JPH09235237A - 肉体、精神疲労の回復と虚弱体質の改善用組成物 - Google Patents

肉体、精神疲労の回復と虚弱体質の改善用組成物

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JPH09235237A
JPH09235237A JP8346820A JP34682096A JPH09235237A JP H09235237 A JPH09235237 A JP H09235237A JP 8346820 A JP8346820 A JP 8346820A JP 34682096 A JP34682096 A JP 34682096A JP H09235237 A JPH09235237 A JP H09235237A
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JP
Japan
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crude drug
muirapuama
physical
drug equivalent
cordyceps sinensis
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JP8346820A
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Masaaki Hanawa
雅明 塙
Hideaki Kitajima
秀明 北島
Kenji Tsunoda
健司 角田
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間服用しても副作用なく、かつ肉体・精
神疲労の回復、虚弱体質の改善に極めて有効な組成物を
提供する。 【解決手段】 冬虫夏草とムイラプアマとを含有する組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肉体及び精神疲労
改善を目的とした組成物に関する。更に詳しくは、ムイ
ラプアマと冬虫夏草とを含有することを特徴とする肉体
及び精神疲労、ストレス等の改善、虚弱体質の改善及び
回復を目的とした組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ムイラプアマは、アマゾン流域では、古
くから強壮・強精薬として用いられ、一方、冬虫夏草
は、中国では、鎮静、鎮咳薬として、古くから用いられ
てきた生薬である。
【0003】しかし、有効成分としてムイラプアマエキ
スと冬虫夏草エキスがそれぞれ単独で配合された経口用
組成物は、前から知られているが、ムイラプアマと冬虫
夏草両成分が有効成分として配合された組成物は未だ知
られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ムイ
ラプアマがもつストレス等による体力低下状態に対し有
効に働く作用を冬虫夏草でより一層増強するとともに、
長期間服用しても副作用がなく、ストレス、肉体及び精
神疲労の改善、虚弱体質の改善及び回復に効果のある組
成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、ムイラプアマと冬虫夏草を組み合わせること
により、ムイラプアマがストレス、すなわち各種外的・
内的要素による生体内環境の乱れを正常化するととも
に、冬虫夏草が新陳代謝を促すことによって、全身倦怠
感、眠気、脱力感等の肉体及び精神の疲労の改善効果を
より一層高めることを見いだし、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、ムイラプアマと冬虫
夏草とを有効成分として含有することを特徴とする肉体
及び精神疲労の回復及び虚弱体質の改善用組成物であ
る。
【0007】本発明に用いるムイラプアマの基源植物
は、ブラジル・アマゾン川流域に生育するボロボロノキ
科(Olacaceae) の低木で、Ptychopetalum Olacoides
種、 Ptychopetlum Uncinatum 種、 Liriosma Ovata 種
があり、好ましくは、Ptychopetalum Olacoides 種であ
るが、Ptychopetlum Uncinatum種、 Liriosma Ovata 種
も用いることができる。本発明ではこれらの基源植物の
根が用いられる。
【0008】冬虫夏草とは、バッカクキン科の、好まし
くは、Cordyceps 属の子座、及びそ寄生である昆虫の幼
虫である。同じバッカクキン科であるSimizuomyces属、
Podonectrioides 属、Torrbiella属等のものも用いるこ
とができる。
【0009】本発明のムイラプアマは、エキスとして用
いることができ、そのエキスは、以下の操作により、得
ることができる。
【0010】ムイラプアマの根の細切りに薄めたエタノ
ールを加え、ときどき攪拌しながら2日間浸出し、ろ過
する。残留物は、更に薄めたエタノールを加え、ときど
き攪拌しながら、2日間浸出し、ろ過する。両ろ液を合
わせ、減圧濃縮し、ムイラプアマエキスを得る。
【0011】本発明の冬虫夏草は、エキスまたは流エキ
スとして用いることができ、これらのエキスは、以下の
操作により、得ることができる。
【0012】冬虫夏草の中切に薄めたエタノールを加
え、室温で約2時間放置する。更に、薄めたエタノール
を加え、室温で3日間放置した後、浸出液を流出させ、
エキスを得る。更に、得られたエキスを室温で2日間放
置した後、ろ紙を用いてろ過して流エキスを得る。本発
明では、流エキスも用いることができる。
【0013】本発明におけるムイラプアマエキスの有効
投与量は、原生薬換算量として成人で1日10mg〜5
000mgであり、好ましくは50mg〜1500mg
である。また、配合する冬虫夏草流エキスの有効投与量
は、原生薬換算量として成人で1日10mg〜5000
mgであり、好ましくは、50mg〜1000mgであ
る。すなわち、冬虫夏草を原生薬換算1重量部対し、ム
イラプアマエキス0.002重量部〜500重量部、好
ましくは0.03重量部〜30重量部である。最も好ま
しくは0.5重量部〜8重量部である。
【0014】本発明の組成物は、本成分に影響を与えな
い程度でカフェイン、ビタミンB1、ビタミンB2 、ビ
タミンB6 、ビタミンB12、ビタミンC、ビオチン、カ
ルニチン、パントテン酸およびニコチン酸とその誘導体
などの水溶性ビタミン、ビタミンA、ビタミンEとその
誘導体などの脂溶性ビタミン、タウリン、アルギニンな
どのアミノ酸、生薬(反鼻、人参、黄耆、黄精、甘草、
茯苓、地黄、当帰、枸杞子、桂皮、鹿茸、淫羊かく、肉
じゅ蓉、杜仲、五味子、刺五加、麦門冬、何首鳥、牛胆
汁等のエキス)を配合することができる。
【0015】本発明の組成物は、そのままあるいは必要
に応じて他の公知の添加剤、例えば、賦形剤、崩壊剤、
結合剤、滑沢剤、抗酸化剤、コーティング剤、着色剤、
矯味矯臭剤、界面活性剤、可塑剤、pH調製剤、清涼化
剤、懸濁化剤、消泡剤、粘稠剤、溶解補助剤などを混合
して常法により、顆粒剤、散剤、カプセル剤、錠剤、ド
ライシロップ剤、液剤などの経口製剤あるいは注射剤の
ような医薬用製剤または清涼飲料水あるいは例えばビス
ケットのような固形食品などの食品(機能的食品)とす
ることができる。更に、機能的成分または添加剤として
清涼飲料水または食品に添加してもよい。
【0016】また、ムイラプアマエキスの組成物と冬虫
夏草エキスの組成物とを、別々に封入し、使用時にそれ
らを混合して用いてもよく、混合せずに同時に用いても
よい。
【0017】賦形剤としては、たとえばD−マンニトー
ル、キシリトール、D−ソルビトールなどの糖アルコー
ル、ブドウ糖、白糖、乳糖、果糖などの糖類、結晶セル
ロース、カルメロースナトリウム、りん酸水素カルシウ
ム、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデン
プン、バレイショデンプン、デキストリン、β−シクロ
デキストリン、軽質無水ケイ酸、酸化チタン、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウムなどが挙げられる。
【0018】崩壊剤としては、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム、クロスカルメロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルスターチ、部分アルファー化デンプンなどが挙げられ
る。
【0019】結合剤としては、たとえばメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニールピロリドン、ゼラチ
ン、アラビアゴム、エチルセルロース、ポリビニルアル
コール、プルラン、アルファー化デンプン、寒天、トラ
ガント、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレン
グリコールエステルなどが挙げられる。
【0020】滑沢剤としては、たとえばステアリン酸、
ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸ポリオキシル、セタノール、タルク、硬化
油、ショ糖脂肪酸エステル、ジメチルポリシロキサン、
ミツロウ、サラシミツロウなどが挙げられる。
【0021】抗酸化剤としては、たとえばジブチルヒド
ロキシトルエン(BHT)、没食子酸プロピル、ブチル
ヒドロキシアニソール(BHA)、トコフェロール、ク
エン酸などが挙げられる。
【0022】コーティング剤としては、たとえばヒドロ
キシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースフタレート、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート、
カルボキシメチルエチルセルロース、酢酸フタル酸セル
ロース、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテー
ト、アミノアルキルメタアクリレートコポリマー、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネー
ト、メタアクリル酸コポリマー、ポリビニルアセタート
ジエチルアミノアセテート、セラックなどが挙げられ
る。
【0023】着色剤としては、たとえばウコン抽出液、
リボフラビン、カロチン液、酸化チタンなどが挙げられ
る。
【0024】界面活性剤としては、たとえばポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油、モノステアリン酸グリセリン、
モノステアリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタ
ン、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン、ポリソ
ルベート類、ラウリル硫酸ナトリウム、マクロゴール
類、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。
【0025】可塑剤としては、クエン酸トリエチル、ポ
リエチレングリコール、トリアセチン、セタノールなど
が挙げられる。
【0026】pH調製剤としては、例えばクエン酸、リ
ンゴ酸、リン酸水素ナトリウム、リン酸二カリウムなど
が挙げられる。
【0027】清涼化剤としては、例えば1−メントー
ル、ハッカ水などが挙げられる。
【0028】懸濁化剤としては、例えばカオリン、カル
メロースナトリウム、キサンタンガム、メチルセルロー
ス、トラガントなどが挙げられる。
【0029】消泡剤としては、例えばジメチルポリシロ
キサン、シリコン消泡剤などが挙げられる。
【0030】粘稠剤としては、例えばキサンタンガム、
トラガント、メチルセルロース、デキストリンなどが挙
げられる。
【0031】溶解補助剤としては、例えばエタノール、
ショ糖脂肪酸エステル、マクロゴールなどが挙げられ
る。
【0032】ドリンク剤の場合、必要に応じて他の生理
活性成分、ミネラル、ビタミン、ホルモン、栄養成分、
香料などを混合することにより、嗜好性をもたせること
もできる。
【0033】
【発明の効果】本発明の組成物は、長期間服用しても副
作用がなく、肉体疲労及び精神疲労、ストレスおよび虚
弱体質に対し予防的、または、発症後の改善及び回復促
進などに効果がある。
【0034】
【実施例】以下実施例及び試験例を挙げ、本発明を具体
的に説明する。
【0035】実施例1 (処方例) 冬虫夏草 100mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 300mg(原生薬換算量として) 反鼻 250mg(原生薬換算量として) タウリン 500mg 人参 600mg(原生薬換算量として) 黄耆 300mg(原生薬換算量として) 黄精 300mg(原生薬換算量として) 甘草 150mg(原生薬換算量として) 茯苓 300mg(原生薬換算量として) 地黄 200mg(原生薬換算量として) 当帰 200mg(原生薬換算量として) 枸杞子 200mg(原生薬換算量として) 桂皮 150mg(原生薬換算量として) 鹿茸 300mg(原生薬換算量として) 淫羊▲かく▼ 1000mg(原生薬換算量として) ビタミンB2 5mg ビタミンB6 5mg 無水カフェイン 50mg 上記成分にクエン酸ナトリウム、リンゴ酸、ショ糖、D
−ソルビトール液、安息香酸、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油および蒸留水を混合し、50ml液剤とした。
【0036】実施例2 (処方例) 冬虫夏草 150mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 350mg(原生薬換算量として) 反鼻 300mg(原生薬換算量として) タウリン 500mg 人参 600mg(原生薬換算量として) 黄耆 300mg(原生薬換算量として) 黄精 300mg(原生薬換算量として) 甘草 150mg(原生薬換算量として) 茯苓 300mg(原生薬換算量として) 地黄 200mg(原生薬換算量として) 当帰 200mg(原生薬換算量として) 枸杞子 200mg(原生薬換算量として) 桂皮 150mg(原生薬換算量として) 鹿茸 300mg(原生薬換算量として) 淫羊▲かく▼ 1000mg(原生薬換算量として) ビタミンB2 5mg ビタミンB6 5mg 無水カフェイン 50mg 上記成分にクエン酸、クエン酸ナトリウム、ショ糖、D
−ソルビトール液、安香酸、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油および蒸留水を混合し、50ml液剤とした。
【0037】実施例3 (処方例) 冬虫夏草 300mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 300mg(原生薬換算量として) 反鼻 250mg(原生薬換算量として) タウリン 500mg 人参 600mg(原生薬換算量として) 黄耆 300mg(原生薬換算量として) 甘草 100mg(原生薬換算量として) 茯苓 250mg(原生薬換算量として) 地黄 300mg(原生薬換算量として) 当帰 300mg(原生薬換算量として) 肉▲じゅ▼蓉 300mg(原生薬換算量として) 杜仲 300mg(原生薬換算量として) 五味子 200mg(原生薬換算量として) 桂皮 200mg(原生薬換算量として) 鹿茸 300mg(原生薬換算量として) 淫羊▲かく▼ 1000mg(原生薬換算量として) ビタミンB2 5mg ビタミンB6 5mg 無水カフェイン 50mg 上記成分とクエン酸、クエン酸ナトリウム、ショ糖、D
−ソルビトール液、安息香酸、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油および蒸留水を混合し、50ml液剤とした。
【0038】実施例4 (処方例) 冬虫夏草 330mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 450mg(原生薬換算量として) 反鼻 400mg(原生薬換算量として) タウリン 500mg 人参 600mg(原生薬換算量として) 黄耆 300mg(原生薬換算量として) 甘草 100mg(原生薬換算量として) 茯苓 250mg(原生薬換算量として) 地黄 300mg(原生薬換算量として) 当帰 300mg(原生薬換算量として) 肉▲じゅ▼蓉 300mg(原生薬換算量として) 杜仲 300mg(原生薬換算量として) 五味子 200mg(原生薬換算量として) 桂皮 200mg(原生薬換算量として) 鹿茸 300mg(原生薬換算量として) 淫羊▲かく▼ 1000mg(原生薬換算量として) ビタミンB2 5mg ビタミンB6 5mg 無水カフェイン 50mg 上記成分にクエン酸ナトリウム、リンゴ酸、ショ糖、D
−ソルビトール液、安息香酸、ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油および蒸留水を混合し、50ml液剤とした。
【0039】実施例5 (処方例) 冬虫夏草 100mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 300mg(原生薬換算量として) 地黄 1500mg(原生薬換算量として) 淫羊かく 500mg(原生薬換算量として) 刺五加 750mg(原生薬換算量として) 黄精 750mg(原生薬換算量として) 鹿茸 250mg(原生薬換算量として) 人参 3000mg(原生薬換算量として) 麦門冬 1200mg(原生薬換算量として) 五味子 500mg(原生薬換算量として) 何首鳥 750mg(原生薬換算量として) 桂皮 500mg(原生薬換算量として) 上記成分とマンニット、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、アスパルテー
ムおよび香料を秤量し、均一に混合した後、顆粒剤3包
を得た。
【0040】実施例6 (処方例) 冬虫夏草 300mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 300mg(原生薬換算量として) 地黄 1000mg(原生薬換算量として) 黄精 500mg(原生薬換算量として) 鹿茸 250mg(原生薬換算量として) 人参 2000mg(原生薬換算量として) ビタミンB2 10mg ビタミンB6 5mg 上記成分とメタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ポリソ
ルベート60、プロピレングリコールを秤量し均一に混
合した後、得られた混合粉末を軟カプセルまたはソフト
カプセルに均等に充填し、カプセル剤9カプセルを得
た。
【0041】実施例7 (処方例) 冬虫夏草 100mg(原生薬換算量として) ムイラプアマ 200mg(原生薬換算量として) 淫羊かく 500mg(原生薬換算量として) 鹿茸 200mg(原生薬換算量として) 人参 600mg(原生薬換算量として) 何首鳥 300mg(原生薬換算量として) 牛胆汁 650mg(原生薬換算量として) L−塩酸アルギニン 100mg dl−塩化カルニチン 50mg ビタミンA 2000I.U. ビタミンB1 20mg ビタミンB2 15mg ビタミンB6 5mg ビタミンB12 10μg ニコチン酸アミド 20mg パントテン酸カルシウム 30mg ビタミンC 50mg ビタミンE 5mg 上記成分と炭酸水素ナトリウム、ポリビニルピロリド
ン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリ
エチレングリコール、ポリソルベート80および香料を
秤量し、均一に混合した後、錠剤9錠を得た。
【0042】試験例1 SD系ラット雄(平均体重:200g)を用い、A群:
本発明の液剤(冬虫夏草:0.2w/v%+ムイラプア
マ:0.6w/v%(原生薬換算量として))、B群:
冬虫夏草単独の液剤(0.8w/v%(原生薬換算量と
して))、C群:ムイラプアマ単独の液剤(0.8w/
v%(原生薬換算量として))、D群:コントロール
(精製水)、をそれぞれ同量経口投与し、強制水泳によ
る遊泳時間の測定を行った。なお、ラットは、各群7匹
とした。
【0043】(結果)A、B、C及びD群の各群におけ
る、遊泳時間の結果を図1に示す。
【0044】図1から明らかなように、単独の液剤のB
群、C群よりも本発明の液剤のA群では遊泳時間がはる
かに延びているのが認められた。
【0045】試験例2 SD系ラット雄(平均体重:200g)を用い、運動群
(各群5匹)及び非運動群(各群7匹)に分けた。運動
群のラットは強制水泳実験を行い、それぞれ体重当たり
約5〜10%の荷重負荷をかけ、1日1回、30分間行
った。運動群で強制水泳を10日間連続して行い、以下
の群、すなわち、A群:本発明の液剤(冬虫夏草:0.
2w/v%+ムイラプアマ:0.6w/v%(原生薬換
算量として))、B群:冬虫夏草(0.8w/v%(原
生薬換算量として))、C群:イラプアマ(0.8w/
v%(原生薬換算量として))、D群:コントロール
(精製水)の二瓶選択実験を強制水泳負荷1日目から1
0日目まで行い、それらの総摂取量を測定した。非運動
群は、荷重負荷下の強制水泳を行うことなく上記と同様
な試験を行った。
【0046】(結果)運動群および非運動群の総摂取量
を比較し、その結果を図2に示す。
【0047】図2から明らかなように、単独の液剤B及
びCと比較すると、本発明の液剤Aでは運動群において
溶液摂取量が飛躍的に増加しているのが認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製剤(冬虫夏草+ムイラプアマ)、単独
の液剤(冬虫夏草)、単独の液剤(ムイラプアマ)、コ
ントロール(精製水)の各溶液摂取に対する遊泳時間を
示す。
【図2】運動群と非運動群における、本発明製剤(冬虫
夏草+ムイラプアマ)、単独の液剤(冬虫夏草)、単独
の液剤(ムイラプアマ)、コントロール(精製水)の各
溶液摂取量を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムイラプアマと冬虫夏草とを含有する組
    成物
JP8346820A 1995-12-27 1996-12-26 肉体、精神疲労の回復と虚弱体質の改善用組成物 Withdrawn JPH09235237A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001084942A1 (en) * 2000-05-12 2001-11-15 Han Seung Food Co., Ltd. Process for kimchi with silkworm dong-chung-ha-cho
JP2005213156A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Taisho Pharmaceut Co Ltd 生薬含有組成物

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