JPH09243529A - 試料採取方法 - Google Patents

試料採取方法

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JPH09243529A
JPH09243529A JP8870896A JP8870896A JPH09243529A JP H09243529 A JPH09243529 A JP H09243529A JP 8870896 A JP8870896 A JP 8870896A JP 8870896 A JP8870896 A JP 8870896A JP H09243529 A JPH09243529 A JP H09243529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampler
sea
assembled
sheath
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP8870896A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Haraguchi
強 原口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUKEN CHOSA SEKKEI KK
Y B M HANBAI KK
Original Assignee
FUKUKEN CHOSA SEKKEI KK
Y B M HANBAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は深度の比較的大きい海底で、且つ長尺
の試料採取を行う場合に、サンプラーを鞘管で保護し、
潮流などによって試料採取装置が湾曲しない方法を提供
する。 【構成】海上より、クレーン等で吊って海底の土壌や堆
積物等を採取する試料採取方法に於いて、まずサンプラ
ーを覆う形で鞘管を海底に埋設し、上部は台船に固定
し、サンプラーを鞘管に挿入する事により潮流や自重に
よる座屈によってサンプラーが湾曲するのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は比較的深い海底での地質
調査等を行う場合に、サンプラーを海底の地盤等に深く
貫入し、長尺の試料採取を行う方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】電磁式バイブレーターや、電動式のバイ
ブレーター等を貫入原動機としてサンプラーを海底の地
盤または、堆積物に貫入する試料採取方法があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】深い海底で且つ長尺の
試料を採取する場合、サンプラー装置の長さが３０ｍか
ら４０ｍと長くなり自重により、また潮流などによって
サンプラーが横方向の力を受け湾曲するという問題点が
あった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】サンプラーを中に包み込
む形で鞘管を設け、潮流が直接サンプラーに当り、又サ
ンプラーの自重によりサンプラーが座屈して曲がるのを
防止する。
【０００５】
【作用及び実施例】本発明の一実施例を図面を参照に詳
細に説明する。海上より、クレーン等で吊って海底の試
料を採取するサンプラーに於て、 （１）フランジ継手で継足して接続可能な複数の円筒状
の鞘管１を、上部が海上に出る長さに継ぎ足して組立
て、海底に沈めて設置し、鞘管１の上部は台船に固定す
る。 （２）サンプラー４の上にビット接続器６を設けて、そ
の上側に貫入原動機としてダウンザホールハンマー７を
設ける。 （３）ダウンザホールハンマ７の上側にドリルカラー８
を設ける。 （４）サンプラーヘッド５にチェーン３を取り付け、サ
ンプラー４を軸心として遊動自在なリテーナー２を複数
チェーン３により吊るす。 （５）ドリルカラー８の上部に吊り輪を具備した取り外
し可能なサブ９を設ける。 （６）コンプレッサー１２からのエアホース１１をサブ
９に接続する。 （７）前記（２）項から（６）項で構成される装置を海
上で組み立てた後、台船からワイヤロープ１０で吊って
鞘管１の中に挿入し、海底に着地させる。 （８）潮流がある場合、サンプラー装置は、鞘管１によ
って保護されるので横の力を受けることがなく、自重に
よる座屈も、リテーナー２により鞘管１に伝えられ保持
されるので湾曲しない。 （９）海上のコンプレッサー１２より、圧縮空気をダウ
ンザホールハンマー７に送気し、ダウンザホールハンマ
ー７の打撃運動により、サンプラー４を地盤に貫入し、
試料採取を行なう。 （１０）サンプラー４が海底地盤に貫入していく時に、
リテーナー２はチェーン３に吊られているために海底に
あたって次々に止まり、それ以上は海底の地盤に入り込
んでいかない。 （１１）図１は、貫入原動機としてダウンザホールハン
マー７を使用して、サンプラー４を貫入する場合を示す
が、貫入原動機として高周波杭打振動機を使用しても良
い。
【０００６】
【発明の効果】鞘管を設置してサンプラーを保護するこ
とにより、 （１）潮流が鞘管に当たるのを遮断し、サンプラーが曲
がるのを防止する。 （２）自重によりサンプラーが湾曲しようとする力はリ
テーナーを伝わって鞘管で保持されるので曲がりを防止
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の試料採取方法を示す状態図である。
【符号の説明】
１ 鞘管 ２ リテーナー ３ チェーン ４ サンプラー ５ サンプラーヘッド ６ ビット接続器 ７ ダウンザホールハンマー ８ ドリルカラー ９ サブ １０ ワイヤーロープ １１ エアーホース １２ コンプレッサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】海上より、クレーン等でサンプラーを吊
    り、海底の堆積物を採取する試料採取方法に於て、フラ
    ンジ継手により継足して長さの調節が可能な円筒状の鞘
    管を、上部が海面上に出る長さに継ぎ足して海底に沈設
    し、上部は台船に固定し、次にサンプラーを吊ってサン
    プラーのヘッド部にサンプラーを軸芯として、前記鞘管
    に内接する複数のリテーナーをチェーンで吊って装着
    し、前記鞘管に挿入して、海底に到達させ、貫入原動機
    を作動させる事によってサンプラーを貫入して試料を採
    取するのを特徴とする試料採取方法。
JP8870896A 1996-03-05 1996-03-05 試料採取方法 Pending JPH09243529A (ja)

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