JPH09234584A - レーザー加工装置 - Google Patents

レーザー加工装置

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JPH09234584A
JPH09234584A JP8041797A JP4179796A JPH09234584A JP H09234584 A JPH09234584 A JP H09234584A JP 8041797 A JP8041797 A JP 8041797A JP 4179796 A JP4179796 A JP 4179796A JP H09234584 A JPH09234584 A JP H09234584A
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Toshiyuki Kawashima
利幸 川嶋
Toshimitsu Wakuta
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結合解離エネルギーの比較的大きい材料でも
除去することができるレーザー加工装置を提供するこ
と。 【解決手段】 本発明は、レーザー光を被加工物に照射
することにより被加工物を加工するレーザー加工装置で
あって、F2レーザー光を発するF2レーザー発振器と、
2レーザー発振器からのF2レーザー光を被加工物に導
く導光光学系と、導光光学系を内部に収容すると共にガ
スを排出するためのガス排出口が形成されている遮光ケ
ースと、F2レーザー発振器及び遮光ケースを内部に収
容する保護カバーと、遮光ケースに不活性ガスを供給す
るガス供給手段と、遮光ケースのガス排出口から保護カ
バーに導かれたガスを外部に排出する排気手段と、を備
えることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ICやLSIのよ
うな半導体デバイス、液晶ディスプレイ或いはプラズマ
ディスプレイ等を加工するためのレーザー加工装置に関
し、特に、半導体デバイスにおける導電体層および絶縁
体層の一部を除去する場合等に用いられるレーザー加工
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザー加工装置として、特開平
8−010971号公報に開示されるようなものが知ら
れている。特開平8−010971号公報では、レーザ
ー加工装置は、光源として、KrFエキシマーレーザー
発振器(発振波長248nm)又はArFエキシマーレ
ーザー発振器(発振波長193nm)を使用していた。
【0003】また、上記の特開平8−010971号公
報に加え、特開平7−333514号公報に開示される
レーザー加工装置では、レーザー光が人間の目に入射す
るのを防止するために、レーザー光を被加工物に導く光
学系が遮光性の部材によって囲まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−010971号公報に開示されるレーザー加工装置
では、光源としてKrFエキシマーレーザー発振器又は
ArFエキシマーレーザー発振器を使用しているので、
結合解離エネルギーの大きい二酸化シリコン等の材料を
除去するには、光子エネルギーが十分でないという問題
があった。
【0005】また、上記の特開平8−010971号公
報に加え特開平7−333514号公報に開示されるレ
ーザー加工装置では、レーザー光により空気中の酸素が
吸収され、オゾンが発生し、このオゾンにより、光学部
品等を損傷するおそれがあった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、結合解離エネルギーの比較的大きい材料でも
除去することができるレーザー加工装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以下、この明細書におい
て、F2レーザー光とは、F2レーザー発振器により発せ
られるレーザー光をいうものとする。
【0008】本発明によるレーザー加工装置は、レーザ
ー光を被加工物に照射することにより被加工物を加工す
るレーザー加工装置であって、F2レーザー光を発する
2レーザー発振器と、F2レーザー発振器からのF2
ーザー光を被加工物に導く導光光学系と、導光光学系を
内部に収容すると共にガスを排出するためのガス排出口
が形成されている遮光ケースと、F2レーザー発振器及
び遮光ケースを内部に収容する保護カバーと、遮光ケー
スに不活性ガスを供給するガス供給手段と、遮光ケース
のガス排出口から保護カバーに導かれたガスを外部に排
出する排気手段とを備えることを特徴としている。
【0009】上記レーザー加工装置は、F2レーザー光
により材料の加工を行おうとするものである。材料を構
成する分子間の結合を直接切断するという原理により加
工するのは、従来のKrF又はArFエキシマーレーザ
ー発振器からのレーザー光によっても可能であるが、F
2レーザー光によれば、従来のレーザー光では切断する
ことのできなかった結合解離エネルギーの大きい材料等
の二酸化シリコンでも切断することが可能となる。ま
た、F2レーザー光は、空気中の酸素によって吸収さ
れ、オゾンを発生させるおそれがあるが、この発明で
は、導光光学系を内部に収容する遮光ケース内に、ガス
供給源から不活性ガスを供給し、この不活性ガスで遮光
ケース内の空気を置換することでオゾンの発生を防止し
ている。このとき、遮光ケース内は、加圧状態になって
いるため、外部から空気が入りにくくなっている。ま
た、遮光ケースに設けられたガス排出口を通して遮光ケ
ース内のガスを排出させ、更に、遮光ケースを保護カバ
ー内に収容し、排気手段により保護カバー内のガスを排
気するようにしている。このため、遮光ケースの外部も
不活性ガスで満たされるようになり、遮光ケース内に空
気が入り込むのを更に防止する。また、本発明では、不
活性ガスを、保護カバーではなく、遮光ケース内に供給
しているため、短時間で空気が不活性ガスで置換され、
加工を行うまでの待ち時間を短縮することが可能とな
る。
【0010】また、上記遮光ケースは内部に酸素センサ
ーを有し、この酸素センサーの出力に基づいてガス供給
源からの不活性ガスの供給量が調整されるのが好まし
い。
【0011】酸素センサーを設けることで、遮光ケース
内の酸素濃度を知ることが可能となり、この酸素濃度に
基づいて、ガス供給源からの不活性ガスの供給量を調整
することが可能となる。このため、不活性ガスを効率的
に供給することが可能となる。
【0012】更に、上記遮光ケースは、被加工物を観察
するための顕微鏡を備えるのがよい。
【0013】また、上記顕微鏡に、被加工物を撮像する
ための撮像手段が取り付けられているのがよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるレーザー加工
装置の好適な実施形態について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は、レーザー加工装置において適用さ
れる集積回路付き基板の断面図であり、図2は、本発明
に係る実施形態のレーザー加工装置の斜視図である。ま
た、図3は、図2のレーザー加工装置をA−A線に沿っ
て切断したときの概略断面図であり、図4は、レーザー
加工装置の構成を示すブロック図である。
【0016】本実施形態では、被加工物の一例として、
図1に示すような集積回路(ROM)付き基板2(以
下、基板と呼ぶこととする)を用いるものとする。基板
2は、シリコン基板2aをベースとして、その上に二酸
化シリコン絶縁膜2b、アルミニウム電極2c、二酸化
シリコン層間絶縁膜2d、アルミニウムグランド電極2
e及び窒化シリコン保護膜2fが順に積層されているも
のである。以下の説明では、上述した窒化シリコン保護
膜2f、アルミニウムグランド電極2e及び二酸化シリ
コン層間絶縁膜2dを除去して、最終的にアルミニウム
電極2cを露出させるために本実施形態のレーザー加工
装置1を用いるものとする。
【0017】図2において、上述したレーザー加工を行
うために、レーザー加工装置1は、机4の天板6上に、
基板2にF2レーザー光を照射するためのレーザー装置
8と、F2レーザー光が確実に所望部分に照射されてい
ることを確認し、前記の被加工物である基板2を固定す
るための顕微鏡10と、このレーザー装置8から出射さ
れたF2レーザー光を導き、基板2上の所望の位置に集
光させる導光光学系12とを有している。また、レーザ
ー加工中に振動があると困るので、レーザー装置8と顕
微鏡10との間に除振台14が設けられることが好まし
い。
【0018】レーザー装置8は、F2レーザー光を発す
るF2レーザー発振器16を含んでいる。F2レーザー発
振器(以下、レーザー発振器と呼ぶ)16としたのは、
従来のArFエキシマーレーザー発振器等では除去する
ことのできなかった上述した基板2の二酸化シリコン層
間絶縁膜2dを除去するためである。F2レーザー光
は、波長に依存した高い光子エネルギーゆえ、材料を構
成する分子間の結合を直接切断することができる。
【0019】レーザー発振器16は、波長157nmの
2レーザー光を発振する。このため、紫外、可視又は
赤外レーザーを使用した場合と比較して、加工部周辺の
熱だれや加工部の炭化が抑制され、鋭利な加工が可能と
なる。レーザー発振器16によれば、F2レーザー光
は、厚さ0.5μmの窒化シリコン2fに対しては9
9.9%吸収され、厚さ0.5μmの二酸化シリコン2
dに対しては98.2%吸収される。このように、F2
レーザー光の大部分が材料の表面で吸収される。また、
結合解離エネルギー9.0eVの二酸化シリコン2dに
対しては、溶融、蒸散をさせることができ、F2レーザ
ー光の照射パルス数を制御させることで、加工深さを調
整することができる。
【0020】更に、レーザー発振器16からのF2レー
ザー光は、KrFエキシマレーザーやXeClエキシマ
レーザーからのものと比較してパルス幅が短く、しかも
ピーク出力が高い。このため、表面に吸収された光エネ
ルギーが熱エネルギーに変換されても熱の拡散は非常に
少なく加工部周辺の領域での熱だれ等の影響がほとんど
ない。
【0021】かかるレーザー装置8のレーザー発振器1
6を動作させるには、ガスが必要である。このガスは、
2ガスと希ガスの混合ガスとから構成され、ボンべ1
8の中に充填されている。混合ガスは、配管によってレ
ーザー発振器16に供給される。このボンべ18は、図
1では、机4の天板6の下の第1ボンべ室20aに配置
されている。また、この第1ボンべ室20aには、レー
ザー発振器16内に残留した混合ガスをパージするため
に、パージガスを充填した別のボンべ22が配置されて
いる。更に、レーザー発振器16内の混合ガス及びパー
ジガスを排出するために、第1ボンべ室20aに隣接す
る第2ボンべ室20bに真空ポンプ24が配置されてい
る。
【0022】混合ガス及びパージガスは、各ボンべ20
a,20b内に設けられた図示しない開閉バルブ及び減
圧供給弁によりその圧力・流量等が適宜調整されてレー
ザー発振器16に供給される。更に、本装置1には、レ
ーザー発振器16において万一混合ガス及びパージガス
が漏れた場合に、混合ガス及びパージガスの供給をスト
ップできるように、元栓遮断弁26が設けられている。
なお、本レーザー加工装置1は、ガス漏れがあった場合
に元栓遮断装置26を動作させるガス検知器28も備え
ている。また、真空ポンプ24は、有毒なF2ガスを除
去するためのF2ガスフィルター29を有するガス管3
0を通して上述の混合ガス及びパージガスを吸入し、別
のガス管32を通してこれらを排出する。
【0023】なお、第2ボンべ室20bは、外部及び第
1ボンべ室20aに通じているため、第1及び第2ボン
べ室20a,20b内の不要ガスがレーザー加工装置1
の外部に排気されるようになっている。また、ボンべの
交換等のために、第1及び第2のボンべ室20a,20
bの前面には扉34が設けられている。更に、レーザー
加工装置1全体を容易に移動させられるように、机4の
下には移動用のローラー36が取り付けられている。更
にまた、レーザー加工装置1を移動させないときに床に
しっかりと固定するために、机4の下部には、固定用の
ストッパー38が取り付けられている。
【0024】図2及び図3に示すように、上述したレー
ザー装置8から出射されるF2レーザー光は、導光光学
系12を通り、顕微鏡10に固定された基板2に導かれ
る。導光光学系12は、第1ミラー40、可変アッテネ
ーター42、第2ミラー44、可変スリット46、第3
ミラー48及び対物レンズ50から構成されている。ま
た、第2ミラー44の裏面側には、基板2の除去領域を
照明するためにマスク照明用光源52が設けられてい
る。
【0025】第2ミラー44としては、レーザー発振器
16からのF2レーザー光は反射しマスク照明用光源5
2からの光は透過するように、ダイクロイックミラーが
用いられている。第2ミラー44は、第1ミラー40と
平行に配置されており、本実施形態では、天板6に対し
て45゜の角度で配置されている。
【0026】可変アッテネーター42としては、MgF
2又はCaF2基板上に誘電体多層膜をコーティングした
ものが使用され、第1ミラー40と第2ミラー44との
間に回転自在に取り付けられており、基板2に照射する
2レーザー光の出力を調整する。F2レーザー光の出力
を調整する場合には、可変アッテネーター42を回転さ
せ、F2レーザー光の入射角度を変化させる。これによ
ってF2レーザー光の出力は、入射角度に対して図6に
示すように変化する。可変アッテネーター42は、手動
で回転させてもよいが、F2レーザー光の出力を再現性
良く調整するために、モーター(図示せず)を使用して
回転させることもできる。
【0027】更に、導光光学系12は、F2レーザー光
による基板2上の除去領域を決定するために、第2ミラ
ー44と第3ミラー48との間に可変スリット46を有
している。基板2上の除去領域は、マスク照明用光源5
2によって照明し確認する。除去領域は、可変スリット
46のシャッター(図示せず)を開閉することにより調
整する。また、第3ミラー48としては、可変スリット
46を通過したF2レーザー光及びマスク照明用光源5
2からの光を反射するダイクロイックミラーが使用され
ている。更に、対物レンズ50は、ダイクロイックミラ
ーで反射されたF2レーザー光を基板2上の除去領域に
結像する。本実施形態では、対物レンズ50の倍率を5
5倍としている。
【0028】上述した導光光学系12は、中空の遮光ケ
ース54に囲まれている。遮光ケース54は、筒状部材
56と、この筒状部材56に接続された顕微鏡10と、
この顕微鏡10を収容する収容ケース58とから構成さ
れている。筒状部材56は、その一端がレーザー装置8
のケースにほぼ気密に接続されており、その他端が、顕
微鏡10の上側部に形成された開口部59において実質
的に気密に接続されている。
【0029】顕微鏡10は、その一部が収容ケース58
に囲まれており、収容ケース58の上部開口部(図示せ
ず)にてほぼ気密に接続されている。顕微鏡10には、
基板2の位置を調整するために、XYZステージ60が
設けられている。XYZステージ60は収容ケース58
上に設けられている。これらの位置は、手動で調整する
こともできるが、図3に示すようにコントローラー62
を介して調整するのが好ましい。更に、XYZステージ
60上には、基板2を固定するために試料台64が設け
られている。また、顕微鏡10には、基板2の表面を観
察するために落射照明用光源66が設けられており、顕
微鏡10の内部には、落射照明用光源66からの光を基
板2の表面に導くと共に、基板2の表面からの反射光を
透過させるハーフミラー68が設けられている。また、
図3に示すように、レーザー加工装置1は、TVモニタ
ー70を有しており、このTVモニター70に基板2の
表面の像を確認するために、顕微鏡10の上部には、更
にCCDカメラ72が取り付けられている。また、収容
ケース58には、作業者が顕微鏡10の試料台64に基
板2を設置する等のため、扉(図示せず)が開閉自在に
設けられている。
【0030】上述した導光光学系12の内、第1ミラー
40、可変アッテネーター42、第2ミラー44及び可
変スリット46は、図2に示すように、筒状部材56の
内部に取り付けられており、第3ミラー48及び対物レ
ンズ50は、それぞれ顕微鏡10の内部及びレンズレボ
ルバー76に取り付けられている。このように、導光光
学系12を遮光ケース54で囲んだのは、主として光の
漏れを防止し、作業者の安全を確保するためである。
【0031】F2レーザー光は、空気中のO2に吸収さ
れ、オゾンを発生させる。このオゾンは、人体に害を与
えるのみならず、光学系を構成する光学部品に損傷を与
える。このため、本実施形態では、遮光ケース54、す
なわち筒状部材56、顕微鏡10及び収容ケース58の
内部を、F2レーザー光に吸収されない不活性ガス、例
えば窒素ガスで置換することとしている。図2及び図3
に示すように、窒素ガスは、ガス供給管78を通してガ
ス供給源80から供給される。ガス供給源80には、遮
光ケース54に供給する窒素ガスの流量を必要に応じて
調整するための流量調整バルブ82が設けられている。
窒素ガスの供給量は、具体的には、短時間で空気をパー
ジさせたい場合には増加させ、空気が十分パージされた
場合等には一定に維持する。なお、本実施形態では、流
量調整バルブ82として、マスフローコントローラーが
用いられている。また、本実施形態では不活性ガスとし
て窒素ガスが用いられているが、ヘリウム、アルゴン等
であってもよい。
【0032】窒素ガスで遮光ケース54の内部を置換す
るために、遮光ケース54として窒素ガスが漏出しない
構造が理想的であるが、実際には、接続部のシールを完
全にするのは困難である。特に、遮光ケース54の内、
収容ケース58は、顕微鏡10の試料台64に基板2を
取り付ける等のため、開閉可能な扉を有しているので、
収容ケース58からの窒素ガスの漏出は防止できない。
そこで、本発明では、図2ないし図4に示すように、レ
ーザー発振器16、筒状部材56、顕微鏡10及び収容
ケース58の全体を保護カバー84で覆うこととしてい
る。この保護カバー84には、前記の遮光ケース54か
ら漏出した窒素ガスや内部の空気を流通させるために、
保護カバー84に形成された開口部にて、排気手段であ
る排気ダクト86及び排気ファン88が取り付けられて
いる。また、保護カバー84には、基板2を顕微鏡10
に設置する等のために作業者が手を出入れすることがで
きるように、アクセスパネル90が設けられている。
【0033】図3において、上述のように窒素ガスを流
通させるために、レーザー加工装置1内、特に筒状部材
56には、窒素ガスを供給するためのガス供給口92が
形成されている。このように筒状部材56にガス供給口
92を形成したのは、保護カバー84に形成するより
も、短時間で効率的に窒素ガスを流通させることができ
るからである。更に、収容ケース58には、窒素ガスを
流通させるために、ガスを排出するためのガス排出口9
4が形成されている。
【0034】このようなガス供給口92及びガス排出口
94の相互の位置関係としては種々考えられるが、窒素
ガスによる空気のパージを効率的に行うために、図3に
示すように、レーザー発振器16のケースの近接部から
収容ケース58の底部へとガスが流れるようにするのが
好ましい。
【0035】窒素ガスが筒状部材56のガス供給口92
から供給されると、窒素ガスは、筒状部材56の空気を
パージした後、顕微鏡10内の空気をレンズレボルバー
76に形成された開口部を通してパージし、更に収容ケ
ース58内を窒素ガスで充満させる。充満した窒素ガス
は、ガス排出口94を通って保護カバー84内に流入
し、保護カバー84内に充満した窒素ガスは、排気ファ
ン88によって排気ダクト86に送出され、外部に排出
される。このとき、遮光ケース54の内部は加圧状態と
なっており、保護カバー84の内部は負圧状態となって
いる。このため、遮光ケース54内の窒素ガスが保護カ
バー84に漏出することはあっても、保護カバー84内
の空気が、遮光ケース54の内部に入り込むことはな
い。なお、レンズレボルバー76の開口部を通して顕微
鏡10内の空気のパージ又は窒素ガスの排出を行った
が、対物レンズ50内に流路を設けたり又は中空構造の
反射型の対物レンズ50を用いたりすることで基板2の
表面に窒素ガスを吹き付けることもできる。
【0036】図5は、O2濃度に対するF2レーザー光の
導光率を示すグラフ図である。測定は、光路長50c
m、気圧1atmで行ったものである。図5に示すよう
に、導光率は、O2濃度が比較的小さいときはあまり変
化しないが、O2濃度が100ppm近傍で顕著に変化
している。これは、100ppm近傍のO2濃度で急激
にO2がF2レーザー光に吸収され、オゾンが発生するこ
とを示している。このように、導光率は、ある濃度で急
激に変化し、オゾンを発生させるおそれがある。このた
め、本レーザー加工装置1には、O2センサー96等を
設けることが好ましい。また、O2センサー96があれ
ば、これに表示されるO2濃度に基づいて、遮光ケース
54に供給される窒素ガスの流量を流量調整バルブ82
により調整することもでき、窒素ガスを無駄にすること
もなく経済的である。更に、O2センサー96は、収容
ケース58の内部に設けられることが好ましい。これ
は、収容ケース58では、基板2を試料台64に設置す
る等のため扉が開閉される機会が多いため、筒状部材5
6や顕微鏡10の内部に比べ、酸素にさらされる機会が
最も多いからである。
【0037】本実施形態では、O2センサー96とし
て、隔膜ガルバニ方式を採用したものが用いられてい
る。このO2センサー96は、陽極及び陰極を有する電
解液中における隔膜をO2が透過するときに電流が流れ
ることを利用したものである。なお、O2センサー96
としては、ジルコニア式のようなイオン化されたO2
子がセラミック内部を透過するときのイオン電導度を検
出するもの、O2濃度による光学的な屈折率の変化に伴
う光の干渉縞の変化を計測する光波干渉方式によるもの
等とすることもできる。
【0038】図2及び4に示すように、更に窒素ガスを
経済的に使用するために、O2センサー96の出力に基
づいて、上述したレーザー発振器16及び流量調整バル
ブ82を制御する制御部98を設けることもできる。な
お、この制御部98を操作するために、保護カバー84
には、操作パネル100が設けられている。
【0039】制御部98は、O2センサー96により検
知された収容ケース58内のO2濃度値が、予め決めら
れたO2濃度値(以下、規定値と呼ぶ)以上である場合
には、流量調整バルブ82を制御し、O2濃度値が規定
値に達するまで最大流量で窒素ガスを流すようにする。
更に、制御部98は、収容ケース58内のO2濃度が規
定値に達した場合には、そのO2濃度を維持するように
流量調整バルブ82を制御し、窒素ガスの消費を最小に
抑える。このとき、制御部98による窒素ガスの流量の
調整はフィードバック制御により行われる。
【0040】また、制御部98は、O2センサー96に
より検知された収容ケース58内のO2濃度値に基づい
てレーザー発振器16を制御する。収容ケース58内の
2濃度が規定値以上である場合には、インターロック
を作動させて、レーザー発振器16の発振動作をロック
する。収容ケース58内のO2濃度が規定値より小さい
場合には、レーザー発振器16の発振動作のロックを解
除する。
【0041】また、収容ケース58には、制御部98
は、収容ケース58の扉に取り付けられた扉開閉センサ
ー(図示せず)の出力に基づいて流量調整バルブ82を
制御する。この場合、制御部98は、扉開閉センサーに
より扉が開いていることを検知した場合には流量調整バ
ルブ82を制御し、窒素ガスの供給を停止する。
【0042】以上の構成において、実際に基板2を加工
する場合について、その手順の一例を説明する。
【0043】まず、保護カバー84のアクセスパネル9
0を開け、更に収容ケース58の扉を開いた後、基板2
を顕微鏡10の試料台64の上に載せる。基板2を試料
台64の上に載せたならば、落射照明用光源66を点灯
する。このとき、CCDカメラ72に接続されたTVモ
ニター70によって、基板2の表面の様子が観察され
る。
【0044】次に、基板2の表面に照射されるF2レー
ザー光の形状や位置を予め知るために、マスク照明用光
源52を点灯して、基板2の表面に投影するスリットパ
ターンを観察する。そして、TVモニター70を見なが
ら、コントローラー62によりXYZステージ60を作
動させ、基板2上の除去領域を決定する。
【0045】それから、真空ポンプ24及び排気ファン
88を作動させて、保護カバー84の内部を排気し、保
護カバー84の内部を負圧状態にする。続いて、流量調
整バルブ82によりガス供給源80から窒素ガスを供給
する。そして、O2センサー96により、収容ケース5
8内のO2濃度が、規定値以下となったならば、F2レー
ザー光を照射する。
【0046】図6は、可変アッテネーター42に対する
2レーザー光の入射角度と、F2レーザー光の相対出力
との関係を示すグラフ図である。F2レーザー光を照射
するに当り、まず、加工する材料の種類に応じて、図6
に基づいて、F2レーザー光の相対出力を調整する。前
述したように、F2レーザー光の相対出力は、可変アッ
テネーター42を回転させることにより調節できる。点
Aは、窒化シリコン保護膜2fを除去することができる
最小のF2レーザー光の相対出力を示している。従っ
て、窒化シリコン保護膜2fを除去したい場合には、F
2レーザー光の相対出力を点Aに相当する相対出力より
大きくすればよい。
【0047】点Bは、二酸化シリコン層間絶縁膜2dに
対するものであり、点Cは、アルミニウム電極膜2c,
2eに対するものである。この場合も、F2レーザー光
の相対出力を各点の相対出力以上に設定すれば、各材料
を除去することができる。
【0048】基板2の加工は、まず、基板2の最上層に
ある窒化シリコン保護膜2fを除去することから始め
る。この場合、窒化シリコン2fの直下にあるアルミニ
ウムグランド電極層2eまで加工しないように、F2
ーザー光の相対出力を、点Aの相対出力と点Bの相対出
力との間に設定する。そして、繰り返し周波数10H
z、パルス幅2nsec、パルスエネルギー1mJ、ピ
ーク出力500kWでF2レーザー光を発振させる。こ
のとき、窒化シリコン保護膜2fにF2レーザー光を3
0パルス照射すると、窒化シリコン保護膜2fのみが除
去され、アルミニウムグランド電極2eが露出される。
【0049】次に、露出されたアルミニウムグランド電
極層2eを除去する。この場合には、F2レーザー光の
相対出力は、点Cに相当する相対出力以上に設定し、窒
化シリコン保護膜2fを除去したのと同じ条件でF2
ーザー光を発振させる。このとき、アルミニウムグラン
ド電極層2eにF2レーザー光を1〜2パルス照射する
と、アルミニウムグランド電極層2eのみが除去され、
直下にある二酸化シリコン層間絶縁膜2dが損傷される
ことなく露出される。
【0050】それから、二酸化シリコン層間絶縁膜2d
を除去する。この場合には、F2レーザー光の相対出力
を、点Bの相対出力と点Cの相対出力との間に設定す
る。そして、窒化シリコン保護膜2fを除去したのと同
じ条件でF2レーザー光を発振させる。このとき、二酸
化シリコン層間絶縁膜2dにF2レーザー光を50パル
ス照射すると、目的とするアルミニウム電極層2cが損
傷を与えられることなく露出される。
【0051】以上、本発明の実施形態について説明した
が、上記実施形態に係るレーザー加工装置1によれば、
保護膜としての窒化シリコン以外に燐ガラスやポリイミ
ドも同様に除去可能であり、また、金属膜として、チタ
ン、クロム又はタングステン等も除去可能である。
【0052】また、上記実施形態では、F2レーザー光
の出力を調整するために、可変アッテネーター42によ
って調整しているが、レーザー発振器16において印加
する電圧を制御部98により制御することで調整した
り、透過率の異なるフィルターを用いて調整したりする
こともできる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるレーザ
ー加工装置は、F2レーザー光を発するF2レーザー発振
器を用いているため、従来、ArFエキシマーレーザー
等によっても除去することのできなかった結合解離エネ
ルギーの大きい材料でも除去することができる。
【0054】また、装置内部に不活性ガスからなる置換
ガスを導入しているため、装置を構成する光学系は、空
気中のO2にF2レーザー光が吸収されたときに発生する
オゾンによって損傷を受けることはない。従って、装置
の寿命を延ばすことができる。
【0055】更に、遮光ケースが保護カバーによって覆
われる二重構造となっており、更に、遮光ケース内部と
保護カバー内部とが不活性ガスで覆われるため、遮光ケ
ースは、高い密閉性を有する必要はない。従って、安価
で簡易な装置を製造することができる。
【0056】更にまた、レーザー加工装置にO2センサ
ーを設け、このO2センサーの酸素濃度値に基づいて、
ガス供給源からの不活性ガスの供給量を調整することが
できるので、不活性ガスを効率的に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のレーザー加工装置に適
用される集積回路付き基板の断面図である。
【図2】本発明に係る実施形態のレーザー加工装置の斜
視図である。
【図3】図2のレーザー加工装置の断面図である。
【図4】本発明に係る実施形態のレーザー加工装置の構
成を示す斜視図である。
【図5】酸素濃度に対するF2レーザー光の導光率を示
すグラフ図である。
【図6】可変アッテネーターに対するF2レーザー光の
入射角度と、F2レーザー光の相対出力との関係を表す
グラフ図である。
【符号の説明】
1…レーザー加工装置、2…基板(被加工物)、10…
顕微鏡(遮光ケース)、12…導光光学系、16…F2
レーザー発振器、24…排気ファン(排気手段)、54
…遮光ケース、56…筒状部材(遮光ケース)、58…
収容ケース(遮光ケース)、72…CCDカメラ(撮像
手段)、80…ガス供給源、84…保護カバー、94…
ガス排出口、96…O2センサー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光を被加工物に照射することに
    より前記被加工物を加工するレーザー加工装置におい
    て、 F2レーザー光を発するF2レーザー発振器と、 前記F2レーザー発振器からのF2レーザー光を前記被加
    工物に導く導光光学系と、 前記導光光学系を内部に収容すると共にガスを排出する
    ためのガス排出口が形成されている遮光ケースと、 前記F2レーザー発振器及び前記遮光ケースを内部に収
    容する保護カバーと、 前記遮光ケースに不活性ガスを供給するガス供給手段
    と、 前記遮光ケースの前記ガス排出口から前記保護カバーに
    導かれたガスを外部に排出する排気手段と、を備えるこ
    とを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 【請求項2】 前記遮光ケースは内部に酸素センサーを
    有し、前記酸素センサーの出力に基づいて前記ガス供給
    源からの不活性ガスの供給量が決定されることを特徴と
    する請求項1に記載のレーザー加工装置。
  3. 【請求項3】 前記遮光ケースは、前記被加工物を観察
    するための顕微鏡を備えることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のレーザー加工装置。
  4. 【請求項4】 前記顕微鏡に、前記被加工物を撮像する
    ための撮像手段が取り付けられていることを特徴とする
    請求項3記載のレーザー加工装置。
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