JPH09238286A - デジタル光学センサ - Google Patents

デジタル光学センサ

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JPH09238286A
JPH09238286A JP8042920A JP4292096A JPH09238286A JP H09238286 A JPH09238286 A JP H09238286A JP 8042920 A JP8042920 A JP 8042920A JP 4292096 A JP4292096 A JP 4292096A JP H09238286 A JPH09238286 A JP H09238286A
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JP
Japan
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signal
voltage
output
optical sensor
amplifier
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JP8042920A
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English (en)
Inventor
Tadashi Sugiki
忠 杉木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラをさらに小型化するために、外来雑音に
極めて強いデジタル光学センサを得る。 【解決手段】フォトダイオード403のそれぞれの出力
信号は増幅器403、スイッチ404を通して取り出さ
れる。増幅器403の出力はぞれA/D変換器406で
デジタル変換され、A/D変換器406の出力はそれぞ
れラッチ回路407で記憶される。ラッチ回路407の
情報はスイッチ408の走査により時系列で出力され
る。水平方向のそれぞれの配列素子に対応してA/D変
換器が設けられているのでA/D変換速度に大幅に余裕
を持たせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビデオカメラや
電子スチルカメラ等に使われる固体撮像素子に関し、特
に外来雑音に強くカメラの小型化を容易にする固体撮像
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】図12に従来のデジタル信号処理回路を
搭載したカメラのブロック図を示し、図13に現在固体
撮像素子の主流となっているCCD撮像素子の概略構成
図を示す。
【0003】レンズ101により、固体撮像素子104
上に光像を結像する。この光像は複数のフォトダイオー
ド201に照射され、光電変換されて信号電荷が蓄積さ
れる。タイミング発生器102は、カメラ内で必要とさ
れる種々のパルスを発生し、そのパルスの一部がドライ
ブ回路103を介して固体撮像素子を駆動する。この駆
動パルスにより、フォトダイオード201に蓄積された
信号電荷は、1フィールド毎に垂直転送路202に一斉
に転送され、1走査線毎に1段ずつ垂直転送路202を
転送されるとともに、1ライン分の信号電荷は水平転送
部203に転送される。水平転送部203では、1画素
毎の信号電荷が水平転送部203を1段ずつ転送される
とともに出力アンプ204へ該信号電荷が送り込まれ、
この出力アンプ204で電荷−電圧変換が行われて電圧
出力が出力端子に得られる。
【0004】固体撮像素子104からの出力信号は、プ
リプロセス回路105で雑音低減や信号レベル補正等が
施され、プリプロセス回路105の出力信号は、A/D
変換器106に適正なレベルで供給される。
【0005】A/D変換器106でデジタルデータに変
換された信号は、デジタル信号処理回路107で画像の
細部を強調し立体感をだす輪郭補正処理や色補正処理等
が施され、デジタル信号もしくはアナログ信号として取
り出される。
【0006】このように、固体撮像素子104がCCD
撮像素子の場合には、1つの増幅器204で増幅して取
り出すため画素ごとのレベル変動がほとんど無く、しか
も低入力容量のオンチップアンプで増幅できるため、雑
音の少ない高画質な映像信号が得られる。しかしなが
ら、撮像素子内部を順次転送される信号電荷量は、信号
電流として100nA 程度の微弱なものであるため、信号電
荷そのものは外来雑音に弱く、固体撮像素子104とタ
イミング発生器102やデジタル信号処理回路107が
近くに配置されるだけで、S/Nが劣化するというよう
な悪影響があり、カメラの小型化には高度な実装技術と
部品の適正配置が必要で、さらなるカメラの小型化の問
題点となっていた。
【0007】最近では、CCD並みに低雑音化が期待で
きる撮像素子として、図14にに示される増幅型撮像素
子が登場してきた。図14の撮像素子では、複数のフォ
トダイオード301毎にその出力を導出する増幅器30
3を組み込み、微弱な信号電流を増幅してから、垂直走
査用スイッチ304と水平走査用スイッチ306により
選択して走査を行うものである。この種の撮像素子で
は、複数の増幅器303を用いており、この増幅器30
3間で出力電圧の直流分のばらつきがあると、遮光時で
も固定パターンの雑音が生じることが欠点とされてい
る。
【0008】しかしこの雑音を低減するノイズ低減回路
305を通してから、スイッチ306を順番に閉じ走査
映像信号を得ることで、実用レベルの映像信号を得るこ
とができるようになってきた。ノイズ低減回路305
は、増幅器303の信号電圧出力をサンプリングしたあ
とで、リセットスイッチ302を閉じてフォトダイオー
ド301の電荷をクリアした後の増幅器303自身の内
部出力電圧をサンプリングして、その差電圧を求めて出
力する。この動作により、ノイズ低減回路305から
は、増幅器303の出力電圧ばらつきが相殺されるた
め、この出力をスイッチングして固定パターン雑音の小
さな実用レベルのアナログの映像信号を得ることができ
る。なお300は直流電源である。
【0009】上記の素子では、走査はCCD撮像素子の
ように微弱な信号電荷のまま行われるのではなく、増幅
用トランジスタで増幅されてからスイッチングされるの
で、CCDよりは外来雑音に強い。しかしアナログ信号
のままスイッチングが行われ、広帯域のアナログ映像信
号となり、プリプロセス回路105やA/D変換器10
6も動作スピードが早く広帯域のものが必要となり、外
来雑音に対しての雑音帯域幅は、CCD撮像素子の場合
と変わらなく、カメラの小型化には高度な実装技術が必
要で、さらなるカメラの小型化の問題点となっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の固体撮像素子で
は、アナログ信号の段階でスキャンされた信号が出力さ
れるためアナログ系での信号の通過帯域幅として広い帯
域幅が必要であり、A/D変換器までの信号経路とし
て、広い信号通過帯域が必要であり、この間が外来雑音
に弱いという問題があり、カメラの小型化を行うには、
外来雑音に対して注意を払うための高度な実装技術が必
要で、さらなるカメラの小型化の問題点となっていた。
そこでこの発明は、カメラをさらに小型化するために、
外来雑音に極めて強いデジタル光学センサを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、増幅型固
体撮像素子内に、雑音低減機能付きのA/D変換器を複
数個内蔵させ、A/D変換されたデジタル信号をラッチ
した後で順次選択してデジタル映像信号を出力させるよ
うにする。
【0012】上記のようにするとA/D変換器の変換ス
ピードとしては、従来の1画素の時間という短い時間か
ら1走査に必要とされる時間内に大幅に引き延ばすこと
ができ、結果として、アナログ信号系における通過帯域
幅は大幅に低下させることができる。したがって、外来
雑音は信号に大幅に混入しにくくなる。また、デジタル
化された信号は、遅延による信号劣化がないので、信号
処理に便利な形式で走査信号を出力させることもでき
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、この発明の一実施の形
態に係るデジタル光学センサのブロック図を、図2はそ
の動作を説明するためのタイミング図である。図1にお
いて、400は電源であり、複数の電源ラインに接続さ
れている。電源ラインは、垂直方向へ複数配列され、水
平方向へ延在している。電源ラインには、水平方向へ複
数配列され、スイッチ402を介してフォトダイオード
401が接続されている。
【0014】フォトダイオード401、スイッチ40
2、増幅器402、スイッチ404が1組となって1つ
の画素部を構成しているので、他の画素部にも各素子に
は同じ符号を付している。
【0015】つまり、複数のフォトダイオード401毎
に増幅器403が設られ、微弱な信号電流を増幅してか
ら、垂直走査用スイッチ404により任意の1行を選択
して、アナログ信号線を介してノイズ低減回路405に
増幅器403の出力が供給されるようになている。
【0016】増幅器403からは、まず信号に対応する
電圧Vaが出力され、リセットスイッチ402を一旦閉
じてから開くことにより、フォトダイオード401内の
電荷を掃き出して、無信号に対応する電圧Vbが出力さ
れる。ノイズ低減回路405は、この電圧VaとVbの
差電圧を取ることで、雑音電圧を相殺し、雑音低減され
た信号電圧をA/D変換器406に供給する。A/D変
換器406の出力信号は、ラッチ回路407でラッチさ
れる。ラッチ回路407の出力は走査用スイッチ408
で順次切り替えられ、走査信号出力として導出される。
【0017】ラッチ回路407で信号がラッチされた後
は、A/D変換器406の出力は変化しても走査信号出
力には影響を与えないため、ノイズ低減回路405とA
/D変換器406は次の信号のA/D変換を開始するこ
とができる。したがって、雑音低減とA/D変換の所要
時間としては、1走査期間のほとんどを割り当てること
ができる。
【0018】たとえば、ハイビジョンカメラ用の200
万画素撮像素子では、1画素の時間は約13.5ns、
1走査期間は約29.6μsなので、約2000倍の時
間をかけることができる。このため、A/D変換器40
6が比較的低速な逐次比較型であり、16ビットの出力
を得るとしても、1ビットあたりの比較時間は約100
画素の時間まで広げることができ、アナログ信号系の帯
域幅は100分の1と大幅に低減でき、雑音の混入量を
大幅に減少できる。
【0019】図2に示すように、水平同期信号HDの期
間に、先のVa、Vbの差に相当する信号電圧が得ら
れ、この信号電圧がA/D変換器406に入力される。
A/D変換器406は、この信号電圧を、デジタル変換
する場合、最大次の水平同期信号の直前までかかってデ
ジタル変換すればよい。そして水平同期信号の直前でラ
ッチ回路407が変換データをラッチすると、次の信号
電圧を取り込みA/D変換処理を行う。各スイッチに対
するタイミングパルス及びノイズ低減回路405、A/
D変換器406、ラッチ回路407に対するタイミング
パルスは、タイミング発生器409から出力されてい
る。
【0020】図3は、この発明の他の実施の形態を説明
するためのブロック図である。この実施の形態は、1つ
の画素部に、2つのフォトダイオードが設けられ、それ
ぞれのフォトダイオードの出力は、いずれか一方がスイ
ッチを介して増幅器403に入力されるようになってい
る。この実施の形態においても、1つの画素部の構成は
同じであり、各素子には同一符号を付している。しか
し、各フォトダイオードには色フィルタが設けられてお
り、水平方向へRGRGRG…の順で繰り返す行と、G
BGBGB…の順で繰り返す行があり、この種の行が垂
直方向へ交互に配列される形となつている。したがって
垂直方向への列を見ると、RGRGRGRG…の繰り返
し列と、BGBGBG…の繰り返し列がある。Rは赤、
Bは青、Gは緑を意味する。即ち、行列状に配列された
フォトダイオード401a、401b上には、縦横2画
素周期の色フィルタアレイが設けられている。色フィル
タアレイは所定の波長域の光を透過し、G・B・Rと記
されたフォトダイオード401にはそれぞれ緑色光・青
色光・赤色光が入射され光電変換されて、各色の信号電
荷として蓄えられる。
【0021】各画素部の構成を見ると、電源ラインと接
地間にスイッチ402とコンデンサ602の直列回路が
接続され、スイッチ402とコンデンサ602の接続点
には、増幅器403の入力端子が接続されている。この
増幅器403の入力端子に対しては、2つのフォトダイ
オード401a、401bのいずれか一方の出力をスイ
ッチ601a、602bを介して供給することができ
る。
【0022】フォトダイオード401a、401bの信
号電荷は、スイッチ601aまたは601bを介して読
み出され、増幅器403の入力に接続されたコンデンサ
604に供給され信号量に応じた電圧の変化に変換され
る。増幅器403の出力は、スイッチ404によって行
毎に選択され、ノイズ低減回路405に供給されるよう
になっている。
【0023】まずスイッチ402を閉じ、コンデンサの
電圧を初期化した後スイッチ402を開くことで無信号
時の電圧を増幅器403から出力させることができる。
このときの電圧Taは、ノイズ低減回路405に基準電
圧としてサンプリングされる。次に例えばスイッチ60
1aを閉じ赤と緑の色フィルタの付いたフォトダイオー
ド401aの信号電荷を読み出すと、この色信号は増幅
器403の出力電圧変化として出力される。このときの
電圧Tbをノイズ低減回路405がサンプリングして、
基準電圧との差電圧をとって信号電圧成分のみを出力す
る。
【0024】各画素毎のノイズ低減回路405の出力
は、それぞれ水平方向へ交互に画素毎い配列された対応
する電圧比較器605a、605bに供給される。電圧
比較器605a、605bは、対応するランプ電圧発生
器からのランプ波が信号電圧と等しくなったところで反
転してラッチパルスを出力する。すると、このラッチパ
ルスによって、対応するラッチ回路607は、カウンタ
606のカウント値をラッチする。このカウント値がい
わゆるA/D変換値である。
【0025】今、図に示す構成において、スイッチ60
4をa側にセットし、電圧比較器605aには赤R信号
と赤信号用のランプ波が、電圧比較器605bには緑G
信号と緑信号用のランプ波がそれぞれ入力されるものと
する。それぞれランプ波のスロープを白色被写体を撮像
したときの信号量に比例して設定しておくことで、白色
被写体撮像時の電圧比較器の出力は同一タイミングで切
り替り、白バランスのとれた同一のA/D変換値が得る
ことができる。
【0026】上記のラッチ出力は水平ブランキング期間
にシフトレジスタ608に一斉に取込まれ、水平期間に
順次転送され、出力としてはデジタル映像信号出力が得
られる。次の行のフォトダイオード401bは、スイッ
チ601aの替りに、スイッチ601bを経由して信号
電荷を読出すことで、緑G信号と青B信号が読出さイッ
チれる。またスイッチ604をb側にセットすること
で、電圧比較器605aには緑信号用のランプ波が、電
圧比較器605bには青信号用のランプ波が供給され、
白バランスのとれたデジタル映像信号出力を得ることが
できる。
【0027】次の行に関しても同様な操作が行われる。
フォトダイオード401aが選択されたときは、スイッ
チ404を閉じて増幅器を切替え、スイッチ604をa
側にセットし、赤と緑のデジタル映像信号を得ることが
できる。また、フォトダイオード401bが選択された
ときは、スイッチ604をb側にセットし、緑と青のデ
ジタル映像信号を得ることができる。このように、赤と
緑、緑と青の白バランスのとれたデジタル映像信号出力
を水平期間毎に交互に得ることができる。ここで1H遅
延処理を行うことで、同時に3原色信号を得て、カラー
映像信号を構成することもできる。
【0028】図4には上記のデジタル光センサの動作を
示すタイミングチャートを示している。ランプ電圧はそ
れぞれRGB独自に出力することができ、R、G及び
G、B間のバランスを取る場合に有効である。またラン
プ電圧の波形は、データRAMあるいはROM等の予め
格納しておくことにより、任意の特性を得ることができ
る。よって、光学レベルに応じた色処理に必要な特性を
予めこのランプ電圧波形に与えておくことで、補正色信
号を得ることが可能である。
【0029】図5にこの発明のさらに他の実施例のブロ
ック図を示す。侵入者監視用の遠隔監視カメラの場合に
は、カメラは通信回線で結ばれ、比較的低いデータ転送
レートで動画像を送る必要がある。このような場合に
は、侵入者は必ず動くことを前提に、輝度変化のある部
分を中心にデータ伝送して、実用上問題ないレベルに通
信レートを落すということを行っている。例えば、図7
に示すように監視カメラの出力をフレームメモリに取込
んで、1フレーム時間差のある画像と今回の画像とを比
較して、その輝度レベル差から動きのある領域を検出す
ることが行われている。
【0030】図5の固体撮像素子の各画素は、フォトダ
イオード401、読出しスイッチ601、電荷電圧変換
用コンデンサ602、リセットスイッチ402、増幅器
403そして選択スイッチ404で構成されている。ス
イッチ402とコンデンサ602は、電源と接地間に直
列接続されており、スイッチ402とコンデンサ602
の接続点と接地間にスイッチ601とフォトダイオード
401の直列回路が接続されている。またスイッチ40
2とコンデンサ602の接続点は、増幅器403を、ス
イッチ404を介して読み出し信号ラインに接続されて
いる。
【0031】各画素部も同一構成であるために、1つの
画素部を説明し、他の画素部については同一符号を付し
て説明は省略することにする。次に1行分画素列の動作
を説明する。
【0032】ここで、水平方向へ並列に配列され、垂直
方向へ延在する各読み出し信号ラインは、両端がそれぞ
れノイズ低減回路405−1と405−2に接続され
る。一方、上記画素部において、フォトダイオード毎に
設けられたコンデンサ602は、スイッチ:402と6
01が開いている間は信号電荷を保持し続けることがで
きるので、1フレーム後に再び同じ画素がアクセスされ
るときまでアンプの出力電圧を保持することができる。
よってスイッチ404が閉じられたときには、1フレー
ム前の信号出力電圧を増幅器403から出力することが
できる。
【0033】ノイズ低減回路405−1は、このときの
電圧Taを基準電圧としてサンプリングするように制御
される。次に、リセットスイッチ402を閉じてコンデ
ンサ602の電圧を初期化したのち、リセットスイッチ
402を開いて増幅器403から無信号時電圧を出力さ
せる。
【0034】ノイズ低減回路405−2はこのときの電
圧をサンプリングし基準電圧Tbとして使用される。次
に、読出しスイッチ601が閉じられると、信号電荷が
読出され、増幅器403からは現在のフレームの信号に
対応する電圧が出力され、ノイズ低減回路405−1と
405−2により取込まれ、基準電圧との差電圧Tcが
出力される。
【0035】これにより、ノイズ低減回路405−1か
らは1フレーム前の信号との差電圧成分すなわち輝度変
化分が出力され、ノイズ低減回路405−2からは現在
のフレームの信号電圧成分が出力される。
【0036】輝度変化分はウインド・コンパレータ80
4に入力され、しきい値レベル以上の輝度変化があった
ときには1が、しきい値レベル未満の輝度変化しか無い
場合には0が出力される。
【0037】このデジタル値は、走査用シフトレジスタ
801により順次閉じられる走査用スイッチ802を介
して読出され、大きな輝度変化があった場所を示す走査
信号として出力される。各画素に対応する電圧比較器6
05には、ノイズ低減回路405とパラボラ信号発生器
805が接続されている。
【0038】図6には、第1行目と第2行目のスイッチ
の様子と信号出力の様子を代表して示している。ノイズ
低減回路405−2から出力が出されてからの時間に対
し、パラボラ発生器805は、時間の二乗に比例した電
圧を発生し、カウンタ606は時間に比例したカウント
値を発生する。電圧比較器605の出力は、入力電圧と
パラボラ波形電圧が等しくなったところで反転し、その
ときのカウンタ606の出力をラッチ回路607が保持
する。この結果、入力信号の平方根に比例したA/D変
換値が得られる。これは、CRTのガンマ値(2.2)
を補正するためのビデオカメラに要求されているガンマ
補正特性のγ=0.45に近い変換特性となり、デジタ
ル信号処理部を大幅に簡素化することができる。また、
この実施の形態ではフレーム間差分を2値化したが、A
/D変換器を使って多値のデジタル値を得ることも可能
である。
【0039】ラッチ回路607の出力はさらにラッチ回
路806にラッチされて、適性なタイミングで動作され
るスイッチ807を介して導出される。スイッチ807
は、タイミング発生器809のタイミングパルスに基づ
いて動作するデコーダ808の走査出力により駆動され
る。
【0040】図8に示すように同一チップ上に同期・駆
動タイミング発生回路1103と撮像領域1101を同
一チップ上に載せた場合には、従来はアナログ信号のま
ま走査されていたため、タイミング発生回路内の分周雑
音が飛込み、縦すじ状の雑音が発生していた。
【0041】しかしこの発明の方法によれば、アナログ
信号の信号帯域幅が狭く雑音の混入量が少ないうえに、
A/D変換器は同一タイミングで動作するため、たとえ
雑音の混入があったとしても、A/D変換特性の直線性
劣化としてしか現れず画像上は目立たない。1102は
スイッチ等を走査部として纏めて示している。
【0042】図9のように、2つのレンズ1201で、
撮像素子チップ1200上に設けられた2つの撮像領域
1202に水平視差のある光像を結像させ、奥行情報が
得られる撮像素子も実現できる。
【0043】このように用いられる撮像素子としては、
図10のように2つの撮像領域1301からの映像信号
が視差検出部1304に入力され、相互相関値から視差
情報が算出されるようになっている。この視差情報は、
映像情報とともに出力され、奥行情報のある映像信号と
して用いることができる。1302はA/D変換及び走
査部であり、1303は、同期・駆動タイミング発生回
路である。
【0044】写真データの取込みに使われるスキャナで
は、高い解像度が必要なため数千個のフォトダイオード
が1列に並べられたリニアセンサが使われている。画像
の取込みの際には、リニアセンサの走査(1次走査)の
方向と垂直方向に機械的な走査(2次走査)が行われ
て、2次元の画像情報を得ている。従って、各画素間の
感度ばらつきは、2次走査方向のすじとなって現れ画質
を低下させる。これを解決するために、白色の被写体を
撮像したときのリニアセンサの出力信号をあらかじめ測
定しておき、デジタル信号処理により利得補正をかけて
いる。利得補正をかけることにより、すじ状の雑音は低
下するが丸め誤差が発生し、輝度分解能が低下するとい
う欠点があった。
【0045】この欠点は、図11に示すようにD/A変
換器1401と1406を縦続接続し、各画素毎にA/
D変換することで解決できる。図11は、リニアセンサ
の構成を示している。各画素部は、電源と接地間に直列
接続されたスイッチ402とコンデンサ602、このス
イッチ402とコンデンサ602の接続点にスイッチ6
01を介して接続されたフォトダイオード401、スイ
ッチ402とコンデンサ602の接続点に入力端子が接
続された増幅器403で構成される。
【0046】それぞれの増幅器402の出力はノイズ低
減回路405でノイズ低減される。このノイズ低減回路
405は、図1で示したものと同様であり、無信号時の
雑音をキャンセルしたフォトダイオード401からの信
号電圧を取り出すことができる。この信号電圧は、電圧
比較器605に供給される。
【0047】電圧比較器605は、ノイズ低減回路40
5からの電圧と、D/A変換器1401からの電圧とを
比較器する。D/A変換器1401からの電圧は、例え
ばカウンタ出力が変換することに応じて変化する可変電
圧である。電圧比較器605において、ノイズ低減回路
405からの電圧と可変電圧とが一致すると、その一致
検出パルスは、ラッチ回路1402や1407のラッチ
パルスとして利用される。
【0048】このシステムは、各画素の感度補正あるい
は修正及び測定機能を備えている。まず全体の動作は、
タイミング発生及びA/D変換制御部1408により制
御される。ラッチ回路1407に対しては、制御部14
08から測定カウント出力が与えられる。この測定カウ
ント出力はラッチ回路1407を介してD/A変換器1
406に入力されアナログ可変電圧に変換され、この可
変電圧は、D/A変換器1401を介して電圧比較器6
05に入力される。
【0049】今、所定の明り(白)の被写体を撮像しな
がら、測定カウント出力を可変していくと、それぞれ素
子のばらつきに応じたカウント値がラッチ回路1407
にラッチされることになる。カウント値がすべての素子
で同じであれば素子の感度が同じであることになる。
【0050】したがって、そのばらつきデータを予め制
御部で記憶しておき、実際の撮像データを補正してもよ
いし、ばらつき分のデータを±のバイアスとして後述す
るD/A変換器1401に与えるようにしてもよい。
【0051】実際の撮像時には、カウントデータは、ラ
ッチ1402を介してD/A変換器1401に与えられ
る。そして可変電圧が電圧比較器605に与えられるよ
うになる。そして可変電圧をノイズ低減回路405から
の電圧が一致すると、そのときのカウント値がラッチ回
路1402で保持される。このラッチ回路1402に保
持されたカウント値は、ラッチ回路1403にラッチさ
れる。そして走査スイッチ1403を介して読み取られ
る。ノイズ低減回路405は、先に説明したように増幅
器403自身から出力される不要な成分を除去してい
る。
【0052】このように動作するセンサによると、感光
素子の感度のばらつきを補償することができ、良好な画
像を得るのに寄与できる。また逆に、感度の特性を持た
せることができる。被写体によっては、中央の撮像感度
を鈍くし、周囲を高くして撮像したり、逆の感度設定に
したほうが好みの映像を得るのに都合のよい場合があ
る。このような用途に自由に答えることができる。また
A/D変換時に感度補正がなされるため、丸め誤差が発
生せず、輝度分解能の低下が防げるとともに、アナログ
系の帯域幅も大幅に低下させることができるため機器を
小型にできる。
【0053】なお上記のセンサはリニアセンサとして説
明したが、フォトダイオードが2次元配列されたセンサ
にも適用できることは勿論のことである。またスイッチ
は、半導体スイッチである。
【0054】
【発明の効果】上記したこの発明によれば、A/D変換
器を複数個内蔵し、デジタル信号にしてから走査するこ
とにより、アナログ信号系の帯域幅を大幅に低減するこ
とができ、外来雑音に強い撮像素子が実現できる。ま
た、雑音発生源となるために撮像素子に近づけて配置す
ることができなかったデジタル回路さえも近づけて配置
することができ、さらには同一チップ上に搭載すること
が可能となり、カメラを小型化するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデジタル光学センサの
ブロック図。
【図2】図1のセンサの動作を説明するために示したタ
イミング図。
【図3】この本発明に係るカラー撮像素子のブロック
図。
【図4】図3の素子の動作を説明するために示したタイ
ミング図。
【図5】この発明に係る動き領域検出機能付固体撮像素
子のブロック図。
【図6】図5の素子の動作を説明するために示したタイ
ミング図。
【図7】遠隔監視システムの説明図。
【図8】この発明に係る1チップ撮像素子の構成説明
図。
【図9】この発明に係る奥行情報検出カメラの構成説明
図。
【図10】この発明に係る奥行情報検出カメラの撮像素
子の構成説明図。
【図11】この発明に係るリニアセンサの構成説明図。
【図12】従来のデジタル信号処理回路を搭載したカメ
ラのブロック図。
【図13】CCD撮像素子の概略構成図。
【図14】増幅型撮像素子の概略構成図。
【符号の説明】
400…電源 401…フォトダイオード 402、404、408…スイッチ 403…増幅器 405…ノイズ低減回路 406…A/D変換器、 407…ラッチ回路 409…タイミング発生器。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光電変換素子と、 前記光電変換素子のそれぞれの出力信号を電圧出力する
    複数の増幅器と、 前記複数の増幅器のそれぞれの出力をデジタル信号に変
    換するように各増幅器に対応して設けられた複数のA/
    D変換手段と、 前記複数のA/D変換手段のそれぞれの出力を記憶する
    複数の記憶手段と、 前記複数の記憶手段に蓄えられた情報をそれぞれ時系列
    で出力する走査手段とを少なくとも有し、 前記複数のA/D変換手段の変換速度を低下してなるこ
    とを特徴としたデジタル光学センサ。
  2. 【請求項2】それぞれ選択スイッチを有する複数の光電
    変換素子が並列接続されてなる複数個の光電変換要素
    と、 前記複数個の光電変換要素のそれぞれに対応して設けら
    れ、各光電変換要素のの出力信号を電圧出力する複数の
    増幅器と、 前記複数の増幅器のそれぞれの出力をデジタル信号に変
    換するように各増幅器に対応して設けられた複数のA/
    D変換手段と、 前記複数のA/D変換手段のそれぞれの出力を記憶する
    複数の記憶手段と、 前記複数の記憶手段に蓄えられた情報をそれぞれ時系列
    で出力する走査手段とを少なくとも有し、 前記複数のA/D変換手段の変換速度を低下してなるこ
    とを特徴としたデジタル光学センサ。
  3. 【請求項3】前記光電変換素子は2次元状に並べられて
    おり、前記複数の増幅器は、行毎の行方向増幅器群であ
    り、また列毎の列方向増幅器群で構成され、前記行方向
    増幅器群は、行毎に選択可能であり、前記列方向増幅器
    群は、出力端が群毎に共通の信号ラインに接続され、前
    記信号ラインにはそれぞれ前記A/D変換手段が設けら
    れていることを特徴とした請求項1または2のいずれか
    に記載のデジタル光学センサ。
  4. 【請求項4】前記光電変換素子は、1列に並べられ、前
    記複数の増幅器に対しそれぞれA/D変換手段設けられ
    ていることを特徴とした特許請求項目1または2のいず
    れかに記載のデジタル光学センサ。
  5. 【請求項5】前記請求項3または4のいずれかに記載の
    デジタル光学センサは、同一チップ上に複数個搭載され
    ていることを特徴としたデジタル光学センサ。
  6. 【請求項6】前記光電変換素子には色フィルタを設け、
    該色フィルタに基づいて生成される白色光の各色信号に
    対するデジタル信号出力がバランスしてなることを特徴
    とする請求項1または2のいずれかに記載のデジタル光
    学センサ。
  7. 【請求項7】前記A/D変換手段の変換特性は、対応す
    る前記増幅器の出力に対してガンマ補正特性を与える特
    性であることを特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載のデジタル光学センサ。
  8. 【請求項8】前記A/D変換手段の変換特性は、対応す
    る前記光電変換素子のばらつきを補償する特性であるこ
    とを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のデ
    ジタル光学センサ。
  9. 【請求項9】前記A/D変換手段は、対応する前記増幅
    器からの出力電圧とランプ波形電圧と比較するを電圧比
    較器と、この電圧比較器の比較動作の開始時点から変化
    するカウント値が供給されており、当該電圧比較器から
    一致パルスが得られたときに前記カウント値をラッチす
    るラッチ回路とを有することを特徴とする請求項1また
    は2のいずれかに記載のデジタル光学センサ。
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