JPH09238111A - 局地天候報知システム - Google Patents
局地天候報知システムInfo
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- JPH09238111A JPH09238111A JP4387896A JP4387896A JPH09238111A JP H09238111 A JPH09238111 A JP H09238111A JP 4387896 A JP4387896 A JP 4387896A JP 4387896 A JP4387896 A JP 4387896A JP H09238111 A JPH09238111 A JP H09238111A
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- weather
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 局地的な天気予報の報知を効果的に行う局地
天候報知システムを提供すること。 【解決手段】 局地的な降水などの天候情報を収集する
複数の天候情報収集装置１と、天候情報収集装置１の天
候情報のデータに基づき該局地周辺の天候変化を予測演
算する天候予報装置２と、天候予報装置２から出力され
る天候予報データをＦＭ放送信号に文字、図形等の情報
信号として多重化して発信するＦＭ放送装置３と、ＦＭ
放送装置３の発信したＦＭ放送信号を受信してＦＭ放送
信号から文字、図形等の情報信号を分離し出力するＦＭ
受信装置４と、分離された文字、図形等の情報信号から
前記天候予報データの信号を検出する情報検出装置５
と、検出した天候予報データに基づいて局地的な天候の
推移予測を逐次報知する音声信号変換装置６とを有す
る。
天候報知システムを提供すること。 【解決手段】 局地的な降水などの天候情報を収集する
複数の天候情報収集装置１と、天候情報収集装置１の天
候情報のデータに基づき該局地周辺の天候変化を予測演
算する天候予報装置２と、天候予報装置２から出力され
る天候予報データをＦＭ放送信号に文字、図形等の情報
信号として多重化して発信するＦＭ放送装置３と、ＦＭ
放送装置３の発信したＦＭ放送信号を受信してＦＭ放送
信号から文字、図形等の情報信号を分離し出力するＦＭ
受信装置４と、分離された文字、図形等の情報信号から
前記天候予報データの信号を検出する情報検出装置５
と、検出した天候予報データに基づいて局地的な天候の
推移予測を逐次報知する音声信号変換装置６とを有す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＦＭ放送の文字、
図形等の多重放送機能を用いて局地的な天候の変化の予
測を逐次報知する局地天候報知システムに関する。
図形等の多重放送機能を用いて局地的な天候の変化の予
測を逐次報知する局地天候報知システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、局地的な天候の変化の予測報知
（以下、天気予報と称する）は、商用のテレビジョン放
送あるいはＡＭまたはＦＭ等の商用ラジオ放送によっ
て、大略３時間おきに行われている。この天気予報は、
全国で１６２カ所にある管区気象台など所定の気象官署
あるいは全国１３１３カ所にある無人自動観測所（ロボ
ット気象計）の観測データに基づき、地域気象観測セン
ターで自動的に編集・統計処理され各地の気象官署に配
信された各地の気象データと、該データに基づいて本庁
にて仮に決定された予報の指示とによって、気象官署で
ある地方気象台の一人の気象予報官が決定したもので、
各地の放送局に送られて放送される。また、この天気予
報は、予報される天気の時間帯も例えば午前、午後及び
夜間など、所定の時間範囲の予報であり、予報される地
域も大きくは県単位など大まかなものである。
（以下、天気予報と称する）は、商用のテレビジョン放
送あるいはＡＭまたはＦＭ等の商用ラジオ放送によっ
て、大略３時間おきに行われている。この天気予報は、
全国で１６２カ所にある管区気象台など所定の気象官署
あるいは全国１３１３カ所にある無人自動観測所（ロボ
ット気象計）の観測データに基づき、地域気象観測セン
ターで自動的に編集・統計処理され各地の気象官署に配
信された各地の気象データと、該データに基づいて本庁
にて仮に決定された予報の指示とによって、気象官署で
ある地方気象台の一人の気象予報官が決定したもので、
各地の放送局に送られて放送される。また、この天気予
報は、予報される天気の時間帯も例えば午前、午後及び
夜間など、所定の時間範囲の予報であり、予報される地
域も大きくは県単位など大まかなものである。
【０００３】一方、地域に密着した情報源として、昨
今、所定の限られた地域を放送エリアとしてカバーする
地方ＦＭ放送局が、少なくとも１県に１局の割合で設立
されている。また、その放送エリアをさらに小さい地域
に限定したミニＦＭ放送局が、各地に設立され放送サー
ビスが行われて現在に至っている。
今、所定の限られた地域を放送エリアとしてカバーする
地方ＦＭ放送局が、少なくとも１県に１局の割合で設立
されている。また、その放送エリアをさらに小さい地域
に限定したミニＦＭ放送局が、各地に設立され放送サー
ビスが行われて現在に至っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のテレ
ビジョン放送などによる局地的な天気予報は、あらかじ
め決められた時間になされるもので、報知される地域も
大きな地域にまたがったものである。従って、放送の聞
き手の居住している地域に限ってみた場合、天候変化の
予測の地域、あるいはその時間的な予測も「〜方面」、
「一時」あるいは「ときどき」などの不確定な表現に代
表される如く、大雑把に成らざるを得ないものが多くあ
った。その結果、その報知内容そのもの利用につても課
題の残されたものであった。
ビジョン放送などによる局地的な天気予報は、あらかじ
め決められた時間になされるもので、報知される地域も
大きな地域にまたがったものである。従って、放送の聞
き手の居住している地域に限ってみた場合、天候変化の
予測の地域、あるいはその時間的な予測も「〜方面」、
「一時」あるいは「ときどき」などの不確定な表現に代
表される如く、大雑把に成らざるを得ないものが多くあ
った。その結果、その報知内容そのもの利用につても課
題の残されたものであった。
【０００５】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、局地的なしかも比較的短
い時間範囲の天気予報の報知を効果的に行い、報知内容
が効果的に利用できる局地天候報知システムを提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、局地的なしかも比較的短
い時間範囲の天気予報の報知を効果的に行い、報知内容
が効果的に利用できる局地天候報知システムを提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の局地天候報知システムは、局地的な
降水などの天候情報を収集する複数の局地天候情報収集
手段と、局地天候情報収集手段の天候情報のデータに基
づき該局地周辺の天候変化を予測演算する局地天候予報
手段と、局地天候予報手段から出力される天候予報デー
タをＦＭ放送信号に文字、図形等の情報信号とともに多
重化して発信するＦＭ多重放送手段と、該ＦＭ多重放送
手段の発信したＦＭ放送信号を受信してＦＭ放送信号か
ら文字、図形等の情報信号を分離し出力するＦＭ多重受
信手段と、分離された文字、図形等の情報信号を入力し
前記天候予報データの信号を検出する天候予報情報検出
手段と、検出した天候予報データに基づいて局地的な天
候の変化の予測を逐次報知する天候報知手段とを有する
こととしている。これにより、局地的な降水などの天候
情報に基づく予測が逐次ＦＭ放送信号によって報知され
るものとなる。
に、請求項１記載の局地天候報知システムは、局地的な
降水などの天候情報を収集する複数の局地天候情報収集
手段と、局地天候情報収集手段の天候情報のデータに基
づき該局地周辺の天候変化を予測演算する局地天候予報
手段と、局地天候予報手段から出力される天候予報デー
タをＦＭ放送信号に文字、図形等の情報信号とともに多
重化して発信するＦＭ多重放送手段と、該ＦＭ多重放送
手段の発信したＦＭ放送信号を受信してＦＭ放送信号か
ら文字、図形等の情報信号を分離し出力するＦＭ多重受
信手段と、分離された文字、図形等の情報信号を入力し
前記天候予報データの信号を検出する天候予報情報検出
手段と、検出した天候予報データに基づいて局地的な天
候の変化の予測を逐次報知する天候報知手段とを有する
こととしている。これにより、局地的な降水などの天候
情報に基づく予測が逐次ＦＭ放送信号によって報知され
るものとなる。
【０００７】また、請求項２記載の局地天候報知システ
ムは、請求項１記載の天候報知手段を、音声によって成
すこととしている。これにより、局地的な天候の変化の
予測が音声によって報知される。
ムは、請求項１記載の天候報知手段を、音声によって成
すこととしている。これにより、局地的な天候の変化の
予測が音声によって報知される。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の局地天候報知シス
テムの実施の形態を図１乃至図５に基づいて説明する。
図１は、局地天候報知システムのシステム構成図であ
る。図２は、その物理的配置例の説明図である。図３
は、ＦＭ放送装置の構成図である。図４は、ＦＭ受信装
置の構成図である。図５は、天候報知のデータの説明図
で、（ａ）は情報信号のディジタル化の説明図、（ｂ）
はその音声報知に係わる信号変換テーブルの説明図であ
る。
テムの実施の形態を図１乃至図５に基づいて説明する。
図１は、局地天候報知システムのシステム構成図であ
る。図２は、その物理的配置例の説明図である。図３
は、ＦＭ放送装置の構成図である。図４は、ＦＭ受信装
置の構成図である。図５は、天候報知のデータの説明図
で、（ａ）は情報信号のディジタル化の説明図、（ｂ）
はその音声報知に係わる信号変換テーブルの説明図であ
る。
【０００９】この局地天候報知システムは、複数の局地
天候情報収集手段に相当する天候情報収集装置１と、局
地天候予報手段に相当する天候予報装置２と、ＦＭ多重
放送手段に相当するＦＭ放送装置３と、ＦＭ多重受信手
段に相当するＦＭ受信装置４と、天候予報情報検出手段
に相当する情報検出装置５と、天候報知手段に相当する
音声信号変換装置６とを有して構成される。
天候情報収集手段に相当する天候情報収集装置１と、局
地天候予報手段に相当する天候予報装置２と、ＦＭ多重
放送手段に相当するＦＭ放送装置３と、ＦＭ多重受信手
段に相当するＦＭ受信装置４と、天候予報情報検出手段
に相当する情報検出装置５と、天候報知手段に相当する
音声信号変換装置６とを有して構成される。
【００１０】天候情報収集装置１は、後述するＦＭ放送
装置３の設置されたＦＭ放送局を中心に、図２に示す、
例えば半径数１０Ｋｍの範囲の気象観測エリアＢに設け
られた複数の気象観測所にそれぞれ設置され、例えば、
気温を計測する温度センサと、風向き・風速を計測する
風センサと、降水の有無及び降水量を計測する降水セン
サと、日照を計測する日照センサとを有して構成され
る。この天候情報収集装置１は、図２に示すようにＦＭ
放送局を中心に、地理的に東西南北のそれぞれ分散した
適切な地点に設けられた気象観測所に設置されて、所定
の時間間隔で、気温、風向・風速、降水量及び日照を計
測し、その計測結果を、例えば電話回線によってＦＭ放
送装置３の設置されたＦＭ放送局に送信データとして送
信する。
装置３の設置されたＦＭ放送局を中心に、図２に示す、
例えば半径数１０Ｋｍの範囲の気象観測エリアＢに設け
られた複数の気象観測所にそれぞれ設置され、例えば、
気温を計測する温度センサと、風向き・風速を計測する
風センサと、降水の有無及び降水量を計測する降水セン
サと、日照を計測する日照センサとを有して構成され
る。この天候情報収集装置１は、図２に示すようにＦＭ
放送局を中心に、地理的に東西南北のそれぞれ分散した
適切な地点に設けられた気象観測所に設置されて、所定
の時間間隔で、気温、風向・風速、降水量及び日照を計
測し、その計測結果を、例えば電話回線によってＦＭ放
送装置３の設置されたＦＭ放送局に送信データとして送
信する。
【００１１】天候予報装置２は、ＦＭ放送局に設置され
る装置で、前記天候情報収集装置１から送信される気
温、風向・風速、降水量及び日照などの天候情報の計測
結果の送信データを受信し、該送信データに基づきＦＭ
放送局の設置された局地周辺の天候変化を予測演算す
る。この天候予報装置２は、受信したデータを演算し所
定の時間経過後の天気予報サービスをする、図２に示
す、例えば半径数Ｋｍの範囲のサービスエリアＡの天気
予報を行う予測演算処理部と、複数の天候情報収集装置
１から受信した所定の時間範囲の複数の天候情報の送信
データ及び該送信データとサービスエリアＡの所定時間
経過後の天候との関連などを記憶した記憶部と、予測演
算した天気予報の結果を天候予報データとして出力する
データ出力部とを有して構成される。また、天候予報装
置２は、前記の天候変化を予測演算とともに予測結果と
所定時間経過した後の実際の天候との差をデータに変換
して記憶部に記憶する演算処理も行う。
る装置で、前記天候情報収集装置１から送信される気
温、風向・風速、降水量及び日照などの天候情報の計測
結果の送信データを受信し、該送信データに基づきＦＭ
放送局の設置された局地周辺の天候変化を予測演算す
る。この天候予報装置２は、受信したデータを演算し所
定の時間経過後の天気予報サービスをする、図２に示
す、例えば半径数Ｋｍの範囲のサービスエリアＡの天気
予報を行う予測演算処理部と、複数の天候情報収集装置
１から受信した所定の時間範囲の複数の天候情報の送信
データ及び該送信データとサービスエリアＡの所定時間
経過後の天候との関連などを記憶した記憶部と、予測演
算した天気予報の結果を天候予報データとして出力する
データ出力部とを有して構成される。また、天候予報装
置２は、前記の天候変化を予測演算とともに予測結果と
所定時間経過した後の実際の天候との差をデータに変換
して記憶部に記憶する演算処理も行う。
【００１２】ＦＭ放送装置３は、図３に示す装置で、一
般のステレオ放送番組と文字放送サービス用の文字、図
形データと各種データとを多重化しＦＭ放送電波として
発信する装置である。このＦＭ放送装置３は、ステレオ
放送番組をＬ、Ｒ信号として送出するステレオ放送番組
送出装置３１と、Ｌ、Ｒ信号をステレオ変調しＦＭ放送
波を生成するステレオ変調器３２と、文字、図形データ
の入力から文字、図形データを送出する文字、図形送出
装置３３と、音声入力からディジタル音声データを生成
し送出する音声送出装置３４と、各種データを生成し送
出する各種データ送出装置３５と、文字、図形データ、
ディジタル音声データ及び各種データを入力し多重化デ
ータ信号として出力する多重化装置３６と、多重化デー
タ信号を入力し変調してステレオ変調器３２に出力する
ディジタル変調器３７と、ＦＭ放送波をアンテナ３９か
ら発信するためのＦＭ放送機３８とを有する。前記天候
予報データは、このＦＭ放送装置３の各種データ送出装
置３５に入力されて、所定のデータテーブルに基づき変
換され各種データのひとつとしてＦＭ放送波として多重
化されて発信される。
般のステレオ放送番組と文字放送サービス用の文字、図
形データと各種データとを多重化しＦＭ放送電波として
発信する装置である。このＦＭ放送装置３は、ステレオ
放送番組をＬ、Ｒ信号として送出するステレオ放送番組
送出装置３１と、Ｌ、Ｒ信号をステレオ変調しＦＭ放送
波を生成するステレオ変調器３２と、文字、図形データ
の入力から文字、図形データを送出する文字、図形送出
装置３３と、音声入力からディジタル音声データを生成
し送出する音声送出装置３４と、各種データを生成し送
出する各種データ送出装置３５と、文字、図形データ、
ディジタル音声データ及び各種データを入力し多重化デ
ータ信号として出力する多重化装置３６と、多重化デー
タ信号を入力し変調してステレオ変調器３２に出力する
ディジタル変調器３７と、ＦＭ放送波をアンテナ３９か
ら発信するためのＦＭ放送機３８とを有する。前記天候
予報データは、このＦＭ放送装置３の各種データ送出装
置３５に入力されて、所定のデータテーブルに基づき変
換され各種データのひとつとしてＦＭ放送波として多重
化されて発信される。
【００１３】ＦＭ受信装置４は、図４に示す装置で、各
家庭に設置される。このＦＭ受信装置４は、一般のステ
レオ放送番組と文字放送サービス用の文字、図形データ
と各種データと分離し出力する装置で、ＦＭ放送波を受
信するアンテナ４１と、受信したＦＭ放送波をＦＭ復調
しＬ、Ｒ信号と多重化データ信号とを分離するＦＭ受信
機４２と、Ｌ、Ｒ信号を音声に変換し出力するスピーカ
４３、４３と、多重化データ信号を入力し復調し出力す
るディジタル復調器４４と、ディジタル復調器４４から
ディジタル信号を入力し該ディジタル信号の誤り訂正を
する誤り訂正器４５と、誤り訂正されたディジタル信号
を入力しディジタル音声データと各種データに復調し出
力するデータ復調器４６と、文字、図形データを画像表
示するディスプレイ４７とを有する。前記天候予報デー
タは、このＦＭ受信装置４のデータ復調器４６から、デ
ィジタルデータである各種データとして出力される。
家庭に設置される。このＦＭ受信装置４は、一般のステ
レオ放送番組と文字放送サービス用の文字、図形データ
と各種データと分離し出力する装置で、ＦＭ放送波を受
信するアンテナ４１と、受信したＦＭ放送波をＦＭ復調
しＬ、Ｒ信号と多重化データ信号とを分離するＦＭ受信
機４２と、Ｌ、Ｒ信号を音声に変換し出力するスピーカ
４３、４３と、多重化データ信号を入力し復調し出力す
るディジタル復調器４４と、ディジタル復調器４４から
ディジタル信号を入力し該ディジタル信号の誤り訂正を
する誤り訂正器４５と、誤り訂正されたディジタル信号
を入力しディジタル音声データと各種データに復調し出
力するデータ復調器４６と、文字、図形データを画像表
示するディスプレイ４７とを有する。前記天候予報デー
タは、このＦＭ受信装置４のデータ復調器４６から、デ
ィジタルデータである各種データとして出力される。
【００１４】情報検出装置５は、各家庭に設置される装
置で、前記のディジタルデータを入力して前記天候予報
データのみを抽出し、後述する音声信号変換装置６に出
力する。
置で、前記のディジタルデータを入力して前記天候予報
データのみを抽出し、後述する音声信号変換装置６に出
力する。
【００１５】音声信号変換装置６は、各家庭に設置され
る装置で、前記情報検出装置５から入力された天候予報
データを逐次音声に変換しスピーカなどの音声発生器を
通じて音声として出力する。なお、この音声信号変換装
置６と情報検出装置５及びＦＭ受信装置４とは、データ
伝送線によって接続され使用されるが、適宜一体化して
も良い。
る装置で、前記情報検出装置５から入力された天候予報
データを逐次音声に変換しスピーカなどの音声発生器を
通じて音声として出力する。なお、この音声信号変換装
置６と情報検出装置５及びＦＭ受信装置４とは、データ
伝送線によって接続され使用されるが、適宜一体化して
も良い。
【００１６】次に、以上説明した局地天候報知システム
の動作について、図５に基づいて説明する。まず、ＦＭ
放送局に設置されたＦＭ放送装置３は、図５の（ａ）に
示す、文字、図形データ、ディジタル音声データなどと
ともに天候予報データを多重化した多重化データ信号を
ＦＭ放送波として発信する。この天候予報データは、フ
レームの先頭を示す例えば”ＦＦＦＦｈ”の１６ｂｉｔ
コードと、天候予報データを識別する例えば”００１１
ｈ”の１６ｂｉｔのコード識別データと、天気予報の内
容を表す１６ｂｉｔコードのデータとを連ねたデータで
ある。この天候予報データを含む多重化データ信号は、
ＦＭ受信装置４によってＦＭ放送信号として受信され
る。そして、情報検出装置５にディジタルデータとして
出力される。このディジタルデータは、更に、情報検出
装置５によって”ＦＦＦＦ００１１ｈ”に続く１６ｂｉ
ｔが検出され、この１６ｂｉｔのディジタルデータのみ
が音声信号変換装置６へ出力される。そして、この１６
ｂｉｔのデータは、あらかじめ規定された図５の（ｂ）
に示す、音声報知に係わる信号変換テーブルに基づいて
逐次音声に変換され、スピーカなどの音声発生器を通じ
て音声として出力される。
の動作について、図５に基づいて説明する。まず、ＦＭ
放送局に設置されたＦＭ放送装置３は、図５の（ａ）に
示す、文字、図形データ、ディジタル音声データなどと
ともに天候予報データを多重化した多重化データ信号を
ＦＭ放送波として発信する。この天候予報データは、フ
レームの先頭を示す例えば”ＦＦＦＦｈ”の１６ｂｉｔ
コードと、天候予報データを識別する例えば”００１１
ｈ”の１６ｂｉｔのコード識別データと、天気予報の内
容を表す１６ｂｉｔコードのデータとを連ねたデータで
ある。この天候予報データを含む多重化データ信号は、
ＦＭ受信装置４によってＦＭ放送信号として受信され
る。そして、情報検出装置５にディジタルデータとして
出力される。このディジタルデータは、更に、情報検出
装置５によって”ＦＦＦＦ００１１ｈ”に続く１６ｂｉ
ｔが検出され、この１６ｂｉｔのディジタルデータのみ
が音声信号変換装置６へ出力される。そして、この１６
ｂｉｔのデータは、あらかじめ規定された図５の（ｂ）
に示す、音声報知に係わる信号変換テーブルに基づいて
逐次音声に変換され、スピーカなどの音声発生器を通じ
て音声として出力される。
【００１７】以上説明した実施の形態の局地天候報知シ
ステムによると、局地的な降水などの天候情報に基づく
予測が逐次ＦＭ放送信号によって報知されるものとなる
ので、局地的なしかも比較的短い時間経過後の天気予報
の報知が得られ、報知内容は効果的に利用できるものと
なる。また、局地的な天候の変化の予測が音声によって
報知されるので、必要なときに手軽に天気予報の報知を
知ることができる。
ステムによると、局地的な降水などの天候情報に基づく
予測が逐次ＦＭ放送信号によって報知されるものとなる
ので、局地的なしかも比較的短い時間経過後の天気予報
の報知が得られ、報知内容は効果的に利用できるものと
なる。また、局地的な天候の変化の予測が音声によって
報知されるので、必要なときに手軽に天気予報の報知を
知ることができる。
【００１８】なお、本実施の形態の説明においては、検
出した天候予報データに基づいて局地的な天候の変化の
予測を逐次報知する天候報知手段を音声によって報知す
る音声信号変換装置とし説明したが、本発明は、この天
候報知手段は音声のみに限定するものでなく、例えばデ
ィスプレー装置などによる図形、色などを用いて行うも
のを含むことは言うまでもない。また、図２に示す、サ
ービスエリアＡ及び気象観測エリアＢは、それぞれ半径
数Ｋｍ及び半径数１０Ｋｍとして説明したが、サービス
エリアＡ及び気象観測エリアＢは、その範囲に限定する
ものでなく、Ａ＜Ｂの関係のみに限定されるものである
ことは言うまでもない。
出した天候予報データに基づいて局地的な天候の変化の
予測を逐次報知する天候報知手段を音声によって報知す
る音声信号変換装置とし説明したが、本発明は、この天
候報知手段は音声のみに限定するものでなく、例えばデ
ィスプレー装置などによる図形、色などを用いて行うも
のを含むことは言うまでもない。また、図２に示す、サ
ービスエリアＡ及び気象観測エリアＢは、それぞれ半径
数Ｋｍ及び半径数１０Ｋｍとして説明したが、サービス
エリアＡ及び気象観測エリアＢは、その範囲に限定する
ものでなく、Ａ＜Ｂの関係のみに限定されるものである
ことは言うまでもない。
【００１９】
【発明の効果】請求項１記載の局地天候報知システム
は、局地的な降水などの天候情報に基づく予測が逐次Ｆ
Ｍ放送信号によって報知されるものとなるので、局地的
なしかも比較的短い時間経過後の効果的に利用できる天
気予報の報知が得られる。
は、局地的な降水などの天候情報に基づく予測が逐次Ｆ
Ｍ放送信号によって報知されるものとなるので、局地的
なしかも比較的短い時間経過後の効果的に利用できる天
気予報の報知が得られる。
【００２０】また、請求項２記載の局地天候報知システ
ムは、請求項１記載のものの効果に加え、局地的な天候
の変化の予測が音声によって報知されるので、必要なと
きに手軽に天気予報の報知を知ることができる。
ムは、請求項１記載のものの効果に加え、局地的な天候
の変化の予測が音声によって報知されるので、必要なと
きに手軽に天気予報の報知を知ることができる。
【図１】本発明の局地天候報知システムの実施の形態を
示すシステム構成図である。
示すシステム構成図である。
【図２】その物理的配置例の説明図である。
【図３】ＦＭ放送装置の構成図である。
【図４】ＦＭ受信装置の構成図である。
【図５】天候報知のデータの説明図で、（ａ）は情報信
号のディジタル化の説明図、（ｂ）はその音声報知に係
わる信号変換テーブルの説明図である。
号のディジタル化の説明図、（ｂ）はその音声報知に係
わる信号変換テーブルの説明図である。
１ 局地天候情報収集手段 ２ 局地天候予報手段 ３ ＦＭ多重放送手段 ４ ＦＭ多重受信手段 ５ 天候予報情報検出手段 ６ 天候報知手段
Claims (2)
- 【請求項１】 局地的な降水などの天候情報を収集する
複数の局地天候情報収集手段と、局地天候情報収集手段
の天候情報のデータに基づき該局地周辺の天候変化を予
測演算する局地天候予報手段と、局地天候予報手段から
出力される天候予報データをＦＭ放送信号に文字、図形
等の情報信号とともに多重化して発信するＦＭ多重放送
手段と、該ＦＭ多重放送手段の発信したＦＭ放送信号を
受信してＦＭ放送信号から文字、図形等の情報信号を分
離し出力するＦＭ多重受信手段と、分離された文字、図
形等の情報信号を入力し前記天候予報データの信号を検
出する天候予報情報検出手段と、検出した天候予報デー
タに基づいて局地的な天候の変化の予測を逐次報知する
天候報知手段とを有することを特徴とする局地天候報知
システム。 - 【請求項２】 前記天候報知手段を、音声によって成す
ことを特徴とする請求項１記載の局地天候報知システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4387896A JPH09238111A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 局地天候報知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4387896A JPH09238111A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 局地天候報知システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09238111A true JPH09238111A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12675971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4387896A Withdrawn JPH09238111A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 局地天候報知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09238111A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003066141A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-05 | Foundation Of River & Basin Integrated Communications Japan | 河川情報解説表示システム |
| JP2003110514A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 文字多重放送を利用した情報提供システム |
| JP2005318398A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Nec Toshiba Space Systems Ltd | 気象情報の配信装置 |
| WO2008066408A1 (en) * | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Nikolai Borisovich Borodulin | Broadcast information system |
| JP2014139373A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Kanai Educational Institution | 都市型洪水緩和システム |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4387896A patent/JPH09238111A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003066141A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-05 | Foundation Of River & Basin Integrated Communications Japan | 河川情報解説表示システム |
| JP2003110514A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 文字多重放送を利用した情報提供システム |
| JP2005318398A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Nec Toshiba Space Systems Ltd | 気象情報の配信装置 |
| US8589581B2 (en) | 2004-04-30 | 2013-11-19 | Nec Toshiba Space Systems, Ltd. | Weather forecast data distributing system and method |
| WO2008066408A1 (en) * | 2006-11-28 | 2008-06-05 | Nikolai Borisovich Borodulin | Broadcast information system |
| JP2014139373A (ja) * | 2013-01-21 | 2014-07-31 | Kanai Educational Institution | 都市型洪水緩和システム |
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