JPH09245285A - 事故音検出回路および事故音検出装置 - Google Patents

事故音検出回路および事故音検出装置

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JPH09245285A
JPH09245285A JP5331496A JP5331496A JPH09245285A JP H09245285 A JPH09245285 A JP H09245285A JP 5331496 A JP5331496 A JP 5331496A JP 5331496 A JP5331496 A JP 5331496A JP H09245285 A JPH09245285 A JP H09245285A
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accident
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Noboru Okino
登 興野
Makoto Koura
誠 小浦
Toshimitsu Seri
俊光 瀬利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閾値を固定するのではなく、入力される音響
信号のレベル変化に応じて変動する閾値を参照信号とし
て利用することによって、事故音を効率良く検出するた
めの事故音検出回路を得る。 【解決手段】 交差点や道路近くに配置された周囲音検
出装置(10)からの音響信号の波形を整形する波形整
形回路(50)と、この波形整形回路(50)からの分
岐された一方の信号に対して移動平均処理およびバイア
スレベル調整を行う移動平均回路(54),加算器(5
5)およびバイアス信号発生器(56)と、波形整形回
路(50)からの分岐された他方の信号に遅延を施すこ
とによって移動平均処理およびバイアスレベル調整され
た信号との間の遅延補正を行う遅延調整回路(53)
と、加算器(55)の出力と遅延調整回路(53)の出
力とを比較し、この比較結果に応じて事故音検出信号を
発生する比較器(58)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交差点などにお
ける事故音(衝突等の事故音や事故につながるような急
ブレーキ音等も含む)から交通事故を効卒良く検出する
ための事故音検出回路およびこの事故音検出回路を複数
個組み合わせてなる事故音検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】一般に、交差点では交通事故が多く発生す
るので、従来から事故が発生した時の状況を記録する交
通事故状況記録装置が考えられてきている。図10は例
えば特開平4−338900号公報に開示された従来の
交通事故状況記録装置のブロック図である。図10にお
いて、1,4は交通信号機、lB,lY,1Rは信号
灯、1b,1y,1rは信号灯点灯記号、2B,2Y,
2Rは信号線、3は信号灯点滅装置、5は信号灯記号発
生装置、6は時刻文字発生部、7は加算部、8は撮像装
置、9はエンドレス記録装置、l0は周囲音検出装置、
11は衝突音検出回路、12は記録制御装置、13は磁
気記録再生装置である。
【0003】ここで、交通音を検出する部分は周囲音検
出装置10および衝突音検出回路11である。すなわ
ち、周囲音検出装置10で音響信号が倹出され、衝突音
検出回路11に送られる。衝突音検出回路11では入力
された音響信号が車両の衝突音か否かを判別し、衝突音
と判別した時には衝突音検出信号が記録制御装置12に
送られる。衝突音検出回路11では、検出された交通音
が事故(衝突)音であるか否かの判断は、入力された音
響信号のレベルと予め定められた閾値とを比較し、その
レベルが閾値以上になった場合に事故と判断している。
また、誤動作対策として、周囲音検出装置l0には指向性
マイクロホンが使用され、音響信号の経路中に帯域除去
フィルタが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報に
記載の交通音検出部では、衝突音の判別に検出された音
響信号と予め設定された固定の閾値とのレベル比較を行
っている。しかしながら、一般の交通音では例えば緩慢
なブレーキ音、警笛音、暴走音など、事故音以外でもレ
ベルの大きな音が多く存在している。そのため、このよ
うな検出された音響信号と固定の閾値とのレベル比較を
行う方法では、実際の事故音に加えてその他多くの交通
音も事故音として同時に判別されてしまうという間題が
あった。また、検出される事故に関して衝突音であるか
急ブレーキ音であるかという種類に関する情報はまった
く得られないという問題点もあった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、閾値を固定するのではなく、入
力される音響信号のレベル変化に応じて変動する閾値を
参照信号として利用することによって、事故音を効率良
く検出するための事故音検出回路を提供することを目的
とする。また、入力される音響信号を周波数帯域を制限
して信号処理することにより事故の種類に関する情報も
判別できる事故音検出装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る事
故音検出回路は、交差点や道路近くに配置された周囲音
検出装置からの音響信号を用いて事故音を検出するため
の事故音検出回路であって、周囲音検出装置からの音響
信号の波形を整形する波形整形回路と、この波形整形回
路からの分岐された一方の信号に対して移動平均処理お
よびバイアスレベル調整を行う参照信号発生手段と、波
形整形回路からの分岐された他方の信号に遅延を施すこ
とによって参照信号発生手段からの出力との間の遅延補
正を行う遅延調整手段と、参照信号発生手段の出力と遅
延調整手段の出力とを比較し、この比較結果に応じて事
故音検出信号を発生する比較手段とを備えたものであ
る。
【0007】請求項2の発明に係る事故音検出回路は、
請求項1の発明において、比較手段が遅延調整手段から
の信号が参照信号発生手段からの信号より大きい場合に
事故音検出信号を発生するものである。
【0008】請求項3の発明に係る事故音検出回路は、
請求項1または2の発明において、参照信号発生手段が
波形整形回路の出力をA/D変換する第1のA/D変換
器と、このA/D変換器の出力の移動平均をとる移動平
均回路と、バイアス信号を発生するバイアス信号発生器
と、移動平均回路の出力と上記バイアス信号発生器の出
力を加算する加算器とを有し、遅延調整手段が波形整形
回路の出力をA/D変換する第2のA/D変換器と、こ
のA/D変換器の出力を遅延する遅延調整回路とを有
し、比較手段が遅延調整回路の出力をD/A変換する第
1のD/A変換器と、加算器の出力をD/A変換する第
2のD/A変換器と、第1および第2のD/A変換器の
出力を比較する比較器とを有するものである。
【0009】請求項4の発明に係る事故音検出回路は、
請求項3の発明において、第1および第2のA/D変換
器を共通化したものである。
【0010】請求項5の発明に係る事故音検出回路は、
請求項3または4の発明において、第1のD/A変換器
を加算器の前段に設けたものである。
【0011】請求項6の発明に係る事故音検出装置は、
入力される音響信号に対して並列接続され、各々異なる
周波数帯域に制限された請求項1〜5のいずれかに記載
の複数個の事故音検出回路と、これら複数個の事故音検
出回路からの事故音検出信号から事故音を判別して最終
的な事故音検出信号を発生する事故音判別手段とを備え
たものである。
【0012】請求項7の発明に係る事故音検出装置は、
請求項6の発明において、事故音判別手段が複数個の事
故音検出回路からの事故音検出信号を演算処理して事故
音を判別する論理演算回路である。
【0013】請求項8の発明に係る事故音検出装置は、
請求項6の発明において、事故音判別手段が複数個の事
故音検出回路からの事故音検出信号のパターンと予め設
定されたパターンを比較して事故音を判別するパターン
比較手段である。
【0014】請求項9の発明に係る事故音検出装置は、
請求項8の発明において、パターン比較手段がパターン
比較回路と所定のパターンを発生するパターン信号発生
器とからなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照しながら説明する。
【0016】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1を示すプロック図である。図において、11Aは
事故音検出回路、50は例えば高域通過回路や帯域通過
回路回路等からなり、外部の例えば周囲音検出装置10
(図10参照)からの音響信号100が供給される波形
整形回路、51は波形整形回路50からの出力信号10
0の内正の信号を取り出すための整流回路、52a,5
2bはそれぞれ波形整形回路50および整流回路51か
らのアナログ信号をディジタル信号へ変換するためのA
/D変換器、53は第2のA/D変換器としてのA/D
変換器52aからのディジタル信号を遅延処理する遅延
調整回路である。
【0017】また、54は第1のA/D変換器としての
A/D変換器52bからのディジタル信号を移動平均す
る移動平均回路、55は移動平均回路54からの出力信
号とバイアス信号発生器56からのバイアス信号を加算
する加算器、57a,57bはそれぞれ遅延調整回路5
3および加算器55からの出力信号をディジタル信号よ
りアナログ信号へ変換するためのD/A変換器、58は
第1のD/A変換器としてのD/A変換器57aからの
出力信号(アナログ信号)130aと第2のD/A変換
器としてのD/A変換器57bからの移動平均およびバ
イアス調整後の変動する参照信号としての出力信号(ア
ナログ信号)130bを比較する比較器であって、この
比較器58からの出力信号が事故音検出信号140とし
て外部に出力される。
【0018】なお、A/D変換器52b,移動平均回路
54,加算器55およびバイアス信号発生器56は参照
信号発生手段を構成し、A/D変換器52aおよび遅延
調整回路53は遅延調整手段を構成し、D/A変換器5
7a,57bおよび比較器58は比較手段を構成する。
【0019】次に動作について、図2を参照して説明す
る。いま、外部の周囲音検出装置より図2(a)に示す
ような音響信号l00が波形整形回路50に入力される
と、ここで不要な信号成分が除去される。なお、図2
(a)に示す音響信号l00は、事故が発生して例えば
A点やB点で波形に急峻なピークが生じた場合を示して
いる。そして、波形整形回路50で波形整形された出力
信号110は2つに分岐され、一方は整流回路51に供
給されてここで正の成分のみ抽出される。この整流回路
51で抽出された正の成分のみを含む出力信号はさらに
A/D変換器52bでアナログ信号よりディジタル信号
に変換された後、移動平均回路54に供給され、ここで
移動平均処理が行われて図2(b)に示すような短時間
での平均レベル信号120が求められる。移動平均回路
54からの平均レベル信号120は、加算器55でバイ
アス信号発生器56からのバイアス信号と加算され、連
当なバイアス調整が行われた後、D/A変換器57bを
介し、図2(b)に示すようなバイアスレベル調整後の
変動する参照信号130bとして比軟器58に送られ
る。
【0020】一方、波形整形回路50からの分岐された
他方の信号は、A/D変換器52aでディジタル信号に
変換されたのち、遅延調整回路53に送られる。遅延調
整回路53では入力されたディジタル信号に対して適度
な遅延処理が行われ、その出力信号はD/A変換器57
aを介した後に上述の参照信号130bと同じタイミン
グで比較器58に図2(b)に示すような信号130a
として入力される。比較器58は、入力信号130aと
参照信号130bとの間でレベル比較を行い、入力信号
130aのレベルの方が参照信号130bのレベルより
大であれば図2(c)に示すような事故音検出信号14
0を発生する。
【0021】即ち、図2(b)においては、遅延調整回
路53を通過してD/A変換器57aの出力側に得られ
た信号130aはA点やB点ではD/A変換器57bの
出力側に得られたバイアスレベル調整後の参照信号13
0bよりレベルが大きくなっており、従って、図2
(c)に示すように比較器58からA点,B点で確実に
事故音検出信号140が発生され、事故発生を検出する
ことができる。
【0022】因に、移動平均回路54の出力信号即ちバ
イアスレベルの調整されていない平均レベル信号120
とD/A変換器57aの出力側に得られた信号130a
を比較した場合には、信号130aのレベルが信号12
0のレベルを越える点は、図2(b)からも分かるよう
に、A点やB点の外に幾つかの点が存在し、これらによ
っても事故音検出信号140が発生される虞れがある
が、上述のごとく、本実施の形態では、平均レベル信号
120にバイアス信号発生器56からのバイアス信号を
加算してバイアスレベルを調整した後実質的に所定量レ
ベルを上昇させて参照信号130bを形成し、この参照
信号130bと信号130bと比較しているので、比較
器58からA点,B点でのみ確実に事故音検出信号14
0が発生され、事故発生を検出することができることに
なる。このようにして、本実施の形態では、入力される
音響信号のレベルに影響されることなく、確実に事故音
を検出できる。
【0023】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2を示すプロック図である。図3において、図1と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略
する。図1ではA/D変換器が2個使用されていたのに
対して、本実施の形態では、A/D変換器を共有化し、
且つディジタル方式での整流回路を使用する。図におい
て、11Bは事故音検出回路、52は波形整形回路50
からのアナログ信号をディジタル信号へ変換するための
A/D変換器である。その他の構成は、図1と同様であ
る。
【0024】次に動作について説明する。いま、外部の
周囲音検出装置より音響信号l00が波形整形回路50
に入力されると、ここで不要な信号成分が除去される。
そして、波形整形回路50で波形整形された出力信号
は、A/D変換器52でアナログ信号よりディジタル信
号に変換されて出力信号111として取り出された後2
つに分岐され、一方は整流回路51に供給されてここで
正の成分のみ抽出される。この整流回路51で抽出され
た正の成分のみを含む出力信号は、さらに移動平均回路
54に供給され、ここで移動平均処理が行われて短時間
での平均レベル信号120が求められる。移動平均回路
54からの平均レベル信号120は、加算器55でバイ
アス信号発生器56からのバイアス信号と加算され、連
当なバイアス調整が行われた後、D/A変換器57bを
介し、バイアスレベル調整後の変動する参照信号130
bとして比軟器58に送られる。
【0025】一方、A/D変換器52からの分岐された
他方の信号は、遅延調整回路53に送られる。遅延調整
回路53では入力されたディジタル信号に対して適度な
遅延処理が行われ、その出力信号はD/A変換器57a
を介した後に上述の参照信号130bと同じタイミング
で比較器58に信号130aとして入力される。比較器
58は、入力信号130aと参照信号130bとの間で
レベル比較を行い、入力信号130aのレベルの方が参
照信号130bのレベルより大であれば事故音検出信号
140を発生する。
【0026】なお、図3では、波形整形回路50の出力
信号をA/D変換してから整流および移動平均処理を行
っているが、比較器58に入力される信号波形として
は、図2と全く同一であり、図2の場合と同様にして事
故発生を検出することができる。このようにして、本実
施の形態でも、入力される音響信号のレベルに影響され
ることなく、確実に事故音を検出できる。
【0027】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3を示すプロック図である。図4において、図1と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略
する。図1では移動平均回路54の出力を加算器55の
後段でD/A変換していたのに対して、本実施の形態で
は、加算器55の前段で行う場合である。図において、
11Cは事故音検出回路であって、D/A変換器57b
を移動平均回路54と加算器55の間に設ける。その他
の構成は、図1と同様である。
【0028】次に動作について説明する。いま、外部の
周囲音検出装置より音響信号l00が波形整形回路50
に入力されると、ここで不要な信号成分が除去される。
そして、波形整形回路50で波形整形された出力信号1
10は2つに分岐され、一方は整流回路51に供給され
てここで正の成分のみ抽出される。この整流回路51で
抽出された正の成分のみを含む出力信号はさらにA/D
変換器52bでアナログ信号よりディジタル信号に変換
された後、移動平均回路54に供給され、ここで移動平
均処理が行われて短時間での平均レベル信号120が求
められる。移動平均回路54からの平均レベル信号12
0は、D/A変換器57bでディジタル信号よりアナロ
グ信号に変換されて加算器55に供給され、ここでバイ
アス信号発生器56からのバイアス信号と加算され、連
当なバイアス調整が行われた後、バイアスレベル調整後
の変動する参照信号130bとして比軟器58に送られ
る。
【0029】一方、波形整形回路50からの分岐された
他方の信号は、A/D変換器52aでディジタル信号に
変換されたのち、遅延調整回路53に送られる。遅延調
整回路53では入力されたディジタル信号に対して適度
な遅延処理が行われ、その出力信号はD/A変換器57
aを介した後に上述の参照信号130bと同じタイミン
グで比較器58に信号130aとして入力される。比較
器58は、入力信号130aと参照信号130bとの間
でレベル比較を行い、入力信号130aのレベルの方が
参照信号130bのレベルより大であれば事故音検出信
号140を発生する。
【0030】なお、図4では、移動平均処理された信号
がD/A変換され、その後にバイアス調整が行われる
が、比較器58に入力される信号波形としては、図2と
全く同一であり、図2の場合と同様にして事故発生を検
出することができる。このようにして、本実施の形態で
も、入力される音響信号のレベルに影響されることな
く、確実に事故音を検出できる。
【0031】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態4を示すプロック図である。図5において、図1,
図3および図4と対応する部分には同一符号を付し、そ
の詳細説明を省略する。図1ではA/D変換器が2個使
用されていたのに対して、本実施の形態では、A/D変
換器を共有化し、且つディジタル方式での整流回路を使
用する。また、図1では移動平均回路54の出力を加算
器55の後段でD/A変換していたのに対して、本実施
の形態では、加算器55の前段で行う場合である。つま
り、本実施の形態は、実質的に実施の形態2と3を組み
合わせた場合である。図において、11Dは事故音検出
回路である。その他の構成は、図1,図3および図4と
同様である。
【0032】次に動作について説明する。いま、外部の
周囲音検出装置より音響信号l00が波形整形回路50
に入力されると、ここで不要な信号成分が除去される。
そして、波形整形回路50で波形整形された出力信号
は、A/D変換器52でアナログ信号よりディジタル信
号に変換されて出力信号111として取り出された後2
つに分岐され、一方は整流回路51に供給されてここで
正の成分のみ抽出される。この整流回路51で抽出され
た正の成分のみを含む出力信号は、さらに移動平均回路
54に供給され、ここで移動平均処理が行われて短時間
での平均レベル信号120が求められる。移動平均回路
54からの平均レベル信号120は、D/A変換器57
bでディジタル信号よりアナログ信号に変換されて加算
器55に供給され、ここでバイアス信号発生器56から
のバイアス信号と加算され、連当なバイアス調整が行わ
れた後、D/A変換器57bを介し、バイアスレベル調
整後の変動する参照信号130bとして比軟器58に送
られる。
【0033】一方、A/D変換器52からの分岐された
他方の信号は、遅延調整回路53に送られる。遅延調整
回路53では入力されたディジタル信号に対して適度な
遅延処理が行われ、その出力信号はD/A変換器57a
を介した後に上述の参照信号130bと同じタイミング
で比較器58に信号130aとして入力される。比較器
58は、入力信号130aと参照信号130bとの間で
レベル比較を行い、入力信号130aのレベルの方が参
照信号130bのレベルより大であれば事故音検出信号
140を発生する。
【0034】なお、図5では、波形整形回路50の出力
信号をA/D変換してから整流および移動平均処理を行
われ、さらに移動平均処理された信号がD/A変換さ
れ、その後にバイアス調整が行わているが、比較器58
に入力される信号波形としては図2と全く同一であり、
図2の場合と同様にして事故発生を検出することができ
る。このようにして、本実施の形態でも、入力される音
響信号のレベルに影響されることなく、確実に事故音を
検出できる。
【0035】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5を示すプロック図である。図6において、図1と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略
する。本実施の形態は、実質的に図1に示すような事故
音検出回路を複数個用いて、事故の種類も判別できるよ
うにするものである。図において、21は事故音検出装
置、50ー1,50−2,・・・,50−i,・・・,50ー
nは目的に応じて互いに周波数帯域の異なる波形整形用
の例えばバンドパスフィルタ(BPF)やハイパスフィ
ルタ(HPF)からなる帯域制御回路、59−1,59
−2,・・・,59一i,・・・,59−nは図1の事故音検
出回路11Aに実質的に相当する事故音検出回路であっ
て、事故音検出回路11A内の波形整形回路50に代わ
ってそれぞれ上述の帯域制御回路50ー1,50−2,
・・・,50−i,・・・,50ーnが用いられ、その他の構
成要素は、事故音検出回路11Aと同様である。
【0036】60は事故音検出回路59−1,59−
2,・・・,59一i,・・・,59−nの出力側に設けられ
た事故音判別手段としての論理演算回路であって、この
論理演算回路60は事故音検出回路59−1,59−
2,・・・,59一i,・・・,59−nからそれぞれ発生さ
れる事故音検出信号140ー1,140−2,・・・、1
40−i,・・・,140−nを論理演算処理して事故の
種類をも判別された最終的な事故音検出信号を発生す
る。
【0037】次に動作について説明する。周囲音検出装
置からの音響信号l00は複数のチャンネルに分岐さ
れ、事故音検出回路59−1,59−2,・・・,59−
i,・・・,59−nに入力される。各事故音検出回路で
は上述の如くそれぞれ前段に周波数帯域の異なる帯域制
限回路50−1,50−2,・・・,50−i,・・・,50
−nが設けられているので、入力された音響信号100
は目的に応じた周波数帯域の信号成分に制限され、上述
と同様の信号処理が行われてその周波数帯域内に事故音
が存在すると対応する事故音検出回路59−1,59−
2,・・・,59−i,・・・,59−nよりそれぞれ事故音
検出信号140−1,140−2,・・・,140−i,・
・・,140−nが発生される。
【0038】通常、これらの事故音検出信号は、事故音
の周波数スペクトルに応じて発生する場合と発生しない
場合が存在する。例えば、事故に繋がる虞れのある急ブ
レーキ音の場合は1kHzや2kHzに周波数スペクトルが
集中することが多く、これらの周波数帯域を含む帯域制
限回路を有する事故音検出回路では事故音検出信号が発
生するが、周波数が例えぱ5kHzから10kHzに制限さ
れた帯域制限回路の事故音検出回路では事故音検出信号
を発生しない。これらの事故音検出信号は次に論理演算
回路60に入力される。論理演算回路60では各事故音
検出信号をもとに論理演算処理を行い、所定の周波数帯
域を通過した、つまり事故の種類をも判別された目的と
する最終的な事故音検出信号を発生させる。
【0039】更に、本実施の形態の動作を、事故音とし
て例えば衝突音または急ブレーキ音が入力された場合に
事故音検出信号が発生する論理を図7を参照して説明す
る。ここで、衝突音の周波数スペクトラムはその衝突の
状態によって異なるが、一般に8kHz近傍が多く、ま
た、事故に繋がる虞れのある急ブレーキ音の場合は上述
の如く1kHzや2kHzに周波数スペクトルが集中するこ
とが多いことを考慮して、図7においては、一例として
それぞれ周波数帯域を8kHz以上、1kHzから2kHz、
6kHzから10kHzとする帯域制限回路50−1,50
−2,50−3を各々有する事故音検出回路59−1,
59−2,59−3と、事故音検出回路59−3からの
事故音検出信号140−3を反転するNOT回路61,
このNOT回路61で反転された事故音検出信号140
−3と事故音検出回路59−2からの事故音検出信号1
40−2の論理積をとるAND回路62およびこのAN
D回路62の出力信号と事故音検出回路59−1からの
事故音検出信号140−1の論理和をとるOR回路63
からなる論理演算回路60とを備えた事故音検出装置2
1を示している。
【0040】いま、周囲音検出装置からの音響信号10
0が事故音検出回路59−1、59−2、59一3に入
力されると、各事故音検出回路では帯域制限回路50−
1、50−2、50−3によりそれぞれ周波数帯域を8
kHz以上、1kHzから2kHz、6kHzから10kHzに制
限しているので、検出の対象が衝突音と急ブレーキ音で
あることに着目すると、衝突音については、8kHz以上
の帯域制限回路50一1を有する事故音検出回路59−
1と6kHzから10kHzの帯域制限回路50−3を有す
る事故音検出回路59−3から事故音検出信号が発生さ
れる。しかし、事故音検出回路59−3から事故音検出
信号はNOT回路61で否定され、事故音検出信号は実
質的に通過しない。つまり、NOT回路61の出力信号
は例えばローレベル“0”である。
【0041】従って、このとき事故音検出回路59−2
からの事故音検出信号140−2のレベルに関係なく、
AND回路62の出力信号は常にローレベル“0”であ
るのでAND回路62のゲートは開かず、事故音検出回
路59−1からの少なくとも8kHz以上の事故音検出信
号140−1がOR回路63を通って、事故の種類を判
別された、つまり衝突音であることを表す最終的な事故
音検出信号150として外部に出力される。
【0042】一方、急ブレーキ音については、lkHzか
ら2kHzに周波数スペクトルが集中しているので帯域制
限回路50−2を有する事故音検出回路59−2から事
故音検出信号140−2が発生するが、6kHzから10
kHzの帯域制限回路50一3を有する事故音検出回路5
9−3および8kHz以上の帯域制限回路50−1を有す
る事故音検出回路59−1からは事故音検出信号140
−3および140−1は発生しない。しかし、事故音検
出回路59−3からの出力信号140−3はNOT回路
61で否定演算が行われるので、つまり、NOT回路6
1の出力信号がハイレベル“1”になるので、帯域制限
回路50−2を通った事故音検出回路59−2からの事
故音検出信号140−2とNOT回路61の出力信号と
の論理積をAND回路62で演算すれば、その出力信号
はハイレベル“1”、つまり、AND回路62のゲート
が開いて帯域制限回路50−2を通った事故音検出回路
59−2からの事故音検出信号140−2がOR回路6
3を通って、事故の種類を判別された、つまりブレーキ
音であることを表す最終的な事故音検出信号150とし
て外部に出力される。
【0043】このようにして、本実施の形態でも、入力
される音響信号のレベルに影響されることなく、確実に
事故音を検出でき、しかも、本実施の形態では、検出さ
れた事故音の種類も判別できる。なお、上述の帯域制限
回路の周波数帯域の設定は一例であって、事故音の周波
数スペクトラムに応じて任意に設定してよく、また、帯
域制限回路即ち事故音検出回路の数も上述の数に限定さ
れることなく任意に設定されうるもので、その際には当
然ながら論理演算回路60の論理回路の数もそれに応じ
て変更されることになる。また、本実施の形態では、事
故音検出回路の回路構成として、図1の事故音検出回路
11Aの波形整形回路50を除く残余の回路部分を用い
た場合に付いて説明したが、これに限定されることな
く、図3〜図5のそれぞれ事故音検出回路11B〜11
Dの波形整形回路50を除く残余の回路部分を用いても
よく、同様の効果を奏する。
【0044】実施の形態6.図8は、この発明の実施の
形態6を示すプロック図である。図8において、図6と
対応する部分には同一符号を付し、その詳細説明を省略
する。本実施の形態は、事故の種類の判別を入力された
信号のパターンと予め設定されたパターンとの比較によ
って行うものである。図において、21Aは事故音検出
装置、64は事故音検出回路59−1,59−2,・・
・,59一i,・・・,59−nの出力側に設けられたパタ
ーン比較回路であって、このパターン比較回路64は事
故音検出回路59−1,59−2,・・・,59一i,・・
・,59−nからそれぞれ発生される事故音検出信号1
40ー1,140−2,・・・、140−i,・・・,140
−nを表すパターンとパターン信号発生器65からの予
め設定されたパターンとの比較を行い、両者が一致する
と事故の種類をも判別された最終的な事故音検出信号を
発生する。この設定パターンは例えば衝突音や急ブレー
キ音の分析を行い、基準化して設定されるものである。
なお、パターン比較回路64およびパターン信号発生器
65は事故音判別手段を構成する。
【0045】次に動作について説明する。周囲音検出装
置からの音響信号l00は複数のチャンネルに分岐さ
れ、事故音検出回路59−1,59−2,・・・,59−
i,・・・,59−nに入力される。各事故音検出回路で
は上述の如くそれぞれ前段に周波数帯域の異なる帯域制
限回路50−1,50−2,・・・,50−i,・・・,50
−nが設けられているので、入力された音響信号100
は目的に応じた周波数帯域の信号成分に制限され、上述
と同様の信号処理が行われてその周波数帯域内に事故音
が存在すると対応する事故音検出回路59−1,59−
2,・・・,59−i,・・・,59−nよりそれぞれ事故音
検出信号140−1,140−2,・・・,140−i,・
・・,140−nが発生される。
【0046】上述の如く、これらの事故音検出信号は、
事故音の周波数スペクトルに応じて発生する場合と発生
しない場合が存在し、例えば、事故に繋がる虞れのある
急ブレーキ音の場合は1kHzや2kHzに周波数スペクト
ルが集中することが多いのでこれらの周波数帯域を含む
帯域制限回路を有する事故音検出回路では事故音検出信
号が発生するが、周波数が例えぱ5kHzから10kHzに
制限された帯域制限回路の事故音検出回路では事故音検
出信号を発生しない。これらの事故音検出信号は次にパ
ターン比較回路64に入力される。比較回路64では各
事故音検出信号をもとにこれらを表すパターンを形成
し、つまり、例えば事故音検出信号が「有」の場合は論
理レベル“1”、「無」の場合は論理レベル“0”とす
るパターンを形成し、このパターンのビット数に対応し
たビット数からなる予め設定されたパターン信号発生器
65からの設定パターンとを比較し、両者が一致すると
所定の周波数帯域を通過した、つまり事故の種類をも判
別された目的とする最終的な事故音検出信号を発生させ
る。
【0047】このパターン比較回路64の動作を、更に
図9を参照して説明する。図9において、バターン信号
発生器65における設定パターンを図8の帯域制限回路
50−1,50−2,・・・,50−i,・・・,50−nに
それぞれ対応するBPF1、BPF2、・・・、BPF
i、・・・、BPFnの順に“11011l01”(一例
として8チャンネルの帯域制限回路の場合)とすると、
事故音検出回路59−1,59−2,・・・,59−i,・
・・,59−nよりそれぞれ事故音検出信号140−1,
140−2,・・・,140−i,・・・,140−nのパタ
ーンが例えば“01101011”(出力パターン1)
としてパターン比較回路64に入力される場合はバター
ンが一致しないため、パターン比較回路64は最終的な
事故音検出信号150は発生しない。
【0048】しかし、事故音検出回路59−1,59−
2,・・・,59−i,・・・,59−nよりそれぞれ事故音
検出信号140−1,140−2,・・・,140−i,・
・・,140−nのパターンが例えば“11011l0
1”(出力パターン2)としてパターン比較回路64に
入力される場合はバターンが一致するので、パターン比
較回路64は事故の種類を判別された、つまり例えばブ
レーキ音であることを表す最終的な事故音検出信号15
0を外部に出力する。
【0049】このようにして、本実施の形態でも、入力
される音響信号のレベルに影響されることなく、確実に
事故音を検出でき、しかも、本実施の形態では、検出さ
れた事故音の種類も判別できる。なお、上述の帯域制限
回路の周波数帯域の設定は一例であって、事故音の周波
数スペクトラムに応じて任意に設定してよく、また、帯
域制限回路即ち事故音検出回路の数も上述の数に限定さ
れることなく任意に設定されうるもので、従って、その
出力パターンに対応して設定パターンも任意に設定され
得る。また、本実施の形態でも、事故音検出回路の回路
構成として、図1の事故音検出回路11Aの波形整形回
路50を除く残余の回路部分を用いた場合に付いて説明
したが、これに限定されることなく、図3〜図5のそれ
ぞれ事故音検出回路11B〜11Dの波形整形回路50
を除く残余の回路部分を用いてもよく、同様の効果を奏
する。
【0050】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明に係る事
故音検出回路は、交差点や道路近くに配置された周囲音
検出装置からの音響信号を用いて事故音を検出するため
の事故音検出回路であって、周囲音検出装置からの音響
信号の波形を整形する波形整形回路と、この波形整形回
路からの分岐された一方の信号に対して移動平均処理お
よびバイアスレベル調整を行う参照信号発生手段と、波
形整形回路からの分岐された他方の信号に遅延を施すこ
とによって参照信号発生手段からの出力との間の遅延補
正を行う遅延調整手段と、参照信号発生手段の出力と遅
延調整手段の出力とを比較し、この比較結果に応じて事
故音検出信号を発生する比較手段とを備えたので、入力
される音響信号のレベルに影響されることなく事故音を
確実に検出できるという効果がある。
【0051】また、この発明に係る事故音検出装置は、
入力される音響信号に対して並列接続され、各々異なる
周波数帯域に制限された複数個の事故音検出回路と、こ
れら複数個の事故音検出回路からの事故音検出信号から
事故音を判別して最終的な事故音検出信号を発生する事
故音判別手段とを備えたので、入力される音響信号のレ
ベルに影響されることなく事故音を確実に検出できると
共に、事故の種類の情報を含めて事故音を判別できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック図で
ある。
【図2】 図1の動作説明に供するための信号波形図で
ある。
【図3】 この発明の実施の形態2を示すブロック図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態3を示すブロック図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態4を示すブロック図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態5を示すブロック図で
ある。
【図7】 図6の動作説明に供するための構成図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態6を示すブロック図で
ある。
【図9】 図8の動作説明に供するための図である。
【図10】 従来の交通事故状況記録装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11A〜11D 事故音検出回路、21,21A 事故
音検出装置、50 波形整形回路、50−1,50−
2,・・・,50−i,・・・,50−n 帯域制限回路、5
2,52a,52b A/D変換器、53 遅延調整回
路、54 移動平均回路、55 加算器、56 バイア
ス信号発生器、57a,57b D/A変換器、58
比較器、59一1,59−2,・・・,59−i,・・・,5
9−n 事故音検出回路、60 論理演算回路、64
パターン比較回路、65 パターン信号発生器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交差点や道路近くに配置された周囲音検
    出装置からの音響信号を用いて事故音を検出するための
    事故音検出回路であって、 上記周囲音検出装置からの音響信号の波形を整形する波
    形整形回路と、 該波形整形回路からの分岐された一方の信号に対して移
    動平均処理およびバイアスレベル調整を行う参照信号発
    生手段と、 上記波形整形回路からの分岐された他方の信号に遅延を
    施すことによって上記参照信号発生手段からの出力との
    間の遅延補正を行う遅延調整手段と、 上記参照信号発生手段の出力と上記遅延調整手段の出力
    とを比較し、該比較結果に応じて事故音検出信号を発生
    する比較手段とを備えたことを特徴とする事故音検出回
    路。
  2. 【請求項2】 上記比較手段は上記遅延調整手段からの
    信号が上記参照信号発生手段からの信号より大きい場合
    に事故音検出信号を発生することを特徴とする請求項1
    記載の事故音検出回路。
  3. 【請求項3】 上記参照信号発生手段は上記波形整形回
    路の出力をA/D変換する第1のA/D変換器と、該A
    /D変換器の出力の移動平均をとる移動平均回路と、バ
    イアス信号を発生するバイアス信号発生器と、上記移動
    平均回路の出力と上記バイアス信号発生器の出力を加算
    する加算器とを有し、上記遅延調整手段は上記波形整形
    回路の出力をA/D変換する第2のA/D変換器と、該
    A/D変換器の出力を遅延する遅延調整回路とを有し、
    上記比較手段は上記遅延調整回路の出力をD/A変換す
    る第1のD/A変換器と、上記加算器の出力をD/A変
    換する第2のD/A変換器と、上記第1および第2のD
    /A変換器の出力を比較する比較器とを有することを特
    徴とする請求項1または2記載の事故音検出回路。
  4. 【請求項4】 上記第1および第2のA/D変換器を共
    通化したことを特徴とする請求項3記載の事故音検出回
    路。
  5. 【請求項5】 上記第1のD/A変換器を上記加算器の
    前段に設けたことを特徴とする請求項3または4記載の
    事故音検出回路。
  6. 【請求項6】 入力される音響信号に対して並列接続さ
    れ、各々異なる周波数帯域に制限された請求項1〜5の
    いずれかに記載の複数個の事故音検出回路と、 該複数個の事故音検出回路からの事故音検出信号から事
    故音を判別して最終的な事故音検出信号を発生する事故
    音判別手段とを備えたことを特徴とする事故音検出装
    置。
  7. 【請求項7】 上記事故音判別手段は上記複数個の事故
    音検出回路からの事故音検出信号を演算処理して事故音
    を判別する論理演算回路である請求項6記載の事故音検
    出装置。
  8. 【請求項8】 上記事故音判別手段は上記複数個の事故
    音検出回路からの事故音検出信号のパターンと予め設定
    されたパターンを比較して事故音を判別するパターン比
    較手段である請求項6記載の事故音検出装置。
  9. 【請求項9】 上記パターン比較手段はパターン比較回
    路と所定のパターンを発生するパターン信号発生器とか
    らなる請求項8記載の事故音検出装置。
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