JPH09236331A - 支持架台装置 - Google Patents
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- JPH09236331A JPH09236331A JP8067163A JP6716396A JPH09236331A JP H09236331 A JPH09236331 A JP H09236331A JP 8067163 A JP8067163 A JP 8067163A JP 6716396 A JP6716396 A JP 6716396A JP H09236331 A JPH09236331 A JP H09236331A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/40—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules using plate-like mounting elements, e.g. profiled or corrugated plates; Plate-like module frames
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/50—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules comprising elongate non-rigid elements, e.g. straps, wires or ropes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S2025/01—Special support components; Methods of use
- F24S2025/017—Tensioning means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S2025/01—Special support components; Methods of use
- F24S2025/02—Ballasting means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/47—Mountings or tracking
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大規模面積の面状要素であってもこれを汎用
的に取り扱うことができ、また面状要素に使用される流
体の流量が大きくても、偏った流れが生じた場合でも確
実に平坦度を保つことができ、しかも簡単な工事により
造作できる支持架台装置を提供すること。 【構成】 縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する
縦筋（１）、および縦筋に交差する方向に配置され、縦
筋を互いに連結する横筋（２）を備えた金網状構造体
と、前記縦筋または横筋の端部を受け入れて金網状構造
体を保持する金網支持体（３）と、縦筋に加わる荷重に
抗しそれぞれの縦筋がほぼ同一面内に位置するよう、支
持体に保持された縦筋の両端のうち、少なくとも一方の
端部を介し、各々の縦筋に調節可能に引張力を加える縦
筋の引張調節手段（４）とで構成されている。
的に取り扱うことができ、また面状要素に使用される流
体の流量が大きくても、偏った流れが生じた場合でも確
実に平坦度を保つことができ、しかも簡単な工事により
造作できる支持架台装置を提供すること。 【構成】 縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する
縦筋（１）、および縦筋に交差する方向に配置され、縦
筋を互いに連結する横筋（２）を備えた金網状構造体
と、前記縦筋または横筋の端部を受け入れて金網状構造
体を保持する金網支持体（３）と、縦筋に加わる荷重に
抗しそれぞれの縦筋がほぼ同一面内に位置するよう、支
持体に保持された縦筋の両端のうち、少なくとも一方の
端部を介し、各々の縦筋に調節可能に引張力を加える縦
筋の引張調節手段（４）とで構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、簡単に設営して大規模
な平面状または曲面状の支持面を構築することのできる
支持架台装置、特に、膜体ソーラー、流体規正搬送シー
ト等の面状要素を支持または保持する目的で使用する支
持架台装置に係る。
な平面状または曲面状の支持面を構築することのできる
支持架台装置、特に、膜体ソーラー、流体規正搬送シー
ト等の面状要素を支持または保持する目的で使用する支
持架台装置に係る。
【０００２】
【従来の技術】従来、シート状要素の設営に際し、シー
ト状要素には少なくとも２軸方向に引張力を加えて緊張
させる必要があり、このためロープや支柱および支持フ
レームが用いられている。
ト状要素には少なくとも２軸方向に引張力を加えて緊張
させる必要があり、このためロープや支柱および支持フ
レームが用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本件出願人が現在開発
を進めている膜体ソーラーや流体規正搬送シート等の面
状要素は益々大規模面積化しており、搬送流体の規正精
度を高める上から面状要素を如何にして支持しその平坦
度を維持するかが重要な課題となっている。
を進めている膜体ソーラーや流体規正搬送シート等の面
状要素は益々大規模面積化しており、搬送流体の規正精
度を高める上から面状要素を如何にして支持しその平坦
度を維持するかが重要な課題となっている。
【０００４】面状要素の平坦度が失われる要因には、風
等の外部荷重および局部的に生じることのある偏流が挙
げられる。面状要素に予め加えてある引張力では平坦度
を維持するには不十分であり、従って、外部荷重や偏流
の発生を予想してバックアップフレームを併用する等の
補強対策を施し安全率を高める工夫が必要とされる。し
かしながら、こうした補強構造には著しく経費が嵩み、
また構造解析に要する手間を考えると実用上問題が多
く、将来の普及技術とはなりにくい。
等の外部荷重および局部的に生じることのある偏流が挙
げられる。面状要素に予め加えてある引張力では平坦度
を維持するには不十分であり、従って、外部荷重や偏流
の発生を予想してバックアップフレームを併用する等の
補強対策を施し安全率を高める工夫が必要とされる。し
かしながら、こうした補強構造には著しく経費が嵩み、
また構造解析に要する手間を考えると実用上問題が多
く、将来の普及技術とはなりにくい。
【０００５】本発明の目的は、簡単な工事により設営で
き、大規模面積の面状要素を支持または保持することで
これを汎用的に取り扱うことができ、また面状要素に加
わる荷重に抗して確実に平坦度を保つことのできる支持
架台装置を提供することにある。
き、大規模面積の面状要素を支持または保持することで
これを汎用的に取り扱うことができ、また面状要素に加
わる荷重に抗して確実に平坦度を保つことのできる支持
架台装置を提供することにある。
【０００６】なお、本明細書で使用する用語「平坦度」
は、必ずしも２軸方向、あるいは３次元的に見た場合の
平面状態を指す言葉ではない。移動する流体にとりその
移動方向が乱されないよう、流体の移動方向にほぼ直交
する向きに見た表面の状態を意味し、面状要素による流
体の搬送規正に支承がない表面状態は平坦度が確保され
ている。その実態については実施例の説明に詳しく解説
されている。
は、必ずしも２軸方向、あるいは３次元的に見た場合の
平面状態を指す言葉ではない。移動する流体にとりその
移動方向が乱されないよう、流体の移動方向にほぼ直交
する向きに見た表面の状態を意味し、面状要素による流
体の搬送規正に支承がない表面状態は平坦度が確保され
ている。その実態については実施例の説明に詳しく解説
されている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の第１の形態によれば、前記支持架台装置
は、縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する縦筋、
および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋を互いに連
結する横筋を備えた金網状構造体と、前記縦筋の端部を
受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体と、縦筋
に加わる荷重に抗しそれぞれの縦筋がほぼ同一面内に位
置するよう、支持体に保持された縦筋の両端のうち、少
なくとも一方の端部を介し、各々の縦筋に調節可能に引
張力を加える縦筋の引張調節手段とで構成されている。
め、本発明の第１の形態によれば、前記支持架台装置
は、縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する縦筋、
および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋を互いに連
結する横筋を備えた金網状構造体と、前記縦筋の端部を
受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体と、縦筋
に加わる荷重に抗しそれぞれの縦筋がほぼ同一面内に位
置するよう、支持体に保持された縦筋の両端のうち、少
なくとも一方の端部を介し、各々の縦筋に調節可能に引
張力を加える縦筋の引張調節手段とで構成されている。
【０００８】本発明の第２の形態によれば、支持架台装
置は、縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する縦
筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋を互い
に連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記横筋の端
部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体と、
横筋に加わる荷重に抗しそれぞれの横筋がほぼ同一面内
に位置するよう、支持体に保持された横筋の両端のう
ち、少なくとも一方の端部を介し、各々の横筋に調節可
能に引張力を加える横筋の引張調節手段とで構成されて
いる。
置は、縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する縦
筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋を互い
に連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記横筋の端
部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体と、
横筋に加わる荷重に抗しそれぞれの横筋がほぼ同一面内
に位置するよう、支持体に保持された横筋の両端のう
ち、少なくとも一方の端部を介し、各々の横筋に調節可
能に引張力を加える横筋の引張調節手段とで構成されて
いる。
【０００９】本発明の第３の形態によれば、前記支持架
台装置は、縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する
縦筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋を互
いに連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記縦筋の
端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体
と、縦筋に加わる荷重に抗しそれぞれの縦筋がほぼ同一
面内に位置するよう、支持体に保持された縦筋の両端の
うち、少なくとも一方の端部を介し、各々の縦筋に調節
可能に引張力を加える縦筋の引張調節手段と、前記横筋
の端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体
と、横筋に加わる荷重に抗しそれぞれの横筋がほぼ同一
面内に位置するよう、支持体に保持された横筋の両端の
うち、少なくとも一方の端部を介し、各々の横筋に調節
可能に引張力を加える横筋の引張調節手段とで構成され
ている。
台装置は、縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置する
縦筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋を互
いに連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記縦筋の
端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体
と、縦筋に加わる荷重に抗しそれぞれの縦筋がほぼ同一
面内に位置するよう、支持体に保持された縦筋の両端の
うち、少なくとも一方の端部を介し、各々の縦筋に調節
可能に引張力を加える縦筋の引張調節手段と、前記横筋
の端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持体
と、横筋に加わる荷重に抗しそれぞれの横筋がほぼ同一
面内に位置するよう、支持体に保持された横筋の両端の
うち、少なくとも一方の端部を介し、各々の横筋に調節
可能に引張力を加える横筋の引張調節手段とで構成され
ている。
【００１０】
【作用】縦筋および／または横筋の筋材の両端を金網支
持体で保持し、筋材端部を引張調節手段により引っ張り
筋材に対し予め引張力が加えられる。引張力の加わった
筋材は変形荷重に対して強靭に抵抗し、隣接するこれら
筋材を直交する別の筋材により連結することにより引張
抵抗筋材は互いに一体化され、剛性に富む金網状構造体
が得られる。
持体で保持し、筋材端部を引張調節手段により引っ張り
筋材に対し予め引張力が加えられる。引張力の加わった
筋材は変形荷重に対して強靭に抵抗し、隣接するこれら
筋材を直交する別の筋材により連結することにより引張
抵抗筋材は互いに一体化され、剛性に富む金網状構造体
が得られる。
【００１１】
【実施例】図１、図２および図３は、支持架台装置の設
置状態の３種類の具体例を示す説明図である。支持架台
装置の上部には、液体流下用の面状要素１０、例えば、
集熱シートとして利用される面状要素が載置されてい
る。図４および図５は、面状要素の構造例を示す説明図
である。図示の面状要素は、上側シート１１と下側シー
ト１２の合わせシートから構成され、シートの間を熱媒
体が流下していく構成とされている。流下する熱媒体は
上下のうね状突起１３、１３により移動方向を規正さ
れ、包囲通路１５に沿って整然と流下していく。図５の
右半分には、下側シート１２に対し上側シート１１が浮
き上がった状態を示している。流量が増えても、シート
の相対移動により間に流体を挟み込むため流体に対する
規正効果は十分に維持される。こうした面状要素による
規正性能は、網状構造体による平坦度により得られるも
ので、網状構造体は面状要素の性能に大きく関与してい
る。
置状態の３種類の具体例を示す説明図である。支持架台
装置の上部には、液体流下用の面状要素１０、例えば、
集熱シートとして利用される面状要素が載置されてい
る。図４および図５は、面状要素の構造例を示す説明図
である。図示の面状要素は、上側シート１１と下側シー
ト１２の合わせシートから構成され、シートの間を熱媒
体が流下していく構成とされている。流下する熱媒体は
上下のうね状突起１３、１３により移動方向を規正さ
れ、包囲通路１５に沿って整然と流下していく。図５の
右半分には、下側シート１２に対し上側シート１１が浮
き上がった状態を示している。流量が増えても、シート
の相対移動により間に流体を挟み込むため流体に対する
規正効果は十分に維持される。こうした面状要素による
規正性能は、網状構造体による平坦度により得られるも
ので、網状構造体は面状要素の性能に大きく関与してい
る。
【００１２】図１の網状構造体は、矢印ａとｂの２つの
方向に平坦度が確保されている。これに対し、図２およ
び図３の網状構造体では、ａの方向に平坦度が確保さ
れ、ｂの方向には湾曲面が形成されている。図１から図
３の何れの場合にも、面状要素に沿って移動する流体は
縦筋１に沿っており、従って、網状構造体の平坦度は流
体の移動方向に交差する向きに確保されていなくてはな
らない。流体は面状要素の勾配に沿って移動する。
方向に平坦度が確保されている。これに対し、図２およ
び図３の網状構造体では、ａの方向に平坦度が確保さ
れ、ｂの方向には湾曲面が形成されている。図１から図
３の何れの場合にも、面状要素に沿って移動する流体は
縦筋１に沿っており、従って、網状構造体の平坦度は流
体の移動方向に交差する向きに確保されていなくてはな
らない。流体は面状要素の勾配に沿って移動する。
【００１３】図１の網状構造体の縦筋１は、両側の金網
支持体３の間に大きな弛みのない張った状態に引張支持
されているが、図２の網状構造体の縦筋１は、面状要素
の中間部が窪む程度に引張支持されている。図３の網状
構造体は、両側の金網支持体３に高低差を持たせてお
り、図示のような湾曲面を形成するように縦筋を引張支
持している。金網支持体は、縦筋に変えて、横筋の両端
側に設置することができ、また縦筋と横筋の両方の筋材
の両端側に配置することもできる。なお、縦筋に対する
横筋の配置形態は図示のものに限定されるわけではな
い。横筋は方向を変えて斜めに配置することもでき、さ
らに、この横筋に加えて、横筋に交差する別の方向に新
たな横筋を加えることも可能である。
支持体３の間に大きな弛みのない張った状態に引張支持
されているが、図２の網状構造体の縦筋１は、面状要素
の中間部が窪む程度に引張支持されている。図３の網状
構造体は、両側の金網支持体３に高低差を持たせてお
り、図示のような湾曲面を形成するように縦筋を引張支
持している。金網支持体は、縦筋に変えて、横筋の両端
側に設置することができ、また縦筋と横筋の両方の筋材
の両端側に配置することもできる。なお、縦筋に対する
横筋の配置形態は図示のものに限定されるわけではな
い。横筋は方向を変えて斜めに配置することもでき、さ
らに、この横筋に加えて、横筋に交差する別の方向に新
たな横筋を加えることも可能である。
【００１４】面状要素１０と網状構造体の位置関係は図
６から明らかである。網状構造体の上部には断熱層１４
が配置され、この断熱層の上部に面状要素が載置されて
いる。面状要素の支持形態は、図５に示すように網状構
造体の上部に載せる以外に、網状構造体の下側に保持し
たり、上下の対の網状構造体の間に挟んで支持すること
も可能である。
６から明らかである。網状構造体の上部には断熱層１４
が配置され、この断熱層の上部に面状要素が載置されて
いる。面状要素の支持形態は、図５に示すように網状構
造体の上部に載せる以外に、網状構造体の下側に保持し
たり、上下の対の網状構造体の間に挟んで支持すること
も可能である。
【００１５】本件出願人による実証試験に用いた網状構
造体は、直径が４mmの縦筋と横筋を用い、これら筋材は
１００mm間隔で配置された正方形の格子構造を持つ。網
状構造体は、幅２ｍ、長さ６ｍ、重量約４８kgを単位ユ
ニットとし、このユニット網状構造体を接合して必要面
積の架台面を造成した。
造体は、直径が４mmの縦筋と横筋を用い、これら筋材は
１００mm間隔で配置された正方形の格子構造を持つ。網
状構造体は、幅２ｍ、長さ６ｍ、重量約４８kgを単位ユ
ニットとし、このユニット網状構造体を接合して必要面
積の架台面を造成した。
【００１６】図７は金網支持体３は、縦筋１の端部を受
け入れる溝５を持つホルダ６を備えている。ホルダ６の
溝５に挿入された縦筋の端部にはねじ管７が挿入され、
ねじ管は縦筋に対し溶接される。図７の例では、参照番
号８が溶接箇所を示している。ねじ管７にはナットが取
り付けられ、ホルダ６を反力壁としてナットを締め付け
れば縦筋に対し引張力が加わる。参照番号９は、縦筋が
溝５から上方に抜け出るのを阻止する押え金具である。
ホルダ６はアーム２０を備え、アームに設けたピン穴２
１に挿入される支持ピンを中心として、このホルダの設
置の向きを変えることができる。図６は、縦筋にねじ管
７を挿入し、端部を溶接８した後にワッシャとナットを
挿入した状態を表わしている。従って、図示の例では、
ねじ管７とナットが縦筋の引張調節手段４を構成してい
る。
け入れる溝５を持つホルダ６を備えている。ホルダ６の
溝５に挿入された縦筋の端部にはねじ管７が挿入され、
ねじ管は縦筋に対し溶接される。図７の例では、参照番
号８が溶接箇所を示している。ねじ管７にはナットが取
り付けられ、ホルダ６を反力壁としてナットを締め付け
れば縦筋に対し引張力が加わる。参照番号９は、縦筋が
溝５から上方に抜け出るのを阻止する押え金具である。
ホルダ６はアーム２０を備え、アームに設けたピン穴２
１に挿入される支持ピンを中心として、このホルダの設
置の向きを変えることができる。図６は、縦筋にねじ管
７を挿入し、端部を溶接８した後にワッシャとナットを
挿入した状態を表わしている。従って、図示の例では、
ねじ管７とナットが縦筋の引張調節手段４を構成してい
る。
【００１７】
【発明の効果】前述したように、本発明に係る支持架台
装置は、非常に軽量の金網状構造体を使用し、この網状
構造体の筋材に引張力を加えて架設保持する構造を取り
入れているため、荷重に対し強靭な抵抗力を持ち容易に
変形しない支持面が形成される。従って、従来のような
支柱やバックアップフレームは不要であり、途中の支保
構造を省略した空中架設構造体を簡単に造作することが
でき、面状要素の支持架台として手軽に利用可能な安価
な架台施設を構築することができる。
装置は、非常に軽量の金網状構造体を使用し、この網状
構造体の筋材に引張力を加えて架設保持する構造を取り
入れているため、荷重に対し強靭な抵抗力を持ち容易に
変形しない支持面が形成される。従って、従来のような
支柱やバックアップフレームは不要であり、途中の支保
構造を省略した空中架設構造体を簡単に造作することが
でき、面状要素の支持架台として手軽に利用可能な安価
な架台施設を構築することができる。
【図１】本発明の支持架台装置の構造形態の一例を示す
斜視説明図。
斜視説明図。
【図２】支持架台装置の構造形態の他の例を示す斜視説
明図。
明図。
【図３】支持架台装置の構造形態の別の例を示す斜視説
明図。
明図。
【図４】面状要素の構造例を示す斜視説明図。
【図５】面状要素と網状構造体の位置関係を示す断面説
明図。
明図。
【図６】縦筋の端部引張構造の一例を示す斜視図。
【図７】筋材の引張調整手段の例を示す斜視説明図。
１ 縦筋 ２ 横筋 ３ 金網支持体 ４ 筋材の引張調節手段 ５ ホルダの溝 ６ ホルダ ７ ねじ管 ８ 溶接部 ９ 押え金具 １０ 面状要素 １１ 上側シート １２ 下側シート １３ うね状突起 １４ 断熱層 １５ 包囲通路 ２０ アーム ２１ ピン穴
Claims (6)
- 【請求項１】 縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置
する縦筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋
を互いに連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記縦
筋の端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持
体と、縦筋に加わる荷重に抗しそれぞれの縦筋がほぼ同
一面内に位置するよう、支持体に保持された縦筋の両端
のうち、少なくとも一方の端部を介し、各々の縦筋に調
節可能に引張力を加える縦筋の引張調節手段とを有して
なる支持架台装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載された支持架台装置にお
いて、前記金網状構造体の縦筋が鋼棒からなる支持架台
装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載された支持架台装置にお
いて、前記金網状構造体の縦筋がワイヤロープからなる
支持架台装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載された支持架台装置にお
いて、前記支持体が金網状構造体の縦筋の端部を受け入
れる溝を備えたホルダからなり、また前記縦筋引張調節
手段が前記ホルダの表面を反力壁として利用するナット
からなり、ナットを回転させて縦筋を引っ張る構造の支
持架台装置。 - 【請求項５】 縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置
する縦筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋
を互いに連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記横
筋の端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持
体と、横筋に加わる荷重に抗しそれぞれの横筋がほぼ同
一面内に位置するよう、支持体に保持された横筋の両端
のうち、少なくとも一方の端部を介し、各々の横筋に調
節可能に引張力を加える横筋の引張調節手段とを有して
なる支持架台装置。 - 【請求項６】 縦方向に延び且つ横に間隔を置いて位置
する縦筋、および縦筋に交差する方向に配置され、縦筋
を互いに連結する横筋を備えた金網状構造体と、前記縦
筋の端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持
体と、縦筋に加わる荷重に抗しそれぞれの縦筋がほぼ同
一面内に位置するよう、支持体に保持された縦筋の両端
のうち、少なくとも一方の端部を介し、各々の縦筋に調
節可能に引張力を加える縦筋の引張調節手段と、前記横
筋の端部を受け入れて金網状構造体を保持する金網支持
体と、横筋に加わる荷重に抗しそれぞれの横筋がほぼ同
一面内に位置するよう、支持体に保持された横筋の両端
のうち、少なくとも一方の端部を介し、各々の横筋に調
節可能に引張力を加える横筋の引張調節手段とを有して
なる支持架台装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067163A JPH09236331A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 支持架台装置 |
| US08/803,017 US5769068A (en) | 1996-02-27 | 1997-02-21 | Apparatus for supporting a solar collector unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8067163A JPH09236331A (ja) | 1996-02-27 | 1996-02-27 | 支持架台装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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