JP3702025B2 - 空気清浄機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、家庭内等における空気を清浄する空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来空気清浄機は、本体に内蔵したファンを駆動することにより、本体に設けた吸気口より外気(室内空気)を本体内へ吸引し、内部に設けた集塵フィルターに通して塵埃を除去した後、排気口より室内へ排気する所謂ファン式の空気清浄機が一般的である。
【0003】
このタイプのものは、ファンにより室内の空気を強制的に循環させ多量の循環風量を得るようにしているので、塵埃を効率よく集塵フィルターで除去することができるが、送風に伴う騒音が大きく、また冬季など気温が低い場合は、循環風により寒さを感じて不快感を生ずる等の問題があった。
【0004】
そこでファンを使用せずに、放電極と対向電極間に高電圧を印加してコロナ放電を発生させ、このコロナ放電によって誘起されるイオン風を利用して、外気を本体内へ吸い込んで空気中の塵埃を除去し、その後室内へ排気する所謂イオン風式の空気清浄機が、例えば実公平2−36612号公報にて知られている。
【0005】
このタイプのものは、ファンが存在しないので低騒音でエネルギーの省力化ができるが、イオン風により生ずる空気の通風量が少量のため、空気浄化能力が小さく、煙草等による急激な大気の汚れに早急に対応することや、広い部屋を浄化すること等が困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、使用時期や場所、空気の汚れ状況に合わせて、例えば汚れの多い場合や早急に空気を浄化したい場合には効率良い空気浄化作用を行うことができ、室温が低くて送風により寒さを覚えるような場合や、空気が余り汚れいない場合等には、効率よりも静かで寒さを感じることのない空気浄化作用を行うことができる空気清浄機を提供することを課題とする。
【0007】
さらに本発明は、外形が大きくならずコンパクトにできる空気清浄機を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の手段は、本体に内蔵したファンの駆動により 1吸気口より本体内へ吸引した外気を第1集塵部に通して塵埃を除去した後 1排気口より本体外へ排気するファン式空気浄化手段と、放電極と対向電極との間に高電圧を印加して放電させ、この放電により誘起されるイオン風により前記第1吸気口とは別の第2吸気口より外気を吸引して第2集塵部に通し、塵埃を除去した後前記第1排気口とは別の第2排気口より排気するイオン風式空気浄化手段とを備え、このファン式空気浄化手段とイオン風式空気浄化手段のいずれかを選択的に駆動できるようにしたものである。
【0009】
かかる構成によれば、例えば汚れの多い場合や早急に空気を浄化したい場合には、ファン式空気浄化手段を駆動させることにより効率の良い空気浄化作用を行うことができ、また室温が低くて送風により寒さを覚えるような場合や、空気が余り汚れいない場合等には、イオン風式空気浄化手段を駆動させることにより、静かで寒さを感じることのない空気浄化作用を行うことができるというように、使用時期や場所、空気の汚れ状況に応じた最適の運転を行うことができる。
【0010】
また本発明は、ファン式空気浄化手段とイオン風式空気浄化手段を同時にも駆動できるようにすると共に、同時運転時は、イオン風式空気浄化手段より排気される空気が、前記第1吸気口より前記第1集塵部へ向かうようにしたものである。
【0011】
かかる構成にすることにより、イオン風式空気浄化手段の放電により帯電される塵埃は、第2集塵部で捕獲されるが、捕獲しきれない塵埃は第1集塵部で捕獲される。この時塵埃は帯電されているので第1集塵部での捕獲力が向上する。
【0012】
また本発明は、前記本体の前面に前記イオン風式空気浄化手段を取り付け、本体前面の前記イオン風式空気浄化手段の周囲に前記 1吸気口を設け、本体内の前記 1吸気口より風下側に前記第1集塵部と前記ファンを順次配設したものである。
【0013】
かかる構成にすることにより、前後方向の厚みが増すのみで、高さや左右の幅が大きくなることがない。また本体前面にイオン風式空気浄化手段を取り付けたにもかかわらず、本体前面の 1吸気口より第1集塵部へ効率よく外気を導くことができる。
【0014】
【実施例】
本発明の一実施例を図面に基づき説明する。1は空気清浄機本体で、前ケース2と後ケース3上ケース4とを組み合わせることにより外郭が形成される。5は本体1内を前後に仕切るように装着された中枠で、この中枠5の中央部には電動機6が装着されている。電動機6の周囲の中枠5には通気孔7が設けられている。本体内の中枠5より後方空間には電動機6により回転されるファン8が設けられている。
【0015】
中枠5には一体にファン8の周囲を囲む渦巻状のファンケース9が形成されている。ファンケース9の上部は開放されて吐出口となっており、前記上ケース4に設けた排気口10に連通している。
【0016】
本体内の中枠5より前方空間は第1集塵部11の収納空間になっている。第1集塵部11は方形状になっており、中枠5にはこの第1集塵部11の下方を除く周囲を囲むリブ12が一体に形成されている。第1集塵部11は、中枠5に形成された放射状リブ13上に置かれることにより、中枠5との間には空間14が形成されている。
【0017】
第1集塵部11は蛇腹状のエレクトレット化された所謂エレクトレットフィルター15と活生炭よりなる脱臭フィルター16とからなり、両フィルタ−15、16が枠体17で囲まれて一体化されている。この第1集塵部11は前ケース2の下面に形成した取出孔18より取り出せるようになっている。19は枠体17に形成した取り出すための把手である。
【0018】
このようにファン8や第1集塵部11を内蔵した本体1は、前後のケース2、3と上ケース4を適宜組み合わせることにより構成される。
【0019】
前記前ケース2には、手前に向かって方形状の枠20が一体に形成されている。この枠20の先端には、前カバ−21が枠20を被う如く嵌合されて取り付けられている。前カバ−21には図1に示す如く多数の透孔22が形成され、またその内側の中央部には、負の高電圧が印加される放電極23が取り付けられている。放電極23は上下に伸び、図4に示す如く、左右に交互に複数の先の尖った放電針24が形成されている。
【0020】
前ケース2の前記枠20内は、図4に示す如く複数の連通孔25が形成されている。また枠20内には放電極23の対向電極26が嵌合されて複数の連通孔25全てを被うように取り付けられている。詳しく説明すると、図5の如く対向電極26の周縁は合成樹脂性の外枠27が一体に形成され、この外枠27が前記枠20に形成した保持部28に嵌合されている。
【0021】
前記対向電極26には電気絶縁性を有する集塵紙29が添着されている。詳しくは、集塵紙29の周囲は前記外枠27に弾性嵌合される集塵紙押さえ30により剥がれ落ちないように押さえ付けられている。集塵紙29はキッチンタオルに類似したもので、集塵紙押さえ30を外枠27より外せば、容易に取り変えることができる。
【0022】
前記放電極23は対向電極26に対し例えば負の7KVの電圧が印加され、この結果、放電針24と対向電極26間にコロナ放電が生じ、イオン風を発生させるようになっている。このイオン風により前記透孔22より外気が吸引され、吸引された大気中に含まれる塵埃が放電によって生じたガスイオンや電子に接して負に帯電され、電位が高い対向電極26に向かって移動し、対向電極26と同電位の集塵紙29に帯電された塵埃が付着するようになっている。ここで集塵紙29は、前記第1集塵部11に対して第2集塵部となる。また前記透孔 22 は、後述する第1吸気口に対して第2吸気口となる。
【0023】
前記前ケース2より手前に突設した方形状の枠20の左右側面には、多数の透孔31が設けられており、前記集塵紙29により塵埃が捕獲された空気はこの透孔31よ枠20外へ放出される。ここで前記透孔 31 は、後述する第1排気口に対して第2排気口となる。
【0024】
32は前ケース2に設けられた図示しない高電圧発生回路より負の高電圧が供給される給電端子で、前カバ−21を方形状の枠20の先端に嵌合して取り付けた際に、図3に示すように放電極23に接触して放電極23に負の高電圧を供給するものである。
【0025】
以上述べた放電極23、対向電極26、集塵紙29、前カバ−21等で、イオン風により外気を吸引して第2集塵部29に通し、塵埃を除去した後排気するイオン風式空気浄化手段を構成する。
【0026】
前記前ケース2の方形状枠20の外側には、多数の吸気口33が形成され、前記ファン8の回転により外気をこの吸気口33より吸引して第1集塵部11へ送るようになっている。そして第1集塵部11で塵埃を捕獲した後、前記上ケース4に設けた排気口10より室外へ排気するようになっている。ここで前記吸気口 33 が第1吸気口となり、前記排気口 10 が第1排気口となる。
【0027】
この吸気口33や、第1集塵部11、電動機6、ファン8、ファンケ−シング9、排気口10等で、ファンの駆動により吸気口より本体内へ吸引した外気を第1集塵部に通して塵埃を除去した後排気口より本体外へ排気するファン式空気浄化手段を構成する。
【0028】
前記上ケースには操作パネル34が設けらている。この操作パネル34には、電源スイッチ35の他に、前記イオン風式空気浄化手段を駆動するか、ファン式空気浄化手段を駆動するかを選択する選択スイッチ36、あるいは同時に両空気浄化手段を駆動させるための同時スイッチ 37 が備えられている。またこれらの運転状況を外部から識別できるようにするための表示パネル38を有している。
【0029】
次に動作を説明する。部屋の空気が汚れている場合や、広い部屋の空気を浄化する場合は、選択スイッチ36によりファン式空気浄化運転を選択する。すると電動機6は駆動されるが、図示しない高電圧発生回路は動作せず、従って、給電端子32には負の高電圧は供給されず、放電極23にも高電圧は印加されず、対向電極26との間に放電は生じない。
【0030】
この結果、ファン8が回転し、室内の空気が、前記吸気口33より本体内へ吸引され、第1集塵部11を通過してファンケ−シング9内を通って排気口10より室内へ排気される。この過程において、吸引された室内空気に含まれた塵埃は第1集塵部11で捕獲されて浄化される。即ちこの場合、ファン式空気浄化手段を動作させて、ファンにより室内の空気を強制的に循環させ多量の循環風量を得るようにしているので、塵埃を効率よく第1集塵部11で除去することができる。図5で矢印Aはこの時の空気の流れを示す。
【0031】
またこの場合、前カバ−21の透孔22からも外気が吸引されるが、コロナ放電は生じないので塵埃は帯電されることなくそのまま透孔31より方形状枠20の外へ出て、吸気口33より本体内へ吸引され、第1集塵部11へ向かう。図5で矢印Bはこの空気の流れを示す。
【0032】
次に室温が低くて送風により寒さを覚えるような場合や、空気が余り汚れていない場合等には、選択スイッチ36によりイオン風式空気浄化運転を選択する。すると電動機6は駆動されずに、代わりに図示しない高電圧発生回路が動作し、放電極23に対向電極26に対して例えば負の7KVの電圧が印加され、この結果、放電針24と対向電極26間にコロナ放電が生じ、イオン風を発生させるようになっている。
【0033】
このイオン風により前記透孔22より室内の空気が吸引され、吸引された大気中に含まれる塵埃が前述の如く負に帯電され、電位が高い対向電極26に向かって移動し、対向電極26と同電位の集塵紙29に帯電された塵埃が付着して、塵埃が除去された空気は前記透孔31より方形状枠20外へ放出される。図5で矢印Cはこの時の空気の流れを示す。
【0034】
即ちこの場合、イオン風式空気浄化手段を動作させているので、集塵能力は劣るがファン8の回転による騒音や送風による寒さを感じることがなく、室内空気を清浄に保つことができる。
【0035】
選択スイッチ36は、押す度毎にファン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転を切り替えるようになっている。
【0036】
次に同時スイッチ37を押した場合を説明する。この場合、電動機6が駆動してファン8が回転すると共に放電極23に負の高電圧が供給されるので、上記ファン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転とが同時に行われる。
【0037】
ここでイオン風式空気浄化手段に着目すると、イオン風式空気浄化手段を単独で運転している場合に比べ風速が増大するので、帯電された塵埃の中には、集塵紙29に付着しないで透孔31より外部へ逃げていくものが生じるが、この逃げ出た塵埃は、図5の矢印Bのように吸気口33より本体内へ吸引されて第1集塵部11へと向かうので、第1集塵部11のエレクトレットフィルター15に、帯電された塵埃は効率よく付着される。つまり同時に運転することにより、ファン式空気浄化手段の集塵能力を最大限に発揮することができる。従って特に汚染のひどい場合などのはこの同時運転を選択するとよい。前記同時スイッチ37は押す度毎に同時運転と単独運転に切り替わる。
【0038】
ところで本実施例では、イオン風式空気浄化手段を本体の前面である前ケ−ス2に取り付け、前ケース2のイオン風式空気浄化手段の周囲である左右両側に吸気口33を設け、本体内の吸気口33より風下側に順次第1集塵部11とファン8とを配設する構造にしているので、本体前面にイオン風式空気浄化手段があるにもかかわらず、本体内の第1集塵部11へ吸気口33より効率よく空気を吸引することができる。そして前後方向の厚みが若干増すだけで空気清浄機全体をコンパクトにすることが可能となる。
【0039】
図6は他の実施例を示し、図1乃至図5の実施例のものと異なる点は、対向電極26に多数の小孔40が設けてある点である(前述の実施例のものは無孔である)このようにすれば、ファン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転とを同時に運転する場合、イオン風式空気浄化手段で帯電された塵埃の中で、風速が増すことにより集塵紙29にて付着し切れない塵埃が生じるが、この塵埃は対向電極26の小孔40や連通孔25を通過して第1集塵部11へと向い、第1集塵部11のエレクトレットフィルター15にて効率よく捕獲される。図5の破線矢印はこの時の風の流れを示すが、風の流れが前述の実施例のもの(図5の矢印B)と比べスムーズとなり、第1集塵部11の能力を充分に発揮させることができる。
【0040】
以上の実施例では手動でファン式空気浄化運転を行うかイオン風式空気浄化運転を行うか、あるいは同時運転を行うかを選択できるようにしたが、空気の汚れを検知するガス検知センサーや埃検知センサー等の空気汚染検知装置を設けて、この空気汚染検知装置の出力により、自動的にファン式空気浄化運転を行うかイオン風式空気浄化運転を行うか、あるいは同時運転を行うかを切り替えるようにすることもできる。
【0041】
即ち、空気の汚れの激しい場合はファン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転を同時に行い、少し浄化されてきたならば、ファン式空気浄化運転のみを行い、浄化されてこの清浄状態を保だけになったらイオン風式空気浄化運転のみを行うように切り替えるようにすればよい。
【0042】
また温度センサーを設けて室温が低い場合は自動的にイオン風式空気浄化運転のみに切り替えるようにするなど、各種部屋の状況を検知するセンサーに基づいて最適の運転を自動的に行うようにすることも考えられる。
【0043】
また、第1集塵部11の活生炭フィルター16の代わりに、放電極23と対向電極26間の放電により発生するオゾンを中和すると共に、悪臭物質の酸化反応を促進して無臭物質に変換するオゾン触媒を用いてもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明(請求項1の発明)によれば、本体に内蔵したファンの駆動により第1吸気口より本体内へ吸引した外気を第1集塵部に通して塵埃を除去した後、第1排気口より本体外へ排気するファン式空気浄化手段と、放電極と対向電極との間に高電圧を印加して放電させ、この放電により誘起されるイオン風により外気を第2吸気口(透孔 22 )より吸引して第2集塵部に通し、塵埃を除去した後第2排気口(透孔 31 )より排気するイオン風式空気浄化手段とのいずれかを選択的に駆動できるようにしたので、例えば汚れの多い場合や早急に空気を浄化したい場合には、ファン式空気浄化手段を駆動させることにより効率の良い空気浄化作用を行うことができ、また室温が低くて送風により寒さを覚えるような場合や、空気が余り汚れていない場合等には、イオン風式空気浄化手段を駆動させることにより、静かで寒さを感じることなくその上消費電力も節約できる空気浄化作用を行うことができるというように、使用時期や場所、空気の汚れ状況に応じた最適の運転を行うことができる。
【0045】
また請求項2のように、ファン式空気浄化手段とイオン風式空気浄化手段を同時にも駆動できるようにすると共に、同時運転時は、イオン風式空気浄化手段より排気される空気が、第1吸気口より第1集塵部へ向かうようにすれば、イオン風式空気浄化手で帯電される塵埃のうち第2集塵部で捕獲しきれない塵埃は、ファン式空気浄化手段の第1集塵部で捕獲され、この時塵埃は帯電されているので、第1集塵部の集塵能力を最大限発揮することができる。
【0046】
また請求項3のように、本体の前面にイオン風式空気浄化手段を取り付け、本体前面の前記イオン風式空気浄化手段の周囲に第1吸気口を設け、本体内の前記第1吸気口より風下側に第1集塵部とファンを順次配設すれば、本体前面にイオン風式空気浄化手段があるにもかかわらず、本体内の第1集塵部へ第1吸気口より効率よく空気を吸引することができる。そして前後方向の厚みが若干増すだけで空気清浄機全体をコンパクトにすることができる。
【0047】
さらにイオン風式空気浄化手段内と本体内とを連通する連通孔を設けて、イオン風式浄化手段より排気される空気を、前記第1吸気口から吸引された外気とは別にこの連通孔を介して第1集塵部へ向かうようにすれば、ファン式空気浄化運転とイオン風式空気浄化運転とを同時に運転する場合の風の流れをスムーズにでき、第1集塵部の集塵能力を充分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の正面図である。
【図2】同空気清浄機の横断面図である。
【図3】同空気清浄機の縦断面図である。
【図4】同空気清浄機の前カバ−を外して一部切り欠いた正面図である。
【図5】同空気清浄機の要部を拡大した横断面図である。
【図6】同空気清浄機の他の実施例を示す図4に相当する正面図である。
【符号の説明】
1 本体
8 ファン
33 吸気口
11 第1集塵部
10 排気口
23 放電極
26 対向電極
22 透孔
29 集塵紙(第2集塵部)
31 透孔
40 小孔
25 連通孔

Claims (5)

  1. 本体に内蔵したファンの駆動により第1吸気口より本体内へ吸引した外気を第1集塵部に通して塵埃を除去した後第1排気口より本体外へ排気するファン式空気浄化手段と、放電極と対向電極との間に高電圧を印加して放電を発生させ、この放電により誘起されるイオン風により前記第1吸気口とは別の第2吸気口より外気を吸引して第2集塵部に通し、塵埃を除去した後前記第1排気口とは別の第2排気口より排気するイオン風式空気浄化手段とを備え、前記ファン式空気浄化手段とイオン風式空気浄化手段のいずれかを選択的に駆動できるようにした空気清浄機。
  2. 前記ファン式空気浄化手段とイオン風式空気浄化手段を同時にも駆動できるようにすると共に、同時運転時は、イオン風式空気浄化手段より排気される空気が、前記第1吸気口より前記第1集塵部へ向かうようにした請求項1記載の空気清浄機。
  3. 前記本体の前面に前記イオン風式空気浄化手段を取り付け、本体前面の前記イオン風式空気浄化手段の周囲に前記第1吸気口を設け、前記本体内の前記第1吸気口より風下側に前記第1集塵部と前記ファンを順次配設してなる請求項1記載の空気清浄機。
  4. 前記イオン風式空気浄化手段より排気される空気は、前記第1吸気口へ向かうようにした請求項3記載の空気清浄機。
  5. 前記本体の前面に、イオン風式空気浄化手段内と本体内とを連通する連通孔を設け、前記イオン風式空気浄化手段より排気される空気を、前記第1吸気口から吸引された外気とは別に前記連通孔を介して前記第1集塵部へ向かうようにした請求項3記載の空気清浄機。
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