JPH09238872A - スチーム式掃除機 - Google Patents

スチーム式掃除機

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JPH09238872A
JPH09238872A JP5325196A JP5325196A JPH09238872A JP H09238872 A JPH09238872 A JP H09238872A JP 5325196 A JP5325196 A JP 5325196A JP 5325196 A JP5325196 A JP 5325196A JP H09238872 A JPH09238872 A JP H09238872A
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JP
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steam
timing
driving
vacuum cleaner
ejection
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Application number
JP5325196A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Mano
真一郎 真野
Masaru Kamei
勝 亀井
Hiroaki Kobayashi
博明 小林
Kenji Harada
健司 原田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、省電力化を図ったスチーム式掃除機
を提供することにある。 【解決手段】被清掃面との対向面側に噴出部(噴出口3
2a)を設けたケース体10とこのケース体10に可動
自在に設けた清掃体20とからなる清掃具Bと、ケース
体10に設けられ清掃体20を駆動して被清掃面を摺動
させる駆動手段(電気掃除機100、ファン35、起振
体36)と、貯水タンク60と貯水タンク60から供給
される水を加熱してスチームを生成し噴出部に供給する
スチーム生成器70とからなるスチーム生成装置50と
スチームの噴出時期を検知する噴出時期検知手段(計時
手段92)とを備え、このスチーム生成装置50により
生成されたスチームの前記噴出部からの噴出時期を検知
してスチーム噴出に略同期させて前記駆動手段を駆動さ
せるようにし、スチーム噴出前に前記駆動手段を駆動さ
せないようにして省電力化を図ったスチーム式掃除機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スチームを発生
して床等に付着した汚れを除去するスチーム式掃除機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スチームを発生して床等に付着し
た汚れを清掃するスチーム式掃除機があり、これらスチ
ーム式掃除機の中に、被清掃面である床面と対向する下
面側にスチームを噴出させる噴出口を設けたケース体
に、前記噴出口の周囲部に位置するブラシ等を有する清
掃体を可動自在に取り付けるとともに、前記ブラシ等が
床面を摺接するように前記清掃体をモータ等の駆動手段
により振動させるようにした清掃具と、この清掃具が取
り付けられる、貯水タンク、この貯水タンクから供給さ
れた水をヒータにより加熱してスチームを生成するスチ
ーム生成器からなるスチーム発生装置とで構成した形式
のものがある。そして、この形式のスチーム式掃除機は
前記スチーム生成装置で生成したスチームを前記清掃具
の噴出口から噴出させつつ前記駆動手段により清掃体を
駆動つまり振動させてブラシで床面を摺接しながら床面
を清掃するものである。
【0003】そして、上記形式のスチーム式掃除機はス
チームを噴出させているときに清掃体のブラシで床面を
摺接させることが、スチームによって汚れを軟化等させ
ることができることから、床面の汚れを確実にかつ迅速
に除去できるものである。つまり、清掃体のブラシで床
面を摺接する動作とスチームの噴出とは同時になされる
ことが望ましいものである。
【0004】しかし、実際にスチーム式掃除機の使用に
あたっては、スチーム生成器がスチームを生成する温度
にまで加熱されるには時間を要することから、スチーム
式掃除機を駆動させるように操作してからスチームが発
生されるまでにはある程度の時間を要する。つまり、使
用に際しスチーム式掃除機を動作させるために電源スイ
ッチを閉成すると、前記スチーム生成器への通電、清掃
体を駆動する駆動手段つまりモータへの通電が開始さ
れ、前記駆動手段は駆動されて清掃体は駆動されるが、
スチーム生成器は所定温度に達していないためにスチー
ムは生成されず噴出口からスチームは噴出されず、床面
の汚れの効果的な除去はできない。換言すれば、スチー
ム式掃除機の電源スイッチを閉成してからスチームの噴
出がされて効果的な清掃がなされるまでの間は前記駆動
手段は有効に利用されておらず、したがって、この駆動
手段の駆動により無駄な電力が消費されることになる。
また、スチームが噴出されない状態でブラシによって床
面が摺接されることから、床面の材質の違いにより場合
によっては床面を傷付ける等の事態が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のス
チームを噴出しつつ清掃体を駆動してブラシで床面を摺
接して清掃する形式のスチーム式掃除機においては、ス
チーム式掃除機の電源スイッチを閉成してからスチーム
の噴出がされるまでの間も前記駆動手段は駆動している
ことから、この駆動によって電力が無駄に消費され節電
できないという問題がある。また、スチームが噴出され
ない状態でブラシによって床面が摺接されることから、
床面の材質の違いにより場合によっては床面が傷付けら
れるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、請求項1記載の発明は、被清掃
面との対向面側に噴出部を設けたケース体と前記噴出部
の近傍に位置して前記ケース体に設けた清掃体とからな
る清掃具と、前記清掃体を駆動してこの清掃体を被清掃
面に摺動させる駆動手段と、貯水タンク、給水手段、ヒ
ータを有し前記給水手段を介して貯水タンクから供給さ
れる水を加熱してスチームを生成し前記噴出部に供給す
るスチーム生成器からなるスチーム生成装置とを備える
とともに前記スチーム生成装置により生成されたスチー
ムの前記噴出部からの噴出時期を検知する噴出時期検知
手段と前記駆動手段を制御する制御手段とを設け、この
制御手段により前記噴出時期検知手段の検知に基づきス
チーム噴出部からのスチーム噴出時期に略同期させて前
記駆動手段を始動させるスチーム式掃除機としたもので
ある。
【0007】このように、このスチーム生成装置により
生成されたスチームの前記噴出部から噴出される時期を
検知し、この噴出時期に略同期させて前記駆動手段を駆
動させるようにしたことから、スチーム生成装置でスチ
ームが生成され噴出口から噴出されるまでは清掃体を駆
動する駆動手段は非駆動状態となっていることから電力
が無駄に消費されることなく節電できるという作用を有
するものである。また、スチームが噴出されない状態で
はブラシが床面を摺接することなく床面等を傷付けるこ
とを防止できるという作用を有するものである。
【0008】そして、前記スチームの噴出部から噴出さ
れる時期に略同期させて前記駆動手段を駆動させる制御
は、マイクロコンピューターで構成した制御手段あるい
はリレー手段等を用いて、前記噴出時期検知手段の検知
に基づいて前記駆動手段を始動させるように制御するこ
とによってなされるものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の発明における前記噴出時期検知手段を、前記ヒ
ータに通電した通電時間を計時する計時手段により構成
し、この計時手段によりスチーム噴出時期が検知された
ことに基づいて前記駆動手段を始動させることによりス
チーム噴出時期に略同期させて前記駆動手段を始動させ
るようにしたスチーム式掃除機としたものである。
【0010】このように構成した請求項2記載の発明
は、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、ヒータへ
の通電が開始されてから通電を開始する計時手段により
スチーム噴出時期を検知するようにしたことから、スチ
ームの噴出時期を正確に検知でき、したがって、スチー
ム噴出時期と駆動手段の始動とをより正確に同期させる
ことができるという作用を有するものである。また、こ
の計時手段をマイクロコンピューター等に設けた計時手
段で構成した場合は、構成を簡単にして耐久性に優れ、
また、確実な制御ができるものである。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
おける前記噴出時期検知手段を、前記スチーム生成器の
温度を検知する温度検知手段により構成し、この温度検
知手段によりスチーム噴出温度が検知されたことに基づ
いて前記駆動手段を始動させることによりスチーム噴出
時期に略同期させて前記駆動手段を始動させるようにし
たスチーム式掃除機としたものである。
【0012】このように構成した請求項3記載の発明
は、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、温度検知
手段によりスチーム噴出温度が検知されたことに基づい
て駆動手段を駆動させるようにしたことから、スチーム
式掃除機の使用の際に室温の影響に左右されることなく
確実にスチームの噴出時期に同期させて駆動手段を駆動
させることができるという作用を有するものである。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1に
おける前記噴出時期検知手段を、前記スチーム噴出部か
ら噴出するスチーム検知手段により構成し、このスチー
ム検知手段によりスチーム噴出時期が検出されたことに
基づいて前記駆動手段を始動させることによりスチーム
噴出時期に略同期させて前記駆動手段を始動させるよう
にしたスチーム式掃除機としたものである。
【0014】このように構成した請求項4記載の発明
は、上記請求項1記載の発明の作用に加えて、スチーム
検知手段によりスチーム噴出時期が検出されたことに基
づいて、駆動手段を制御させるようにしたことから、ス
チームの噴出時期をさらに確実に検知することができる
ため、スチームの発生と駆動手段の駆動とを確実に同期
させることができるとともに、スチーム式掃除機の使用
の際に室温の影響に左右されることなくさらに確実にス
チームの噴出時期と駆動手段の駆動を同期させることが
できるという作用を有するものである。
【0015】また、請求項5記載の発明は、被清掃面と
の対向面側に噴出部を設けたケース体と前記噴出部の近
傍に位置して前記ケース体に設けた清掃体とからなる清
掃具と、前記清掃体を駆動してこの清掃体を被清掃面に
摺動させる駆動手段と、貯水タンク、給水手段、ヒータ
を有し前記給水手段を介して貯水タンクから供給される
水を加熱してスチームを生成し前記噴出部に供給するス
チーム生成器からなるスチーム生成装置とを備えるとと
もに前記スチーム生成装置により生成されたスチームの
前記噴出部からの噴出時期を報知する噴出時期報知手段
と、前記駆動手段を駆動させる駆動スイッチと、前記ス
チーム生成装置を動作させる作動スイッチとを備えたス
チーム式掃除機としたものである。
【0016】このように構成した請求項5記載の発明
は、スチーム生成装置の駆動スイッチを閉成した後、ス
チームが噴出する時期を報知手段により使用者に報知す
ることができ、使用者はこの報知に基づいて電気掃除機
の駆動スイッチを閉成することができ、スチーム噴出前
の駆動手段による無駄な電力消費を防止できるという作
用を有するものである。そして、前記報知手段としては
LED、ブザー等により構成すればよい。また、ブザー
等により音によって報知するようにした場合は使用者が
離れている場合に報知を確認できるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の第一の実施の
形態を図1ないし図7に基づいて説明する。図1はスチ
ーム式掃除機1を電気掃除機100に接続した状態を示
す斜視図であり、図2はスチーム掃除機1の要部を断面
して示した断面図であり、図3はスチーム生成器70を
示す図である。
【0018】そして、前記スチーム式掃除機1は、後述
するケース体10およびこのケース体10に取り付けら
れる清掃体20からなる清掃具B、この清掃具Bが接続
される通気管40に取り付けられたスチーム生成装置5
0等から構成されている。
【0019】そして、ケース体10はケース11とこの
ケース11に可動自在に取り付けられる清掃体20のケ
ース21とから構成されている。そして、ケース11は
図に示すように上部に天井壁11aを有するとともにこ
の天井壁11aの外周から図において下方に延びる環状
壁11bを有する有底筒状に形成され内部に収納空間1
2が設けられている。前記天井壁11aには複数の細長
孔からなる吸気孔13が形成され、また、環状壁11b
の後部側(図において右側)には接続管14が形成され
ている。
【0020】つぎに、前記清掃体20について説明す
る。この清掃体20は、噴出器配設部27、ファン収納
室29、起振体配設部30が形成された前述したように
ケース体10の一方を構成するケース21、前記噴出器
配設部27に配設されたスチーム噴出器32、前記ファ
ン収納室29に収納されたファン35、前記起振体配設
部30に配設される起振体36等から構成されている。
そして、前記ファン35、起振体36および前記電気掃
除機100とは前記清掃体20を駆動する駆動手段C
(符号Cは不図示)を構成しているものである。
【0021】そして、前記ケース21は、略方形の平板
状の基台22とこの基台22を底壁として図において上
方に突出して形成された環状壁23によって形成した有
底筒状部24と前記基台22の前端部および後端部に下
方に向けて突出して形成した断面略方形状の突堤部25
および26とによって形成されている。そして、前記基
台22の下側面つまり被清掃面としての床面等(以下単
に床面という)に対向する側には前記突堤部25および
26間に位置させて形成した前記噴出器配設部27が形
成され、また、基台22の上側面つまり他側側に形成し
た前記有底筒状部24の環状壁23の中間部よりやや下
方位置には仕切壁28が形成されており、この仕切壁2
8の上部には前記ファン収納室29が、また、下方には
起振体配設室30が形成されている。また、前記仕切壁
28の中央部には軸受取付部28aが形成されこの軸受
取付部28aには軸受31が取り付けられている。
【0022】また、前記ケース21は、前記有底筒状部
24を前記ケース11の収納空間12に位置させるとと
もに、ケース11の環状壁11bの内周壁と前記環状壁
23の外周壁との間に配設された複数のコイルばね等か
らなる弾性支持体38を介して取り付けられ、また、前
記ファン収納室29の側壁つまり環状壁23の後部側に
は貫通孔23aが形成されており、この貫通孔23aと
前記ケース11に形成した接続管14の貫通孔14aと
はゴム等で形成されたベローズからなる伸縮性通気管3
7によって接続されている。そして、この弾性支持体3
8と前記伸縮性通気管37によって前記ケース21はケ
ース11の収納空間12内に揺動可能に取り付けられて
いる。また、このケース21がケース11に取り付けら
れた状態では、ケース21の基台22の上面とケース1
1の環状壁23の開口端縁との間には、ケース21つま
り清掃体20が振動した際に接触しないように小間隙G
が形成されている。
【0023】そして、前記噴出器配設部27には床面に
向けて形成された噴出部としての多数の噴出口32aを
有する前記スチーム噴出器32が図示しない適宜の取り
付け具によって取り付けられて配設されている。このス
チーム噴出器32には後方に延出して設けられた接続管
32bが前記突堤部26に形成した溝部26aを通して
設けられ、その先端部は基台22の後方端から突出して
いる。また、前記突堤部25および26にはそれぞれ下
方に向けてつまり床面に向けて清掃部材としてのブラシ
33、33が設けられている。
【0024】また、前記ファン収納室29には、前記軸
受31に回転自在に軸支された回転軸34に一体的に取
り付けられた前記ファン35が収納され、また、前記回
転軸34の下端部は前記軸受31から下方に突出して前
記起振体配設室30内に突出させて設けられ、この回転
軸34の下端部には前述した起振体36が取り付けられ
ている。この起振体36は、一端側を回転軸34に取り
付けられた腕部36aとこの腕部36aの他端側に取り
付けられた錘36bとから構成されており、前記ファン
35によって回転力が生じると、この回転力はファン3
5とともに回転する回転軸34に伝達され、この回転軸
34とともに回転する前記錘36bは回転軸に対して遍
心していることから振動が発生し、この振動はケース2
1に伝達されケース21は振動する。ケース21が振動
すると前記突堤部25、26に設けたブラシ33、33
の先端部はケース21の振動に伴って床面上を摺接す
る。つまりブラシ33、33は起振体36の回転力によ
って摺接動作をするものである。また、このブラシ3
3、33にはスチーム式掃除機1の略全体の重量が加わ
っていることからその先端部は前記重量による押圧力に
より床面を押圧しつつ摺接することになり、この押圧状
態での摺接によって床面の汚れあるいは強固に付着して
いる汚物等は除去されるものである。そして、後述する
ように前記スチーム噴出器32から噴出されるスチーム
によって床面の汚れあるいは強固に付着している汚物等
は軟化あるいは付着力が弱められるとともに前記ブラシ
33、33に摺接されて確実にかつ短時間に除去つまり
清掃されるものであるなお、前記吸気孔13に連通する
前記ファン収納室29、伸縮性通気管37、接続管14
は本体ケースに形成された吸込風路を構成しており、こ
の吸込風路と前記噴出器配設部27とは基台22、仕切
壁28、環状壁23等によって形成される隔壁によって
気密的に隔離されて形成されており、噴出器配設部27
に配設されたスチーム噴出器32によって噴出されたス
チームは吸込風路には吸入されないようになっている。
【0025】なお、前記ファン35は後述する電気掃除
機100の電動送風機が駆動するとこの電動送風機つま
り電気掃除機100の吸引作用により、前記吸気孔13
から吸い込まれる吸込気流によって回転するものであ
る。なお、以下の説明において電気掃除機100という
ときは電動送風機を含む概念である。
【0026】つぎに、前記通気管40について説明す
る。この通気管40は、合成樹脂あるいは金属からなる
中空パイプ41から形成され、図において下方先端部は
接続部42となっており、この接続部42と前記ケース
11に形成した前記接続管14とを嵌合することによ
り、通気管40はケース11に一体的に取り付けられて
いる。また、前記中空パイプ41の他端側はL字状に形
成した操作把手43が形成されている。また、前記中空
パイプ41の前記操作把手43が形成されている近傍に
は、中空パイプ41の側方に突出させて形成した接続管
44が設けられている。この接続管44は前記中空パイ
プ41と連通するとともに先端部に向けてしだいに先細
としたテーパーが付けられている。なお、前記操作把手
43は中空パイプ41と連通しないようになっている。
また、前記中空パイプ41の上方部つまり操作把手43
の近傍にはコントロールボックス90が設けられ、この
コントロールボックス90には後述するマイクロコンピ
ューター等からなる制御手段91、スチーム式掃除機の
駆動開始から計時を開始する計時手段92、スチーム生
成器70のヒータ73への通電を制御するヒータ通電手
段93、電動ポンプ80(以下単にポンプという)を駆
動するポンプ駆動手段94、スチーム式掃除機1の駆動
つまり動作させる作動スイッチ96等が配設されてい
る。
【0027】つぎに、スチーム生成装置50について説
明する。このスチーム生成装置50は、ケース51、こ
のケース51内に収納された貯水タンク60、スチーム
生成器70および前記貯水タンク60内の水をスチーム
生成器70に送水する送水手段としてのポンプ80から
構成されている。
【0028】そして、前記ケース51は、合成樹脂ある
いは金属板から形成され両端つまり図において上端およ
び下端を開口したケース体52と、前記両端開口を閉蓋
する着脱可能な蓋部材53、54から形成されている。
そして、前記ケース体52の内部には前記貯水タンク6
0、スチーム生成器70およびポンプ80が図示しない
適宜な位置決め手段によって位置決めされて収納されて
いる。また、前記上端開口に取り付けられる蓋部材53
には前記通気管40つまり中空パイプ41を貫通して取
り付ける取付孔53aおよび注水口挿通孔53bが形成
されており、また、この蓋部材53には給電線挿通孔5
3cが形成されている。また、前記下側開口を閉蓋して
ケース体52に取り付けられる蓋部材54には前記通気
管40つまり中空パイプ41を貫通して取り付ける取付
孔54a、およびスチーム供給管を挿通する挿通孔54
bが形成されている。
【0029】つぎに、前記貯水タンク60は、合成樹脂
等からなる中空な円筒体からなるとともに上端側には注
水口61が形成され、この注水口61は前記蓋部材53
に形成した注水口挿通孔53bに挿通されその先端部は
蓋部材53から外部に突出しており、この注水口61は
着脱可能な栓61aによって常時は閉じられている。ま
た、下端側には送水口62が形成されている。
【0030】つぎに、前記ポンプ80は周知の電動ポン
プからなり、前記貯水タンク60の下流側に位置し、吸
入口81を前記貯水タンク60側に、吐出口82を後述
するスチーム生成器70側に位置させて前記ケース体5
2内に収納されている。そして、前記吸入口81は前記
貯水タンク60の送水口62と送水パイプ55によって
接続されている。そして、前記ポンプ80には一端側を
このポンプ80つまりポンプ80の電動機に、他端側を
前記コントロールボックス90内に設けた前記ポンプ駆
動手段94に接続された給電線74aを介して給電され
るようになっている。
【0031】つぎに、前記スチーム生成器70は、図3
に示すように絶縁性材料で形成されるとともに肉厚な管
壁71に囲まれた貫通孔72が形成された管体からな
り、前記肉厚の管壁71内には前記貫通孔72を包囲す
るようにしてヒーター73が埋設されている。このヒー
タ73には一端側をこのヒータ73の図示しない端子
に、他端側を前記コントロールボックス90に設けられ
た前記ヒータ通電手段93に接続された給電線74bを
介して給電されるようになっている。そして、前記貫通
孔72の後端側は前記ポンプ80の吐出口82に耐熱性
を有する給水パイプ56によって接続されており、ま
た、前記貫通孔72の前端側の開口は耐熱性を有すると
ともに可撓性を有する部材からなり、前記蓋部材54に
形成した挿通孔54bに挿通されたスチーム供給管58
を介して前記スチーム噴出器32の接続管32bに接続
されている。そして、前記スチーム供給管58が可撓性
を有することから、前記清掃体20つまりケース21が
揺動する際、この揺動が阻害されることがないものであ
る。
【0032】なお、前記給電線74a、74bは前記蓋
部材53に形成した給電線挿通孔53cを介して、上述
のように前記ポンプ駆動手段94、ヒータ通電手段93
の図示しない出力端子に接続されている。また、前記コ
ントロールボックス90に設けたスチーム式掃除機1を
作動させるスイッチ96には給電線74が接続され、こ
の給電線74の端部には雄型コネクター75が取り付け
られており、この雄型コネクター75は後述する電気掃
除機100の吸込ホース103の接続管104に設けた
雌型コネクター108に接続されるようになっている。
【0033】なお、前記制御手段91は図示しない信号
線を介して前記電気掃除機100を駆動制御するように
なっている。
【0034】つぎに、上記のように構成されたスチーム
式掃除機1に接続される電気掃除機100について説明
する。この電気掃除機100の主たる構成は従来周知の
ものと同様である。つまり、本体ケース101内には図
示しない集塵室と電動送風機室とが設けられ、この集塵
室および電動送風機室にはそれぞれ集塵装置と電動送風
機が収納され、また、本体ケース101には前記集塵室
に連通する吸込口102が設けられ、この吸入口102
には可撓性の吸込ホース103の一端が接続されてい
る。この吸込ホース103の他端側には接続管104が
取り付けられており、この接続管104は前記通気管4
0つまり中空パイプ41に設けた接続管44に着脱可能
とするため、この接続管44に嵌合するように先端部に
向けてしだいに拡開するようにテーパーが付けられた嵌
合孔が形成されている。
【0035】また、前記本体ケース101の前記吸入口
102の下部近傍に雌プラグ105が設けられ、この雌
プラグ105にはコード106の一端に設けた雄プラグ
107が接続されている。また、前記コード106の他
端側は前記接続管104に設けた雌型コネクター108
に接続されている。この雌型コネクター108には前記
給電線74に設けた雄型コネクター75が接続されるよ
うになっている。
【0036】そして、前記吸込ホース103の接続管1
04と前記通気管40の接続管44とを接続することに
より、前記スチーム式掃除機1は電気掃除機100に接
続され、また、給電線74の雄型コネクター75を前記
雌型コネクター108に接続することによって、前記ヒ
ータ通電手段93、給電線74bを介してスチーム生成
器70に、また、ポンプ駆動手段94、電線74aを介
して前記ポンプ80に給電できるものである。
【0037】なお、前記電気掃除機100の本体ケース
101には、電動掃除機100を単独で使用する場合に
使用する第一の駆動スイッチ120、スチーム式掃除機
1を接続して使用する場合に使用する第二の駆動スイッ
チ121が設けられている。電気掃除機100を単独で
使用する場合は前記接続管104に従来周知の吸込口体
が接続された延長管を接続するとともに前記第一の駆動
スイッチ120を操作することによってなされ、この場
合は雌プラグ105には通電されない回路構成となって
いる。また、前記第二のスイッチ121を閉成したとき
は雌プラグ105には通電されるようになっている。な
お、符号125は電気掃除機100を運ぶための把手で
ある。
【0038】つぎに、前記スチーム式掃除機1における
スチームの噴出時期に略同期して、清掃体20を駆動す
る駆動手段Cを駆動する制御方法について説明する。
【0039】まず、第一の制御方法について図4に示す
制御ブロック図に基づいて説明する。この制御方法にお
ける制御回路の構成は前記制御ブロック図に示すよう
に、制御手段91と、この制御手段91にそれぞれ接続
されこの制御手段91によって制御される計時手段9
2、ヒータ通電手段93、ポンプ駆動手段94および電
気掃除機駆動手段(以下掃除機駆動手段という)95が
接続されている。また、制御手段91にはスチーム式掃
除機1を動作させる前記作動スイッチ96の閉成信号が
入力されるようになっている。そして、前記ヒータ通電
手段93にはスチーム生成器70のヒータ73が、ま
た、ポンプ駆動手段94にはポンプ80が、掃除機駆動
手段95には電気掃除機100がそれぞれ接続されてい
る。また、前記計時手段92は制御手段91に制御され
て計時動作をするものである。また、前記電気掃除機1
00の駆動による吸込気流によりファン35、起振体3
6が動作することにより清掃体20が動作つまり駆動す
るようになっている。
【0040】なお、前記ヒータ通電手段93、ポンプ駆
動手段94および掃除機駆動手段95は前記制御手段9
1の制御によって動作するスイッチ手段で構成されてお
り、また、前記計時手段92は制御手段91としてのマ
イクロコンピューター内のカウンターつまりタイマーに
よって構成されている。
【0041】つぎに、上記制御方法における制御をスチ
ーム式掃除機1の動作とともに図4の制御ブロック図に
基づいて説明する。
【0042】まず、使用者は使用に際して、吸込ホース
103の接続管104に通気管40の接続管44を接続
するとともに雌型コネクター108と雄型コネクター7
5を接続して、スチーム式掃除機1を電気掃除機100
に接続する。そして、電気掃除機100の図示しない電
源コードを室内に設けられたコンセントに接続するとと
もに前記第二の駆動スイッチ121を閉成し、ついでス
チーム式掃除機1の作動スイッチ96を閉成する。この
作動スイッチ96が閉成されたことに基づいて、制御手
段91は前記計時手段92へカウント命令つまり計時開
始命令を出力するとともに、前記ヒータ通電手段93を
制御してヒータ73への通電を開始する。そして、制御
手段91は逐次この計時手段92の計時内容をチェック
し計時内容が所定時間となった際には、前記ポンプ80
への通電を開始するようにポンプ駆動手段94を制御す
るとともに前記電気掃除機100を駆動するべく掃除機
駆動手段95を駆動するように制御する。なお、前記所
定時間とはヒータ73への通電の開始によってスチーム
生成器70が加熱され貫通孔72に流入した水を略瞬時
にスチームにするのに充分な温度に加熱されるまでに要
する時間をいうものである。また、スチーム生成器70
で生成されたスチームは生成と略同時に噴出口32aか
ら噴出されるものである。したがって、計時手段92は
前記所定時間の計時によってスチーム噴出時期を検知で
きるものである。
【0043】上記制御により、前記貯水タンク60内の
水はスチーム生成器70に送られ略瞬時にスチームとさ
れ、スチーム供給管58を介してスチーム噴出器32に
送られ、噴出口32aから床面に向けて噴出される。ま
た、この噴出口32aからスチームが噴出されるときに
前記電気掃除機100は駆動していることから吸込気流
によってファン35とともに起振体36が回転して起振
し、清掃体20は床面に沿って振動しブラシ33は床面
を摺接するように動作する。つまり、噴出口32aから
のスチームの噴出時期と略同期して前記電気掃除機10
0、ファン35、起振体36からなる駆動手段Cは駆動
を開始つまり始動するように制御され、そして清掃体2
0は駆動されるものである。
【0044】このように、噴出口32aからのスチーム
の噴出時期と略同期させて前記清掃体20を駆動する駆
動手段Cを始動するようにしたことから、駆動手段Cは
噴出口32aからスチームが噴出される前には駆動され
ることがなく、したがって、駆動手段によって消費され
る無駄な電力を節約できるものである。また、前記計時
手段92は制御手段91としてのマイクロコンピュータ
ー内のカウンターつまりタイマーによって構成したこと
から、マイクロコンピューターを制御するプログラムに
よって実行でき、また、別個のタイマー手段を不要とす
る等の利点がある。
【0045】つぎに、噴出口32aからのスチームの噴
出に略同期させて前記駆動手段Cを駆動するための第二
の制御方法を図5に示す制御ブロック図に基づいて説明
する。この第二の制御方法の、上述の第一の制御方法と
相違する構成は、第一の制御方法では計時手段92によ
ってスチーム式掃除機1の作動スイッチ96の閉成から
所定時間を計時するようにしていることに対して、この
第二の制御方法はヒータ73への通電の開始から所定時
間を計時する通電計時手段97を設けた点であり、その
他の構成は第一の制御方法の場合と同様な構成であるの
で、同一構成部分については同一符号を付すこととしそ
の説明は省略する。つまり、この第二の制御方法におけ
る制御開路の構成は図5の制御ブロック図に示すように
図4の制御ブロック図に計時手段92に代えて通電計時
手段97を設けた点を除いて同じ構成となっているもの
である。そして、この第二の制御方法における制御は、
第一の制御方法と同様スチーム式掃除機1を電気掃除機
100に接続し第二の駆動スイッチ121を閉成操作し
た後、スチーム式掃除機1の作動スイッチ96を閉成す
ると、前記制御手段91はヒータ通電手段93を制御し
ヒータ73への通電を開始するとともに、前記通電計時
手段97に計時開始命令を出力する。そして、制御手段
91は逐次この通電計時手段97の計時内容をチェック
し計時内容が所定時間、つまりスチーム生成器70によ
って水が略瞬時にスチームとされるに要する時間となっ
た際には、前記ポンプ80への通電を開始するようにポ
ンプ駆動手段94を制御するとともに前記電気掃除機1
00を駆動するように掃除機駆動手段95を制御する。
したがって、第一の制御方法と同様スチーム生成器70
で生成されたスチームは略瞬時に噴出口32aから噴出
されるものであることから、通電計時手段97は前記所
定時間の計時によってスチーム噴出時期を検知できるも
のである。
【0046】このように制御することにより第一の制御
方法の場合と同様に、噴出口32aからのスチームの噴
出時期と略同期して前記清掃体20を駆動する駆動手段
Cを始動するように制御されるものである。
【0047】上述のように、第二の制御方法の場合も上
記第一の制御方法の場合と同様、噴出口32aからのス
チームの噴出時期と略同期して駆動手段Cを始動するよ
うにしたことから、駆動手段Cはスチーム噴出口32a
からスチームが噴出される前には駆動されることがな
く、したがって、駆動手段Cによって無駄な電力の消費
を節約できるものである。また、第一の制御方法の場合
と同様に前記通電計時手段97は制御手段91としての
マイクロコンピューター内のカウンターつまりタイマー
によって構成したことから、マイクロコンピューターを
制御するプログラムによって実行でき、また、別個のタ
イマー手段を不要とする等の利点がある。
【0048】つぎに、噴出口32aからのスチームの噴
出に略同期させて前記清掃体20を駆動するための第三
の制御方法を図6に示すブロック図に基づいて説明す
る。この第三の制御方法の上記第一の制御方法と相違す
る構成は、前記制御ブロック図に示すように上記第一の
制御方法において用いた計時手段92を設けずに、スチ
ーム生成器70の温度検知手段98を設ける構成とした
点であり、その他の構成は第一の制御方法の場合と同様
な構成であるので、同一構成部分については同一符号を
付すこととしその説明は省略する。
【0049】そして、前記温度検知手段98は前記スチ
ーム生成器70の外周壁に取り付けられ、スチーム生成
器70の温度を検知して電気的信号に変換する図示しな
いサーミスターとこのサーミスターで検知された温度が
所定温度つまりスチーム生成器70の貫通孔72に流入
した水を略瞬時にスチームにするに充分な温度に達した
ときに検知信号を前記制御手段91に出力する図示しな
い従来周知の回路とから構成されている。
【0050】そして、この第三の制御方法における制御
はつぎのようになされる。つまり、第一の制御方法の場
合と同様にスチーム式掃除機1を電気掃除機100に接
続した状態で、スチーム式掃除機1の作動スイッチ96
が閉成されると、前記制御手段91はヒータ通電手段9
3を制御しヒータ73への通電を開始する。ヒータ73
に通電が開始されるとことによりスチーム生成器70の
管壁71の温度は次第に上昇し所定温度つまりスチーム
生成器70の貫通孔72に流入した水を略瞬時にスチー
ムにするのに充分な温度に達する。そして、スチーム生
成器70が所定温度に達するとこの温度は温度検知手段
98で検知され、この検知結果が制御手段91に送ら
れ、制御手段91はこの検知結果を受けたことに基づい
て、ポンプ駆動手段94を制御してポンプ80を駆動す
るとともに、掃除機駆動手段95を制御して電気掃除機
100を駆動する。そして、ポンプ80の駆動により貯
水タンク60の水はスチーム生成器70に送られスチー
ム生成器70によってスチームとされて前記噴出口32
aから噴出される。つまり、温度検知手段98の所定温
度の検知によってスチーム噴出時期を検知できるもので
ある。また、前記電気掃除機100の吸込気流によって
ファン35とともに起振体36が回転して起振し、清掃
体20は床面に沿って振動しブラシ33は床面を摺接す
るように動作する。つまり、前記スチーム生成器70の
温度が所定温度になったことを温度検知手段98によっ
て検知し、この検知信号に基づいて制御手段91はポン
プ駆動手段94および掃除機駆動手段95を制御するこ
とから、噴出口32aからのスチームの噴出時期と略同
期して駆動手段Cは始動されるものである。
【0051】このように、第三の制御方法の場合も上記
第一の制御方法の場合と同様、噴出口32aからのスチ
ームの噴出時期と略同期して前記清掃体20を駆動する
駆動手段Cを始動するようにしたことから、駆動手段C
は噴出口32aからスチームが噴出される前には駆動さ
れることがなく、したがって、駆動手段Cによって消費
される無駄な電力を節約できるものである。また、温度
検知手段98によってスチーム生成器70が所定温度に
達したことを直接検知する構成としたことから、寒冷地
方あるいは温暖地方による室温の差、あるいは夏冬等の
季節による室温の差によるスチーム生成器70の温度上
昇に要する時間に関係なく確実にスチーム噴出時期を検
知でき、上記室温の差に影響されることなくスチームの
噴出時期と略同期して駆動手段Cを始動させることがで
きるという利点がある。
【0052】つぎに、噴出口32aからのスチームの噴
出時期に略同期させて前記清掃体20を駆動するための
第四の制御方法を図7に示す制御ブロック図に基づいて
説明する。この第四の制御方法の上述の第一の制御方法
と相違する構成は、上記第一の制御方法の構成に、前記
噴出口32aから噴出されるスチームを検知するスチー
ム検知手段99を設ける構成とした点であり、その他の
構成は第一の制御方法の場合と同様な構成であるので、
同一構成部分については同一符号を付すこととしその説
明は省略する。
【0053】そして、前記スチーム検知手段99は前記
清掃体20の前記噴出口32aの近傍にスチームの噴出
を検知して電気的信号に変換する図示しないサーミスタ
ー等とこのサーミスター等で検知された温度を検知信号
とし前記制御手段91に出力する図示しない従来周知の
回路とから構成されている。
【0054】そして、この第四の制御方法における制御
はつぎのようになされる。まず、電気掃除機100にス
チーム式掃除機1を接続し、ついでスチーム式掃除機1
の作動スイッチ96を閉成すると、前記制御手段91は
計時手段92に計時を開始させるように制御するととも
に、ヒータ通電手段93を制御しヒータ73への通電を
開始し、スチーム生成器70がスチームを生成できる温
度つまり前記計時手段92の計時が所定時間に達すると
制御手段91により、ポンプ駆動手段94を制御してポ
ンプ80を駆動され、このポンプ80の駆動により貯水
タンク60から送られた水はスチーム生成器70でスチ
ームとして噴出口32aから噴出される。そして、この
噴出口32aからスチームが噴出されると、この噴出さ
れたスチームは前記スチーム検知手段99によって検知
され、この検知信号は制御手段91に送られ、制御手段
91はこの検知信号に基づいて、掃除機駆動手段95を
制御して電気掃除機100を駆動する。電気掃除機10
0が駆動すると吸込気流によってファン35とともに起
振体36が回転して起振し、清掃体20は床面に平行に
振動しブラシ33は床面を摺接するように動作する。つ
まり、前記噴出口32aから噴出するスチームをスチー
ム検知手段99によって検知し、この検知信号に基づい
て制御手段91はポンプ駆動手段94および掃除機駆動
手段95を制御することから、噴出口32aからのスチ
ームの噴出時期と略同期させて駆動手段Cは始動される
ものである。
【0055】このように、第四の制御方法の場合も上記
第一の制御方法の場合と同様、噴出口32aからのスチ
ームの噴出時期と略同期して前記清掃体20を駆動する
駆動手段Cを始動するようにしたことから、駆動手段C
は噴出口32aからスチームが噴出される前には駆動さ
れることはなく、したがって、駆動手段Cによって無駄
な電力が消費されることを防止できるものである。ま
た、スチーム検知手段99によって噴出口32aから噴
出されるスチームを直接検知する構成としたことから、
第三の制御方法の場合と同様、寒冷地方あるいは温暖地
方による室温の差、あるいは夏冬等の季節による室温の
差によるスチーム生成器70の温度上昇に要する時間に
関係なく確実にスチーム噴出時期を検知でき、また、上
記室温の差に影響されることなくスチームの噴出時期と
略同期させて駆動手段Cを始動させることができるとと
もに、噴出するスチームを直接検知して駆動手段Cを始
動するようにしていることから、噴出口32aからの噴
出と駆動手段Cの同期が確実になされるという利点があ
る。
【0056】なお、上記の実施の形態においては、スチ
ーム式掃除機1を電気掃除機100に接続して使用する
構成とし、また、清掃体20を駆動する駆動手段Cを電
気掃除機100、ファン35および起振体36で構成す
ることとしたが、これはスチーム式掃除機1を電気掃除
機100に接続することなく単独で使用する形式とする
こともできる。
【0057】このように形成した場合のスチーム式掃除
機1aを図8を参照して説明する。なお、上記実施の形
態におけるスチーム式掃除機1と同一構成部分について
は同一符号を付すこととしその説明は省略する。同図に
示すようにケース体10に中空パイプからなる操作杆1
41を取り付け、前記操作杆141の端部に操作把手1
43を設けこの操作把手143の近傍に上記実施の形態
と同様にコントロールボックス90を設け、また、ケー
ス21のファン収納室29代えてモータ収納室129を
形成するとともにファン35に代えて支持体135aに
支持されてモータ135を配設しこのモータ135の回
転軸134に起振体36を設けている。また、操作把手
143には電源コード143aが設けられこの電源コー
ド143aを介して電力が供給されるようになってい
る。なお、ケース21の環状壁23およびケース体10
の環状壁11bのそれぞれに設けた貫通孔23aおよび
14a、これら両貫通孔23a、14aに設けた伸縮性
通気管37は不要となる。
【0058】そして、この場合の制御回路の構成は図示
しないが上記実施の形態における第一の制御方法ないし
第四の制御方法のそれぞれのブロック図4ないしブロッ
ク図7における電気掃除機100に代えて前記モータ1
35を、また、掃除機駆動手段95に代えて前記モータ
135を駆動するモータ駆動手段を用いた構成とし、そ
の制御は上記第一の制御方法ないし第四の制御方法の制
御における制御手段91によって掃除機駆動手段95を
制御することに代えて、モータ駆動手段を制御すること
を除いては上記実施の形態における第一の制御方法ない
し第四の制御方法における制御と同様に制御されるもの
である。なお、この場合における清掃体20を駆動する
駆動手段は、前記モータ135と起振体36とで構成さ
れるものである。
【0059】このように、単独で使用する形式のスチー
ム式掃除機1aにおいても噴出口32aからのスチーム
の噴出時期と略同期して前記清掃体20を駆動する前記
駆動手段を始動することから、駆動手段は噴出口32a
からスチームが噴出される前には始動されることがはな
く、したがって、駆動手段によって無駄に消費される電
力を節約できるものである。また、上記した制御は第一
の制御方法ないし第四の制御方法のそれぞれが有する上
述した固有の利点をまた同様に有するものである。
【0060】なお、モータ135の回転軸134に直接
起振体36を設けることとした場合に回転数(単位時間
当たりの回転数)が多すぎる場合は減速機構を介して起
振体36を回転させるようにすればよく、この場合は起
振体36の回転数を小さくすることができるとともにモ
ータ135を小出力として小型とすることがてきる利点
がある。
【0061】また、上記実施の形態においては、清掃部
材としてブラシ33を用いる構成としたが、これはブラ
シに限定されるものではなく薄いゴム板、モップ状部材
で構成するようにしてもよい。
【0062】また、上記実施の形態においては、清掃部
材としてのブラシ33を摺接動作させるために、起振体
36を設けこの起振体36による振動によってブラシ3
3の床面への摺接動作を行うようにしたが、これに限定
されることなく、例えば起振体配設室30としている部
分つまり空間に複数の歯車からなる減速手段を設けると
ともに噴出器配設部27の周囲にドーナツ状の枠体にブ
ラシを設けて環状回転ブラシとして構成された清掃体を
設け、前記ファン35の回転力を前記減速手段を介して
前記環状回転ブラシに伝達する構成として、ファン35
の回転力によって清掃部材を摺接動作させるようするこ
ともできる。そして、この場合には、前記ケース21は
振動させる必要がないことから、ケース11にねじ等に
より固定して取り付けるようにすればよく、また、ケー
ス21、ケース11の構成は適宜の形状とすればよい。
【0063】また、前記清掃体を回転軸を被清掃面と平
行にした円柱状の回転ブラシとし、この回転ブラシを前
記ファン35によって駆動するようにしてもよい。この
場合は、前記ファン35の回転軸34を水平方向とし配
置できるように前記ファン収納室29を形成し、回転軸
34の先端部をファン室29から気密的にして突出させ
るとともに、この突出した回転軸34の先端部および回
転ブラシの回転軸にそれぞれプーリーを設けてこれらプ
ーリーにベルトを架ける構成とすればよい。
【0064】なお、前記環状回転ブラシおよび回転ブラ
シを用いた場合は、これら環状回転ブラシおよび回転ブ
ラシを回転させるファンに代えてモータを用いるように
してもよく、この場合のモータは清掃体を駆動する駆動
手段を構成するものである。
【0065】つぎに、この発明の第二の実施の形態を図
9ないし図11に基づいて説明する。なお、この実施の
形態におけるスチーム式掃除機1bと電気掃除機100
aの構成は上記第一の実施の形態と略同様な構成となっ
ているものであることから、異なる構成部分についての
み説明することとし、上記第一の実施の形態と同一構成
部分については同一符号を付すこととしその説明は省略
することとする。
【0066】図9に示すように、コントロールルボック
ス190には、スチーム生成器70によって生成された
スチームが噴出口32aから噴出される時期に点灯する
LED等の発光素子からなる報知手段としての表示器1
50が設けられている。また、電気掃除機100aには
この電気掃除機100aを含む清掃体20を駆動する駆
動手段Cを駆動する駆動スイッチ122が設けられてい
る。この電気掃除機100aは前記駆動スイッチ122
の閉成あるいは開成状態とは関係なく電気掃除機100
aの図示しない電源コードを室内に設けたコンセントに
接続した状態で給電線74を介してスチーム式掃除機1
bに電力を供給できるような回路構成となっている。ま
た、前記コントロールボックス190内には制御手段9
1、計時手段92、ヒータ通電手段93、ポンプ駆動手
段94および表示器駆動手段151が設けられている。
【0067】つぎに、この実施の形態のスチーム式掃除
機1bの制御回路の構成を図11に示す制御ブロック図
11に基づいて説明する。この制御回路の構成は前記制
御ブロック図に示すように、制御手段91と、この制御
手段91にそれぞれ接続されて制御される計時手段9
2、ヒータ通電手段93、ポンプ駆動手段94および表
示器駆動手段151が接続されている。また、制御手段
91にはスチーム式掃除機1bに設けた作動スイッチ9
6の閉成信号が入力されるようになっている。そして、
ヒータ通電手段93、ポンプ駆動手段94および表示器
駆動手段151にはそれぞれヒータ73、ポンプ80お
よび表示器150が接続されている。
【0068】なお、前記計時手段92は上記第一の実施
の形態と同様に前記スチーム式掃除機1bの作動スイッ
チ96が閉成される際に制御手段91の計時命令信号に
よって計時を開始するものである。
【0069】つぎに、上記制御ブロック図11による制
御をスチーム式掃除機1bの動作とともに説明する。
【0070】まず、使用者は使用に際して、吸込ホース
103の接続管104に通気管40の接続管44を接続
するとともに雌型コネクター108と雄型コネクター7
5を接続して、スチーム式掃除機1bを電気掃除機10
0aに接続する。そして、電気掃除機100aの図示し
ない電源コードを室内に設けられたコンセントに接続
し、ついで電気掃除機100aの駆動スイッチ122を
開成状態としたままで、スチーム式掃除機1bの作動ス
イッチ96を閉成する。この作動スイッチ96の閉成に
伴って、制御手段91は前記ヒータ通電手段93を制御
してヒータ73への通電を開始するとともに、前記計時
手段92へカウント命令つまり計時開始命令を出力す
る。そして、制御手段91は逐次この計時手段92の計
時内容をチェックし計時内容が所定時間つまり通電が開
始されたヒータ73によってスチーム生成器70が加熱
され流入した水を略瞬時にスチームにするのに充分な温
度に加熱されるまでに要する時間となった際には、前記
ポンプ80への通電を開始するようにポンプ駆動手段9
4を制御するとともに前記表示器駆動手段151を制御
して表示器150を表示つまり点灯させる。この表示器
150の表示を確認して使用者は、駆動スイッチ122
を閉成操作して電気掃除機100aを駆動させる。つま
り、スチーム生成器70がスチームを生成できる状態と
なった時点でポンプ80により貯水タンク60の水がス
チーム生成器70に送られスチームとされ噴出口32a
から噴出されるが、このとき前記表示器150が点灯し
てスチームが噴出される時期であることが使用者に報知
され、使用者はこの報知に基づいて前記電気掃除機10
0aを駆動すべく駆動スイッチ122を閉成操作する。
電気掃除機100aが駆動されると吸込気流によりファ
ン35が回転して起振体36によって、つまり第一の実
施の形態と同様に構成された駆動手段Cによって清掃体
20は駆動されブラシ33によって床面は摺接されて清
掃がなされる。
【0071】上述のように、前記スチーム噴出器32の
噴出口32aから噴出される時期の報知に基づいて使用
者は電気掃除機100aを駆動を開始つまり始動させる
ことができるものであり、スチームが噴出される前には
清掃体20を駆動する駆動手段Cは始動されることはな
いため無駄な電力の消費を防止できるものである。
【0072】なお、前記報知手段として報知音を発する
ブザー等を用いてもよいものであり、このようにした場
合は、使用者が都合によりスチーム式掃除機1bから離
れた場合にも報知音によりスチームが噴出時期であるこ
とを知ることができるという利点がある。また、光によ
る報知と音による報知を併用してもよいことは勿論であ
る。
【0073】この実施の形態は、制御手段91によって
電気掃除機100aを制御しない構成としているため、
スチーム式掃除機1bのコントロールボックス190内
に設けられた制御手段91から電気掃除機100aの駆
動制御のための信号線の配線等をするための複雑な構成
を不要とすることができる利点があるものである。ま
た、使用者は自身で清掃体20を駆動する駆動手段Cつ
まり電気掃除機100aを駆動するものであることか
ら、制御手段91によって自動的に駆動される場合のよ
うに突然に駆動することがなく駆動手段の駆動を予知し
ていることから、使用は安心感を持つことができるとい
う利点がある。
【0074】使用者に安心感を与えるというということ
および無駄な電力消費を防止するという観点からすれ
ば、電気掃除機に接続して使用する形式のものではな
く、単独で使用する形式としたスチーム式掃除機にも適
用できるものである。つまり、駆動手段としてモータを
用い、このモータを制御手段によって制御することな
く、使用者が自身で駆動する駆動手段つまり作動スイッ
チを設けて、報知手段によりスチームの噴出時期が報知
された際に前記作動スイッチを閉成操作するようにして
もよいものである。このようにした場合においても、ス
チームが噴出される前に清掃体を駆動する駆動手段は始
動されることがなく、したがって、駆動手段が無駄に駆
動されることがなく無駄な電力消費を防止できるもので
ある。
【0075】なお、上記各実施の形態では、スチーム噴
出時期を検知する各検知手段の検知に基づいてスチーム
生成器70、ポンプ80、電気掃除機100、100a
を駆動する制御手段をマイクロコンピューター等によっ
て構成したが、これは前記スチーム噴出時期を検知する
各検知手段つまり計時手段92、通電計時手段97、温
度検知手段98、スチーム検知手段99の検知信号に基
づいて前記ヒータ通電手段93、ポンプ駆動手段94、
掃除機駆動手段95、表示器駆動手段151を動作させ
るリレー手段で構成するようにしてもよいものである。
【0076】
【発明の効果】上記のように構成した請求項1記載の発
明は、噴出口からのスチームの噴出時期と略同期させて
前記清掃体を駆動する駆動手段を始動するようにしたこ
とから、駆動手段はスチームが噴出される前には始動さ
れることがなく、したがって、駆動手段によって無駄に
消費される電力を節約できるものであり、また、スチー
ムが確実に噴出した状態で被清掃面は清掃部材によって
摺接されることから効率よく清掃ができるという効果を
有するものである。
【0077】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の効果に加えてスチーム生成器のヒータへの通電
時間によりスチーム噴出時期を検知するようにしたこと
から、スチーム噴出時期をより正確に検知できるため、
スチーム噴出時期と駆動手段の駆動とをより確実に同期
させることができるという効果を有するものである。
【0078】また、請求項3記載の発明は、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、温度検知手段によりスチ
ーム噴出時期を検知するようにしたことから、寒冷地
方、温暖地方あるいは夏冬等の季節等に各種環境によっ
て生じる室温の差によってスチーム生成器の温度上昇に
要する時間が異なったとしても確実にスチーム噴出時期
を検知でき、したがって、室温の差に影響されること無
くスチームの噴出と駆動手段の駆動とを確実に同期させ
ることができるという効果を有するものである。
【0079】また、請求項4記載の発明は、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、スチーム検知手段によっ
て噴出口から噴出されるスチームを検知することによっ
て、スチームの噴出時期を検知するようにしたことか
ら、寒冷地方、温暖地方あるいは夏冬等の季節等に各種
環境によって生じる室温の差によってスチーム生成器の
温度上昇に要する時間が異なったとしても確実にスチー
ム噴出時期を検知でき、したがって、室温の差に影響さ
れることなくスチームの噴出と駆動手段の駆動とを確実
に同期させることができるという効果を有するものであ
る。また、噴出するスチームにより噴出時期を検知して
駆動手段を駆動するようにしていることから、噴出口か
らの噴出時期と駆動手段の駆動との同期をさらに確実に
できるという効果を有するものである。
【0080】また、請求項5記載の発明は、スチーム噴
出時期の報知に基づいて噴出口からのスチームの噴出と
略同期させて駆動手段を駆動するようにしたことから、
駆動手段はスチームが噴出される前には始動されること
はなく、したがって、駆動手段によって無駄に消費され
る電力を節約できるとともに、スチームが確実に噴出し
た状態で被清掃面は清掃部材によって摺接されることか
ら効率よく清掃ができるという効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のスチーム式掃除機
を電気掃除機に接続した状態を示す斜視図。
【図2】上記スチーム式掃除機の要部を断面して示した
断面図。
【図3】上記スチーム式掃除機のスチーム生成器を示す
図であり、(A)は全体の斜視図であり、(B)はその
断面図(図(A)におけるX−X線での断面図)。
【図4】上記スチーム式掃除機の第一の制御方法の制御
ブロック図。
【図5】上記スチーム式掃除機の第二の制御方法の制御
ブロック図。
【図6】上記スチーム式掃除機の第三の制御方法の制御
ブロック図。
【図7】上記スチーム式掃除機の第四の制御方法の制御
ブロック図。
【図8】上記スチーム式掃除機を単独形式とした場合の
要部を断面して示した断面図。
【図9】本発明の第二の実施の形態のスチーム式掃除機
を電気掃除機に接続した状態を示す斜視図。
【図10】上記第二の実施の形態のスチーム式掃除機の
要部を断面して示した断面図。
【図11】上記第二の実施の形態のスチーム式掃除機の
制御ブロック図。
【符号の説明】
1、1a、1b スチーム式掃除機 10 ケース体 11 ケース(ケース体の一部) 20 清掃体 21 清掃体のケース(ケース体の一部) 27 噴出器配設部 29 ファン収納室 30 起振体収納室 32 スチーム噴出器 32a スチーム噴出器の噴出口(噴出部) 33 ブラシ(清掃部材) 34 回転軸 35 ファン(駆動部材の一部) 36 起振体(駆動部材の一部) 50 スチーム生成装置 60 貯水タンク 70 スチーム生成器 92 計時手段(噴出検知手段) 97 通電計時手段(噴出検知手段) 100、100a 電気掃除機(駆動部材の一部) 103 吸込ホース B 清掃具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 健司 神奈川県秦野市堀山下43番地 株式会社テ ック秦野工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被清掃面との対向面側に噴出部を設けたケ
    ース体と前記噴出部の近傍に位置して前記ケース体に設
    けた清掃体とからなる清掃具と、前記清掃体を駆動して
    この清掃体を被清掃面に摺動させる駆動手段と、貯水タ
    ンク、給水手段、ヒータを有し前記給水手段を介して貯
    水タンクから供給される水を加熱してスチームを生成し
    前記噴出部に供給するスチーム生成器からなるスチーム
    生成装置とを備えるとともに前記スチーム生成装置によ
    り生成されたスチームの前記噴出部からの噴出時期を検
    知する噴出時期検知手段と前記駆動手段を制御する制御
    手段とを設け、この制御手段により前記噴出時期検知手
    段の検知に基づきスチーム噴出部からのスチーム噴出時
    期に略同期させて前記駆動手段を始動させることを特徴
    とするスチーム式掃除機。
  2. 【請求項2】請求項1における前記噴出時期検知手段
    を、前記ヒータに通電した通電時間を計時する計時手段
    により構成し、この計時手段によりスチーム噴出時期が
    検知されたことに基づいて前記駆動手段を始動させるこ
    とによりスチーム噴出時期に略同期させて前記駆動手段
    を始動させるようにしたことを特徴とするスチーム式掃
    除機。
  3. 【請求項3】請求項1における前記噴出時期検知手段
    を、前記スチーム生成器の温度を検知する温度検知手段
    により構成し、この温度検知手段によりスチーム噴出温
    度が検知されたことに基づいて前記駆動手段を始動させ
    ることによりスチーム噴出時期に略同期させて前記駆動
    手段を始動させるようにしたことを特徴とするスチーム
    式掃除機。
  4. 【請求項4】請求項1における前記噴出時期検知手段
    を、前記スチーム噴出部から噴出するスチーム検知手段
    により構成し、このスチーム検知手段によりスチーム噴
    出が検出されたことに基づいて前記駆動手段を始動させ
    ることによりスチーム噴出時期に略同期させて前記駆動
    手段を始動させるようにしたことを特徴とするスチーム
    式掃除機。
  5. 【請求項5】被清掃面との対向面側に噴出部を設けたケ
    ース体と前記噴出部の近傍に位置して前記ケース体に設
    けた清掃体とからなる清掃具と、前記清掃体を駆動して
    この清掃体を被清掃面に摺動させる駆動手段と、貯水タ
    ンク、給水手段、ヒータを有し前記給水手段を介して貯
    水タンクから供給される水を加熱してスチームを生成し
    前記噴出部に供給するスチーム生成器からなるスチーム
    生成装置とを備えるとともに前記スチーム生成装置によ
    り生成されたスチームの前記噴出部からの噴出時期を報
    知する噴出時期報知手段と、前記駆動手段を駆動させる
    駆動スイッチと、前記スチーム生成装置を動作させる作
    動スイッチとを備えたことを特徴とするスチーム式掃除
    機。
JP5325196A 1996-03-11 1996-03-11 スチーム式掃除機 Pending JPH09238872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098852A1 (en) * 2009-02-25 2010-09-02 Euro-Pro Operating, Llc Steam cleaning applicators

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010098852A1 (en) * 2009-02-25 2010-09-02 Euro-Pro Operating, Llc Steam cleaning applicators
CN102101114A (zh) * 2009-02-25 2011-06-22 优罗普洛运营有限责任公司 蒸汽清洁施用器
US8881335B2 (en) 2009-02-25 2014-11-11 Euro-Pro Operating Llc Steam applicators

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