JPH09240579A - ボンベ開封装置 - Google Patents

ボンベ開封装置

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JPH09240579A
JPH09240579A JP5056296A JP5056296A JPH09240579A JP H09240579 A JPH09240579 A JP H09240579A JP 5056296 A JP5056296 A JP 5056296A JP 5056296 A JP5056296 A JP 5056296A JP H09240579 A JPH09240579 A JP H09240579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
piston
housing
hollow casing
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP5056296A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Takei
信生 武井
Shinichi Kenmochi
慎一 釼持
Hidemi Honda
秀美 本田
Yasunori Nakada
保則 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP5056296A priority Critical patent/JPH09240579A/ja
Publication of JPH09240579A publication Critical patent/JPH09240579A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンベ開封装置を実装する気密室の高さ寸法
を短くできるようにし、海洋センサ等の設計の幅を拡げ
ようとする課題があった。 【解決手段】 中空筐体7に取付穴を形成し、この取付
穴に前記シリンダー10を設け、このシリンダー10に
ボンベ9の先端を取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海洋センサ等に搭
載され、フロートを膨張させるためのガスを封入したボ
ンベを開封するボンベ開封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボンベ開封装置としては、例え
ば、実開平7−11597号公報に記載の技術が知られ
ている。このボンベ開封装置は、図5に示すように、ボ
ンベ1と共にシャーシ2にセットされるようになってお
り、そのシャーシ2が中空筐体3で形成された気密室4
内に実装されるようになっていた。また、このボンベ開
封装置を海洋センサに使用する場合には、前記中空筐体
3の上部にフロート収納部5を、その下部には海水電池
6を取り付けるようになっており、前記気密室4と前記
フロート収納部5とは図示しない通気孔によりガスの行
き来ができるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のボ
ンベ開封装置では、規格化された市販品のボンベを使用
する場合には、ボンベの長さ寸法が決まっているため、
気密室を形成する中空筐体内に略ボンベの長さ寸法分だ
け余分な空間ができてしまい、中空筐体の高さ寸法が長
くなってしまう。このため、図5に示すフロート全体の
高さL1を一定の寸法以下にすることができない問題が
あった。従って、海洋センサ等の設計の幅が狭まる問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のボンベ
開封装置では、筐体に取付穴を形成し、この取付穴に前
記シリンダーを設け、このシリンダーにボンベの先端を
取り付けるようにした。さらに、筐体に形成する取付穴
を海水電池と並列させて取付穴を筐体に形成し、海水電
池とボンベとを並列させて筐体に取り付けるのが好まし
い。また、作動機構は、ピストンの作動部材の一端に弾
性部材を接続したものとし、この弾性部材の他端を係止
する係止部を筐体の一部を外部に向けて突出形成するの
が好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態を説明する。図1はボンベ開封装置の説明
図、図2はピストン付針の斜視図、図3はボンべ取付の
説明図、図4はボンベ開封装置の動作説明図である。こ
のボンベ開封装置は、図1に示すように、中空筐体7で
形成された気密室8内に直接に実装されるようにし、前
記中空筐体7の下部であって気密室8の外部にボンベ9
を取り付けるようにしたものである。
【0006】即ち、前記中空筐体7の下部には前記ボン
ベ9を固定させるための取付穴を備え、この取付穴には
前記ボンベ9の開口部を挿入可能なシリンダー10を取
り付けてある。前記シリンダー10には、後端をピスト
ン11に貫通させて取り付けた中空の針12が、その先
端を下に向けて収容されている。この針12は、図2に
示すように、その先端を尖鋭に形成し、側壁の長さ方向
にスリット13を設けている。そして、針12の中空部
は、ピストン11の上面に開口する通気穴14に連通し
てある。なお、前記スリット13は省略してもよい。
【0007】また、前記ボンベ9の開口部には、図示し
ない封止板が取り付けてあり、前記針12が前記封止板
を突き破ることにより前記ボンベ9を開封できるように
なっている。前記シリンダー10には、前記ボンベ9の
開口部と前記ピストン11との間に弾性材からなるスペ
ーサ15を配置してある。このスペーサ15は、ピスト
ン11を所定の位置に保持するものであり、例えば、ス
ポンジやバネ材等が好ましい。
【0008】前記ボンベ9と前記シリンダー10とは、
例えば、図3に示すように、前記ボンベ9の先端部に形
成されるおねじ16と嵌合するめねじ17をシリンダー
10の内壁に設け、おねじ16とめねじ17との間に接
着剤を塗り込んで、互いに嵌合させることで取り付け
る。このとき使用する接着剤は、嫌気性のものが好まし
い。これにより、ボンベ9の取付部分の気密性を図るこ
とができる。
【0009】一方、前記ピストン11の上方には、ピス
トン11を作動するための作動機構を配置してある。こ
の作動機構は、一端側にピストン11の上方に対向配置
するカム18を形成したレバー19を配置して、前記カ
ム18によりピストン11を押下するようにしてある。
即ち、前記カム18の上端には前記中空筐体7に軸支さ
れたピン20が貫通しており、このピン20を中心に回
動可能になっている。
【0010】また、前記中空筐体7の内壁下面に凹部2
1を形成し、この凹部21底面に弾性部材である圧縮コ
イルバネ22を取り付け、この圧縮コイルバネ22を前
記レバー19の他端側に接続するようになっている。即
ち、前記凹部21は、圧縮コイルバネ22の他端を取り
付けるための取付部であり、中空筐体7の一部を外部に
向けて突出させて形成するものである。
【0011】さらに、前記レバー19の他端側には、溶
融線材23が取り付けられると共に、この溶融線材23
は前記中空筐体7の内壁に接続され、前記圧縮コイルバ
ネ22に上向きの付勢力を付与するようになっている。
なお、前記溶融線材23は、例えば、強度が大で熱に弱
い木綿糸、ナイロン糸等で形成するのが好ましい。ま
た、前記中空筐体7には、前記溶融線材19と接触する
ようにして発熱体24が配置してある。この発熱体24
は通電されることにより発熱する素子である。なお、発
熱体24は溶融線材23に熱が伝わる近傍であればどの
ように取り付けてもよく、例えば、溶融線材23を発熱
体24に巻回するようにして取り付けてもい。
【0012】また、このボンベ開封装置を海洋センサに
使用する場合には、前記中空筐体7の上部にフロート収
納部25を、その下部には海水電池26を取り付けるよ
うにし、前記気密室8と前記フロート収納部25とは図
示しない通気孔によりガスの行き来ができるようにした
のは従来と同様である。次に、上記ボンベ開封装置の動
作を簡単に説明する。
【0013】図1の状態において、発熱体24に通電す
ると、発熱体24が発する熱により溶融線材23が焼き
切れる。すると、圧縮コイルバネ22に蓄えられた弾性
エネルギーが矢印a方向に解放され、前記レバー19を
押し上げる。これにより、レバー19はピン20を支点
にして回転し、カム18がピストン11を下方に押す。
そして、図4に示すように、ピストン11は、スペーサ
15を圧縮しながら矢印b方向に下降し、針12がポン
ベ9の開口部に突き刺さる。この結果、針12の中空部
及びピストン11に設けた通気穴14が連通し、ボンベ
9内のガスが気密室8内に放出される。
【0014】上記実施の形態のボンベ開封装置による
と、ボンベ9を中空筐体7の外部に取り付ける構造とし
たため、図1に示すように、略ボンベ9の長さ寸法分だ
け中空筐体7の高さ寸法を短くすることができ、フロー
ト全体の高さ寸法L2を短くすることができるようにな
る。また、中空筐体7の内壁下面に凹部21を形成して
圧縮コイルバネ22を設けるようにしたため、レバー1
9を押し上げるための圧縮コイルバネ22の選択の幅が
広がる。
【0015】なお、上記実施の形態のボンベ開封装置で
は、作動機構として、圧縮コイルバネ22を中空筐体7
の下部側に設けた場合を説明したが、これに限らず、例
えば、中空筐体7の上部側に引張コイルバネを設けるよ
うにしてもよい。但し、作動機構の上方の中空筐体7内
には、プリント基板等を配置するための空間を確保する
点から上記実施の形態のように中空筐体7の下部に圧縮
コイルバネ22を設けるのが好ましい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のボンベ開封
装置によると、中空筐体の外部にボンベを取り付ける構
造としたため、略ボンベの長さ寸法分だけ中空筐体の高
さ寸法を短くすることができる効果が得られる。また、
海水電池と並列にボンベを筐体に取り付けることができ
るため、フロート全体の高さを略ボンベの高さ寸法分だ
け従来の場合よりも短くすることができる効果が得ら
れ、海洋センサ等の設計の幅が広がる効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のボンベ開封装置の説明図
【図2】ピストン付針の斜視図
【図3】ボンベ取付の説明図
【図4】実施の形態のボンベ開封装置の動作説明図
【図5】従来のボンベ開封装置の説明図
【符号の説明】
7 中空筐体 9 ボンベ 10 シリンダー 11 ピストン 12 針 15 スペーサー 19 レバー 20 ピン 21 凹部 22 圧縮コイルバネ 23 溶融部材 24 発熱体 25 フロート収納部 26 海水電池
フロントページの続き (72)発明者 中田 保則 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密性を持たせた筐体内に、後端をピス
    トンに貫通させて取り付けた中空の針と、このピストン
    を収容するシリンダーと、前記ピストンを作動する作動
    機構とを有し、前記筐体に海水電池を取り付けたボンベ
    開封装置において、 筐体に取付穴を形成し、この取付穴に前記シリンダーを
    設け、このシリンダーにボンベの先端を取り付けるよう
    にしたことを特徴とするボンベ開封装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、筐体に形成する取付
    穴を海水電池と並列させて取付穴を筐体に形成し、海水
    電池とボンベとを並列させて筐体に取り付けるようにし
    たことを特徴とするボンベ開封装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、作動機構は、ピスト
    ンの作動部材の一端に弾性部材を接続したものとし、こ
    の弾性部材の他端を係止する係止部を筐体の一部を外部
    に向けて突出形成したことを特徴とするボンベ開封装
    置。
JP5056296A 1996-03-07 1996-03-07 ボンベ開封装置 Pending JPH09240579A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5252114B1 (ja) * 2012-12-18 2013-07-31 日本電気株式会社 ガスボンベ開封装置
WO2018189388A1 (fr) * 2017-04-14 2018-10-18 Thales Bouee

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