JPH09234920A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH09234920A
JPH09234920A JP4174496A JP4174496A JPH09234920A JP H09234920 A JPH09234920 A JP H09234920A JP 4174496 A JP4174496 A JP 4174496A JP 4174496 A JP4174496 A JP 4174496A JP H09234920 A JPH09234920 A JP H09234920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
print head
floating
ink jet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4174496A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Miyamoto
和孝 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP4174496A priority Critical patent/JPH09234920A/ja
Publication of JPH09234920A publication Critical patent/JPH09234920A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の浮上りにより、印字ヘッドのインク吐
出面によって擦られることにより発生する画質劣化が防
止され、印字に用いられる用紙サイズの種類に応じて、
押え位置を切り換えることが可能になり、種々の用紙サ
イズへの適応が容易で、キャリッジ移動動作には影響が
なく、その取扱いが容易である。 【解決手段】 用紙端部浮き押えシート2あるいは用紙
端部浮き押えアーム72がこの浮き押えシート2あるい
は浮き押えアーム72の上流側を印字ヘッド20の上流
側と同等かよりも延長し、あるいは下流側を印字ヘッド
20の下流側と同等かよりも延長してなり、かつ用紙搬
送方向Dと直交する方向に移動可能で、なおその上端が
印字ヘッド20の下端より低い位置に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ、特に用紙浮きによる印字ヘッドとの擦れを防止
するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインクジェットプリンタの
要部側面図、図7は要部正面図を示す。図においてイン
クジェットプリンタは、用紙をファンの吸引動作によっ
て、プラテン面に吸着させながら、用紙搬送ローラの駆
動により、用紙搬送を行うものである。インクジェット
プリンタには、印字ヘッド20、キャリッジ30、スラ
イドシャフト30a、搬送ローラ3、従動ローラ4、プ
ラテン5、吸引穴5h、筐体6、ファン7、ローラホル
ダ8および用紙ガイド板55等が装着されている。
【0003】キャリッジ30は、印字ヘッド20を搭載
可能に構成されており、この印字ヘッド20を搭載した
状態で、スライドシャフト30aに沿って、用紙搬送方
向Dと直交する方向に印字ごとに、簡欠移動可能に構成
されている。搬送ローラ3は、プラテン5の下側に装着
され、従動ローラ4は用紙Pを介して搬送ローラ3に圧
接する。
【0004】プラテン5には、一部図示省略の吸引穴5
hが開穴しており、ファン7の吸引動作によって、矢印
方向Aに吸引し、排気穴6hを経て排気する。この際、
用紙Pはプラテン5に吸着される。従動ローラ4は、ロ
ーラホルダ8にて保持され、加圧バネ10により、ロー
ラホルダ8を介してプラテン5に圧接される。
【0005】また、ローラホルダ8は、図示省略のユー
ザが操作する加圧レバーにて自由に加圧解除可能に構成
されており、インクジェットプリンタへの用紙Pのセッ
トや取り外しが行われる。ホルダ支台9は、端部12が
レール溝11にガイドされ、キャリッジ移動方向にC
(図7参照)と平行にスライド可能に構成されている。
用紙Pをインクジェットプリンタにセットする時に、用
紙P幅に応じてホルダ支台9をスライドさせ、用紙搬送
方向Dに直交する左右端部を、それぞれ1個づつの従動
ローラ4で挟み込むことが可能となっている。
【0006】従って、用紙Pはインクジェットプリンタ
にセットされ、ファン7の吸引動作によりプラテン5に
吸着されながら、搬送ローラ3の駆動により印字ヘッド
20とプラテン5との間を、用紙搬送方向Dに向って例
えば印字一行形成ごとに搬送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のインクジェットプリンタでは、写真またはグラフ
ィック等のように、多量に吐出されたインクが用紙Pの
印字面51に付着することで、例えば印字面51と、こ
の印字面51の裏面との膨脹差によって、用紙Pは波打
ち状の浮上りを生じる。ここで、印字ヘッド20のイン
ク吐出面21と用紙Pとの間隔は、印字精度等を挙げる
ために非常に狭く設定されており、用紙Pが浮き上ると
その直上を走査している印字ヘッド20のインク吐出面
21によって擦られるために、用紙Pは画質が劣化して
しまうという問題があった。
【0008】また、図7に示すように用紙Pの幅方向の
両端部Psは自由端で、中央部Pcに比較して浮上りが
大きくなり易い。従って、両端部Psの浮上りを押える
ことが必要であった。
【0009】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、用紙の浮上りにより、印字ヘッドのインク吐出面
によって擦られることによる画質劣化が防止され、その
構成が簡単で、その取扱いが容易で、その動作が確実な
インクジェットプリンタを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、印字ヘッドを走査し、該印字ヘッドより
インクを用紙へ吐出させ、画像形成を行うインクジェッ
トプリンタにおいて、前記用紙の印字ヘッド走査領域近
傍を押える用紙浮き押え手段を備えることを特徴とす
る。
【0011】これによって、用紙の浮上りにより、印字
ヘッドのインク吐出面によって擦られることが防止され
る。
【0012】本発明の一実施形態例によれば、用紙浮き
押え手段の用紙を押える領域は、用紙搬送方向上流側お
よびまたは下流側を印字ヘッド走査領域と同等かまたは
よりも延長し、用紙搬送方向と直交する方向が用紙の両
端であることを特徴とする。
【0013】これによって、用紙の浮き上りが確実に防
止される。
【0014】本発明の他の実施形態例によれば、用紙浮
き押え手段は、用紙搬送手段に取着してあることを特徴
とする。
【0015】これによって、印字に用いられる用紙サイ
ズの種類に応じて、押え位置を切り換えることが可能に
なり、用紙サイズへの適応が容易である。
【0016】本発明のさらに他の実施形態例によれば、
用紙浮き押え手段は、前記用紙搬送手段の設定および解
除動作に連動して動作することを特徴とする。
【0017】これによって、その取扱いが容易である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態例の概略構成
図、図2は図1の要部平面図、図3は図1の要部正面図
を示す。図1ないし図3において、図6および図7と同
一の機能を有する部分には、同一の符号が付されてい
る。用紙浮き押え手段、本実施形態例では用紙端部浮き
押えシート2は、用紙搬送手段であるロールホルダ8に
具備され、プラテン5上の印字領域53を避けて、両端
部52R,52Lに配置され、浮き押えシート2の上流
側をインク吐出面21の上流側の一端21aと同等かま
たはよりも延長し、かつインク吐出面21の下流側の他
端21bと同等かまたはよりも延長してなるものであ
る。
【0020】また、用紙端部浮き押えシート2は、ロー
ルホルダ8に取着されているために、用紙Pの搬送方向
Dと直交する矢印方向Cに移動可能で、用紙Pのサイズ
に応じて、押え位置を切換え、各サイズの用紙の印字領
域53を避けることができる。
【0021】この押え位置において用紙端部浮き押えシ
ート2は、図示省略の加圧レバーによって加圧されて、
用紙Pを圧接する用紙搬送手段であるロールホルダ8に
取着されているために、ロールホルダ8が加圧レバーに
より押し下げられた場合には、連動して用紙Pを押え、
加圧レバーを解除するとロールホルダ8に連動して用紙
Pの押えを解除する。なお、この圧接力は用紙Pの搬送
に影響がない圧接力になるように設定されている。さら
に、用紙端部浮き押えシート2の上面は印字ヘッド20
の下端より低い位置に設けられているから、キャリッジ
30の移動動作には影響がなく、その取扱い上の支障が
ない。
【0022】従って、グラフィック等の印字において、
多量のインクを吐出して用紙Pの印字面51と、この印
字面51の裏面とに膨脹差が生じても、用紙Pはプラテ
ン5に吸着したままで浮き上ることがない。従って、印
字ヘッド20のインク吐出面21と擦れることがなく、
用紙Pの擦れによる画質劣化を防止することができる。
なお、用紙端部浮き押えシート2の材質を摩擦係数の小
さい材料で形成すれば、用紙Pは擦られても、用紙Pの
表面が引っ掛ったり削られたりすることはないので好適
である。
【0023】図4は本発明の他の実施形態例の概略構成
図、図5は図4の要部平面図を示す。図4および図5に
おいては、用紙搬送手段であるロールホルダが紙サイズ
に応じて移動しない。このために、用紙浮き押え手段、
本実施形態例では用紙端部浮き押えアーム72は、スラ
イドシャフト30aに並列に設置されたスライドシャフ
ト72aに支持されている。
【0024】この用紙端部浮き押えアーム72は、プラ
テン5上の印字領域53を避けて、両端部52R,52
Lに配置され、浮き押えアーム72の上流側を印字ヘッ
ド21の上流側の一端21aと同等またはよりも延長
し、かつ印字ヘッド21の下流側の他端21bと同等ま
たはよりも延長してなるものである。また、浮き押えア
ーム72は、用紙Pの搬送方向Dと直交する矢印方向C
に移動可能で、用紙Pのサイズに応じて、押え位置を切
換ることが可能である。
【0025】この押え位置において用紙端部浮き押えア
ーム72は、図示省略の加圧レバーによって加圧され
て、用紙Pを圧接する。なお、この圧接力は用紙Pの搬
送に影響がない圧接力になるように設定されている。さ
らに、用紙端部浮き押えアーム72の上面は印字ヘッド
20の下端より低い位置に設けられているから、キャリ
ッジ30の移動動作には影響がなく、その取扱いが容易
である。
【0026】なお、従動ローラ74は、支軸74aによ
ってローラホルダ68に支持されて、このローラホルダ
68はホルダ支台69に支軸68aによって軸支されて
いる。この従動ローラ74は加圧バネ70の押着け力に
よって、用紙Pのセット時には用紙Pを搬送ローラ3に
挟み込むようにする。かつ、用紙Pをインクジェットプ
リンタから取り除く時には、ユーザが図示省略の解除レ
バーを操作することによって、従動ローラ74の用紙P
の挟み込みが解除される。
【0027】図1に示すように用紙端部浮き押えシート
2が従動ローラ4、ローラホルダ8と共に、キャリッジ
30の移動方向にスライドするように構成されてなくて
も、用紙端部浮き押えアーム72のみがキャリッジ30
の移動方向Cと平行に移動可能であるから、用紙Pのサ
イズの大小に拘らず図1と同様に、用紙端部浮き押えア
ーム72は用紙Pの浮上りを押えて、インク吐出面21
との擦れを防止して、用紙Pの画質劣化を防止する。
【0028】なお、本発明は、上記実施形態例に限定す
るものではなく、適宜の設計的変更を行うことによっ
て、他の態様においても実施することが可能である。
【0029】
【発明の効果】上記説明ですでに明らかなように、本発
明のインクジェットプリンタは、印字ヘッドを走査して
インクを用紙へ吐出させ、画像形成を行う際に、用紙の
印字ヘッド走査領域近傍を押える用紙端部浮き押えシー
トあるいは用紙端部浮き押えアームを設けることによっ
て、用紙の浮上りにより、印字ヘッドのインク吐出面に
よって擦られることが防止される。
【0030】また、用紙端部浮き押えシートあるいは用
紙端部浮き押えアームの用紙を押える領域は、用紙搬送
方向上流側およびまたは下流側を印字ヘッド走査領域と
同等かまたはよりも延長し、用紙搬送方向と直交する方
向が用紙の両端であることによって、用紙の浮き上りが
確実に防止される。
【0031】なお、用紙端部浮き押えシートあるいは用
紙端部浮き押えアームは、用紙搬送手段に取着してある
ことによって、印字に用いられる用紙サイズの種類に応
じて、押え位置を切り換えることが可能になり、用紙サ
イズへの適応が容易である。
【0032】さらに、用紙端部浮き押えシートあるいは
用紙端部浮き押えアームは、用紙搬送手段の設定および
解除動作に連動して動作することによって、その取扱い
が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の概略構成図である。
【図2】図1の要部平面図である。
【図3】図1の要部正面図である。
【図4】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図5】図4の要部平面図である。
【図6】従来のインクジェットプリンタの要部側面図で
ある。
【図7】図6における用紙の浮上り状態正面図である。
【符号の説明】
1,53 用紙ガイド板 2 用紙端部浮き押えシート 5 プラテン 8 ローラホルダ 20 印字ヘッド 21 インク吐出面 30 キャリッジ 51 印字面 52 印字面両端部 68 ローラホルダ 72 用紙端部浮き押えアーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを走査し、該印字ヘッドより
    インクを用紙へ吐出させ、画像形成を行うインクジェッ
    トプリンタにおいて、前記用紙の印字ヘッド走査領域近
    傍を押える用紙浮き押え手段を備えることを特徴とする
    インクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記用紙浮き押え手段の用紙を押える領
    域は、用紙搬送方向上流側およびまたは下流側を印字ヘ
    ッド走査領域と同等かまたはよりも延長し、用紙搬送方
    向と直交する方向が用紙の両端であることを特徴とする
    請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記用紙浮き押え手段は、用紙搬送手段
    に取着してあることを特徴とする請求項1または2に記
    載のインクジェットプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記用紙浮き押え手段は、前記用紙搬送
    手段の設定および解除動作に連動して動作することを特
    徴とする請求項1ないし3に記載のインクジェットプリ
    ンタ。
JP4174496A 1996-02-28 1996-02-28 インクジェットプリンタ Pending JPH09234920A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4174496A JPH09234920A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4174496A JPH09234920A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 インクジェットプリンタ

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JPH09234920A true JPH09234920A (ja) 1997-09-09

Family

ID=12616943

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JP4174496A Pending JPH09234920A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 インクジェットプリンタ

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JP (1) JPH09234920A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090538A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Roland Dg Corp プリンタの用紙押え機構
JP2015157269A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置、媒体の平坦化方法

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