JPH09236868A - カメラに機能不良が生じた際に使用されるフィルム巻き戻し装置 - Google Patents

カメラに機能不良が生じた際に使用されるフィルム巻き戻し装置

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JPH09236868A
JPH09236868A JP9029440A JP2944097A JPH09236868A JP H09236868 A JPH09236868 A JP H09236868A JP 9029440 A JP9029440 A JP 9029440A JP 2944097 A JP2944097 A JP 2944097A JP H09236868 A JPH09236868 A JP H09236868A
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JP
Japan
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spool
film
camera
door
opening
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JP9029440A
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Wayne E Stiehler
ウェイヌ・エドワード・スティーフラー
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/42Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
    • G03B17/425Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03B2217/26Holders for containing light-sensitive material and adapted to be inserted within the camera
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラのフィルム送り機構に機能不良が発生
した場合に、カメラを開放することなく、フィルムセク
ションをフィルムカートリッジへ戻すことが可能である
カメラを提供すること。 【解決手段】 フィルムスプールの端部が露出されて係
合可能となっているカメラ20において、ドア26には、ス
プール端部に位置合わせしてアクセス用開口部70が設け
られ、ドア26を開放することなく、フィルムストリップ
をカートリッジ内へ巻き取るようにフィルムスプールを
回転させるために、スプールドライバ94がスプール端部
に係合されるように、アクセス用開口部70を通してスプ
ールドライバ94を挿入可能であり、ドア26には、アクセ
ス用開口部70に光が侵入しないようにシールするための
遮光手段82が設けられ、遮光手段82は、スプールドライ
バ94をアクセス用開口部70内へ挿入させるために開放可
能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真分野に係り、
特にカメラに関する。より詳細に言えば、本発明は、カ
メラに機能不良が生じた際に、手動により操作されるフ
ィルム巻き戻し装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】共通
に譲渡され、1995年9月12日に付与された米国特許5,45
0,150号には、カートリッジ内部から非突出のフィルム
ストリップ端部を押し出すことが可能であるフィルムカ
ートリッジに関して開示されている。フィルムストリッ
プは、カートリッジ内部のフィルムスプールまわりにコ
イル状に巻かれ、フィルムストリップの非突出端部は、
フィルムの巻きをほどく方向へのフィルムスプールの回
転に応じて、カートリッジ内部から押し出される。通常
は閉鎖されているフィルムカートリッジの遮光ドアは、
フィルムがカートリッジ内部へ、あるいはカートリッジ
内部から外部へ移動する際には、これを許容するために
開放される。カメラ内において、フィルムストリップが
露光され、カートリッジ内部へ完全に戻された際には、
遮光ドアが再び閉鎖され、フィルムスプールに対して同
軸的に連結された視認用露光インジケータ(表示器)
が、フィルム露光済み表示位置に置かれ、これにより、
フィルムストリップが露光されたことが、視覚的に示さ
れる。それゆえ、視認用露光インジケータをフィルム露
光済み表示位置に位置させるために、フィルムスプール
が最終回転位置に置かれる必要がある。
【0003】フィルムセクションがフィルムカートリッ
ジの外側に位置している際に、カメラのフィルム送り機
構に機能不良(マルファンクション(malfunction))が
発生した場合には、カメラを開放してフィルムセクショ
ンを周囲光にさらすことなく、如何にしてフィルムセク
ションをフィルムカートリッジへ戻すかに関して問題が
生じることになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの特徴によ
れば、フィルムストリップをカートリッジ内へ巻き取る
ように回転されることを目的として係合可能であるよう
に露出されたスプール端部を有するフィルムスプールを
備えたフィルムカートリッジを収容するためのチャンバ
と、スプール端部をカバーするためにチャンバに対して
設けられたドアとを有して構成されるカメラが、以下の
特徴を有する。ドアには、スプール端部に位置合わせし
てアクセス用開口部が設けられ、このアクセス用開口部
を通してスプールドライバを挿入することが可能とな
り、ドアを開放することなく、フィルムストリップをカ
ートリッジ内へ巻き取るように前記フィルムスプールを
回転させるために、スプールドライバがスプール端部に
係合される。そして、ドアには、アクセス用開口部に光
が侵入しないようにシールするための遮光手段が設けら
れ、この遮光手段は、スプールドライバをアクセス用開
口部内へ挿入させるために、開放可能となっている。遮
光手段には、アクセス用開口部内に光が侵入しないよう
にシールするためにアクセス用開口部内に収容されるよ
うに形成されるとともに、アクセス用開口部内へスプー
ルドライバを挿入させるためにアクセス用開口部から取
り外し可能であるプラグが設けられるのが好適である。
【0005】本発明の他の特徴によれば、カメラを開放
することなく、フィルムストリップをカートリッジ内へ
巻き取るために、カメラ内のフィルムカートリッジ内の
フィルムスプールを回転させる方法は、カメラ内におい
てフィルムスプールの露出された端部に位置合わせして
設けられたアクセス用開口部からプラグを取り外す工程
と、アクセス用開口部を通してスプールドライバを挿入
し、スプールドライバをスプール端部に係合する工程
と、フィルムスプールを回転させるために、スプールド
ライバを回転する工程とを有する。
【0006】本発明の他の特徴によれば、カメラを開放
することなく、フィルムストリップをカートリッジ内へ
巻き取るために、カメラ内のフィルムカートリッジ内の
フィルムスプールを回転させるスプールドライバは、カ
メラ内においてフィルムスプールの露出された端部に位
置合わせされたアクセス用開口部を通して挿入されると
ともに、フィルムスプールを回転させるためにスプール
端部に係合されるように形成された、手動により回転可
能な手段と、フィルムスプールを対応する最終回転位置
に位置させることを目的として、前記手動により回転可
能な手段の最終回転位置を表示するためにカメラ上に設
けられた視認できる位置決め用インジケータに対して一
致される、前記手動により回転可能な手段上に設けられ
た視認できる位置決め用インジケータとを有して構成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、例えば米国特許5,450,15
0号に開示されたフィルムカートリッジをカメラのチャ
ンバ内へ装填(エンドロード(end-load))するために開
放されるドアを備えたカメラを示す斜視図である。図2
は、ドアに形成されたアクセス用開口部に対するプラグ
を有するドアを示す分解斜視図である。図3は、カメラ
と、ドアに形成されたアクセス用開口部からのプラグの
取り外しを可能とするために、プラグを固定位置から解
放位置へ回転させるために使用される特別のツールとを
示す斜視図である。図4は、解放位置にあるプラグを示
す平面図である。図5は、ドアに形成されたアクセス用
開口部から取り外されたプラグおよびカメラを示す斜視
図である。この図においては、カメラ内においてフィル
ムの送り機構に機能不良が生じた際に、フィルムセクシ
ョンをカートリッジ内部へ巻き取るためにフィルムスプ
ールを回転させることを目的として、カートリッジ内部
のフィルムスプールの露出された端部に回転可能に係合
されるように、アクセス用開口部を通して挿入するため
に、アクセス用開口部に対して特別のツールが位置合わ
せされた状態が示されている。図6は、カートリッジ内
部のフィルムスプールの露出された端部に対して回転可
能に係合するためのバネ脚部を備えた特別のツールを示
す分解斜視図である。図7は、バネ脚部を備えた特別の
ツールを示す正面図である。図8は、フィルムスプール
の露出された端部と、特別のツールに位置合わせされる
ドアに形成されたアクセス用開口部とを示す断面図であ
る。この図においては、アクセス用開口部からプラグが
取り外された際に、アクセス用開口部内に侵入した周囲
光が、フィルムカートリッジを含むチャンバ内へ侵入す
るのを防止するために、ドアに連結された基準ブシュ
が、如何にしてフィルムスプールの露出された端部に対
してバネにより付勢されるかが示されている。図9は、
動力伝達機構を備えたカメラのフィルム送り機構を示す
斜視図である。図10は、フィルム送り機構の動力伝達
機構の歯車列を示す概略図である。図11は、特別のツ
ールおよびドアを示す斜視図である。この図において
は、フィルムスプールを対応する最終回転位置に位置さ
せることを目的として、特別のツールを最終回転位置に
位置させるために、特別のツール上およびドア上にそれ
ぞれ設けられた視認できる位置決め用インジケータが示
されている。この最終回転位置においては、フィルムカ
ートリッジの視認用露光インジケータが、フィルム露光
済み表示位置に位置される。
【0008】以下に、米国特許5,450,150号に開示され
た型のフィルムカートリッジを備えて使用されるカメラ
に好適に実施化されるものとして、本発明が説明され
る。カメラの特徴は公知のものであるので、開示される
実施の形態を構成する構成要素あるいは実施の形態に対
して直接的に作用する構成要素のみについて、特に説明
がなされる。しかしながら、他の構成要素が当業者に周
知である種々の形態をとり得ることが解されるであろ
う。
【0009】次に、図を参照すると、例えば米国特許5,
450,150号に開示されるようなフィルムカートリッジ1
0が、図1、図8、および図9に示されている。フィル
ムカートリッジ10は、フィルムストリップ12の非突
出先端部をカートリッジハウジング(あるいはカートリ
ッジシェル)14から外部へ押し出し可能に形成されて
いる。フィルムストリップ12は、カートリッジハウジ
ング14内部のフィルムスプール16まわりにコイル状
に巻かれ、フィルムストリップ12の非突出先端部は、
フィルムをほどく方向へのフィルムスプールの回転に応
じて、カートリッジハウジングから押し出される。フィ
ルムカートリッジ10の通常は閉鎖されている可動式遮
光部材(あるいは光線遮断ドア)18は、カートリッジ
ハウジング14内部へ、あるいはカートリッジハウジン
グ14から外部へフィルムが移動される際にこれを許容
するために、開放される。カメラ20内において、フィ
ルムストリップ12が露光されるとともにカートリッジ
ハウジング14へ完全に戻された際には、可動式遮光部
材18が再び閉鎖され、フィルムスプール16に同軸的
に連結された視認用露光インジケータディスク22が、
カートリッジハウジングの一端部に設けられた対応する
フィルム露光済み表示ウィンドウ24下部のフィルム露
光済み表示位置に位置され、これにより、フィルムスト
リップが露光されたことが視覚的に示される。それゆ
え、視認用露光インジケータディスク22をそのフィル
ム露光済み表示位置に位置させるために、フィルムスプ
ール16が最終回転位置に置かれる必要がある。
【0010】図1および図9に示されるカメラ20に関
して、フィルムカートリッジ10を一端部を先に入れる
形態で収容するように、装填チャンバ28を開放するた
めに、ドア26が回転して開かれる。図9に示されるよ
うに、駆動レバー30は、支持ピン34まわりに反時計
方向に回転するように、戻しバネ32により付勢されて
いる。そして、駆動レバー30の一方の端部36は、ス
ライド移動可能なラッチ40の延長部38に対して協働
するように連結され、駆動レバー30の他方の端部42
は、支持ピン46まわりに回転可能な開放/閉鎖レバー
44に対して協働するように連結されている。ドア26
が閉じられ、ラッチ40が図1に示されるドアから離間
した非係止位置での保持状態から手動により解放される
と、戻しバネ32により、駆動レバー30が反時計方向
に回転され、これにより、ラッチ40が非係止位置から
図3、図4、および図9に示されるように閉鎖されたド
アを固定する係止位置へ移動されるとともに、開放/閉
鎖レバー44が時計方向に回転されて、図9に示される
ように、可動式遮光部材18が開放される。反対に、ラ
ッチ40が手動により非係止位置へ押された際には、戻
しバネ32の付勢力に抗して駆動レバー30が図9に示
される状態から時計方向に回転し、これにより、開放/
閉鎖レバー44が反時計方向に回転されて、図1に示さ
れるように、可動式遮光部材18が閉鎖される。図9に
示されるように、カートリッジハウジング14の外側
に、フィルムストリップ12のフィルムセクション47
が存在している場合には、このフィルムセクションによ
り、回転可能なインターロックレバー(interlock leve
r)50のフィルム感知フィンガ52が押圧され、これに
より、インターロックレバー50が回転されて、インタ
ーロックレバーの係止フィンガ52が、駆動レバー30
に形成された開口部54内へ挿入される。開口部54内
へ係止フィンガ52が挿入されることで、駆動レバー3
0が時計方向に回転することが不能となり、可動式遮光
部材18の閉鎖が防止されるとともに、手動によりラッ
チ40を非係止位置に押すことができなくなる。しかし
ながら、一旦フィルムストリップ12がカートリッジハ
ウジング14へ完全に戻されると、(図示されない)戻
しバネにより、インターロックレバー50が回転され
て、係止フィンガ52が開口部54から引き出され、こ
れにより、ラッチ40が手動により非係止位置へ押され
るのに応じて、駆動レバー30が時計方向に回転され、
可動式遮光部材18が閉鎖される。
【0011】図9および図10に示されるように、電池
式モータ56が、中空のフィルム巻き取りドラム58の
内部に設置されるとともに、巻き取りドラムおよびフィ
ルムスプール16に対して設けられたフィルム送り用歯
車列60に協働するように連結されている。歯車列60
には、フィルムスプール16に対して同軸的に係合され
たスプール駆動歯車62が設けられている。このスプー
ル駆動歯車62は、周方向において、移動可能な押し出
し用遊星歯車64および移動可能な巻き戻し用遊星歯車
66に対して、一時にいずれか一方に係合されるように
なっている。押し出し用遊星歯車64および巻き戻し用
遊星歯車66は、モータ56に協働するように連結され
た太陽歯車68に対して、周方向において連続して係合
されている。モータ56によりフィルム押し出しモード
が開始されると、図10において、最初に太陽歯車68
が時計方向に回転され、これにより、押し出し用遊星歯
車64が反時計方向に回転されるとともにスプール駆動
歯車62に対して係合され、巻き戻し用遊星歯車66が
反時計方向に回転されるとともにスプール駆動歯車62
から離間される。そして、図10に示されるように、
(フィルム送りモードで)モータ56による太陽歯車6
8の時計方向への回転が継続されると、押し出し用遊星
歯車64が反時計方向に回転されることで、スプール駆
動歯車62が時計方向に回転され、これにより、フィル
ムスプール16が回転されて、フィルムストリップ12
の非突出の先端部が、カートリッジハウジング14内か
ら巻き取りドラム58へ向けて押し出される。この際、
フィルムストリップ12を巻き取るために、モータ56
により、巻き取りドラム58がフィルムを巻き取る方向
に回転される。反対に、モータ56によりフィルム巻き
戻しモードが開始されると、図10において、最初に太
陽歯車68が反時計方向に回転され、これにより、押し
出し用遊星歯車64が時計方向に回転されるとともにス
プール駆動歯車62から離間され、巻き戻し用遊星歯車
66が時計方向に回転されるとともにスプール駆動歯車
62に対して係合される。そして、図10に示されるよ
うに、(フィルム巻き戻しモードで)モータ56による
太陽歯車68の反時計方向への回転が継続されると、巻
き戻し用遊星歯車66が時計方向に回転されることで、
スプール駆動歯車62が反時計方向に回転され、これに
より、フィルムスプール16が回転されて、フィルムス
トリップ12がカートリッジハウジング14内へ巻き戻
される。この際、巻き取りドラム58はモータ56に対
する連結を解かれ、これにより、アイドリングが許容さ
れる。
【0012】図8に示されるように、ドア26には、ド
アが閉じられた際にフィルムスプール16の露出された
端部72に対して直接的に位置合わせされるように配置
されたアクセス用開口部70が形成されている。基準ブ
シュ(datum bushing)74は、ドア26の内側にネジ固
定されたブシュ保持部材80の中央開口部78から突出
するように、押しバネ76により付勢されている。図2
に示されるように、ドア26が閉じられた際には、基準
ブシュ74は、バネにより付勢されて、スプール端部7
2に対してぴったりと当接される。図8に示されるよう
に、ドアが閉じられた際には、基準ブシュ74とブシュ
保持部材80とにより、アクセス用開口部70内に侵入
した周囲光が、反射して装填チャンバ28内に侵入する
ことが防止される。
【0013】図1から図5に示されるように、プラグ8
2は、フランジ84と、これに従動するピン86とを有
して構成されている。スプール端部を同軸的に支持する
とともに、アクセス用開口部に対する遮光用シールを形
成するために、ドア26が閉じられた際に、アクセス用
開口部70および基準ブシュ74の位置合わせされた開
口部88を通して、スプール端部72の同軸の孔部内へ
挿入され得るように、ピン86は形成されている。互い
に反対方向に位置する一対の係止タブ92がフランジ8
4の内側から突出し、この係止タブ92は、ピン86が
アクセス用開口部70から脱落するのを防止するため
に、通常はドア26に係合されている。
【0014】モータ56および/あるいは駆動歯車列6
0に機能不良が生じた際に使用される特別の手動用ツー
ル94は、プラグ82を解放するための解放部96と、
フィルムスプール16を駆動するための駆動部98とを
有して構成されている。図3に示されるように、解放部
96には、互いに反対方向に位置する一対の駆動用突起
100が形成されている。この駆動用突起100は、フ
ランジ84に形成された対応する一対のノッチ102内
に挿入され得るように形成されており、これにより、特
別のツール94を手動により回転させることで、同様に
プラグ82が回転される。プラグ82が回転されて、図
4に示されるように、フランジ84の2つのノッチ10
2がドア26上の視認できるドット状インジケータ10
4に一致すると、2つの係止タブ92が、それぞれドア
のアクセス用開口部70に形成された対応する内部キャ
ビティ(cavity)106内に位置されて、これにより、プ
ラグをドアから取り外すことが可能となる。これに関し
ては、図5および図8を参照されたい。
【0015】図6および図7に示されるように、特別の
手動用ツール94の駆動部98には、突出するバネ脚部
108が設けられ、このバネ脚部108は、L字型のス
リット110内へ、押し込み可能となっている。基準ブ
シュ74の開口部88は、スプール端部72の同軸の孔
部90の一定の直径(同軸の孔部のキー溝延長部を含ん
だ直径)よりも小さな最小直径を有している。図8に示
されるように、駆動部98が、アクセス用開口部70を
通して最初に開口部88内へ挿入される際には、バネ脚
部108はスリット110内へ押し込まれる。さらに、
駆動部98をアクセス用開口部70を通して同軸の孔部
90内へ挿入すると、バネ脚部108がスリット110
からキー溝延長部112内へ部分的に飛び出すことが可
能となるから、キー溝延長部に対して向かい合う位置に
バネ脚部を配置するために同軸の孔部内で駆動部を回転
することで、駆動部98がフィルムスプール16に対し
て回転可能に係合される。
【0016】駆動部98がフィルムスプール16に対し
て回転可能に係合されると、特別のツール94を手動に
より回転することで、フィルムスプールを回転させるこ
とが可能となり、これにより、フィルムストリップ12
がカートリッジハウジング14内へ巻き戻される。フィ
ルムストリップ12を巻き取りドラム58に巻き付ける
動作中にモータ56が故障した場合には、押し出し用遊
星歯車64はスプール駆動歯車62に係合され、巻き戻
し用遊星歯車66はスプール駆動歯車62から離間され
ている。反対に、フィルムストリップ12をフィルムス
プール16に巻き付ける動作中にモータ56が故障した
場合には、巻き戻し用遊星歯車66はスプール駆動歯車
62に係合され、押し出し用遊星歯車64はスプール駆
動歯車62から離間されている。図9および図10に示
されるように、フィルムストリップ12が巻き取りドラ
ム58に巻き取られる間にモータ56が故障した際に
は、最初に、特別のツール94を時計方向に少し回転す
ることで、(フィルムスプール16を介して)スプール
駆動歯車62が同様に回転され、これにより、押し出し
用遊星歯車64が、反時計方向に回転されるとともに、
スプール駆動歯車62から離脱される。また、フィルム
ストリップ12がフィルムスプール16に巻き取られる
間にモータ56が故障した際には、最初に、特別のツー
ル94を反時計方向に少し回転することで、(フィルム
スプール16を介して)スプール駆動歯車62が同様に
回転され、これにより、巻き戻し用遊星歯車66が、時
計方向に回転されるとともに、スプール駆動歯車62か
ら離脱される。そして、最終的には、特別のツール94
を反時計方向に回転することで、同様にフィルムスプー
ル16が回転され、これにより、フィルムストリップ1
2がカートリッジハウジング14内へ完全に巻き戻され
る。そして、図11に示されるように、特別のツール9
4上の視認できるドット状インジケータ114がドア2
6上の同様のインジケータ104に対して向かう合う位
置にくるまで、特別のツール94が回転される。これに
より、フィルムスプール16に対して同軸的に連結され
た視認用露光インジケータディスク22が、カートリッ
ジハウジング14の一端部に設けられたフィルム露光済
み表示ウィンドウ24下部のフィルム露光済み表示位置
に位置され、これにより、フィルムストリップ12が露
光されたことが視覚的に示される。
【0017】好適な実施の形態を参照して本発明が説明
されたが、本発明の範囲から離れることなく、種々の変
形および修正が当業者により実施可能であることが解さ
れるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フィルムカートリッジをカメラのチャンバ内
へ装填するために開放されるドアを備えたカメラを示す
斜視図である。
【図2】 ドアに形成されたアクセス用開口部に対する
プラグを有するドアを示す分解斜視図である。
【図3】 カメラと、ドアに形成されたアクセス用開口
部からのプラグの取り外しを可能とするために、プラグ
を固定位置から解放位置へ回転させるために使用される
特別のツールとを示す斜視図である。
【図4】 解放位置にあるプラグを示す平面図である。
【図5】 ドアに形成されたアクセス用開口部から取り
外されたプラグおよびカメラを示す斜視図である。
【図6】 カートリッジ内部のフィルムスプールの露出
された端部に対して回転可能に係合するためのバネ脚部
を備えた特別のツールを示す分解斜視図である。
【図7】 バネ脚部を備えた特別のツールを示す正面図
である。
【図8】 フィルムスプールの露出された端部と、特別
のツールに位置合わせされるドアに形成されたアクセス
用開口部とを示す断面図である。
【図9】 動力伝達機構を備えたカメラのフィルム送り
機構を示す斜視図である。
【図10】 フィルム送り機構の動力伝達機構の歯車列
を示す概略図である。
【図11】 特別のツールおよびドアを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 フィルムカートリッジ 12 フィルムストリップ 14 カートリッジハウジング 16 フィルムスプール 18 可動式遮光部材 20 カメラ 22 視認用露光インジケータディスク 24 フィルム露光済み表示ウィンドウ 26 ドア 28 装填チャンバ 30 駆動レバー 32 戻しバネ 34 支持ピン 36 レバー端部 38 ラッチ延長部 40 ラッチ 42 レバー端部 44 開放/閉鎖レバー 46 支持ピン 47 フィルムセクション 48 フィルム感知フィンガ 50 インターロックレバー 52 係止フィンガ 54 レバー開口部 56 モータ 58 フィルム巻き取りドラム 60 フィルム送り歯車列 62 スプール駆動歯車 64 押し出し用遊星歯車 66 巻き戻し用遊星歯車 68 太陽歯車 70 アクセス用開口部 72 スプール端部 74 基準ブシュ 76 押しバネ 78 中央開口部 80 ブシュ保持部材 82 プラグ 84 フランジ 86 ピン 88 ブシュ開口部 90 同軸孔部 92 係止タブ 94 特別のツール 96 解放部 98 駆動部 100 駆動用突起 102 ノッチ 104 ドット状インジケータ 106 キャビティ 108 バネ脚部 110 スリット 112 キー溝延長部 114 ドット状インジケータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムストリップをカートリッジ内へ
    巻き取るように回転されることを目的として係合可能で
    あるように露出されたスプール端部を有するフィルムス
    プールを備えたフィルムカートリッジを収容するための
    チャンバと、前記スプール端部をカバーするために前記
    チャンバに対して設けられたドアとを有して構成される
    カメラにおいて、 前記ドアには、前記スプール端部に位置合わせしてアク
    セス用開口部が設けられ、 前記ドアを開放することなく、前記フィルムストリップ
    を前記カートリッジ内へ巻き取るように前記フィルムス
    プールを回転させるために、スプールドライバが前記ス
    プール端部に係合されるように、前記アクセス用開口部
    を通して前記スプールドライバが挿入可能であり、 前記ドアには、前記アクセス用開口部に光が侵入しない
    ようにシールするための遮光手段が設けられ、該遮光手
    段は、前記スプールドライバを前記アクセス用開口部内
    へ挿入させるために開放可能であることを特徴とするカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカメラにおいて、 前記遮光手段には、光が侵入しないように前記アクセス
    用開口部をシールするために前記アクセス用開口部内に
    収容されるように形成されるとともに、前記アクセス用
    開口部内へ前記スプールドライバを挿入できるように前
    記アクセス用開口部から取り外し可能であるプラグが設
    けられていることを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラにおいて、 前記プラグには、前記プラグが前記アクセス用開口部内
    に配置された際に前記スプール端部を同軸的に支持する
    ために、前記スプール端部内の同軸孔部内へ突出するピ
    ンが設けられていることを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカメラにおいて、 基準ブシュが、前記ドアに連結されるとともに、前記ス
    プール端部に対してバネにより付勢されていることを特
    徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のカメラにおいて、 基準ブシュが、前記ドアに連結されるとともに、前記ス
    プール端部に対してバネにより付勢され、 前記基準ブシュには、前記ピンに対する貫通した開口部
    が設けられ、この開口部が、前記アクセス用開口部およ
    び前記スプール端部内の前記同軸孔部に対して位置合わ
    せされることを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のカメラにおいて、 前記スプールドライバの弾性部が前記同軸孔部のキー溝
    延長部内へ拡開して前記スプール端部に係合するのを可
    能とするために、前記基準ブシュにより前記スプールド
    ライバの弾性部を押圧することを目的として、前記基準
    ブシュの前記貫通した開口部が、前記同軸孔部の前記キ
    ー溝延長部の長さを含めた前記スプール端部内の前記同
    軸孔部の直径よりも小さな直径を有することを特徴とす
    るカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のカメラにおいて、 前記ドアには、前記フィルムスプールを対応する最終回
    転位置に位置させるように、前記スプールドライバの最
    終回転位置を表示するための視認できる位置決め用イン
    ジケータが設けられていることを特徴とするカメラ。
JP9029440A 1996-02-13 1997-02-13 カメラに機能不良が生じた際に使用されるフィルム巻き戻し装置 Withdrawn JPH09236868A (ja)

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US08/600,723 US5619298A (en) 1996-02-13 1996-02-13 Film rewinding apparatus for use in case of camera malfunction
US600,723 1996-02-13

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US5619298A (en) 1997-04-08

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