JPH09238607A - ゴキブリの駆除方法 - Google Patents

ゴキブリの駆除方法

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Publication number
JPH09238607A
JPH09238607A JP8202096A JP8202096A JPH09238607A JP H09238607 A JPH09238607 A JP H09238607A JP 8202096 A JP8202096 A JP 8202096A JP 8202096 A JP8202096 A JP 8202096A JP H09238607 A JPH09238607 A JP H09238607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exterminating
bait
extermination
area
colony
Prior art date
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Pending
Application number
JP8202096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Tominaga
永 安 徳 冨
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RIBU INT KK
RIBU INTERNATL KK
Original Assignee
RIBU INT KK
RIBU INTERNATL KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロニーの近くに駆除餌を仕掛けてそのコロ
ニーに生息するゴキブリを完全に駆除できる駆除方法を
得る。 【解決手段】 ゴキブリの駆除を行うべきスペース1を
一定広さの複数の仮想領域A〜Hに区画し、各領域内に
仕掛けた駆除餌の状態からコロニーに近い領域を絞り込
み、その近くに集中的に駆除餌を仕掛ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴキブリを駆除す
るための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭の台所やレストランの厨房な
ど、食品を取り扱う場所には、色々な種類のゴキブリが
生息していることが多い。これらのゴキブリはいずれ
も、食品に害を与えるだけでなく、伝染病を媒介するこ
ともあるため、極めて非衛生的であり、可能な限り駆除
することが望まれる。ゴキブリ駆除のために従来より一
般に用いられている方法には、捕獲箱に塗布した粘着
剤に付着させる方法、殺虫剤を噴霧する方法、燻蒸
剤で駆除する方法、殺虫剤を混ぜた駆除餌を食べさせ
る方法等がある。
【0003】しかしながら、何れの方法も一長一短があ
って完全にゴキブリを駆除するのは困難であった。それ
は、一般にゴキブリは、物陰等の暗くて暖かく且つ湿気
が多くしかも空気が滞り易い場所に集団生息場所(コロ
ニー)を持っていて、活動範囲は思ったほど広くはな
く、中にはコロニーからごく限られた範囲内でしか活動
しないものもいるため、の捕獲箱に塗布した粘着剤に
付着させる方法では、コロニーから余り遠出しない活動
範囲の狭いゴキブリまで確実に捕獲することは困難であ
り、また、の殺虫剤を噴霧する方法や、の燻蒸剤で
駆除する方法では、これらの殺虫剤や燻蒸剤が物陰の空
気が対流しない場所にあるコロニーまで十分に届きにく
く、更に、の殺虫剤を混ぜた駆除餌を食べさせる方法
は、コロニーに近い位置に駆除餌を仕掛けることができ
れば非常に効果があるが、コロニーから遠い場所に仕掛
けると、活動範囲の狭いゴキブリまで駆除することがで
きない、などの理由による。そこで、本発明者は、ゴキ
ブリの習性を観察しながら駆除について鋭意研究を重ね
た結果、コロニーの近くに確実に駆除餌を仕掛けられる
方法を見出し、本発明をなすに至ったのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コロ
ニーを見つけ出してその近くに駆除餌を仕掛けることに
より、活動範囲の狭いゴキブリを含めてそのコロニーに
生息するゴキブリを完全に駆除することが可能な駆除方
法を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の駆除方法は、ゴキブリの駆除を行うべきス
ペースを複数の仮想領域に区画し、それぞれの領域内の
少なくとも1箇所に、駆除剤を混ぜた少量の駆除餌をセ
ットする第1工程と;セットした駆除餌を一晩以上放置
した後、駆除餌が無くなっている領域には前回より多め
の駆除餌を再度セットし、駆除餌が食べ残し状態か又は
手つかずの状態で残っている領域からはその駆除餌を取
り除く第2工程と;を有することを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明の駆除方法においては、上記第2工
程を更に少なくとも1回繰り返し、残った領域に集中的
に駆除餌をセットする工程を含むことができる。本発明
の駆除方法においては、更に、残った領域にその後継続
的に駆除餌をセットする工程を含むことができる。本発
明において好ましくは、駆除餌を床面よりも若干高い位
置にセットすることである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の駆除方法について
図面を参照しながら更に詳細に説明する。本発明の方法
においては、図1に示すように、厨房等のゴキブリの駆
除を行うべきスペース1を、ほぼ一定広さの複数の仮想
領域A〜Hに区画し、それぞれの領域内の1箇所又は複
数箇所、好ましくは2又は3箇所に、駆除剤を混ぜた少
量の駆除餌2をセットする。具体例でいえば、約1m2
程の広さの仮想領域に区画し、それぞれの領域内に駆除
餌を2〜3箇所セットするのが良い。図中5は、流し台
や冷蔵庫、食器戸棚のような、床面上に置かれた設備品
である。
【0008】上記駆除餌2のセットの仕方は、図2に示
すように、切手の大きさ位に切断した紙等のシート3を
床面4上に接着テープ等で固定し、その上に、マッチの
軸頭程度の小さな駆除餌2の塊を2〜3個載せるのが良
い。この場合、上記シート3を1〜3cm程の高さの台
の上に敷くことにより、床面4より若干高い位置に上記
駆除餌2をセットすることが望ましい。上記駆除餌2
は、どのような種類のものでもよいが、できれば固形物
より、柔らかいペースト状のものの方が好ましい。
【0009】かくして各領域にセットした駆除餌2は、
そのままの状態で少なくとも一晩放置した後、各領域の
駆除餌の状態を細かく観察する。そして、駆除餌2が無
くなっている領域には、そのシート3上に前回より多め
の、例えば倍量の駆除餌を再度セットし、駆除餌が食べ
残しの状態で残っていたり、そのまま手つかずの状態で
残っている領域からは、その駆除餌を取り除く。例え
ば、C,Hの2つの領域の駆除餌が無くなっていたとす
れば、これらの領域には倍量の駆除餌を新たにセット
し、その他の領域A,B,D〜Gからは駆除餌を撤去す
る。
【0010】再度セットした上記駆除餌は、そのままの
状態で少なくとも一晩放置した後、再び駆除餌の状態を
細かく観察して、駆除餌が無くなっているシート3があ
る領域には、駆除餌を再度セットし、駆除餌が残ってい
る領域からはその駆除餌を取り除く。例えば、Cの領域
の駆除餌が無くなっていたとすれば、この領域には駆除
餌を新たにセットし、その他の領域Hからは駆除餌2を
撤去する。この場合、再セットする駆除餌の量は、前回
と同じでも多くても良い。
【0011】かくして最後まで残った上記領域Cは、そ
の近くにゴキブリのコロニーがあることを示唆してお
り、従ってその後は、この領域Cに対して集中的且つ継
続的に駆除餌をセットする。
【0012】これにより、コロニーの近くに確実に駆除
餌を仕掛けることができ、活動範囲の広いゴキブリだけ
でなく、活動範囲の狭いゴキブリまで含めて、そのコロ
ニーに生息するゴキブリを完全に駆除することができ
る。上述した方法では、領域の絞り込みを2工程にわた
って行っているが、最初の1工程だけで行っても良く、
これで絞られた領域(上記の例ではC,Hの2つ)に対
して継続的に駆除餌をセットするようにしても良い。あ
るいは、駆除の対象となるスペース1が広い場合には、
3工程以上にわたり行うこともできる。
【0013】また、1つの領域内の複数箇所に駆除餌を
セットした場合で、いずれかの箇所の駆除餌が無くな
り、他の箇所の駆除餌が残っているような場合には、少
なくとも駆除餌が無くなった箇所のシートに対して増量
された駆除餌を再度セットすれば良く、その領域の他の
箇所のシートは、同様に増量された駆除餌を再度セット
しても良いが、場合によってはそのシートを撤去しても
構わない。
【0014】
【発明の効果】このように本発明の方法によれば、ゴキ
ブリの駆除を行うべきスペースを複数の仮想領域に区画
し、各領域内に仕掛けた駆除餌の状態からコロニーに近
い領域を絞り込むことによってコロニーを見つけ出し、
その近くに集中的に駆除餌を仕掛けることにより、活動
範囲の狭いゴキブリを含めてそのコロニーに生息するゴ
キブリを完全に駆除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆除方法を説明するための平面図であ
る。
【図2】図1の要部を拡大して示す側断面図である。
【符号の説明】
1 スペース 2 駆除餌 4 床面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴキブリを駆除すべきスペースを複数の仮
    想領域に区画し、それぞれの領域内の少なくとも1箇所
    に、駆除剤を混ぜた少量の駆除餌をセットする第1工
    程;セットした駆除餌を一晩以上放置した後、駆除餌が
    無くなっている領域には前回より多めの駆除餌を再度セ
    ットし、駆除餌が食べ残し状態か又は手つかずの状態で
    残っている領域からはその駆除餌を取り除く第2工程;
    を有することを特徴とするゴキブリの駆除方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の駆除方法において、上記
    第2工程を更に少なくとも1回繰り返し、残った領域に
    集中的に駆除餌をセットする工程を含むもの。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の駆除方法におい
    て、残った領域にその後継続的に駆除餌をセットする工
    程を含むもの。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の駆除方
    法において、駆除餌を床面よりも若干高い位置にセット
    することを特徴とするもの。
JP8202096A 1996-03-11 1996-03-11 ゴキブリの駆除方法 Pending JPH09238607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001321058A (ja) * 2000-05-15 2001-11-20 Rikio Ogura ネズミの捕獲駆除方法

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