JPH0923546A - 情報回線の配線構造 - Google Patents

情報回線の配線構造

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Publication number
JPH0923546A
JPH0923546A JP7192437A JP19243795A JPH0923546A JP H0923546 A JPH0923546 A JP H0923546A JP 7192437 A JP7192437 A JP 7192437A JP 19243795 A JP19243795 A JP 19243795A JP H0923546 A JPH0923546 A JP H0923546A
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JP
Japan
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branch box
connector
wire
extension
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP7192437A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Inagaki
朝律 稲垣
Tatsuo Inoue
達夫 井上
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネス化して敷設作業を容易にし、
回線増設にも容易に対処できるようにする。 【構成】 ワイヤハーネス30は4本のチューブドワイ
ヤ31を平坦に束ねて構成され、中間部と先端部に分岐
ボックス40,50が設けられている。分岐ボックス4
0には6個のモジュラーコンセント43が横並びに設け
られており、ここに1本分のチューブドワイヤ31を構
成する6本の多対ツイストペア電線33が接続されてい
る。また、分岐ボックス40には増設用コネクタ44が
取り付けられ、ここにも1本のチューブドワイヤ31を
構成する6本の多対ツイストペア電線33が接続され、
その増設用コネクタ44には増設分岐ボックス60のコ
ネクタ62が接続可能である。残り2本のチューブドワ
イヤ31は分岐ボックス40を貫通して次の分岐ボック
ス50に導入されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換器やLAN装
置等のネットワーク装置からの回線群を複数台の情報機
器端末に接続するための情報回線の配線構造の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の配線構造は、例えばビル内の各
階に設置された多数の電話機を電話交換器に集約して接
続するために用いられ、従来、例えば図6に示す構造が
一般的である。すなわち、ビルの各階にある多数の机1
に電話器等の多数の情報機器端末(図示せず)が設置さ
れ、これらと各階に設置した端子盤2とが、オフィスの
床下に形成した配線空間に収容したツイステッドペア電
線3群を介して配線されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回線数は情
報機器端末の数だけ必要であるところ、従来の配線構造
では各回線毎の電線3をほとんど集約することなく敷設
していたため、端子盤2の周囲には多数本の電線3が無
秩序に集中して電線3を効率よく収容できないという問
題があった。また、いったん敷設した後に、情報機器端
末を増設しようとする際には、錯綜した電線3群に更に
電線群を加えることになるため、いっそう混乱してその
作業性が著しく低下するという問題があった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ワイヤハーネス化によって回線の敷設作業が簡単で
あるとともに、回線の増設にも容易に対処することがで
きる情報回線の配線構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報回線の
配線構造は、ネットワーク装置から複数台の情報機器端
末に接続するためのものにおいて、その回線群は途中部
に複数本の回線群を分岐させる分岐ボックスを備えたワ
イヤハーネスとして構成し、その分岐ボックスには残り
の回線群の一部又は全部が接続される増設用コネクタが
設けられた構造に特徴を有する(請求項1の発明)。ま
た、上記増設用コネクタには、増設分岐ボックスから延
出された延長ケーブルのコネクタを接続する構成とする
こともできる(請求項2の発明)。
【0006】
【作用】請求項1の配線構造によれば、ネットワーク装
置と分岐ボックスとの間はワイヤハーネス化されるか
ら、工場生産にてワイヤハーネスを製作しておき、施工
現場ではワイヤハーネスを所定の配線空間に敷設してネ
ットワーク装置や情報機器端末に接続するだけで敷設作
業が終了する。回線の増設時には、増設する情報機器端
末からの回線は増設用コネクタに接続する。請求項2の
配線構造によれば、増設用コネクタに増設分岐ボックス
の延長ケーブルのコネクタを接続し、その増設分岐ボッ
クスに情報機器端末を接続する。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の配線構造に
よれば、施工現場における敷設作業が極めて簡単にな
り、しかも回線群の集積度を高くして狭いスペースにも
効率的に回線を収容することができる。また、分岐ボッ
クスには予め増設用コネクタが設けられているから、情
報機器端末の増設が必要になったときには、単に、その
増設用コネクタに情報機器端末からの回線を接続すれば
良く、増設に伴う作業も極めて簡単になる。特に、請求
項2の発明によれば、既設の分岐ボックスから離れた位
置に増設分岐ボックスを設置できるから、端末増設時の
施工上の自由度が高くなるという効果が更に得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
図1ないし図5を参照して説明する。
【0009】図1は本実施例の配線構造を適用したオフ
ィスを平面図により示してあり、例えば各6台の作業机
10が2つのグループを構成するように配置され、それ
ぞれの作業机10に、電話器或いはコンピュータ等の情
報機器端末(図示せず)が配置される。また、フロアの
所定箇所にはネットワーク装置に相当する1台の端子盤
20が設置され、この端子盤20から2つの作業机グル
ープとの間に同図に示すように、1本のワイヤハーネス
30が敷設されている。このワイヤハーネス30は、図
2に示すように、床スラブ21に立設した支柱22に床
プレート23を敷き詰めて構成したオフィスの床下配線
空間に配置されたものである。
【0010】さて、上記ワイヤハーネス30について詳
述する。このワイヤハーネス30は例えば4本のチュー
ブドワイヤ31を束ねて構成されている。このチューブ
ドワイヤ31は、図3に示すように、チューブ32内に
例えば8芯の多対ツイストペア電線33を6本収容して
構成されており、図示はしないが、チューブ32の外表
面に識別符号(例えばA〜Dの符号或いは1〜4の数
字)が付されている。
【0011】そして、このワイヤハーネス30は、図2
に示すように、中間部と先端部にそれぞれ偏平箱形の分
岐ボックス40,50を設けていて、これらの分岐ボッ
クス40,50にて4本のチューブドワイヤ31を横一
列に並べた形態に結束している。分岐ボックス40は、
図3に拡大して示すように、長手方向に空間を隔てて対
向する各面に回線導入口41と回線導出口42とが形成
され、これらとは異なる側面に6個のモジュラーコンセ
ント43を横並びに設けている。各モジュラーコンセン
ト43には、多対ツイストペア電線33が1本づつ接続
されており、6個のモジュラーコンセント43に接続さ
れた合計6本の多対ツイストペア電線33によって1本
のチューブドワイヤ31が構成されるようになってい
る。また、回線導出口42を設けた側面には例えば50
ピンの増設用コネクタ44が取り付けられ、ここに1本
のチューブドワイヤ31を構成する6本の多対ツイスト
ペア電線33が接続されている。すなわち、上記分岐ボ
ックス40では、4本のチューブドワイヤ31が内部に
導入され、1本がモジュラーコンセント43に接続され
るとともに1本が増設用コネクタ44に接続され、残り
2本がここを貫通して回線導出口42から導出されてい
る。
【0012】これに対して、詳細には図示はしないがワ
イヤハーネス30の先端部に位置する分岐ボックス50
には、2つの回線導入口が形成されて2本のチューブド
ワイヤ31が導入され、そのうちの1本がモジュラーコ
ンセント53に接続され、残り1本が増設用コネクタ5
4に接続され、従って、回線導出口は設けられていな
い。
【0013】なお、図2には、後述するように端末の増
設時に利用される増設分岐ボックス60も併せて図示し
てある。これは、偏平な箱体に6個のモジュラーコンセ
ント63を設けた構成で、ここから延長ケーブル61が
延長されるとともに、その延長ケーブル61の先端に前
記増設用コネクタ54に接続可能なコネクタ62が設け
られている。
【0014】本実施例における施工手順は次のようであ
る。ここでは、オフィス内に配置する情報機器端末の数
は当初比較的少ないが、将来的にはその増大が予想され
ているものとする。
【0015】まず、オフィス内の作業机10の配置計画
に従いワイヤハーネス30の敷設位置を決め、それに応
じてチューブドワイヤ31の長さが決定される。また、
その本数は情報機器端末の将来的な増加を見込んで例え
ば2倍(4本)としておく。各チューブドワイヤ31は
必要な長さに切断され、4本が平行に並べられ、分岐ボ
ックス40,50に貫通状態とさせることで1本のワイ
ヤハーネス30として束ねられる。各チューブドワイヤ
31の各ツイストペア電線33はモジュラーコンセント
43及び増設用コネクタ44に予め接続される。以上の
作業はハーネス工場で行うことができる。
【0016】次に、以上のように製造されたワイヤハー
ネス30はハーネス工場から施工現場に搬入され、ここ
で床下配線空間の所定の位置に敷設される。そして、分
岐ボックス40,50を床下配線空間或いは床上の所定
位置に固定し、各チューブドワイヤ31の芯線を端子盤
20に接続する。これだけでワイヤハーネス30の敷設
作業は終了するから、この後は、分岐ボックス40,5
0の各モジュラーコンセント43,53に電話機やコン
ピュータ等の情報機器端末からのモジュラープラグ70
を差し込み接続して全ての作業が完了する。
【0017】また、このような回線敷設工事の施工後
に、作業机10を増やして情報機器端末を増設するには
次のようにする。例えば、図4のように計12台の作業
机10を2つのグループに分けて増やす場合には、各グ
ループ毎に増設分岐ボックス60を配置し、その延長ケ
ーブル51のコネクタ62を分岐ボックス40,50の
増設用コネクタ44,54に接続すればよい。そして、
各増設分岐ボックス60のモジュラーコンセント63
に、増設した各情報機器端末からのモジュラープラグを
差し込み接続して全ての作業が完了する。
【0018】上記した本実施例によれば、次のような効
果が得られる。まず、施工現場における配線作業として
は、ワイヤハーネス30を所定の配線空間に敷設し、各
チューブドワイヤ31を端子盤20に接続して分岐ボッ
クス40,50を所要箇所に固定するだけである。従っ
て、その配線作業を極めて短時間で能率的に行うことが
でき、現場施工費が大幅に安価になる。しかも、多数の
ツイストペア電線はまずチューブドワイヤ31としてチ
ューブ32内に収容され、さらにこの4本のチューブド
ワイヤ31が分岐ボックス40,50によって1本のワ
イヤハーネス30として束ねられているから取扱い易
く、また、高度に集積されているからコンパクトにまと
まり、回線群の収容スペースは少なくて済む。従って、
多数のツイステッドペア電線を端子盤と各情報機器端末
との間を直接に個別に接続していた従来の配線構造のよ
うに多数本の回線が無秩序に錯綜するようなことがなく
なり、ワイヤハーネス30として整然と配置されるか
ら、狭い配線空間にも十分な容量の回線を収容できるよ
うになり、スペース効率も高くなる。
【0019】また、特に本実施例では、オフィス内の区
分された領域毎に分岐ボックス40,50を設けている
から、その分岐ボックス40,50単位で増設や移転が
極めて簡単である。しかも、一部の配線の補修を行う場
合には、まず、その配線が属するチューブドワイヤ31
を特定し、そのチューブドワイヤ31内で対象となる電
線を特定すればよいから、その配線を容易に見つけ出す
ことができ、保守・点検作業も容易になる。
【0020】また、分岐ボックス40,50には増設用
コネクタ44,54を設けているから、端末の増設時に
はこの増設用コネクタ44,54に増設端末の回線を接
続すればよく、増設作業が極めて簡単になる。しかも、
本実施例では、増設用分岐ボックス60を設け、その延
長ケーブル61の先端のコネクタ62を増設用コネクタ
44,54に接続できるようにしているから、そのコネ
クタ62を接続するだけで回線増設が可能であり、ま
た、延長ケーブル61を備えるから、増設分岐ボックス
60を自由な場所に設置することができて増設計画の自
由度が高い。
【0021】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0022】(1)前記実施例では、当初は2個の分岐
ボックス40,50を備えるワイヤハーネス30として
構成したが、これに限らず、図5に示すように、当初か
ら4個の分岐ボックス40,50を備えたワイヤハーネ
ス30として構成し、その後に増設が必要になったとき
に増設分岐ボックス60を追加するようにしてもよい。
この場合にも、やはり増設分を見込んだ回線数を予め確
保しておくことになるから、端子盤20に接続されるチ
ューブドワイヤ31は8本が必要になることは勿論であ
る。
【0023】(2)上記各実施例では、情報回線はツイ
ストペア電線により構成した例を示しているが、これに
限らず、光ファイバーを利用して情報回線を構成しても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る配線構造を示す電線敷
設図
【図2】同じくワイヤハーネスの敷設状態を示す斜視図
【図3】同じく分岐ボックスの内部を拡大して示す斜視
【図4】同じく回線増設後の配線構造を示す電線敷設図
【図5】本発明の異なる実施態様を示す電線敷設図
【図6】従来の配線構造を示す電線敷設図
【符号の説明】
20…端子盤(ネットワーク装置) 30…ワイヤハーネス 31…チューブドワイヤ 40,50…分岐ボックス 43,53…モジュラーコンセント 44,54…増設用コネクタ 60…増設分岐ボックス 61…延長ケーブル 62…コネクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク装置から複数台の情報機器
    端末に接続するための配線構造において、その回線群は
    途中部に複数本の回線群を分岐させる分岐ボックスを備
    えたワイヤハーネスとして構成し、その分岐ボックスに
    は残りの回線群の一部又は全部が接続される増設用コネ
    クタが設けられていることを特徴とする情報回線の配線
    構造。
  2. 【請求項2】 前記増設用コネクタには増設分岐ボック
    スから延出された延長ケーブルのコネクタが接続される
    ことを特徴とする請求項1記載の情報回線の配線構造。
JP7192437A 1995-07-04 1995-07-04 情報回線の配線構造 Pending JPH0923546A (ja)

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