JPH09238222A - 電子画像処理装置の作動方法 - Google Patents

電子画像処理装置の作動方法

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JPH09238222A
JPH09238222A JP31680196A JP31680196A JPH09238222A JP H09238222 A JPH09238222 A JP H09238222A JP 31680196 A JP31680196 A JP 31680196A JP 31680196 A JP31680196 A JP 31680196A JP H09238222 A JPH09238222 A JP H09238222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マシン依存性がなく、行おうとしている動作
に関するアセンブリ・ツリー表示を製造ツリーに変換す
ることにある。 【解決手段】 電子画像処理装置は任意の機器構成配置
のコントローラおよび複数のリソースを備える。各リソ
ースは対応したリソースの動作ケイパビリティに関連付
けたデータを格納する対応したプロセッサを包含する。
コントローラは、各プロセッサの動作ケイパビリティに
従って作動し、一組のシートを定め、シートのコンパイ
ラを特定する画像の組み合わせとして処理要求を定める
画像処理装置を動的に構成する。処理要求はアセンブリ
・ツリー関係に変換し、更に、アセンブリ・ツリー関係
に応答して、この画像処理装置を作動させるためのタイ
ミング関係を含むモジュールの作動ケイパビリティの製
造ツリー関係を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、標準の制御インタ
ーフェイスとデータ通信インターフェイスと物理的なイ
ンターフェイスとを持つ自律マシン・モジュールからド
キュメント出力ターミナル(DOT)を開発するための
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、モジュール式コンポーネン
トの分散したジョブスケジュール動作をカバーしてい
る、本発明と同じ譲り受け人に譲渡された特許第536
3175号がある。同じく、米国特許出願第28097
8号が、プロセッサの動作タイミングに従って作動する
ようにコントローラを構成するための動作タイミング・
データについてプロセッサに問い合わせるコントローラ
をカバーしている。
【0003】伝統的に、或るマシンを表して制御するこ
とは、そのマシンの相互接続についての或る種の仮定に
基づいていた。特に、この仮定は、マーキング装置モジ
ュールが中央にあり、マーキング装置の上流側に給送装
置があり、下流側に仕上げ装置があり、その配置が基本
的に線形となっているというものであった。従来技術に
おけるこの線形相互接続からの逸脱は、一般にハードウ
ェアとソフトウェアにかなりの設計し直しをしないと不
可能であった。
【0004】この種の製品開発は、通常、コア(中心)
・マシン、代表的にはマーキング・エンジンで始まり、
モジュールをコア・マシンと共に稼働するように仕上げ
ていた。この方法では、機能的に相互依存しているモジ
ュールから成る緊密に統合したマシンを生み出した。製
品は輸送のために簡単に分離可能である物理的にモジュ
ール式であったこともあるが、簡単に再構築することは
できないし、制御ソフトウェアを大規模に改造しなけれ
ば他の製品に使用することもできないという典型的なも
のであった。この種の開発では、それ用に開発された製
品以外の製品と共にモジュールを使用することは難しか
った。物理的な考慮事項(たとえば、用紙通路高さ、位
置その他)に加えて、モジュールは、一般に、ユーザ・
インタフェース、スケジューラと用紙通路制御のような
製品の他の部分についての依存性を有する。
【0005】例えば、一組のコピー・シートをステープ
ル打ちするマシン・モジュールは、マシンのハードウェ
ア、ソフトウエア・アーキテクチャにとって非常に特殊
であった。これは、ステープラに供給されたコピー・シ
ートのセットが、非常に良い状態に定められた向きとフ
ォーマットになっていなければならないことを意味し
た。この構成では、たった1つのステープル打ち法しか
受け入れられなかった。しかしながら、種々のベンダー
から入手可能な種々のステープル打ちマシンでは、特別
な操作を実行することができるかどうかを知るには、種
々のステープラからのより多くの情報が必要とされる。
【0006】すなわち、或るマシンでは、表を上にして
セットを受け取り、それをステープル打ちし、表を下に
してセットを排出するかもしれない。別のマシンでは、
同じことを行うけれども出力を表を上にして行うかもし
れないし、別のマシンでは、セット状態で受け入れず、
シートを別々に受け入れるかもしれない。ドキュメント
・プリンティング・アプリケーション(DPA)ISO
10175スタイルのキーワードを用いてすべての可能
性のある組み合わせを記述しようとしても、直ぐに管理
不能となる。したがって、スタンドアロン動作を行うこ
とができ、隣接のモジュールに反応することのないモジ
ュールを創り出す必要があった。
【0007】係属中の幾つかの米国特許出願(代理人の
管理番号D/95474、D/95475、D/954
76、D/95477)に開示されているように、特定
の機能(たとえば、用紙給送、仕上げ、マーキング)と
は無関係にすべてのモジュールを均一に処理するシステ
ムを得、また、オープン・コンフィギュレーション、す
なわち、モジュールの数や順序が固定していないすなわ
ち制限されていない機器構成を得ることは可能である。
また、上記の出願に記載されているように、コントロー
ラに移送される包括的な均一な記述のアイデンティフィ
ケーションを備え、このコントローラが記述を単一のマ
シン記述に組み立てるようになっているモジュールを得
ることも可能である。したがって、接続したモジュール
の幾何学的配置がどうであれ、マシンは所与のジョブを
実行するように作動する。モジュール、給送装置、マー
キング装置あるいは仕上げ装置の構成は直接関係ないの
である。マシンが作動し、ジョブを実行するために存在
するマーキング装置さえないかもしれない。換言すれ
ば、必ずマーキング装置が1つだけである必要もない
し、マーキング装置の必要性もないし、所与のジョブ要
求を実行するのが任意数の給送装置あるいは仕上げ装置
であるかもしれないのである。上記の引用出願を参照す
れば、均一ではあるが適当な制約をもって種々のマシン
・モジュールを処理するシステムを得ることも可能であ
る。特に、種々のトランスジューサの入力部と出力部の
間の転送順序(制約と矛盾しない順序)を見つけ出すこ
とによってモジュールを調整を行うトランスジューサと
して構成することが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにモジュー
ル式均一性を達成し、オープン・コンフィギュレーショ
ンを得るには、特に、トランスジューサ入力部と出力部
との間の、制約と矛盾しない転送順序を見つけ出すこと
によってモジュールをトランスジューサとして構成し、
モジュールを調和させるには、この均一性を受け入れる
ようにジョブ要求すなわち「ドキュメント」を表すこと
ができるようになっている必要がある。したがって、本
発明の一目的は、マシン依存性がなく、印刷準備の整っ
たジョブ要求すなわち「ドキュメント」の表示を行うこ
とにある。本発明の別の目的は、行おうとしている動作
に関してドキュメントを記述するのではなくドキュメン
トを普遍的に記述するアセンブリ・ツリー表示を行うこ
とにある。
【0009】しかしながら、ドキュメントを普遍的に記
述し、しかも或る特定のジョブ要求すなわちドキュメン
トを作成する任意のドキュメント出力ターミナル(DO
T)のためのプランを得ることができるようになってい
ることも必要である。ひとたび或るジョブ要求を特定の
モジュールに依存しない普遍的な要領で表現して結果を
得たならば、最終的には、ドキュメントすなわちジョブ
要求を指定したモジュールで作成しなければならない。
【0010】したがって、本発明の別の目的は、機能を
持ったコンポーネントに関して表現された出力ターミナ
ルと共にジョブ要求の普遍的表現を出力ターミナル機能
にマッピングすることができるようにすることにある。
本発明のまた別の目的は、ジョブ要求のアセンブリ・ツ
リー表現を製造ツリー(Production Tree) に変換し、そ
の製造ツリーのノードが、出力ターミナルのケイパビリ
ティ(Capability)を表し、そのツリーのエッジが、画
像、シート、コンパイラの転送を表すことができるよう
にすることにある。本発明のさらに別の目的は、或る出
力ターミナル動作を指定する部分的すなわちアンタイム
ド製造ツリーあるいは選定した診断ルーチンを選択的に
得ることにある。本発明のまたさらに別の目的は、アセ
ンブリ・ツリー・コンポーネントおよび部分製造ツリー
・コンポーネントを持つドキュメントを構成することに
ある。本発明の他の利点は以下の説明が進行するにつれ
て明らかになることであろうし、本発明の特徴は特に本
願明細書に添付してあり、その一部をなす特許請求の範
囲の各請求項において指摘した通りである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子画
像処理装置は任意の機器構成配置のコントローラおよび
複数のリソースを備える。各リソースは関連のリソース
の動作ケイパビリティに関係したデータを格納する対応
したプロセッサを包含する。コントローラは、各プロセ
ッサの動作ケイパビリティに従って作動し、一組のシー
トを定め、シートのコンパイラを特定する画像の組み合
わせとして処理要求を定める画像処理装置を動的に構成
するようになっている。処理要求はアセンブリ・ツリー
関係に変換し、付加的なアセンブリ・ツリーに併合し、
ジョブ要求を公式化する。コントローラは、各モジュー
ルの動作ケイパビリティに関連付けられたデータおよび
画像、コピー・シートおよびコピー・シートのコンパイ
ラのアセンブリ・ツリー関係に応答して、この画像処理
装置を作動させるためのタイミング関係を含むモジュー
ルの作動ケイパビリティの製造ツリー関係を得る。この
製造ツリー関係は、さらに、ジョブ要求の、モジュール
のケイパビリティに依存しない第1セグメントならびに
選定されたモジュールの選定されたケイパビリティに依
存する第2セグメントへの任意の定義を可能とし、それ
によって、画像処理装置をオペレータ入力の制約条件に
基づいて部分的に構成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、片面プリント出力または
両面プリント出力の可能なオン・デマンド印刷装置の用
紙通路の簡略図である。この図において、印刷しようと
している画像を表すディジタル・ビデオ信号のストリー
ムが印刷シートの選定面に所望の画像を形成する。図1
に示す特別のアーキテクチャは静電写真式プリンタであ
るが、本発明の原理を他のタイプの画像形成技術、たと
えば、インクジェット印刷などにも同等に適用できるこ
とは了解されたい。印刷装置10は、画像を印刷するの
に利用できるシートの1つまたはそれ以上のスタックを
収容しており、これらのスタックが12a、12bで示
してある。スタック12a、12bにおける用紙は、た
とえば、サイズ、色あるいは予め印刷したレターヘッド
の有無などで異なっていてもよい。一枚のシートに或る
画像を印刷しようとしているとき、所望タイプのシート
が12aあるいは12bのようなスタックから、たとえ
ばそれぞれの給送器14a、14bによって引き出さ
れ、個々のシートが両面プリント・ループ16に送られ
る。
【0013】両面プリント・ループ16は、代表的に
は、エンドレス・ベルトの形をしており、このベルト
は、摩擦、静電気、真空その他の手段によって、その上
に複数枚のシートを保持でき、或る特定のシートが両面
プリント・ループ16のベルトから外方に向いた面に画
像を受け取るまでそのシートを保持する。図1に示すア
ーキテクチャにおいては、シートが、両面プリント・ル
ープ16のベルトの外面に「乗る」ようになっている。
両面プリント・ループ16の一部に沿って、両面プリン
ト・ループ16のベルトは18で示す感光体ベルトと密
着することになる。両面プリント・ループ16および感
光体ベルト18の近接点のところには、転写コロトロン
20を設けてもよい。この転写コロトロンの機能はゼロ
グラフィーの技術分野における熟練者には良く知られて
いるものである。
【0014】図1に示す印刷装置のゼログラフィー・べ
ースの実施例では、「像形成装置」として一般に呼ばれ
ている装置が感光体18の表面に静電潜像を形成する。
像形成装置22は、印刷しようとしている所望の画像を
表す一連のディジタル信号を受け取り、変調レーザ走査
ビームのような物理的な表現を出力して感光体18上の
選定領域を像形成放電させ、印刷しようとしている画像
を表す静電潜像を生じさせる機能を有する。静電写真の
分野で知られているように、感光体18の経路に沿った
他のステーション、たとえば、荷電バーおよび現像ユニ
ット(図示せず)も、感光体ベルト18上に所望の現像
画像を形成するのには必要である。この現像済みの画像
(代表的には、感光体18上のトナー粒子による反転画
像の形をしている)は、両面プリント・ループ16の外
面に乗っているシートに対して利用できる。
【0015】像形成装置22によって感光体ベルト18
上に像が形成され、(図示しない手段によって)現像さ
れた後、感光体ベルト18の動きによって現像済みのト
ナー像が、最初はスタック12aまたは12bにあっ
て、今は両面プリント・ループ16の外面上に乗ってい
るシートに近接あるいは接触させられる。転写コロトロ
ン20のところで、感光体18上に像形成状態で配置さ
れたトナー粒子が転写コロトロン20によってシートの
表面に静電転写される。両面プリント・ループ16に沿
ってその直後に、シート上のトナー像は定着器24を通
過し、この定着器によって、トナー像がこの技術分野で
は周知の要領でシートの外面に恒久的に定着される。こ
うして、定着器24の直ぐ下手側では、両面プリント・
ループ16に沿って外向きの面に所望の画像を有するシ
ートが得られることになる。この時点で画像を有するシ
ートをシステムから出力したい場合には、ルータ26の
ような装置(その簡単なデザインが図1には示してある
が、この技術分野では公知の任意のデザインのものであ
ってもよい)がシートを両面プリント・ループ16から
剥し、たとえば矢印28で示す経路を通してプリンタか
ら排出させる。この排出シートは、ユーザがピックアッ
プできるトレイ上に直接送られてもよいし、印刷装置の
より大きいアーキテクチャに従ってソータ装置またはス
テープル打ち装置に送られてもよい。
【0016】ここで、図1に示す装置の特別な静電写真
機能、たとえば、感光体18、像形成装置22および転
写コロトロン20がシートの片面に像を形成するための
他の技術を行える均等装置、たとえば、インクジェット
・プリントヘッドと交換できることに注意されたい。ま
た、ここに記載したような像形成装置22は、そこを通
して出力されるページ像(ディジタル・ビデオ)の順序
をユーザが無制限に制御できるものと仮定している。し
かしながら、形成しようとしている画像の原稿のソース
そのものが一組の自動給送されるハードコピー像である
場合、すなわち、印刷状態全体が複写機として作動して
いる場合には、原稿の給送動作はプリンタで形成される
画像の最適な順序について或る種の制限を与えることに
もなる。おそらく、原稿のハードコピー像をディジタル
化(ディジタル信号に変換)し、その結果生じたデータ
を電子的に保存し、必要に応じてデータをディジタル・
べースの像22に適用すると好ましいであろう。
【0017】図2を参照して、ここには、給送装置また
は仕上げ装置あるいはこれら両方を取り付けるためにプ
リンタに設けた従来技術の標準のインターフェイスが示
してある。特に、スクリーンを備えたユーザ・インター
フェイスを包含するマーキング・エンジンすなわちプリ
ンタ40がドキュメント給送装置42とドキュメント仕
上げ装置46、48に相互接続してある。周知のよう
に、給送装置は、印刷プロセスを実行するためにストッ
クをプリンタ40に与える紙のような印刷可能媒体のソ
ースとなる。仕上げ装置は、ソータ、コンパイラ、ステ
ープラ、フォルダ、トリマなどのうちの任意の適当な装
置であってもよい。給送装置は用紙トレイであり、給送
装置に対する要求は高くなった選択レベルの印刷可能ス
トックをプリンタへ供給することである。
【0018】給送装置や仕上げ装置は、プリント・エン
ジンに物理的に取付けられており、シートをプリント・
エンジンに送り込むことができるか、シートあるいはシ
ートセットをプリント・エンジンから諸装置に移送でき
るようになっている。これらの装置は互いに取り付けて
あり、シートあるいは用紙セットを1つの装置から別の
装置に移送できるようになっている。
【0019】従来技術の装置は、図2に示すように、全
体的に、上流側にシート給送装置または内部トレイを備
え、下流側に仕上げ装置ステーションを備える1つのプ
リント・エンジンを有する線形関係となっている。スタ
ンドアロン動作を行うことができ、隣接のモジュールに
依存して制御しないモジュールを創り出す要求が存在す
る。その解決策は、標準の制御インターフェイス、デー
タ通信インターフェイス、物理的インターフェイスを備
えた自律マシン・モジュールを開発し、各モジュールが
隣接のモジュールに対して無関係であり、全てのモジュ
ールが共通の技術を用いてモデル化することができるよ
うにすることである。物理的なマシン・モジュールの集
合体を統合することによってドキュメント出力ターミナ
ル(DOT)を創り出すことになろう。1つのマシン・
モジュールはスタンドアロンであり、任意他のマシン・
モジュールについてなんらの想定を行わず、モジュール
の自由なミックス・アンド・マッチを可能としている。
この方法の重要な点は、ドキュメント出力ターミナル
(DOT)のすべてのマシン・モジュールが、仕上げ装
置、マーキング装置、仕上げ装置であるか否かを問わ
ず、全く同じに処理されて、図3、4、5に示すよう
に、給送装置ポストマーキング、直列あるいは並列のタ
ンデムのマーキング装置、マーキング装置のない給送装
置と仕上げ装置だけというような非伝統的な構成を可能
とする。
【0020】たとえば、図3は、1つの給送装置54と
2つの仕上げ装置56、58を備えた直列の2つのマー
キング装置50、52を示している。図4は、仕上げ装
置64を備え、給送装置モジュールを持たない並列のマ
ーキング装置60、61を示している。図5は、仕上げ
装置72に接続した3つの給送装置66、68、70の
機器構成を示しており、これらの機器構成にはマーキン
グ装置モジュールがない。これらの機器構成についての
制限は、マシン・モジュールの入力部、出力部が一致し
ていなければならない(すなわち、シートを入力するだ
けのモジュールに出力部がセットされたモジュールを接
続できない)ということだけである。
【0021】マシン・モジュールすなわちファシリティ
(設備)を任意の機器構成に配置できるので、少数のモ
ジュールがより大きい数の構成配置を生み出し、各々が
顧客の種々の要求を満たすことができる。たとえば、1
0個一組のモジュールを使用して50の異なった機器構
成を創り出し、50種類の顧客の要求を満たすことがで
きるかもしれないのである。自律マシン・モジュールを
用いる場合、これは理にかなっている。自律マシン・モ
ジュールがない場合、多くの異なった種類の要求に取り
組むのはかなり難しくなろう。ひとたび一組のマシン・
モジュールが開発されたならば、或る特定の顧客の要求
に合わせた新しいマシンを創り出すのを大きさのオーダ
ーでより速くすることができる。理想的なケースでは、
どのマシン・モジュールをどのくらい必要かを簡単に選
び、それらを顧客に輸送し、その場で構成することがで
きる。他のケースでは、おそらく、いくつかのモジュー
ルが既に存在しており、或る自律マシン・モジュールと
して作動するように開発するかあるいは用いるのに或る
種のモジュールが必要となる。しかしながら、たぶんこ
れでも新しいマシン全体を開発するよりもまだ速い。
【0022】マーク・ファシリティ・コントローラ(Mar
k Facility Controller)が、給送装置モジュール、マー
キング装置モジュール、仕上げ装置モジュール、出力モ
ジュールを接続した機器構成全体を管理し、調整し、表
示する。これらのモジュールは、まとめて、マシン・モ
ジュールと呼ばれる。複数のマシン・モジュールからな
る1つの配置には1つのマーク・ファシリティ・コント
ローラがある。このマシン・モジュールの集合体は、マ
ーク・ファシリティ・コントローラと一緒に、ドキュメ
ント出力ターミナル(DOT)あるいはマーク・ファシ
リティと呼ばれる。
【0023】マーク・ファシリティの基本概念は、デコ
ンポーザ(画像分解装置)、スキャナ、ファイル・シス
テムなどの種々のソースから来るジョブを、ジョブが来
たところとは無関係に、また、どのような物理的なマシ
ン・モジュールがDOT(ドキュメント出力ターミナ
ル)を構成しているかに無関係に、共通のマーク・ファ
シリティに送ることができるということである。マーク
・ファシリティ・コントローラは、マシン依存のないマ
ーク・ジョブ(本発明によればアセンブリ・ツリーを経
て主に記述されている)を採用し、それを存在する特定
のマシン構造上にマッピングし、マシン・モジュールを
調和させてジョブを行う責任を持つ。
【0024】ここで、マーク・ファシリティ・コントロ
ーラが像形成の経路(すなわち画像経路)には責任がな
いことに注意されたい。しかしながら、マーク・ファシ
リティ・コントローラはイメージ・ローダとは密接に相
互作用する。イメージ・ローダは画像経路の境界点であ
り、その後、決定論的な時間量をもって、任意の処理が
行われ得る。マーク・ファシリティ・コントローラの観
点からは、イメージ・ローダは「画像流制御弁」として
作用し、マーク・ファシリティ・コントローラは給送中
のシートと一緒にこれらのシートと同じ要領でイメージ
・ローダをとおして「画像の送り」を調和させる。
【0025】図6は、マーク・ファシリティ・コントロ
ーラがマーク・ファシリティの種々のモジュールならび
にマーク・ファシリティ・インターフェイスのクライア
ントとどのようにして相互作用を行うかを示している。
特に、ここには、84の破線で示すページ・レベル制御
経路によって任意のマシン・モジュール76、78、8
0およびイメージ・ローダ82に相互接続したマーク・
ファシリティ・コントローラ74が示してある。また、
コントローラ74に接続したプリント・サーバ86およ
びデコンポーズ・ファシリティ87も示してあり、これ
らはサービス・レベル制御経路84またはジョブ・レベ
ル制御経路88によって相互接続してある。また、イメ
ージ・ローダ82は、破線で示すページ・レベル画像経
路90によってデコンポーズ・ファシリティ87とマー
キング装置モジュール(たとえば78)の間に接続する
ことができる。コピー・サービス、スキャン・ファシリ
ティ、ファイル・システムのような他の動作はシステム
の一部であってもよい。この図は機器構成例を示してい
るのであって、必要な機器構成を示しているのではな
い。サービス・レベル制御経路83はマーク・ファシリ
ティ全体の制御を行う(たとえば、ファシリティをサス
ペンドし、ファシリティをレジュームし、マーク・ジョ
ブを提示し、マーク・ジョブをキャンセルするなどを行
う)。ジョブ・レベル制御経路88はジョブ記述(すな
わち、アセンブリ・ツリー)を流すのに用いられ、ペー
ジ・レベル制御84は本質的に1ページのスケジュール
動作である。
【0026】マーク・ファシリティ・コントローラは種
々の要求を満たす。特に、マーク・ファシリティ・コン
トローラは、ドキュメント出力ターミナル(DOT)
が、その制限内でオペレータが問い合わせたものを確実
に生成するようにする。生成中にジャムあるいは他の異
常(たとえば、クラッシュ)が生じた場合には、復元作
用が、出力の一部といえども失われない、あるいは、複
製されないということを保証する(例えば、印刷小切手
を失ったり、複製したりすることできない)。マーク・
ファシリティ・コントローラは、リソース(用紙、画
像)が利用できるときにはいつでもドキュメント出力タ
ーミナルを定格速度で駆動することを保証する。この要
件は、特定のモジュールのページ順序要求の特性に無関
係にマーキング・モジュールに画像を確実に安定して供
給するのに必要などのようなバッファリング機能も制御
することになることを意味する。さらに、マーク・ファ
シリティ・コントローラがマーク・ジョブ(マーク・フ
ァシリティ・コントローラに流入するジョブ記述)を流
してプリントを中断されることなく排出できるようにな
っていなければならないことを意味する。
【0027】加えて、マーク・ファシリティ・コントロ
ーラはすべてのDOT(ドキュメント出力ターミナル)
についての交通のマーク・ファシリティ・インターフェ
イス(ソフトウェア・インターフェイス)を支えなけれ
ばならない。すべてのDOTは同じソフトウェア・イン
ターフェイス、すなわち、マーク・ファシリティ・イン
ターフェイスを通じて制御される。マーク・ファシリテ
ィ・コントローラはアーキテクチャに支援されるすべて
の装置についてマーキング、給送、仕上げのための均一
なマシン・モジュール・インターフェイスを提供しなけ
ればならない。マーク・ファシリティ・コントローラ
は、ジョブ・ショップ・スケジュール動作(別名、ワー
ク・フロー・マネージメント)を可能とする情報を提供
しなければならない。これは、「ジョブ完了時間」につ
いての見積もりを含む。この見積もりは、予測され得る
スキップド・ピッチのようなファクタ、おそらくは統計
学的に予測され得るファクタを含む。予測できないスキ
ップド・ピッチ(たとえば、予想もしないジャム)を考
慮することはない。マーク・ファシリティ・コントロー
ラは、また、多数のDOTを横切ってプリント・ジョブ
の負荷を釣り合わせることができるようにクライアント
に情報を与える。
【0028】また、マーク・ファシリティ・コントロー
ラは、DOT(ドキュメント出力ターミナル)のケイパ
ビリティ(Capability)およびその現在の状態についての
情報を含む、マーク・ファシリティ・クライアントへの
DOTについての情報を利用できるようにする。マーク
・ファシリティ・コントローラはマーク・ファシリティ
・インターフェイスのクライアントについての組み込ま
れた知識をなんら持つことはない。すなわち、マーク・
ファシリティ・コントローラ手段へ組み込んだソース依
存性をなんら持ってはならない。マーク・ファシリティ
・コントローラのアーキテクチャは先行のマシン・モジ
ュールについての特殊な知識をまったく持たないのであ
る。特に、たとえマーク・ファシリティ・コントローラ
が或るマーキング装置モジュールと物理的にまとめられ
ていたとしても、このマーク・ファシリティ・コントロ
ーラ手段のソフトウェアはそのマーキング装置モジュー
ルについての前もっての知識をまったく持たず、マーキ
ング装置モジュールから完全に独立しているのである。
さらに、マーク・ファシリティ・コントローラの基礎を
なすテクノロジーはマシン・モジュールも同様に独立さ
せるべきであるとする。ここで、或る特定のマーク・フ
ァシリティ・コントローラ手段がリソース要求を低下さ
せるべく或る種のセットになった機器構成に対して「チ
ューン」され得る、あるいは、「プリセット」すらされ
得るということに注意されたい。
【0029】マーク・ファシリティ・コントローラは画
像オブジェクトの内容、処理、要求および表示について
の知識をまったく持っていない。イメージ・ローダ82
は、画像処理を行い、マーク・ファシリティ・コントロ
ーラとマシン・モジュールの間でのデータのハード・リ
アルタイム・バッファリング、同期化、転送を行うよう
に作動する。マーク・ジョブ(たとえば、スキップド・
ピッチ、印刷数など)の生成についての情報はマーク・
ファシリティのクライアントに利用できなければならな
い。マーク・ファシリティ・コントローラはマーク・フ
ァシリティのクライアントをマシン・モジュールのタイ
ミング依存性から隔離する。また、マーク・ファシリテ
ィ・コントローラは現在のマーク・ジョブが処理されて
いる間にジョブを流す、すなわち、新しいマーク・ジョ
ブを処理することができる。これの目的は、現在のジョ
ブから次のジョブへの移行中に生成力を残すこと(すな
わち、スキップ・ピッチを「サイクルダウン」すなわち
最小化しないということ)にある。マーク・ファシリテ
ィ・コントローラは、アセンブリ・ツリー全体またはす
べてのソース画像が受け取られてしまう前にストリーム
印刷を行うことができる。すなわち、マーキング、給
送、仕上げの各モジュールを駆動することができる。
【0030】図7はマーク・ファシリティ・コントロー
ラの高レベル・アーキテクチャを示す図である。制御経
路は実線矢印112で示してある。画像経路は破線矢印
102で示してある。マーク・ファシリティ・コントロ
ーラ74はマーク・ファシリティ・クライアントからジ
ョブ記述、たとえば、プリント・サービスあるいはコピ
ー・サービスを受け取る。このジョブの主コンポーネン
トは生成しようとしているドキュメントの物理的なアセ
ンブリを特定するアセンブリ・ツリーである。アセンブ
リ・ツリー定義はジョブを生成することになっているD
OT(ドキュメント出力ターミナル)から独立してい
る。このアセンブリ・ツリーは、マーク・ファシリティ
・コントローラの外部に格納される画像を参照する。ジ
ョブはマーク・ジョブ・キュー94で待機させられ、次
いでスケジューラ96に行き、実行開始する。
【0031】スケジューラ96は、パワーアップ・タイ
ムでマーク・ファシリティ・コントローラにアップロー
ドされ、制約記憶装置110に格納される機能および制
約に関してマシン・モジュールを理解し、モデル化す
る。スケジューラ96は種々のマシン・モジュール10
4、106、108(たとえば、給送装置モジュール、
画像経路モジュール、マーキング装置モジュール、仕上
げ装置モジュール、出力モジュール)を調和させてジョ
ブを生成する。スケジューラは、また、別のマシン・モ
ジュール(用紙ではなくて画像を送ることになってしま
ったマシン・モジュール)であるかのようにスケジュー
ラに見えるイメージ・ローダ98を調整する。このイメ
ージ・ローダは、「ストリーム制御」弁として作用し、
画像を画像記憶装置から引き出し、これらの画像をスケ
ジュール動作時間にマーキング・モジュールに転送す
る。ここで、2つの公平に独立した経路、すなわち、制
御経路と画像経路があることに注目されたい。これら2
つの経路はイメージ・ローダのところで交差する。
【0032】マーク・ファシリティ・コントローラは、
マーク・ファシリティ・クライアントからマーク・ジョ
ブと他のコミュニュケーションを受け入れ、マシン・モ
ジュールの全動作を制御する。ここでは、マシン・モジ
ュールの1配置あたりたった1つのマーク・ファシリテ
ィ・コントローラだけがある。1つのマシン・モジュー
ルは厳密に1つのマーク・ファシリティ・コントローラ
によって制御される。或る配置のマシン・モジュール
は、複数のマーク・エンジン(たとえば、エンベロープ
(封筒)用スタッファに給送するカラー・マーク・エン
ジンおよびブラック/ホワイト・マーク・エンジン)を
含むか、あるいは、マーク・エンジン(仕上げ装置に直
接給送する給送装置のようなもの)をまったく含まない
任意のモジュールの組み合わせを持ち得る。マーク・フ
ァシリティ・コントローラの主要な機能は、配置、時間
から独立したマーク・ジョブ仕様を種々のマシン・モジ
ュールのための配置、時間に依存する動作に翻訳し、こ
れらの動作を調和させることにある。マーク・ファシリ
ティ・コントローラは、マシン・モジュールを、ワーク
・ユニット(シート、画像およびコンパイル)を入出力
し、これら入出力についての制約を有するトランスジュ
ーサとして見る。したがって、マーク・スケジュール動
作は、この配置における種々のマシン・モジュール間の
一致した入力、出力(すなわち、転送)の時間を合わせ
たシーケンスをプランニングし、調和させることを含
む。マシン・モジュールは、これらのモジュールについ
ての入力、出力の時間を合わせたシーケンス(たとえ
ば、時間3700で一枚のシートを受け入れ、時間42
00で画像を受け取り、時間8200でプリントを出力
すること)をゆだねられる変換を達成するのに必要な電
気的、機械的なイベントに翻訳するように作動する。こ
こで、マシン・モジュールが絶対時間についてマーク・
ファシリティ・コントローラに対して通話している間、
これが、或るモジュール内のマシン制御が絶対時間を使
用しなければならないことを意味しないことに注意され
たい。逆に、いくつかのマシン・モジュールが絶対時間
をマシン・クロックに翻訳し、伝統的に行われてきたよ
うなすべてのタイミング・オフ・マシン・クロックの基
礎を形成する。マシン・モジュールを横切って絶対クロ
ックを同期状態に維持する機構がマシン・モジュール・
インターフェイスに存在する。
【0033】マーク・ジョブ・キュー94はジョブが生
成され得るまでジョブを保持する。マーク・ファシリテ
ィ・クライアントは、融通性を付加するためにキュー内
でジョブを促進させたり、遅延させたりすることができ
る。スケジューラ96は、ジョブ・キューからのアセン
ブリ・ツリーとして表されたジョブを受け入れ、それら
を存在するマシン・モジュール上にマッピングし、ジョ
ブを生成するのに最適な動作シーケンスを見つける。こ
こで、スケジュール動作の目的で、イメージ・ローダ9
8がマシン・モジュールと同じマシン・モジュール・イ
ンターフェイスを用いて調和させられることに注意され
たい。スケジューラは、次に、マシン・モジュールを調
和させ、それらの進行状態をモニタし、ジャムのような
問題に応え、最適な復元ストラテジを決定する。
【0034】マシン・モジュールはそれら自体をケイパ
ビリティおよびこれらのケイパビリティについての制約
に関して記述する(たとえば、シート、画像を受け入
れ、一分当たり180枚のプリントの最大スループット
でプリントを出力することができる)。これらは各マシ
ン・モジュールからスケジューラにアップロードされ、
ここで、組み合わされてマシン全体のモデルを形成す
る。アーキテクチャ的に、スケジューラはなんら先行の
マシンについての知識を必要とせず、マシン・モジュー
ルがパワーアップでそれらのケイパビリティおよび制約
をアップロードすることができるようにする。しかしな
がら、或る特定の生産プログラム設備について、種々の
最適化を行ってCPU、RAMの要求を低減させること
ができる。
【0035】いくつかのマーク・ジョブは或るジョブの
開始時点で完全に与えられるが、ジョブが進行している
間ストリーム・インされる。これはストリーム印刷を呼
ばれる。スケジューラは、サブツリー拡張部が流入する
ときにツリーに対する拡張部を認識し、マシン・モジュ
ールがアセンブリ・ツリーの種々のノードがうまく引き
渡されたことを示すときにツリーの余分な部分を除去す
るように作動する。ここで、或る種のビッディング機能
が必要であるかもしれない。たとえば、プリント・ショ
ップ・スケジューラ(かなり高いレベルの異なったスケ
ジューラ)はマーク・ファシリティ・コントローラにそ
のケイパビリティについて尋ね、或る特定のマーク・ジ
ョブを与える。実際にプリントすることなくジョブを検
査するために、ビッディング機能がマシン・グラフ(プ
リント・マシン機器構成の記述)を点検し、それがジョ
ブを行えるか行えないかを確認し、もし行える場合に
は、それをどのくらい長く行えるか、直ぐに開始できる
かなどの評価を提示する。これにより、プリント・ショ
ップ・スケジューラがロード・バランシングあるいはジ
ョブ予備検査を行ってショップ生産率を向上させること
ができる。ここで、或るマーク・ジョブを生成する時間
を評価したときには、マーク・ファシリティ・コントロ
ーラは予想もしない用紙ジャムなどのような不測の環境
を斟酌できないことに注意されたい。
【0036】画像経路がマーク・ファシリティ・コント
ローラの一部でない場合、マーク・ファシリティ・コン
トローラはその動作について推定をする。マーク・ファ
シリティ・コントローラは、画像をスケジュール動作に
かけようとしているワーク・ユニットとして処理する
(シートおよびコンパイルと同じ)。マーク・ファシリ
ティ・コントローラは、モジュールをソースとする画像
をワーク・ユニットとして予測し、正しいマシン・モジ
ュールとして作動させ、マシン・モジュール・インター
フェイスをエクスポートする。画像バッファ制御、画像
処理、画像フォーマットの消費/生成のような機能は、
マーク・ファシリティ・コントローラの範囲外である。
【0037】マーク・ファシリティ・コントローラは、
また、オフライン・仕上げ動作を支援する必要もある。
オフライン仕上げ動作には、2つの分類がある。すなわ
ち、(1)完全に独立したスタンドアロン仕上げ装置と
(2)給送装置または仕上げ装置あるいはこれら両方の
機器構成である。マーク・ファシリティ・コントローラ
は、(1)においては必要ないが、(2)では必要とさ
れるかもしれない。したがって、マーク・ファシリティ
・コントローラはこの状況に適したプラットフォーム上
で稼働できるようになっていなければならない。たとえ
ば、給送装置および仕上げ装置の機器構成に接続し、そ
れらを調和させることができるラップトップで稼働する
マーク・ファシリティ・コントローラを持つことが望ま
しいかもしれない。
【0038】マシン・モジュールのシステムは、図8、
9に示すように動作を特定する制約を有するトランスジ
ューサのコレクションとしてモデル化される。スケジュ
ール動作は、制約と矛盾しない種々のトランスジューサ
入力、出力間の転送シーケンスを見つけることによって
達成される。これは、マーキング装置、給送装置及び仕
上げ装置のミックス・アンド・マッチを可能とするエッ
センスである。特に、給送装置、マーク・エンジンおよ
び仕上げ装置のようなマシン・モジュールは、シート、
セット、プレートなどのような転送ユニットを入れた
り、出したりさせることのできるポータルを持つブラッ
ク・ボックスと見られる。モジュールは、また、片面プ
リント対両面プリントあるいはステープル打ち対バイン
ドのような所望のケイパビリティを特定するのに用いら
れる概念的な制御信号を有する。モジュールは、ポータ
ルおよび制御信号を制約と共にスケジューラへエクスポ
ートする。制約はポータル上のブラック・ボックスによ
って提示され得る信号のサブスペースを識別する。これ
らの制約の各解答はブラック・ボックスの実行可能な動
作に対応し、ブラック・ボックスの各実行可能動作は制
約のうちの1つの解答に対応する。
【0039】スケジューラはモジュールのすべてを表す
グラフを創り出す。たとえば、給送装置122、124
およびイメージ・ローダ126は、特殊な制約と共に、
図8に示すようなブラック/ホワイト(B/W)・マー
ク・エンジン128およびカラー・マーク・エンジン1
30のどちらかあるいは両方に接続される。マーク・エ
ンジンの各々はコンパイラ/ステープラ132への接続
に対する特殊な制約を含み、このコンパイラ/ステープ
ラは対応した制約を持つシュリンク・ラッパー134に
接続される。相互接続および制約に依存して、或る種の
動作は受け入れられ、或る種の動作は行われないことに
なる。この相互関係は図9に示す相互接続されたトラン
スジューサによって示すことができる。たとえば、トラ
ンスジューサ136がトランスジューサ148に接続さ
れ、トランスジューサ136は制約138、入力14
0、制御142に応答して出力144、146を与え
る。出力146はトランスジューサ148への入力であ
り、このトランスジューサ148は制御152および制
約150に応答して出力154を与える。
【0040】プリント・ジョブが提示されたとき、スケ
ジューラは、制約を解決し、アイデンティティおよびモ
ジュールのグラフ表示のエッジ(トランスジューサの境
界)に沿った転送時間を特定することによってプランを
創り出す。スケジューラが受け入れるマシン・モジュー
ルは組成的である。すなわち、給送装置、マーク・エン
ジンおよび仕上げ装置の記述をパワーアップ時にマージ
されてスケジュールできる単一のプリント・マシン記述
を形成する。
【0041】ケイパビリティは、DOTマシン・モジュ
ールが行い得ること、たとえば、送り用紙、簡単なマー
ク、ステープルなどを記述する手段である。ケイパビリ
ティは、ワーク・ユニット入力、ワーク・ユニット出力
および入力と出力の間の関係に関して一般的に定義され
たキーワードを用いて記述される。マシン・モジュール
が行い得ることを定義する伝統的な手段はそれらの記述
を最終結果(詳細には述べないが、ステープル打ち、接
着など)に制限され、マーキング装置、給送装置および
仕上げ装置のミックス・アンド・マッチを可能としてい
る。
【0042】ケイパビリティは、トランスジューサ上
で、マシン、マシン・モジュールあるいはマシン・モジ
ュール内のコンポーネントとして表される。ケイパビリ
ティはトランスジューサが行うことを定義する。ケイパ
ビリティは、どんな種類のワーク・ユニットがトランス
ジューサのどのポートに入るかあるいはそこから出るか
を同定する。ケイパビリティは、ワーク・ユニットのタ
イミング(たとえば、入ってくるシート間で最低500
ミリ秒)について、あるいは、ワーク・ユニットの属性
(たとえば、用紙サイズは17インチ未満でなければな
らないということ)などについての任意の制約を定義す
る。また、ワーク・ユニット特性、たとえば、仕上げの
変更、追加、削除などについての入力と出力の間の関係
を定義する。たとえば、出て行くシートは、向きを上向
きから下向きに変更することを除いて、入ってくるシー
トと全く同じ特性を持っているということである。
【0043】このようなデータを記述する伝統的な方法
を越えた利点は次の通りである。伝統的には、ステープ
ラを備えたマシン・モジュールは単にステープル打ちを
し、DPA ISO 10175 キーワードSTAPLEと
呼ぶと述べられるだけであった。しかしながら、実際の
マシンはこの動作を行う物理的な細部において大きく異
なる。したがって、単に、STAPLEと言うだけでは、マシ
ン・モジュールの集合体が実際に要求されたジョブを生
成できるのかどうかを知るのに充分な情報を与えること
ができない。たとえば、1つのマシンはセットを表を上
にして受け取り、ステープル打ちし、表を下にして排出
するかもしれない。別のマシンは同じことをするが、表
を上にして排出するかもしれない。さらに別のマシンは
セットを受け入れず、シートを受け入れるかもしれな
い、等々。DPAスタイルのキーワードを用いてすべて
の異なった順列を記述する努力することは、急速に管理
不能となるキーワードの数の急増を急速に招くことにな
る。入力、出力および入力と出力の関係に記述を分解す
ると、マシンがなすものを記述することについての問題
を容易に管理できるようになるより小さいピースに分解
する。
【0044】図9に示すようなマシン・グラフ、すなわ
ち、管理されたグラフ・データ構造は、DOT(ドキュ
メント出力ターミナル)給送装置、マーキング装置およ
び仕上げ装置のモジュールの機器構成を表す手段であ
る。伝統的には、DOTマシンはそれらの機能の合計
(同数の給送装置オプション、同数のマーキング・スル
ープット、同数の仕上げオプション)としてのみ表さ
れ、トポロジを表現する試みはいっさいしない。グラフ
のノードはマシン・モジュールを表しており、すなわ
ち、管理されたエッジがマシン・モジュール間の用紙/
セット/などの流れを表す。ノードは多数のインおよび
アウトを持っていてもよい。マシンをグラフとして表す
ことによって、マシン・モジュールの任意の機器構成を
マージ、フォーク、並列経路などを備えたモジュールを
含めて表現することができる。また、マーキング装置・
中央パラダイムはもはや必要とされず、多数のマーキン
グ装置を持つかあるいはまったく持たない機器構成を表
現することができる。
【0045】マーキングのようないくつかのケイパビリ
ティを実行するドキュメント出力ターミナルをスケジュ
ーリングする際、或るページのフロント側はそのページ
のバック側をマーキングするような他のケイパビリティ
を実行することから独立している。従来、このような独
立性は或る特定の問題についてという根拠に基づいて取
り扱われていた。しかしながら、或る特定の問題のため
の方法は、一般には、任意のモジュールのミックス・ア
ンド・マッチを支援しない。責任グループと呼ばれる一
般化された概念、すなわち、相互に依存したケイパビリ
ティ責任のなんらかのコレクションが必要である。責任
グループは、グループ内の各ケイパビリティ責任が託さ
れた場合、そして、その場合にのみ責任を負わされる。
【0046】任意のマシン機器構成が創り出されたと
き、マーク・ファシリティ・コントローラは各マシン・
モジュールのケイパビリティおよび制約をアップロード
し、制約を点検して相互依存性をあらわにする。或るジ
ョブが提示され、マーク・ファシリティ・コントローラ
がその実行を調和させているときに、マーク・ファシリ
ティ・コントローラは、ケイパビリティを提案してジョ
ブを生成する準備をするときにこれら相互依存性を参照
することによって責任グループを同定する。責任グルー
プは相互依存性を処理するための一般化された組織を提
供し、モジュールのミックス・アンド・マッチを可能と
する。さらに詳しいことについては、米国特許出願(代
理人 整理番号D/95474 、 D/95475、 D/95476、 D/954
77)を参照されたい。
【0047】本発明によれば、ドキュメントまたはジョ
ブの要求を表すアセンブリ・ツリーが提供される。アセ
ンブリ・ツリーというのは、物理的なドキュメントの構
造のマシン依存性のない表現である。プリント・エンジ
ンによって印刷しようとしているドキュメントを指定す
るのにアセンブリ・ツリーが使用される。伝統的には、
ページ記述言語レベル(たとえば、ポストスクリプト、
SPDL)でマシンから独立したツリー構造が用いられ
てきたが、本アセンブリ・ツリーは、ポストデコンポジ
ション・ステージでマシン依存性のないツリー構造を確
立するという点で異なっている。このような記述はドキ
ュメント出力ターミナル(DOT)のミックス・アンド
・マッチを可能とするのに必要である。
【0048】アセンブリ・ツリー・モデルはデスクトッ
プ・パブリッシングで用いられるモデルの拡張である。
デスクトップ・パブリッシング・システムは、しばし
ば、データをツリーとして組織する。たとえば、テキス
トはワードを作るキャラクタからなり、ワードが順次セ
ンテンスおよびパラグラフを形成する。さらに、デスク
トップ・パブリッシング・システムは、しばしば、テキ
ストのみを記述しているテキスト・ツリーと、フォン
ト、ラインハイトのようなフォーマットを記述している
フォーマット・ツリーとを区別する。ドキュメントを完
全に記述するためには、テキストはフォーマット・ツリ
ーに「流し込まれる」。
【0049】この概念を敷延すると、アセンブリ・ツリ
ーは、リポートの生成または組立てを記述するものとし
て定義される。テキスト、フォーマット、アセンブリの
分離は、プリント・エンジンの観点から、テキスト、フ
ォーマットその他の論理的内容を完全に無視できるの
で、非常に有用である。さらに、ツリー定義は本来反復
的であり、これは当然敷延できる定義に通じる。
【0050】図10を参照して、ここには、代表的なド
キュメントを定義するアセンブリ・ツリー構造が示して
ある。代表的なドキュメントとは、一般的には、多数の
画像からなる一組のコピー・シートである。たとえば、
202で示すような種々の画像が組み合わされてシート
212、214、216、218、220を構成する。
ここで、任意の画像202がいくつかの部分画像からな
る生成物であり得ることは了解されたい。たとえば、画
像204は、部分画像206、208の組み合わせとし
て示してある。ここでもわかるように、一枚のシートは
画像と部分画像との組み合わせであってもよい。たとえ
ば、シート212、216は、それぞれ、2つの画像の
組み合わせとして示してある。ここで、一枚のシートが
複数の画像と部分画像からなるのが一般的であることは
了解されたい。
【0051】コンパイラは多数のシートの組み合わせで
ある。たとえば、コピュレーション(copulation:連結)
222は、シート212、214の組み合わせであり、
コンパイラ224は、シート216、218、220の
組み合わせである。図示したように、コンパイラ22
2、224は、シートをステープル打ちすることを目的
とする。1つのコンパイラがシートと他のコンパイラと
の組み合わせであってもよい。たとえば、コンパイラ2
26は、シュリンク・ラップ動作のためには、シート2
10、コンパイラ22、コンパイラ224の組み合わせ
である。図示のように、アセンブリ・ツリーのノードは
画像、シート、コンパイラを包含する。
【0052】コンパイラは、任意数のグルーピングまた
はオフスプリングを持っているのがよい。シートはフロ
ントまたはバックあるいはこれら両方の画像を持ってい
てもよい。画像は、反復的に、部分画像を持っていても
よい。すべてのノードはサイズあるいはウェイトのよう
な特性を持っていてもよい。すべてのノードはステープ
ルまたはトリムのような仕上げ仕様を持っていてもよ
い。すべての特性および仕上げ識別子は普遍的に登録さ
れたキーワードを介して表現される。ここで、ツリーが
「ポストデコンポシション」である場合(画像の印刷準
備が整っている場合)、ツリーはまだマシンから独立し
ている。すなわち、ツリーは、ドキュメントをどのよう
に生成すべきかということ(タイミング、生成順序な
ど)に関するステートメントをなんら行わず、最終出力
に関するステートメントのみを行う。このようなデータ
を記述する伝統的な方法を越える利点は、アセンブリ・
ツリーが非常に表現豊かであり、マシンから独立してお
り、拡張可能であるということにある。ツリー構造は任
意種類のプリント・エンジン・ジョブを表現することが
できる。このことは、生成プログラムを新しいジョブ・
タイプを加えるのに必要とされるときにはいつでも変更
しなければならない伝統的な仕様以上のかなりの改善で
ある。アセンブリ・ツリー仕様は任意の特定のマシン、
その機器構成および一時的な制約から独立している。こ
のことは、プリント・エンジンが変わるときにはいつで
もデコンポーザ/プリント・エンジンのプロトコルが変
わってはならないことを意味する。特性および仕上げを
キーワードで表現するため、新しいキーワードをいつで
も追加でき、表現可能なツリーのスペースを拡大するこ
とができる(従来は、ハードコーデッドしていた)。上
記の努力の結果、本アセンブリ・ツリーは真のESS/
プリント・エンジン・プラグアンドプレイを可能にす
る。
【0053】本発明によれば、物理的なドキュメントの
普遍的な規範表示を記述するためにアセンブリ・ツリー
が用いられる。純粋に記述的であるため、アセンブリ・
ツリーは、走査したドキュメント、プリント・エンジン
に印刷しようとしているドキュメントならびにキャプチ
ャとマークの間の中間ステップにあるドキュメントを記
述するのに使用することができる。伝統的には、フォー
マットがすべてのエリアをカバーするに充分に表現され
ていないために、異なったフォーマットを各ステージで
使用していた。アセンブリ・ツリーは行おうとしている
種々の動作を指図するのではなくて物理的なドキュメン
トを単に記述するだけなので、このアセンブリ・ツリー
は多くの解釈で使用することができる。たとえば、プリ
ント・エンジンに送られたとき、このアセンブリ・ツリ
ーは印刷しようとしているドキュメントを示すことがで
きる。スキャナか受け取られたときには、走査されたド
キュメントを示すことができる。
【0054】アセンブリ・ツリーの起源はマシンが受け
入れることのできる任意の入力ストリームである。この
入力ストリームは、PDLストリーム、受信しているフ
ァックスあるいは走査した画像のストリームのいずれで
あってもよい。これらのストリームの各々は若干量の
「ジョブ・レベル」情報を伴うこともあり得る。マーク
・ファシリティおよびディスプレイがアセンブリ・ツリ
ーの顧客の例である。マージはアセンブリ・ツリーを消
費し、入力ツリーに基づいて新しいアセンブリ・ツリー
を生成するコンポーネントの例である。このようなデー
タを記述する伝統的な方法以上の利点は、共通のデータ
・フォーマットとドキュメントを表す単一の規範的フォ
ームを有するということである。単一の規範的フォーム
を持つということにより、システム・ソフトウェアが非
常に簡単になり、会話のような特徴についての必要性が
なくなる。また、ポストデコンポーズされた画像のとこ
ろで物理的なドキュメントをビットで表すための単一の
規範的フォームを確立するということで、「プラグイン
・コンポーネント」のための新しい機会を創り出す。た
とえば、サードパーティ・ベンダーが、アセンブリ・ツ
リーを消費し、9アップ・バージョンの入力アセンブリ
・ツリーである新しいアセンブリ・ツリーを生成する
「9アップ」プラグイン・コンポーネントを作ることが
できる。
【0055】図11を参照して、ここには、ファシリテ
ィ間のアセンブリ・ツリー表示の転送の例が示されてい
る。たとえば、ブロック230はドキュメントの走査、
アセンブリ・ツリー・フォーマットへの変換を示してい
る。ブロック232のところで、スキャン・ドキュメン
トは、アセンブリ・ツリーの適当な操作によって1アッ
プ〜4アップ・ドキュメントから変換される。次に、ア
センブリ・ツリー・フォーマット内のドキュメントすな
わち画像を、ブロック234で示すように表示し、23
6で示すように、別の電子ドキュメントに組み入れるた
めの編集へ送るか、あるいは、238に示すように、他
のアセンブリ・ツリーとマージすることができる。ブロ
ック238は、また、242、240のところでアセン
ブリ・ツリー・フォーマットにおいてデコンポーズした
画像を受け取り、ブロック238でマージするものとし
て示してある。マージされたアセンブリ・ツリーは、次
に、244のところに示すマーク・ファシリティに進め
られるか、あるいは、246のところで示すようにファ
イルされる。
【0056】本発明によれば、或る特定のドキュメント
出力ターミナル(DOT)、すなわち、マーキング装
置、給送装置および仕上げ装置のコレクション(集合
体)によってマーク・ジョブをどのように生成しようと
しているのかを表す包括的手段すなわち製造ツリー(Pro
duxtion Tree) が設けられる。この製造ツリー構造は包
括的であり、任意のDOT上の任意のマーク・ジョブの
ために使用し得る。伝統的には、このような情報は或る
特定のDOTにあわせてカスタマイズされた特別のデー
タ構造に保持されていた。
【0057】製造ツリー(Produxtion Tree) は、ノード
がDOT(ドキュメント出力ターミナル)のケイパビリ
ティを表し、エッジがDOTの種々のコンポーネント間
におけるワーク・ユニット(画像、シート、コンパイ
ラ)の転送を表すツリー構造である。この製造ツリーの
構造は、マシン・モジュールがジョブのどこかの部分を
生成するのに用いられるケイパビリティを確立する。す
なわち、エッジ上のタイミングはケイパビリティがいつ
実行されるか、どんな順序で実行されるかを定める。製
造ツリーは、一般的には、ケイパビリティを備えたコン
ポーネントについて表現されたDOTのモデルと共に上
述したアセンブリ・ツリーの形で入力マーク・ジョブを
取り入れ、アセンブリ・ツリーをモデルのケイパビリテ
ィ上にマッピングすることによって構築される。
【0058】ドキュメント生成プランを表す伝統的な方
法は、一般に、種々のサードパーティのマーキング装
置、給送装置及び仕上げ装置のミックス・アンド・マッ
チを適応させる手段をなんら持たない。本発明に係る製
造ツリーは、ケイパビリティに依存するその包括的手段
の故に、このミックス・アンド・マッチを可能とする。
製造ツリーはマーク・ファシリティ・アーキテクチャに
おける中央データ構造である。製品(product) について
1つの表示を持つことにより、製造ツリー、特に、制約
べースのスケジューラと相互作用するソフトウェアを有
意に再使用することを可能とする。
【0059】図12は、マーク・ジョブ要求を達成する
要領を表す代表的な製造ツリーを示す。ここで、アセン
ブリ・ツリーが画像1を受けるシート1、画像2を受け
るシート2、画像3を受けるシート3を表しており、シ
ート1、2、3がコンパイルされ、ステープル打ちされ
るものと仮定する。結果を達成するこの包括的なアセン
ブリ・ツリーの製造ツリー表示が示してある。特に、図
12はワーク・ユニットすなわち画像、シートの流れを
示しており、コンパイラが適当なタイミング・インジケ
ータで組織化され、結果を達成する。ブロック250は
3700ミリ秒でのシート1の送りを示しており、ブロ
ック262に示すように4200ミリ秒で適当なマーキ
ング・マシンでマーキングするために3800ミリ秒で
発生した画像番号1を示している。
【0060】同様にして、シート番号2が4700ミリ
秒で送られ、画像番号2が4800ミリ秒で発生し、ブ
ロック264で示すように5200ミリ秒でシート番号
2をマーキングし、シート番号3が5700ミリ秒で送
られ、画像番号3が5800ミリ秒で発生し、ブロック
266で示すように6200ミリ秒でシート番号3をマ
ーキングする。ブロック268に示すスタック動作すな
わちコンパイラは5200ミリ秒でシート1を受け取
り、6200ミリ秒でシート番号2を受け取り、720
0ミリ秒でシート番号3を受け取る。最終的には、ステ
ープル打ち動作が7900ミリ秒で行われ、これはブロ
ック270に示してある。
【0061】一般的に、ジョブは何を生成するかという
ことのみを指定し、それをどのように生成するかを指定
しないアセンブリ・ツリーについてDOTに提示され
る。しかしながら、ときには、オペレータがジョブを生
成しようとしている方法をもっと制御したいことがある
(たとえば、トレイ5内の用紙を使用し、ステープラA
を使用し、ステープラBを使用しないなどの制御を行い
たいことがある)。その場合、製造ツリーがマーク・ジ
ョブを上述のように或る特定のDOTによってとのよう
に生成しようとしているかについての正確なプランを表
示するので、部分的な製造ツリーを包括的手段として用
いてオペレータが特定したいジョブの部分を特定するこ
とができる。このタイプのジョブ指定を達成する包括的
手段を前もって設ける必要はない。
【0062】本発明によれば、マーク・ジョブが提示さ
れたときに、アセンブリ・ツリーに加えて、提示手段は
オプションとして時間の合わせていない製造ツリー(す
なわち、エッジについて定義されたタイミングのない製
造ツリー)を含むことができる。ここに含まれる製造ツ
リーは、ジョブの或る部分のみをどのように達成しよう
としているのかを正確に記述する。代表的には、この製
造ツリーは部分製造ツリーであるが、完全な製造ツリー
であってもよい(この場合、提示手段は製造の各局面を
とのように実施しようとしているかを正確に同定してい
る)。マーク・ファシリティはその完全な製造ツリーを
構築する際の制約として提示手段の製造ツリーを使用す
る。すなわち、完全な製造ツリーのケイパビリティが提
示手段の製造ツリーで特定されたケイパビリティと一致
しなければならない。もし提示された製造ツリーが部分
的であるならば、マーク・ファシリティが選ぶいかなる
ケイパビリティをも使用して非特定部分を達成すること
ができる。
【0063】ジョブを生成する際にどのようにマシン依
存動作を特定するかは、伝統的には、特別の関係のある
マシン依存であった。このような手段は、種々のマーキ
ング装置、給送装置、仕上げ装置のミックス・アンド・
マッチを支援することはない。マシン依存動作を指定す
る製造ツリーを使用することは、ケイパビリティおよび
コンポーネントの包括的概念に基づいており、ミックス
・アンド・マッチを支援する。
【0064】伝統的には、すべてのDOTはモノシリッ
クであり、したがって、診断手順は単に10枚のシート
を送るような或る特定の動作を行うかを尋ね、用紙通路
に沿ったタイミングの測定を行うだけである。しかしな
がら、ミックス・アンド・マッチの前後関係において、
マーク・エンジンの用紙通路および用紙を供給する給送
装置は、任意の機器構成に格子得され得る種々のミック
ス・アンド・マッチ・マシン・モジュールにあり得る。
したがって、マーク・エンジン用紙通路診断は、シート
が送られるべきときを知ることはできず、同様にマーク
・エンジンを知ることはできない。しかしながら、本発
明によれば、どんな用紙が必要とされいるか、いつ必要
とされているかを特定するマーク・ファシリティに部分
製造ツリーを供給することによって、マーク・ファシリ
ティは、他のマシンにおける種々の給送装置が診断ルー
チンの必要性を満たすように用紙給送を行う必要がある
ときを決定することができる。
【0065】すなわち、他のマシン・モジュールからの
協働を必要とする或るマシン・モジュールについて診断
ルーチンを実行するために、診断サービスはマーク・フ
ァシリティに対して或る無制限の部分製造ツリーを提示
する。次いで、マーク・ファシリティは他のマシン・モ
ジュールを調和させて製造ツリーにおいて表現された要
求を満たす。ミックス・アンド・マッチ状況における複
数のマシン・モジュールの協働を必要とする診断を達成
する手段は前もって設けられていない。診断動作をどの
ように特定するかは、伝統的には、特別なものであり、
マシンに依存していた。同様に、このような手段は、マ
ーキング装置、給送装置および仕上げ装置のミックス・
アンド・マッチを支援することはない。他のマシン・モ
ジュールにおけるこのような動作を特定する製造ツリー
を使用することは、ケイパビリティおよびコンポーネン
トの包括的な概念にも基づいており、より融通が利き、
選択自在の診断を提供する。
【0066】本発明を或る特定の装置について説明して
きたが、多くの代替、修正および変更が当業者にとって
明かとなることは自明である。したがって、添付の請求
の範囲の精神および広い範囲内に入るような代替、修
正、変更のすべてを本発明が含むことは了解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が動作できる代表的な印刷装置の関連部
分を示す簡略図である。
【図2】代表的な従来技術のマシン機器構成を示すシス
テム図である。
【図3】本発明による透明制御を行うことのできる任意
のマシン機器構成を示す図である。
【図4】本発明による透明制御を行うことのできる任意
のマシン機器構成を示す図である。
【図5】本発明による透明制御を行うことのできる任意
のマシン機器構成を示す図である。
【図6】本発明による万能型コントローラを示す図であ
る。
【図7】本発明による図6の万能型コントローラの制御
アーキテクチャを示す図である。
【図8】本発明による制約を備えたトランスジューサと
してのマシン表示を示す図である。
【図9】本発明による制約を備えたトランスジューサと
してのマシン表示を示す図である。
【図10】本発明によるジョブ要求についての代表的な
アセンブリ・ツリー機器構成を示す図である。
【図11】本発明によるファシリティ間でのアセンブリ
・ツリーのマージ、転送を示す図である。
【図12】本発明による印刷装置を駆動するアセンブリ
・ツリーから変換された、制約付きの代表的な製造ツリ
ーを示す図である。
【符号の説明】
10 印刷装置 12 シート・スタック 14 給送装置 16 両面コピー・ループ 18 感光体ベルト 20 転写コロトロン 22 像形成装置 40 マーキング・エンジンすなわちプリンタ 42 ドキュメント給送装置 46 仕上げ装置 48 仕上げ装置 50 マーキング装置 52 マーキング装置 54 給送装置 56 仕上げ装置 58 仕上げ装置 60 マーキング装置 62 マーキング装置 64 仕上げ装置 66 給送装置 68 給送装置 70 給送装置 72 仕上げ装置 74 マーク・ファシリティ・コントローラ 76 マシン・モジュール 78 マシン・モジュール 80 マシン・モジュール 82 イメージ・ローダ 84 ページ・レベル・制御経路 86 プリンタ・サーバ 87 デコンポーズ・ファシリティ 90 ページ・レベル画像経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 H04N 1/32 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントローラおよび複数のモジュールを
    包含し、各モジュールは関連のプロセッサを包含し、各
    プロセッサは、関連のモジュールの動作ケイパビリティ
    に関係するデータを格納している電子画像処理装置を、
    ジョブ要求に応答して、作動させる方法において、 前記ジョブ要求を、画像と、コピー・シートと、ジョブ
    要求を表すコピー・シートのコンパイルとの関係である
    アセンブリ・ツリーに変換する段階と、 各プロセッサから各関連のモジュールの動作ケイパビリ
    ティに関係するデータを受け取る段階と、 各モジュールと他のモジュールとの相互接続状態を判定
    するように、各プロセッサに問い合わせる段階と、 各モジュールの動作ケイパビリティ及び前記モジュール
    の相互接続に関係したデータ、並びに、画像とコピー・
    シートとジョブ要求を表すコピー・シートのコンパイル
    とのアセンブリ・ツリー関係に関係したデータに応答し
    て、画像処理装置を作動させるためのタイミング関係を
    含むモジュールの動作ケイパビリティの製造ツリー関係
    を得る段階とからなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、画像処理
    装置をグラフとして表し、各モジュールをこのグラフ上
    のノードで表す段階を包含することを特徴とする方法。
JP31680196A 1995-12-06 1996-11-28 電子画像処理装置の作動方法 Pending JPH09238222A (ja)

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US08/568,073 US5604600A (en) 1995-12-06 1995-12-06 Production trees for generic representation of document requirements for particular output terminals

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