JPH0923502A - 電気自動車用制御装置 - Google Patents

電気自動車用制御装置

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JPH0923502A
JPH0923502A JP7170653A JP17065395A JPH0923502A JP H0923502 A JPH0923502 A JP H0923502A JP 7170653 A JP7170653 A JP 7170653A JP 17065395 A JP17065395 A JP 17065395A JP H0923502 A JPH0923502 A JP H0923502A
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speed
motor
failure
detector
control device
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JP7170653A
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English (en)
Inventor
Satoru Kaneko
金子  悟
Ryozo Masaki
良三 正木
Yusuke Takamoto
祐介 高本
Taizo Miyazaki
泰三 宮崎
Sanshiro Obara
三四郎 小原
Hidekazu Otsu
英一 大津
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、道路上で立ち往生することな
く安全に走行する信頼性の高い電気自動車用制御装置を
提供することにある。 【構成】制御装置4と、交流電動機3の回転速度を推定
する速度推定手段8と、速度検出器11,12と、故障
検出手段10とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気自動車用制御装置に
係り、特に故障した場合でも、直ちに故障を検出し走行
を継続する電気自動車用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車用制御装置に関するものとし
て、実開平5−11703号公報に、交流電動機より検出した
電流値が異常かを判定する電流値異常判定手段と、前記
交流電動機より検出した回転の有無を判定する回転判定
手段とを設け、両判定手段の判定結果に基づいた故障箇
所の表示を行い走行停止等の制御を行うことが記載され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、発進
操作を行っても走行しない場合や、走行中に停止した場
合に、故障箇所を表示し、修理を行いやすくするといっ
たものであるが、速度検出器が故障した場合は走行する
ことが不可能になり、道路上で立ち往生するという問題
があった。また、上記、従来技術は速度検出器の検出精
度があまり良くなく故障検出精度を向上させようとする
と速度検出器を増設しなければならなくなり、コスト
が、かかりすぎるという問題あった。
【0004】本発明の第1の目的は、道路上で立ち往生
することなく安全に走行する信頼性の高い電気自動車用
制御装置を提供することにある。
【0005】本発明の第2の目的は、速度検出器の増設
なしで、速度検出器の故障検出精度を向上させる電気自
車用制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】交流電動機と、該交流電
動機の速度信号を検出する少なくとも1つの速度検出器
と、前記交流電動機の1次電流信号を検出する電流検出
器を備えた電気自動車用制御装置であって、電力変換器
を制御する制御装置内で、前記1次電流信号により前記
交流電動機の速度推定値を推定する速度推定手段と、前
記速度推定値と前記複数の速度検出器により計測された
複数の速度検出値の入力により速度検出器の故障検出を
行う故障検出手段を備えることにより達成できる。
【0007】
【作用】まず、制御装置内では、交流電動機の1次電流
信号と制御装置内で演算される1次電圧指令を用いて交
流電動機の回転速度を推定する。これが速度推定手段で
あって、これにより得られた速度推定値と速度検出器に
より得られた速度検出値とを随時比較することにより、
速度検出器の故障を検出する。
【0008】そして、交流電動機の制御に用いている速
度信号を出力する速度検出器の故障を検出した場合に
は、直ちに制御装置内で別の正常な速度検出器からの速
度信号に切り替えることにより交流電動機の制御をす
る。すべての速度検出器が故障の場合は、速度推定手段
により得られた速度推定値を用いることにより、交流電
動機の制御をする。
【0009】
【実施例】以下、本発明による実施例について図を参照
し説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例である電気自動
車制御装置を用いた速度検出器の故障検出の構成を示す
図である。
【0011】電気自動車の主な駆動システムの構成は、
電力発生源であるバッテリー1と、バッテリー1の直流
電力を交流電力に変換する電力変換器2と、電力変換器
2で発生された交流電力によりトルクを発生し回転する
走行駆動用の交流電動機3と、交流電動機3の1次電圧
と1次周波数の指令を与える制御装置4となっている。
この制御装置4内で実際に交流電動機を制御するための
1次電圧と1次周波数の指令を決定しているのが制御手
段5であり、その内部構成を図2を用いて説明する。ま
ず、アクセル6の出力信号ACCとブレーキ7の出力信
号BRKによりトルク指令演算器21において交流電動
機3のトルク指令Tr*を演算する。次にトルク指令T
r*をトルク制御器22に入力し、交流電動機3のトル
ク電流指令It*と励磁電流指令Im*を演算する。次
にトルク電流指令It*と励磁電流指令Im*をベクト
ル制御器23に入力し、交流電動機3に流す1次電流の
指令I1*を演算する。さらに、電流制御器24におい
て1次電流指令I1*と1次電流信号I1を入力し交流
電動機3の1次電圧指令V1*を演算する。最後にPW
M制御部25によりPWM信号に変換して、電力変換器
2をPWM制御する。ここでは、トルク指令を直ちに与
えるトルク制御系を示したが、その他速度制御器を付加
し、速度指令を与えて速度制御方式としても良い。以上
が制御手段5の構成である。この制御系では、交流電動
機3の回転速度信号ωmがベクトル制御器23に入力さ
れ、交流電動機3の1次周波数指令を決定するための重
要なフィードバック値となっている。もしこの回転速度
信号ωmを検出している速度検出器に異常が生じれば交
流電動機3は制御不能となってしまい電気自動車は走行
できなくなるので、速度検出器の故障検出は電気自動車
の信頼性向上の上で重要な機能となる。以下に本発明の
特徴の一つである速度検出器の故障検出について図1を
用いて説明する。
【0012】まず、制御装置4内の速度推定手段8で
は、電力変換器2と交流電動機3を接続する動力線に取
り付けられた電流検出器9により検出される1次電流信
号I1と、制御装置4内で演算される1次電圧指令V1
*の入力により、交流電動機3の速度推定を行う。実際
は1次電圧と1次電流により交流電動機の速度は推定さ
れるが、このように1次電圧の代わりに制御装置4内で
演算している1次電圧指令V1*を用いることにより新
しく検出器を設けることなく速度の推定ができる。例え
ば、速度推定手段8は一般的な方法として図3に示すよ
うに構成すればよい。まず、図3において速度推定手段
8は、1次電流信号I1と1次電圧信号V1*を2次磁
束演算部26に入力し、(数1)式によって2次磁束φ
2を演算する。
【0013】 φ2=(L2/M)・φ1−Ll・I1 …(数1) ここで、L2は2次インダクタンス、Mは相互インダク
タンス、φ1は1次磁束であり、1次磁束φ1は(数
2)式によって演算できる。
【0014】 φ1=∫(k・V1*−R1・I1)dt …(数2) ここで、kはインバータゲインである。次に速度推定手
段8では、1次周波数演算部27において2次磁束演算
値φ2を入力し、(数3)式によって1次周波数ω1h
を演算する。
【0015】 ω1h=(φ2d・d(φ2q)/dt−φ2q・d(φ2d)/dt) /(φ2d^2+φ2q^2) …(数3) ここで、φ2dは2次磁束のd軸成分、φ2qは2次磁
束のq軸成分である。また次に速度推定手段8では、滑
り周波数演算部28において2次磁束演算値φ2と1次
電流信号I1を入力し、(数4)式によって滑り周波数
ωshを演算する。
【0016】 ωsh=R2・M/L2・(φ2d・I1q−φ2q・I1d) /(φ2d^2+φ2q^2) …(数4) ここで、R2は2次抵抗、I1dは1次電流のd軸成
分、I1qは1次電流のq軸成分である。そして最後に
速度推定手段8は得られた1次周波数ω1hと滑り周波
数ωshの差分を減算器29によって求め、その値を速
度推定値ωhとして故障検出手段10に出力する。ここ
では、速度推定には一般的な方法として1次周波数と滑
り周波数を演算する方法を用いたが、速度推定オブザー
バを用いて交流電動機3の回転速度を推定しても良い。
また、2次磁束φ2の演算には1次電圧指令V1*を用
いているが、交流電動機3に予め電圧検出器が設けてあ
る場合は、それによって得られる1次電圧信号を用いて
も良い。
【0017】制御装置4では、このようにして得られた
速度推定値ωhと、交流電動機3に取り付けられた第1
速度検出器11によって得られた速度検出値ω1と、同
じく交流電動機3に取り付けられた第2速度検出器12
によって得られた速度検出値ω2を故障検出手段10に
入力し、それぞれの速度検出器の故障検出を行う。
【0018】ここで、故障検出手段10の処理手順を図
4を用いて説明する。図4は故障検出の処理手順を示す
フローチャートである。故障検出の処理手順としては主
に故障モードの判定とその故障モードに対応する処理が
あり、最初に故障モードの判定方法について説明する。
ここではモード0を正常な状態,モード1を第1速度検
出器11が故障した状態,モード2を第2速度検出器1
2が故障した状態,モード3を第1,第2速度検出器が
共に故障した状態,モード4を電力変換器2かもしくは
電流検出器9が故障した状態と仮定する。
【0019】まず、ステップ30で現在の故障モードを
調べ、その結果がモード0ならばステップ31において
すべての速度検出器の故障判定を行う。ここでの判定方
法としては、第1速度検出器11の検出値ω1と第2速
度検出器12の検出値ω2と速度推定手段8で演算され
た速度推定値ωhをそれぞれ入力し、それぞれの検出値
を比較しある検出値がその他の検出値と誤差設定値以上
になった場合に、その検出値を出力した速度検出器を故
障とする方法である。次にステップ32においてステッ
プ31の故障判定結果を調べ、すべての速度検出器が正
常であった場合はステップ33において故障モードを0
に設定する。それに対し、ステップ32においていずれ
かの速度検出器に故障が検出された場合にはステップ3
4において故障判定結果に応じたモードに設定される。
【0020】またステップ30において故障モードが1
であった場合には続いてステップ35で第2速度検出器
12の故障判定を行う。この第2速度検出器12の故障
判定方法は、速度推定値ωhと検出値ω2との偏差をと
り、この偏差が誤差設定値以上になった場合に電力変換
器2と電流検出器9の故障判定を行い、その結果両者が
正常であったならば第2速度検出器12を故障とする方
法である。続いてステップ36で第2速度検出器12の
故障判定結果を調べ正常であった場合はそのままリター
ンし、故障であった場合はステップ37において故障モ
ードを3に設定する。次にステップ30において故障モ
ードが2であった場合には続いてステップ38で第1速
度検出器11の故障判定を行う。この第1速度検出器1
1の故障判定方法は、先で述べた第2速度検出器12の
故障判定方法と同様の処理を行えば良い。続いてステッ
プ39で第1速度検出器11の故障判定結果を調べ正常
であった場合はそのままリターンし、故障であった場合
はステップ40において故障モードを3に設定する。
【0021】またステップ30において故障モードが3
であった場合には続いてステップ41で電力変換器2と
電流検出器9の故障判定を行い、ステップ42で両者の
故障判定結果を調べ共に正常であった場合はそのままリ
ターンし、少なくともどちらかが故障であった場合はス
テップ43において車の停止処理を行い故障モードを4
に設定する。またステップ43において、電流検出器9
のみの故障であった場合にはV/F制御などのオープン
ループの制御を行い走行を継続しても良い。次に故障モ
ードに対応した処理について説明する。まずステップ4
4において現在の故障モードを調べ、その結果故障モー
ドが0であった場合はステップ45で制御手段5に対し
検出値ω1を出力する。ここで故障モードが0であった
場合はすべての検出器が正常なので検出値ω1の代わり
に検出値ω2を出力しても良い。またステップ44にお
いて現在の故障モードが1であった場合はステップ46
で検出値ω2を出力し、故障モードが2であった場合は
ステップ47で検出値ω1を出力する。さらに故障モー
ドが3であった場合はステップ48で速度推定値ωhを
出力し、故障モードが4であった場合はすべての速度検
出器が故障であるために速度信号の出力は行わない。
【0022】以上のように、故障検出手段10では速度
検出器11,12の故障検出を行い検出結果を故障通知
手段11に出力するとともに、制御手段5に対しては常
に正常な速度信号を出力することができる。
【0023】また、故障通知手段13では、故障検出結
果に応じて運転者に故障の有無、および故障内容を通知
する。その故障通知手段13について図5を用いて説明
する。図5は故障検出手段13の構成を示した図であ
る。まず、正常な状態では故障検出手段10からは故障
通知手段13に対し何も出力しないので故障通知手段1
3は動作しない。それに対し故障検出手段10は、速度
検出器の故障を検出した場合にはその故障内容を含んだ
故障通知信号を故障通知手段13に出力する。故障通知
手段13では、その故障通知信号を故障箇所判定部49
に入力し故障内容を判別する。その後、その判別結果を
パネル表示部50と警報部51に入力しそれぞれパネル
表示と警報により運転者に対し故障状況を正確に知らせ
る。また、ここでは故障通知の方法としてはパネル表示
と警報を取り上げたが、ランプ表示や音声で故障を伝え
ても良い。
【0024】以上が本発明の一実施例である速度検出器
が二つ搭載されている場合の説明であるが、本発明は速
度検出器が三つ以上の場合でも適用できる。
【0025】次に、本発明の他の実施例である速度検出
器の一つがタイヤの回転速度を計測する車速検出器であ
る場合の速度検出器の故障検出について説明する。図6
が速度検出器の一つが車速検出器である場合の故障検出
の構成図である。以下、図6を用いてこの実施例につい
て説明するが故障検出の処理手順については速度検出器
が二つの場合と基本的に同じであり、異なる点について
のみ説明する。
【0026】まず、図6において速度検出器55は交流
電動機3の回転速度を計測し、その検出値ωaを制御装
置4内の故障検出手段10に入力する。また速度推定手
段8は電流検出器9からの1次電流信号I1と電圧検出
器56からの1次電圧信号V1を入力し、交流電動機3
の速度を推定してその推定値ωhを故障検出手段10に
入力する。先の実施例では、速度推定には1次電圧指令
V1*を用いたが交流電動機3に電圧検出器56が設け
てある場合はこれによって得られる1次電圧信号V1を
用いても良い。また、車速検出器57により計測された
タイヤ58の回転速度s1は速度絶対値演算手段59に
入力され、交流電動機3の回転速度の絶対値に変換され
る。また回転方向判別手段60では、速度推定手段8で
得られた推定値ωhを入力し、交流電動機3の回転方向
を判別する。そしてこれらによって得られた回転速度絶
対値と回転方向信号を速度演算部61に入力し、速度演
算値ωbが得られる。故障検出手段10では、速度検出
値ωaと速度演算値ωbと速度推定値ωhを入力し、そ
れらの間で故障検出を行う。この実施例で用いた回転方
向判別手段60は、一般に自動車に取り付けられている
車速検出器が回転速度の絶対値を計測するものであるた
めに必要となるものである。
【0027】以上が本発明の他の実施例である速度検出
器の一つがタイヤの回転速度を計測する車速検出器であ
る場合の速度検出器の故障検出についての説明である
が、速度検出器の数は車速検出器を含め二つ以上あって
も構わない。また、上記の実施例では速度検出器の一つ
が車速検出器であったが、走行駆動用の交流電動機が同
期電動機であるときには図7に示すように、同期電動機
65に取り付けられた磁極検出器66によって得られる
磁極位置信号を用いて速度を演算しても良い。その場合
の速度演算方法を以下に示す。図7において制御装置4
内の速度演算手段67は同期電動機65に取り付けられ
た磁極検出器66により得られる磁極位置信号を入力す
る。そして速度演算部67内で磁極間の経過時間を計測
することにより同期電動機65の回転速度ωbを演算
し、その速度演算値ωbを故障検出手段10に出力して
速度検出器の故障検出の為の速度信号とする。その他に
も走行駆動用の交流電動機が同期電動機であるときには
図8に示すように、同期電動機65に取り付けられた電
圧検出手段68によって得られる誘起電圧信号を用いて
速度を検出しても良い。その場合の速度検出方法を以下
に示す。図8において制御装置4内の速度演算部69は
同期電動機65に取り付けられた電圧検出器68により
得られる誘起電圧信号を入力する。そして同期電動機で
は誘起電圧をE,回転速度をωb,比例定数をk1とす
ると(数5)式が成り立つので、 E=k1・ωb …(数5) (数5)式を用いて同期電動機65の回転速度ωbを演
算し、その演算値ωbを故障検出手段10に出力して速
度検出器の故障検出の為の速度信号とする。以上が本発
明の他の実施例である速度検出器の一つが車速検出器で
ある場合や磁極検出器もしくは電圧検出器を用いた速度
検出方法である場合の説明である。
【0028】次に本発明のその他の実施例である速度検
出器が一つのみ搭載されている場合の故障検出方法につ
いて説明する。図9が速度検出器が一つのみ搭載されて
いる場合の故障検出方法の構成を示す図である。ここで
速度推定方法は先で述べた速度検出器が二つ搭載されて
いる場合と同様であるので説明は省略し、故障検出方法
のみ図10を用いて説明する。図10は故障検出の処理
手順を示すフローチャートである。故障検出の処理手順
としては主に故障モードの判定とその故障モードに対応
する処理があり、最初に故障モードの判定方法について
説明する。ここではモード0を正常な状態,モード1を
速度検出器55が故障した状態,モード2を電力変換器
2かもしくは電流検出器9が故障した状態と仮定する。
【0029】まず、ステップ70で現在の故障モードを
調べ、その結果がモード0ならばステップ71において
速度検出器55と速度推定手段8の故障判定を行う。こ
こでの判定方法としては、まず速度検出器55の検出値
ω1と速度推定手段8で演算された速度推定値ωhをそ
れぞれ入力し二つの値の偏差をとり、この偏差が誤差設
定値以上になった場合に電力変換器2と電流検出器9の
故障判定を行う。その結果両者が正常であったときには
速度検出器55を故障とし、また電力変換器2と電流検
出器9のいずれかに故障があったときには速度推定手段
を故障とする方法である。次にステップ72においてス
テップ71の故障判定結果を調べ、速度検出器55およ
び速度推定手段8が共に正常であった場合はステップ7
3において故障モードを0に設定する。それに対し、ス
テップ72においていずれかの速度検出手段に故障が検
出された場合にはステップ74において故障判定結果に
応じたモードに設定される。またステップ70において
故障モードが1であった場合には続いてステップ75で
電力変換器2と電流検出器9の故障判定を行い、ステッ
プ76で両者の故障判定結果を調べ共に正常であった場
合はそのままリターンし、少なくともどちらかが故障で
あった場合はステップ77において車の停止処理を行い
故障モードを2に設定する。またステップ77におい
て、電流検出器9のみの故障であった場合にはV/F制
御などのオープンループの制御を行い、走行を継続して
も良い。
【0030】次に故障モードに対応した処理について説
明する。まずステップ78において現在の故障モードを
調べ、その結果故障モードが0であった場合はステップ
79で制御手段5に対し速度検出器55の検出値ω1を
出力する。またステップ78において現在の故障モード
が1であった場合はステップ80で制御手段5に対し速
度推定値ωhを出力し、さらに故障モードが2であった
場合は速度検出器55と速度推定手段8が共に故障であ
るために速度信号の出力は行わない。
【0031】以上のように、故障検出手段10では速度
検出器55の故障検出を行い、速度検出器55の故障を
検出した場合でも制御手段5に対しては常に正常な速度
信号を出力することができる。以上が本発明のその他の
実施例である速度検出器が一つのみ搭載されている場合
の速度検出器の故障検出の説明である。
【0032】また、本発明の特徴の一つである速度検出
器の故障検出は、速度推定手段を用いなくても実現可能
である。その実施例を図11と図12を用いて説明す
る。まず図11は走行駆動用の交流電動機が同期電動機
であって、速度検出器が二つ搭載されている場合の構成
図である。図11において同期電動機3には磁極検出器
66が取り付けられており、制御装置4内の速度演算手
段67はその磁極検出器66により得られる磁極位置信
号を入力し、同期電動機3の回転速度ω3を演算する。
その演算方法は先で説明した磁極検出器を用いた同期電
動機の回転速度検出方法と同様な方法で良い。速度検出
手段10は第1速度検出器11の検出値ω1と第2の速
度検出器の検出値ω2と速度演算手段67で得られた演
算値ω3を入力し、それぞれの速度検出器の故障判定を
行う。その故障検出方法は先で説明した、速度推定手段
を用いかつ速度検出器を二つ搭載した場合の故障検出方
法と同様な方法で良い。またここでは、本実施例は速度
検出器が二つの場合を説明したが速度検出器は一つでも
あるいは三つ以上でも良い。さらに、図12に示すよう
に同期電動機3に取り付けてある電圧検出器68により
得られる誘起電圧信号を用いても同期電動機3の回転速
度は演算可能である。また速度検出器の一つにタイヤ5
8の回転速度を計測する車速検出器57を用いても速度
検出は可能である。これらの速度検出方法は、先の速度
推定手段を用いて故障検出を行う実施例の中で説明した
速度演算と同様な方法で良い。
【0033】最後に本発明のその他の実施例である、複
数の速度信号を選択的に制御手段に用いる方式について
図13を用いて説明する。図13は速度信号を選択的に
制御手段に用いる方式の構成を示す図である。図13に
おいて速度信号選択手段90は、第1速度検出器11の
検出値ω1と第2速度検出器12の検出値ω2と速度推
定手段8により得られる速度推定値ωhをそれぞれ入力
し、その中から制御手段5に対して出力する速度信号ω
mを選択する。その後制御手段5は選択された速度信号
ωmを用いて交流電動機3の速度制御および駆動力制御
を行うことになる。ここで、速度信号選択手段90の処
理手順について図14を用いて説明する。図8は速度信
号選択手段90の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、ステップ91で第1速度検出器11の検出値
ω1と第2速度検出器12の検出値ω2と速度推定値ω
hをそれぞれ入力する。次にステップ92においてすべ
ての速度検出器の故障判定を行う。ここでの故障判定方
法は先の実施例で説明した速度検出器二つと速度推定手
段による故障判定方法と同様の方法で良い。次にステッ
プ93で故障判定結果を調べ、故障があったときにはス
テップ94で故障に対する処理を行う。ここでの故障に
対する処理は先の実施例で説明した速度検出器二つと速
度推定手段を用いた場合の故障処理方法と同様の方法で
良い。それに対しステップ93ですべての速度検出器が
正常であった場合にはステップ95において各速度検出
器の精度を演算する。その精度演算方法は例えば、速度
推定値ωhを基準として、その推定値ωhに対するω1
とω2の偏差をそれぞれ求めれば良い。次にステップ9
6でそれぞれの偏差を比較し、その結果ω1の偏差が小
さければ第1速度検出器11の精度が良いとしステップ
97で制御手段5に対し速度信号ω1を出力する。それ
に対しω2の偏差が小さければ第2速度検出器12の精
度が良いとしステップ98で制御手段5に対し速度信号
ω2を出力する。以上のように複数の速度信号を選択的
に制御手段に用いることでノイズ等の影響によりある速
度検出器の検出精度が低下した場合でも、制御精度を低
下させることなく交流電動機の速度制御や駆動力制御を
継続することができる。またこの実施例では速度検出器
は二つであったが、速度検出器は一つであってもあるい
は三つ以上であっても良い。
【0034】上記が本発明の実施例であるが、本実施例
では制御装置内はディジタル回路として記述したが、ア
ナログ回路であっても本発明は実施可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、交流電動機の回転速度
を推定し、これにより得られた速度推定値と速度検出器
により得られた速度検出値とを随時比較することによ
り、速度検出器の故障を検出することができる。さら
に、交流電動機の制御に用いている速度信号を出力した
速度検出器の故障を検出した場合でも、直ちに別の正常
な速度検出値や速度推定値に切り替えることにより交流
電動機の制御を継続できるので、信頼性の向上を図るこ
とができる。
【0036】また、より高精度な速度検出器の故障検出
にはより多くの速度情報を必要とするが、そのうちの一
つを速度推定値にすることにより、速度検出器を増設す
ることなく速度検出器の故障検出の高精度化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電気自動車制御装置を
用いた速度検出器の故障検出方法の構成を示す図であ
る。
【図2】走行駆動用の交流電動機を制御する制御手段の
構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の速度推定手段の構成を示す
図である。
【図4】二つの速度検出器および速度推定手段を用いた
場合の故障検出の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の一実施例の故障通知手段の構成を示す
図である。
【図6】本発明の一実施例である速度検出器の一つに車
速検出器を用いた場合の故障検出方法の構成を示す図で
ある。
【図7】本発明の一実施例である交流電動機が同期電動
機でありかつ磁極検出器が取り付けてある場合の故障検
出方法の構成を示す図である。
【図8】本発明の一実施例である交流電動機が同期電動
機でありかつ電圧検出器が取り付けてある場合の故障検
出方法の構成を示す図である。
【図9】本発明の一実施例である速度検出器が一つのみ
搭載されている場合の故障検出方法の構成を示す図であ
る。
【図10】速度検出器が一つのみ搭載されている場合の
故障検出の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例である速度推定器を用いず
に磁極検出器を用いた場合の故障検出方法の構成を示す
図である。
【図12】本発明の一実施例である速度推定器を用いず
に電圧検出器を用いた場合の故障検出方法の構成を示す
図である。
【図13】本発明の一実施例である複数の速度信号を選
択的に制御手段に用いる方式の構成を示す図である。
【図14】本発明の一実施例の速度信号選択手段の動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4…制御装置、8…速度推定手段、9…電流検出器、1
0…故障検出手段、11…第1速度検出器、12…第2
速度検出器、13…故障通知手段、55…速度検出器、
57…車速検出器、65…同期電動機、66…磁極検出
器、68…電圧検出器、90…速度信号選択手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 泰三 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小原 三四郎 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 大津 英一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電動機と、該交流電動機の速度信号を
    検出する少なくとも1つの速度検出器と、前記交流電動
    機の1次電流信号を検出する電流検出器を備えた電気自
    動車用制御装置において、 電力変換器を制御する制御装置内で、前記1次電流信号
    により前記交流電動機の速度推定値を推定する速度推定
    手段と、前記速度推定値と前記複数の速度検出器により
    計測された複数の速度検出値の入力により速度検出器の
    故障検出を行う故障検出手段を備えた電気自動車用制御
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、前記故障検出手段
    は、前記速度推定手段により推定された前記交流電動機
    の速度推定値と前記複数の速度検出器により計測された
    複数の速度検出値を比較し、差を求め他の値とある設定
    値以上の差になった値を出力した速度検出器を故障と判
    断することを特徴とする電気自動車用制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、前記速度推定手段
    は、前記制御装置内で演算される前記交流電動機の1次
    電圧指令と前記電流検出器から出力された1次電流信号
    を用いて速度推定値を演算することを特徴とする電気自
    動車用制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載において、前記速度推定手段
    は、前記交流電動機に取り付けられた電圧検出器から出
    力された1次電圧信号と前記電流検出器から出力された
    1次電流信号を用いて速度推定値を演算することを特徴
    とする電気自動車用制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載において、前記故障検出手段
    が、前記複数の速度検出器すべての故障を検出した場合
    は、前記速度推定手段で演算された速度推定値を用い
    て、前記交流電動機の速度制御および駆動力制御を行う
    ことを特徴とする電気自動車用制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載において、前記複数の速度検
    出器のうちの一つは、タイヤの回転速度を計測する車速
    検出器であることを特徴とする電気自動車用制御装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載において、前記制御装置は、
    前記車速検出器により検出されたタイヤの回転速度から
    前記交流電動機の回転速度絶対値を演算する速度絶対値
    演算手段と、前記速度推定値から前記交流電動機の回転
    方向を判定する回転方向判定手段を備えたことを特徴と
    する電気自動車用制御装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載において、前記故障検出手段
    が前記交流電動機と同軸上に取り付けられた前記速度検
    出器すべての故障を検出した場合は、速度絶対値演算手
    段と回転方向判別手段により得られる前記交流電動機の
    速度演算値を用いて前記交流電動機の速度制御および駆
    動力制御を行うことを特徴とする電気自動車用制御装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1記載において、前記交流電動機が
    同期電動機である場合、前記複数の速度検出器のうちの
    一つは、前記同期電動機に取り付けられた磁極検出器か
    らの出力信号により前記同期電動機の回転速度を演算す
    る速度検出器であることを特徴とする電気自動車用制御
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載において、前記交流電動機
    が同期電動機である場合、前記複数の速度検出器のうち
    の一つは、前記同期電動機から計測される誘起電圧信号
    により前記同期電動機の回転速度を演算する速度検出器
    であることを特徴とする電気自動車用制御装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載において、前記故障検出手
    段が前記複数の速度検出器のうち一つ以上の前記速度検
    出器の故障を検出した場合に、パネル表示もしくは警報
    により運転者に前記速度検出器の故障を通知する故障通
    知手段を備えたことを特徴とする電気自動車用制御装
    置。
  12. 【請求項12】電気自動車の走行駆動用の同期電動機
    と、前記同期電動機に交流電力を供給する電力変換器
    と、前記電力変換器を制御する制御装置と、前記制御装
    置に前記同期電動機の速度信号を検出する複数の速度検
    出器を備えた電気自動車用制御装置において、前記制御
    装置内で、前記同期電動機に取り付けられた磁極検出器
    からの出力信号により前記同期電動機の回転速度を演算
    する速度演算手段と、前記速度演算手段により演算され
    た前記同期電動機の速度演算値と前記複数の速度検出器
    により計測された複数の速度検出値の入力により、前記
    複数の速度検出器の故障検出を行う故障検出手段を備え
    たことを特徴とする電気自動車用制御装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載において、前記速度演算
    手段は、前記同期電動機に取り付けられた誘起電圧検出
    手段により検出された誘起電圧信号を用いて前記同期電
    動機の回転速度を演算することを特徴とする電気自動車
    用制御装置。
  14. 【請求項14】請求項12記載において、前記複数の速
    度検出器のうちの一つは、タイヤの回転速度を計測する
    車速検出器であることを特徴とする電気自動車用制御装
    置。
  15. 【請求項15】請求項12記載において、前記故障検出
    手段が前記速度検出器群すべての故障を検出した場合
    は、前記速度演算手段により得られた前記同期電動機の
    速度演算値を用いて前記同期電動機の速度制御および駆
    動力制御を行うことを特徴とする電気自動車用制御装
    置。
  16. 【請求項16】電気自動車の走行駆動用の交流電動機
    と、前記交流電動機に交流電力を供給する電力変換器
    と、前記電力変換器を制御する制御装置と、前記制御装
    置に前記交流電動機の速度信号を入力する複数の速度検
    出器と、前記制御装置に前記交流電動機の1次電流信号
    を入力する電流検出器を備えた電気自動車において、前
    記制御装置内で前記1次電流信号により前記交流電動機
    の回転速度を推定する速度推定手段と、前記速度推定手
    段により演算された前記交流電動機の速度推定値と前記
    速度検出器により計測された複数の速度検出値のうちの
    1つの前記交流電動機の速度信号として、選択的に制御
    手段に出力する速度信号選択手段を備えたことを特徴と
    する電気自動車制御装置。
JP7170653A 1995-07-06 1995-07-06 電気自動車用制御装置 Pending JPH0923502A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124890A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Honda Motor Co Ltd モータ制御装置
JP2009247198A (ja) * 2008-03-10 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 電動アクチュエータの駆動制御装置
JP2021022965A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 株式会社日立製作所 誘導電動機の駆動装置、駆動方法、および電気車

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JP2009247198A (ja) * 2008-03-10 2009-10-22 Honda Motor Co Ltd 電動アクチュエータの駆動制御装置
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