JPH09239088A - ゴルフの練習装置 - Google Patents

ゴルフの練習装置

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JPH09239088A
JPH09239088A JP7312896A JP7312896A JPH09239088A JP H09239088 A JPH09239088 A JP H09239088A JP 7312896 A JP7312896 A JP 7312896A JP 7312896 A JP7312896 A JP 7312896A JP H09239088 A JPH09239088 A JP H09239088A
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JP
Japan
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solid body
golf
practice device
golf practice
piezoelectric element
Prior art date
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Pending
Application number
JP7312896A
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English (en)
Inventor
Hideyoshi Harashima
栄喜 原島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuuchi Kagaku Kk
Original Assignee
Furuuchi Kagaku Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価に製造することができ、取り扱いが簡単で
あって、ゴルフの上達に極めて効果あるゴルフの練習装
置を提供する。 【解決手段】ボール状の充実体18に圧電素子20を内
蔵し、圧電素子20に加えられた衝撃によって電気エネ
ルギを発生する発信器12と、この発信器12の出力を
感知するセンサ部14と、センサ部14の出力によって
作動するコンピュータを含む回路装置16とから成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はゴルフの練習装
置、より詳細に述べるとゴルフボールの打撃練習に使用
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフの上達のためには、打球の飛距
離、方向性、ボールのコントロールその他を知ることが
大切な要件であって、広い場所で実際にボールを叩い
て、これらを体得することが好ましいが、狭い場所では
思うように行うことができない。
【0003】そのために、ボールに紐の一端を固定し、
紐の他端を地面に固定するようにして、打球が一定の距
離以上に飛ばないようにする簡単な器具から、ゴルフク
ラブのスイングの運動状態を光センサーを利用して測定
する装置など各種のゴルフの練習器具や装置が開発され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の器具や装
置は、いずれもボールにクラブヘッドの衝撃が加わる実
際の値を測定できるものでなく、また打球の飛距離や、
方向性あるいはコントロール等を予知することができ
ず、あるいは実際にゴルフのプレーを行う形態とは全く
異なる状況のものであって、あるものは練習装置の規模
が大きく、個人的に限られた場所で安易に使用するには
不適当であった。
【0005】以上の問題点を考慮して、この発明の主目
的は、狭い場所で使用することができ、正式にゴルフを
プレーする感覚でボールを直接クラブで打つことによっ
て打球の各種の性状を簡単に測定することができるゴル
フの練習装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のゴルフの練習装置は、ボールの形状の充
実体に、ボールに加えられた衝撃を受けて電荷を発生す
る圧電素子を内蔵して成る発信器と、この発信器の電流
を感知するセンサ部と、センサ部の出力によって作動す
るコンピュータを含む回路装置とから成るものである。
【0007】
【実施例】この発明の好ましい実施態様を図について詳
細に説明する。
【0008】図1はこの発明の実施態様を示す略図で、
ゴルフの練習装置10は、実際のボールの形状に構成し
た充実体18の内部に衝撃を受けると電荷を生ずる圧電
素子20を内蔵して成る発信器12と、この発信器12
の電気エネルギを感知するセンサ部14と、センサ部1
4の出力によって作動するコンピュータを含む回路装置
16とから成る。
【0009】この発明の第一の実施態様の練習装置10
においては、発信器12は、通常のゴルフボールと同一
のサイズで、同一の重量に構成した絶縁体、たとえば硬
質ゴムまたは弾性合成樹脂等で製した充実体18の中心
部またはその付近に圧電素子20を埋設し、ボール状の
充実体18の下端に磁気結合用トランスの一次コイル2
2を埋設し、圧電素子20の両端と一次コイル22とを
リード線24で接続して成るものである。
【0010】センサ部14はボール状の充実体18を載
せるヘッド部26と地面に固定するための軸部28とか
ら成るテイーの形状にしてあって、このヘッド部26
に、前記一次コイル22と協働するための二次コイル3
0または磁気センサが配置してあり、二次コイル30ま
たは磁気センサの両端はそれぞれコンピュータを含む回
路装置16に接続する端子32に終わっている。
【0011】なお、前記テイーの形状にしたヘッド部2
6に、二次コイル30または磁気センサを配置する代わ
りに、受信アンテナを用いることもできる。
【0012】この実施態様のゴルフ練習装置10におい
て、センサ部14を構成する二次コイル30を有するテ
イーのヘッド部26上に、ボールの形状の充実体18を
載せて、通常使用するゴルフクラブで充実体18をヒッ
トすると、充実体18に加わった力が充実体18に埋設
してある圧電素子20に作用して、その応力に比例する
電流を発生し、リード線24を介して一次コイル22を
流れる。
【0013】一次コイル22を流れる電流によって、一
次コイル22に隣接するテイーのヘッド部26の二次コ
イル30または磁気センサに磁束が作用して、その端子
32間に電流が誘起される。この電流を端子32に接続
したコンピュータを含む回路装置16によって所望の出
力表示とする。
【0014】そのコンピュータを含む回路装置16はボ
ール状の充実体18をヒットしたことによって圧電素子
20に発生した電圧によって一次コイル22を流れる電
流により誘起した二次コイル30または磁気センサから
の入力電圧を増幅して、その特性を検出し、予め各種の
発生電流の性質を記憶させておいたコンピュータの記憶
回路の波形と比較して、音声あるいは映像として表示す
るものである。
【0015】図2にコンピュータを含む回路装置16の
構成部分を略ブロック図の形式で各構成部分に名称を記
入して示してあるが、その回路の構成部分は必要に応じ
て、適宜設計することができるものであり、この発明の
要旨ではないので、その詳細な説明を省略する。
【0016】この発明の第二の実施態様としては、図3
に示すように、センサ部をテイーの形状とすることな
く、適当な絶縁体製のマットMまたはシートとして、ボ
ールの形状の充実体18を載置する位置の周囲に、二次
コイル30を配線してある。この場合においても、二次
コイル30の代わりに、マットまたはシートに受信アン
テナ34を配線することができる(図4)。
【0017】この発明の第三の実施態様においては、発
信器を構成する充実体18に複数個の圧電素子を使用す
るものであって、図5に示す態様においては、ボール状
の充実体18の横方向の中心線上に、対称的に第一と第
二の2個の圧電素子50,52が埋設してあり、ボール
の状の充実体18の底部にも第一と第二の2個の一次コ
イル54,56が埋設してあって、第一の圧電素子50
の両端からのリード線58,60が第一の一次コイル5
4の両端に、第二の圧電素子52の両端からのリード線
62,64が第二の一次コイル56の両端にそれぞれ接
続してある。
【0018】この第三の実施態様においては、第一の圧
電素子50と第二の圧電素子52のそれぞれが、ボール
状の充実体18がヒットされることによって受ける衝撃
の相違によって発生する電流によって、第一と第二の一
次コイル54,56のそれぞれに発生する相互に異なる
電荷の極性、搬送波周波数、あるいは包絡線などを区別
することができるように、コイルの電気定数を選択する
ことにより、打球の性質を予測することができる。
【0019】第三の実施態様に関連して、センサ部14
を構成するテイーのヘッド部26に、複数個の圧電素子
に該当する磁気センサを用いることもできる。
【0020】この発明においては、特に圧電素子に加わ
る力によって、電流を発生させるものであるため、圧電
素子に加わる圧力の性質を変更するために、図6に示す
ように、ボール状の充実体18の適当な位置に、充実体
18を構成する充実物質と性質の異なる物体、たとえば
金属の小片66を内蔵させることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明のゴルフの練習装置において、
第一の実施態様のボール状の充実体18をゴルフクラブ
で打った場合に、発信器12の圧電素子20からは数ミ
リボルトから数ボルトの出力電圧が発生することが測定
された。このことから、この発明の装置の回路装置に
は、特に高感度の要素を必要とするものでないことが知
れた。
【0022】また、以上に詳細に述べたところから自明
であるように、打球の処理の安全を図りさえすれば、狭
い場所において、通常のプレイを行うと同じ感覚で、ボ
ール状の充実体18をゴルフクラブでヒットすることが
でき、それによって充実体18に内蔵した圧電素子20
から打撃の強さに比例するを電力を発生でき、これをセ
ンサ部14で感知し、その出力をコンピュータを含む回
路装置16によって分析測定することにより、そのデー
タから打球の飛距離、あるいは方向性その他を知ること
ができる。
【0023】この発明のゴルフ練習装置のそれぞれの構
成要素はサイズも小さく、構造も簡単で、容易に入手す
ることができるものであるから、安価に製造することが
でき、また取り扱いも簡単であって、ゴルフの上達に極
めて効果あるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のゴルフ練習装置の第一の実施態様を
示す略断面図である。
【図2】この発明のゴルフ練習装置のコンピュータを含
む回路装置の一例を示す略ブロック図である。
【図3】この発明のゴルフ練習装置の第二の実施態様の
センサ部を示す略図である。
【図4】この発明のゴルフ練習装置の第二の実施態様の
センサ部において、二次コイルの代わりにアンテナを用
いることを示す略図である。
【図5】この発明のゴルフ練習装置の第三の実施態様を
説明するための発信器の構成を示す略断面図である。
【図6】ボール状の充実体中に充実体と性質の異なる物
体を内蔵させたことを示す略図である。
【符号の説明】
10 ゴルフの練習装置 12 発信器 14 センサ部 16 コンピュータを含む回路装置 18 ボール状の充実体 20 圧電素子 22 一次コイル 24、58、60、62、64 リード線 26 ヘッド部 28 軸部 30 二次コイル 32 端子 34 受信アンテナ 50 第一の圧電素子 52 第二の圧電素子 54 第一の一次コイル 56 第二の一次コイル 66 充実体と異なる物質の小片 M マットまたはシート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体で製したゴルフのボール状の充実体
    と、前記充実体の内部に圧力を加えると電荷を発生する
    圧電素子を内蔵したことと、前記充実体の底部に前記圧
    電素子とリード線で接続した一次コイルを取り付けたこ
    とと、前記充実体を載置する部材と、前記載置部材に前
    記一次コイルを流れる電気エネルギによって誘起される
    二次コイルを配置したことと、前記二次コイルの両端を
    コンピュータを含む回路装置に接続したこととから成る
    ゴルフの練習装置。
  2. 【請求項2】前記絶縁体で製したゴルフのボール状の充
    実体を通常のゴルフボールのサイズ及び重量と同一のも
    のとした請求項1に記載のゴルフの練習装置。
  3. 【請求項3】前記絶縁体を硬質ゴムとした請求項1に記
    載のゴルフの練習装置。
  4. 【請求項4】前記絶縁体を弾性合成樹脂とした請求項1
    に記載のゴルフの練習装置。
  5. 【請求項5】前記圧電素子を前記ゴルフのボール状の充
    実体の中心部に配置して成る請求項1に記載のゴルフの
    練習装置。
  6. 【請求項6】前記ゴルフのボール状の充実体を載置する
    部材をヘッド部と軸部とから成るゴルフのテイー状のも
    のとし、前記ヘッド部に前記二次コイルを取り付けて成
    る請求項1に記載のゴルフの練習装置。
  7. 【請求項7】前記ゴルフのボール状の充実体を載置する
    部材をヘッド部と軸部とから成るゴルフのテイー状のも
    のとし、前記ヘッド部に磁気センサを取り付けて成る請
    求項1に記載のゴルフの練習装置。
  8. 【請求項8】前記ゴルフのボール状の充実体を載置する
    部材を絶縁体製のマットとし、その一部に前記二次コイ
    ルを取り付けて成る請求項1に記載のゴルフの練習装
    置。
  9. 【請求項9】前記ゴルフのボール状の充実体を載置する
    部材を絶縁体製のマットとし、その一部に磁気センサを
    取り付けて成る請求項1に記載のゴルフの練習装置。
  10. 【請求項10】前記圧電素子を複数個とし、各圧電素子
    と各個に接続した圧電素子と同数の一次コイルを前記充
    実体の底部に設け、前記充実体を載置する部材に前記一
    次コイルと同数の二次コイルを配置して成る請求項1に
    記載のゴルフの練習装置。
  11. 【請求項11】前記圧電素子を2個とし、それぞれの圧
    電素子を前記充実体の横方向の中心線上に対称的に配置
    して成る請求項10に記載のゴルフの練習装置。
  12. 【請求項12】前記ゴルフのボール状の充実体の内部に
    充実物体と異なる物体の小片を内蔵させた請求項1に記
    載のゴルフの練習装置。
  13. 【請求項13】前記二次コイルをアンテナとする請求項
    8に記載のゴルフの練習装置。
  14. 【請求項14】前記磁気センサをアンテナとする請求項
    9に記載のゴルフの練習装置。
JP7312896A 1996-03-05 1996-03-05 ゴルフの練習装置 Pending JPH09239088A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189123A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Nike Internatl Ltd 圧電物質含有ゴルフボール
KR101426057B1 (ko) * 2013-12-13 2014-08-01 신명산업 주식회사 충격 감지용 매트를 이용한 골프용품
US11786794B1 (en) * 2018-07-13 2023-10-17 Topgolf Callaway Brands Corp. Golf club head impact location based on 3D magnetic field readings

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