JPH09244054A - 部品実装装置 - Google Patents

部品実装装置

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JPH09244054A
JPH09244054A JP5316896A JP5316896A JPH09244054A JP H09244054 A JPH09244054 A JP H09244054A JP 5316896 A JP5316896 A JP 5316896A JP 5316896 A JP5316896 A JP 5316896A JP H09244054 A JPH09244054 A JP H09244054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルに部品を実装する場合に液晶パネ
ルの仕様変更や各構成マシンの生産状況や各構成マシン
の故障情報等を一括して管理可能な部品実装装置を提供
する。 【解決手段】 異方性導電膜テープ貼付装置2と仮圧着
装置3と本圧着装置とに通信回線と制御手段6とを接続
し、貼付と仮圧着と本圧着とにそれぞれ必要な加工条件
および各装置2,3,4が生産した液晶セルに関する生
産管理情報および各装置の故障情報を通信回線を介して
制御手段6が各装置2,3,4と送受する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品実装装置に係
り、特に液晶用のガラス基板(セル)に部品を実装する
部品実装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図28(a),(b)に示すように、従
来の液晶パネル100の製造工程では、先ず液晶セル
(ガラス基板)101の外周の4辺に対して液晶駆動用
ICが搭載されたタブ(TAB)102を圧着実装して
タブ付きセル101Aを製造し(図(a)参照)、次い
で該タブ付きセル101Aのタブ102の部分に対し
て、プリント基板103を圧着実装して液晶パネル10
0を製造していた(図(b)参照)。
【0003】図29は、前述のタブを圧着実装するタブ
圧着用OLB(アウターリーダーボンダ)装置110
と、プリント基板を圧着実装するプリント基板圧着用O
LB装置120のシステム構成の概念図である。
【0004】前記タブ圧着用のOLB装置110は、A
CFテープ(異方性導電膜テープ)を液晶セル101に
対して貼付するACF貼付装置111と、該ACF貼付
装置111によりACFテープが貼付された部分にタブ
102を仮圧着する仮圧着装置112と、該仮圧着装置
112により仮圧着されたタブ102をACFテープを
介して液晶セル101に本圧着する本圧着装置113と
を備えて構成されている。
【0005】図30(a),(b)は、液晶セル101
の一例の平面図と、該液晶セル101上に形成されたリ
ード線であるセルリード104の一例の拡大図である。
【0006】図30(a)に示すように、液晶セル10
1は横長の長方形をしており、4隅には位置決め用のマ
ークMが形成されている。上辺XUと下辺XDにはそれ
ぞれ5個のセルリード104,105が形成され、左辺
Yには5個のセルリード106が形成されている。液晶
セル101の外形寸法(XL,YL )と、各セルリードの外
形寸法・形成位置(XM,PM,XU1 等)・ピッチ(XU2,Y2
等)と、マークMの形成位置(XM,YM )等は、mmオー
ダーで予め判明している。
【0007】また、図30(b)に示すように、セルリ
ード104の形成位置(XYD )とパターン幅(XWD,XWS
)も予め判明している。
【0008】ところで、液晶セル101やタブ102の
寸法・形状は多種多様であり、ACFテープの貼付位
置、仮圧着や本圧着の際の加熱位置、仮圧着や本圧着の
際のプロセス条件(温度,圧力等)は前記寸法・形状に
適応した値に設定する必要がある。
【0009】ここで、液晶セルの寸法・形状に適応した
加熱位置の設定方法の一例を、図31(a),(b)に
基づいて説明する。
【0010】今、図31(a)に示す位置に、仮圧着用
のヒータ150が固定されていると仮定する。
【0011】そして、横長のセル130の上辺に対して
タブ130aの上辺を一致させて本圧着する場合には、
タブを均一加熱するために、固定されたヒータ150の
上辺に対してy軸方向に[−y1 ]だけズレた位置に液
晶セル130を停止させて最適温度で加熱を行う必要が
ある。
【0012】これに対して、図31(b)に示すよう
に、液晶セル140に対してタブ140aをやや内側に
仮圧着する場合には、Y軸方向に[+y2 ]だけズレた
位置に液晶セル140を停止させて最適温度で加熱する
必要がある。
【0013】このように、例えば本加熱の際において
は、液晶セルの寸法・形状に応じて該液晶セルの加熱の
ための停止位置を正確に位置決めする必要がある。更に
は、プロセス条件を正確に設定しておく必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タブ圧着用のOLB装置110では、液晶セルの仕様
(寸法・形状等)が異なる度に、前述の停止位置やプロ
セス条件等をAFC貼付装置111や仮圧着装置112
や本圧着装置113に対してそれぞれ個別に新規設定す
る必要があった。実際の作業現場においては、OLB装
置のオペレータは数セットのOLB装置を受け持ってい
るので、各装置毎にミスの許されない個別設定作業は細
心の注意が必要であり、該作業が容易ではなかった。
【0015】また、ACF貼付装置111等の各マシン
の生産状況やエラー情報等についても、マシン単体(例
えば、ACF装置単体)で監視をしているのが一般的で
あった。そのため、日・週・月等の集計をとる場合やマ
シンのエラー(故障)を発見する場合に不便であった。
【0016】更に、近年、液晶パネルを製造するライン
(図29参照)としての生産管理や生産性向上が強く求
められると共に、液晶パネルの品種切替時の所要時間を
いかに短くするかが、OLB装置としての製品価値(セ
ールスポイント)を高める重要な要素となってきた。
【0017】そこで、本発明の目的は、液晶パネルに部
品を実装する場合に液晶パネルの仕様変更や各構成マシ
ンの生産状況や各構成マシンの故障情報等を一括して管
理でき、液晶パネルの品種切替えの際に短時間で新仕様
に切り替え可能な液晶パネルの部品実装装置を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、液晶セルに異方性導電膜テー
プを貼付する異方性導電膜テープ貼付装置と、前記異方
性導電膜テープが貼付された液晶セル上にプリント基板
を仮圧着する仮圧着装置と、前記異方性導電膜テープを
介して液晶セルに仮圧着されたプリント基板を本圧着す
る本圧着装置と、前記異方性導電膜テープ貼付装置と仮
圧着装置と本圧着装置とを接続する通信回線と、前記貼
付と仮圧着と本圧着とにそれぞれ必要な加工条件および
前記各装置が生産した液晶セルに関する生産管理情報を
前記通信回線を介して前記各装置と送受する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項1記載の発明によれば、異方性導電
膜テープの液晶セルへの貼付と、異方性導電膜テープを
介してのプリント基板の液晶セルへの仮圧着と、同じく
本圧着とにそれぞれ必要な加工条件、および各装置が生
産した液晶セルに関する生産管理情報は制御手段の制御
の下に通信回線を介して各装置と送受される。
【0020】従って、液晶セルの仕様が変更された場合
には制御手段の制御の下に各装置に新規の加工条件が一
斉に送信され、また、各装置が生産した液晶セルに関す
る生産管理情報(例えば、良品のセル枚数/投入したセ
ル枚数)は通信回線を介して制御手段に集められる。よ
って、オペレータは各装置毎に新規な加工条件を設定す
る必要が無く、また、各装置毎に生産管理情報を集める
必要が無いので、液晶セルの仕様変更の際に短時間で新
仕様を設定でき、また、短時間の内に生産管理情報を集
めることができる。
【0021】また、請求項2記載の発明は、前記各装置
の内の少なくとも1台は液晶セルに関する不良を検出す
る不良検出手段を備え、該不良検出手段が検出した不良
情報を前記各装置中の他の装置に送信するようにしたこ
とを特徴とする。
【0022】請求項2記載の発明によれば、不良検出手
段は液晶セルの不良(例えば、液晶セルのタブリードの
不良)を検出する。この不良情報は、例えば後続の装置
に通信回線を介して伝達され、当該後続装置は該不良情
報を考慮にいれた上で液晶セルへの加工を実施する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態例
に基づいて説明する。
【0024】(I)第1実施形態例 (1)システム構成 図1(a)は本実施形態例のシステム構成図であり、図
1(b)は同システムを構成するラインコントローラの
構成図であり、図2はACF装置2,仮圧着装置3,本
圧着装置4のそれぞれに共通した要部の構成図である。
【0025】図1(a)に示すように、OLB装置1は
ACF装置2と仮圧着装置3と本圧着装置4とにより構
成され、各構成装置2,3,4は共通のメモリであるコ
モンメモリ5に接続されている。OLB装置1とコモン
メモリ5と各種の制御を行うラインコントローラ(図面
においては「LC」と記すことがある)6とが、ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)で接続されている。
【0026】図1(a)に示すLAN構成により、「実
線」で示すコモンメモリ通信と、「点線」で示すコンピ
ュータリンク通信とが可能である。ここに、「コモンメ
モリ通信」とは、コモンメモリ5を全装置2,3,4が
共用するメモリエリアとし、各装置にそれぞれ対応した
書き込み可能なエリアを設定し当該エリアの重複設定は
不可であるが、どのエリアも自由に読み出すことが可能
なデータ通信である。また、「コンピュータリンク通
信」とは、ラインコントローラ6から各装置2,3,4
にそれぞれ対応したメモリ内容の自由な読み書きが可能
なデータ通信であり、ラインコントローラ6からの起動
信号に基づいて各装置2,3,4のメモリにデータを書
き込むこと、および各装置2,3,4のメモリからデー
タを吸い上げることが可能である。
【0027】前記ラインコントローラ6は、図1(b)
に示すように、各種制御や演算を行う制御部11と、デ
ータの演算等に使用するRAM12と、各構成部の制御
用プログラムが格納されたROM13と、CRT等から
なりオペレータに対して画面を表示する表示部14と、
数値入力やカーソル指定入力等に使用するキーボードか
らなる操作部15と、各装置2,3,4が故障した場合
に警報音を発する警報部16とを備えて構成されてい
る。
【0028】また、図2に示すように、ACF装置2,
仮圧着装置3,本圧着装置4は、各装置毎に次に説明す
る構成部を備えている。
【0029】即ち、各装置の制御や演算等を行う制御部
21と、当該装置に投入されたセル数を検出する投入セ
ル数検出部22と、当該装置における作業が終了後の良
品セル数を検出する良品セル数検出部23と、ACFテ
ープや剥離テープやタブテープ等のテープ残量を検出す
るテープ残量検出部24と、加熱用の温度を設定する温
調設定部31と、圧着の圧力を設定する加圧設定部32
と、現在温度を検出する温度検出部33と、現在圧力を
検出する圧力検出部34と、位置決めマークのズレを検
出するズレ検出部41と、当該装置の故障を検出する故
障検出部51とを備えている。制御部21はラインコン
トローラ6に接続されている。
【0030】(2)ラインコントローラの機能概要 ラインコントローラ6の機能は、図3に示すように、各
装置(図面においてはプログラマブルコントローラ(P
LC)と記すことがある)の運転開始・停止指示等を行
う「装置制御」と、運転制御に関連するデータ(次に詳
述するセルデータ,タブデータ,装置データからなり、
これらを総称して「運転データ」という)の編集・新規
設定等を行う「データ編集」と、各装置等の稼働時間や
稼働率や生産枚数や部材管理等の表示を行う「生産管理
情報」と、運転データのファイルや生産管理情報のファ
イル管理等を行う「ファイル管理」と、ラインコントロ
ーラ6と上位システム(図示せず)等とのファイル転送
等を行う「通信制御」と、電源投入時に各装置の自己診
断等を行う「保守機能」とである。
【0031】(3)運転モード 図4に示すように、本システムの運転の種類は、「自
動」,「リペア」,「空」,「手動」の各運転が可能で
ある。
【0032】ここに、「自動運転」とはACF,液晶セ
ル,タブの供給・排出とアライメント認識(マークの位
置検出)および圧着までの一連の動作を連続で実行する
運転をいい、「リペア運転」とはタブを個別に位置指定
することで一連の圧着動作を該指定タブについて再実行
する運転をいい(例えば、不良液晶セルの修正時に使用
する)、「空運転」とはワーク(液晶セル)の搬送を行
わずに、装置のみの連続運転をいい、「手動運転」とは
各駆動部(例えば、液晶セルを搬送する搬送アーム)を
操作部のキー操作で個別に動作させることをいう。
【0033】(4)画面遷移 次に、本実施形態例全体の動作を図5〜図8に示す画面
遷移図(状態遷移図)および図9〜図11に示す機能一
覧に基づいて説明する。
【0034】なお、画面遷移図において、「HOME」は、
操作部(キーボード)15(図1(b)参照)のHOMEキ
ーが押下されるといかなる画面からも次に説明するメイ
ンメニューG1に戻ることを示し(但し、運転実行中に
移行はしない)、「ESC 」は同様にESC キーが押下され
ると次に説明する1階層だけ上層の画面へ移行すること
を示し(但し、運転実行中に移行はしない)、「F *
*」は種々の機能を割り付けたファンクションキーを示
す。
【0035】図5〜図8に示すように、画面遷移には階
層構造が採用され、第1階層がメインメニューG1およ
び時刻設定G1−1であり、第2階層が前述の装置制御
サブメニューG2とデータ編集サブメニューG9と生産
管理サブメニューG17とファイル管理サブメニューG
24と保守サブメニューG37と終了メニューG40で
あり、以下、第3,第4,第5階層まで構成されてい
る。
【0036】電源スイッチの投入により表示部14(第
1図(a)参照)の画面にメインメニューG1として前
述の各サブメニューG2,G9,G17,G24,G3
7,G40のリスト(名称)が表示され、オペレータは
キーカーソルを操作して所望の第2階層のサブメニュー
を選択する。各サブメニューG2,G9,G17,G2
4,G37,G40の内容を図9〜図11に示す。
【0037】以下、同様に第3階層〜第5階層の内容に
ついても図9〜図11に示す。
【0038】(5)次に本実施形態例の特徴的な部分で
ある「データ編集サブメニューG9」について詳細に説
明する。
【0039】図5に示すように、データ編集サブメニュ
ーG9は、運転ファイル一覧G4とセルデータ一覧G1
1とタブデータ一覧13と装置データ一覧G15とによ
り構成されている。
【0040】運転ファイル一覧G4および運転ファイ
ル編集G10(図12参照) 運転ファイルとは、前述のセルデータ,タブデータ,装
置データからなる運転データのファイルをいい、運転フ
ァイル一覧G4は、登録済みの運転ファイルの一覧を表
示部14に表示し、この表示画面において操作部15を
介して選択指定された運転ファイルが運転開始の指示・
停止の指示の対象となる。
【0041】また、運転ファイル編集G10の画面は、
図12(a)に示す画面となり、次に説明するセルデー
タファイルとTABデータファイルと装置データファイ
ルとを組み合わせて、或る品種の液晶セルにACF貼付
を行い、タブを仮圧着し、本圧着する際のデータとして
規定する。
【0042】ここに、運転ファイル名とは液晶セルの製
品番号(管理番号)であり、セルデータとは液晶セル
(例えば、図23参照)として寸法・形状の異なるA,
B,Cの3種類がある場合に例えば「A」を指定するデ
ータであり、XU−TABデータとは液晶セルの上辺に
形成されたタブ(図24(a)参照)がa,b,cの3
種類ある場合に例えば「a」を指定するデータであり、
XD−TABデータとは液晶セルの下辺に形成されたタ
ブ(図24(b)参照)がd,e,fの3種類がある場
合に例えば「d」を指定するデータであり、Y−TAB
データとは液晶セルの左辺のタブ(図24(c)参照)
がg,h,iの3種類がある場合に例えば「h」を指定
するデータであり、装置データとはACF装置2・仮圧
着装置3・本圧着装置4の中の例えばACF装置2を指
定するデータである。
【0043】このように、セルデータ,TABデータ,
装置データにおいてデータの部分的な変更がある場合に
は、ラインコントローラ6(図1参照)の表示部14と
操作部15とを使用し、その変更部分のファイルのみを
変更して組み合わせることにより、様々の仕様の液晶セ
ルに、様々の仕様のタブを仮圧着・本圧着することが可
能になる。即ち、従来のように様々の仕様を個別装置
2,3,4毎に新規に設定する必要がない。
【0044】セルデータ一覧G11およびセルデータ
編集G12(図13,図14参照) セルデータ一覧G11は、登録済みのセルデータ(様々
の仕様のセルデータ)の一覧を表示し、この画面で選択
されたセルデータが編集対象になる。
【0045】また、セルデータ編集G12は、図13,
図14に示すように、セル外形寸法(XL,YL )、位置決
め用マークの位置およびピッチ(XM,YM,PM等)等を規定
するデータを操作部15から入力して編集を行う。
【0046】これらのデータからマークの認識や圧着操
作などの際のセル停止位置を、ラインコントローラ6の
操作部15から入力するだけで各装置2,3,4に関し
て一律に規定することができ、液晶セルが変更になった
場合にも各装置に個別にデータ入力をする必要が無いの
で、容易に対応できる。
【0047】TABデータ一覧G13およびTABデ
ータ編集G14(図15,図16参照) TABデータ一覧G13は、登録済みのTABデータの
一覧を表示し、この画面で選択されたTABデータが編
集対象となる。
【0048】また、TABデータ編集G14は、図1
5,図16および図25に示すように、TABの外形寸
法(X )、ピックアップ点(図26参照、タブを金型か
らピックアップする点)、ACFの種別と長さ等を規定
する。
【0049】これらのデータからマーク位置の認識や圧
着操作などの際のTABやACFの停止位置やカット寸
法をラインコントローラ6の操作部15から一律に規定
することができ、TABやACFが変更になった場合に
も容易に対応できる。
【0050】装置データ一覧G15および装置データ
編集G16(図17,図18参照) 装置データ一覧G15は、登録済みの装置データの一覧
を表示し(この場合は、ACF装置と仮圧着装置と本圧
着装置の3種類)、この画面で選択された装置データが
編集対象となる。
【0051】また、装置データ編集G16は、図17,
図18に示すように、ACF,仮圧着,本圧着の各装置
の圧着処理における温度,加圧力,加圧時間をラインコ
ントローラ6の操作部15から一律に規定することがで
き、最適のプロセス条件を容易に設定することができ
る。
【0052】このような4種のファイル(運転ファイル
・セルデータファイル・タブデータファイル・装置デー
タファイル)により、生産したい液晶セルに対応した停
止位置情報,マーク認識情報,カット寸法情報,プロセ
ス条件が規定でき、様々の仕様の液晶セルのデータを統
括管理することが可能となる。
【0053】(II)第2実施形態例 本実施形態例は、図1において前述した各装置2,3,
4のコモンメモリ5への書き込み機能を利用して、前記
第1実施形態例で説明した液晶セル・タブの仕様に応じ
た各種データを、ラインコントローラ6で統括管理して
各装置2,3,4に伝送する。
【0054】従って、液晶セル・タブの仕様が切り替わ
る場合には、ラインコントローラ6から所定のデータを
各装置2,3,4へ伝送することにより、容易にデータ
の書替えを行うことができる。
【0055】(III)第3実施形態例 本実施形態例は、図1において前述した各装置2,3,
4がコモンメモリ5から格納された液晶セルやタブに対
応したデータを吸い上げる機能を利用して、各装置2,
3,4で管理している次に示す情報を吸い上げることが
できる。
【0056】装置ステータス 装置の状態であり、運転中、故障中、正常停止中などの
状態を表す。これらの状態は、各装置2,3,4に備え
られたフラグにより判断する。
【0057】生産状況 各装置2,3,4の稼動率,生産量,部材残量等の生産
に関連する指標データであり、図3に示した投入セル数
検出部22,良品セル検出部23,テープ残量検出部2
4等の検出データに基づき制御部21が演算を行う。
【0058】図19,図20は稼働時間の場合の画面と
機能の例を示す。
【0059】エラー情報 エラー情報とは、各装置2,3,4の故障情報をいい、
エラー発生履歴,各エラー別の発生回数,累計時間など
エラーに関する情報がある。ここに、故障は図2に示す
故障検出部51により検出され、該検出された故障情報
に基づき図1(b)に示す警報部16のブザーが鳴動す
る。
【0060】これらのデータをラインコントローラ6に
より集計し、コモンメモリ5に保存することにより、日
々や月々の各装置のエラー情報を容易に整理することが
可能になり、生産性向上に寄与する。即ち、得られた故
障情報に対応した適切な処置・対策を講じることによ
り、故障の少ないシステムを稼働させることが可能とな
る。
【0061】図21,図22はエラー発生の場合の画面
と機能の例を示す。
【0062】(IV)第4実施形態例 本実施形態例は、コモンメモリ5を利用して装置間のデ
ータ伝送により各装置で発生する不良情報の伝達を行う
場合であり、図27にその概念図を示す。
【0063】本実施形態例の動作を説明する。ACF装
置2で検出したセル電極の第1不良情報(図23におけ
るW1 の部分と仮定する)が、ACF装置2に対応した
コモンメモリ5の書き込みエリアに書き込まれる。
【0064】液晶セルがACF装置2から仮圧着装置3
に受け渡されると同時に仮圧着装置3ではこの第1不良
情報をコモンメモリ5から読み取り、不良のセル電極W
1 以外の部分に仮圧着を行う。そして、先の第1不良情
報に対して更に仮圧着装置3で検出した第2不良情報
(図23におけるW2 の部分と仮定する)を加えた第3
不良情報が仮圧着装置3のコモンメモリ5の書き込みエ
リアに書き込まれる。
【0065】液晶セルが仮圧着装置3から本圧着装置4
に受け渡されると同時に本圧着装置4ではこの第3不良
情報をコモンメモリ5から読み取り、不良のセル電極W
1 ,W2 以外の部分に本圧着を行う。そして、先の第3
不良情報に対して更に本圧着装置で検出した第4不良情
報(図23におけるW3 の部分と仮定する)を加えた第
5不良情報が本圧着装置4のコモンメモリ5の書き込み
エリアに書き込まれる。
【0066】本圧着終了後の液晶セルが排出されるタイ
ミングでラインコントローラ6はこの第5不良情報をコ
モンメモリ5から吸い上げることにより、今生産された
液晶セルが良品か不良品か、更に不良がある場合にはセ
ル電極のどの部分に何の要因の不良があるかをラインコ
ントローラ6で管理することが可能となる。このデータ
をラインコントローラ6側で保存することにより、個々
の液晶セル毎の良・不良管理を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように各請求項記載の発明
によれば、異方性導電膜テープ貼付装置と仮圧着装置と
本圧着装置とを通信回線で接続し、各装置の加工条件お
よび液晶セルに関する生産管理情報を制御手段が通信回
線を介して各装置と送受し、また、各装置の内の少なく
とも1台は液晶セルに関する不良を検出する不良検出手
段を備え、該不良検出手段が検出した不良情報を前記各
装置中の他の装置に送信するようにしたので、液晶パネ
ルに部品を実装する場合に液晶パネルの仕様変更や各構
成マシンの生産状況や各構成マシンの故障情報や液晶パ
ネルの品質管理等を一括して管理でき、液晶パネルの品
種切替えの際に短時間で新仕様に切り替えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例の構成を示す図であって、
(a)は全体システム構成図、(b)は同システムを構
成するラインコントローラのブロック図である。
【図2】同システムを構成する各装置の各種検出部等を
示すブロック図である。
【図3】同実施形態例の機能概要を示す図である。
【図4】同実施形態例の各種運転形態を示す図である。
【図5】同実施形態例の画面遷移図である。
【図6】図5に示す画面遷移図の続きの図である。
【図7】図6に示す画面遷移図の続きの図である。
【図8】図7に示す画面遷移図の続きの図である。
【図9】前記画面遷移図の遷移状態毎の内容を説明する
図である。
【図10】図9に示す説明図の続きの図である。
【図11】図10に示す説明図の続きの図である。
【図12】同実施形態例の運転ファイル編集における画
面およびその内容を説明する図である。
【図13】同実施形態例のセルデータ編集における画面
を示す図である。
【図14】同セルデータ編集の内容を説明する図であ
る。
【図15】同実施形態例のTABデータ編集における画
面を示す図である。
【図16】同TABデータ編集の内容を説明する図であ
る。
【図17】同実施形態例の装置データ編集における画面
を示す図である。
【図18】同装置データ編集の内容を説明する図であ
る。
【図19】同実施形態例の各装置毎の稼働時間の一覧の
画面を示す図である。
【図20】同稼働時間画面の内容を説明する図である。
【図21】同実施形態例の各装置毎のエラー発生の一覧
の画面を示す図である。
【図22】同エラー発生画面の内容を説明する図であ
る。
【図23】同実施形態例に使用する液晶セルの平面図で
ある。
【図24】同液晶セルのセルリードの平面図である。
【図25】同実施形態例に使用するタブの平面図であ
る。
【図26】同実施形態例に使用するタブ金型の平面図で
ある。
【図27】本発明の別の実施形態例の全体システム構成
図である。
【図28】一般的な液晶パネルの製造過程を説明する図
である。
【図29】従来のOLB装置のシステム構成を示す図で
ある。
【図30】従来の液晶セルの平面図および同液晶セルの
セルリードの平面図である。
【図31】従来の液晶セルにタブを圧着する際の圧着位
置の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 OLB装置 2 ACF装置 3 仮圧着装置 4 本圧着装置 5 コモンメモリ 6 ラインコントローラ(制御手段) 14 表示部 15 操作部 16 警報部 22 投入セル数検出部 23 良品セル数検出部 24 テープ残量検出部 31 温調設定部 32 加圧設定部 33 温度検出部 34 圧力検出部 41 ズレ検出部 51 故障検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶セルに異方性導電膜テープを貼付す
    る異方性導電膜テープ貼付装置と、 前記異方性導電膜テープが貼付された液晶セル上にプリ
    ント基板を仮圧着する仮圧着装置と、 前記異方性導電膜テープを介して液晶セルに仮圧着され
    たプリント基板を本圧着する本圧着装置と、 前記異方性導電膜テープ貼付装置と仮圧着装置と本圧着
    装置とを接続する通信回線と、 前記貼付と仮圧着と本圧着とにそれぞれ必要な加工条件
    および前記各装置が生産した液晶セルに関する生産管理
    情報を前記通信回線を介して前記各装置と送受する制御
    手段とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 【請求項2】 前記各装置の内の少なくとも1台は液晶
    セルに関する不良を検出する不良検出手段を備え、該不
    良検出手段が検出した不良情報を前記各装置中の他の装
    置に送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の部品実装装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008268766A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 表示パネル生産装置およびその方法
JP2011102873A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Hitachi High-Technologies Corp アライメントマーク管理装置、アライメントマーク管理システム及びプログラム

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