JPH09237254A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH09237254A
JPH09237254A JP4374496A JP4374496A JPH09237254A JP H09237254 A JPH09237254 A JP H09237254A JP 4374496 A JP4374496 A JP 4374496A JP 4374496 A JP4374496 A JP 4374496A JP H09237254 A JPH09237254 A JP H09237254A
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JP
Japan
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data
date
schedule
character string
time element
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP4374496A
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English (en)
Inventor
Nobuko Nakano
信子 中野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH09237254A publication Critical patent/JPH09237254A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各種のデータを登録して管理する情報端末等の
電子機器において、スケジュールモード以外の動作モー
ドにて管理されるスケジュール関連のデータを、対応す
る日付のスケジュールデータとして容易に取り込み登録
すること。 【解決手段】通信ユニット16を介して受信されたメー
ルデータがRAM18内の受信データレジスタに記憶さ
れタッチパネル14に表示された状態で、当該メールデ
ータに含まれる当該メールに関する日付を示唆する文字
列をペンタッチして指定すると、その文字列内に「今
日」「明日」「来週の何曜日」「来月の何日」等の時間
要素が存在するかが判断され、当該時間要素が存在する
場合には、時計ユニット15からの計時信号に基づき得
られる現在の年月日に基づき前記時間要素から前記メー
ルに関する年月日が特定され、スケジュールモードが起
動されて対応する年月日のスケジュールデータとして直
接取り込まれて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモデータやスケ
ジュールデータ等を登録して管理する情報端末等の電子
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモデータやスケジュールデー
タ、知人の住所録データ,電話番号データ等、様々な種
類のデータを登録しておき、必要に応じて読み出して表
示させ確認できる装置として、電子手帳等の情報機器が
広く実用されている。
【0003】例えば電子手帳にあっては、メモモードや
スケジュールモード、住所録モード、電話帳モード等、
データの種類に個々に対応した複数の独立した動作モー
ドを有しており、これらの各動作モードは、メニュー選
択画面において表示される個々の動作モードに対応する
ハードアイコンをカーソル操作やペンタッチにより選択
することで起動される。
【0004】そして、従来の電子手帳では、個々の動作
モードの相互間に関連性がないため、ある動作モードに
て入力されて登録されているデータを、他の動作モード
におけるデータとして取り込み登録するためには、一方
の動作モードにて扱われるデータを、一旦ユーザ自身で
覚えるか紙等に記録しておき、他方の動作モードを新た
に起動させて、前記ユーザ自身で覚えたあるいは紙等に
記録しておいたデータを再入力して登録しなければなら
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近は、パーソナルコ
ンピュータ等、外部の情報機器との間で電子メール等の
情報のやり取りが行なえる通信機能を備えた情報端末も
実用化されており、外部の情報機器から電子メール等で
受けたメッセージデータの内容は、例えば「何時々に何
を開催します。」や「何時何処へ集合してください。」
等、スケジュールに関連するメッセージが多いものの、
データ通信モードにおいて受信したメッセージデータ
を、そのメッセージの内容に対応させた日付のメッセー
ジデータとして取り込むには、前述したように、データ
通信モードにて受信されたメッセージデータをユーザ自
身で覚えておくか紙等に記録しておき、スケジュールモ
ードを起動させて対応する日付のスケジュールデータと
して再入力しなければならない。
【0006】従って、特に、ある動作モードにおいて管
理されているスケジュール関連のデータを、スケジュー
ルモードにおける対応する日付のスケジュールデータと
して取り込み登録するのは、非常に面倒な問題がある。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、スケジュールモード以外の動作モードにて管
理されるスケジュール関連のデータを、対応する日付の
スケジュールデータとして容易に取り込み登録すること
が可能になる電子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる電子機器は、複数種類の文字列データがそ
れぞれ独立した動作モードにおいて別々に扱われる電子
機器であって、任意の動作モードにおけるデータ表示画
面にて表示される当該動作モードで扱われる文字列デー
タから時間要素を取り出す時間要素抽出手段と、この時
間要素抽出手段により取り出された時間要素に応じて当
該時間要素に対応する日付を求める日付計算手段と、こ
の日付計算手段により前記データ表示画面にて表示され
た文字列データに含まれる時間要素に対応する日付が求
められた際に、スケジュールデータを管理するためのス
ケジュールモードを起動し、当該時間要素を含む文字列
データを対応する日付のスケジュールデータとして取り
込むスケジュール取り込み手段とを具備したことを特徴
とする。
【0009】つまり、請求項1に係わる電子機器では、
任意の動作モードにおけるデータ表示画面にて表示され
る当該動作モードで扱われる文字列データから時間要素
が取り出され、この取り出された時間要素に応じて当該
時間要素に対応する日付が求められ、前記データ表示画
面にて表示された文字列データに含まれる時間要素に対
応する日付が求められた際には、スケジュールデータを
管理するためのスケジュールモードが起動され、当該時
間要素を含む文字列データが対応する日付のスケジュー
ルデータとして取り込まれるので、任意のモードにて扱
われるスケジュール性のデータをそのまま正規のスケジ
ュールデータとして取り込み登録できることになる。
【0010】また、本発明の請求項2に係わる電子機器
は、請求項1に係わる電子機器にあって、前記任意の動
作モードにおけるデータ表示画面を、通信モードにおい
て受信された電子メールデータの表示画面としたことを
特徴とする。
【0011】つまり、請求項2に係わる電子機器では、
通信モードにて受信されたスケジュール性のメールメッ
セージデータをそのまま正規のスケジュールデータとし
て取り込み登録できることになる。
【0012】また、本発明の請求項3に係わる電子機器
は、請求項1又は請求項2に係わる電子機器にあって、
前記時間要素を、年,月,週,日,曜日の何れか1つを
含む文字列あるいは組み合わせからなる文字列としたこ
とを特徴とする。
【0013】つまり、請求項3に係わる電子機器では、
例えば「今日」「明日」「明後日」「来週の何曜日」
「来月の何日」等の文字列からスケジュールとしての日
付が計算されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の電子機器の実施形
態に係わる通信機能を備えた情報端末の電子回路の構成
を示すブロック図である。
【0015】この情報端末は、制御部(CPU)11を
備えている。この制御部(CPU)11は、液晶表示部
12の表示画面上に透明のタブレット13を重ねて構成
したタッチパネル14に対するペンタッチ操作に伴ない
該タブレット13により検出されるタッチ位置信号、あ
るいは時計ユニット15から出力される計時信号、ある
いは通信ユニット16により受信される外部機器からの
受信信号に応じて、ROM17に予め記憶されているシ
ステムプログラムを起動させ、このシステムプログラム
に従って回路各部の動作制御を行なうもので、制御部
(CPU)11には、前記タッチパネル14、時計ユニ
ット15、通信ユニット16、ROM17の他、RAM
18が接続される。
【0016】タッチパネル14は、ペンによりタッチさ
れた位置に対応する電圧信号をタブレット13により発
生し、そのペンタッチ位置に対応する液晶表示部12の
表示画面上でのX,Y座標を検出するもので、このタブ
レット13により検出されたペンタッチ位置の座標デー
タが制御部(CPU)11に与えられることで、制御部
11では、そのときの液晶表示部12に対する表示デー
タに基づきタッチ操作の内容が判断される。
【0017】時計ユニット15は、内蔵される発振回路
による発振信号に基づき計時動作するもので、この時計
ユニット15の計時動作により得られる計時信号が、制
御部(CPU)11に与えられ、現在の日付・時刻デー
タが逐次更新される。
【0018】通信ユニット16は、例えば同種の情報端
末との間あるいはパーソナルコンピュータとの間等、通
信機能を備えた外部の情報機器との間で、データの送信
/受信処理を行なうもので、この通信ユニット16にて
受信復調された外部情報機器からの受信データは、RA
M18内の受信データレジスタに記憶され、また、各種
の動作モードにおいてタッチパネル14に表示させたデ
ータに対し送信を指示すると、当該表示データが通信ユ
ニット16にて変調され外部情報機器に対して送信され
る。
【0019】ROM17には、この情報端末の全体の動
作を司るシステムプログラムが予め記憶されると共に、
スケジュールデータの登録/検索を行なうスケジュール
モード、メモデータの登録/検索を行なうメモモード、
名刺データの登録/検索を行なう名刺モード、電話帳デ
ータの登録/検索を行なう電話帳モード、そしてデータ
受信モードやデータ送信モード等、各種の動作モードを
個々に司るサブプログラムも予め記憶される。
【0020】RAM18には、スケジュールデータが登
録されるスケジュールデータレジスタ、メモデータが登
録されるメモデータレジスタ、名刺データが登録される
名刺データレジスタ、受信されたデータを記憶して保存
する受信データレジスタ等、各種の手帳あるいは通信デ
ータが記憶されるデータレジスタが備えられると共に、
制御部(CPU)11による各回路の制御動作に応じて
入出力される各種のデータが一時的に記憶されるワーク
エリア等が備えられる。
【0021】また、前記ROM17には、時間要素テー
ブルも備えられる。図2は前記通信機能を備えた情報端
末のROM17に備えられる時間要素テーブルの内容を
示す図である。
【0022】この時間要素テーブルには、例えば文書デ
ータ中に用いられる日付や時間を示唆する内容の単語を
時間要素として記憶するもので、「要素1」のテーブル
には、現在の日付に基づきその単語により“日付”その
ものを特定できる単語「昨日」「今日」「明日」「明後
日」が記憶され、「要素2」のテーブルには、現在の日
付に基づきその単語により“週”を特定できる単語「先
週」「今週」「来週」がさらに“日付”を特定できる曜
日データ「日」〜「土」と共に記憶され、また、「要素
3」のテーブルには、現在の日付に基づきその単語によ
り“月”を特定できる単語「先月」「今月」「来月」が
さらに“日付”を特定できる日付データ「1」〜「3
1」と共に記憶される。
【0023】つまり、ある動作モードにて扱われる文書
データに、例えば「要素1」として判断される単語「明
日」が存在する場合には、現在の日付を(+1)するこ
とで日付が特定され、また、例えば「要素2」として判
断される単語「来週」「日曜日」が存在する場合には、
現在の日付から来週の日曜日まで加算することで日付が
特定され、また、例えば「要素3」として判断される単
語「来月」「1日」が存在する場合には、現在の日付が
示す“月”を(+1)して「1日」を付加することで日
付が特定される。
【0024】次に、前記構成による通信機能を備えた情
報端末の動作について説明する。図3は前記通信機能を
備えた情報端末におけるメール表示処理に伴なうタッチ
パネル14でのデータ表示動作を示す図であり、同図
(A)は外部情報機器から電子メールとして受信された
メッセージデータの表示状態を示す図、同図(B)は前
記メッセージデータをスケジュールモードにて取り込ん
だ場合のスケジュールデータの表示状態を示す図であ
る。
【0025】図4は前記通信機能を備えた情報端末によ
るメール表示処理を示すフローチャートである。図5は
前記通信機能を備えた情報端末によるメール表示処理に
伴なう日付要素判断処理を示すフローチャートである。
【0026】通信ユニット16を介して外部情報機器
(例えばパーソナルコンピュータ)から電子メールが受
信され、RAM18内の受信データレジスタに記憶され
た状態で、この受信データレジスタに記憶されたメール
メッセージをタッチパネル14に表示させ、日付を示唆
するデータと思われる文字列をペンタッチで囲んで指示
すると、日付要素判断処理に移行される(ステップS1
→SA)。
【0027】日付要素判断処理が起動されると、まず、
前記ペンタッチにより囲まれて指示されたメールメッセ
ージ内の文字列に、ROM17内の時間要素テーブル
(図2参照)に予め記憶されている「要素1」の単語が
含まれているか否か判断される(ステップA1)。
【0028】ここで、メールメッセージ内に、前記時間
要素テーブルに記憶されている「要素1」の単語(例え
ば「明後日」)が存在すると判断されると、時計ユニッ
ト15からの計時信号に基づき得られる現在の年月日の
“日付”に対し(+2)され、前記「時間要素1」が示
唆する年月日が計算される(ステップA1→A2,A
3)。
【0029】また、前記ペンタッチにより囲まれて指示
されたメールメッセージ内の文字列に、ROM17内の
時間要素テーブル(図2参照)に予め記憶されている
「要素1」の単語は含まれてなく、「要素2」の単語
(例えば「来週」「火曜日」)が存在すると判断される
と、時計ユニット15からの計時信号に基づき得られる
現在の年月日の“日付”に対し来週の火曜日まで日付加
算され、前記「時間要素2」が示唆する年月日が計算さ
れる(ステップA1→A4→A5→A2,A3)。
【0030】また、前記ペンタッチにより囲まれて指示
されたメールメッセージ内の文字列に、ROM17内の
時間要素テーブル(図2参照)に予め記憶されている
「要素1」「要素2」の単語は含まれてなく、「要素
3」の単語(例えば「来月」「3日」)が存在すると判
断されると、時計ユニット15からの計時信号に基づき
得られる現在の年月日の“月”に対し(+1)されると
共に前記「要素3」に伴なう単語「3日」が付加され、
前記「時間要素3」が示唆する年月日が計算される(ス
テップA1→A4→A6→A7→A2,A3)。
【0031】こうして、前記日付要素判断処理によりメ
ールメッセージ内の時間要素に従って、当該メッセージ
をスケジュールとする年月日が得られると、このメール
メッセージの年月日に対応させてスケジュールモードが
起動され、RAM18内のスケジュールデータレジスタ
に記憶されている対応する日付のスケジュールデータが
取り出され、タッチパネル14に表示される(ステップ
SA,S2→S3,S4,S5)。
【0032】すると、前記日付要素判断処理により得ら
れた年月日に対応するスケジュールデータの表示画面に
おいて、前記受信データレジスタに記憶されているメー
ルメッセージが取り込まれ新たなスケジュールデータと
して共に表示される(ステップS6)。
【0033】これにより、電子メール等により得られた
メッセージデータをそのままスケジュールデータとして
取り込み、RAM18内のスケジュールデータレジスタ
に登録することができる。
【0034】一方、前記図5における日付要素判断処理
において、受信表示されたメールメッセージ内に前記R
OM17内の時間要素テーブル(図2参照)に記憶され
ている「要素1」「要素2」「要素3」の何れに対応す
る単語も存在しないと判断された場合(ステップA1→
A4→A6→A8)、あるいは「要素2」に対応する
“週”を示す単語は存在するものの“曜日”を示す単語
が存在しないと判断された場合(ステップA1→A4→
A5→A8)、あるいは「要素3」に対応する“月”を
示す単語は存在するものの“日”を示す単語が存在しな
いと判断された場合(ステップA1→A4→A6→A7
→A8)には、その何れの場合にもメールメッセージに
対応する日付の特定は不可能として処理されるので、図
4におけるメール表示処理では「要素なし」と判断さ
れ、スケジュールモードへの遷移は行なわれず、前記メ
ールメッセージの表示状態のままとなる(ステップS
A,S2→Nop)。
【0035】すなわち、例えば通信ユニット16を介し
てメールメッセージが受信されRAM18内の受信デー
タレジスタに記憶され、この受信データレジスタに記憶
されたメールメッセージが、図3(A)に示すように、
タッチパネル14に表示された状態で、ユーザが前記タ
ッチパネル14に対するペンタッチ操作により、当該メ
ールメッセージに関する日付を示唆すると思われる文字
列「来週の火曜日」を囲んて指定すると(ステップS
1)、ROM17内の時間要素テーブル(図2参照)に
予め記憶されている「要素2」に対応する単語「来週」
が存在すると判断される(ステップA4)と共に、“曜
日”に対応する単語「火曜」も存在すると判断され(ス
テップA5)、現在の年月日データに基づき、メールメ
ッセージの年月日の特定のための計算処理が行なわれる
(ステップA2,A3)。
【0036】ここで、例えば制御部(CPU)11にて
得られるメールメッセージ受信の際の現在の年月日が
「1996年2月24日」である場合には、メールメッ
セージに存在する「要素2」の文字列「来週」「火曜」
に対応して計算された年月日は「1996年2月27
日」として特定されるので、図3(B)に示すように、
スケジュールモードが起動されてRAM18内のスケジ
ュールデータレジスタに記憶されている特定年月日「1
996年2月27日」のスケジュールデータが読み出さ
れてタッチパネル14に表示され(ステップS2→S3
〜S5)、さらに、前記メールメッセージが取り込ま
れ、「1996年2月27日」のスケジュールデータと
して共に表示されるようになる(ステップS6)。
【0037】これにより、電子メールとして受信された
メッセージデータ「来週の火曜日15:00から定例会
議をします。」を、対応する日付「1996年2月27
日」のスケジュールデータとして直接取り込み、登録す
ることができようになる。
【0038】したがって、前記構成の通信機能を備えた
情報端末によれば、通信ユニット16を介して受信され
たメールメッセージがRAM18内の受信データレジス
タに記憶され、タッチパネル14に表示された状態で、
当該メールメッセージに含まれる当該メッセージに関す
る日付を示唆すると思われる文字列をペンタッチして指
定すると、その指定された文字列内に「明日」「明後
日」「今週の何曜日」「来週の何曜日」「今月の何日」
「来月の何日」等の時間要素が存在するか否かが判断さ
れ、当該時間要素が存在する場合には、時計ユニット1
5からの計時信号に基づき得られる現在の年月日に基づ
き前記時間要素から前記メールメッセージに関する年月
日が特定され、スケジュールモードが起動されて対応す
る年月日のスケジュールデータとして直接取り込まれて
表示されるので、従来のように、受信されたメールメッ
セージをユーザ自身で覚えておくか紙等に記録してお
き、スケジュールモードを起動させて対応する日付のス
ケジュールデータとして再入力する等の面倒な操作を行
なう必要はなく、容易にスケジュールデータとして取り
込んで登録することができる。
【0039】なお、前記実施の形態では、ROM17内
に時間要素テーブル(図2参照)を備えさせ、メールメ
ッセージに含まれる時間要素の内容に応じて、現在の年
月日に基づきメールメッセージに関する年月日を計算し
て特定する構成としたが、メールメッセージに含まれる
時間要素に対応させて定められる補正値をテーブルデー
タとして予め記憶しておき、現在の年月日に単純に補正
値を加算あるいは減算することで、メールメッセージに
関する年月日を特定する構成としてもよい。
【0040】図6は本発明の他の実施形態として前記通
信機能を備えた情報端末のROM17に記憶される時間
要素補正値テーブルを示す図である。すなわち、各時間
要素が表わす意味を、年,月,日それぞれに対応させた
数値として記憶させておき、この数値を補正値として現
在の年月日に加算あるいは減算することで、容易にスケ
ジュールデータとしての年月日を特定することができ
る。
【0041】また、前記実施の形態では、電子メールと
して受信されたメールメッセージをスケジュールデータ
として取り込む場合について説明したが、例えばメモモ
ードにて扱われるメモデータやその他の動作モードで扱
われるデータであっても、そのデータに内に前記時間要
素が含まれていれば、前記同様の処理により、容易にス
ケジュールデータとして取り込んで登録することができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る電子機器によれば、任意の動作モードにおけるデータ
表示画面にて表示される当該動作モードで扱われる文字
列データから時間要素が取り出され、この取り出された
時間要素に応じて当該時間要素に対応する日付が求めら
れ、前記データ表示画面にて表示された文字列データに
含まれる時間要素に対応する日付が求められた際には、
スケジュールデータを管理するためのスケジュールモー
ドが起動され、当該時間要素を含む文字列データが対応
する日付のスケジュールデータとして取り込まれるの
で、任意のモードにて扱われるスケジュール性のデータ
をそのまま正規のスケジュールデータとして取り込み登
録できるようになる。
【0043】また、本発明の請求項2に係わる電子機器
によれば、通信モードにて受信されたスケジュール性の
メールメッセージデータをそのまま正規のスケジュール
データとして取り込み登録できるようになる。
【0044】また、本発明の請求項3に係わる電子機器
によれば、例えば「今日」「明日」「明後日」「来週の
何曜日」「来月の何日」等の文字列からスケジュールと
しての日付が計算されるようになる。
【0045】よって、スケジュールモード以外の動作モ
ードにて管理されるスケジュール関連のデータを、対応
する日付のスケジュールデータとして容易に取り込み登
録することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施形態に係わる通信機能
を備えた情報端末の電子回路の構成を示すブロック図。
【図2】前記通信機能を備えた情報端末のROMに備え
られる時間要素テーブルの内容を示す図。
【図3】前記通信機能を備えた情報端末におけるメール
表示処理に伴なうタッチパネルでのデータ表示動作を示
す図であり、同図(A)は外部情報機器から電子メール
として受信されたメッセージデータの表示状態を示す
図、同図(B)は前記メッセージデータをスケジュール
モードにて取り込んだ場合のスケジュールデータの表示
状態を示す図。
【図4】前記通信機能を備えた情報端末によるメール表
示処理を示すフローチャート。
【図5】前記通信機能を備えた情報端末によるメール表
示処理に伴なう日付要素判断処理を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の他の実施形態として前記通信機能を備
えた情報端末のROMに記憶される時間要素補正値テー
ブルを示す図。
【符号の説明】
11 …制御部(CPU)、 12 …液晶表示部、 13 …透明タブレット、 14 …タッチパネル、 15 …時計ユニット、 16 …通信ユニット、 17 …ROM、 18 …RAM。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の文字列データがそれぞれ独立
    した動作モードにおいて別々に扱われる電子機器におい
    て、 任意の動作モードにおけるデータ表示画面にて表示され
    る当該動作モードで扱われる文字列データから時間要素
    を取り出す時間要素抽出手段と、 この時間要素抽出手段により取り出された時間要素に応
    じて当該時間要素に対応する日付を求める日付計算手段
    と、 この日付計算手段により前記データ表示画面にて表示さ
    れた文字列データに含まれる時間要素に対応する日付が
    求められた際に、スケジュールデータを管理するための
    スケジュールモードを起動し、当該時間要素を含む文字
    列データを対応する日付のスケジュールデータとして取
    り込むスケジュール取り込み手段とを具備したことを特
    徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記任意の動作モードにおけるデータ表
    示画面は、通信モードにおいて受信された電子メールデ
    ータの表示画面であることを特徴とする請求項1記載の
    電子機器。
  3. 【請求項3】 前記時間要素は、年,月,週,日,曜日
    の何れか1つを含む文字列あるいは組み合わせからなる
    文字列であることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の電子機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6968361B2 (en) 2000-08-30 2005-11-22 Nec Corporation Method of transmitting and receiving electronic mail and communication terminal

Cited By (1)

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US6968361B2 (en) 2000-08-30 2005-11-22 Nec Corporation Method of transmitting and receiving electronic mail and communication terminal

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