JPH0924194A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JPH0924194A
JPH0924194A JP7173153A JP17315395A JPH0924194A JP H0924194 A JPH0924194 A JP H0924194A JP 7173153 A JP7173153 A JP 7173153A JP 17315395 A JP17315395 A JP 17315395A JP H0924194 A JPH0924194 A JP H0924194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
lead wire
clothes
lid body
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7173153A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroari Matsui
宏有 松井
Shunji Imai
俊次 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7173153A priority Critical patent/JPH0924194A/ja
Publication of JPH0924194A publication Critical patent/JPH0924194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラム内で衣類を転動攪拌して乾燥させ
るする衣類乾燥機において、蓋体に配設した電気部品に
接続したリード線の捻れを防止して耐久性を確保する。 【構成】 衣類を転動攪拌する回転ドラム1の衣類投入
口を蓋体16で開閉し、この蓋体16内に薬剤供給用ヒ
ータを配設し、この薬剤供給用ヒータに接続したリード
線22を乾燥機本体2内に導入する。リード線22は、
蓋体16の開閉時の回転中心と同軸位置から蓋体16外
へ導出するように構成し、この蓋体外16へ導出したリ
ード線22を乾燥機本体2に導入するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ドラム内で衣類を
転動攪拌して乾燥させるする衣類乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類乾燥機は図6に示す
ように構成していた。以下、その構成について説明す
る。
【0003】図に示すように、回転ドラム1は、乾燥機
本体2内の後面で回転自在に軸支され、前面で円環状の
ドラム前支持板3の外周フランジ部で摺動支持され、モ
ータ4とドラムベルト5によって回転駆動される。蓋体
6は、乾燥機本体2の前面に設けた衣類投入口を開閉自
在に覆っている。乾燥用ヒータ7は、回転ドラム1内に
流入する乾燥用空気を加熱する。
【0004】熱交換型ファン8は、回転ドラム1の後部
に回転自在に配設され、モータ4とファンベルト9によ
って回転駆動され、この熱交換型ファン8は乾燥機本体
2内における加熱循環空気の送風機能を有し、かつ乾燥
機本体2内外の熱交換機能を有している。ファンケーシ
ング10は、熱交換型ファン8の表裏両面から排出され
る空気の流れの循環経路と冷却経路を形成している。
【0005】フィルター11は回転ドラム1の後面に設
け、糸屑などを除去する。乾燥機本体2の後面は裏板1
2で覆っている。循環ダクト13は、ファンケーシング
10の循環側排気を乾燥用ヒータ7に導く通風路を構成
し、この循環ダクト13の一部に排水口14を形成し、
熱交換型ファン8の熱交換作用によって生じた凝縮水を
排出するようにしている。
【0006】上記構成において、回転ドラム1内に衣類
を入れ、モータ4を駆動して回転ドラム1と熱交換型フ
ァン8を回転するとともに、乾燥用ヒータ7に通電し、
衣類を転動攪拌しながら温風を衣類内に通すことによっ
て、洗濯などによって湿った衣類を乾燥するようにして
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の衣類
乾燥機では、図6より明らかなように、蓋体6には電気
部品は何も配設していなかった。
【0008】一方、衛生上の観点から抗菌、抗黴、抗ダ
ニ作用を有する薬剤を吸着処理できる衣類乾燥機が提案
されている。
【0009】この場合、予め一定量の抗菌、抗黴、防
臭、防虫の少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤
を担持させた担持体を蓋体に装着し、この担持体を薬剤
供給用ヒータによって加熱し、担持体に担持した薬剤を
揮発拡散して回転ドラム内の衣類に薬剤を付着させるよ
うに構成すると、薬剤供給用ヒータによって担持体に担
持されている薬剤を加熱して薬剤の揮発拡散を促進する
ことができ、短時間で担持体に担持されている薬剤を揮
発拡散することができる。
【0010】また、使用者は蓋体を開け、蓋体の内面に
設けた担持体装着部に担持体を挿入するという簡単な操
作で担持体を薬剤供給用ヒータ面に確実に装着すること
ができ、さらに、担持体をカバー部などによって保護し
ておくと、回転ドラム内で転動攪拌される衣類によって
回転ドラム内に脱落したり、衣類に直接当たることによ
ってほぐれなどの不具合を生じることが少なくなり、ま
た、一部の衣類に多量の薬剤が付着するといったむらが
生じるのを少なくすることができるという優れた特徴を
有する衣類乾燥機が得られる。
【0011】しかるに、このような構成では、蓋体の薬
剤供給用ヒータを配設しているため、蓋体を開閉するた
びに薬剤供給用ヒータに接続したリード線が捻れること
によって断線し、担持体を加熱できなくなり、薬剤を衣
類に吸着できなくなる場合があった。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、蓋体
に配設した電気部品に接続したリード線の捻れを防止し
て耐久性を確保することを第1の目的としている。
【0013】また、上記第1の目的を達成するととも
に、一般家庭において、衣類を乾燥するという衣類乾燥
機の本来機能を損なうことなく、処理したい衣類に適量
の薬剤をむらなく確実に付着処理できるようにすること
を第2の目的としている。
【0014】また、上記第1の目的を達成するととも
に、蓋体を開閉したときリード線の捻れをなくしてリー
ド線を保護することを第3の目的としている。
【0015】また、上記第1の目的を達成するととも
に、リード線を外力または外部からの水より保護するこ
とを第4の目的としている。
【0016】また、上記第1の目的を達成するととも
に、リード線を保護するカバー体の装着を容易にして、
作業性を向上することを第5の目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、衣類を転動攪拌する回転ドラムと、
この回転ドラムの衣類投入口を開閉する蓋体と、この蓋
体内に配設した電気部品と、この電気部品に接続し乾燥
機本体内に導入するリード線とを備え、前記リード線
は、蓋体開閉時の回転中心と同軸位置から蓋体外へ導出
するように構成し、この蓋体外へ導出したリード線を乾
燥機本体に導入するようにしたことを第1の課題解決手
段としている。
【0018】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、蓋体の内面側に装着した
少なくとも抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか
1種の性状を有する薬剤を気化する薬剤供給手段を備
え、電気部品は、前記薬剤供給手段を加熱する加熱手段
で構成したことを第2の課題解決手段としている。
【0019】また、第3の目的を達成するために、上記
第1または第2の課題解決手段の蓋体は、蓋体外へのリ
ード線の導出位置にリード線通設用のパイプ体を有する
ことを第3の課題解決手段としている。
【0020】また、第4の目的を達成するために、上記
第1または第2の課題解決手段の蓋体の内面に、リード
線を覆うカバー体を付加したことを第4の課題解決手段
としている。
【0021】また、第5の目的を達成するために、上記
第4の課題解決手段のカバー体は、屈曲自在なヒンジ部
を有することを第5の課題解決手段としている。
【0022】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
蓋体に配設した電気部品に通電するリード線を蓋体開閉
時の回転中心と同軸位置から蓋体外へ導出するように構
成しているので、蓋体を開閉したときリード線が捻れる
ことがなく、蓋体に電気部品を配設しても、電気部品が
ない場合と同様の耐久性を確保することができる。
【0023】また、第2の課題解決手段により、衣類を
回転ドラム内で転動攪拌しながら、薬剤供給手段を加熱
手段により加熱し、薬剤供給手段に含まれる薬剤成分を
気化して回転ドラム内へ揮発拡散することができ、衣類
に所望する抗菌、抗黴、防臭、防虫などの処理を行うこ
とができ、薬剤供給手段は開閉自在の蓋体の内面に位置
するため、揮発拡散した薬剤成分が衣類と接触する機会
を多くでき、結果的に一定量の薬剤を均一に衣類に付着
することができる。
【0024】また、第3の課題解決手段により、蓋体外
へのリード線の導出位置に設けたパイプ体にリード線を
通すことによって、パイプ体の外周面と蓋体との間で摺
動し、パイプ体は固定されるため、蓋体を開閉したとき
リード線が捻れることがなく、リード線を保護すること
ができる。
【0025】また、第4の課題解決手段により、蓋体を
開いているときに不用意にリード線に触れることがな
く、また、乾燥機本体の上部より水がかかった場合、多
量の水を含んだ衣類を回転ドラムに入れる場合などにリ
ード線に水がかかることがなく、リード線を保護するこ
とができる。
【0026】また、第5の課題解決手段により、カバー
体を蓋体に装着するとき、カバー体をヒンジ部で曲げる
ことにより容易に装着することができ、作業性を向上す
ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図5を参
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0028】図に示すように、担持体15は、薬剤供給
手段を構成するもので、パルプ材、発泡合成樹脂、金属
焼結体などの多孔質体に、ヒノキチオール、ハッカ油、
塩化ベンザルコニウムなどの抗菌、抗黴、防臭、防虫の
少なくともいずれか1種の性状を有する薬剤を適量担持
したもので、蓋体16の内面に装着している。
【0029】薬剤供給用ヒータ(加熱手段)17は、電
気部品を構成しており、担持体15を加熱して担持され
た薬剤を気化するもので、図3に示すように、この薬剤
供給用ヒータ17の前後をヒータ支持部材18と薬剤供
給用ヒータ17の端子17aを覆うように設けたヒータ
カバー19とで狭持している。蓋内面部材20は、衣類
投入口を開閉する蓋体16の内面を構成するもので、略
中央部に回転ドラム1側に膨出し担持体15を装着する
ためのベース部21を一体に設けている。担持体15は
薬剤供給用ヒータ17の加熱面17bと、ベース部21
の一部からなり、複数の貫通孔21aを備えたカバー部
21bとの隙間で狭持されている。
【0030】リード線22は、一端を薬剤供給用ヒータ
17の端子17aに接続し、図4に示すように、ベース
部21に設けた切欠部21cより蓋体16の内面側に導
出し、蓋体16を開閉するときの回転中心と同軸位置か
ら蓋体16外へ導出し、他端を乾燥機本体2に導入して
制御手段23に接続している。
【0031】すなわち、蓋体16は、図1に示すよう
に、内面端部に蓋開閉軸受24を設けており、この蓋開
閉軸受24を乾燥機本体2に設けた蓋開閉軸25に挿嵌
して開閉できるようにしており、蓋開閉軸受24と同軸
上にパイプ挿通穴26を設けている。パイプ体27は、
リード線22を挿通し、一端にフランジ部27a、27
bを設け、パイプ部27cをパイプ挿通穴26に遊嵌で
きるようにしている。また、このパイプ体27は、パイ
プ部27cを乾燥機本体2に設けたパイプ受け部28に
遊嵌できるようにしている。
【0032】カバー体29は、蓋体16の内面のリード
線22を覆うもので、略L字状に形成し、右下端部にパ
イプ体27のフランジ部27a、27bの間に挿嵌可能
な凹部29aを形成し、図5に示すように、屈曲自在な
ヒンジ部29bを有している。また、上端部29cをベ
ース部21に設けた切欠部21cに挿入できるように
し、上端外側に位置決め用の突起29dを設けている。
【0033】蓋体16全体の組立手順としては、まず、
薬剤供給用ヒータ17をヒータ支持部材18とヒータカ
バー19とで狭持し、ビス30でベース部21の裏面に
固定する。つぎに、薬剤供給用ヒータ17と一体になっ
たベース部21、すなわち蓋内面部材20全体をビス3
1で蓋体16に固定する。このとき、薬剤供給用ヒータ
17に接続したリード線22は、ベース部21に設けた
切欠部21cより蓋体16の内面側に導出ししておく。
【0034】つぎに、リード線22にパイプ体27を挿
通し、蓋体16の蓋開閉軸受24を乾燥機本体2の蓋開
閉軸25に挿嵌して蓋体16を乾燥機本体2に開閉自在
に取り付ける。その後、パイプ体27をリード線22に
挿通し、リード線22をパイプ挿通穴26とパイプ受け
部28とを通して乾燥機本体2内に導入する。そして、
パイプ体27のパイプ部27cをパイプ挿通穴26とパ
イプ受け部28に遊嵌する。
【0035】つぎに、カバー体29をヒンジ部29bよ
り折り曲げ、上端部29cを位置決め用の突起29dが
ベース部21に当接するまでベース部21に設けた切欠
部21cに挿入し、リード線22を覆った状態で、カバ
ー体29の凹部29aをパイプ体27のフランジ部27
a、27bの間に挿嵌し、左下端をビス32により蓋体
16に固着する。その後乾燥機本体2内に導入したリー
ド線22を制御手段23に接続する。
【0036】つぎに、上記各部品が組み立てられた状態
の詳細の構成を説明する。薬剤供給用ヒータ17は、通
電することで発熱面17bが発熱する。薬剤供給用ヒー
タ17は、前面はヒータ支持部材18により、後面は薬
剤供給用ヒータ17への通電を行うための電気端子17
aを覆うように設けたヒータカバー19によって狭持さ
れた状態で、ベース部21に固定されている。担持体1
5は、薬剤供給用ヒータ17の発熱面17bと、ベース
部21の一部からなり、複数の貫通孔21aを備えたカ
バー部21bとの隙間で狭持されている。
【0037】薬剤供給用ヒータ17に接続したリード線
22は、リード線22に挿通したパイプ体27を蓋開閉
軸受24と同軸上に設けたパイプ挿通穴26に遊嵌する
ことによって、蓋体16開閉時の回転中心と同軸位置か
ら蓋体16外へ導出し、蓋体16の内面ではカバー体2
9により覆われている。
【0038】上記構成において、衣類に薬剤を付着する
ときの動作を説明する。使用者はまず、担持体15をベ
ース部21の一部に形成された凹状部21cから、薬剤
供給用ヒータ17の発熱面17bとカバー部21aの隙
間に挿入、装着する。その後、薬剤供給用ヒータ17に
通電すると、担持体15は薬剤供給用ヒータ17で加熱
され、その薬剤成分を気化し、貫通孔21aから揮発拡
散され、蓋体16の内面側、すなわち回転ドラム1内に
拡散供給することができる。
【0039】そして、このとき同時に衣類を回転ドラム
1で攪拌することで、高温となった薬剤の蒸気は回転ド
ラム1内で衣類とむらなく接触し、その際に生じる温度
差によって、薬剤蒸気は衣類表面で結露し付着する。こ
の結果、使用者にとっては、担持体15をセットし、運
転を開始するだけの簡単な操作で、投入された衣類表面
にむらなく、抗菌、抗黴、防臭、防虫機能を付与するこ
とができる。
【0040】また、薬剤供給用ヒータ17に接続したリ
ード線22を蓋体16の開閉時の回転中心と同軸位置か
らパイプ体27を通して蓋体16外へ導出するように構
成しているので、蓋体16を開閉したときリード線22
が捻れることがなく、蓋体16に薬剤供給用ヒータ17
を配設しても、薬剤供給用ヒータ17がない場合と同様
の耐久性を確保することができる。
【0041】また、蓋体16の内面に、リード線22を
覆うカバー体29を設け、カバー体29に屈曲自在なヒ
ンジ部29bを設けているので、カバー体29を蓋体1
6に装着するとき、カバー体29をヒンジ部29bで曲
げることにより容易に装着することができ、このカバー
体29によって、蓋体16を開いているときに不用意に
リード線22に触れることがなく、また、乾燥機本体2
の上部より水がかかった場合、多量の水を含んだ衣類を
回転ドラム1に入れる場合などにリード線22に水がか
かることがなく、リード線22を保護することができ
る。
【0042】なお、上記実施例では、電気部品を薬剤供
給用ヒータ17で構成して蓋体16に配設しているが、
電気部品を噴霧装置で構成し、薬剤をボンベに収納し噴
霧装置により薬剤を回転ドラム1内に噴霧するようにし
てもよく、また、電気部品を殺菌灯で構成し、回転ドラ
ム1内に照射して殺菌するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、衣類を転動攪拌
する回転ドラムと、この回転ドラムの衣類投入口を開閉
する蓋体と、この蓋体内に配設した電気部品と、この電
気部品に接続し乾燥機本体内に導入するリード線とを備
え、前記リード線は、蓋体開閉時の回転中心と同軸位置
から蓋体外へ導出するように構成し、この蓋体外へ導出
したリード線を乾燥機本体に導入するようにしたから、
電気部品に通電するリード線を蓋体開閉時の回転中心と
同軸位置から蓋体外へ導出するように構成しているの
で、蓋体を開閉したときリード線が捻れることがなく、
蓋体に電気部品を配設しても、電気部品がない場合と同
様の耐久性を確保することができる。
【0044】また、蓋体の内面側に装着した少なくとも
抗菌性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状
を有する薬剤を気化する薬剤供給手段を備え、電気部品
は、前記薬剤供給手段を加熱する加熱手段で構成したか
ら、衣類を回転ドラム内で転動攪拌しながら、薬剤供給
手段を加熱手段により加熱し、薬剤供給手段に含まれる
薬剤成分を気化して回転ドラム内へ揮発拡散することが
でき、衣類に所望する抗菌、抗かび、防臭、防虫などの
処理を行うことができ、薬剤供給手段は開閉自在の蓋体
の内面に位置するため、揮発拡散した薬剤成分が衣類と
接触する機会を多くでき、結果的に一定量の薬剤を均一
に衣類に付着することができる。
【0045】また、蓋体は、蓋体外へのリード線の導出
位置にリード線通設用のパイプ体を有するから、パイプ
体の外周面と蓋体との間で摺動し、パイプ体は固定され
るため、蓋体を開閉したときリード線が捻れることがな
く、リード線を保護することができる。
【0046】また、蓋体の内面に、リード線を覆うカバ
ー体を付加したから、蓋体を開いているときに不用意に
リード線に触れることがなく、また、乾燥機本体の上部
より水がかかった場合、多量の水を含んだ衣類を回転ド
ラムに入れる場合などにリード線に水がかかることがな
く、リード線を保護することができる。
【0047】また、カバー体は、屈曲自在なヒンジ部を
有するから、カバー体を蓋体に装着するとき、カバー体
をヒンジ部で曲げることにより容易に装着することがで
き、作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の衣類乾燥機の蓋体を開いた
状態の一部切欠した斜視図
【図2】同衣類乾燥機の断面図
【図3】同衣類乾燥機の蓋体の一部切欠した拡大断面図
【図4】同衣類乾燥機の要部拡大分解斜視図
【図5】同衣類乾燥機のカバー体装着時の要部拡大斜視
【図6】従来の衣類乾燥機の断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 乾燥機本体 16 蓋体 17 薬剤供給用ヒータ(電気部品) 22 リード線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を転動攪拌する回転ドラムと、この
    回転ドラムの衣類投入口を開閉する蓋体と、この蓋体内
    に配設した電気部品と、この電気部品に接続し乾燥機本
    体内に導入するリード線とを備え、前記リード線は、蓋
    体開閉時の回転中心と同軸位置から蓋体外へ導出するよ
    うに構成し、この蓋体外へ導出したリード線を乾燥機本
    体に導入するようにした衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 蓋体の内面側に装着した少なくとも抗菌
    性、抗黴性、防臭性、防虫性のいずれか1種の性状を有
    する薬剤を気化する薬剤供給手段を備え、電気部品は、
    前記薬剤供給手段を加熱する加熱手段で構成した請求項
    1記載の衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 蓋体は、蓋体外へのリード線の導出位置
    にリード線通設用のパイプ体を有する請求項1または2
    記載の衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 蓋体の内面に、リード線を覆うカバー体
    を付加した請求項1または2記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 カバー体は、屈曲自在なヒンジ部を有す
    る請求項4記載の衣類乾燥機。
JP7173153A 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機 Pending JPH0924194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7173153A JPH0924194A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7173153A JPH0924194A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0924194A true JPH0924194A (ja) 1997-01-28

Family

ID=15955092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7173153A Pending JPH0924194A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0924194A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074115A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-05 Arcelik Anonim Sirketi A washing machine
JP2012011091A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
EP3290566A4 (en) * 2015-04-30 2018-11-07 Qingdao Haier Drum Washing Machine Co., Ltd. Washing machine

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007074115A1 (en) * 2005-12-29 2007-07-05 Arcelik Anonim Sirketi A washing machine
JP2012011091A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 衣類処理装置
EP3290566A4 (en) * 2015-04-30 2018-11-07 Qingdao Haier Drum Washing Machine Co., Ltd. Washing machine
US10683597B2 (en) 2015-04-30 2020-06-16 Qingdao Haier Drum Washing Machine Co., Ltd. Washing Machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920009626B1 (ko) 의류 건조기
EP1445367B1 (en) Drying/washing machine
US9074313B2 (en) Laundry treating apparatus
EP2319979B1 (en) Washing and drying machine
JP5447587B2 (ja) 洗濯乾燥機
JPH0924194A (ja) 衣類乾燥機
KR100551394B1 (ko) 세탁기 및 세탁 건조기
JP5447586B2 (ja) 洗濯乾燥機
JP3740715B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH0938388A (ja) 衣類乾燥機
EP3124679B1 (en) Laundry treating machine
JP3567534B2 (ja) 衣類乾燥機
JP3702492B2 (ja) 衣類乾燥機
JPH0263500A (ja) 乾燥機
CN220538200U (zh) 衣物处理组件及衣物处理设备
JP2008119495A (ja) 洗濯機および洗濯乾燥機
CN220538199U (zh) 衣物处理组件及衣物处理设备
JP2010088860A (ja) 洗濯乾燥機
JPH0910490A (ja) 衣類乾燥機
JPH0910489A (ja) 衣類乾燥機
KR100999275B1 (ko) 향 공급모듈이 구비된 의류 건조기
JPH0398A (ja) 衣類乾燥機
JPH02295596A (ja) 衣類乾燥機
JP2006087905A (ja) 洗濯乾燥機
JPH0956993A (ja) 衣類乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050201

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050622

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628