JPH09234526A - プレス金型等の識別方法 - Google Patents

プレス金型等の識別方法

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Publication number
JPH09234526A
JPH09234526A JP6902596A JP6902596A JPH09234526A JP H09234526 A JPH09234526 A JP H09234526A JP 6902596 A JP6902596 A JP 6902596A JP 6902596 A JP6902596 A JP 6902596A JP H09234526 A JPH09234526 A JP H09234526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dog
die
signal
detecting
detection switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP6902596A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kuboe
久保江和広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP6902596A priority Critical patent/JPH09234526A/ja
Publication of JPH09234526A publication Critical patent/JPH09234526A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人手を介さずにプレス機械に使用する金型、あ
るいはブランク材を積載するパレットの識別データを得
る方法に関して、故障が少なくて故障の判別が容易なこ
と、低価格で、長期間使用出来る構成とする。 【解決手段】金型等が移動中に、金型等に設けた複数の
ドグをもつ識別プレートの各ドグを、1個のドグ検出ス
イッチで、1ドグ当たり複数にした検出信号を得る。こ
の複数のドグの検出信号のうち、あらかじめ設定された
判定範囲の検出信号が全てONなら、このドグに対応す
る金型等の識別データのビットのデータを1とし、そう
でないなら0とし、これを金型等の移動により順次同様
に処理して、必要なビット数のデータを得て、金型等の
識別データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】待機位置にある金型を、ある
いはブランク材を積載するパレットを、搬送手段により
プレス機械に搬入する時に、人手を介さずに識別するた
めの識別方法に関する技術である。
【0002】
【従来の技術】搬送手段によりプレス機械に金型等を搬
入する前、あるいは後で、人手を介さずに識別する従来
技術は、金型等に設けたICカードやIDタグを読み取
り金型等の識別データを得る方法や、あるいは金型等に
複数のドグを有する識別プレートを設け、ドグの数に一
致する複数の近接スイッチ等の検出スイッチを設けこの
検出スイッチの信号で識別データを得る方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ICカードやIDタグ
を用いるシステムは、将来的に同一仕様のICカードや
IDタグを入手できる保証がなく、また高価なシステム
になると言う問題点があり、識別プレートと複数の検出
スイッチを用いるシステムでは、検出スイッチを並べて
設置するため設置面積が大きくなってしまうこと、ある
いは検出スイッチの故障や検出スイッチの配線も多いた
めに断線等により、識別データの誤認識の恐れが多いと
言う問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の課題を解決し、長
期にわたり使用出来、故障が少なく、低価格で識別デー
タの誤認識のない、金型、あるいはブランク材を積載す
るパレットの識別方法とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】1個のドグ検出スイッチ
により、金型あるいはパレットに設けた複数のドグを持
つ識別プレートの各ドグを、金型等の移動中に順次検出
する。ドグ検出スイッチが、ドグを検出してから次のド
グを検出するまでの制御装置の出す基準クロックのパル
ス数がN個の時、1ドグ当たりこのパルス毎にN個のド
グの検出信号を記憶する。
【0006】記憶したN個の内の判定範囲のデータ、例
えば3分割された中央部分のドグの検出信号の全てがO
N、すなわち1ならば、識別データのそのドグに対応す
るビットのデータは1、そうでないならば0であると
し、金型等が移動する順に複数のドグに繰り返して行
い、必要なビット数の識別データを得る。
【0007】ここで言うドグ検出スイッチは、近接スイ
ッチ、光線式スイッチ、リミットスイッチ等であり、1
個だけ使用するため、これらは保守を含め長期にわたり
使用出来るものである。また、本方法に用いる制御装置
は、一般に使用されているシーケンサでよく、このた
め、本システムは同時に低価格になる。
【0008】また、ドグの中央部分等あらかじめ決めら
れた判定範囲の検出信号で、識別データのそのドグに対
応するビットのデータを得ているので、金型等の移動速
度が変化しても、何ら問題が無いと言う特徴がある。
【0009】
【作用】金型等が移動中に、1個のドグ検出スイッチに
より、識別プレートの1ドグ当たり、制御装置が常時発
信する基準クロックに対応する複数のドグの検出信号を
得る。この複数のドグの検出信号の内、そのドグの判定
範囲である、例えば中央部分の信号を、識別データのそ
のドグに対応するビットのデータとして使用する。金型
等が更に移動し、ドグ検出スイッチが次のドグになる
と、同様に次のビットのデータを求め、識別データの全
ビットのデータを得る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1、図2
により説明する。プレス機械1に搬入する金型2の側面
に、金型2の識別データを得るための識別プレート3が
設けられている。識別プレート3には、識別データに相
当して、検出面の幅、例えば山の幅が広く谷の幅の狭い
ドグ3Aと、検出面の幅、例えば山の幅が狭く谷の幅の
広い3Bが配置されている。この検出面は、山と谷、あ
るいは平面と平面に設けた穴等で構成してもよく、各ド
グは、ほぼ等間隔に設ける。
【0011】ドグの検出面の山谷を判別しその判別信号
を出力する1個のドグ検出スイッチ4が、識別プレート
3に対面した位置で、金型の移動中にドグを検出する位
置に設けられている。ここで言うドグ検出スイッチ4
は、近接スイッチ、光線式スイッチ、リミットスイッチ
等でよい。
【0012】このプレス金型の識別方法に使用する制御
装置は図示していないが、常時パルスPを発信する基準
クロックを有している。金型2が移動中に、ドグ検出ス
イッチ4が最初のドグの山を検出し、パルスPを得る
と、ドグの検出信号のON信号、すなわち1を記憶す
る。以後パルスPを得る毎にドグの検出信号のON信号
を記憶し、さらにドグが谷となってドグの検出信号がO
FF信号、すなわち0となっても、パルスPを得る毎に
このドグの検出信号を記憶する作業を継続する。
【0013】金型2がさらに移動して、次のドグの山を
検出すると、記憶する作業を中断し、それまでに記憶し
たドグの検出信号の、判定範囲、例えば中央部の3割の
ドグの検出信号が全てONならこのドグに対応する識別
データのビットは1とし、そうでないなら0とする。こ
の処理が完了すると、記憶する作業を再開し、以後次の
ドグを順次同様に処理して、識別データの所要ビット数
のデータを得る。
【0014】識別データが1または0と判定する記憶し
たドグの検出信号の判定範囲は、そのドグの初めから中
央まででもよいし、そのドグの中央の4割でもよく、ド
グの山幅の精度やドグ検出スイッチ4の種類等を考慮
し、制御装置との組み合わせに応じて、安定したデータ
が得られる範囲にあらかじめ設定する。
【0015】金型2は搬入前に待機位置Aにあり、搬入
後にはセット位置Bにある。金型2が待機位置A、ある
いはセット位置Bの時は、ドグ検出スイッチ4は何も検
出していないため、ドグの検出信号はOFFのはずであ
る。このことから、金型2が待機位置Aか/とセット位
置BでONになっていると、ドグ検出スイッチ4がON
故障だと判断し、金型2が待機位置Aからセット位置B
に移動してもOFFのままだと、ドグ検出スイッチ4が
OFF故障だと判断する。
【0016】また、金型2が移動の途中に、ドグ検出ス
イッチ4がON故障、あるいはOFF故障した場合は、
識別データは所要ビット数のデータとならないため、ド
グ検出スイッチ4が故障と判断する。このため、ドグ検
出スイッチ4を1個のみ使用する方法だが、信頼性の高
い識別データが得られる。
【0017】以上の説明でも解る通り、ドグの数は識別
データの所要ビット数にプラス1した数である。
【0018】プレス機械に設けられるブランク材供給装
置の、ブランク材を積載するパレットは、待機位置から
セット位置に搬入され、ブランク材をプレス機械に供給
する。金型を、このパレットに代えると、以上の説明に
より、パレットの識別データを得る場合にも適用出来る
ことは明らかである。
【0019】
【発明の効果】故障が少なく、故障の判別が容易で、低
価格の構成で、人手を介さずにプレス機械に使用する金
型、あるいはブランク材を積載するパレットの誤認識が
少ない識別データが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部の平面図を示す。
【図2】本発明の識別データを得る説明図。
【符号の説明】
1はプレス機械、2は金型,3は識別プレート、3Aは
識別プレート3の山幅の広いドグ、3Bは識別プレート
3の山幅の狭いドグ、4はドグ検出スイッチ、Aは金型
の待機位置、Bは金型のセット位置、Pは制御装置が常
時発信する基準クロック、である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス機械に搬入する金型の識別におい
    て、搬入方向と直角方向の金型面に、検出幅が異なる複
    数のドグを有する識別プレートを設け、この識別プレー
    トに対面した位置で金型の搬入途中の位置に1個のドグ
    検出スイッチを設け、このドグ検出スイッチが、金型の
    移動中に識別プレートの各ドグを順次検出する構成とす
    る。ドグ検出スイッチが、あるドグを検出し、次のドグ
    を検出するまで、常時パルスを発信する制御装置の基準
    クロック毎に、ドグ検出スイッチのドグの検出信号を制
    御装置に記憶し、あらかじめ決められた判定範囲の、記
    憶したドグの検出信号の全てがONならば、識別データ
    のそのドグに対応するビットのデータは1、そうでない
    ならば0であるとし、これを初めのドグから順に複数の
    ドグに繰り返して行い、必要なビット数の識別データを
    得ることを特徴とするプレス金型等の識別方法。
  2. 【請求項2】請求項1の金型に代え、プレス機械にブラ
    ンク材を供給するブランク材のパレットとしたことを特
    徴とするプレス金型等の識別方法。
JP6902596A 1996-02-28 1996-02-28 プレス金型等の識別方法 Pending JPH09234526A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6902596A JPH09234526A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 プレス金型等の識別方法

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JP6902596A JPH09234526A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 プレス金型等の識別方法

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JPH09234526A true JPH09234526A (ja) 1997-09-09

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ID=13390642

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6902596A Pending JPH09234526A (ja) 1996-02-28 1996-02-28 プレス金型等の識別方法

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JP (1) JPH09234526A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102658666A (zh) * 2012-04-26 2012-09-12 长城汽车股份有限公司 一种多工位压力机、使用方法与模具识别系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102658666A (zh) * 2012-04-26 2012-09-12 长城汽车股份有限公司 一种多工位压力机、使用方法与模具识别系统

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