JPH09234391A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH09234391A
JPH09234391A JP4369896A JP4369896A JPH09234391A JP H09234391 A JPH09234391 A JP H09234391A JP 4369896 A JP4369896 A JP 4369896A JP 4369896 A JP4369896 A JP 4369896A JP H09234391 A JPH09234391 A JP H09234391A
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英治 中村
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隆文 竹川
Masaaki Hasegawa
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本体の前面の左右両側寄りに吸気口33を設
け、本体内には順次第1集塵部11とファン8を設け、フ
ァン8の回転により吸気口33から外気を吸引して第1集
塵部11で塵埃を除去した後排気口より機外へ放出するフ
ァン式空気浄化手段と、本体前面取り付けられ、放電極
23と対向電極26間に高電圧が印加されて発生するイオン
風により透孔22より外気を吸引して塵埃を帯電させ、対
向電極に取り付けた集塵紙にて塵埃を除去した後、透孔
31より室内へ放出するイオン風式空気浄化手段とを、選
択的にあるいは同時に駆動できるようにする。 【効果】汚れのひどい場合等には、ファン式空気浄化手
段を、余り汚れてない場合等には、イオン風式空気浄化
手段を駆動させるというように、使用時期や場所、空気
の汚れ状況に応じた最適の運転を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭内等における空気
を清浄する空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来空気清浄機は、本体に内蔵したファ
ンを駆動することにより、本体に設けた吸気口より外気
(室内空気)を本体内へ吸引し、内部に設けた集塵フィ
ルターに通して塵埃を除去した後、排気口より室内へ排
気する所謂ファン式の空気清浄機が一般的である。
【0003】このタイプのものは、ファンにより室内の
空気を強制的に循環させ多量の循環風量を得るようにし
ているので、塵埃を効率よく集塵フィルターで除去する
ことができるが、送風に伴う騒音が大きく、また冬季な
ど気温が低い場合は、循環風により寒さを感じて不快感
を生ずる等の問題があった。
【0004】そこでファンを使用せずに、放電極と対向
電極間に高電圧を印加してコロナ放電を発生させ、この
コロナ放電によって誘起されるイオン風を利用して、外
気を本体内へ吸い込んで空気中の塵埃を除去し、その後
室内へ排気する所謂イオン風式の空気清浄機が、例えば
実公平2−36612号公報にて知られている。
【0005】このタイプのものは、ファンが存在しない
ので低騒音でエネルギーの省力化ができるが、イオン風
により生ずる空気の通風量が少量のため、空気浄化能力
が小さく、煙草等による急激な大気の汚れに早急に対応
することや、広い部屋を浄化すること等が困難であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用時期や
場所、空気の汚れ状況に合わせて、例えば汚れの多い場
合や早急に空気を浄化したい場合には効率良い空気浄化
作用を行うことができ、室温が低くて送風により寒さを
覚えるような場合や、空気が余り汚れいない場合等に
は、効率よりも静かで寒さを感じることのない空気浄化
作用を行うことができる空気清浄機を提供することを課
題とする。
【0007】さらに本発明は、外形が大きくならずコン
パクトにできる空気清浄機を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の手段は、
本体に内蔵したファンの駆動により吸気口より本体内へ
吸引した外気を第1集塵部に通して塵埃を除去した後排
気口より本体外へ排気するファン式空気浄化手段と、放
電極と対向電極との間に高電圧を印加して放電させ、こ
の放電により誘起されるイオン風により外気を吸引して
第2集塵部に通し、塵埃を除去した後排気するイオン風
式空気浄化手段とを備え、このファン式空気浄化手段と
イオン風式空気浄化手段のいずれかを選択的に駆動でき
るようにしたものである。
【0009】かかる構成によれば、例えば汚れの多い場
合や早急に空気を浄化したい場合には、ファン式空気浄
化手段を駆動させることにより効率の良い空気浄化作用
を行うことができ、また室温が低くて送風により寒さを
覚えるような場合や、空気が余り汚れいない場合等に
は、イオン風式空気浄化手段を駆動させることにより、
静かで寒さを感じることのない空気浄化作用を行うこと
ができるというように、使用時期や場所、空気の汚れ状
況に応じた最適の運転を行うことができる。
【0010】また本発明は、ファン式空気浄化手段とイ
オン風式空気浄化手段を同時にも駆動できるようにする
と共に、同時運転時は、イオン風式空気浄化手段より排
気される空気が、前記第1集塵部へ向かうようにしたも
のである。
【0011】かかる構成にすることにより、イオン風式
空気浄化手段の放電により帯電される塵埃は、第2集塵
部で捕獲されるが、捕獲しきれない塵埃は第1集塵部で
捕獲される。この時塵埃は帯電されているので第1集塵
部での捕獲力が向上する。
【0012】また本発明は、前記本体の前面に前記イオ
ン風式空気浄化手段を取り付け、本体前面の前記イオン
風式空気浄化手段の周囲に前記吸気口を設け、本体内の
前記吸気口より風下側に前記第1集塵部と前記ファンを
順次配設したものである。
【0013】かかる構成にすることにより、前後方向の
厚みが増すのみで、高さや左右の幅が大きくなることが
ない。また本体前面にイオン風式空気浄化手段を取り付
けたにもかかわらず、本体前面の吸気口より第1集塵部
へ効率よく外気を導くことができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
1は空気清浄機本体で、前ケース2と後ケース3上ケー
ス4とを組み合わせることにより外郭が形成される。5
は本体1内を前後に仕切るように装着された中枠で、こ
の中枠5の中央部には電動機6が装着されている。電動
機6の周囲の中枠5には通気孔7が設けられている。本
体内の中枠5より後方空間には電動機6により回転され
るファン8が設けられている。
【0015】中枠5には一体にファン8の周囲を囲む渦
巻状のファンケース9が形成されている。ファンケース
9の上部は開放されて吐出口となっており、前記上ケー
ス4に設けた排気口10に連通している。
【0016】本体内の中枠5より前方空間は第1集塵部
11の収納空間になっている。第1集塵部11は方形状にな
っており、中枠5にはこの第1集塵部11の下方を除く周
囲を囲むリブ12が一体に形成されている。第1集塵部11
は、中枠5に形成された放射状リブ13上に置かれること
により、中枠5との間には空間14が形成されている。
【0017】第1集塵部11は蛇腹状のエレクトレット化
された所謂エレクトレットフィルター15と活生炭よりな
る脱臭フィルター16とからなり、両フィルタ−15、16が
枠体17で囲まれて一体化されている。この第1集塵部11
は前ケース2の下面に形成した取出孔18より取り出せる
ようになっている。19は枠体17に形成した取り出すため
の把手である。
【0018】このようにファン8や第1集塵部11を内蔵
した本体1は、前後のケース2、3と上ケース4を適宜
組み合わせることにより構成される。
【0019】前記前ケース2には、手前に向かって方形
状の枠20が一体に形成されている。この枠20の先端に
は、前カバ−21が枠20を被う如く嵌合されて取り付けら
れている。前カバ−21には図1に示す如く多数の透孔22
が形成され、またその内側の中央部には、負の高電圧が
印加される放電極23が取り付けられている。放電極23は
上下に伸び、図4に示す如く、左右に交互に複数の先の
尖った放電針24が形成されている。
【0020】前ケース2の前記枠20内は、図4に示す如
く複数の連通孔25が形成されている。また枠20内には放
電極23の対向電極26が嵌合されて複数の連通孔25全てを
被うように取り付けられている。詳しく説明すると、図
5の如く対向電極26の周縁は合成樹脂性の外枠27が一体
に形成され、この外枠27が前記枠20に形成した保持部28
に嵌合されている。
【0021】前記対向電極26には電気絶縁性を有する集
塵紙29が添着されている。詳しくは、集塵紙29の周囲は
前記外枠27に弾性嵌合される集塵紙押さえ30により剥が
れ落ちないように押さえ付けられている。集塵紙29はキ
ッチンタオルに類似したもので、集塵紙押さえ30を外枠
27より外せば、容易に取り変えることができる。
【0022】前記放電極23は対向電極26に対し例えば負
の7KVの電圧が印加され、この結果、放電針24と対向
電極26間にコロナ放電が生じ、イオン風を発生させるよ
うになっている。このイオン風により前記透孔22より外
気が吸引され、吸引された大気中に含まれる塵埃が放電
によって生じたガスイオンや電子に接して負に帯電さ
れ、電位が高い対向電極26に向かって移動し、対向電極
26と同電位の集塵紙29に帯電された塵埃が付着するよう
になっている。ここで集塵紙29は、前記第1集塵部11に
対して第2集塵部となる。
【0023】前記前ケース2より手前に突設した方形状
の枠20の左右側面には、多数の透孔31が設けられてお
り、前記集塵紙29により塵埃が捕獲された空気はこの透
孔31よ枠20外へ放出される。
【0024】32は前ケース2に設けられた図示しない高
電圧発生回路より負の高電圧が供給される給電端子で、
前カバ−21を方形状の枠20の先端に嵌合して取り付けた
際に、図3に示すように放電極23に接触して放電極23に
負の高電圧を供給するものである。
【0025】以上述べた放電極23、対向電極26、集塵紙
29、前カバ−21等で、イオン風により外気を吸引して第
2集塵部29に通し、塵埃を除去した後排気するイオン風
式空気浄化手段を構成する。
【0026】前記前ケース2の方形状枠20の外側には、
多数の吸気口33が形成され、前記ファン8の回転により
外気をこの吸気口33より吸引して第1集塵部11へ送るよ
うになっている。そして第1集塵部11で塵埃を捕獲した
後、前記上ケース4に設けた排気口10より室外へ排気す
るようになっている。
【0027】この吸気口33や、第1集塵部11、電動機
6、ファン8、ファンケ−シング9、排気口10等で、フ
ァンの駆動により吸気口より本体内へ吸引した外気を第
1集塵部に通して塵埃を除去した後排気口より本体外へ
排気するファン式空気浄化手段を構成する。
【0028】前記上ケースには操作パネル34が設けらて
いる。この操作パネル34には、電源スイッチ35の他に、
前記イオン風式空気浄化手段を駆動するか、ファン式空
気浄化手段を駆動するかを選択する選択スイッチ36、あ
るいは同時に両空気浄化手段を駆動させるための同時ス
イッチ 37 が備えられている。またこれらの運転状況を
外部から識別できるようにするための表示パネル38を有
している。
【0029】次に動作を説明する。部屋の空気が汚れて
いる場合や、広い部屋の空気を浄化する場合は、選択ス
イッチ36によりファン式空気浄化運転を選択する。する
と電動機6は駆動されるが、図示しない高電圧発生回路
は動作せず、従って、給電端子32には負の高電圧は供給
されず、放電極23にも高電圧は印加されず、対向電極26
との間に放電は生じない。
【0030】この結果、ファン8が回転し、室内の空気
が、前記吸気口33より本体内へ吸引され、第1集塵部11
を通過してファンケ−シング9内を通って排気口10より
室内へ排気される。この過程において、吸引された室内
空気に含まれた塵埃は第1集塵部11で捕獲されて浄化さ
れる。即ちこの場合、ファン式空気浄化手段を動作させ
て、ファンにより室内の空気を強制的に循環させ多量の
循環風量を得るようにしているので、塵埃を効率よく第
1集塵部11で除去することができる。図5で矢印Aはこ
の時の空気の流れを示す。
【0031】またこの場合、前カバ−21の透孔22からも
外気が吸引されるが、コロナ放電は生じないので塵埃は
帯電されることなくそのまま透孔31より方形状枠20の外
へ出て、吸気口33より本体内へ吸引され、第1集塵部11
へ向かう。図5で矢印Bはこの空気の流れを示す。
【0032】次に室温が低くて送風により寒さを覚える
ような場合や、空気が余り汚れていない場合等には、選
択スイッチ36によりイオン風式空気浄化運転を選択す
る。すると電動機6は駆動されずに、代わりに図示しな
い高電圧発生回路が動作し、放電極23に対向電極26に対
して例えば負の7KVの電圧が印加され、この結果、放
電針24と対向電極26間にコロナ放電が生じ、イオン風を
発生させるようになっている。
【0033】このイオン風により前記透孔22より室内の
空気が吸引され、吸引された大気中に含まれる塵埃が前
述の如く負に帯電され、電位が高い対向電極26に向かっ
て移動し、対向電極26と同電位の集塵紙29に帯電された
塵埃が付着して、塵埃が除去された空気は前記透孔31よ
り方形状枠20外へ放出される。図5で矢印Cはこの時の
空気の流れを示す。
【0034】即ちこの場合、イオン風式空気浄化手段を
動作させているので、集塵能力は劣るがファン8の回転
による騒音や送風による寒さを感じることがなく、室内
空気を清浄に保つことができる。
【0035】選択スイッチ36は、押す度毎にファン式空
気浄化運転とイオン風式空気浄化運転を切り替えるよう
になっている。
【0036】次に同時スイッチ37を押した場合を説明す
る。この場合、電動機6が駆動してファン8が回転する
と共に放電極23に負の高電圧が供給されるので、上記フ
ァン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転とが同時
に行われる。
【0037】ここでイオン風式空気浄化手段に着目する
と、イオン風式空気浄化手段を単独で運転している場合
に比べ風速が増大するので、帯電された塵埃の中には、
集塵紙29に付着しないで透孔31より外部へ逃げていくも
のが生じるが、この逃げ出た塵埃は、図5の矢印Bのよ
うに吸気口33より本体内へ吸引されて第1集塵部11へと
向かうので、第1集塵部11のエレクトレットフィルター
15に、帯電された塵埃は効率よく付着される。つまり同
時に運転することにより、ファン式空気浄化手段の集塵
能力を最大限に発揮することができる。従って特に汚染
のひどい場合などのはこの同時運転を選択するとよい。
前記同時スイッチ37は押す度毎に同時運転と単独運転に
切り替わる。
【0038】ところで本実施例では、イオン風式空気浄
化手段を本体の前面である前ケ−ス2に取り付け、前ケ
ース2のイオン風式空気浄化手段の周囲である左右両側
に吸気口33を設け、本体内の吸気口33より風下側に順次
第1集塵部11とファン8とを配設する構造にしているの
で、本体前面にイオン風式空気浄化手段があるにもかか
わらず、本体内の第1集塵部11へ吸気口33より効率よく
空気を吸引することができる。そして前後方向の厚みが
若干増すだけで空気清浄機全体をコンパクトにすること
が可能となる。
【0039】図6は他の実施例を示し、図1乃至図5の
実施例のものと異なる点は、対向電極26に多数の小孔40
が設けてある点である(前述の実施例のものは無孔であ
る)このようにすれば、ファン式空気浄化運転とイオン
風式空気浄化運転とを同時に運転する場合、イオン風式
空気浄化手段で帯電された塵埃の中で、風速が増すこと
により集塵紙29にて付着し切れない塵埃が生じるが、こ
の塵埃は対向電極26の小孔40や連通孔25を通過して第1
集塵部11へと向い、第1集塵部11のエレクトレットフィ
ルター15にて効率よく捕獲される。図5の破線矢印はこ
の時の風の流れを示すが、風の流れが前述の実施例のも
の(図5の矢印B)と比べスムーズとなり、第1集塵部
11の能力を充分に発揮させることができる。
【0040】以上の実施例では手動でファン式空気浄化
運転を行うかイオン風式空気浄化運転を行うか、あるい
は同時運転を行うかを選択できるようにしたが、空気の
汚れを検知するガス検知センサーや埃検知センサー等の
空気汚染検知装置を設けて、この空気汚染検知装置の出
力により、自動的にファン式空気浄化運転を行うかイオ
ン風式空気浄化運転を行うか、あるいは同時運転を行う
かを切り替えるようにすることもできる。
【0041】即ち、空気の汚れの激しい場合はファン式
空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転を同時に行い、
少し浄化されてきたならば、ファン式空気浄化運転のみ
を行い、浄化されてこの清浄状態を保だけになったらイ
オン風式空気浄化運転のみを行うように切り替えるよう
にすればよい。
【0042】また温度センサーを設けて室温が低い場合
は自動的にイオン風式空気浄化運転のみに切り替えるよ
うにするなど、各種部屋の状況を検知するセンサーに基
づいて最適の運転を自動的に行うようにすることも考え
られる。
【0043】また、第1集塵部11の活生炭フィルター16
の代わりに、放電極23と対向電極26間の放電により発生
するオゾンを中和すると共に、悪臭物質の酸化反応を促
進して無臭物質に変換するオゾン触媒を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】本発明(請求項1の発明)によれば、本
体に内蔵したファンの駆動により吸気口より本体内へ吸
引した外気を第1集塵部に通して塵埃を除去した後、排
気口より本体外へ排気するファン式空気浄化手段と、放
電極と対向電極との間に高電圧を印加して放電させ、こ
の放電により誘起されるイオン風により外気を吸引して
第2集塵部に通し、塵埃を除去した後排気するイオン風
式空気浄化手段とのいずれかを選択的に駆動できるよう
にしたので、例えば汚れの多い場合や早急に空気を浄化
したい場合には、ファン式空気浄化手段を駆動させるこ
とにより効率の良い空気浄化作用を行うことができ、ま
た室温が低くて送風により寒さを覚えるような場合や、
空気が余り汚れていない場合等には、イオン風式空気浄
化手段を駆動させることにより、静かで寒さを感じるこ
となくその上消費電力も節約できる空気浄化作用を行う
ことができるというように、使用時期や場所、空気の汚
れ状況に応じた最適の運転を行うことができる。
【0045】また請求項2のように、ファン式空気浄化
手段とイオン風式空気浄化手段を同時にも駆動できるよ
うにすると共に、同時運転時は、イオン風式空気浄化手
段より排気される空気が、第1集塵部へ向かうようにす
れば、イオン風式空気浄化手で帯電される塵埃のうち第
2集塵部で捕獲しきれない塵埃は、ファン式空気浄化手
段の第1集塵部で捕獲され、この時塵埃は帯電されてい
るので、第1集塵部の集塵能力を最大限発揮することが
できる。
【0046】また請求項3のように、本体の前面にイオ
ン風式空気浄化手段を取り付け、本体前面の前記イオン
風式空気浄化手段の周囲に吸気口を設け、本体内の前記
吸気口より風下側に第1集塵部とファンを順次配設すれ
ば、本体前面にイオン風式空気浄化手段があるにもかか
わらず、本体内の第1集塵部へ吸気口より効率よく空気
を吸引することができる。そして前後方向の厚みが若干
増すだけで空気清浄機全体をコンパクトにすることがで
きる。
【0047】さらにイオン風式空気浄化手段内と本体内
とを連通する連通孔を設けて、イオン風式浄化手段より
排気される空気を、前記吸気口から吸引された外気とは
別にこの連通孔を介して第1集塵部へ向かうようにすれ
ば、ファン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転と
を同時に運転する場合の風の流れをスムーズにでき、第
1集塵部の集塵能力を充分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の正面図である。
【図2】同空気清浄機の横断面図である。
【図3】同空気清浄機の縦断面図である。
【図4】同空気清浄機の前カバ−を外して一部切り欠い
た正面図である。
【図5】同空気清浄機の要部を拡大した横断面図であ
る。
【図6】同空気清浄機の他の実施例を示す図4に相当す
る正面図である。
【符号の説明】
1 本体 8 ファン 33 吸気口 11 第1集塵部 10 排気口 23 放電極 26 対向電極 22 透孔 29 集塵紙(第2集塵部) 31 透孔 40 小孔 25 連通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に内蔵したファンの駆動により吸気
    口より本体内へ吸引した外気を第1集塵部に通して塵埃
    を除去した後排気口より本体外へ排気するファン式空気
    浄化手段と、放電極と対向電極との間に高電圧を印加し
    て放電を発生させ、この放電により誘起されるイオン風
    により外気を吸引して第2集塵部に通し、塵埃を除去し
    た後排気するイオン風式空気浄化手段とを備え、前記フ
    ァン式空気浄化手段とイオン風式空気浄化手段のいずれ
    かを選択的に駆動できるようにした空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記ファン式空気浄化手段とイオン風式
    空気浄化手段を同時にも駆動できるようにすると共に、
    同時運転時は、イオン風式空気浄化手段より排気される
    空気が、前記第1集塵部へ向かうようにした請求項1記
    載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記本体の前面に前記イオン風式空気浄
    化手段を取り付け、本体前面の前記イオン風式空気浄化
    手段の周囲に前記吸気口を設け、前記本体内の前記吸気
    口より風下側に前記第1集塵部と前記ファンを順次配設
    してなる請求項1記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 前記イオン風式空気浄化手段より排気さ
    れる空気は、前記吸気口へ向かうようにした請求項3記
    載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記本体の前面に、イオン風式空気浄化
    手段内と本体内とを連通する連通孔を設け、前記イオン
    風式空気浄化手段より排気される空気を、前記吸気口か
    ら吸引された外気とは別に前記連通孔を介して前記第1
    集塵部へ向かうようにした請求項3記載の空気清浄機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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