートが生じ易くなり、加工が非常
に困難になる。
【0003】これに対し、ゲートの周囲を窒化膜(Si
N)で囲い側壁絶縁膜を形成する方法や、この側壁絶縁
膜をSiNやSiO2 に対してエッチング選択比の高い
ポリSiで囲うストッパポリ方式などが提案されてい
る。しかしこれらのトランジスタ構造は、ゲートの周囲
を側壁絶縁膜の形成により厚膜化することによってゲー
トとビット線とのショートを防ぐため、ビット線コンタ
クトが取り難くなるという欠点がある。従って、微細化
によって集積度を向上させることは非常に困難である。
また同時に、1Gビット,4Gビット以降のDRAMに
おいてはゲートとビット線とのカップリングを小さくす
る必要があり、新しいゲート構造が必要となっている。
N)で囲い側壁絶縁膜を形成する方法や、この側壁絶縁
膜をSiNやSiO2 に対してエッチング選択比の高い
ポリSiで囲うストッパポリ方式などが提案されてい
る。しかしこれらのトランジスタ構造は、ゲートの周囲
を側壁絶縁膜の形成により厚膜化することによってゲー
トとビット線とのショートを防ぐため、ビット線コンタ
クトが取り難くなるという欠点がある。従って、微細化
によって集積度を向上させることは非常に困難である。
また同時に、1Gビット,4Gビット以降のDRAMに
おいてはゲートとビット線とのカップリングを小さくす
る必要があり、新しいゲート構造が必要となっている。
【0004】ここで、側壁絶縁膜を使用したMOSトラ
ンジスタにおける問題点を更に詳しく説明しておく。図
15に示すように従来方法では、Si基板50上にゲー
ト酸化膜51を介してポリSi等のゲート52,後酸化
膜54,SiN等の上部絶縁膜55を形成した後、図示
しないレジストパターンをマスクにこれらをパターニン
グする(a)。次いで、SiN等の絶縁膜56を全面に
堆積し(b)、エッチバックにより絶縁膜56をゲート
の側部のみに残す(c)。
ンジスタにおける問題点を更に詳しく説明しておく。図
15に示すように従来方法では、Si基板50上にゲー
ト酸化膜51を介してポリSi等のゲート52,後酸化
膜54,SiN等の上部絶縁膜55を形成した後、図示
しないレジストパターンをマスクにこれらをパターニン
グする(a)。次いで、SiN等の絶縁膜56を全面に
堆積し(b)、エッチバックにより絶縁膜56をゲート
の側部のみに残す(c)。
【0005】このような従来方法では、ゲート52と上
部絶縁膜55との幅が同じであるため、後酸化膜54が
上部絶縁膜55よりも外側に突出した状態となり、絶縁
膜56を堆積すると側壁部で絶縁膜56に段差が生じ
る。この段差はエッチバック後の形状に反映されるた
め、図15(c)に示すように、ゲート上部における側
壁絶縁膜56の厚さが薄くなり、後に側壁部に形成する
配線層(例えばビット線)との絶縁が不完全となる。特
に、側壁絶縁膜56の段差部で後酸化膜54が露出する
と、ゲート酸化膜51を除去する際に後酸化膜54も除
去されてしまい、ゲート52が露出することになり、ゲ
ートとビット線とのショートを招く。
部絶縁膜55との幅が同じであるため、後酸化膜54が
上部絶縁膜55よりも外側に突出した状態となり、絶縁
膜56を堆積すると側壁部で絶縁膜56に段差が生じ
る。この段差はエッチバック後の形状に反映されるた
め、図15(c)に示すように、ゲート上部における側
壁絶縁膜56の厚さが薄くなり、後に側壁部に形成する
配線層(例えばビット線)との絶縁が不完全となる。特
に、側壁絶縁膜56の段差部で後酸化膜54が露出する
と、ゲート酸化膜51を除去する際に後酸化膜54も除
去されてしまい、ゲート52が露出することになり、ゲ
ートとビット線とのショートを招く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、側壁
絶縁膜を設けたMOSトランジスタのゲート構造では、
ゲートとその側壁部に形成する配線層とのショートを確
実に防ぐために側壁絶縁膜を厚くすると、配線層とのコ
ンタクトが取り難くなる問題があった。
絶縁膜を設けたMOSトランジスタのゲート構造では、
ゲートとその側壁部に形成する配線層とのショートを確
実に防ぐために側壁絶縁膜を厚くすると、配線層とのコ
ンタクトが取り難くなる問題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮して成されたも
ので、その目的とするところは、側壁絶縁膜を薄くして
もゲートとその側壁部に形成する配線層とのショートを
確実に防ぐことができ、素子信頼性の向上をはかり得る
半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
ので、その目的とするところは、側壁絶縁膜を薄くして
もゲートとその側壁部に形成する配線層とのショートを
確実に防ぐことができ、素子信頼性の向上をはかり得る
半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0008】
(構成)上記課題を解決するために本発明は、次のよう
な構成を採用している。即ち本発明は、上部に形成され
た絶縁膜のパターンと実質的に同じパターンに加工され
たゲートの少なくとも一部が上部絶縁膜よりも幅の狭い
構造を有し、かつ該ゲートの側部が側壁絶縁膜により覆
われていることを特徴とする。
な構成を採用している。即ち本発明は、上部に形成され
た絶縁膜のパターンと実質的に同じパターンに加工され
たゲートの少なくとも一部が上部絶縁膜よりも幅の狭い
構造を有し、かつ該ゲートの側部が側壁絶縁膜により覆
われていることを特徴とする。
【0009】また本発明は、上記構成の半導体装置を製
造する方法において、ゲート材料の上に形成された上部
絶縁膜又はその上のレジストをマスクにゲート材料を異
方性エッチングにより選択エッチングしてゲートを形成
する工程と、前記ゲートを等方性エッチングによりエッ
チングしてゲートの幅を上部絶縁膜の幅よりも狭くする
工程と、前記ゲートの側部に側壁絶縁膜を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
造する方法において、ゲート材料の上に形成された上部
絶縁膜又はその上のレジストをマスクにゲート材料を異
方性エッチングにより選択エッチングしてゲートを形成
する工程と、前記ゲートを等方性エッチングによりエッ
チングしてゲートの幅を上部絶縁膜の幅よりも狭くする
工程と、前記ゲートの側部に側壁絶縁膜を形成する工程
とを含むことを特徴とする。
【0010】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものがあげられる。 (1) ゲートは、下層の第1のゲート材料とこれよりも導
電率の高い上層の第2のゲート材料で構成されており、
第1のゲート材料は第2のゲート材料よりも厚さが薄
く、かつ第2のゲート材料は第1のゲート材料よりも幅
が狭い構造を有すること。 (2) 第1のゲート材料はポリSiであり、第2のゲート
材料はW,WSiであること。 (3) ゲートは、DRAMのメモリセルトランジスタの一
部を成し、ワード線として機能するものであること。 (4) 上部絶縁膜及び側壁絶縁膜は窒化膜であり、これら
の上に形成する層間絶縁膜は酸化膜であること。 (作用)本発明によれば、ゲートの幅を上部絶縁膜のそ
れよりも狭くしているので、ゲートを加工した後の後酸
化によりゲート部が上部絶縁膜よりも外側に突出するの
を防止できる。従って、側壁絶縁膜に段差が形成される
等の不都合はなく、側壁絶縁膜を薄くしてもゲートとそ
の側壁に形成するビット線等の配線とのショートを防止
することができる。即ち、ビット線コンタクトが小さく
なる等の不都合を防止できると共に、ゲートとビット線
等とのショートを防止することができ、素子信頼性の向
上をはかることが可能となる。
は、次のものがあげられる。 (1) ゲートは、下層の第1のゲート材料とこれよりも導
電率の高い上層の第2のゲート材料で構成されており、
第1のゲート材料は第2のゲート材料よりも厚さが薄
く、かつ第2のゲート材料は第1のゲート材料よりも幅
が狭い構造を有すること。 (2) 第1のゲート材料はポリSiであり、第2のゲート
材料はW,WSiであること。 (3) ゲートは、DRAMのメモリセルトランジスタの一
部を成し、ワード線として機能するものであること。 (4) 上部絶縁膜及び側壁絶縁膜は窒化膜であり、これら
の上に形成する層間絶縁膜は酸化膜であること。 (作用)本発明によれば、ゲートの幅を上部絶縁膜のそ
れよりも狭くしているので、ゲートを加工した後の後酸
化によりゲート部が上部絶縁膜よりも外側に突出するの
を防止できる。従って、側壁絶縁膜に段差が形成される
等の不都合はなく、側壁絶縁膜を薄くしてもゲートとそ
の側壁に形成するビット線等の配線とのショートを防止
することができる。即ち、ビット線コンタクトが小さく
なる等の不都合を防止できると共に、ゲートとビット線
等とのショートを防止することができ、素子信頼性の向
上をはかることが可能となる。
【0011】また本発明によれば、ゲートを第1及び第
2のゲート材料の2層で構成し、第1のゲート材料より
も厚さの厚い第2のゲート材料の幅を第1のゲート材料
のそれよりも狭くすることにより、第2のゲート材料と
ゲートの側壁に形成する配線(例えばビット線)とのカ
ップリング容量は極めて小さくなる。従って、ゲートと
ビット線とのカップリングを低減することが可能とな
る。
2のゲート材料の2層で構成し、第1のゲート材料より
も厚さの厚い第2のゲート材料の幅を第1のゲート材料
のそれよりも狭くすることにより、第2のゲート材料と
ゲートの側壁に形成する配線(例えばビット線)とのカ
ップリング容量は極めて小さくなる。従って、ゲートと
ビット線とのカップリングを低減することが可能とな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わるDRAMのメモリセルアレイ部構成を説明するた
めのもので、(a)は平面パターン図、(b)はA−
A’での断面図である。
形態によって説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係わるDRAMのメモリセルアレイ部構成を説明するた
めのもので、(a)は平面パターン図、(b)はA−
A’での断面図である。
【0013】図中の10はSi基板であり、この基板1
0上にはゲート酸化膜11を介してゲート12が形成さ
れている。ゲート12は、例えばポリSiからなりワー
ド線を構成するものであり、一定ピッチでライン状に複
数本配置されている。そして、ゲート12の両側の基板
表面には、セルトランジスタ形成領域に応じてソース・
ドレイン拡散層19が形成されている。
0上にはゲート酸化膜11を介してゲート12が形成さ
れている。ゲート12は、例えばポリSiからなりワー
ド線を構成するものであり、一定ピッチでライン状に複
数本配置されている。そして、ゲート12の両側の基板
表面には、セルトランジスタ形成領域に応じてソース・
ドレイン拡散層19が形成されている。
【0014】ゲート12の上面及び側面には酸化膜14
が形成され、ゲート12の上にはSiN等の上部絶縁膜
15が形成されている。ここで、ゲート12の幅は上部
絶縁膜15よりも狭くなっている。ゲート12及び上部
絶縁膜15の側面には、SiN等の側壁絶縁膜16が形
成されている。そして、素子形成された基板上には層間
絶縁膜17が形成され、この層間絶縁膜17にはビット
線と接続するためのコンタクトホール18が形成されて
いる。
が形成され、ゲート12の上にはSiN等の上部絶縁膜
15が形成されている。ここで、ゲート12の幅は上部
絶縁膜15よりも狭くなっている。ゲート12及び上部
絶縁膜15の側面には、SiN等の側壁絶縁膜16が形
成されている。そして、素子形成された基板上には層間
絶縁膜17が形成され、この層間絶縁膜17にはビット
線と接続するためのコンタクトホール18が形成されて
いる。
【0015】図2〜図4は、本実施形態の製造工程を示
す図である。なお、いずれの図においても(a)は平面
パターン、(b)は断面を示している。まず、図2に示
すように、基板10上にゲート酸化膜11を形成した
後、ゲート12となるポリSi等のゲート材料を堆積
し、後酸化による酸化膜14を形成してその上部にSi
N等の絶縁膜15を堆積する。続いて、ゲートのパター
ニングを行った上で、上部絶縁膜15とゲート材料とを
RIEにて連続的にエッチングを行う。
す図である。なお、いずれの図においても(a)は平面
パターン、(b)は断面を示している。まず、図2に示
すように、基板10上にゲート酸化膜11を形成した
後、ゲート12となるポリSi等のゲート材料を堆積
し、後酸化による酸化膜14を形成してその上部にSi
N等の絶縁膜15を堆積する。続いて、ゲートのパター
ニングを行った上で、上部絶縁膜15とゲート材料とを
RIEにて連続的にエッチングを行う。
【0016】より詳しくは、上部絶縁膜15上に図示し
ないレジストパターンを形成し、これをマスクにRIE
で上部絶縁膜15とゲート材料を選択エッチングする。
又は、レジストパターンをマスクに上部絶縁膜15を選
択エッチングし、続いてレジストパターンを除去した後
に、上部絶縁膜15をマスクにゲート材料を選択エッチ
ングしてもよい。
ないレジストパターンを形成し、これをマスクにRIE
で上部絶縁膜15とゲート材料を選択エッチングする。
又は、レジストパターンをマスクに上部絶縁膜15を選
択エッチングし、続いてレジストパターンを除去した後
に、上部絶縁膜15をマスクにゲート材料を選択エッチ
ングしてもよい。
【0017】このまま後酸化を行うと、ゲート側部の後
酸化膜14が上部絶縁膜15よりはみ出る。そこで、図
3に示すように、後酸化前にはみ出る分だけのゲート材
料をCDEにて予めエッチングしておいてから、後酸化
を行う。
酸化膜14が上部絶縁膜15よりはみ出る。そこで、図
3に示すように、後酸化前にはみ出る分だけのゲート材
料をCDEにて予めエッチングしておいてから、後酸化
を行う。
【0018】次いで、ゲートに対してSiN等の側壁絶
縁膜16を形成した後、SiO2 等の層間絶縁膜17を
堆積してからSAC(セルフアラインコンタクト)にて
ビット線のコンタクト18を形成することにより、前記
図1に示す構造が得られる。なお、この側壁絶縁膜16
を形成するのは、ビット線コンタクト18を形成する前
でも後でも構わない。ビット線コンタクト18を形成し
た後に側壁絶縁膜16を形成した場合の断面は、図4の
ようになる。
縁膜16を形成した後、SiO2 等の層間絶縁膜17を
堆積してからSAC(セルフアラインコンタクト)にて
ビット線のコンタクト18を形成することにより、前記
図1に示す構造が得られる。なお、この側壁絶縁膜16
を形成するのは、ビット線コンタクト18を形成する前
でも後でも構わない。ビット線コンタクト18を形成し
た後に側壁絶縁膜16を形成した場合の断面は、図4の
ようになる。
【0019】また、ソース・ドレイン拡散層9の形成の
ためのイオン注入は、上部絶縁膜15と後酸化膜14、
ゲート材料をRIEにて連続的にエッチングし、さらに
後酸化した後か、又は側壁絶縁膜16を形成した後に行
う。
ためのイオン注入は、上部絶縁膜15と後酸化膜14、
ゲート材料をRIEにて連続的にエッチングし、さらに
後酸化した後か、又は側壁絶縁膜16を形成した後に行
う。
【0020】なお、ゲート12の上部や側部に堆積した
上部絶縁膜15や側壁絶縁膜16に用いる材料は、エッ
チングの際に層間絶縁膜17よりも選択比が10以上あ
るものが望ましく、層間絶縁膜17がSiO2 の場合は
絶縁膜15,16としてSiNを用いればよい。
上部絶縁膜15や側壁絶縁膜16に用いる材料は、エッ
チングの際に層間絶縁膜17よりも選択比が10以上あ
るものが望ましく、層間絶縁膜17がSiO2 の場合は
絶縁膜15,16としてSiNを用いればよい。
【0021】このように本実施形態によれば、ゲート1
2の幅を上部絶縁膜15のそれよりも狭くしているの
で、後酸化膜14を形成した際にもゲート部が上部絶縁
膜15よりも外側に突出することはない。従って、側壁
絶縁膜16に段差が形成されるのを未然に防止でき、側
壁絶縁膜16を薄くしても十分な絶縁を保つことができ
る。つまり、ビット線コンタクト18が小さくなる等の
不都合を防止できると共に、ゲート12とビット線との
ショートを防止することができ、素子信頼性の向上をは
かることが可能となる。 (第2の実施形態)図5は、本発明の第2の実施形態に
係わるDRAMのメモリセルアレイ構成を説明するため
のもので、(a)は平面パターン図、(b)はA−A’
での断面図である。なお、図中の20〜28は図1の1
0〜18に相当している。
2の幅を上部絶縁膜15のそれよりも狭くしているの
で、後酸化膜14を形成した際にもゲート部が上部絶縁
膜15よりも外側に突出することはない。従って、側壁
絶縁膜16に段差が形成されるのを未然に防止でき、側
壁絶縁膜16を薄くしても十分な絶縁を保つことができ
る。つまり、ビット線コンタクト18が小さくなる等の
不都合を防止できると共に、ゲート12とビット線との
ショートを防止することができ、素子信頼性の向上をは
かることが可能となる。 (第2の実施形態)図5は、本発明の第2の実施形態に
係わるDRAMのメモリセルアレイ構成を説明するため
のもので、(a)は平面パターン図、(b)はA−A’
での断面図である。なお、図中の20〜28は図1の1
0〜18に相当している。
【0022】基本的な構成は第1の実施形態と同様であ
るが、本実施形態がこれと異なる点は、ゲートを2層構
造にした点である。即ち、本実施形態におけるゲート
は、ポリSi等からなる下層の第1のゲート材料22
と、W,WSi等からなる上層の第2のゲート材料23
とを積層して構成されている。ここで、第1のゲート材
料22は第2のゲート材料23よりも厚みを薄く形成さ
れ、第2のゲート材料23は第1のゲート材料22より
も幅を狭く形成されている。そして、第1のゲート材料
22がゲート本来の働きをし、第2のゲート材料23が
ゲートの低抵抗化に寄与することになる。
るが、本実施形態がこれと異なる点は、ゲートを2層構
造にした点である。即ち、本実施形態におけるゲート
は、ポリSi等からなる下層の第1のゲート材料22
と、W,WSi等からなる上層の第2のゲート材料23
とを積層して構成されている。ここで、第1のゲート材
料22は第2のゲート材料23よりも厚みを薄く形成さ
れ、第2のゲート材料23は第1のゲート材料22より
も幅を狭く形成されている。そして、第1のゲート材料
22がゲート本来の働きをし、第2のゲート材料23が
ゲートの低抵抗化に寄与することになる。
【0023】図6〜図9は、本実施形態の製造工程を示
す図である。なお、いずれの図においても(a)は平面
パターン、(b)は断面を示している。まず、図6に示
すように、基板20上にゲート酸化膜21を形成した
後、ポリSi等の第1のゲート材料22を薄く堆積し、
その上に第1のゲート材料22よりも導電性の良いWや
WSi等の第2のゲート材料23を堆積し、後酸化24
を行いさらにSiN等の上部絶縁膜25を堆積する。
す図である。なお、いずれの図においても(a)は平面
パターン、(b)は断面を示している。まず、図6に示
すように、基板20上にゲート酸化膜21を形成した
後、ポリSi等の第1のゲート材料22を薄く堆積し、
その上に第1のゲート材料22よりも導電性の良いWや
WSi等の第2のゲート材料23を堆積し、後酸化24
を行いさらにSiN等の上部絶縁膜25を堆積する。
【0024】次いで、図7に示すように、ゲートのパタ
ーニングを行った上で、上部絶縁膜25,後酸化膜2
4,第2のゲート材料23,第1のゲート材料22をR
IEにて連続的にエッチングを行う。次いで、図8に示
すように、ビット線とゲートとのカップリングを低減す
るために第2のゲート材料23だけを選択的に等方的に
エッチングする。この場合、ゲート長を維持するために
第1のゲート材料22がエッチングされないこと、その
後のSACでのRIEにおいて第1のゲート材料22が
たたかれないためにSiN25がエッチングされないこ
とが重要である。
ーニングを行った上で、上部絶縁膜25,後酸化膜2
4,第2のゲート材料23,第1のゲート材料22をR
IEにて連続的にエッチングを行う。次いで、図8に示
すように、ビット線とゲートとのカップリングを低減す
るために第2のゲート材料23だけを選択的に等方的に
エッチングする。この場合、ゲート長を維持するために
第1のゲート材料22がエッチングされないこと、その
後のSACでのRIEにおいて第1のゲート材料22が
たたかれないためにSiN25がエッチングされないこ
とが重要である。
【0025】その後、後酸化を行った後にこのゲートに
対して絶縁性の側壁絶縁膜26を形成した後、層間絶縁
膜27を堆積し、SACにてビット線コンタクト28を
形成することにより、前記図5に示す構造が得られる。
なお、このSiNの側壁絶縁膜26を形成するのは、層
間絶縁膜27を堆積する前でもビット線コンタクト28
を形成した後でも構わない。後者の場合の断面は、図9
のようになる。
対して絶縁性の側壁絶縁膜26を形成した後、層間絶縁
膜27を堆積し、SACにてビット線コンタクト28を
形成することにより、前記図5に示す構造が得られる。
なお、このSiNの側壁絶縁膜26を形成するのは、層
間絶縁膜27を堆積する前でもビット線コンタクト28
を形成した後でも構わない。後者の場合の断面は、図9
のようになる。
【0026】また、ソース・ドレイン拡散層29の形成
のためのイオン注入は、上部絶縁膜25と後酸化膜2
4、導電性の良い第2のゲート材料23、第1のゲート
材料22とをRIEにて連続的にエッチングし、さらに
後酸化した後か、又は側壁絶縁膜26を形成した後に行
う。
のためのイオン注入は、上部絶縁膜25と後酸化膜2
4、導電性の良い第2のゲート材料23、第1のゲート
材料22とをRIEにて連続的にエッチングし、さらに
後酸化した後か、又は側壁絶縁膜26を形成した後に行
う。
【0027】なお、ゲートの上部や側部に堆積した上部
絶縁膜25や側壁絶縁膜26に用いる材料は、エッチン
グの際に層間絶縁膜27よりも選択比が10以上あるも
のが望ましく、例えば絶縁膜25,26としてSiNが
挙げられる。
絶縁膜25や側壁絶縁膜26に用いる材料は、エッチン
グの際に層間絶縁膜27よりも選択比が10以上あるも
のが望ましく、例えば絶縁膜25,26としてSiNが
挙げられる。
【0028】このような構成であれば、ゲートを2層構
造にし、厚さの厚い方の第2のゲート材料23の幅を狭
くしているので、ゲートの大部分が上部絶縁膜25より
も内側に後退した状態となる。このため、ビット線を形
成した際のビット線とゲートとの間のカップリングを小
さくすることができる。また、ゲートの一部が上部絶縁
膜25よりも狭く形成されていることから、第1の実施
形態と同様の効果が得られる。 (第3の実施形態)図10は、本発明の第3の実施形態
に係わるDRAMのメモリセルアレイ構成を説明するた
めのもので、(a)は平面パターン、(b)はA−A’
での断面図である。なお、図中の30〜38は図1の1
0〜18に相当している。
造にし、厚さの厚い方の第2のゲート材料23の幅を狭
くしているので、ゲートの大部分が上部絶縁膜25より
も内側に後退した状態となる。このため、ビット線を形
成した際のビット線とゲートとの間のカップリングを小
さくすることができる。また、ゲートの一部が上部絶縁
膜25よりも狭く形成されていることから、第1の実施
形態と同様の効果が得られる。 (第3の実施形態)図10は、本発明の第3の実施形態
に係わるDRAMのメモリセルアレイ構成を説明するた
めのもので、(a)は平面パターン、(b)はA−A’
での断面図である。なお、図中の30〜38は図1の1
0〜18に相当している。
【0029】基本的な構成は第2の実施形態と同様であ
るが、本実施形態では2層のゲート材料をテーパ状に形
成している。即ち、第1のゲート材料32と第2のゲー
ト材料33はテーパ状に形成され、その上面及び側面に
は後酸化膜34が形成されている。そして、テーパ上の
ゲート材料32,33を覆うように上部絶縁膜35が形
成され、さらにその側部に側壁絶縁膜36が形成されて
いる。
るが、本実施形態では2層のゲート材料をテーパ状に形
成している。即ち、第1のゲート材料32と第2のゲー
ト材料33はテーパ状に形成され、その上面及び側面に
は後酸化膜34が形成されている。そして、テーパ上の
ゲート材料32,33を覆うように上部絶縁膜35が形
成され、さらにその側部に側壁絶縁膜36が形成されて
いる。
【0030】図11〜図14は本実施形態の製造工程を
示す図である。なお、いずれの図においても(a)は平
面パターン、(b)は断面を示している。まず、図11
に示すように、基板30上にゲート酸化膜31を形成し
た後、ポリSi等の第1のゲート材料32を堆積し、そ
の上部に第1のゲート材料32よりも導電性の良いWや
WSi等の第2のゲート材料33を堆積し、第2のゲー
ト材料33の表面に後酸化膜34を形成する。
示す図である。なお、いずれの図においても(a)は平
面パターン、(b)は断面を示している。まず、図11
に示すように、基板30上にゲート酸化膜31を形成し
た後、ポリSi等の第1のゲート材料32を堆積し、そ
の上部に第1のゲート材料32よりも導電性の良いWや
WSi等の第2のゲート材料33を堆積し、第2のゲー
ト材料33の表面に後酸化膜34を形成する。
【0031】次いで、図12に示すように、ゲートのパ
ターニングを行った上で、第2のゲート材料33と第1
のゲート材料32をRIEにて連続的にエッチングし、
さらに後酸化を行う。このとき、2つの層を斜めにエッ
チングすることが重要である。斜めにエッチングする方
法としてはゲートのパターニングの時点でレジスト形状
にテーパを付けることが考えられる。
ターニングを行った上で、第2のゲート材料33と第1
のゲート材料32をRIEにて連続的にエッチングし、
さらに後酸化を行う。このとき、2つの層を斜めにエッ
チングすることが重要である。斜めにエッチングする方
法としてはゲートのパターニングの時点でレジスト形状
にテーパを付けることが考えられる。
【0032】次いで、図13に示すように、SiNから
なる上部絶縁膜35を堆積し、再度ゲートのパターニン
グを行った上で、上部絶縁膜35と後酸化膜34、第2
のゲート材料33、第1のゲート材料32とをRIEに
て連続的にエッチングする。その後、後酸化を行った
後、ゲートに対して側壁絶縁膜36を形成した後、層間
絶縁膜37を堆積しSACにてビット線コンタクト38
を形成することにより、前記図10に示す構造が得られ
る。なお、この側壁絶縁膜36を形成するのは層間絶縁
膜37を堆積する前でもビット線コンタクト38を形成
した後でも構わない。この場合の断面は図14になる。
なる上部絶縁膜35を堆積し、再度ゲートのパターニン
グを行った上で、上部絶縁膜35と後酸化膜34、第2
のゲート材料33、第1のゲート材料32とをRIEに
て連続的にエッチングする。その後、後酸化を行った
後、ゲートに対して側壁絶縁膜36を形成した後、層間
絶縁膜37を堆積しSACにてビット線コンタクト38
を形成することにより、前記図10に示す構造が得られ
る。なお、この側壁絶縁膜36を形成するのは層間絶縁
膜37を堆積する前でもビット線コンタクト38を形成
した後でも構わない。この場合の断面は図14になる。
【0033】また、ソース・ドレイン拡散層39の形成
のためのイオン注入は、第2のゲート材料33、第1の
ゲート材料32とをRIEにて連続的にエッチングし、
さらに後酸化した後か、又は側壁絶縁膜36を形成した
後に行う。
のためのイオン注入は、第2のゲート材料33、第1の
ゲート材料32とをRIEにて連続的にエッチングし、
さらに後酸化した後か、又は側壁絶縁膜36を形成した
後に行う。
【0034】なお、ゲートの上部や側部に堆積した上部
絶縁膜35及び側壁絶縁膜36に用いる材料は、エッチ
ングの際に層間絶縁膜37よりも選択比が10以上ある
ものが望ましく、例えば絶縁膜35,36としてSiN
が挙げられる。
絶縁膜35及び側壁絶縁膜36に用いる材料は、エッチ
ングの際に層間絶縁膜37よりも選択比が10以上ある
ものが望ましく、例えば絶縁膜35,36としてSiN
が挙げられる。
【0035】なお、本発明は上述した各実施形態に限定
されるものではない。実施形態では、DRAMのメモリ
セルアレイを例に取り説明したが、これに限らず各種の
MOSトランジスタに適用することができる。また、各
部の材料や膜厚等の条件は、仕様に応じて適宜変更可能
である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
されるものではない。実施形態では、DRAMのメモリ
セルアレイを例に取り説明したが、これに限らず各種の
MOSトランジスタに適用することができる。また、各
部の材料や膜厚等の条件は、仕様に応じて適宜変更可能
である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ゲ
ートの少なくとも一部を上部絶縁膜よりも狭い構造とす
ることにより、側壁絶縁膜を薄くしてもゲートとその側
壁部に形成する配線層とのショートを確実に防ぐことが
でき、素子信頼性の向上をはかることが可能となる。
ートの少なくとも一部を上部絶縁膜よりも狭い構造とす
ることにより、側壁絶縁膜を薄くしてもゲートとその側
壁部に形成する配線層とのショートを確実に防ぐことが
でき、素子信頼性の向上をはかることが可能となる。
【図1】第1の実施形態に係わるメモリセルアレイの構
造を示す平面図と断面図。
造を示す平面図と断面図。
【図2】第1の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図3】第1の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図4】第1の実施形態の変形例を示す平面図と断面
図。
図。
【図5】第2の実施形態に係わるメモリセルアレイの構
造を示す平面図と断面図。
造を示す平面図と断面図。
【図6】第2の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図7】第2の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図8】第2の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図9】第2の実施形態の変形例を示す平面図と断面
図。
図。
【図10】第3の実施形態に係わるメモリセルアレイの
構造を示す平面図と断面図。
構造を示す平面図と断面図。
【図10】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図11】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図12】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図13】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図14】第3の実施形態の変形例を示す平面図と断面
図。
図。
【図15】側壁絶縁膜を使用した従来のMOSトランジ
スタの製造工程を示す断面図。
スタの製造工程を示す断面図。
10,20,30…Si基板 11,21,31…ゲート酸化膜 12…ゲート 22,32…第1のゲート材料 23,33…第2のゲート材料 14,24,34…後酸化膜 15,25,35…上部絶縁膜 16,26,36…側壁絶縁膜 17,27,37…層間絶縁膜 18,28,38…ビット線コンタクト 19,29,39…ソース・ドレイン拡散層
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わるメモリセルアレイの構
造を示す平面図と断面図。
造を示す平面図と断面図。
【図2】第1の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図3】第1の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図4】第1の実施形態の変形例を示す平面図と断面
図。
図。
【図5】第2の実施形態に係わるメモリセルアレイの構
造を示す平面図と断面図。
造を示す平面図と断面図。
【図6】第2の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図7】第2の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図8】第2の実施形態の製造工程を示す平面図と断面
図。
図。
【図9】第2の実施形態の変形例を示す平面図と断面
図。
図。
【図10】第3の実施形態に係わるメモリセルアレイの
構造を示す平面図と断面図。
構造を示す平面図と断面図。
【図11】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図12】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図13】第3の実施形態の製造工程を示す平面図と断
面図。
面図。
【図14】第3の実施形態の変形例を示す平面図と断面
図。
図。
【図15】側壁絶縁膜を使用した従来のMOSトランジ
スタの製造工程を示す断面図。
スタの製造工程を示す断面図。
【符号の説明】 10,20,30…Si基板 11,21,31…ゲート酸化膜 12…ゲート 22,32…第1のゲート材料 23,33…第2のゲート材料 14,24,34…後酸化膜 15,25,35…上部絶縁膜 16,26,36…側壁絶縁膜 17,27,37…層間絶縁膜 18,28,38…ビット線コンタクト 19,29,39…ソース・ドレイン拡散層
Claims (3)
- 【請求項1】上部に形成された絶縁膜のパターンと実質
的に同じパターンに加工されたゲートの少なくとも一部
が上部絶縁膜よりも幅の狭い構造を有し、かつ該ゲート
の側部が側壁絶縁膜により覆われていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】前記ゲートは、下層の第1のゲート材料と
これよりも導電率の高い上層の第2のゲート材料で構成
されており、第1のゲート材料は第2のゲート材料より
も厚さが薄く、かつ第2のゲート材料は第1のゲート材
料よりも幅が狭い構造を有することを特徴とする請求項
1記載の半導体装置。 - 【請求項3】ゲート材料の上に形成された上部絶縁膜又
はその上のレジストをマスクにゲート材料を異方性エッ
チングにより選択エッチングしてゲートを形成する工程
と、前記ゲートを等方性エッチングによりエッチングし
てゲートの幅を上部絶縁膜の幅よりも狭くする工程と、
前記ゲートの側部に側壁絶縁膜を形成する工程とを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050220A JPH09246486A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8050220A JPH09246486A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09246486A true JPH09246486A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12852977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8050220A Pending JPH09246486A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09246486A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6136696A (en) * | 1998-03-30 | 2000-10-24 | Nec Corporation | Method of forming a semiconductor device with a conductor plug including five dielectric layers, the fourth dielectric layer forming sidewall spacers |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8050220A patent/JPH09246486A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6136696A (en) * | 1998-03-30 | 2000-10-24 | Nec Corporation | Method of forming a semiconductor device with a conductor plug including five dielectric layers, the fourth dielectric layer forming sidewall spacers |
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