JPH09234135A - 就寝者の保護装置 - Google Patents

就寝者の保護装置

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JPH09234135A
JPH09234135A JP7126496A JP7126496A JPH09234135A JP H09234135 A JPH09234135 A JP H09234135A JP 7126496 A JP7126496 A JP 7126496A JP 7126496 A JP7126496 A JP 7126496A JP H09234135 A JPH09234135 A JP H09234135A
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JP
Japan
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frame
bed
earthquake
sleeping
frames
Prior art date
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Pending
Application number
JP7126496A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Katsuki
紀夫 勝木
Tadayuki Yamada
忠幸 山田
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C31/00Details or accessories for chairs, beds, or the like, not provided for in other groups of this subclass, e.g. upholstery fasteners, mattress protectors, stretching devices for mattress nets
    • A47C31/002Anti-earthquake means

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベッドに寝ている就寝者を地震の揺れに伴う
家具の転倒や家屋の倒壊から守る為の保護装置の提供。 【解決手段】 ベッドの前後には支持フレーム2a、2
bを設け、この支持フレーム2a、2bの上桟4a、4
bにはガイドを形成してフレーム3a、3b、3cを移
動出来るように取付けし、該フレーム3a、3b、3c
は地震の揺れに際して重りの作用やバネ力の作用でベッ
ド上方をカバーするように機能する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夜中寝ている時に発生す
る地震によって転倒する家具類から就寝者を保護する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本列島を大きな地震が襲いかか
り、家屋の倒壊や多くの死者を出している。平成7年1
月17には兵庫県南部(阪神淡路地区)においてM7.2
、平成6年12月28日には三陸はるか沖においてM
7.5 、平成6年10月4日には北海道東方沖においてM
8.1 、さらに平成5年7月12日には北海道南西沖にお
いてM7.8 、平成5年1月15日には釧路沖においてM
7.8 の地震が発生している。
【0003】大きな地震が発生することで家具類が転倒
し、熟睡しているならばこれら家具類の下敷きになる場
合が多い。勿論、家屋の倒壊によっては柱の下敷きにな
る場合もあり、同時に火災が発生するならば動けなくて
死亡してしまうといったケースが多い。阪神大震災では
このような事態を招いて亡くなった人が多く、約500
0人の死者を出している。
【0004】このような教訓から、大地震に際しても倒
壊することのない耐震構造の建物が作られるようになっ
ているが、すべての住宅を上記耐震構造に建て替えるこ
とは出来ず、又、建物は倒壊しなくても内部の家具類が
転倒する為に、これらの下敷きにならないようにするこ
とも必要となる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】このように夜中熟睡
している時に地震が発生するならば、転倒する家具類に
よって下敷きになる場合が多い。そして、この為に避難
することが出来なくて死亡してしまうといった場合も多
い。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であっ
て、転倒する家具類等の下敷きにならないようにする保
護装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保護装置は
フレーム方式であって、ベッド上部にフレームを装着し
た構造をなしている。そして、このフレームは固定され
た状態で装着する場合と、固定されずに地震が発生した
場合に収納されている上記フレームがベッド上方に装着
されるように機能する場合がある。地震が発生した場合
にフレームを装着する保護装置はベッドの前後にはガイ
ドが設けられており、このガイドに沿ってフレームが移
動することで該ベッドに寝ている就寝者の上方をカバす
ることが出来る。
【0007】ところで、上記フレームの具体的な形状を
限定せず、そして該フレームはモーター等の駆動装置を
用いて移動することも可能であるが、地震と同時に停電
になったのでは作動しないことから、適当な重りの落下
やバネ力を利用する。すなわち、所定の大きさの揺れが
発生した場合には該重りが支持部から落下し、この落下
と同時に上記フレームが移動してベッド上部をカバーす
るようになる。以下、本発明に係る実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1、図2はフレーム方式の保護装置を表し
ている実施例である。図1は該フレームが収納されてい
る場合を、図2はフレームが装着された状態を表してい
る。同図において1はベッド、2は支持フレーム、そし
て3はフレームを示している。上記支持フレーム2aは
ベッド1の頭部側に起立し、他方の支持フレーム2bは
足元側に起立している。上記フレーム3a、3b…は両
支持フレーム2a、2bに掛け渡しされている棒状体で
ある。
【0009】ところで、上記支持フレーム2a、2bは
上桟4a、4bを有し、フレーム3a、3b…はこの上
桟4a、4bに載って支えられ、しかも移動することが
出来る。従って、上桟4a、4bにはガイドが形成さ
れ、従って、平常時には図1に示しているように上記フ
レーム3a、3b…は上桟4a、4bの片側に寄せら
れ、地震が発生した場合には上桟4a、4bに沿って移
動し、均等に配置される。勿論、固定式の保護装置の場
合には、フレーム3a、3b、3cを図2のように配置
すればよい。
【0010】図3は上桟4に形成したガイドにフレーム
3の先端が遊嵌している場合であり、フレーム先端には
スライダー5が形成されている。このスライダー5は概
略コ型断面をした上桟4の空間に遊嵌して移動すること
が出来る。ここで、該スライダー5としてベアリングを
用い、上記空間内を転動するようにすることも出来る。
そして3本のフレーム3a、3b…は一定長さの紐等に
よって連結され、先端側のフレーム3aが移動するなら
ば、後方のフレーム3b、3cも引っ張られて移動する
ことになる。
【0011】ところで、これら各フレーム3a、3b…
は地震発生によって移動して図2に示すようにならなく
てはならないが、本発明は重りを用いて該重りの落下に
よってフレーム3a、3b…を引っ張ることにしてい
る。図4に示すように重り6には先端のフレーム3aに
連結している紐7の他端が止着されていて、該重り6は
吊具8に吊り下げられている。そして、地震によって該
重りが揺れるならば吊具8から外れて落下することにな
る。吊具8の下端には係止片9を形成して重り6を支持
し、しかし揺れることで外れやすい状態となっている。
【0012】重り6が吊具8から外れて落下するなら
ば、上記紐7を引っ張ってフレーム3aを引き寄せる。
従ってフレーム3aは上桟4a、4bのガイドに沿って
移動し、更にフレーム3aに繋がれている後方のフレー
ム3b並びにフレーム3cを引っ張って移動させる。こ
の重り6は前後の支持フレーム2a、2b側に取付けら
れ、フレーム3a、3b…の両サイドが引っ張られるよ
うにしている。従って、地震の揺れによって両重りが吊
具8、8から外れなくてはならない。
【0013】このように、両支持フレーム2a、2b側
にそれぞれ重りを吊り下げすることなく、1個の重りに
よってフレーム3a、3b…を引っ張ることも出来る。
図5は1本の長い重り10を吊り下げ、各プーリー1
1、11…を介して紐12をフレーム3aに連結してい
る。上記紐12は支持フレーム2a、2bに沿って張着
され、又重り10はベッド1の下方に吊り下げられてい
る。勿論、平常時には紐12に張力が作用しないように
支持され、地震の揺れによってこの支持が解除されてフ
レーム3aを引っ張る。
【0014】この場合、重り10の落下距離がフレーム
3aの移動距離に対して小さい場合には、歯車を介在さ
せてフレーム3aの移動距離を大きくすることが出来
る。又重りではなくてバネ力を利用することも可能であ
って、例えばプーリーがゼンマイのバネ力によって回転
するように構成出来る。
【0015】上記実施例ではフレームとして棒材を用い
ているが、出入口の閉鎖装置として多用されているシャ
ッターをベッドに装着することも出来る。図6は支持フ
レーム4a、4bにシャッター13を装着した場合であ
り、軸14に巻き取られて収納し、該シャッター13の
先端両側には紐15が連結していて、この紐15はプー
リー16a、16bに巻かれ、両プーリー16a、16
bはシャフト17によって連結されている。そしてシャ
フト17にはコイルバネ18a、18bが巻かれ、その
一端は支持フレーム2側に止着されている。
【0016】そして、シャッター13は軸14に巻かれ
てベッド上が解放するならば、コイルバネ18a、18
bは捩られてバネ力が蓄積された状態にある。しかしシ
ャッター13が平常時には閉じないようにストッパーが
設けられていて、地震の揺れによって該ストッパーが解
除される。従って、蓄積されたコイルバネ18a、18
bのバネ力によってプーリー16a、16bが回転して
紐15、15を引っ張り、シャッター13を閉じること
になる。
【0017】ベッドの上方をカバ−する為のフレームと
してはこれら棒材やシャッターの他に色々な形態が存在
するが、本発明はこのフレームの形態を限定するもので
はない。以上述べたように、本発明に係る就寝者の保護
装置は地震の揺れによってベッド上方にフレームを装着
するようにしたものであって、次のような効果を得るこ
とが出来る。
【0018】
【発明の効果】本発明の保護装置はベッドにフレームを
備えたものであり、地震が発生すると同時に該該フレー
ムは移動してベッド上方に配置され、就寝者をカバー
し、揺れによって転倒する家具類を支えることが出来
る。勿論、倒壊する家屋の柱を支えることが出来、これ
らの下敷きになって死亡することを防止する上で大きな
効果がある。そして、本発明のフレームは平常時には収
まっている為に普通のベッドとして使用出来、フレーム
の装着が邪魔になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレーム方式の保護装置であり、該フ
レームが収納されている場合を示している。
【図2】本発明のフレーム方式の保護装置であり、該フ
レームがベッド上方をカバーしている場合を示してい
る。
【図3】フレーム先端のスライダーが支持フレームの上
桟に遊嵌している場合。
【図4】フレームを閉じる手段として重りを用いている
場合。
【図5】フレームを閉じる手段として重りを用いている
場合の他の具体例。
【図6】フレームとしてシャッターを使用し、該シャッ
ターを閉じる手段としてコイルバネを使用している場
合。
【符号の説明】
1 ベッド 2 支持フレーム 3 フレーム 4 上桟 5 スライダー 6 重り 7 紐 8 吊具 9 係止片 10 重り 11 プーリー 12 紐 13 シャッター 14 軸 15 紐 16 プーリー 17 シャフト 18 コイルバネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドに寝ている就寝者を地震の揺れに
    伴う家具の転倒や家屋の倒壊から守る為の保護装置であ
    って、ベッドの前後には支持フレームを設け、この支持
    フレームには複数本のフレームを取り付けしたことを特
    徴とする就寝者の保護装置。
  2. 【請求項2】 ベッドに寝ている就寝者を地震の揺れに
    伴う家具の転倒や家屋の倒壊から守る為の保護装置であ
    って、ベッドの前後には支持フレームを設け、この支持
    フレームの上桟にはガイドを形成してフレームを移動出
    来るように取り付けし、該フレームは地震の揺れに際し
    て重りの作用やバネ力が作用してベッド上方をカバーす
    るように作動することを特徴とする就寝者の保護装置。
  3. 【請求項3】 上記フレームとして複数本の棒材を用
    い、各棒材を一定間隔をおいて互いに連結した請求項2
    記載の就寝者の保護装置。
  4. 【請求項4】 上記フレームとしてシャッターを用い、
    ベッドの側端に設けた軸に巻き取り収納した請求項2記
    載の就寝者の保護装置。
JP7126496A 1996-02-29 1996-02-29 就寝者の保護装置 Pending JPH09234135A (ja)

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JP7126496A JPH09234135A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 就寝者の保護装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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