JPH09236481A - 質量測定装置 - Google Patents

質量測定装置

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JPH09236481A
JPH09236481A JP6915296A JP6915296A JPH09236481A JP H09236481 A JPH09236481 A JP H09236481A JP 6915296 A JP6915296 A JP 6915296A JP 6915296 A JP6915296 A JP 6915296A JP H09236481 A JPH09236481 A JP H09236481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動下において被計量物の質量を高精度に測
定することができ、構造設計上の自由度を広くするこ
と。 【解決手段】 揺動物体19に設けられ被計量物24の
重量を受けて計量電気信号を生成する計量用ロードセル
20と、質量m21の重量を受けて第1の補正用電気信号
を生成するダミー用ロードセル21と、質量m22の重量
を受けて第2の補正用電気信号を生成するダミー用ロー
ドセル22を備え、質量m21の重心g21と計量用ロード
セル20の風袋と被計量物24の合成重心g1 と質量m
22の重心g22を等間隔で直線37上に配置し、ダミー用
ロードセル21の感度E1 及び質量m21の積E1
21と、ダミー用ロードセル22の感度E2 及び質量m22
の積E222とが等しく、ダミー用ロードセル21、2
2の各出力端子を並列接続した並列出力端子から出力す
る合成補正用電気信号と計量電気信号とに基づいて被計
量物24の質量信号を生成する補正演算手段を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば揺動する
物体上、又は重力加速度の異なる地球上の任意の位置に
おいて被計量物の質量を正確に測定することができる質
量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記従来の質量測定装置の一例が特開平
3−180722号公報に開示されている。図5(a)
はこの質量測定装置の側面図、図5(b)はこの質量測
定装置の正面図であり、図6は質量測定装置の電気回路
を示すブロック図である。この質量測定装置は、図5に
示すように、揺動する物体19に設けられている計量用
荷重変換器(ロードセル)1と補正用荷重変換器(ロー
ドセル)2を備えている。この計量用荷重変換器1は、
風袋(載置台9)の質量がma であり、質量Mの被計量
物5を計量した場合、その計量用荷重変換器1に接続さ
れている増幅器3の出力ea は式(1)に示すようにな
る。 ea =Ka a (M+ma )(g+a1 ) ・・・・(1) ただし、Ka は計量用荷重変換器1の出力電気信号を増
幅する増幅器3の利得、Ea は計量用荷重変換器1への
載荷重量と電気的出力との比例定数、即ち感度、gは重
力加速度、a1 は計量用荷重変換器1に伝わる垂直方向
の振動加速度である。
【0003】同様に、補正用荷重変換器2の補正用分銅
6及び風袋の合計質量をmb としたときの補正用荷重変
換器2に接続されている増幅器4の出力eb は、式
(2)に示すようになる。 eb =Kb b b (g+a2 ) ・・・・(2) ただし、Kb は補正用荷重変換器2の出力電気信号を増
幅する増幅器4の利得、Eb は補正用荷重変換器2への
載荷重量と電気的出力との比例定数、即ち感度、a2
補正用荷重変換器2に伝わる垂直方向の振動加速度であ
る。ここで、図5に示すように、被計量物5と計量用荷
重変換器1の風袋の合計質量(M+ma )の合成重心g
a と補正用分銅6及び補正用荷重変換器2の風袋の合計
質量をmb の合成重心gb とが、略同一の高さであって
略同一の鉛直線上に位置するように、計量用荷重変換器
1と補正用荷重変換器2を設け、これによって a1 ≒a2 ・・・・(3) とする。ただし、図5(a)に示す7は、貫通孔であ
る。更に、 Ka a a =Kb b b ・・・・(4) となるように増幅器3、4の利得Ka 、Kb を調整して
おくと、補正演算器8が (Kb b b /Ka a )・(ea −eb )/eb =M ・・・・(5) を演算して被計量物5の質量Mを出力することができ
る。このように、上記質量測定装置によると、物体19
の揺動に起因する加速度a1 (≒a2 )の影響を補正し
て被計量物5の質量を正確に測定することができる。
【0004】しかし、上記質量測定装置では、図5に示
すように、被計量物5と計量用荷重変換器1の風袋の合
計質量(M+ma )の合成重心ga と補正用分銅6及び
補正用荷重変換器2の風袋の合計質量をmb の合成重心
b とが、略同一の高さであって略同一の鉛直線上に位
置するように、計量用荷重変換器1と補正用荷重変換器
2を設け、これによって式(3)のa1 ≒a2 の条件を
満足させる必要があるという問題がある。即ち、図5に
示すように、補正用分銅6を計量用荷重変換器1の載置
台9の脚部に設けた貫通孔7に挿通させるという複雑な
構造にしなければならない場合が生じ、質量測定装置に
おける構造設計上の自由度がかなり制限されているとい
う問題がある。更に、既存の質量測定装置に補正用荷重
変換器2を増設しようとする場合には、構造上不可能な
場合があり、このような顧客の要望を十分に満足させら
れないという問題もある。
【0005】そこで、質量測定装置における構造設計上
の自由度を広く採れるようにする計量装置が発明されて
いる(特開平6−317457号公報参照)。この計量
装置は、図7に示すように、被計量物5の重量を測定す
る複数台の計量セル101 〜10m と、この計量セル1
0が設けられている揺動物体(床)19に設けてある複
数台のダミーセル111 〜11n とを備えており、更
に、図8に示すように、CPU14に設けられている床
振動算出手段12が、これらダミーセル111 〜11n
の出力信号D1 〜Dn の振動成分に基づいて揺動物体1
9の振動モードを検出して、計量セル101 〜10m
設置されている夫々の床部分の上下方向の変位を算出
し、床振動補正手段131 〜13m が、この算出された
各変位によって各計量セル101 〜10m の出力する計
量信号W1 〜Wm 中に含まれている床振動に起因する振
動成分を除去して夫々の被計量物5の正確な計量信号B
1 〜BSm を出力するものである。
【0006】従って、この装置によると、前記従来の装
置のように、ダミーセル111 〜11n を計量セル10
1 〜10m と互いに接近して設ける必要がないので、計
量装置における構造設計上の自由度を広く採ることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7及び図8
に示す上記従来の計量装置では、CPU14が複数のn
個の各ダミーセル111 〜11n の出力信号を得る必要
があるために、図7に示すように、各ダミーセル111
〜11n に対して増幅器151 〜15n 、及び必要な場
合にはアナログフィルタ161 〜16n を夫々に設ける
必要があり、その分の費用が嵩むし、装置が大がかりと
なるという問題がある。
【0008】そして、各ダミーセル111 〜11n の出
力信号をマルチプレクサ17を介してCPU14に入力
させているので、各出力信号のマルチプレクサ17によ
る位相ずれ誤差を生じ、これによって床振動を表す振動
モードの検出誤差が発生し、その結果、計量精度の低下
をきたすという問題もある。この問題を解消する為に、
マルチプレクサ17を省略して各ダミーセル111 〜1
n を各々別個にCPU14に接続しようとすると、各
ダミーセル111 〜11n ごとにA/D変換器18を設
ける必要があり、その分の費用が嵩むし、装置が更に大
がかりとなるという問題が起こる。
【0009】本発明は、例えば揺動下において被計量物
の質量を高精度に測定することができ、費用が安価で構
造の簡単な質量測定装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、物体上に
設置可能であり被計量物の重量を受けてこの重量に対応
する計量電気信号を生成する計量用荷重変換手段と、上
記物体上に設置可能であり既知の第1の補正用質量に基
づく重量を受けてこの重量に対応する第1の補正用電気
信号を生成する第1の補正用荷重変換手段と、上記物体
上に設置可能であり既知の第2の補正用質量に基づく重
量を受けてこの重量に対応する第2の補正用電気信号を
生成する第2の補正用荷重変換手段と、を備え、第1の
補正用質量の第1の重心と第2の補正用質量の第2の重
心の間に上記計量用荷重変換手段の風袋と上記被計量物
の合成重心が位置し、第1及び第2の重心と上記合成重
心が同一直線上又はその近傍に位置するように第1及び
第2の補正用荷重変換手段を設け、第1の補正用荷重変
換手段の感度E1 、第1の補正用質量m21、及び第1の
重心と上記合成重心との距離L1 に対する第2の重心と
上記合成重心との距離L2 の比L1 /L2 の積E1 ・m
21・L1 /L2 と、第2の補正用荷重変換手段の感度E
2 、及び第2の補正用質量m22の積E2 ・m22と、が互
いに等しいか若しくは近くなるように定め、第1及び第
2の補正用荷重変換手段の各々の出力端子を並列接続
し、この並列接続した出力端子から出力する第1及び第
2の補正用電気信号の合成補正用電気信号と上記計量電
気信号とに基づいて上記被計量物の質量信号を生成する
演算手段を具備することを特徴とするものである。
【0011】第2の発明は、物体上に設置可能であり被
計量物の重量を受けてこの重量に対応する計量電気信号
を生成する計量用荷重変換手段と、上記物体上に設置可
能であり既知の第1の補正用質量に基づく重量を受けて
この重量に対応する第1の補正用電気信号を生成する第
1の補正用荷重変換手段と、上記物体上に設置可能であ
り既知の第2の補正用質量に基づく重量を受けてこの重
量に対応する第2の補正用電気信号を生成する第2の補
正用荷重変換手段と、を備え、第1の補正用質量の第1
の重心と第2の補正用質量の第2の重心までの夫々の距
離が等しいか若しくは略等しい両方の重心の中間に上記
計量用荷重変換手段の風袋と上記被計量物の合成重心が
位置し、第1及び第2の重心と上記合成重心が同一直線
上又はその近傍に位置するように第1及び第2の補正用
荷重変換手段を設け、第1の補正用荷重変換手段の感度
1 及び第1の補正用質量m21の積E1 ・m21と、第2
の補正用荷重変換手段の感度E2 及び第2の補正用質量
22の積E2 ・m22と、が互いに等しいか若しくは近く
なるように定め、第1及び第2の補正用荷重変換手段の
各々の出力端子を並列接続し、この並列接続した出力端
子から出力する第1及び第2の補正用電気信号の合成補
正用電気信号と上記計量電気信号とに基づいて上記被計
量物の質量信号を生成する演算手段を具備することを特
徴とするものである。
【0012】第1及び第2の各発明に係る質量測定装置
によると、物体からの揺動と被計量物の重量とを受けた
計量用荷重変換手段が計量電気信号を生成し、物体から
の揺動と第1の補正用質量に基づく重量とを受けた第1
の補正用荷重変換手段が第1の補正用電気信号を生成す
る。そして、物体からの揺動と第2の補正用質量に基づ
く重量とを受けた第2の補正用荷重変換手段が第2の補
正用電気信号を生成する。そして、第1及び第2の補正
用荷重変換手段の並列接続された出力端子から出力する
第1及び第2の補正用電気信号の合成補正用電気信号と
計量用荷重変換手段の出力する計量電気信号とに基づい
て上記被計量物の質量信号を演算手段が生成する。
【0013】つまり、第1の発明では、計量用荷重変換
手段、第1及び第2の補正用荷重変換手段を同一の物体
上に設け、第1の補正用質量の第1の重心と第2の補正
用質量の第2の重心の間に計量用荷重変換手段の風袋と
被計量物との合成重心を位置させて、第1及び第2の重
心と合成重心が同一直線上又はその近傍に位置させたこ
とにより、例えば物体が揺動した時に、この揺動により
計量用荷重変換手段の風袋と被計量物が受ける揺動加速
度と対応する合成補正用電気信号を第1及び第2の補正
用荷重変換手段の並列接続した出力端子から出力するこ
とができる。従って、この合成補正用電気信号と計量用
荷重変換手段の出力する計量電気信号とに基づいて被計
量物の質量信号を演算手段が生成することができる。そ
して、第1の補正用荷重変換手段の感度E1 、第1の補
正用質量m21、及び第1の重心と上記合成重心との距離
1 に対する第2の重心と上記合成重心との距離L2
比L1 /L2 の積E1 ・m21・L1 /L2 と、第2の補
正用荷重変換手段の感度E2 、及び第2の補正用質量m
22の積E2 ・m22と、が互いに等しいか若しくは近くな
るように定めることにより、第1及び第2の補正用荷重
変換手段と計量用荷重変換手段の位置関係をこの条件を
満足する範囲内で自由に選択することができ、この選択
された位置関係において、第1及び第2の補正用荷重変
換手段の並列接続した出力端子から上記揺動加速度と対
応する合成補正用電気信号を出力することができる。よ
って、被計量物の質量信号を演算手段が生成することが
できる。
【0014】そして、第2の発明は、第1の発明におい
て、第1の補正用質量の第1の重心と第2の補正用質量
の第2の重心までの夫々の距離が等しいか若しくは略等
しい両方の重心の中間に計量用荷重変換手段の風袋と上
記被計量物の合成重心を位置させており、従って、L1
/L2 =1としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図3を参照して説明する。この実施形態の質量測定装置
は、図2に示す揺動する物体19、例えば振動している
工場設備、又は船舶等に据え付けられており、この場
合、例えば8Hz(0.2〜10Hzの間)の周波数で
上下に揺動するものとする。各図に示す20は計量用ロ
ードセル、21は第1のダミー用ロードセル、22は第
2のダミー用ロードセルであり、図1に示す23は補正
演算器である。計量用ロードセル(計量用荷重変換手
段)20は、図2に示すように、一方の端部が揺動物体
19に固定され、他方の端部には被計量物24を載置す
るための載置台25が取り付けられている。そして、こ
の計量用ロードセル20の表面の4箇所に貼着した歪ゲ
ージ26、・・・により、揺動を受ける状態で被計量物
24の質量Mと載置台25(風袋)の質量m1 の重量に
対応する計量電気信号e1’を生成するように構成して
ある。即ち、e1 ’は、 e1 ’=E1 (M+m1 )(g+a1 ) ・・・・(6) として表される。ただし、E1 は計量用ロードセル20
への載荷重量と計量電気信号e1 ’との比例定数、即ち
計量用ロードセル20の感度であり、gは重力加速度、
1 は被計量物24と載置台25の合計質量(M+
1 )に掛かる揺動物体19に起因する鉛直方向の加速
度である。
【0016】第1のダミー用ロードセル(第1の補正用
荷重変換手段)21は、物体19の揺動を検出するため
のものであり、図2に示すように、一方の端部が計量用
ロードセル20と同様に外部揺動を受けるように揺動物
体19に固定され、他方の端部には既知質量m21の第1
の分銅(第1の補正用質量)27を取り付けて自由端と
してある。そして、この第1のダミー用ロードセル21
の表面の4箇所に貼着した歪ゲージ28により、揺動を
受ける状態で第1の分銅27の既知質量m21に基づく重
量を受けてこの重量と対応する第1の補正用電気信号e
21を生成するように構成してある。なお、この質量m21
は、第1のダミー用ロードセル21の風袋質量を含むも
のとする。即ち、e21は、 e21=E2121(g+a21) ・・・・(7) として表される。ただし、E21は第1のダミー用ロード
セル21に掛かる質量m 21による重量と補正用電気信号
21との比例定数、即ち第1のダミー用ロードセル21
の感度であり、a21は第1の分銅27の質量m21に掛か
る揺動物体19に起因する鉛直方向の加速度である。
【0017】第2のダミー用ロードセル(第2の補正用
荷重変換手段)22は、物体19の揺動を検出するため
のものであり、図2に示すように、一方の端部が計量用
ロードセル20と同様に外部揺動を受けるように揺動物
体19に固定され、他方の端部には既知質量m22の第2
の分銅(第2の補正用質量)29を取り付けて自由端と
してある。そして、この第2のダミー用ロードセル22
の表面の4箇所に貼着した歪ゲージ30により、揺動を
受ける状態で第2の分銅29の既知質量m22に基づく重
量を受けてこの重量と対応する第2の補正用電気信号e
22を生成するように構成してある。なお、この質量m22
は、第2のダミー用ロードセル22の風袋質量を含むも
のとする。即ち、e22は、 e22=E2222(g+a22) ・・・・(8) として表される。ただし、E22は第2のダミー用ロード
セル22に掛かる質量m22による重量と補正用電気信号
22との比例定数、即ち第2のダミー用ロードセル22
の感度であり、a22は第2の分銅29の質量m22に掛か
る揺動物体19に起因する鉛直方向の加速度である。
【0018】そして、計量用ロードセル20からの計量
電気信号e1 ’は、図1に示すように、増幅器31によ
り増幅された後に、アナログ−デジタル変換器32によ
り計量デジタル信号e1 に変換されて補正演算器23に
入力する。また、第1及び第2のダミー用ロードセル2
1、22の各々の出力端子33、34は、図1に示すよ
うに、互いに並列接続してあり(+と+、−と−を互い
に接続してある。)、この並列接続された出力端子38
には第1及び第2の補正用電気信号e21とe22が入力
し、この出力端子38から出力される合成補正用電気号
は増幅器35により増幅された後に、アナログ−デジタ
ル変換器36により合成補正用デジタル信号e2 に変換
されて補正演算器23に入力する。
【0019】補正演算器(演算手段)23は、計量用ロ
ードセル20の出力する計量電気信号と対応する計量デ
ジタル信号e1 と第1及び第2のダミー用ロードセル2
1、22の出力する第1、及び第2の補正用電気信号の
合成電気信号と対応する合成補正用デジタル信号e2
入力して、 〔K2 2 2 /(K1 1 )〕・(e1 −e2 )/e2 =M ・・・(9) の演算を行って被計量物24の質量Mを出力することが
できる。なお、図には示さないが、この出力された質量
Mは、表示部によって表示される。ただし、K1 、K2
は増幅器31、35の夫々の利得である。そして、E2
2 は後述するように、 E2 2 =E2121(L1 +L2 )/(2L2 ) =E2222(L1 +L2 )/(2L1 ) ・・・・(10) を満足するように定めた値である。
【0020】なお、L1 は、図2に示すように、第1の
分銅27の重心g21と被計量物24及び計量用ロードセ
ル20の風袋(載置台25)の合成重心g1 との距離で
あり、L2 は、第2の分銅29の重心g22と上記合成重
心g1 との距離である。そして、これら重心g21
1 、及びg22は、直線37上、又はその近傍に位置さ
せてある。従って、E2 2 は既知の値である。また、
被計量物24の大きさは、様々であるので、標準の被計
量物24の重心を想定して合成重心g1 を定める。この
ように、この質量測定装置によると、被計量物24と載
置台25の合計質量(M+m1 )に掛かる揺動物体19
に起因する鉛直方向の加速度a1 の影響を補正して被計
量物24の質量Mを正確に測定することができる。
【0021】次に、この実施形態に係る質量測定装置に
より被計量物24の質量Mを演算するための理論を計算
式を用いて説明する。図3は、図2に示す重心g21、g
1 、及びg22の位置をXY座標上に表したものである。
図3に示すように、m21、(M+m1 )、m22の各重心
21、g1 、g22は、XY座標上の各点(X21
21)、(X1 、Y1 )、(X22、Y22)にあるとす
る。L1 は重心g21とg1 との間の距離、L2 は重心g
1 とg22との間の距離である。揺動物体19の揺動は、
X軸回りの回転θX 、Y軸回りの回転θY 、及びXY平
面に垂直なZ軸方向の運動dzからなっているとして、
これ以外の運動はこの質量測定装置では検出できないの
で論じないこととする。
【0022】ここで、各重心g21、g1 、g22の各点
(X21、Y21)、(X1 、Y1 )、(X22、Y22)の間
には次の関係式がある。 X1 =X212 /(L1 +L2 )+X221 /(L1 +L2 ) ・・・・(11) Y1 =Y212 /(L1 +L2 )+Y221 /(L1 +L2 ) ・・・・(12) そして、質量(M+m1 )における揺動物体19に起因
する鉛直方向の加速度a1 は、
【0023】
【数1】
【0024】となり、同様に、m21とm22における揺動
物体19に起因する鉛直方向の加速度a21とa22は、そ
れぞれ
【0025】
【数2】
【0026】ここで、 a2 =a212 /(L1 +L2 )+a221 /(L1 +L2 ) ・・・・(16) と置くと、式(11)〜式(15)の関係より、 a2 =a1 ・・・・(17) となる。このa1 は、質量(M+m1 )における揺動物
体19に起因する鉛直方向の加速度である。
【0027】次に、図1に示す第1及び第2のダミー用
ロードセル21、22の出力端子33、34において、 E2121(L1 +L2 )/(2L2 )=E2222(L1 +L2 )/(2L1 ) ・・・・(18) を満足するようにE21、m21、E22、m22、L1 、L2
を調整し、又は配置する。そして、 E2 2 =E2121(L1 +L2 )/(2L2 ) =E2222(L1 +L2 )/(2L1 ) ・・・・(19) と置く。そして、図1に示すように、第1及び第2のダ
ミー用ロードセル21、22の出力端子33、34を並
列接続してあるので、この並列接続された出力端子38
から出力される合成補正用電気信号と対応する合成補正
用デジタル信号e2 は、 e2 =K2 〔E2121(g+a21)+E2222(g+a22)〕/2 ・・・・(20) となる。そして、式(16)〜式(19)を式(20)
に代入して整理すると、式(17)は、 e2 =K2 2 2 (g+a1 ) ・・・・(21) と書き直すことができる。よって、式(21)により、
被計量物24と載置台25の合計質量(M+m1 )に掛
かる揺動物体19に起因する鉛直方向の加速度a1 を、
合成補正用デジタル信号e2 によって得ることができ
る。
【0028】よって、この合成補正用デジタル信号e2
を使用して計量デジタル信号e1 を補正して、被計量物
24の質量Mを演算することができる。即ち、計量デジ
タル信号e1 は、式(1)と同様に、 e1 =K1 1 (M+m1 )(g+a1 ) ・・・・(22) で表される。そして、 K1 1 1 =K2 2 2 ・・・・(23) となるように増幅器31、35の利得K1 、K2 を調整
すると、式(21)と式(22)により、 M=〔K2 2 2 /(K1 1 )〕・(e1 −e2 )/e2 ・・(24) の関係を得ることができる。この式(24)を補正演算
器23が演算して被計量物24の質量Mを出力すること
ができる。
【0029】上記構成の質量測定装置によると、計量用
ロードセル20が生成する計量デジタル信号e1 に含ま
れている物体19の揺動に起因する揺動成分を第1及び
第2のダミー用ロードセル21、22の並列接続した出
力端子38から出力される合成補正用デジタル信号e2
により補正して揺動成分を除去することができ、そして
被計量物24の質量信号Mを生成する構成としたから、
被計量物24の質量Mを正確に測定することができる。
【0030】そして、図2に示すように、重心g21と重
心g22との間に合成重心g1 を位置させて、重心g21
1 、及びg22が同一直線上又はその近傍に位置するこ
とを満足すれば、これら重心g21、g1 、及びg22を鉛
直方向及び水平方向の両方向、即ち、一点に一致させる
必要がない。つまり、これら重心g21、g1 、及びg22
を夫々互いに離れた位置となるように第1及び第2のダ
ミー用ロードセル21、22、及び計量用ロードセル2
0を設置することができるので、この質量測定装置の構
造設計上の自由度を大きくすることができる。従って、
揺動成分を除去することができるように既存の質量測定
装置、又は重量測定装置にもこれら第1及び第2のダミ
ー用ロードセル21、22を増設することができる可能
性を高くすることができる。
【0031】また、第1及び第2のダミー用ロードセル
21、22の各出力端子33、34ごとに増幅器を設け
る必要がなく、並列出力端子38に1台の増幅器35を
設ければよいので、増幅器の費用を低減することができ
るし、質量測定装置の嵩をその削減できた増幅器の分だ
けコンパクトにすることができる。
【0032】更に、1台の増幅器35から出力された合
成補正用電気信号を1台のA/D変換器36を介して補
正演算器23に入力させる構成であるので、マルチプレ
クサが不要であり、これによって、位相誤差に基づく質
量Mの測定誤差を解消することができる。また、A/D
変換器36が1台で済むので、費用の低減、装置のコン
パクト化を図ることができる。
【0033】そして、図2において、重心g21とg1
距離L1 と、重心g1 とg22の距離L2 と、を互いに等
しくすることにより、式(18)が E2121=E2222 ・・・・(25) となり、E1 21=E2 22を満足させればよいので、
1 =E2 及びm21=m22とすることができる。即ち、
第1及び第2のダミー用ロードセル21、22の両方の
感度E1 、E2 、及び第1と第2の分銅29の両方の質
量m21、m22を互いに等しくすることができるので、1
種類のダミー用ロードセルを第1及び第2の各ダミー用
ロードセル21、22に共用することができ、これによ
って、第1及び第2のダミー用ロードセル21、22の
設計、製作が簡単となり、在庫数を半減させることがで
きる。
【0034】次に、第2実施形態の質量計測装置を図4
を参照して説明する。第1実施形態と第2実施形態が相
違するところは、第1実施形態では、計量用ロードセル
20の出力信号e1 ’に含まれている揺動物体19に起
因する振動成分を、第1及び第2のダミー用ロードセル
21、22の出力信号e21、e22を使用してデジタル的
に補正して被計量物24の質量Mを出力する構成とした
のに対して、第2実施形態では、アナログ的に補正して
被計量物24の質量Mを出力する構成としたところであ
る。これ以外は、第1実施形態と同等であり、同等部分
を同一の図面符号で示しその説明を省略する。
【0035】即ち、図4に示すように、第1及び第2の
ダミー用ロードセル21、22の出力端子33と34を
並列接続して導出される並列出力端子38から出力され
る合成補正用アナログ信号e2 ’(e2 ’は、式(2
1)において増幅器35に入力する信号であって、
2 ’=E2 2 (g+a1 )である。)を、ハイパス
フィルタ39に通してE2 2 gに相当する直流成分の
零補正を行う。次に、ハイパスフィルタ39の出力信号
2 2 1 を後述する適切な利得K3 の増幅器40に
通してK3 2 2 1 に増幅し、そして、この信号を
アナログ減算器41に入力させる。
【0036】アナログ減算器41は、計量用ロードセル
20の出力信号e1 ’(e1 ’は、式(22)において
増幅器31に入力する信号であって、e1 ’=E1 (M
+m1 )(g+a1 )である。)からe4 (=K3 2
2 1 )を減算し(e4 をe1 ’と逆位相で入力させ
る。)、及び補正して揺動物体19に起因する振動成分
を除去し、そして被計量物24の質量Mを出力すること
ができる。
【0037】次に、増幅器40の利得K3 について説明
する。いま、第1及び第2のダミー用ロードセル21、
22に使用されている各歪ゲージ28、30が夫々同一
の抵抗値であり、この歪ゲージ28、30の抵抗値が計
量用ロードセル20に使用されている歪ゲージ26の抵
抗値の2倍であるとする。この場合は、利得K3 を、 K3 =E1 (M+m1 )/(E2 2 ) ・・・・(26) のように調整する。よって、増幅器40の出力信号e4
は、e4 =K3 2 2 1 =E1 (M+m1 )a1 ・・・・(27) となる。次に、アナログ減算器41が M=(e1 ’−e4 )/(E1 g)−m1 ・・・・(28) を演算して被計量物24の質量Mを出力することができ
る。
【0038】この第2実施形態のアナログ式質量測定装
置によると、アナログ減算器41等の揺動成分を除去す
るための補正処理装置の構造及び処理内容がデジタル式
のものと比較して非常に簡単になり、費用の低減を図る
ことができる。従って、揺動成分を除去することができ
ない既存の質量測定装置を揺動成分を除去することがで
きるようにするための改造、又は設計変更を容易に行う
ことができる。
【0039】ただし、上記各実施形態において、図3に
示すように、3つの各重心g21、g1 、g22をXY平面
内で同一直線上に配置する構成としたが、XYZの3次
元空間内で3つの各重心g21、g1 、g22を同一直線上
に配置する構成としてもよい。
【0040】
【発明の効果】第1及び第2の各発明に係る質量測定装
置によると、計量用荷重変換手段が生成する計量電気信
号を、第1及び第2の補正用荷重変換手段の各出力端子
を並列接続した並列出力端子から出力される合成補正用
電気信号により補正して揺動成分を除去し、被計量物の
質量信号を生成する構成としたから、被計量物の質量を
正確に測定することができるという効果がある。
【0041】そして、第1の補正用質量の第1の重心と
第2の補正用質量の第2の重心の間に計量用荷重変換手
段の風袋と被計量物の合成重心を位置させて、第1及び
第2の重心と合成重心が同一直線上又はその近傍に位置
することを満足すれば、第1及び第2の重心と合成重心
とを鉛直方向及び水平方向の両方の位置を一致させる必
要がない。つまり、第1及び第2の重心と合成重心とを
互いに離れた位置となるように計量用荷重変換手段、第
1及び第2の補正用荷重変換手段を設置することができ
るので、この質量測定装置の構造設計上の自由度を大き
くすることができるという効果がある。従って、揺動成
分を除去することができない既存の質量測定装置にも本
願発明の第1及び第2の補正用荷重変換手段を増設する
ことができる可能性を高くすることができる。
【0042】また、第1及び第2の補正用荷重変換手段
の並列接続した出力端子から出力される合成補正用電気
信号を演算手段に入力させる構成、即ち、2つの第1及
び第2の補正用荷重変換手段から出力される第1及び第
2の補正用電気信号を1つの合成補正用電気信号として
演算手段に出力する構成であるので、図7に示す従来の
計量装置のように各ダミーセル111 〜11n に対して
増幅器151 〜15n、及び必要な場合にはアナログフ
ィルタ161 〜16n を夫々に設ける必要がなく、増幅
器及び必要であればアナログフィルタを上記並列接続し
た1つの出力端子に設ければよい。これによって、省略
した増幅器及びアナログフィルタの費用を低減すること
ができるし、この装置を上記従来の計量装置よりもコン
パクトにすることができるという効果がある。
【0043】更に、第1及び第2の補正用荷重変換手段
の並列接続した出力端子から出力される合成補正用電気
信号を演算手段に入力させる構成であるので、図7に示
す従来の計量装置のようにマルチプレクサ17を使用す
る必要がないので、位相誤差を生じることがなく、従っ
て、質量の測定精度を従来よりも向上させることができ
る。そして、図7に示す従来の計量装置では、マルチプ
レクサ17を省略すると夫々のダミーセル111 〜11
n に対してA/D変換器18を設ける必要があるが、本
発明によると、2台の第1及び第2の補正用荷重変換手
段に対して1台のA/D変換器を設ければよく、これに
よって、省略できたA/D変換器の費用を低減すること
ができるし、この装置を上記従来の計量装置よりもコン
パクトにすることができるという効果がある。
【0044】そして、第2の発明によると、第1及び第
2の補正用荷重変換手段はE1 ・m21=E2 ・m22を満
足すればよいので、E1 =E2 及びm21=m22とするこ
とができる。即ち、第1及び第2の補正用荷重変換手段
の両方の感度E1 、E2 、及び両方の補正用質量m21
22を互いに等しくすることができるので、1種類の補
正用荷重変換手段を第1及び第2の各補正用荷重変換手
段に共用することができ、これによって、第1及び第2
の補正用荷重変換手段の設計、製作が簡単となり、在庫
数を半減させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る質量測定装置の
電気回路を示すブロック図である。
【図2】同第1実施形態の質量測定装置の斜視図であ
る。
【図3】同第1実施形態の質量測定装置の3つの各重心
21、g1 、g22をXY平面上の座標で表した図であ
る。
【図4】同発明の第2実施形態に係る質量測定装置の電
気回路を示すブロック図である。
【図5】(a)は従来の質量測定装置の側面図、(b)
は同質量測定装置の正面図である。
【図6】図5に示す従来の重量測定装置の電気回路を示
すブロック図である。
【図7】従来の他の質量計測装置の電気回路を示すブロ
ック図である。
【図8】図7に示す従来の他の質量計測装置のCPUの
内容を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 計量用ロードセル 21 第1のダミー用ロードセル 22 第2のダミー用ロードセル 23 補正演算器 24 被計量物 25 載置台 27 第1の分銅 29 第2の分銅 38 並列接続された出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体上に設置可能であり被計量物の重量
    を受けてこの重量に対応する計量電気信号を生成する計
    量用荷重変換手段と、上記物体上に設置可能であり既知
    の第1の補正用質量に基づく重量を受けてこの重量に対
    応する第1の補正用電気信号を生成する第1の補正用荷
    重変換手段と、上記物体上に設置可能であり既知の第2
    の補正用質量に基づく重量を受けてこの重量に対応する
    第2の補正用電気信号を生成する第2の補正用荷重変換
    手段と、を備え、第1の補正用質量の第1の重心と第2
    の補正用質量の第2の重心の間に上記計量用荷重変換手
    段の風袋と上記被計量物の合成重心が位置し、第1及び
    第2の重心と上記合成重心が同一直線上又はその近傍に
    位置するように第1及び第2の補正用荷重変換手段を設
    け、第1の補正用荷重変換手段の感度E1 、第1の補正
    用質量m21、及び第1の重心と上記合成重心との距離L
    1 に対する第2の重心と上記合成重心との距離L2 の比
    1 /L2 の積E1 ・m21・L1 /L2 と、第2の補正
    用荷重変換手段の感度E2 、及び第2の補正用質量m22
    の積E2 ・m22と、が互いに等しいか若しくは近くなる
    ように定め、第1及び第2の補正用荷重変換手段の各々
    の出力端子を並列接続し、この並列接続した出力端子か
    ら出力する第1及び第2の補正用電気信号の合成補正用
    電気信号と上記計量電気信号とに基づいて上記被計量物
    の質量信号を生成する演算手段を具備することを特徴と
    する質量測定装置。
  2. 【請求項2】 物体上に設置可能であり被計量物の重量
    を受けてこの重量に対応する計量電気信号を生成する計
    量用荷重変換手段と、上記物体上に設置可能であり既知
    の第1の補正用質量に基づく重量を受けてこの重量に対
    応する第1の補正用電気信号を生成する第1の補正用荷
    重変換手段と、上記物体上に設置可能であり既知の第2
    の補正用質量に基づく重量を受けてこの重量に対応する
    第2の補正用電気信号を生成する第2の補正用荷重変換
    手段と、を備え、第1の補正用質量の第1の重心と第2
    の補正用質量の第2の重心までの夫々の距離が等しいか
    若しくは略等しい両方の重心の中間に上記計量用荷重変
    換手段の風袋と上記被計量物の合成重心が位置し、第1
    及び第2の重心と上記合成重心が同一直線上又はその近
    傍に位置するように第1及び第2の補正用荷重変換手段
    を設け、第1の補正用荷重変換手段の感度E1 及び第1
    の補正用質量m21の積E1 ・m21と、第2の補正用荷重
    変換手段の感度E2 及び第2の補正用質量m22の積E2
    ・m22と、が互いに等しいか若しくは近くなるように定
    め、第1及び第2の補正用荷重変換手段の各々の出力端
    子を並列接続し、この並列接続した出力端子から出力す
    る第1及び第2の補正用電気信号の合成補正用電気信号
    と上記計量電気信号とに基づいて上記被計量物の質量信
    号を生成する演算手段を具備することを特徴とする質量
    測定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345314A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Ocean High Technology Institute Inc 風防付き天秤による計量方法及び風防付き天秤
JP2016017888A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 株式会社イシダ 計量装置
US11981463B2 (en) 2019-05-22 2024-05-14 I.M.A. Industrial Macchine Automatiche S.P.A. Dosing device for feeding an infusion product

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JP2016017888A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 株式会社イシダ 計量装置
US11981463B2 (en) 2019-05-22 2024-05-14 I.M.A. Industrial Macchine Automatiche S.P.A. Dosing device for feeding an infusion product

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