JPH09237233A - 通信システム及びデータ通信方法 - Google Patents

通信システム及びデータ通信方法

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JPH09237233A
JPH09237233A JP8043657A JP4365796A JPH09237233A JP H09237233 A JPH09237233 A JP H09237233A JP 8043657 A JP8043657 A JP 8043657A JP 4365796 A JP4365796 A JP 4365796A JP H09237233 A JPH09237233 A JP H09237233A
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JP8043657A
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English (en)
Inventor
Katsuhisa Yano
勝久 矢野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端末操作者がデータ形式変換を行ったり、ある
いは、端末側プログラムにデータ形式変換機能を実装さ
せなくとも、サーバコンピュータから提供されるデータ
を所望の形式で受信して表示等に利用する。 【解決手段】サーバコンピュータ1−0側で携帯情報端
末3−0の処理可能な各データ形式をデータ形式情報記
憶部1−4に保持しておき、送信要求されたデータを上
記保持された各データ形式のいずれかのデータ形式に変
換して送信する。これにより、携帯情報端末3−0はサ
ーバコンピュータ1−0から提供されるデータを所望の
形式で受信して表示等に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、次世代オフィスシ
ステムに用いられる通信システムに係り、特にデータ形
式の異なる情報処理装置間でデータ通信を行う場合に用
いて好適な通信システム及びデータ通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、通信システムで用いられるよう
な携帯情報端末では、画面の大きさやプログラム処理速
度、記憶装置の容量などの面で通常の情報処理装置と比
べて劣っている。このため、携帯情報端末上で実行可能
なプログラムも限られており、通常の情報処理装置上の
プログラムで作成された各種のデータを携帯情報端末上
のプログラムで処理することができないということがあ
った。
【0003】これを解決する手段として、従来は、携帯
情報端末の操作者がデータ形式変換プログラムを実行し
てデータ形式を変換してからプログラムで処理させた
り、あるいは、各プログラム内で独自に変換プログラム
を実装したりしていた。しかしながら、このような方法
では、操作者の手間がかかったり、各プログラムが実装
している変換プログラムで処理可能なデータ形式以外は
処理できないという問題があった。
【0004】また、携帯情報端末が処理可能なデータ形
式であっても、複雑なデータ形式の場合には、データの
サイズが大きくなるため、公衆網などを利用したデータ
通信では通信にかかる時間や費用が大きくなる問題があ
った。この場合、携帯情報端末上で実行するプログラム
では、ハードウェア的な制限から、例えばイメージやグ
ラフィックスなどのデータは必要しないため、これらの
データを含んだデータ形式は冗長となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無線通信機能を備えた
携帯情報端末とオフィス内のサーバコンピュータとが通
信ネットワークで接続された通信システムにおいて、携
帯情報端末で遠隔地にあるサーバコンピュータ上のデー
タを利用する際に、そのデータが携帯情報端末上のプロ
グラムで処理できない場合には、端末操作者がデータ形
式変換プログラムを導入してデータ形式の変換を行なっ
たり、あるいは、各プログラムが独自にデータ形式変換
機能を実装する必要があった。こういった方法では、次
のような問題があった。
【0006】(1)操作者がデータ形式変換を行なう場
合、データ形式変換プログラムを携帯情報端末に導入す
るためのコストと、操作者が手作業で変換を行なう手間
がかかっていた。また、携帯情報端末では、ハードウェ
ア的な資源の制限からデータ形式変換プログラムの導入
ができないこともあった。
【0007】(2)携帯情報端末上の各プログラムが独
自にデータ形式変換機能を実装している場合、変換可能
なデータ形式が限られており、処理できないことがあっ
た。この場合、上記のように操作者がデータ形式変換プ
ログラムを導入し、手作業で変換プログラムを実行する
必要があった。
【0008】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、次のような利点を持った携帯情報端末と遠隔地の
サーバコンピュータとの間のデータ通信を実現可能な通
信システム及びデータ通信方法を提供することを目的と
する。
【0009】・携帯情報端末の操作者が直接作業を行な
わずにデータ形式の変換を行なうことができる。 ・携帯情報端末上のプログラムが処理できないデータ形
式であっても、自動的に処理可能なデータ形式に変換し
てくれる。
【0010】・遠隔地の処理能力の高いサーバコンピュ
ータでデータ形式を変換することにより、携帯情報端末
でのデータ形式変換にかかるコストや負荷をなくすこと
ができる。
【0011】・あるデータ形式が複数のデータ形式へ変
換可能な場合、その目的に合わせて変換後のデータ形式
を選択することができる。 ・携帯情報端末が使用するデータの情報を特定すること
により、データ形式変換時に携帯情報端末が扱わない冗
長なデータを落とし、送信データのサイズを小さくして
通信時間や通信料金を減らすことができる。
【0012】・サーバコンピュータ側のデータ形式変換
によって生成可能なデータに仮想的なデータの名前を付
け携帯情報端末側から参照できるようにすることによ
り、データ形式変換によって生成されるデータも実在す
るデータと同様に扱うことができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、携帯情報端末とサーバコンピュータと
が通信ネットワークを介して接続され、上記サーバコン
ピュータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュー
タ上のデータを送信することにより、上記携帯情報端末
上においてそのデータの利用を図る通信システムにおい
て、上記サーバコンピュータに、上記携帯情報端末が処
理可能なデータ形式を複数保持する形式保持手段と、上
記携帯情報端末への送信を要求された指定データの形式
が上記形式保持手段に保持された各データ形式のいずれ
かと一致するか否かを判定する形式判定手段と、この形
式判定手段によってデータ形式が一致しないと判定され
た場合に上記指定データを上記形式保持手段に保持され
た各データ形式のいずれかに変換する形式変換手段と、
この形式変換手段によって変換された上記指定データ、
あるいは、上記形式判定手段によってデータ形式が一致
すると判定された場合には上記指定データをそのままの
形式で上記携帯情報端末に送信する通信制御手段とを具
備したものである。
【0014】このような構成によれば、サーバコンピュ
ータ側で携帯情報端末の処理可能なデータ形式を保持
し、携帯情報端末の指定したデータをそのデータ形式に
変換して送信する。これにより、携帯情報端末は、サー
バコンピュータから提供されるデータを所望の形式で受
信でき、表示等に利用することができる。
【0015】(2)本発明は、携帯情報端末とサーバコ
ンピュータとが通信ネットワークを介して接続され、上
記サーバコンピュータから上記携帯情報端末に上記サー
バコンピュータ上のデータを送信することにより、上記
携帯情報端末上においてそのデータの利用を図る通信シ
ステムにおいて、上記携帯情報端末に、上記サーバコン
ピュータが変換可能な各データ形式を取得する形式取得
手段と、この形式取得手段によって得られた各データ形
式の中から上記携帯情報端末が処理可能なデータ形式を
選択する形式選択手段とを具備し、上記サーバコンピュ
ータに、上記携帯情報端末への送信を要求された指定デ
ータの形式が上記携帯情報端末の上記形式選択手段によ
って選択されたデータ形式と一致するか否かを判断する
判断手段と、この判断手段によって形式データが一致し
ないと判断された場合に上記指定データを上記形式選択
手段によって選択されたデータ形式に変換する形式変換
手段と、この形式変換手段によって変換された上記指定
データ、あるいは、上記判断手段によって形式データが
一致すると判断された場合には上記指定データをそのま
まの形式で上記携帯情報端末に送信する通信制御手段と
を具備したものである。
【0016】このような構成によれば、サーバコンピュ
ータが変換可能な各データ形式を携帯情報端末が取得し
て、その中から処理可能なデータ形式を指定することが
できる。これにより、サーバコンピュータ上のデータを
所望のデータ形式で受信して、表示等に利用することが
できる。
【0017】(3)本発明は、携帯情報端末とサーバコ
ンピュータとが通信ネットワークを介して接続され、上
記サーバコンピュータから上記携帯情報端末に上記サー
バコンピュータ上のデータを送信することにより、上記
携帯情報端末上においてそのデータの利用を図る通信シ
ステムにおいて、上記携帯情報端末に、上記サーバコン
ピュータが有する各データ毎にデータ形式変換によって
生成可能な仮想データのデータ名を取得する仮想データ
名取得手段と、この仮想データ名取得手段によって得ら
れた仮想データ名から各データのデータ形式を判断し、
必要なデータを上記サーバコンピュータに要求するデー
タ要求手段とを具備し、上記サーバコンピュータに、上
記携帯情報端末への送信を要求された指定データが実在
するか否かを判断する判断手段と、この判断手段によっ
て上記指定データが実在しないと判断された場合に上記
指定データをそのデータに対応する上記仮想データ名が
示すデータ形式に変換する形式変換手段と、この形式変
換手段によって変換された上記指定データ、あるいは、
上記判断手段によって上記指定データが実在すると判断
された場合には上記指定データをそのままの形式で上記
携帯情報端末に送信する通信制御手段とを具備したもの
である。
【0018】このような構成によれば、サーバコンピュ
ータがデータ形式変換により生成可能な仮想データのデ
ータ名を携帯情報端末が取得し、その仮想データのデー
タ名から各データのデータ形式を判断し、所望のデータ
形式をサーバコンピュータに知らせることができる。こ
れにより、サーバコンピュータ上のデータを所望のデー
タ形式で受信して、表示等に利用することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
る通信システムの構成を示す図である。サーバコンピュ
ータ1−0と携帯情報端末3−0は公衆網2を介して接
続され、互いにデータの送受信を行う。サーバコンピュ
ータ1−0は、オフィス内に設けられた図示せぬLAN
(Local Area Network)に接続され、サービスを提供す
る側の情報処理装置として用いられる。携帯情報端末3
−0は、例えばPHS(personal handyphone )機能付
きPDA(personal digital assistans)のような情報
処理装置からなる。公衆網2は、電話網等からなる。
【0020】ここで、第1の実施形態において、サーバ
コンピュータ1−0は、データ通信制御部1−1、デー
タ形式判定部1−2、データ形式変換部1−3、データ
形式情報記憶部1−4、データ記憶部1−5、情報量損
失度記憶部1−6を有して構成される。
【0021】データ通信制御部1−1は、公衆網2を介
して携帯情報端末3−0とのデータ通信を行う。データ
形式判定部1−2は、携帯情報端末3−0にて指定され
たデータの形式がデータ形式情報記憶部1−4に保持さ
れた各データ形式のいずれかと一致するか否かを判定す
る。データ形式変換部1−3は、データの形式を他の形
式に変換するためのデータ形式変換を行う。データ形式
情報記憶部1−4は、携帯情報端末3−0が処理可能な
データ形式を複数保持する。データ記憶部1−5は、サ
ーバコンピュータ1−0が有する各種データを記憶して
いる。情報量損失度記憶部1−6は、データ形式情報記
憶部1−4に保持された各データ形式毎にサーバコンピ
ュータ1−0上のデータの形式をそれらのデータ形式に
変換したときの情報量損失度を保持する。
【0022】一方、携帯情報端末3−0は、データ通信
制御部3−1、プログラム処理部3−2、データ表示部
3−3、データ形式情報記憶部3−4、データ必須情報
記憶部3−5を有して構成される。
【0023】データ通信制御部3−1は、公衆網2を介
してサーバコンピュータ1−0とのデータ通信を行う。
プログラム処理部3−2は、プログラム処理を行う。デ
ータ表示部3−3は、例えばLCD (Liquid Crystal D
isplay) 等の表示装置からなり、データの表示を行う。
データ形式情報記憶部3−4は、携帯情報端末3−0が
処理可能なデータ形式を複数保持する。データ必須情報
記憶部3−5は、各種データの中で携帯情報端末3−0
が必要なデータの種類を記憶している。
【0024】このような構成において、携帯情報端末3
−0は公衆網2を利用して遠隔地にあるサーバコンピュ
ータ1−0とデータ通信を行なう。この携帯情報端末3
−0のデータ形式情報記憶部3−4には、携帯情報端末
3−0上のプログラムが処理可能なデータ形式のリスト
情報が含まれている。このデータ形式としては、例えば
「テキスト」形式、「一太郎」形式、「ルポ」形式など
の様々な種類があり、機種毎にそれらを扱える形式が異
なる。
【0025】データ通信を行なうに際し、携帯情報端末
3−0は公衆網2を経由してサーバコンピュータ1−0
に接続する。接続後、携帯情報端末3−0は上記データ
形式情報記憶部3−4に記憶された自身の処理可能なデ
ータ形式を示すリスト情報をデータ通信制御部3−1に
よりサーバコンピュータ1−0に送信する。サーバコン
ピュータ1−0は、この送信されたデータ形式のリスト
情報を各端末毎にデータ形式情報記憶部1−4に保持し
ておく。
【0026】ここで、データ形式のリスト情報をサーバ
コンピュータ1−0に送信する時期としては、次のよう
な例がある。 (1)携帯情報端末3−0とサーバコンピュータ1−0
がケーブルによって直接接続される時、あるいは、LA
Nなどの高速な通信路を介して接続されている時。
【0027】(2)携帯情報端末3−0が遠隔地のサー
バコンピュータ1−0に接続後、データの送信を要求す
る時。前者(1)の方法は、例えばオフィス内に携帯情
報端末3−0があるときに(ネットワーク構築時)、そ
の携帯情報端末3−0が処理可能なデータ形式を予め登
録しておく方法である。これに対し、後者(2)の方法
は、例えばオフィス外に携帯情報端末3−0があるとき
に、その携帯情報端末3−0がデータ送信要求を行なう
毎に処理可能なデータ形式を逐次送信する方法である。
この(2)の方法では、データ送信要求時に必要に応じ
てデータ形式を適宜変更することができるため、データ
の形式をきめ細かく指定することができる。
【0028】次に、第1の実施形態の動作を説明する。
図2は第1の実施形態における携帯情報端末3−0とサ
ーバコンピュータ1−0のデータ通信処理の動作を示す
フローチャートである。上述したように、まず、携帯情
報端末3−0から処理可能なデータ形式のリスト情報が
サーバコンピュータ1−0に送られ(ステップA1
1)、サーバコンピュータ1−0はこのデータ形式のリ
スト情報を受信することにより(ステップB11)、デ
ータ形式情報記憶部1−4に格納する(ステップB1
2)。
【0029】ここで、携帯情報端末3−0はサーバコン
ピュータ1−0上のデータが必要になると、そのデータ
名をデータ通信制御部3−1によりサーバコンピュータ
1−0に送信する(ステップA12)。
【0030】サーバコンピュータ1−0側のデータ通信
制御部1−1が携帯情報端末3−0からのデータの送信
要求を受信すると(ステップB13)、指定されたデー
タの形式を調べ、これがデータ形式情報記憶部1−4に
格納されている各データ形式のいずれかと一致するか否
かの判定をデータ形式判定部1−2に指示する(ステッ
プB14)。
【0031】その結果、データ形式判定部1−2が一致
すると判定した場合には(ステップB15のYes)、
データ通信制御部1−1は当該データをそのままの形式
で携帯情報端末3−0に送信する(ステップB19)。
【0032】一方、データ形式判定部1−2が一致しな
いと判定した場合には(ステップB15のNo)、デー
タ通信制御部1−1はデータ形式変換部1−3を通じて
当該データの形式をデータ形式情報記憶部1−4に格納
されている各データ形式のいずれかに変換する(ステッ
プB16,B17)。
【0033】ここで、データ形式変換部1−3がデータ
形式を変換する際に、複数のデータ形式に変換可能な場
合、変換後のデータ形式を選択する方法として、次のよ
うな例がある。
【0034】(1)情報量損失度記憶部1−6に記憶さ
れた各データ形式毎の情報量損失度を参照し、情報量損
失の最も少ないデータ形式を選択する。 (2)変換後のデータ量が最も小さいデータ形式を選択
する。
【0035】(3)携帯情報端末3−0がサーバコンピ
ュータ1−0に対してサーバコンピュータ1−0上のデ
ータの送信を要求する際に、データ必須情報記憶部3−
5に記憶されたデータ必須情報をサーバコンピュータ1
−0に対して送信する。データ形式変換部1−3はこの
データ必須情報を参照し、携帯情報端末3−0が必要と
する情報を維持する範囲でデータ量が最も少なくなるよ
うなデータ形式を選択する。
【0036】このデータ必須情報の具体例としては、次
のようなものがある。 ・テキスト、図形、イメージ、動画などの必要なデータ
の種類 ・最低限必要とする色の数 ・動画データにおける単位秒当りの必要なコマ数 ・イメージデータにおける解像度やデータの大きさ ・罫線、下線、反転等の必要なテキストの修飾情報 しかして、データ通信制御部1−1は変換後のデータと
そのときのデータ形式を携帯情報端末3−0に送信する
(ステップB18)。
【0037】携帯情報端末3−0はサーバコンピュータ
1−0からデータとそのデータ形式を受信すると、プロ
グラム処理部3−2により当該データの表示やその他の
利用を図る(ステップA13)。
【0038】このように、サーバコンピュータ1−0側
で携帯情報端末3−0の処理可能なデータ形式を判断
し、携帯情報端末3−0の指定したデータをそのデータ
形式に変換して送信するようにしたため、携帯情報端末
1−0では、従来のように端末操作者がデータ形式変換
を行ったり、あるいは、端末側プログラムにデータ形式
変換機能を実装させなくとも、サーバコンピュータ1−
0から提供されるデータを所望の形式で受信することに
より、表示等に利用することができる。
【0039】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。図3は本発明の第2の実施形態に
係る通信システムの構成を示す図である。サーバコンピ
ュータ11−0と携帯情報端末13−0は公衆網12を
介して接続され、互いにデータの送受信を行う。サーバ
コンピュータ11−0は、オフィス内に設けられた図示
せぬLAN(Local Area Network)に接続され、サービ
スを提供する側の情報処理装置として用いられる。携帯
情報端末13−0は、例えばPHS(personal handyph
one )機能付きPDA(personal digital assistans)
のような情報処理装置からなる。公衆網12は、電話網
等からなる。
【0040】ここで、第2の実施形態において、サーバ
コンピュータ11−0は、データ通信制御部11−1、
データ形式変換部11−2、データ記憶部11−3、デ
ータ形式変換情報記憶部11−4、情報量損失度記憶部
11−5を有して構成される。
【0041】データ通信制御部11−1は、公衆網12
を介して携帯情報端末13−0とのデータ通信を行う。
データ形式変換部11−2は、データの形式を他の形式
に変換するためのデータ形式変換を行う。データ記憶部
11−3は、サーバコンピュータ11−0が有する各種
データを記憶している。データ形式変換情報記憶部11
−4は、サーバコンピュータ11−0上でデータ形式変
換を行なうことのできる変換元と変換後のデータ形式の
組み合わせ情報を保持している。情報量損失度記憶部1
1−5には、サーバコンピュータ11−0上のデータ形
式変換によってどういった種類の情報がどういった割合
で失われるかの情報を保持している。
【0042】一方、携帯情報端末13−0は、データ通
信制御部13−1、プログラム処理部13−2、データ
表示部13−3、データ形式選択部13−4、データ形
式変換情報記憶部13−5、情報量損失度記憶部13−
6を有して構成される。
【0043】データ通信制御部13−1は、公衆網12
を介してサーバコンピュータ11−0とのデータ通信を
行う。プログラム処理部13−2は、プログラム処理を
行う。データ表示部13−3は、例えばLCD (Liquid
Crystal Display) 等の表示装置からなり、データの表
示を行う。データ形式選択部13−4は、データ形式変
換情報記憶部13−5および情報量損失度記憶部13−
6を参照してデータ形式を選択する。データ形式変換情
報記憶部13−5は、サーバコンピュータ11−0から
送信されたデータ形式変換情報を保持する。情報量損失
度記憶部13−6は、サーバコンピュータ11−0から
送信された情報量損失度を保持する。
【0044】このような構成において、携帯情報端末1
3−0は公衆網12を利用して遠隔地のサーバコンピュ
ータ11−0とデータ通信を行なう。データ形式変換情
報記憶部11−4には、サーバコンピュータ11−0上
でデータ形式変換を行なうことのできる変換元と変換後
のデータ形式の組み合わせ情報が含まれている。また、
情報量損失度記憶部11−5には、サーバコンピュータ
11−0上のデータ形式変換によってどういった種類の
情報がどういった割合で失われるかの情報が含まれてい
る。
【0045】これらのデータ形式変換情報および情報量
損失度は、次のような時期にデータ通信制御部11−1
を介して携帯情報端末13−0に送信され、データ形式
変換情報記憶部13−5および情報量損失度記憶部13
−6に保持される。
【0046】(1)携帯情報端末13−0とサーバコン
ピュータ11−0がケーブルによって直接接続される
時、あるいは、LANなどの高速な通信路を介して接続
されている時。
【0047】(2)携帯情報端末13−0が遠隔地のサ
ーバコンピュータ11−0に接続後、データの送信を要
求する時。次に、第2の実施形態の動作を説明する。
【0048】図4は第2の実施形態における携帯情報端
末13−0とサーバコンピュータ11−0のデータ通信
処理の動作を示すフローチャートである。上述したよう
に、まず、データ通信に際し、サーバコンピュータ11
−0から携帯情報端末13−0にデータ形式変換情報お
よび情報量損失度が送信され(ステップD11)、携帯
情報端末13−0はそれらの情報を受信することにより
(ステップC11)、データ形式変換情報記憶部13−
5および情報量損失度記憶部13−6に格納する(ステ
ップC12)。
【0049】ここで、携帯情報端末13−0はサーバコ
ンピュータ11−0上のデータが必要になると、そのデ
ータ名をデータ通信制御部13−1によりサーバコンピ
ュータ11−0に送信し、指定したデータのデータ形式
の送信を要求する(ステップC13)。
【0050】サーバコンピュータ11−0側のデータ通
信制御部11−1は携帯情報端末13−0からデータ形
式の通知要求を受けると(ステップD12)、指定され
たデータのデータ形式を調べ、それを携帯情報端末13
−0に送信する(ステップD13)。
【0051】データ通信制御部13−1はサーバコンピ
ュータ11−0からデータ形式を受信すると、それをデ
ータ形式選択部13−4に出力する(ステップC1
4)。データ形式選択部13−4は、データ形式変換情
報記憶部13−5に保持されているデータ形式変換情報
および情報量損失度記憶部13−6に保持されている情
報量損失度をもとに、携帯情報端末13−0が処理可能
なデータ形式を選択する(ステップC15)。
【0052】このようにしてデータ形式が選択される
と、データ通信制御部13−1は送信を要求するデータ
のデータ名と上記選択されたデータ形式をサーバコンピ
ュータ11−0に送信する(ステップC16)。
【0053】サーバコンピュータ11−0側のデータ通
信制御部11−1が携帯情報端末13−0からのデータ
の送信要求を受信すると(ステップD14)、指定され
たデータの形式を調べる(ステップD15)。その結
果、指定されたデータの形式が携帯情報端末13−0が
指定したデータ形式と同じ場合には(ステップD16の
Yes)、データ通信制御部11−1は当該データをそ
のままの形式で携帯情報端末13−0に送信する(ステ
ップD19)。
【0054】一方、指定されたデータの形式が携帯情報
端末13−0が指定したデータ形式と異なる場合には
(ステップD16のNo)、データ通信制御部11−1
はデータ形式変換部11−2を通じて当該データを携帯
情報端末13−0が指示したデータ形式に変換する(ス
テップD17)。そして、データ通信制御部11−1は
その変換後のデータとそのときのデータ形式を携帯情報
端末13−0に送信する(ステップD18)。
【0055】携帯情報端末13−0はサーバコンピュー
タ11−0からデータとそのデータ形式を受信すると、
プログラム処理部13−2により当該データの表示やそ
の他の利用を図る(ステップC17)。
【0056】このように、サーバコンピュータ11−0
が変換可能な各データ形式を携帯情報端末13−0に送
信するようにしたため、携帯情報端末13−0側では、
その中から処理可能なデータ形式を指定することがで
き、その結果、サーバコンピュータ11−0上のデータ
を所望のデータ形式で受信して、表示等に利用すること
ができる。
【0057】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を説明する。図5は本発明の第3の実施形態に
係る通信システムの構成を示す図である。サーバコンピ
ュータ21−0と携帯情報端末23−0は公衆網22を
介して接続され、互いにデータの送受信を行う。サーバ
コンピュータ21−0は、オフィス内に設けられた図示
せぬLAN(Local Area Network)に接続され、サービ
スを提供する側の情報処理装置として用いられる。携帯
情報端末23−0は、例えばPHS(personal handyph
one )機能付きPDA(personal digital assistans)
のような情報処理装置からなる。公衆網22は、電話網
等からなる。
【0058】ここで、第3の実施形態において、サーバ
コンピュータ21−0は、データ通信制御部21−1、
データ形式変換部21−2、データ記憶部21−3、デ
ータ形式変換情報記憶部21−4を有して構成される。
【0059】データ通信制御部21−1は、公衆網22
を介して携帯情報端末23−0とのデータ通信を行う。
データ形式変換部21−2は、データの形式を他の形式
に変換するためのデータ形式変換を行う。データ記憶部
21−3は、サーバコンピュータ21−0が有する各種
データを記憶しており、各データにはデータ形式を表す
拡張子を含んだデータ名が付いている。データ形式変換
情報記憶部21−4は、サーバコンピュータ21−0上
でデータ形式変換を行なうことのできる変換元と変換後
のデータ形式の組み合わせ情報を保持している。
【0060】一方、携帯情報端末23−0は、データ通
信制御部23−1、プログラム処理部23−2、データ
表示部23−3を有して構成される。データ通信制御部
23−1は、公衆網22を介してサーバコンピュータ2
1−0とのデータ通信を行う。プログラム処理部23−
2は、プログラム処理を行う。データ表示部23−3
は、例えばLCD (Liquid Crystal Display) 等の表示
装置からなり、データの表示を行う。
【0061】このような構成において、携帯情報端末2
3−0は公衆網22を利用して遠隔地のサーバコンピュ
ータ21−0とデータ通信を行なう。サーバコンピュー
タ21−0のデータ記憶部21−3に保持された各デー
タには、データ形式を表す拡張子を含んだデータ名が付
いている。また、データ形式変換情報記憶部21−4に
は、サーバコンピュータ21−0上でデータ形式変換を
行なうことのできる変換元と変換後のデータ形式の組み
合わせ情報が含まれている。
【0062】次に、第3の実施形態の動作を説明する。
図7は第2の実施形態における携帯情報端末23−0と
サーバコンピュータ21−0のデータ通信処理の動作を
示すフローチャートである。まず、データ通信に際し、
携帯情報端末23−0からサーバコンピュータ21−0
上のデータの一覧要求が送信される(ステップE1
1)。サーバコンピュータ21−0はその要求を受信す
ることにより(ステップF11)、実在する各データ
(データ記憶部21−3に保持された各データ)の形式
を調べる(ステップF12)。そして、サーバコンピュ
ータ21−0は、これらのデータ形式とデータ形式変換
情報記憶部21−4に記憶されたデータ形式変換情報に
基づいて、データ形式変換によって生成可能なデータの
一覧を作成し、その実在するデータのデータ名の中の拡
張子の部分をデータ形式変換によって生成可能なデータ
形式に合わせて変更した仮想データ名の一覧を作成する
(ステップF13)。
【0063】図6に実在するデータのデータ名の一覧と
データ形式変換によって生成可能なデータ形式に合わせ
て変更した仮想データ名の一覧を示す。データ通信制御
部21−1はこのデータ名の一覧を携帯情報端末23−
0に送信する(ステップF14)。
【0064】携帯情報端末23−0はこのデータ名の一
覧を受信すると(ステップE12)、データ表示部23
−3に表示する(ステップE13)。これにより、携帯
情報端末23−0の操作者は表示部23−3に表示され
たデータ名の拡張子からデータ形式を判断し、必要なデ
ータを選択する(ステップE14)。データ通信制御部
23−1は、操作者が選択したデータ名を指定して、サ
ーバコンピュータ21−0に対してデータの送信要求を
行う(ステップE15)。
【0065】サーバコンピュータ21−0のデータ通信
制御部21−1が携帯情報端末23−0からのデータの
送信要求を受信すると(ステップF15)、指定された
データが実在するデータか否かを判断する(ステップF
16)。その結果、実在するデータである場合には(ス
テップF16のYes)、データ通信制御部21−1は
当該データをそのままの形式で携帯情報端末23−0に
送信する(ステップF19)。
【0066】一方、実在するデータでない場合、すなわ
ち、データ形式変換によって生成されるデータの場合に
は(ステップF16のNo)、データ通信制御部21−
1はデータ形式変換部21−2を通じて当該データをそ
の拡張子が示すデータ形式に変換する(ステップF1
7)。そして、データ通信制御部21−1は変換後のデ
ータとそのときのデータ形式を携帯情報端末23−0に
送信する(ステップF18)。
【0067】携帯情報端末23−0はサーバコンピュー
タ21−0からデータとそのデータ形式を受信すると、
プログラム処理部23−2により当該データの表示やそ
の他の利用を図る(ステップE17)。
【0068】このように、サーバコンピュータ21−0
側でデータ形式変換により生成可能な仮想データのデー
タ名を作成し、携帯情報端末23−0に送信するように
したため、携帯情報端末23−0の操作者はその仮想デ
ータのデータ名から各データのデータ形式を判断して、
所望のデータ形式をサーバコンピュータ21−0に知ら
せることができ、その結果、サーバコンピュータ21−
0上のデータを所望のデータ形式で受信して、表示等に
利用することができる。
【0069】
【発明の効果】
(1)以上のように本発明によれば、サーバコンピュー
タ側で携帯情報端末の処理可能なデータ形式を保持し、
携帯情報端末の指定したデータをそのデータ形式に変換
して送信するようにしたため、携帯情報端末はサーバコ
ンピュータから提供されるデータを所望の形式で受信し
て表示等に利用することができる。これにより、以下の
ような効果が得られる。
【0070】・遠隔地のサーバコンピュータ上でデータ
形式の変換を行なうことにより、携帯情報端末側にデー
タ形式変換プログラムを実装する必要がなくなる。 ・処理能力の高いサーバコンピュータ上でデータ形式の
変換を行なうことにより、データ形式の変換にかかるコ
ストを削減することができる。
【0071】・携帯情報端末で処理可能なデータ形式の
情報をサーバコンピュータに送信することにより、サー
バコンピュータ側で自動的に変換後のデータ形式を決定
し、データを変換することができる。
【0072】・あるデータ形式が複数のデータ形式へ変
換可能な場合、その目的に合わせて変換後のデータ形式
を選択することができる。 ・携帯情報端末が使用するデータの情報を特定すること
により、データ形式変換時に携帯情報端末が扱わない冗
長なデータを落とし、送信データのサイズを小さくして
通信時間や通信料金を減らすことができる。
【0073】また、上記効果に加え、 ・データの送信要求を行うときに、携帯情報端末から自
身の処理可能なデータ形式の情報をサーバコンピュータ
に送信することによって、送信要求を行なうデータ毎に
データ形式を指定することができる。
【0074】(2)また、本発明によれば、サーバコン
ピュータが変換可能な各データ形式を携帯情報端末が取
得して、その中から処理可能なデータ形式を指定するよ
うにしたため、サーバコンピュータ上のデータを所望の
データ形式で受信して、表示等に利用することができ
る。これにより、以下のような効果が得られる。
【0075】・遠隔地のサーバコンピュータ上でデータ
形式の変換を行なうことにより、携帯情報端末側にデー
タ形式変換プログラムを実装する必要がなくなる。 ・処理能力の高いサーバコンピュータ上でデータ形式の
変換を行なうことにより、データ形式の変換にかかるコ
ストを削減することができる。
【0076】・サーバコンピュータからサーバコンピュ
ータ上で変換可能なデータ形式の情報を取得することに
より、携帯情報端末側でプログラムの目的に合わせて変
換後のデータ形式を決定することができる。
【0077】(3)また、本発明によれば、サーバコン
ピュータがデータ形式変換により生成可能な仮想データ
のデータ名を携帯情報端末が取得し、その仮想データの
データ名から各データのデータ形式を判断し、所望のデ
ータ形式をサーバコンピュータに知らせるようにしたた
め、サーバコンピュータ上のデータを所望のデータ形式
で受信して、表示等に利用することができる。これによ
り、以下のような効果が得られる。
【0078】・サーバコンピュータ側のデータ形式変換
によって生成可能なデータに仮想的なデータの名前を付
け携帯情報端末側から参照できるようにすることによ
り、データ形式変換によって生成されるデータも実在す
るデータと同様に扱うことができる。
【0079】・データにデータ形式に対応した拡張子を
付けることにより、拡張子から容易にデータ形式を推測
することができ、目的に合わせて最適なデータ形式を選
択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通信システムの
構成を示す図。
【図2】同実施形態における携帯情報端末とサーバコン
ピュータのデータ通信処理の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る通信システムの
構成を示す図。
【図4】同実施形態における携帯情報端末とサーバコン
ピュータのデータ通信処理の動作を示すフローチャー
ト。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る通信システムの
構成を示す図。
【図6】同実施形態における実在するデータ名の一覧と
仮想データ名の一覧を示す図。
【図7】同実施形態における携帯情報端末とサーバコン
ピュータのデータ通信処理の動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1−0…サーバコンピュータ 1−1…データ通信制御部 1−2…データ形式判定部 1−3…データ形式変換部 1−4…データ形式情報記憶部 1−5…データ記憶部 1−6…情報量損失度記憶部 2…公衆網 3−0…携帯情報端末 3−1…データ通信制御部 3−2…プログラム処理部 3−3…データ表示部 3−4…データ形式情報記憶部 3−5…データ必須情報記憶部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯情報端末とサーバコンピュータとが
    通信ネットワークを介して接続され、上記サーバコンピ
    ュータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュータ
    上のデータを送信することにより、上記携帯情報端末上
    においてそのデータの利用を図る通信システムにおい
    て、 上記サーバコンピュータは、 上記携帯情報端末が処理可能なデータ形式を複数保持す
    る形式保持手段と、 上記携帯情報端末への送信を要求された指定データの形
    式が上記形式保持手段に保持された各データ形式のいず
    れかと一致するか否かを判定する形式判定手段と、 この形式判定手段によってデータ形式が一致しないと判
    定された場合に上記指定データを上記形式保持手段に保
    持された各データ形式のいずれかに変換する形式変換手
    段と、 この形式変換手段によって変換された上記指定データ、
    あるいは、上記形式判定手段によってデータ形式が一致
    すると判定された場合には上記指定データをそのままの
    形式で上記携帯情報端末に送信する通信制御手段とを具
    備したことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 上記携帯情報端末は、データの送信を要
    求するときに、上記サーバコンピュータに自身の処理可
    能な幾つかのデータ形式を送信し、 上記サーバコンピュータは、これらのデータ形式を上記
    形式保持手段に保持することを特徴とする請求項1記載
    の通信システム。
  3. 【請求項3】 上記形式変換手段は、上記指定データの
    形式を変換する際に、上記形式保持手段に保持された各
    データ形式の中で変換後のデータ量が最も小さくなるデ
    ータ形式に変換することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  4. 【請求項4】 上記携帯情報端末は、予め必要とする情
    報量を上記サーバコンピュータに送り、 上記サーバコンピュータの上記形式変換手段は、その必
    要とする情報量を維持する範囲で、送信すべきデータ量
    が少なくなるように形式変換を行うことを特徴とする請
    求項1記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 上記サーバコンピュータは、上記形式保
    持手段に保持された各データ形式毎に、上記サーバコン
    ピュータ上のデータの形式をそれらのデータ形式に変換
    したときの情報量損失度を保持する損失度保持手段を有
    し、 上記形式変換手段は、上記指定データの形式を変換する
    際に、この損失度合保持手段に保持された情報量損失度
    の最も少ないデータ形式に変換することを特徴とする請
    求項1記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 携帯情報端末とサーバコンピュータとが
    通信ネットワークを介して接続され、上記サーバコンピ
    ュータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュータ
    上のデータを送信することにより、上記携帯情報端末上
    においてそのデータの利用を図る通信システムにおい
    て、 上記携帯情報端末は、 上記サーバコンピュータが変換可能な各データ形式を取
    得する形式取得手段と、 この形式取得手段によって得られた各データ形式の中か
    ら上記携帯情報端末が処理可能なデータ形式を選択する
    形式選択手段とを具備し、 上記サーバコンピュータは、 上記携帯情報端末への送信を要求された指定データの形
    式が上記携帯情報端末の上記形式選択手段によって選択
    されたデータ形式と一致するか否かを判断する判断手段
    と、 この判断手段によって形式データが一致しないと判断さ
    れた場合に上記指定データを上記形式選択手段によって
    選択されたデータ形式に変換する形式変換手段と、 この形式変換手段によって変換された上記指定データ、
    あるいは、上記判断手段によって形式データが一致する
    と判断された場合には上記指定データをそのままの形式
    で上記携帯情報端末に送信する通信制御手段とを具備し
    たことを特徴とする通信システム。
  7. 【請求項7】携帯情報端末とサーバコンピュータとが通
    信ネットワークを介して接続され、上記サーバコンピュ
    ータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュータ上
    のデータを送信することにより、上記携帯情報端末上に
    おいてそのデータの利用を図る通信システムにおいて、 上記携帯情報端末は、 上記サーバコンピュータが有する各データ毎にデータ形
    式変換によって生成可能な仮想データのデータ名を取得
    する仮想データ名取得手段と、 この仮想データ名取得手段によって得られた仮想データ
    名から各データのデータ形式を判断し、必要なデータを
    上記サーバコンピュータに要求するデータ要求手段とを
    具備し、 上記サーバコンピュータは、 上記携帯情報端末への送信を要求された指定データが実
    在するか否かを判断する判断手段と、 この判断手段によって上記指定データが実在しないと判
    断された場合に上記指定データをそのデータに対応する
    上記仮想データ名が示すデータ形式に変換する形式変換
    手段と、 この形式変換手段によって変換された上記指定データ、
    あるいは、上記判断手段によって上記指定データが実在
    すると判断された場合には上記指定データをそのままの
    形式で上記携帯情報端末に送信する通信制御手段とを具
    備したことを特徴とする通信システム。
  8. 【請求項8】 携帯情報端末とサーバコンピュータとが
    通信ネットワークを介して接続され、上記サーバコンピ
    ュータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュータ
    上のデータを送信することにより、上記携帯情報端末上
    においてそのデータの利用を図る通信システムのデータ
    通信方法において、 上記サーバコンピュータは、 上記携帯情報端末が処理可能なデータ形式を複数保持し
    ておき、 上記携帯情報端末への送信を要求された指定データの形
    式が上記保持された各データ形式のいずれかと一致する
    か否かを判定し、 データ形式が一致しないと判定された場合に上記指定デ
    ータを上記保持された各データ形式のいずれかに変換
    し、 この変換された上記指定データ、あるいは、上記形式判
    定手段によってデータ形式が一致すると判定された場合
    には上記指定データをそのままの形式で上記携帯情報端
    末に送信するようにしたことを特徴とするデータ通信方
    法。
  9. 【請求項9】 携帯情報端末とサーバコンピュータとが
    通信ネットワークを介して接続され、上記サーバコンピ
    ュータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュータ
    上のデータを送信することにより、上記携帯情報端末上
    においてそのデータの利用を図る通信システムのデータ
    通信方法において、 上記携帯情報端末は、 上記サーバコンピュータが変換可能な各データ形式を取
    得し、 この得られた各データ形式の中から上記携帯情報端末が
    処理可能なデータ形式を選択し、 上記サーバコンピュータは、 上記携帯情報端末への送信を要求された指定データの形
    式が上記携帯情報端末によって選択されたデータ形式と
    一致するか否かを判断し、 形式データが一致しないと判断された場合に上記指定デ
    ータを上記携帯情報端末によって選択されたデータ形式
    に変換し、 この変換された上記指定データ、あるいは、形式データ
    が一致すると判断された場合には上記指定データをその
    ままの形式で上記携帯情報端末に送信するようにしたこ
    とを特徴とするデータ通信方法。
  10. 【請求項10】携帯情報端末とサーバコンピュータとが
    通信ネットワークを介して接続され、上記サーバコンピ
    ュータから上記携帯情報端末に上記サーバコンピュータ
    上のデータを送信することにより、上記携帯情報端末上
    においてそのデータの利用を図る通信システムのデータ
    通信方法において、 上記携帯情報端末は、 上記サーバコンピュータが有する各データ毎にデータ形
    式変換によって生成可能な仮想データのデータ名を取得
    し、 この得られた仮想データ名から各データのデータ形式を
    判断し、必要なデータを上記サーバコンピュータに要求
    し、 上記サーバコンピュータは、 上記携帯情報端末への送信を要求された指定データが実
    在するか否かを判断し、 上記指定データが実在しないと判断された場合に上記指
    定データをそのデータに対応する上記仮想データ名が示
    すデータ形式に変換し、 この変換された上記指定データ、あるいは、上記指定デ
    ータが実在すると判断された場合には上記指定データを
    そのままの形式で上記携帯情報端末に送信するようにし
    たことを特徴とするデータ通信方法。
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