JPH09241243A - ピリジルウレア誘導体 - Google Patents
ピリジルウレア誘導体Info
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- JPH09241243A JPH09241243A JP8046086A JP4608696A JPH09241243A JP H09241243 A JPH09241243 A JP H09241243A JP 8046086 A JP8046086 A JP 8046086A JP 4608696 A JP4608696 A JP 4608696A JP H09241243 A JPH09241243 A JP H09241243A
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Abstract
ルス剤として有効な化合物である、新規なピリジルウレ
ア誘導体の提供とその医薬としての利用。 【解決手段】 この化合物は、次の一般式(I) 【化1】 (式中、R1は 【化2】 R2は 【化3】 R7は 【化4】 を表し、R3、R4、R5、R6及びR8は互いに独立して
水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す)で示される。
Description
イルス薬として有用なピリジルウレア誘導体、およびそ
の製造方法に関する。
て複製と転写との両者を阻害するピロール−アミジン系
抗生物質ネトロプシン及びジスタマイシンを鍵化合物と
した、抗腫瘍薬及び抗ウイルス薬に関する報告が盛んに
なされている。例えばWO 95/04732には、次
の式
式
物はいずれも構造が複雑で多段階の合成ルートを必要と
し、また各段階における精製操作の繁雑さのために、目
的化合物を高収量で得ることには困難があり、それゆえ
に医薬品として開発する上で製造コストが高いという大
きな問題点がある。従って、比較的容易に合成でき、し
かも、DNA結合能を有していて抗腫瘍薬及び抗ウイル
ス薬として有効な化合物の解明と、その化合物を得るた
めの方法の開発が求められている。
題解決のために鋭意研究した結果、新規なピリジルウレ
ア誘導体が強力なDNA結合能を有することから抗腫瘍
薬及び抗ウイルス薬として有効であり、かつ比較的容易
に合成できることを見出だし、本発明を完成した。すな
わち、本発明は、次の一般式(I)
水素原子又はC1〜C6アルキル基を表す)で表されるピ
リジルウレア化合物またはその薬学上許容しうる塩に関
する。
関し、次の一般式(II)
ロロギ酸アミド化合物又は、次の一般式(III)
るフェノキシギ酸アミド化合物と、次の一般式(IV)
ピリジン化合物とを反応させ、得られた縮合物につい
て、R1′上にシアノが存在する場合にこれをグアニル
基に、また保護されたアミノ基が存在する場合にこれを
脱保護した後、アミノ基をアルキル化することによっ
て、次の一般式(I)
るピリジルウレア化合物を製造するか、または次の一般
式(V) R1′−NR3H (V) (式中、R1′は上記した意味を有する)で示されるア
ミノ化合物と、次の一般式(VI)
H2−NH−保護基を表す)で示されるピリジン化合物
とを、カルボニルジイミダゾールの存在下にカルボニル
基を介して縮合させるか、上記一般式(VI)で示される
ピリジン化合物をカルボニルジイミダゾールの存在下に
カルボニル基を介して自己縮合させ、得られた縮合物に
ついて、R1′上にシアノが存在する場合にこれをグア
ニル基に、また保護されたアミノ基が存在する場合にこ
れを脱保護した後、アミノ基をアルキル化し、そしてR
2′上の保護基を開裂除去することによって、次の一般
式(I)
るピリジルウレア化合物を製造することからなるもので
ある。
て、C1〜C6アルキルとしてはメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert
−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等が挙げられ
る。上記一般式(I)で表される化合物の製薬上許容さ
れる塩としては、例えば塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩などの
無機酸塩類、酢酸、フマル酸、クエン酸、マレイン酸、
フタル酸、リンゴ酸、酒石酸塩などの有機酸塩類が挙げ
られる。本発明の化合物には、上記一般式(I)で示さ
れる化合物のほか、この化合物から誘導されうる代謝産
物、および代謝前駆物質、すなわち生体内において代謝
されて一般式(I)で示される化合物を生成するいわゆ
るプロドラッグを包含する。
物は、例えば次の反応スキーム1で示される反応工程に
よって製造することができる。
ピリジンをN−アルキル化して一般式(IV)で示される
アルキルアミノピリジン化合物とし、別に式(VIII)で
示される4−アミノベンゾニトリルをN−アルキル化し
て得られる一般式(IX)で示される4−アルキルアミノ
ベンゾニトリルをトリホスゲンまたはクロロギ酸フェニ
ルと反応させて一般式(II)又は(III)で示されるク
ロロギ酸アミド化合物又はフェノキシギ酸アミド化合物
とする。このようにして得られた一般式(IV)で示され
るアルキルアミノピリジン化合物と一般式(II)又は
(III)で示されるクロロギ酸アミド化合物又はフェノ
キシギ酸アミド化合物とを反応させて、一般式(X)で
示されるピリジルジウレア化合物とし、このピリジルジ
ウレア化合物を塩化水素と処理し、ついでアンモニアと
反応させてシアノ基をグアニル基に変換することによっ
て目的とする一般式(I)の化合物が得られる。
ジン(VII)からの一般式(IV)で表されるアルキルア
ミノピリジン化合物製造におけるアミノ基のアルキル化
方法としては、一般的なアミノ基のアルキル化方法のい
ずれを用いて行ってもよい。例えばアシル化剤を用いア
ミノ基についてアシル化を行った後、還元剤を用い還元
してN−アルキル体を得る方法(方法A)、又はアミノ
化合物をハロゲン化アルキルと処理することによってN
−アルキル体を得る方法(方法B)等が用いられる。
示されるジアミノピリジンに対し、1〜100モル等量
のアシル化剤を用いて行われる。アシル化剤としては、
例えば酢酸クロリド、プロピオン酸クロリド、n−酪酸
クロリド、イソ酪酸クロリド、吉草酸クロリド、カプロ
ン酸クロリド等のカルボン酸クロリド類;無水酢酸、プ
ロピオン酸無水物、n−酪酸無水物、イソ酪酸無水物、
吉草酸無水物、カプロン酸無水物等のカルボン酸無水
物;酢酸ギ酸無水物、イソ吉草酸ギ酸無水物、炭酸エチ
ルギ酸無水物、炭酸イソブチルギ酸無水物等の混合酸無
水物を用いることができる。
0倍量の無機又は有機塩基を添加することができ、例え
ば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム
等の水酸化物、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム等の炭酸塩類;トリエチルアミン、ジエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチルア
ミン、ジイソプロピルアミン、トリメチルアミン等のア
ミン類;ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等のピ
リジン類を用いることができる。
行うことができる。有機溶媒としては、例えばベンゼ
ン、トルエン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類;ク
ロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジ
クロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、
ジオキサン等のエーテル類;ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等
のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド
類;スルホラン;水;又はこれらの混合溶剤が好適に用
いられる。アシル化反応は氷冷下から加熱還流下までの
温度の範囲で行われる。反応時間は反応条件によって異
なるが、通常0.5時間〜48時間である。
ルアミノピリジンに対し1〜100モル等量の還元剤を
反応させることによって行われる。還元剤として水素化
リチウムアルミニウム、水素化ジイソブチルアルミニウ
ム、アラン等の水素化アルミニウム類;ボラン−テトラ
ヒドロフラン錯体、ボラン−ジメチルスルフィド錯体、
ボラン−ピリジン錯体等の水素化ホウ素類を用いること
ができる。
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル類が溶媒として用い、氷冷下から加熱還流下まで
の温度の範囲で行われる。反応時間は反応条件によって
異なるが、通常0.5時間〜36時間である。好ましく
はテトラヒドロフラン中、ボラン−テトラヒドロフラン
錯体、若しくはボラン−ジメチルスルフィド錯体を用
い、12〜18時間加熱還流させて行われる。
ゲン化アルキルとしては、ヨードメタン、ヨードエタ
ン、1−ブロモプロパン、2−ブロモプロパン、1−ブ
ロモブタン、2−ブロモブタン、1−ブロモペンタン、
2−ブロモペンタン、3−ブロモペンタン、1−クロロ
ヘキサン等を挙げることができる。使用量は一般式(VI
I)で示されるジアミノピリジンに対し、1〜100モ
ル等量である。必要に応じて1〜100倍量の無機又は
有機塩基を添加することができ、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の水酸化物;炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の
炭酸塩類;トリエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロ
ピルアミン、トリメチルアミン等のアミン類;ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン等のピリジン類を用い
ることができる。
機溶媒中で行うことができる。有機溶媒としては、例え
ばベンゼン、トルエン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水
素類;クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸ト
リアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスル
ホキシド類;スルホラン;水;又はこれらの混合溶剤が
好適に用いられる。方法Bのアルキル化反応は一般的な
反応容器中、又は封管中で氷冷下から200℃までの温
度の範囲で行われる。反応時間は反応条件によって異な
るが、通常0.5時間〜48時間である。一般式(VII
I)で示される化合物4−アミノベンゾニトリルのN−
アルキル化は、上記したアミノ基のアルキル化方法で行
うことができる。
ノベンゾニトリルは、次いでトリホスゲン若しくはクロ
ロギ酸フェニルと反応させて、一般式(II)又は(II
I)で示されるクロロギ酸アミド化合物又はフェノキシ
ギ酸アミド化合物とされる。この反応には必要に応じて
塩基を添加することができる。塩基は0.1〜100倍
量の無機又は有機塩基を用い、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の水酸化物;炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の
炭酸塩類;トリエチルアミン、ジエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソプロ
ピルアミン、トリメチルアミン等のアミン類;ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン等のピリジン類を用い
ることができる。
流下までの温度の範囲で行われる。反応時間は反応条件
によって異なるが、通常0.5時間〜48時間である。
有機溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、ヘキサ
ン、ヘプタン等の炭化水素類;クロロホルム、ジクロロ
メタン、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類;ジメチル
スルホキシド等のスルホキシド類;又はこれらの混合溶
剤が好適に用いられる。好ましくは一般式(IX)の4−
アルキルアミノベンゾニトリルに対し、1,2−ジクロ
ロエタン中、1〜5モル等量のトリホスゲンを用い、1
0〜15時間加熱還流するか、又はジクロロメタン中、
1〜5モル等量のクロロギ酸フェニルと1〜5モル等量
のトリエチルアミンを用い、2〜5時間室温で反応させ
ることによって行う。
ロギ酸アミド化合物又はフェノキシギ酸アミド化合物
と、一般式(IV)で表されるアルキルアミノピリジン化
合物との縮合反応より一般式(X)で表されるピリジル
ウレア化合物が得られる。この縮合反応において、一般
式(IV)で表されるアルキルアミノピリジン化合物に対
し、2〜100モル等量の一般式(II)又は(III)で
示されるクロロギ酸アミド化合物又はフェノキシギ酸ア
ミド化合物を用いることができる。また、必要に応じて
塩基、又は酸を添加することができる。塩基は0.1〜
100倍量の無機又は有機塩基を用い、塩基としては、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の水酸化物;炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素ナトリウム等の炭酸塩類;トリエチルアミン、ジ
エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、トリブチ
ルアミン、ジイソプロピルアミン、トリメチルアミン等
のアミン類;ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等
のピリジン類を挙げることができる。酸は0.1〜10
0倍量のルイス酸を用い、ルイス酸としては、例えば塩
化アルミニウム、四塩化チタン、フッ化ホウ素−ジエチ
ルエーテル錯体、ジ−n−スズオキシド等が挙げられ
る。
行うことができる。有機溶媒としては、例えばベンゼ
ン、トルエン、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素類;ク
ロロホルム、ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2−ジ
クロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の
ハロゲン化炭化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエ
ーテル類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類;ジメ
チルスルホキシド等のスルホキシド類;又はこれらの混
合溶剤が好適に用いられる。
封管中で室温から200℃までの温度の範囲で行われ
る。反応時間は通常1時間〜72時間である。この様に
して得られた一般式(X)で表されるピリジルウレア化
合物は、溶媒中、塩化水素ガスを吹き込み反応させ、一
旦溶媒を留去した後、次いで溶媒中、アンモニアガスを
吹き込み反応させることによって、このピリジルウレア
化合物上のシアノ基がイミデート、次いでグアニル基へ
と変換され、所望の目的化合物ピリジルウレア誘導体
(I)とされる。
タノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール
等のアルコール類が挙げられる。反応温度は氷冷下から
室温までの温度の範囲で行われる。好ましくは氷冷下に
0.5〜5時間で塩化水素ガスを吹き込んだ後、室温に
て12〜72時間放置し、一旦溶媒を留去した後、再び
氷冷下に0.5〜5時間でアンモニアガス吹き込み、更
に室温にて12〜72時間放置することによって行われ
る。このシアノ基のグアニル基への変換反応について
は、S. R. Sandler と W. Karo の著した「Organic Fun
ctional Group Preparation」(第2版、1989、Academi
c Press, Inc.)の第III巻、第6章を参考とすることが
できる。
化合物は、例えば次の反応スキーム2で示される反応工
程によっても製造することができる。
れるアミノニトロピリジンをN−アルキル化して一般式
(XII)で示されるアルキルアミノニトロピリジン化合
物とし、この一般式(XII)の化合物を還元して一般式
(XIII)で示される化合物とし、この一般式(XIII)の
化合物をN−アルキル化して、一般式(IV)で示される
アルキルアミノピリジン化合物とし、この一般式(IV)の
化合物をアミノ基を保護したグリシン(Z−グリシン)
と縮合させて一般式(XIV)のアミド化合物とし、この
一般式(XIV)の化合物をカルボニルジイミダゾール又
はトリホスゲンを用いてカルボニル基を介して縮合させ
て、一般式(XV)で示されるピリジルウレア化合物と
し、この一般式(XV)の化合物の保護基の脱離とN−ア
ルキル化を行って、目的とする一般式(I)の化合物が
得られる。
ピリジン(XI)からの一般式(XII)で表されるアルキル
アミノニトロピリジン化合物製造におけるアミノ基のア
ルキル化方法、及び一般式(XIII)で示される化合物か
らの一般式(IV)で示されるアルキルピリジン化合物製造
におけるアミノ基のアルキル化方法は、上記したアミノ
基のアルキル化方法のいずれを用いて行ってもよい。
ニトロピリジン化合物のニトロ基の還元は、塩酸酸性下
に鉄、亜鉛、スズ又は塩化第一スズ等を用いる方法;水
素気流下にニッケル、パラジウム又は白金を触媒として
用いる接触還元による方法;水素化リチウムアルミニウ
ム、水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤を用いて行うこ
とができる。水素気流下、溶媒中、0.01〜1モル等
量のパラジウム炭素を用いた接触還元による方法が好ま
しい。接触還元反応の溶媒としてはメタノール、エタノ
ール、2−プロパノール等のアルコール類;ギ酸、酢酸
等のカルボン酸類;水;又はこれらの混合溶剤が好適に
用いられる。接触還元反応は氷冷下から室温までの温度
の範囲で、0.5〜48時間の反応時間で行われる。
リジン化合物とアミノ基を保護されたグリシン(Z−グ
リシン)との縮合反応は、一般的なペプチド合成に於い
て行われている方法によって行われる。グリシンのアミ
ノ基の保護基Zとしては一般的なペプチド合成に用いら
れるアミノ酸N末端保護基を用いることができる。例え
ばカルボベンゾキシ基(Cbz基)、tert−ブトキシカル
ボニル基(Boc基)、9−フルオレニルメチルオキシカ
ルボニル基(Fmoc基)等を挙げることができる。保護基
の選定、導入、及び除去については、例えば泉屋信夫ら
による著書「ペプチド合成の基礎と実験」(1985、丸
善)の第2章を参考とすることができる。
ジシクロヘキシルカルボジイミド、塩酸1−エチル−3
−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド、ジ
エチルホスホロシアニデート、ジフェニルホスホリルア
ジド等を挙げることができる。またこの反応に添加剤と
して、例えばN−ヒドロキシコハク酸イミド、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール、トリエチルアミン、ピリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジン等を用いることができ
る。一般的なペプチド合成については例えば泉屋信夫ら
による著書「ペプチド合成の基礎と実験」(1985、丸
善)の第5章を参考とすることができる。
溶媒としては、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭
化水素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサ
メチルリン酸トリアミド等のアミド類;ジメチルスルホ
キシド等のスルホキシド類;又はこれらの混合溶剤が好
適に用いられる。反応温度は氷冷下から室温までの温度
の範囲で行われる。反応時間は反応条件によって異なる
が、通常0.5〜48時間である。
ニル基を介して縮合させ、一般式(XV)で示されるピリ
ジルウレア化合物とする反応は、カルボニルジイミダゾ
ール又はトリホスゲンを用い行われる。カルボニルジイ
ミダゾール又はトリホスゲンは一般式(XIV)の化合物
に対して0.5〜10モル等量の使用量である。必要に
応じてピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基を0.
1〜10モル等量加えることができる。
としては、例えばクロロホルム、ジクロロメタン、四塩
化炭素、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水
素類;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチル
リン酸トリアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド
等のスルホキシド類;又はこれらの混合溶剤が好適に用
いられる。反応温度は氷冷下から室温までの温度の範囲
で行われる。反応時間は反応条件によって異なるが、通
常0.5〜48時間である。
物について保護基Zを除去するか、又は保護基Zを除去
した後、アミノ基をアルキル化することによって一般式
(I)で表される化合物が得られる。保護基Zの除去方法
としては一般的なペプチド合成に用いられる脱保護方法
が用いられる。保護基Zがカルボベンゾキシ基の場合は
水素気流下にニッケル、パラジウム又は白金を触媒とし
て用いる接触還元によって、tert−ブトキシカルボニル
基の場合は塩化水素、臭化水素、トリフルオロ酢酸等の
酸処理によって、9−フルオレニルメチルオキシカルボ
ニル基の場合はジエチルアミンやモルホリン等の塩基処
理によって除去することができる。アミノ基のアルキル
化は、上記したアミノ基のアルキル化方法のいずれを用
いて行ってもよい。本発明の上記一般式(I)を有する
化合物の具体例には次の化合物が挙げられる。
は、種々の形態で投与される。投与形態としては、例え
ば錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤などの
経口投与、または注射剤、点滴剤、座剤などの非経口投
与剤が挙げられる。これらの各種製剤は、常法にしたが
って、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑択剤、溶解補助剤、
懸濁剤、コ−ティング剤などの通常使用し得る補助剤を
用いて製剤化することができる。その投与量は、症状、
年令、体重、投与方法によって異なるが、通常、成人に
対して1日0.01〜100mgを投与することができ
る。
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。 〔実施例1〕 (1) N,N′−ジホルミル−2,6−ジアミノピリジン 氷冷撹拌下、無水酢酸46.77gにギ酸33.74gを
30分かけて滴下した後、加温し60℃で1時間撹拌し
た。この溶液を再び氷冷し、これに2,6−ジアミノピ
リジン10.00gをテトラヒドロフラン50mlに溶か
した溶液を20分かけて滴下した後、室温にて一晩撹拌
し、析出物を濾取した。得られた結晶を酢酸エチルで洗
浄した後、室温、減圧下に乾燥し、標題化合物を14.
56g得た。収率96%、白色結晶、m.p.233〜23
5℃。このものは更に精製することなく次工程に供し
た。
ノピリジン (1)で得られたN,N′−ジホルミル−2,6−ジアミノ
ピリジン9.41gをテトラヒドロフラン200mlに溶
かした溶液に、氷冷下、10Mボラン−ジメチルスルフ
ィド錯体68mlを滴下した後、一晩加熱還流させた。そ
の後、この溶液に氷冷下、メタノール100mlを1時間
かけて滴下した後、塩化水素ガスを20分間吹き込み、
その後2時間加熱還流させた。減圧化に溶媒を留去し、
得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
〔10%→80% AcOEt in Hexane〕で分離した後、
昇華精製を行い、標題化合物1.09gを得た。収率1
4%、無色針状晶、m.p.62〜66℃ 1H-NMR (DMSO-d6);δ 2.70 (d, 6H, J=4.8 Hz), 5.57
(d, 2H, J=8.1 Hz), 5.70 (d, 2H, J=4.0 Hz), 7.05
(t, 1H, J=8.1 Hz); 1H-NMR (CDCl3) δ 2.84 (d, 6H,
J=5.1 Hz), 4.29 (brs, 2H), 5.73 (d, 2H, J=7.7 Hz),
7.28 (t, 1H, J=7.7 Hz)。
アミノベンゾニトリル クロロギ酸フェニル9.94gを氷冷下にジクロロメタ
ン100mlに溶解した。氷冷下に4−アミノベンゾニト
リル5.00g、次いでトリエチルアミン6.0mlを注意
深く加えた。得られた黄色溶液は徐々に室温に戻したと
き沈殿を生じた。3時間後、反応液を分液ロートに移
し、水、飽和食塩水で順次洗浄した。脱水(MgSO4)し
た後、減圧下に溶媒留去し、得られた残留物を酢酸エチ
ル−ヘキサン混液(15〜20% EtOAc in Hexane)中
に分散させた。これを濾取、洗浄 (Hexane)、乾燥し、
標題化合物9.45gを得た。収率94%、無色針状
晶、m.p.169〜171℃ 1H-NMR (DMSO-d6) δ 7.16-7.21 (m, 2H), 7.25-7.30
(m, 1H), 7.33 (brs, 1H), 7.39-7.45 (m, 2H), 7.53-
7.65 (m, 4H)。
〔(N−4−シアノフェニル)アミノカルボニル〕−
2,6−ジアミノピリジン (2)で得られたN,N′−ジメチル−2,6−ジアミノピ
リジン0.58g及び、(3)で得られた4−(N−フェ
ノキシカルボニル)アミノベンゾニトリル4.00gに
ジメチルスルホキシド20mlを加え溶解した。100−
110℃ にて36時間加熱撹拌した。室温まで放冷し
た後、撹拌下にメタノール100mlを加えて30分間撹
拌を続けた。析出物を濾取、洗浄 (MeOH)、乾燥
し、標題化合物0.53gを得た。収率28%、白色固
体、m.p.237〜239℃ 1H NMR (DMSO-d6) δ 3.43 (s, 6H), 7.13 (d, 2H, J=
8.3 Hz), 7.60-7.67 (m, 8H), 7.91 (t, 1H, J=8.3 H
z), 10 54 (s, 2H)。
〔(N−4−アミジノフェニル)アミノカルボニル〕−
2,6−ジアミノピリジン 塩酸塩(化合物3) (4)で得られたN,N′−ジメチル−N,N′−ビス
〔(N−4−シアノフェニル)アミノカルボニル〕−
2,6−ジアミノピリジン0.11gをメタノール100
mlに懸濁させた。氷冷下に塩化水素を1.5時間かけて
吹き込んだ後、室温で3日間放置した。減圧下に溶媒を
留去し、得られた残留物に再びメタノール100mlを加
えた。氷冷下にアンモニアを1.5時間かけて吹き込ん
だ後、2時間加熱還流させた。減圧下に溶媒を留去し、
得られた残渣をエーテル中に粉砕し、これを濾取、乾燥
し、白色固体を得た。これを ジメチルスルホキシド1m
lに溶解した後、1N塩酸20mlを滴下し、析出物を濾
取、洗浄(Et2O)、乾燥し、標題化合物0.04g
を得た。収率30%、白色固体、m.p.>300℃ 1H NMR (DMSO-d6) δ 3.46 (s, 6H), 7.15 (d, 2H, J=
8.4 Hz), 7.70-7.77 (m, 8H), 7.91 (t, 1H, J=8.4 H
z), 8.71 (s, 4H), 9.10 (s, 4H), 10.54 (s, 2H); IR
(KBr) 3300, 1658, 1592, 1512, 1478, 1416, 1318, 12
27, 992, 836 cm-1; UV (2% DMSO/TE buffer) lmax
(e) 284 (28925) nm。
ル100mlに懸濁させた後、水50mlに懸濁させた10
% Pd−C 1.00gを加え、水素を導入しつつ一晩
激しく撹拌した。触媒を濾去し、減圧下に溶媒を留去
し、標題化合物を濃紫色油状物4.50gとして得た。
このものは更に精製することなく次行程に供した。 1H-NMR (DMSO-d6) δ 3.5-5.5 (brm, 4H), 6.29 (dd, 1
H, J=7.4 Hz, 8.4 Hz), 6.80 (dd, 1H, J=2.9 Hz, 8.8
Hz), 7.41 (dd, 1H, J=7.4 Hz, 2.9 Hz)。
シグリシル)アミノピリジン (1)で得られた2,5−ジアミノピリジン4.50gを
N,N−ジメチルホルムアミド100mlに溶解した。氷
冷下にカルボベンゾキシグリシン8.24g、ジエチル
ホスホロシアニデート6.24g、及びトリエチルアミ
ン3.98gを順次加えた後、室温にて一晩撹拌した。
減圧下に溶媒を留去し、得られた残留物についてシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー〔CH2Cl2-MeOH-ammonia
water (90:10:0.5)〕を行った。得られた固体
を酢酸エチル中に粉砕し、これを濾取、乾燥し、標題化
合物4.83gを得た。収率45%(2工程)、淡紫色
粉末、m.p.199〜203℃ 1H-NMR (DMSO-d6) δ 3.76 (d, 2H, J=6.2 Hz), 5.05
(s, 2H), 5.60 (brs, 2H), 6.42 (d, 1H, J=8.8 Hz),
7.31 (brt, 1H, J=4.0 Hz), 7.32-7.42 (m, 5H),7.54
(dd, 1H, J=2.2 Hz, 8.8 Hz), 8.06 (d, 1H, J=1.8 H
z), 9.54 (s, 1H)。
シグリシル)アミノ−2−ピリジル〕ウレア (2)で得られた2−アミノ−5−(カルボベンゾキシグ
リシル)アミノピリジン2.54gをジメチルスルホキ
シド10mlに溶解した。室温にてN,N′−カルボニル
ジイミダゾール2.64gのテトラヒドロフラン80ml
溶液を加え、一晩撹拌した。減圧下にテトラヒドロフラ
ンを留去した後、残留物にメタノール150mlを加え
た。澱状の不溶物が析出したのでこれを濾取、洗浄(M
eOH)、乾燥し、標題化合物1.07gを得た。収率
42%、淡紫色粉末、m.p.238〜240℃ 1H-NMR (DMSO-d6) δ 3.83 (d, 4H, J=6.2 Hz), 5.07
(s, 2H), 7.25-7.50 (m, 12H), 7.69 (brd, 2H, J=8.8
Hz), 7.94 (dd, 2H, J=2.2 Hz, 9.2 Hz), 8.49(brd, 2
H, J=0.2 Hz), 10.00 (brs, 2H), 10.24 (brs, 2H)。
2−ピリジル)ウレア 酢酸塩(化合物6) (3)で得られた1,3−ジ〔5−(カルボベンゾキシグ
リシル)アミノ−2−ピリジル]ウレア1.08gを酢
酸80mlに溶解した後、酢酸20mlに懸濁させた10%
Pd−C 1.00gを加え、水素を導入しつつ一晩激
しく撹拌した。触媒を濾去し、減圧下に溶媒を留去し、
得られた残留物をエーテル中に分散させ、これを濾取、
洗浄 (Et2O)、乾燥し、標題化合物0.73gを得
た。収率79%、白色粉末、m.p.183〜185(dec.)
℃ 1H-NMR (DMSO-d6) δ 3.34 (s, 4H), 7.68 (d, 2H, J=
9.3 Hz), 7.96 (dd, 2H, J=2.6 Hz, 8.8 Hz), 8.53 (d,
2H, J=2.2 z), 10.12 (brs, 2H); MS (SIMS) m/z 359
(M+H)。上記のピリジルウレア誘導体のDNA結合能は
次の様にして評価した。
牛胸腺由来DNA 1mM(リン酸基濃度)と被検化合物
100μMを混合し、90−95℃にて60秒間加熱し
た後、室温にて一晩放置した後、限外濾過膜ィCentricut
W-10を通過させ、濾液について240−340nmの範
囲の波長でUV測定を行った(A)。一方で仔牛胸腺由
来DNAを添加せずに同操作を行いUV測定を行った
(B)。DNA結合率(%)=〔1−吸光度A/吸光度
B〕×100上式より算出されたDNA結合率によって
DNA結合能を評価した。DNA結合率はその数値が大
きいほど抗腫瘍活性及び抗ウイルス活性が強いと考えら
れる。即ち、本発明化合物に関して例えば、N,N′−
ジメチル−N,N′−ビス〔(N−4−アミジノフェニ
ル)アミノカルボニル〕−2,6−ジアミノピリジン
塩酸塩、及び、1,3−ジ(5−グリシルアミノ−2−
ピリジル)ウレア酢酸塩はそれぞれ57%及び50%の
DNA結合率を示し、この値は既存化合物ネトロプシン
のDNA結合率54%と同等かそれ以上のものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の一般式(I) 【化1】 (式中、R1は 【化2】 R2は 【化3】 R7は 【化4】 を表し、 R3、R4、R5、R6及びR8は互いに独立して水素原子
又はC1〜C6アルキル基を表す)で示されるピリジルウ
レア化合物及びその薬学上許容しうる塩。 - 【請求項2】 次の一般式(II) 【化5】 (式中、R3は上記した意味を表し、R1′は 【化6】 を表し、Yは保護されたアミノ基を表す)で示されるク
ロロギ酸アミド化合物又は、 次の一般式(III) 【化7】 (式中、R3、R1′は上記した意味を有する)で示され
るフェノキシギ酸アミド化合物と、次の一般式(IV) 【化8】 (式中、R4、R5は上記した意味を有する)で示される
ピリジン化合物とを反応させ、得られた縮合物につい
て、R1′上にシアノが存在する場合にこれをグアニル
基に、また保護されたアミノ基が存在する場合にこれを
脱保護した後、アミノ基をアルキル化することによっ
て、次の一般式(I) 【化9】 (式中、R1〜R8は上記した意味を有する)で示される
ピリジルウレア化合物を製造する方法。 - 【請求項3】 次の一般式(V) R1′−NR3H (V) (式中、R1′は上記した意味を有する)で示されるア
ミノ化合物と、次の一般式(VI) 【化10】 (式中、R4、R5は上記した意味を有し、R2′は−C
H2−NH−保護基を表す)で示されるピリジン化合物
とを、カルボニルジイミダゾールの存在下にカルボニル
基を介して縮合させるか、上記一般式(VI)で示される
ピリジン化合物をカルボニルジイミダゾールの存在下に
カルボニル基を介して自己縮合させ、得られた縮合物に
ついて、R1′上にシアノが存在する場合にこれをグア
ニル基に、また保護されたアミノ基が存在する場合にこ
れを脱保護した後、アミノ基をアルキル化し、そしてR
2′上の保護基を開裂除去することによって、次の一般
式(I) 【化11】 (式中、R1〜R8は上記した意味を有する)で示される
ピリジルウレア化合物を製造する方法。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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JPH09241243A true JPH09241243A (ja) | 1997-09-16 |
JP3888394B2 JP3888394B2 (ja) | 2007-02-28 |
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1996
- 1996-03-04 JP JP04608696A patent/JP3888394B2/ja not_active Expired - Fee Related
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