JPH09237344A - 運転者の眼位置検出装置 - Google Patents

運転者の眼位置検出装置

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JPH09237344A
JPH09237344A JP8045799A JP4579996A JPH09237344A JP H09237344 A JPH09237344 A JP H09237344A JP 8045799 A JP8045799 A JP 8045799A JP 4579996 A JP4579996 A JP 4579996A JP H09237344 A JPH09237344 A JP H09237344A
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JP
Japan
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eye
area
data
driver
camera
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Pending
Application number
JP8045799A
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English (en)
Inventor
Mayuko Oda
真愉子 織田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成の小さな眼位置検出装置を提供する。 【解決手段】ディジタル信号処理のビデオカメラ1を用
い、カメラ信号処理の過程で生成されるディジタル輝度
信号とディジタル色差信号を使って眼の位置を検出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運転者の眼の位置を
検出する眼位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両運転者の眼位置検出装置は、
特開平3−194661号や特開平4−174309号
公報に記述されているように、運転者の顔部分の画像入
力装置としてビデオカメラを用いていた。
【0003】図1は従来の眼位置検出装置の一例を示す
ブロック図である。
【0004】図1で1はビデオカメラ、2はビデオ信号
復調回路、3はA/D(Analog to Digital)変換器、4はY
/C分離回路、5は色信号復調回路、6は眼位置検出手段
である。従来の眼位置検出装置では図1に示すようにビ
デオ信号をディジタルデータにする復調回路が必要であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラを画像入
力装置とする場合には、二値化処理の前処理として、ア
ナログビデオコンポジット信号をディジタル輝度信号と
ディジタル色差信号に変換していた。
【0006】そのため、A/D変換器、コンポジット信号
を輝度信号と色信号に分離するYC分離回路、色信号から
色差信号を生成するための色復調回路が必要となり、シ
ステム構成が大きかった。
【0007】本発明の目的は、構成の小さな眼位置検出
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ディジタル信号処理ビデオカメラを用
い、カメラ信号処理の過程で生成されるディジタル輝度
信号とディジタル色差信号を使って二値化処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図2を用
いて説明する。
【0010】図2はディジタル信号処理ビデオカメラの
信号処理回路の一部を用いて実現した本発明の眼位置検
出装置の一実施例を示すブロック図である。
【0011】図1で1はビデオカメラ、101はレンズ、1
02は固体撮像素子、103は増幅回路、104はA/D変換器、1
05はカメラディジタル信号処理回路(以下カメラDS
P)、106はY/Cプロセス回路、107はパラレルインターフ
ェース、108は色変調回路、109はD/A(Digital to Analo
g)変換器、110はカメラ制御手段、6は眼位置検出手
段、200は二値化回路、201はサンプリング回路、202は
抽出条件設定手段、203は眼領域検出手段である。
【0012】始めに、一般的なカメラのディジタ信号処
理について説明する。レンズ101により固体撮像素子102
に結像した被写体映像は光電変換後、増幅回路103で増
幅されA/D変換器104でディジタル映像データに変換され
る。カメラDSP105は入力されたディジタル映像データか
らY/Cプロセス回路106で色差データと輝度データを生成
し、色変調回路108で変調し変調色データを生成する。
変調色データと輝度データはD/A変換器109でアナログビ
デオ信号に変換され出力される。さらに、Y/Cプロセス
回路106が生成した色差データと輝度データはパラレル
インターフェース107から外部に出力される。カメラ制
御手段110はホワイトバランス制御などカメラに公知の
制御を行う。
【0013】次に眼位置検出について説明する。
【0014】カメラはあらかじめ運転者の顔が画面中央
付近で撮影できるように設定しておく。パラレルインタ
ーフェース107から出力された色差データと輝度データ
は眼位置検出手段6に入力され、二値化回路200と、サン
プリング回路201に入力される。サンプリング回路201は
撮影画面の中央付近の運転者の顔の領域の色差データと
輝度データをサンプリングし、抽出条件設定手段202に
出力する。抽出条件設定手段202はサンプリングしたデ
ータから、運転者の顔を抽出できるような抽出条件を設
定し二値化回路200に与える。しきい値は一例として、
サンプリングしたデータの平均値を中心にある幅を持っ
た上限,下限を輝度,色差各々に与える。
【0015】二値化回路200は色差データと輝度データ
から抽出条件を満足する領域を抽出し、抽出条件を満足
する領域が"1"、その他の領域が"0"の二値データを生成
し、眼領域検出手段203に出力する。
【0016】眼領域検出手段203は二値データから、顔
の領域とその中に含まれる左右の眼の領域を検出する。
眼の領域は、顔の肌色を抽出し、抽出された領域ないに
含まれる複数個の非抽出領域の重心位置、大きさ、縦横
比に対する条件式と非抽出領域間の相対的な位置関係か
ら眼のペアとなる領域を識別する。条件式の一例を以下
に示す。
【0017】重心位置(Gx,Gy): 顔領域左端 < Gx < 顔領域右端 顔領域上端 < Gy < 顔領域垂直方向の重心 大きさ(幅): 0 < 幅 < 顔領域の幅/3 縦横比(幅/高さ): 0.9 < 縦横比 < 2 このように、カメラDSPがビデオ信号を生成する途中で
生成する色差データと輝度データを使って眼領域を検出
することによりビデオ信号復調回路が不要となり、構成
の小さい眼位置検出装置を実現することができ、車載し
やすくなる。
【0018】また、構成が小さいので眼位置検出手段6
をビデオカメラ1に組み込むことが可能となる。このよ
うにした場合、ディジタルデータをビデオカメラ外部に
出力する必要がなくなるのでシステム構成がよりシンプ
ルになる。さらに、眼位置検出手段6の検出結果をカメ
ラ制御に利用することが可能となり、たとえば、検出し
た運転者の顔の領域を露光制御のウィンドウとすれば、
常に、顔の領域は最適な露光となり、より精度の良い眼
位置検出装置を実現できる。
【0019】図3はディジタル信号処理ビデオカメラの
信号処理回路の一部を用いて実現した本発明の眼位置検
出装置の他の一実施例を示すブロック図である。図3で
図2と同じ動作をするものは同じ番号で記述する。300
はカメラの向きを上下左右に動かす電気的に制御可能な
雲台で、301は雲台制御手段である。
【0020】本実施例は、眼の位置検出を開始する前
に、カメラの向きが運転者の顔が撮影画面の中央付近で
撮影されるように自動調整する機能を備えた眼位置検出
装置の一例である。
【0021】眼位置検出処理を開始する前に、カメラの
向きを調整するために肌色を抽出し、眼領域検出手段で
顔,眼の位置と大きさを検出し、カメラの向きが最適に
なるように自動設定する。
【0022】カメラの向きは、水平方向は左右の眼の水
平中心が中央にくるように調整し、垂直方向は顔の垂直
中心が中央にくるように調整する。
【0023】本実施例も図2の実施例と同等の効果を持
ち、更に、始めにカメラの向きを運転者にあわせて自動
調整するので、ユーザーが自分でカメラの向きを調節す
る必要がなく使い勝手がよい。
【0024】
【発明の効果】カメラDSPがビデオ信号を生成する途中
で生成する色差データと輝度データを使って眼領域を検
出するのでビデオ信号復調回路が不要となり、システム
構成を小さくすることができ、車載しやすくなる。ま
た、部品点数が少なくなるのでコストを押えることも出
来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の眼位置検出装置の一例を示すブロック
図。
【図2】本発明の眼位置検出装置の一実施例を示すブロ
ック図。
【図3】本発明の眼位置検出装置の他の一実施例を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ、6…眼位置検出手段、101…レンズ、
102…固体撮像素子、103…増幅回路、104…A/D変換器、
105…カメラディジタル信号処理回路、106…Y/Cプロセ
ス回路、107…パラレルインターフェース、108…色変調
回路、109…D/A変換器、110…カメラ制御手段、200…二
値化回路、201…サンプリング回路、202…抽出条件設定
手段、203…眼領域検出手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者の眼位置検出装置において、上記眼
    位置検出装置はレンズを通して入射される入射光を光電
    変換する固体撮像素子と、上記固体撮像素子が出力する
    撮像信号からディジタル信号処理によってビデオ信号を
    生成するカメラ信号処理手段と、眼領域を検出する眼領
    域検出手段とからなり、上記カメラ信号処理手段がビデ
    オ信号を生成する途中で生成されるディジタル映像デー
    タから眼領域を検出することを特徴とする運転者の眼位
    置検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記カメラ信号処理手
    段がビデオ信号を生成する途中で生成するディジタル映
    像データは輝度データと色差データである運転者の眼位
    置検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、露光を制御する手段を
    備え、上記眼領域検出手段が検出した眼を含む顔の領域
    を露光制御領域とし、上記顔の領域とその他の領域とを
    分離しやすいように露光条件を制御する運転者の眼位置
    検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、カメラの向きを動かす
    手段を設け、始めに検出した眼の位置から眼がほぼ画面
    の中央で撮影されるようにカメラの向きを調節する眼位
    置検出装置。
JP8045799A 1996-03-04 1996-03-04 運転者の眼位置検出装置 Pending JPH09237344A (ja)

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JP8045799A JPH09237344A (ja) 1996-03-04 1996-03-04 運転者の眼位置検出装置

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JPH09237344A true JPH09237344A (ja) 1997-09-09

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ID=12729328

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000020113A (ko) * 1998-09-17 2000-04-15 정몽규 졸음 운전 경보 장치 및 방법
JP2000132693A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びに提供媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000020113A (ko) * 1998-09-17 2000-04-15 정몽규 졸음 운전 경보 장치 및 방법
JP2000132693A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びに提供媒体

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