JPH09239614A - ロータリーディスクカッター - Google Patents

ロータリーディスクカッター

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JPH09239614A
JPH09239614A JP4628296A JP4628296A JPH09239614A JP H09239614 A JPH09239614 A JP H09239614A JP 4628296 A JP4628296 A JP 4628296A JP 4628296 A JP4628296 A JP 4628296A JP H09239614 A JPH09239614 A JP H09239614A
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JP
Japan
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blade
disc
steel pipe
feed
cutter
Prior art date
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Application number
JP4628296A
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English (en)
Inventor
Koichi Kusakabe
紘一 日下部
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Kusakabe Denki KK
Original Assignee
Kusakabe Denki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のロータリーディスクカッターでは、高
速回転で切断すると、良い切断形状になることは判明し
たとしても、高速にすると遠心力による力が全体の5割
から7割にも達する為に、高速回転を採用することが出
来なかった。また、バランスウェイトによる遠心力の相
殺機構が無い場合には、機械構造上や機械構成部品の耐
久性に問題が生じて、実際には製作が困難である。以上
の不具合を解消する。 【解決手段】 鋼管Pの周囲にディスク刃物1を配置
し、該ディスク刃物1を鋼管Pの外周に押し付けること
により鋼管Pを切断するロータリーディスクカッターに
おいて、該ディスク刃物1を刃物ホルダーAに枢支し、
該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3により枢支し、該
刃物送り支点軸3に対してディスク刃物1とは逆の側の
刃物ホルダーAに、バランスウェイト2を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鋼管を切断するパイ
プカッターの一形態であるロータリーディスクカッター
の機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からロータリーディスクカッターに
関する技術は公知とされていたのである。例えば、図4
や図5に示す技術や、図6に示す技術の如くである。し
かし、従来の構造では、高速回転で切断すると、良い切
断形状になることは判明したとしても、高速にすると遠
心力による力が全体の5割から7割にも達する為に、高
速回転を採用することが出来なかったのである。また、
バランスウェイト2による遠心力の相殺機構が無い場合
には、機械構造上や機械構成部品の耐久性に問題が生じ
て、実際には製作が困難であるという不具合があったの
である。本発明はバランスウェイト2により遠心力を相
殺させることにより、従来の不具合を解消したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロータリーディスクカ
ッターの動作原理は、鋼管の外周に、円形の2〜4枚の
ディスク刃物を配置し、該ディスク刃物を鋼管に押し付
けながら、鋼管の外周に沿って回転させると鋼管は塑性
変形を起こして、最終的に切断されるのである。鋼管を
切断したときの切断口形状は、塑性変形が大きい程、断
面の絞り現象が発生する。絞り変形を少なくする為に
は、ディスク刃物の押し付け力を少なくして、徐々に押
し付ければ良い。この際において、ディスク刃物の先端
の形状も影響するが、上記の説明では、ディスク刃物の
先端形状は同じものとして考えている。
【0004】しかし、ディスク刃物を押し付ける速度を
遅くして、徐々に押し付けることとすると、鋼管の切断
に長時間を要し、切断工程が遅くなり、生産性が低下す
るのである。ロータリーディスクカッターに要求される
のは、切断速度が速く、且つ切断口の絞り量が少ないこ
とである。この両方を同時に解決する為に、ディスク刃
物の押し付け力を小さく、速く切断する対策として、本
発明は遠心力補償機構を設けたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、鋼管Pの周囲
にディスク刃物1を配置し、該ディスク刃物1を鋼管P
の外周に押し付けることにより鋼管Pを切断するロータ
リーディスクカッターにおいて、該ディスク刃物1を刃
物ホルダーAに枢支し、該刃物ホルダーAを刃物送り支
点軸3により枢支し、該刃物送り支点軸3に対してディ
スク刃物1とは逆の側の刃物ホルダーAに、バランスウ
ェイト2を設けたものである。
【0006】請求項2においては、鋼管Pの周囲にディ
スク刃物1を配置し、該ディスク刃物1を鋼管Pの外周
に押し付けることにより鋼管Pを切断するロータリーデ
ィスクカッターにおいて、該ディスク刃物1を刃物ホル
ダーAに枢支し、該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3
により枢支し、該刃物送り支点軸3に対してディスク刃
物1とは逆の側の刃物ホルダーAに、バランスウェイト
2を設け、該バランスウェイト2の重量を、ディスク刃
物1の遠心力と相殺する遠心力を発生する重量としたも
のである。
【0007】請求項3においては、鋼管Pの周囲にディ
スク刃物1を配置し、該ディスク刃物1を鋼管Pの外周
に押し付けることにより鋼管Pを切断するロータリーデ
ィスクカッターにおいて、該ディスク刃物1を刃物ホル
ダーAに枢支し、該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3
により枢支し、該刃物送り支点軸3に対してディスク刃
物1とは逆の側の刃物ホルダーAに、バランスウェイト
2を設け、更に刃物ホルダーAの他の部位に刃物送りロ
ーラー4を設け、該刃物送り部5を設け、該刃物送り部
5を回動することにより、ディスク刃物1を鋼管Pに押
し付けるものである。
【0008】請求項4においては、請求項3記載の刃物
送り部5を、鋼管Pの軸心と同一軸心で配置した円環状
の切込送りカム9の内径部分に構成した係合凹部8に嵌
入させて、切込送りカム9を鋼管Pの軸心廻りで回動す
ることにより、刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3の周
囲に回動させて、ディスク刃物1を鋼管Pに押圧させる
ものである。
【0009】請求項5においては、請求項4記載の刃物
送り部5の先端に送りカムローラー4を枢支し、該刃物
送りローラー4を係合凹部8の内部に嵌装させたもので
ある。
【0010】請求項6においては、請求項1記載のディ
スク刃物1を、鋼管Pの周囲に複数組配置し、該ディス
ク刃物1と同数の刃物ホルダーAとバランスウェイト2
を配置したものである。
【0011】請求項7においては、請求項1記載のディ
スク刃物1を3枚配置し、ディスク刃物1と刃物ホルダ
ーAも、同じく3組配置したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明のロータリーディスクカッターにおい
て、鋼管Pの軸心方向から見た正面図、図2は同じく鋼
管Pの軸心に対して平行する位置から見た側面図、図3
は切込送りカム9と送りカム10・11の構成を示す平
面図、図4は刃物送りベルクランク18によりディスク
刃物1を送る機構を具備した従来のロータリーディスク
カッターの正面図、図5は同じく刃物送りベルクランク
18によりディスク刃物1を送る機構を具備した従来の
ロータリーディスクカッターの側面図、図6は偏心軸1
3と扇形歯車14によりディスク刃物1を送る機構を具
備した従来のロータリーディスクカッターの側面図であ
る。
【0013】まず、図4と図5の従来技術を説明する。
該従来のロータリーディスクカッターにおいては、ディ
スク刃物1は図4に示す如く、鋼管Pの外周に4枚が9
0度の角度で配置されている。そして直角の4方向に配
置されたディスク刃物1のスライドガイド30内に、デ
ィスク刃物支持体26とスライド体25がスライド可能
に支持されている。該スライド体25は、摺動体29に
より上下されるべく構成されており、該摺動体29は刃
物送りベルクランク18により摺動される。該刃物送り
ベルクランク18の枢支軸16が嵌入体28と連結され
ており、該嵌入体28が摺動体29に軸受メタルで支持
されている。
【0014】前記刃物送りベルクランク18はフレーム
に枢支軸22で枢支されており、刃物送りベルクランク
18の他端が枢支軸23により、切り込み操作シリンダ
24の先端に枢支されている。以上の構成により、切り
込み操作シリンダ24が伸縮することにより、刃物送り
ベルクランク18が回動し、摺動体29を介して、スラ
イド体25とディスク刃物1が、鋼管Pの軸心から離れ
たり近づいたりするのである。
【0015】該図4と図5に示す実施例において、ディ
スク刃物1とスライドガイド30と摺動体29と刃物送
りベルクランク18と切り込み操作シリンダ24の部分
の全てが、軸受により回転自在に支持されているので、
鋼管Pの周囲に適当な高速回転で回転される。この際
に、ディスク刃物1とディスク刃物支持体26とスライ
ド体25と摺動体29と嵌入体28の一体化されたもの
に、遠心力が作用するのである。このディスク刃物1を
支持する部分により発生する遠心力を補償したり相殺す
る機構が無いので、この遠心力と鋼管Pを切断する為の
押し込み力の2力を加えた力で、切り込み操作シリンダ
24を刃物送りベルクランク18を押圧する必要がある
のである。この押圧力が大きくなるという不具合が、従
来のロータリーディスクカッターの不具合を発生させて
いたのである。
【0016】図6に示す従来技術を説明する。該技術に
おいては、ディスク刃物1を偏心体33に固定してい
る。該偏心体33を偏心軸13に固定している。該偏心
軸13は、左右の軸受部19と20により枢支されてい
る。そして、偏心軸13が軸受部19から出た部分に、
扇形歯車14が固定されている。該扇形歯車14は、イ
ンナー歯車15の回転により、或る角度だけ回動する。
該扇形歯車14の回動により、偏心軸13が回動し、偏
心体33とディスク刃物1が偏心軸13の周囲で回動し
て、鋼管Pの外周に近づいたり離れたりする。
【0017】該図6に示す従来技術においても、ディス
ク刃物1と偏心軸13と扇形歯車14とインナー歯車1
5の部分の全体が、鋼管Pの周囲で押圧切断の為に回転
する。この回転力により、偏心体33とディスク刃物1
の部分に遠心力が作用する。また、該構成においては、
偏心体33の偏心量しかディスク刃物1のストロークの
調整が不可能であるので、切断可能な鋼管Pの直径が制
限されるという不具合いもあるのである。本発明は上記
のような、図4と図5及び図6の従来技術の不具合を解
消するものである。
【0018】次に図1から図3において、本発明の詳細
な構成を説明する。図2において図示する如く、鋼管P
が挿入される円筒上の筒の外周に、軸受を介して、回転
する略同径の円環状体が併置された状態で回転してい
る。一方は刃物送り支点軸3を軸受する回転筒円環40
であり、他方は、円環状に構成された切込送りカム9で
ある。両者は同じ回転数で回転しているが、同じく回転
するカム板39の鋼管Pの軸心方向への移動により、図
3の如く『ハ』の字型に穿設された送りカム10・11
内に嵌入しているカムローラー41・42が相対的に離
間・近接することにより、回転筒円環40と切込送りカ
ム9とが相対的に角度関係を変更する。カム板39は、
回転筒円環40の上に更に別に軸受で支持された切り込
み操作シリンダにより摺動されている。
【0019】この回転筒円環40に刃物送り支点軸3が
支持されているので、切込送りカム9の係合凹部8の位
置に対して刃物送り支点軸3が移動するのである。係合
凹部8内に嵌入した刃物送りローラー4の位置と、係合
凹部8の位置関係が変わることにより、刃物ホルダーA
が回動し、ディスク刃物1が鋼管Pの側に離間したり近
接したりする動作を行なうのである。同時に刃物ホルダ
ーAに付設されているバランスウェイト2も鋼管Pに対
して離間・近接作用を行なうのである。
【0020】切込送りカム9には内径部分に係合凹部8
を構成しており、該係合凹部8の内部に刃物送りローラ
ー4が嵌入している。該刃物送りローラー4は刃物ホル
ダーAの刃物送り部5の部分に枢支されている。該刃物
ホルダーAは三叉状に構成されており、中央に刃物送り
支点軸3が設けられており、該刃物送り支点軸3は回転
筒円環40に支持されている。そして、回転筒円環40
の内部に鋼管Pが配置されるのである。本実施例におい
ては、19〜65mmまでの鋼管Pの切断が可能であ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、鋼管P
の周囲にディスク刃物1を配置し、該ディスク刃物1を
鋼管Pの外周に押し付けることにより鋼管Pを切断する
ロータリーディスクカッターにおいて、該ディスク刃物
1を刃物ホルダーAに枢支し、該刃物ホルダーAを刃物
送り支点軸3により枢支し、該刃物送り支点軸3に対し
てディスク刃物1とは逆の側の刃物ホルダーAに、バラ
ンスウェイト2を設けたので、ディスク刃物1と対称の
側に、バランスウェイト2を配置して、ディスク刃物1
の遠心力をバランスウェイト2の遠心力で相殺すること
が出来るのである。また、バランスウェイト2により遠
心力を相殺できる為に、ディスク刃物1の回転速度を大
きく取ることが出来るのである。即ち、ディスク刃物1
による鋼管Pへの加圧力は、実際に切断する押し付け力
と、遠心力に対向する力を加えたものである。故に、従
来は、高速回転で切断すると、良い切断形状になること
は判明したとしても、高速にすると遠心力による力が全
体の5割から7割にも達する為に、高速回転を採用する
ことが出来なかったのである。本発明はバランスウェイ
ト2により遠心力を相殺させることにより、従来の不具
合を解消したものである。また、バランスウェイト2に
よる遠心力の相殺機構が無い場合には、機械構造上や機
械構成部品の耐久性に問題が生じて、実際には製作が困
難であるという不具合があったのである。
【0022】請求項2の如く、バランスウェイト2の重
量を、ディスク刃物1の遠心力と相殺する遠心力を発生
する重量としたので、ディスク刃物1とバランスウェイ
ト2の遠心力をバランスさせることが出来たのである。
遠心力はmrω2 で表される力であり、回転数が大きく
なるとω2 で作用するので、ディスク刃物1の切断送り
を妨げるのである。本発明は重量部分であるmの値を略
同じとしたものである。
【0023】請求項3の如く、ディスク刃物1を刃物ホ
ルダーAに枢支し、該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸
3により枢支し、該刃物送り支点軸3に対してディスク
刃物1とは逆の側の刃物ホルダーAに、バランスウェイ
ト2を設け、更に刃物ホルダーAの他の部位に刃物送り
ローラー4を設け、該刃物送り部5を設け、該刃物送り
部5を回動することにより、ディスク刃物1を鋼管Pに
押し付けるので、刃物ホルダーAの部分にディスク刃物
1とバランスウェイト2と刃物送りローラー4の全てを
沿うし、刃物送り支点軸3により支持したので、ロータ
リーディスクカッターの主要部分の構成をコンパクトに
纏めることが出来たのである。
【0024】請求項4の如く、請求項3記載の刃物送り
部5を、鋼管Pの軸心と同一軸心で配置した円環状の切
込送りカム9の内径部分に構成した係合凹部8に嵌入さ
せて、切込送りカム9を鋼管Pの軸心廻りで回動するこ
とにより、刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3の周囲に
回動させて、ディスク刃物1を鋼管Pに押圧させるの
で、刃物ホルダーAの回動ストロークを大きく取ること
ができて、ディスク刃物1の調整ストロークも大きく取
ることが出来るので、切断可能な鋼管Pの許容径を大き
くすることが出来たのである。即ち、ディスク刃物1の
ストロークが大きく取れることにより、切断出来る鋼管
Pの直径の範囲を大きく取れるのである。本実施例で
は、1対3程度の比率の大きくの鋼管Pまで切断が可能
である。ディスク刃物1のストロークが大きく取れる為
に、最初に鋼管Pを通過させる際に、ディスク刃物1を
充分に逃がすことが出来るので、ロータリーディスクカ
ッターの操作性を向上することができる。
【0025】請求項5の如く、請求項4記載の刃物送り
部5の先端に送りカムローラー4を枢支し、該刃物送り
ローラー4を係合凹部8の内部に嵌装させたので、切込
送りカム9と刃物送りローラー4との係合状態での回動
を、刃物送りローラー4によりスムースにすることが出
来るので、高速で鋼管Pを切断する作業に際して、ディ
スク刃物1の動きがスムーズにすることが出来たのであ
る。
【0026】請求項6の如く、請求項1記載のディスク
刃物1を、鋼管Pの周囲に複数組配置し、該ディスク刃
物1と同数の刃物ホルダーAとバランスウェイト2を配
置したので、ディスク刃物1とその廻りの機構が小型に
することが出来たので、複数のディスク刃物1の仕組を
鋼管Pの周囲に配置することができ、切断速度の向上に
寄与するのである。
【0027】請求項7の如く、請求項1記載のディスク
刃物1を3枚配置し、ディスク刃物1と刃物ホルダーA
も、同じく3組配置したので、小径の鋼管Pを切断する
際において、鋼管Pの外周の三方向からのディスク刃物
1の押し付けにより、絞り変形の少ない状態での切断が
可能となったのである。また、従来のロータリーディス
クカッターに比較して、打込送りカム9の回転量が大き
く取れるので、ディスク刃物1の切断ストロークが大き
く取れるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーディスクカッターにおい
て、鋼管Pの軸心方向から見た正面図。
【図2】同じく鋼管Pの軸心に対して平行する位置から
見た側面図。
【図3】切込送りカム9と送りカム10・11の構成を
示す平面図。
【図4】刃物送りベルクランク18によりディスク刃物
1を送る機構を具備した従来のロータリーディスクカッ
ターの正面図。
【図5】同じく刃物送りベルクランク18によりディス
ク刃物1を送る機構を具備した従来のロータリーディス
クカッターの側面図。
【図6】偏心軸13と扇形歯車14によりディスク刃物
1を送る機構を具備した従来のロータリーディスクカッ
ターの側面図。
【符号の説明】
A 刃物ホルダー 1 ディスク刃物 2 バランスウェイト 3 刃物送り支点軸 4 刃物送りローラー 5 刃物送り部 6 刃物送りローラー枢支軸 7 ディスク刃物枢支軸 8 係合凹部 9 切込送りカム 10,11 送りカム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管Pの周囲にディスク刃物1を配置
    し、該ディスク刃物1を鋼管Pの外周に押し付けること
    により鋼管Pを切断するロータリーディスクカッターに
    おいて、該ディスク刃物1を刃物ホルダーAに枢支し、
    該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3により枢支し、該
    刃物送り支点軸3に対してディスク刃物1とは逆の側の
    刃物ホルダーAに、バランスウェイト2を設けたことを
    特徴とするロータリーディスクカッター。
  2. 【請求項2】 鋼管Pの周囲にディスク刃物1を配置
    し、該ディスク刃物1を鋼管Pの外周に押し付けること
    により鋼管Pを切断するロータリーディスクカッターに
    おいて、該ディスク刃物1を刃物ホルダーAに枢支し、
    該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3により枢支し、該
    刃物送り支点軸3に対してディスク刃物1とは逆の側の
    刃物ホルダーAに、バランスウェイト2を設け、該バラ
    ンスウェイト2の重量を、ディスク刃物1の遠心力と相
    殺する遠心力を発生する重量としたことを特徴とするロ
    ータリーディスクカッター。
  3. 【請求項3】 鋼管Pの周囲にディスク刃物1を配置
    し、該ディスク刃物1を鋼管Pの外周に押し付けること
    により鋼管Pを切断するロータリーディスクカッターに
    おいて、該ディスク刃物1を刃物ホルダーAに枢支し、
    該刃物ホルダーAを刃物送り支点軸3により枢支し、該
    刃物送り支点軸3に対してディスク刃物1とは逆の側の
    刃物ホルダーAに、バランスウェイト2を設け、更に刃
    物ホルダーAの他の部位に刃物送りローラー4を設け、
    該刃物送り部5を設け、該刃物送り部5を回動すること
    により、ディスク刃物1を鋼管Pに押し付けることを特
    徴とするロータリーディスクカッター。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の刃物送り部5を、鋼管P
    の軸心と同一軸心で配置した円環状の切込送りカム9の
    内径部分に構成した係合凹部8に嵌入させて、切込送り
    カム9を鋼管Pの軸心廻りで回動することにより、刃物
    ホルダーAを刃物送り支点軸3の周囲に回動させて、デ
    ィスク刃物1を鋼管Pに押圧させることを特徴とするロ
    ータリーディスクカッター。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の刃物送り部5の先端に送
    りカムローラー4を枢支し、該刃物送りローラー4を係
    合凹部8の内部に嵌装させたことを特徴とするロータリ
    ーディスクカッター。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のディスク刃物1を、鋼管
    Pの周囲に複数組配置し、該ディスク刃物1と同数の刃
    物ホルダーAとバランスウェイト2を配置したことを特
    徴とするロータリーディスクカッター。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のディスク刃物1を3枚配
    置し、ディスク刃物1と刃物ホルダーAも、同じく3組
    配置したことを特徴とするロータリーディスクカッタ
    ー。
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Cited By (4)

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