JPH09235553A - 液晶組成物及びこれを用いた液晶素子 - Google Patents

液晶組成物及びこれを用いた液晶素子

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JPH09235553A
JPH09235553A JP33867296A JP33867296A JPH09235553A JP H09235553 A JPH09235553 A JP H09235553A JP 33867296 A JP33867296 A JP 33867296A JP 33867296 A JP33867296 A JP 33867296A JP H09235553 A JPH09235553 A JP H09235553A
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JP
Japan
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pyrimidinediyl
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Application number
JP33867296A
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English (en)
Inventor
Chizu Sekine
千津 関根
Yoshiaki Tsubata
義昭 津幡
Kyoko Yamamoto
恭子 山本
Koichi Fujisawa
幸一 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】効率的にネマチック相の下限温度が拡大され
た、低粘度の液晶組成物、さらにしきい値電圧を小さく
した液晶組成物およびそれを使用した光シャッターや表
示素子などに使用できる液晶素子を提供すること。 【解決手段】下記一般式(1) 具体的には、例えば で示される化合物の少なくとも1種と、下記一般式
(2) 具体的には、例えば 等から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含有する液
晶組成物、並びに、該液晶組成物を使用した液晶素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なネマティッ
ク液晶組成物及びこれを用いた液晶素子に関する。さら
に詳しくは、効率的にネマチック相の下限温度が拡大さ
れた、低粘度の液晶組成物、さらにしきい値電圧を小さ
くした液晶組成物およびそれを使用した光シャッター
や、STN(超捩れネマティック)型液晶素子やPDL
C(ポリマー分散型液晶)型液晶素子に代表される液晶
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年情報化社会の進展に伴い、各種の表
示素子はマン−マシーンインターフェースの一つとし
て、その重要性がますます高まっている。このような中
で平面ディスプレイ、特に液晶ディスプレイ(LCD)
は、薄型・軽量・低電圧駆動・低消費電力などの特徴を
有していることから急速に普及してきた。液晶ディスプ
レイに代表される液晶素子のうち、情報量の大きいマト
リクス型液晶素子には、アクティブマトリクス方式と単
純マトリクス方式と呼ばれている二つの駆動方式があ
る。
【0003】アクティブマトリクス方式は、ポリシリコ
ン、アモルファスシリコンなどの薄膜トランジスターま
たはダイオードを画素毎に非線形素子として装着したも
のである。しかし、アクティブマトリクス方式は、複雑
な製造プロセスと歩留まり悪さから、大面積化、低価格
化、高密度化に関して課題を有しており、価格や生産性
などを考え合わせると単純マトリクス方式の方が有力で
ある。
【0004】現在実用化されている単純マトリクス方式
の液晶素子としては、TN(捩れネマティック)型、S
TN(超捩れネマティック)型液晶素子を用いたものが
主流である。TN型は、時計や電卓などの表示素子とし
て幅広く応用されているが、この方式では電気光学特性
の立ち上がりが緩やかであり、デューティー比が増すに
従いコントラストが著しく低下するため、原理的に大画
面表示が困難である。
【0005】STN型は、このようなTN型液晶素子の
欠点を補うために開発された方式であり、急峻な電気光
学特性を有していることから大画面化が可能となった。
現在ではラップトップパーソナルコンピュータなどのデ
ィスプレイに用いられている。
【0006】しかしながら、STN型液晶素子は上記の
ようにTN型液晶素子に比べると優れた特性を有してい
るものの、より一層の大面積化、低価格化、高密度化の
ためには未だ解決すべき課題を残している。
【0007】例えば、STN型液晶素子は、アクティブ
マトリクス方式の代表的な液晶素子であるTFT型液晶
素子と比較した場合、視野角特性や応答速度の点で未だ
不十分である。とりわけ、さらなる大面積化や高密度
化、あるいは動画表示などを行なうためには、高速応答
化は不可欠である。
【0008】液晶材料は、複数の特性を適切に調整する
ために多数の構成成分から成り、各構成成分はそれぞれ
特徴ある物性を有している。例えば、最近セルギャップ
を薄くした高速STN型液晶素子が開発されているが、
このタイプの液晶材料には従来の構成成分、即ち高温域
にネマチック相を有する成分、誘電率異方性を付与する
成分等の他に、屈折率異方性が大きい成分が含まれてい
る。
【0009】このように、目的とする液晶素子の性能に
あわせて多種類の化合物が構成成分として用いられる
が、いずれにしても、ネマチック相が室温を含む広い温
度領域示すことは不可欠であり、特にネマチック相の下
限温度を効率よく拡大する成分は重要である。また、低
消費電力という観点からみた場合、しきい値電圧を低下
させることが有効である。さらに高速応答化するため
に、できるだけ低粘度であることが求められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、効率的にネ
マチック相の下限温度が拡大された、低粘度の液晶組成
物、さらにしきい値電圧を小さくした液晶組成物および
それを使用した光シャッターや表示組成などに使用でき
る液晶素子を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明者らは鋭意検討を加えた結果、本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明は次に記す各項の液晶
組成物に係るものである。 〔1〕下記一般式(1)
【0012】
【化11】
【0013】(式中、Lは水素原子、フッ素原子、トリ
フルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ
基、4−R1 −(シクロアルキル)基、4−R1 −(シ
クロアルケニル)基、4,4−(R1 2 −(シクロア
ルキル)基、4,4−(R1 2−(シクロアルケニ
ル)基またはR1 (O)mを示し、R1 はC1 〜C12
アルキル基、C2 〜C12のアルケニル基、C2 〜C12
アルキニル基、水素原子またはフッ素原子を示し、M、
NおよびQは、それぞれ独立に、
【0014】
【化12】
【0015】を示し、j、k、lおよびmは、それぞれ
独立に、0または1である。ただし、R1 がフッ素原子
であるときは、mは0である。X1 、X2 、X3 および
4 は同一または相異なり、CH、CFまたはNを示
し、Rはフッ素原子で置換されていてもよい、C1 〜C
12のアルキル基またはC2 からC16のアルケニルもしく
はアルコキシアルキル基を示し、Pは−(CH2 )n
−、−CH2 O−、−OCH 2 −、−COO−、−OC
O−または−O−を示し、nは1〜4である。)で示さ
れる化合物の少なくとも1種と、下記一般式(2)
【0016】
【化13】
【0017】(式中、環C、環D、環E、および環F
は、それぞれ独立に、フッ素置換されてもよい1,4−
フェニレン、および1,4−シクロヘキシレン、1,4
−シクロヘキセレン、4,1−シクロヘキセレン、2,
5−シクロヘキセレン、5,2−シクロヘキセンレ、
3,6−シクロヘキセレン、6,3−シクロヘキセレ
ン、2,5−ピリミジンジイル、5,2−ピリミジンジ
イル、2,5−ピリジンジイル、5,2−ピリジンジイ
ル、2,5−ジオキサンジイルまたは5,2−ジオキサ
ンジイルを示し、R2 は水素原子、C1 〜C12のアルキ
ル基、C2 〜C12のアルケニル基、C1 〜C16のアルコ
キシ基またはC2 〜C16のアルコキシアルキル基を示
し、R3 は水素原子、フッ素原子、フルオロメチル基、
ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、フルオロ
メトキシ基、ジフルオロメトキシ基、トリフルオロメト
キシ基、シアノ基、C1 〜C12のアルキル基、C2 〜C
12のアルケニル基、C1 〜C16のアルコキシ基またはC
2 〜C16のアルコキシアルキル基を示し、Z1 、Z2
よびZ3 は、それぞれ独立に、−COO−、−OCO
−、−OCH2 −、−CH2 O−、炭素数1〜5のアル
キレン基、炭素数2〜5のアルケニレン基、炭素数2〜
5のアルキニレン基または単結合を示し、JおよびK
は、それぞれ独立に、メチレンまたは−O−を示し、
a、b、c、dおよびeは、それぞれ独立に、0又は1
であり、かつb+c+d≧1を満たすものである。ただ
し、R2 がアルコキシ基の場合aが0、R3 がアルコキ
シ基の場合eが0である。また、R2 およびR3 がアル
コキシ基でない場合において、bが1で環Cが1,4−
フェニレン、2,5−ピリミジンジイル、5,2−ピリ
ミジンジイル、2,5−ピリジンジイルまたは5,2−
ピリジンジイルの場合、bが0、cが1、かつ環Dが
1,4−フェニレン、2,5−ピリミジンジイル、5,
2−ピリミジンジイル、2,5−ピリジンジイルまたは
5,2−ピリジンジイルの場合、およびbが0、cが
0、dが1かつEが1,4−フェニレン、2,5−ピリ
ミジンジイル、5,2−ピリミジンジイル、2,5−ピ
リジンジイルまたは5,2−ピリジンジイルの場合は、
aが1であり、また、Fが1,4−フェニレン、2,5
−ピリミジンジイル、5,2−ピリミジンジイル、2,
5−ピリジンジイルまたは5,2−ピリジンジイルの場
合はeが1である。また、一般式(1)に含まれるもの
は除く。)から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含
有する液晶組成物。
【0018】〔2〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、下記一般式(3)
【0019】
【化14】
【0020】(式中、Rはフッ素置換されていてもよ
い、C1 〜C12のアルキル基、C2 〜C 16のアルケニル
基またはC2 〜C16のアルコキシアルキル基を示し、X
1 、X2、X3 、X4 、Y1 、Y2 、Y3 およびY
4 は、それぞれ独立に、CH、CFまたはNを示す。A
は水素原子、4−R1 −(シクロアルキル)基、4−R
1 −(シクロアルケニル)基またはR1 −(O)p基を
示し、R1 はフッ素置換されていてもよい、C1 〜C12
のアルキル基、C2 〜C12のアルケニル基、C2 〜C12
のアルキニル基またはC2 〜C12のアルコキシアルキル
基を示す。ただし、R1−(O)p基のうち、トリフル
オロメチル基およびトリフルオロメトキシ基は除く。W
はトランス体の−CH=CH−または−C≡C−を表
す。Zは−C≡C−または単結合を示す。pは0または
1である。)で表される化合物、あるいは下記一般式
(4)
【0021】
【化15】
【0022】(式中、Bはフッ素原子、トリフルオロメ
チル基、トリフルオロメトキシ基またはシアノ基を示
し、R、X1 、X2 、X3 、X4 、Y1 、Y2 、Y3
4 、WおよびZは上記と同じ意味を表す。)あるいは
一般式(5)
【0023】
【化16】
【0024】(式中、CはC1 〜C12のアルキル基、C
2 〜C12のアルケニル基、C2 〜C16のアルコキシアル
キル基、4−R1 −(シクロアルキル)基、4−R1
(シクロアルケニル)基、R1 −(O)p基、フッ素原
子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基ま
たはシアノ基を示し、R、X1 、X2 、X3 、X4 、Y
1 、Y2 、Y3 、Y4 、p、ZおよびR1 は、上記一般
式(3)におけるものと同じ意味である。)で表される
化合物から選ばれる少なくとも1種とを含有する液晶組
成物。
【0025】〔3〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、上記一般式(2)で表
される化合物から選ばれる少なくとも1種、および上記
一般式(3)、一般式(4)または一般式(5)で表さ
れる化合物から選ばれる少なくとも1種とを含有する液
晶組成物。
【0026】また、本発明は、前記項〔1〕から前記項
〔3〕記載の液晶組成物から選ばれる少なくとも1種の
液晶組成物を一対の電極基板間に挟持してなる液晶素子
に係るものである。以下、本発明を詳細に説明する。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の液晶組成物は、上記一般
式(1)から一般式(9)で表される各種の化合物群を
上記項〔1〕から〔3〕に記載のように組み合わせるこ
とにより得られるものであり、該液晶組成物は、上記の
本発明の目的とする優れた特性を達成するものである。
【0028】本発明の液晶組成物の好ましい実施態様
は、下記の項〔4〕から〔10〕に記載の、上記一般式
(1)から一般式(9)で表される各種の化合物群の組
み合わせからなる液晶組成物である。
【0029】〔4〕上記一般式(2)の環Fが、フッ素
置換されていてもよい1,4−フェニレン、および1,
4−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキセレン、
4,1−シクロヘキセレン、2,5−シクロヘキセレ
ン、5,2−シクロヘキセレン、3,6−シクロヘキセ
レン、6,3−シクロヘキセレン、2,5−ジオキサン
ジイル、5,2−ジオキサンジイル、2,5−ピリミジ
ンジイル、5,2−ピリミジンジイルまたは2,5−ピ
リジンジイルのいずれかである前記項〔1〕または
〔3〕記載の液晶組成物。
【0030】〔5〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、下記一般式(6)
【0031】
【化17】
【0032】(式中、R2 、J、環C、環DおよびZ1
は、上記一般式(2)におけるものと同じ意味を表す。
aまたはgは、それぞれが独立に、0または1であり、
fは0、1または2である。ただし、R2 がアルコキシ
基の場合は、aは0である。また、R2 がアルコキシ基
でない場合において、gが1で環Cが1,4−フェニレ
ン、2,5−ピリミジンジイル、5,2−ピリミジンジ
イル、2,5−ピリジンジイルまたは5,2−ピリジン
ジイルの場合、aは1である。)で表される化合物から
選ばれる少なくとも1種とを含有する液晶組成物。
【0033】〔6〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、上記一般式(6)で表
される化合物から選ばれる少なくとも1種、および上記
一般式(3)、一般式(4)または一般式(5)で表さ
れる化合物から選ばれる少なくとも1種とを含有する液
晶組成物。
【0034】〔7〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、下記一般式(7)
【0035】
【化18】
【0036】(式中、R2 、J、環C、環D、Z1
a、gおよびfは、上記一般式(6)におけるものと、
3 およびKは、上記一般式(2)におけるものと、そ
れぞれ同じ意味を表す。eはR3 がアルコキシ基のとき
0であり、それ以外のときは1を表す。)で表される化
合物から選ばれる少なくとも1種とを含有する液晶組成
物。
【0037】〔8〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、上記一般式(7)で表
される化合物から選ばれる少なくとも1種、および上記
一般式(3)、一般式(4)、または一般式(5)で表
される化合物から選ばれる少なくとも1種とを含有する
液晶組成物。
【0038】
〔9〕上記一般式(1)で表される化合物
から選ばれる少なくとも1種と、下記一般式(8)
【0039】
【化19】
【0040】(式中、R2 、J、環C、環D、a、g、
およびfは、上記一般式(6)におけるものと同じ意味
を表す。ただし、R2 がアルコキシ基の場合は、aは0
である。また、R2 がアルコキシ基でない場合におい
て、gが1で環Cが1,4−フェニレン、2,5−ピリ
ミジンジイル、5,2−ピリミジンジイル、2,5−ピ
リジンジイルまたは5,2−ピリジンジイルの場合、a
は1である。)で表される化合物および下記一般式
(9)
【0041】
【化20】
【0042】(式中、R2 、J、環C、a、g、h、R
3 、f、i、Kおよびeは上記一般式(8)におけるも
のと同じ意味を表す。hは0もしくは1を表す。)で表
される化合物から選ばれる少なくとも1種とを含有する
液晶組成物。
【0043】〔10〕上記一般式(1)で表される化合
物から選ばれる少なくとも1種と、上記一般式(8)ま
たは一般式(9)で表される化合物から選ばれる少なく
とも1種、および上記一般式(3)、一般式(4)また
は一般式(5)で表される化合物から選ばれる少なくと
も1種とを含有する液晶組成物。
【0044】次に、一般式(1)で表される化合物につ
いて説明する。一般式(1)において、Lとしては、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチニ、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペン
テニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニ
ル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、プロピニ
ル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニル、
オクチニル、ノニニル、デシニル、ドデシニル、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキ
シ、ヘキシルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、
デシルオキシ、ウンデシルオキシ、ドデシルオキシ、ビ
ニルオキシ、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、ペン
テニルオキシ、ヘキセニルオキシ、ヘプテニルオキシ、
オクテニルオキシ、ノネニルオキシ、デセニルオキシ、
プロピオニルオキシ、ブチニルオキシ、ペンチニルオキ
シ、ヘキシニルオキシ、ヘプチニルオキシ、オクチニル
オキシ、ノニニルオキシ、デシニルオキシ、ドデシニル
オキシ、4−メチルシクロヘキシル、4−エチルシクロ
ヘキシル、4−プロピルシクロヘキシル、4−ブチニシ
クロヘキシル、4−ペンチルシクロヘキシル、4−ヘキ
シルシクロヘキシル、4−ヘキシルシクロヘキシル、4
−オクチルシクロヘキシル、4−ノニルシクロヘキシ
ル、4−デシルシクロヘキシル、4−プロピルシクロヘ
キセニル、4−ペンチルシクロヘキセニル、水素原子、
フッ素原子、トリフロロメチル基、トリフロロメトキシ
基、シアノ基等が挙げられる。
【0045】また、一般式(1)におけるRとしては、
フッ素置換されていてもよい、メチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、エテニ
ル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、
ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデ
セニル、ドデセニル、メトキシメチル、エトキシメチ
ル、プロポキシメチル、ブトキシメチル、ペンチルオキ
シメチル、ヘキシルオキシメチル、ヘプチルオキシメチ
ル、オクチルオキシメチル、ノニルオキシメチル、デシ
ルオキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、プ
ロポキシエチル、ブトキシエチル、ペンチルオキシエチ
ル、ヘキシルオキシエチル、ヘプチルオキシエチル、オ
クチルオキシエチル、ノニルオキシエチル、デシルオキ
シエチル、メトキシプロピル、エトキシプロピル、プロ
ポキシプロピル、ブトキシプロピル、ペンチルオキシプ
ロピル、ヘキシルオキシプロピル、ヘプチルオキシプロ
ピル、オクチルオキシプロピル、ノニルオキシプロピ
ル、デシルオキシプロピル、メトキシブチル、エトキシ
ブチル、プロポキシブチル、ブトキシブチル、ペンチル
オキシブチル、ヘキシルオキシブチル、ヘプチルオキシ
ブチル、オクチルオキシブチル、ノニルオキシブチル、
デシルオキシブチル、メトキシペンチル、エトキシペン
チル、プロポキシペンチル、ブトキシペンチル、ペンチ
ルオキシペンチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘプチル
オキシペンチル、ヘプチルオキシペンチル、オクチルオ
キシペンチル、ノニルオキシペンチル、デシルオキシペ
ンチル等が挙げられる。X1 、X2 、X 3 およびX4
含む環構造からなる芳香環の具体例としては、それぞれ
独立に、1,4−フェニレン、1,4−(2−フルオ
ロ)フェニレン、1,4−(3−フルオロ)フェニレ
ン、1,4−(2,5−ジフルオロ)フェニレン、1,
4−(3,6−ジフルオロ)フェニレン、1,4−
(2,6−ジフルオロ)フェニレン、1,4−(3,5
−ジフルオロ)フェニレン、2,5−ピリミジンジイ
ル、5,2−ピリミジンジイル、2,5−ピリジンジイ
ル、5,2−ピリジンジイル等が挙げられる。
【0046】一般式(1)で表される化合物は、例えば
下記一般式(10)
【0047】
【化21】
【0048】(式中、Tはハロゲン原子または−SO2
R’を示す。ただし、R’はフッ素原子で置換されてい
てもよい低級アルキル基、または置換基を有していても
よいフェニル基を示す。L、M、N、P、Q、X1 、X
2 、X3 およびX4 は一般式(1)記載のものと同じ意
味を表す。)
【0049】と下記一般式(11) (R4 2 B−CH=CH−R (11) (式中、Rは前記と同じ意味を表し、R4 は直鎖、分岐
もしくは環状のアルキル基またはアルコキシ基、または
水酸基を表し、R4 どうしは互いに結合して環を形成し
ていてもよく、あるいは(R4 2 が置換されていても
よいベンゾジオキシ基を表していてもよい)
【0050】で示されるホウ素化合物とを、パラジウム
錯体、ニッケル錯体、ロジウム錯体、銅等の金属触媒お
よびアルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の水酸化物等
の塩基性物質の存在下に反応させることにより得ること
ができる。
【0051】一般式(2)の具体例としては、以下の化
合物が挙げられる。また一般式(6)〜(9)で表され
る化合物の具体例も、これらの化合物の中に含まれる。
【0052】
【化22】
【0053】
【化23】
【0054】
【化24】
【0055】
【化25】
【0056】
【化26】
【0057】
【化27】
【0058】
【化28】
【0059】
【化29】
【0060】
【化30】
【0061】
【化31】
【0062】
【化32】
【0063】上記例示中、R2 の具体例としては、水素
原子、フッ素置換されていてもよい、メチル、エチル、
プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、エテ
ニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニ
ル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウ
ンデセニル、ドデセニル、メトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘ
プチルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、デシル
オキシ、ウンデシルオキシ、ドデシルオキシ、ビニルオ
キシ、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、ペンテニル
オキシ、ヘキシニルオキシ、ヘプテニルオキシ、オクテ
ニルオキシ、ノネニルオキシ、デセニルオキシ、プロピ
ニルオキシ、ブチニルオキシ、ペンチニルオキシ、ヘキ
シニルオキシ、ヘプチニルオキシ、オクチニルオキシ、
ノニニルオキシ、デシニルオキシ、ウンデシニルオキ
シ、ドデシニルオキシ、メトキシメチル、エトキシメチ
ル、プロポキシメチル、ブトキシメチル、ペンチルオキ
シメチル、ヘキシルオキシメチル、ヘプチルオキシメチ
ル、オクチルオキシメチル、ノニルオキシメチル、デシ
ルオキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、プ
ロポキシエチル、ブトキシエチル、ペンチルオキシエチ
ル、ヘキシルオキシエチル、ヘプチルオキシエチル、オ
クチルオキシエチル、ノニルオキシエチル、デシルオキ
シエチル、メトキシプロピル、エトキシプロピル、プロ
ポキシプロピル、ブトキシプロピル、ペンチルオキシプ
ロピル、ヘキシルオキシプロピル、ヘプチルオキシプロ
ピル、オクチルオキシプロピル、ノニルオキシプロピ
ル、デシルオキシプロピル、メトキシブチル、エトキシ
ブチル、プロポキシブチル、ブトキシブチル、ペンチル
オキシブチル、ヘキシルオキシブチル、ヘプチルオキシ
ブチル、オクチルオキシブチル、ノニルオキシブチル、
デシルオキシブチル、メトキシペンチル、エトキシペン
チル、プロポキシペンチル、ブトキシペンチル、ペンチ
ルオキシペンチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘプチル
オキシペンチル、ヘプチルオキシペンチル、オクチルオ
キシペンチル、ノニルオキシペンチル、デシルオキシペ
ンチル等が挙げられる。
【0064】上記例示中、R3 の具体例としては、水素
原子、フッ素原子、メチル基、メトキシ基、フルオロメ
チル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、
フルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、トリフル
オロメトキシ基、シアノ基、フッ素置換されていてもよ
いエチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデ
シル、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、
ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセ
ニル、ウンデセニル、ドデセニル、エトキシ、プロポキ
シ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプ
チルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、デシルオ
キシ、ウンデシルオキシ、ドデシルオキシ、ビニルオキ
シ、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、ペンテニルオ
キシ、ヘキシニルオキシ、ヘプテニルオキシ、オクテニ
ルオキシ、ノネニルオキシ、デセニルオキシ、プロピニ
ルオキシ、ブチニルオキシ、ペンチニルオキシ、ヘキシ
ニルオキシ、ヘプチニルオキシ、オクチニルオキシ、ノ
ニニルオキシ、デシニルオキシ、ウンデシニルオキシ、
ドデシニルオキシ、メトキシエチル、エトキシメチル、
プロポキシメチル、ブトキシメチル、ペンチルオキシメ
チル、ヘキシルオキシメチル、ヘプチルオキシメチル、
オクチルオキシメチル、ノニルオキシメチル、デシルオ
キシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、プロポ
キシエチル、ブトキシエチル、ペンチルオキシエチル、
ヘキシルオキシエチル、ヘプチルオキシエチル、オクチ
ルオキシエチル、ノニルオキシエチル、デシルオキシエ
チル、メトキシプロピル、エトキシプロピル、プロポキ
シプロピル、ブトキシプロピル、ペンチルオキシプロピ
ル、ヘキシルオキシプロピル、ヘプチルオキシプロピ
ル、オクチルオキシプロピル、ノニルオキシプロピル、
デシルオキシプロピル、メトキシブチル、エトキシブチ
ル、プロポキシブチル、ブトキシブチル、ペンチルオキ
シブチル、ヘキシルオキシブチル、ヘプチルオキシブチ
ル、オクチルオキシブチル、ノニルオキシブチル、デシ
ルオキシブチル、メトキシペンチル、エトキシペンチ
ル、プロポキシペンチル、ブトキシペンチル、ペンチル
オキシペンチル、ヘキシルオキシペンチル、ヘプチルオ
キシペンチル、ヘプチルオキシペンチル、オクチルオキ
シペンチル、ノニルオキシペンチル、デシルオキシペン
チル等が挙げられる。さらに、Wは水素原子またはフッ
素原子を表し、xは0〜3までの整数である。
【0065】
【化33】
【0066】は1,4−シクロヘキシレンを表し、上記
例示中、
【0067】
【化34】
【0068】はフッ素置換されていてもよい1,4−フ
ェニレン、および1,4−シクロヘキシレン、1,4−
シクロヘキセレン、4,1−シクロヘキセレン、2,5
−シクロヘキセレン、5,2−シクロヘキセレン、3,
6−シクロヘキセレン、6,3−シクロヘキセレン、
2,5−ピリミジンジイル、5,2−ピリミジンジイ
ル、2,5−ピリジンジイル、5,2−ピリジンジイ
ル、2,5−ジオキサンジイルまたは5,2−ジオキサ
ンジイルを表す。
【0069】本発明の液晶組成物に用いられる上記例示
式の化合物中、好ましいものは、上記例示式において、
環Gがフッ素置換されていてもよい1,4−フェニレ
ン、および1,4−シクロヘキシレン、1,4−シクロ
ヘキセレン、4,1−シクロヘキセレン、2,5−シク
ロヘキセレン、5,2−シクロヘキセレン、3,6−シ
クロヘキセレンまたは6,3−シクロヘキセレンである
ものである。
【0070】一般式(3)で表される化合物の具体例と
しては、R、X1 、X2 、X3 、X 4 が一般式(1)で
表される化合物の具体例としてあげたものと同じであ
る。Aの具体例としては、フッ素で置換されていてもよ
い、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘ
キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデ
シル、ドデシル、エテニル、プロペニル、ブテニル、ペ
ンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネ
ニル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル、プロピニ
ル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニル、
オクチニル、ノニニル、デシニル、ドデシニル、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキ
シ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキ
シ、ノニルオキシ、デシルオキシ、ウンデシルオキシ、
ドデシルオキシ、ビニルオキシ、プロペニルオキシ、ブ
テニルオキシ、ペンテニルオキシ、ヘキシニルオキシ、
ヘプテニルオキシ、オクテニルオキシ、ノネニルオキ
シ、デセニルオキシ、プロピニルオキシ、ブチニルオキ
シ、ペンチニルオキシ、ヘキシニルオキシ、ヘプチニル
オキシ、オクチニルオキシ、ノニニルオキシ、デシニル
オキシ、ウンデシニルオキシ、ドデシニルオキシ、メト
キシメチル、エトキシメチル、プロポキシメチル、ブト
キシメチル、ペンチルオキシメチル、ヘキシルオキシメ
チル、ヘプチルオキシメチル、オクチルオキシメチル、
ノニルオキシメチル、デシルオキシメチル、メトキシエ
チル、エトキシエチル、プロポキシエチル、ブトキシエ
チル、ペンチルオキシエチル、ヘキシルオキシエチル、
ヘプチルオキシエチル、オクチルオキシエチル、ノニル
オキシエチル、デシルオキシエチル、メトキシプロピ
ル、エトキシプロピル、プロポキシプロピル、ブトキシ
プロピル、ペンチルオキシプロピル、ヘキシルオキシプ
ロピル、ヘプチルオキシプロピル、オクチルオキシプロ
ピル、ノニルオキシプロピル、デシルオキシプロピル、
メトキシブチル、エトキシブチル、プロポキシブチル、
ブトキシブチル、ペンチルオキシブチル、ヘキシルオキ
シブチル、ヘプチルオキシブチル、オクチルオキシブチ
ル、ノニルオキシブチル、デシルオキシブチル、メトキ
シペンチル、エトキシペンチル、プロポキシペンチル、
ブトキシペンチル、ペンチルオキシペンチル、ヘキシル
オキシペンチル、ヘプチルオキシペンチル、オクチルオ
キシペンチル、ノニルオキシペンチル、デシルオキシペ
ンチル、4−メチルシクロヘキシル、4−エチルシクロ
ヘキシル、4−プロピルシクロヘキシル、4−ブチルシ
クロヘキシル、4−ペンチルシクロヘキシル、4−ヘキ
シルシクロヘキシル、4−ヘプチルシクロヘキシル、4
−オクチルシクロヘキシル、4−ノニルシクロヘキシ
ル、4−デシルシクロヘキシル、4−プロピルシクロヘ
キセニル、水素原子等が挙げられる。またZの具体例と
しては、単結合または−C≡C−が挙げられる。
【0071】Rおよび、X1 、X2 、X3 、X4 、Zを
含む環構造からなる芳香環及びY1、Y2 、Y3 、Y4
を含む環構造からなる芳香環の具体例としては、一般式
(1)で表される化合物の具体例としてあげたものと同
じである。Bの具体例としては、フッ素原子、トリフル
オロメチル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基が挙
げられる。
【0072】一般式(5)で表される化合物の具体例と
しては、Cは一般式(3)におけるAおよび一般椎
(4)におけるBと同じであり、またR、Z、X1 、X
2 、X3、X4 を含む環構造からなる芳香環、およびY
1 、Y2 、Y3 、Y4 を含む環構造からなる芳香環の具
体例は、一般式(3)におけるR、X1 、X2 、X3
4 を含む環構造からなる芳香環及びY1 、Y2
3 、Y4 を含む環構造からなる芳香環の具体例と同じ
である。
【0073】また、本発明の上記の組成物には、捩れ剤
として、カイラル化合物が一種もしくは複数種含まれて
いても良い。本発明の液晶組成物に用いられるカイラル
化合物は、特に限定されないが、好ましくは以下に示す
化合物を例示することができる。
【0074】
【化35】
【0075】(*は不斉炭素を表す。)
【0076】本発明の組成物において、一般式(1)乃
至(5)で表される化合物をそれぞれ混合した時の組成
比率(組成物全体を100%としたときの各成分の比率
で、モル%で表す)は、特に限定されるものではない
が、好ましくは組成比率として以下のものが挙げること
ができる。すなわち、
【0077】一般式(1)で表される化合物と、一般式
(2)で表される化合物との組成比率が、(1):
(2)=(5〜50):(95〜50)である組成物。
【0078】一般式(1)で表される化合物と、一般式
(3),(4)及び(5)で表される化合物から選ばれ
る少なくとも1種との組成比率が、(1):{(3)、
(4)及び(5)から選ばれる少なくとも1種}=(5
〜50):(95〜50)である組成物。
【0079】一般式(1)で表される化合物と、一般式
(2)で表される化合物と、一般式(3),(4)及び
(5)で選ばれる少なくとも1種との組成比率が、
(1):(2):{(3)、(4)及び(5)から選ば
れる少なくとも1種}=(5〜50):(10〜9
0):(5〜85)である組成物。
【0080】
【実施例】以下実施例により、本発明に関してより詳細
に述べるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。本発明に用いた液晶組成物の物性は、以下に示す方
法によって測定した。 ・液晶組成物のN(ネマチック)相の下限温度は、偏光
顕微鏡を用い、昇温時の融点を測定することによって求
めた。 ・また、しきい値電圧は、液晶組成物の静電容量を測定
することによって以下のように求めた。即ち、透明電極
付きのホモジニアス配向セルに液晶組成物を挟持し、こ
のセルに電圧をの印加したときの静電容量を測定する。
このとき、印加電圧が0.4Vのときの静電容量をC
0.4 、20Vのときの静電容量をC20とする。静電容量
が{C0.4 +(C20−C0.4 )/10}以上の領域の印
可電圧−静電容量曲線を求め、その曲線を静電容量=C
0.4 に外挿したときの電圧値をしきい値電圧とした。 ・液晶組成物の粘度は、自動転落球粘度計(Anton
PARR社製、AMV−200)によって測定した。
【0081】実施例1 一般式(2)または(7)で表される化合物(2−1)
および(2−2)と、一般式(2)または(8)で表さ
れる化合物(2−3)を表1に記載の比率で混合し、組
成物Aを調製した。
【0082】
【表1】
【0083】この組成物Aと一般式(1)で表される化
合物(1−1)を表2に記載の比率で混合し、組成物1
を調製した。
【0084】
【表2】
【0085】このときの組成物1と組成物AのN相の下
限温度および20℃におけるしきい値電圧を表3に示
す。
【0086】
【表3】 表3 組成物1と組成物Aの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) ──────────────────────────────────── 組成物1 3 0.78 組成物A 8 1.21 ────────────────────────────────────
【0087】表3から明らかなように、本発明の組成物
においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温度
範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組成
物Aと比較して小さくなっている。
【0088】実施例2 一般式(1)で表される化合物(1−2)と、組成物A
を表4記載の比率で混合し、組成物2を調製した。
【0089】
【表4】
【0090】このときの組成物2と組成物AのN相の下
限温度と20℃におけるしきい値電圧を表5に示す。
【0091】
【表5】 表5 組成物2と組成物Aの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) ──────────────────────────────────── 組成物2 −5 1.09 組成物A 3 1.21 ────────────────────────────────────
【0092】表5から明らかなように、本発明の組成物
においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温度
範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組成
物Aと比較して小さくなっている。
【0093】実施例3 一般式(2)または(7)で表される化合物(2−1)
と、一般式(2)または(8)で表される化合物(2−
4)および(2−5)と、一般式(4)で表される化合
物(4−1)と一般式(3)で表される化合物(3−
1)を表6に記載の比率で混合し、組成物Bを調製し
た。
【0094】
【表6】
【0095】この組成物Bと一般式(1)で表される化
合物(1−2)を表7に記載の比率で混合し、組成物3
を調製した。
【0096】
【表7】
【0097】このときの組成物3と組成物BのN相の下
限温度)および20℃におけるしきい値電圧を表8に示
す。
【0098】
【表8】 表8 組成物3と組成物Bの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) ──────────────────────────────────── 組成物3 −30 1.58 組成物B −26 1.72 ────────────────────────────────────
【0099】表8から明らかなように、本発明の組成物
においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温度
範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組成
物Aと比較して小さくなっている。
【0100】実施例4 一般式(3)で示される化合物(3−1)、(3−2)
および(3−3)と、一般式(4)で表される化合物
(4−2)および(4−3)とを表9に記載の比率で混
合し、組成物Cを調製した。
【0101】
【表9】
【0102】この組成物Cと一般式(1)で表される化
合物(1−1)とを表10に記載の比率で混合し、組成
物4を調製した。
【0103】
【表10】
【0104】このときの組成物4と組成物CのN相下限
温度と20℃におけるしきい値電圧を表11に示す。
【0105】
【表11】 表11 組成物4と組成物Cの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) ──────────────────────────────────── 組成物3 −24 1.62 組成物C −9 1.88 ────────────────────────────────────
【0106】表11から明らかなように、本発明の組成
物においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温
度範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組
成物Aと比較して小さくなっている。
【0107】実施例5 一般式(1)で表される化合物(1−2)と、組成物C
を表12に記載の比率で混合し、組成物5を調製した。
【0108】
【表12】
【0109】このときの組成物5と組成物CのN相下限
温度と20℃におけるしきい値電圧を表13に示す。表
13から明らかなように、本発明の組成物においてN相
の下限温度が低くなっており、N相の温度範囲が低温側
へ拡大している。またしきい値電圧は組成物Aと比較し
て小さくなっている。
【0110】
【表13】 表13 組成物5と組成物Cの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) ──────────────────────────────────── 組成物5 −21 1.72 組成物C −9 1.88 ────────────────────────────────────
【0111】実施例6 一般式(4)で表される化合物(4−4)と、一般式
(3)で表される化合物(3−1)と、一般式(2)ま
たは(8)で表される化合物(2−6)を表14に記載
の比率で混合し、組成物Dを調製した。
【0112】
【表14】
【0113】この組成物Dと一般式(1)で表される化
合物(1−1)とを表15に記載の比率で混合し、組成
物6を調製した。
【0114】
【表15】
【0115】このときの組成物6と組成物DのN相下限
温度と30℃におけるしきい値電圧を表16に示す。
【0116】
【表16】 表16 組成物6と組成物Dの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) ──────────────────────────────────── 組成物6 24 1.49 組成物D 30 1.60 ────────────────────────────────────
【0117】表16から明らかなように、本発明の組成
物においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温
度範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組
成物Dと比較して小さくなっている。
【0118】実施例7 一般式(2)または(8)で表される化合物(2−6)
と、一般式(2)または(6)で表される化合物(2−
7)および(2−8)を表17に記載の比率で混合し、
組成物Eを調製した。
【0119】
【表17】
【0120】この組成物Eと一般式(1)で表される化
合物(1−1)とを表18に記載の比率で混合し、組成
物7を調製した。
【0121】
【表18】
【0122】このときの組成物8と組成物EのN相下限
温度および20℃におけるしきい値電圧と粘度を表19
に示す。
【0123】
【表19】 表19 組成物7と組成物Eの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) 粘度(cP) ──────────────────────────────────── 組成物7 −50以下 0.92 40.2 組成物E −1 1.60 42.5 ────────────────────────────────────
【0124】表19から明らかなように、本発明の組成
物においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温
度範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組
成物Eと比較して小さくなっている。さらに粘度は減少
しており、低粘度化することができた。
【0125】実施例8 実施例7記載の組成物Eと一般式(1)で表される化合
物(1−3)とを表20に記載の比率で混合し、組成物
8を調製した。
【0126】
【表20】
【0127】このときの組成物8と組成物EのN相下限
温度および20℃におけるしきい値電圧と粘度を表21
に示す。
【0128】
【表21】 表21 組成物8と組成物Eの物性比較 ──────────────────────────────────── ネマチック相下限温度(℃) しきい値電圧(V) 粘度(cP) ──────────────────────────────────── 組成物8 −50以下 0.97 40.1 組成物E −1 1.60 42.5 ────────────────────────────────────
【0129】表21から明らかなように、本発明の組成
物においてN相の下限温度が低くなっており、N相の温
度範囲が低温側へ拡大している。またしきい値電圧は組
成物Eと比較して小さくなっている。さらに粘度は減少
しており、低粘度化することができた。
【0130】
【発明の効果】本発明の液晶組成物は、液晶材料の必須
条件であるN相の低温領域への温度範囲が拡大されてい
ることから、例えば、STN(超ねじねネマティック)
型液晶素子やPDLC(ポリマー分散型液晶)型液晶素
子に代表される液晶素子を構成する液晶組成物として特
に有用である。また、本発明の液晶組成物は、しきい値
電圧が小さいなることから消費電力の低減が可能であ
り、低粘度であることから高速化に対して有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 19/30 C09K 19/30 19/34 19/34 G02F 1/13 500 G02F 1/13 500 (72)発明者 藤沢 幸一 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1) 【化1】 (式中、Lは水素原子、フッ素原子、トリフルオロメチ
    ル基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基、4−R1
    (シクロアルキル)基、4−R1 −(シクロアルケニ
    ル)基、4,4−(R1 2 −(シクロアルキル)基、
    4,4−(R1 2−(シクロアルケニル)基またはR
    1 (O)mを示し、R1 はC1 〜C12のアルキル基、C
    2 〜C12のアルケニル基、C2 〜C12のアルキニル基、
    水素原子またはフッ素原子を示し、M、NおよびQは、
    それぞれ独立に、 【化2】 を示し、j、k、lおよびmは、それぞれ独立に、0ま
    たは1である。ただし、R1 がフッ素原子であるとき
    は、mは0である。X1 、X2 、X3 およびX4 は同一
    または相異なり、CH、CFまたはNを示し、Rはフッ
    素原子で置換されていてもよい、C1 〜C12のアルキル
    基またはC2 からC16のアルケニルもしくはアルコキシ
    アルキル基を示し、Pは−(CH2 )n−、−CH2
    −、OCH2−、−COO−、−OCO−または−O−
    を示し、nは1〜4である。)で示される化合物の少な
    くとも1種と、下記一般式(2) 【化3】 (式中、環C、環D、環Eおよび環Fは、それぞれ独立
    に、フッ素置換されてもよい1,4−フェニレン、およ
    び1,4−シクロヘキシレン、1,4−シクロヘキセレ
    ン、4,1−シクロヘキセレン、2,5−シクロヘキセ
    レン、5,2−シクロヘキセレン、3,6−シクロヘキ
    セレン、6,3−シクロヘキセレン、2,5−ピリミジ
    ンジイル、5,2−ピリミジンジイル、2,5−ピリジ
    ンジイル、5,2−ピリジンジイル、2,5−ジオキサ
    ンジイルまたは5,2−ジオキサンジイルを示し、R2
    は水素原子、C1 〜C12のアルキル基、C2 〜C12のア
    ルケニル基、C1 〜C16のアルコキシ基またはC2 〜C
    16のアルコキシアルキル基を示し、R3 は水素原子、フ
    ッ素原子、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ト
    リフルオロメチル基、フルオロメトキシ基、ジフルオロ
    メトキシ基、トリフルオロメトキシ基、シアノ基、C1
    〜C12のアルキル基、C2 〜C12のアルケニル基、C1
    〜C16のアルコキシ基またはC2 〜C16のアルコキシア
    ルキル基を示し、Z1 、Z2 およびZ3 は、それぞれ独
    立に、−COO−、−OCO−、−OCH2 −、−CH
    2 O−、炭素数1〜5のアルキレン基、炭素数2〜5の
    アルケニレン基、炭素数2〜5のアルキニレン基または
    単結合を示し、JおよびKは、それぞれ独立に、メチレ
    ンまたは−O−を示し、a、b、c、dおよびeは、そ
    れぞれ独立に、0または1であり、かつb+c+d≧1
    を満たすものである。ただし、R2 がアルコキシ基の場
    合aが0、R3 がアルコキシ基の場合eが0である。ま
    た、R2 およびR3 がアルコキシ基でない場合におい
    て、bが1で環Cが1,4−フェニレン、2,5−ピリ
    ミジンジイル、5,2−ピリミジンジイル、2,5−ピ
    リジンジイルまたは5,2−ピリジンジイルの場合、b
    が0、cが1、かつ環Dが1,4−フェニレン、2,5
    −ピリミジンジイル、5,2−ピリミジンジイル、2,
    5−ピリジンジイルまたは5,2−ピリジンジイルの場
    合、およびbが0、cが0、dが1かつEが1,4−フ
    ェニレン、2,5−ピリミジンジイル、5,2−ピリミ
    ジンジイル、2,5−ピリジンジイルまたは5,2−ピ
    リジンジイルの場合は、aが1であり、また、Fが1,
    4−フェニレン、2,5−ピリミジンジイル、5,2−
    ピリミジンジイル、2,5−ピリジンジイルまたは5,
    2−ピリジンジイルの場合はeが1である。また、一般
    式(1)に含まれるものは除く。)から選ばれる少なく
    とも1種の化合物とを含有することを特徴とする液晶組
    成物。
  2. 【請求項2】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、下記一般式(3) 【化4】 (式中、Rはフッ素置換されていてもよい、C1 〜C12
    のアルキル基、C2 〜C 16のアルケニル基またはC2
    16のアルコキシアルキル基を示し、X1 、X2
    3 、X4 、Y1 、Y2 、Y3 およびY4 は、それぞれ
    独立に、CH、CFまたはNを示す。Aは水素原子、4
    −R1 −(シクロアルキル)基、4−R1 −(シクロア
    ルケニル)基またはR1 −(O)p基を示し、R1 はフ
    ッ素置換されていてもよい、C1 〜C12のアルキル基、
    2 〜C12のアルケニル基、C2 〜C12のアルキニル基
    またはC2 〜C12のアルコキシアルキル基を示す。ただ
    し、R1−(O)p基のうち、トリフルオロメチル基お
    よびトリフルオロメトキシ基は除く。Wはトランス体の
    −CH=CH−または−C≡C−を表す。Zは−C≡C
    −または単結合を示す。pは0または1である。)で表
    される化合物、あるいは下記一般式(4) 【化5】 (式中、Bはフッ素原子、トリフルオロメチル基、トリ
    フルオロメトキシ基またはシアノ基を示し、R、X1
    2 、X3 、X4 、Y1 、Y2 、Y3 、Y4 、Wおよび
    Zは上記と同じ意味を表す。)あるいは一般式(5) 【化6】 (式中、CはC1 〜C12のアルキル基、C2 〜C12のア
    ルケニル基、C2 〜C16のアルコキシアルキル基、4−
    1 −(シクロアルキル)基、4−R1 −(シクロアル
    ケニル)基、R1 −(O)p基、フッ素原子、トリフル
    オロメチル基、トリフルオロメトキシ基またはシアノ基
    を示し、R、X1 、X2 、X3 、X4 、Y 1 、Y2 、Y
    3 、Y4 、p、ZおよびR1 は、上記一般式(3)にお
    けるものと同じ意味である。)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種とを含有することを特徴とする液
    晶組成物。
  3. 【請求項3】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、上記一般式(2)で表される
    化合物から選ばれる少なくとも1種、および上記一般式
    (3)、一般式(4)または一般式(5)で表される化
    合物から選ばれる少なくとも1種とを含有することを特
    徴とする液晶組成物。
  4. 【請求項4】上記一般式(2)の環Fが、フッ素置換さ
    れていてもよい1,4−フェニレン、および1,4−シ
    クロヘキシレン、1,4−シクロヘキセレン、4,1−
    シクロヘキセレン、2,5−シクロヘキセレン、5,2
    −シクロヘキセレン、3,6−シクロヘキセレン、6,
    3−シクロヘキセレン、2,5−ジオキサンジイル、
    5,2−ジオキサンジイル、2,5−ピリミジンジイ
    ル、5,2−ピリミジンジイルまたは2,5−ピリジン
    ジイルのいずれかである請求項1または請求項3記載の
    液晶組成物。
  5. 【請求項5】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、下記一般式(6) 【化7】 (式中、R2 、J、環C、環DおよびZ1 は、上記一般
    式(2)におけるものと同じ意味を表す。aまたはg
    は、それぞれが独立に、0または1であり、fは0、1
    または2である。ただし、R2 がアルコキシ基の場合
    は、aは0である。また、R2 がアルコキシ基でない場
    合において、gが1で環Cが1,4−フェニレン、2,
    5−ピリミジンジイル、5,2−ピリミジンジイル、
    2,5−ピリジンジイルまたは5,2−ピリジンジイル
    の場合、aは1である。)で表される化合物から選ばれ
    る少なくとも1種とを含有することを特徴とする液晶組
    成物。
  6. 【請求項6】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、上記一般式(6)で表される
    化合物から選ばれる少なくとも1種、および上記一般式
    (3)、一般式(4)または一般式(5)で表される化
    合物から選ばれる少なくとも1種とを含有することを特
    徴とする液晶組成物。
  7. 【請求項7】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、下記一般式(7) 【化8】 (式中、R2 、J、環C、環D、Z1 、a、gおよびf
    は、上記一般式(6)におけるものと、R3 およびK
    は、上記一般式(2)におけるものと、それぞれ同じ意
    味を表す。eはR3 がアルコキシ基のとき0であり、そ
    れ以外のときは1を表す。)で表される化合物から選ば
    れる少なくとも1種とを含有することを特徴とする液晶
    組成物。
  8. 【請求項8】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、上記一般式(7)で表される
    化合物から選ばれる少なくとも1種、および上記一般式
    (3)、一般式(4)または一般式(5)で表される化
    合物から選ばれる少なくとも1種とを含有することを特
    徴とする液晶組成物。
  9. 【請求項9】上記一般式(1)で表される化合物から選
    ばれる少なくとも1種と、下記一般式(8) 【化9】 (式中、R2 、J、環C、環D、a、g、およびfは、
    上記一般式(6)におけるものと同じ意味を表す。ただ
    し、R2 がアルコキシ基の場合は、aは0である。ま
    た、R2 がアルコキシ基でない場合において、gが1で
    環Cが1,4−フェニレン、2,5−ピリミジンジイ
    ル、5,2−ピリミジンジイル、2,5−ピリジンジイ
    ルまたは5,2−ピリジンジイルの場合、aは1であ
    る。)で表される化合物および下記一般式(9) 【化10】 (式中、R2 、J、環C、a、g、h、R3 、f、i、
    Kおよびeは上記一般式(8)におけるものと同じ意味
    を表す。hは0または1を示す。)で表される化合物か
    ら選ばれる少なくとも1種とを含有することを特徴とす
    る液晶組成物。
  10. 【請求項10】上記一般式(1)で表される化合物から
    選ばれる少なくとも1種と、上記一般式(8)または一
    般式(9)で表される化合物から選ばれる少なくとも1
    種、および上記一般式(3)、一般式(4)または一般
    式(5)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種
    とを含有することを特徴とする液晶組成物。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10記載の液晶組成物から
    選ばれる少なくとも1種を一対の電極基板間に挟持して
    なることを特徴とする液晶素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105992515A (zh) * 2014-02-03 2016-10-05 株式会社炭化 鲜度保持剂、其制造方法、气体净化装置以及气体净化系统

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