JPH09233655A - パーティション - Google Patents

パーティション

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JPH09233655A
JPH09233655A JP6004596A JP6004596A JPH09233655A JP H09233655 A JPH09233655 A JP H09233655A JP 6004596 A JP6004596 A JP 6004596A JP 6004596 A JP6004596 A JP 6004596A JP H09233655 A JPH09233655 A JP H09233655A
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JP
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cord
outlet
panel
extension cord
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Application number
JP6004596A
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English (en)
Inventor
Naoki Hashimoto
直樹 橋本
Hiroo Wakishima
宏朗 脇島
Yasuo Yoshii
康雄 吉井
Masahiko Takemoto
正彦 竹本
Yutaka Ishii
裕 石井
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NURU HOUSE KK
TOKO DENKI KK
Comany Inc
Takaoka Toko Co Ltd
Original Assignee
NURU HOUSE KK
TOKO DENKI KK
Toko Electric Corp
Comany Inc
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内のレイアウトをパーティションで構成し
ている場合、壁面に設置されている既設電源コンセント
を使用しやすいようにパーティションの配置自体を考慮
する必要があり、その配置の自由度を制限している。 【解決手段】 延長コード17は中レール41に固定さ
れ、パーティションパネル11の幅方向の寸法とほぼ同
じ長さに形成され、その両端にはプラグ43とコンセン
トプラグ44が設けられている。スタッド14の延長コ
ード17の通路に相当する部分には通線孔45が設けら
れ、延長コード17が複数のパーテーションパネル11
を横断的に通過させることができる。この延長コード1
7を順次接続していけば、既設コンセントから所望の位
置にあるパーティションパネルのパネルコンセントまで
の電源供給が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設コンセントに
接続される延長コードを備えたパーティションに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル建物においては、各フロアの
構成をパーティション(簡単に移動させることができる
間仕切り)を用いることによりテナントや各オフィスの
様々なレイアウト上の要望に柔軟に対応可能な設計方針
をとる場合が多くなってきている。このようなビル建物
におけるレイアウト変更にあっては、パーティション以
外の壁や柱にあらかじめ設けてある電源コンセントが使
用できなくなる場合が生じる。
【0003】また、電源コンセントがあってもパーティ
ションにより構成された室内空間のレイアウトの関係
上、その位置を別の位置に変更したい場合がある。この
ように、既設の電源コンセントは、パーティションによ
る自由なレイアウトを構成する上で、新たな電源配線工
事やパーティションへのコンセント取り付け加工を必要
とした。通常、恒常的に使用するコンセントについて
は、あらかじめ専用の配線を施して口を設けているが、
このようなコンセント口は、空きのない場合が多く、臨
時に機器に電源供給をしたい場合、空いている別の壁面
コンセントを利用する場合が多い。
【0004】広い空間でパーティションを設置した場合
においては、壁面に取り付けられた既設電源コンセント
では、壁面から離れた場所で用いる場合、機器のコード
だけでは届かない場合がある。このような場合には、別
に延長コードを用意する必要があり、使用後にはコード
を片づけるのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなパーティ
ションで構成されているビル建物においては、パーティ
ションの移動によるレイアウト変更を行う場合に既設電
源コンセントを使用しやすいようにレイアウト自体を考
慮しなくてはならず、レイアウトの自由度が制限されて
しまう。
【0006】また、電源コンセントを別の位置に移設し
たり新設する場合、電源の配線工事やパーティションへ
のコンセント取り付け加工を必要とするので、多くの費
用と手間がかかる。
【0007】更に、延長コードを用いる場合、使用後の
コードの処理(束ねて片づける)に手間がかかるといっ
た問題点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明は、既設コンセントと、パーティシ
ョンパネルに設けられたパネルコンセントとを、パーテ
ィションパネルに敷設された延長コードにより接続した
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のパ
ーティションにおいて、既設コンセント側の延長コード
を引き出し・巻き取り可能なコードリールユニットを備
えたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のパーティションにおいて、パネルコンセント側の
延長コードを引き出し・巻き取り可能なコードリールユ
ニットを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載のパーティションにおいて、コードリールユニット
がパーティションパネルに着脱可能に取り付けられてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、既設コンセント
と、パーティションパネルに設けられたコンセントプラ
グとを、コードリールユニット内の延長コードにより接
続すると共に、コンセントプラグ側の延長コードを引き
出し・巻き取り可能に構成したことを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5記載のパ
ーティションにおいて、既設コンセント側の延長コード
を、引き出し・巻き取り可能に構成したことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に沿
って説明する。図1は室内に使用されているパーティシ
ョンの外観図であり、本発明の第1実施形態を示すもの
である。
【0015】パーティション10は、パーティションパ
ネル11が複数枚連続したもので、パーティションパネ
ル11は、その表と裏の壁面を構成する表面パネル12
と、上縁部分に着脱自在に取り付けられた笠木13、1
3aと、隣り合うパーティションパネル11どうしを連
結するため、左右の縁にそれぞれ1本ずつ立設されたス
タッド14から構成される。
【0016】図2はパーティションパネルの構造を示す
ために一部を断面にした斜視図である。表面パネル12
は、薄肉鋼鈑の角パイプから成るスタッド14に取付け
られたパネル引掛金具21によって取り付けられる構造
となっている。具体的には、スタッド14に係止された
パネル引掛け金具21には、表面パネル12に対して垂
直に突出し、鉤状の突起を上方に向けた第1フック21
aが設けられている。また、同じくパネル引掛金具21
には、第1フック21aの上方にあって、第1フック2
1aに対して垂直方向に突出した第2フック21bが鉤
状の突起の先端部を上方に向けて設けられている。
【0017】表面パネル12の左右の縁にある角パイプ
から成る縦縁部22には、第1フック21aに相対する
位置(表面パネル12の内側面)に略長穴形状をしたパ
ネル引掛け穴22aが設けられ、これに第1フック21
aを係合させることによって、スタッド14と表面パネ
ル12とを一体に連結してパーティションパネル11を
形成している。
【0018】表面パネル12は、金属、石膏ボードある
いはその他の不燃性材料から成り、断面略コ字状の笠木
13を2枚の表面パネル12の間に挟んでパーティショ
ンパネル11の上部の蓋としている。また、笠木13と
は別に、笠木13aのようなタイプもあり、樹脂又は金
属性の弾性材料から成る断面略コ字状の中間目地13b
の凹部がはまり込むように形成され、この中間目地13
bを外側から覆い被せるように2枚の表面パネル12を
笠木13aで挟み込んでパーティションパネル11の上
部の蓋とする場合もある。
【0019】ここで、室内のレイアウト変更のためパー
ティション10の設置位置を変更した場合、固定壁等に
設置されている既設コンセント15が使い勝手が悪い位
置にある、すなわち図1のようにドア16の近くにある
ような場合には、OA機器などの各種機器への電源供給
に不便である。そこで、この実施形態ではパーティショ
ン10の内部に延長コード17を収納して、既設コンセ
ント15から電源を採ってパネルコンセント18に供給
している。このように延長コード17を敷設すれば、所
望の位置のパーティションパネル11にパネルコンセン
ト18を設けることが可能である。
【0020】図3は、パーティションパネルに敷設され
た延長コードの接続を示す図である。パーティションパ
ネル11の内部には、断面コ字状の中レール41が断面
の凹部を上方に向けた状態で床面と平行に設けられてお
り、その端部には連結金具42が脱着可能に取り付けら
れている。連結金具42は、パネル引掛金具21と同様
に、各々垂直方向に突出したスタッド用フック42aと
表面パネル用フック42bとの2つのフックを有してい
る。スタッド用フック42aは、スタッド14に連結さ
れ、表面パネル用フック42bは表面パネル12に連結
されて、中レール41とスタッド14及び表面パネル1
2とを連結させている。
【0021】延長コード17は中レール41の内部に固
定され、例えばパーティションパネル11の幅方向の寸
法とほぼ同じ長さに形成され、その両端にはプラグ43
とコンセントプラグ44が設けられている。スタッド1
4の延長コード17の通路に相当する部分には通線孔4
5が設けられ、延長コード17が複数のパーティション
パネル11を横断的に通過できるようになっている。図
1に示したように、必要と思われるパーティションパネ
ル11の下部(床面近く)には、パネルコンセント18
を設けて、既設コンセント15からの電源を延長コード
17によってパネルコンセント18に導き電源を供給し
ている。
【0022】延長コード17の長さは特に限定されない
が、上述したようにパーティションパネル11の幅方向
の寸法とほぼ等しく形成すれば、パーティションパネル
11を横方向に連結するたびに延長コード17が順次直
列に接続されることになる。また、必要な延長コード1
7の長さが予めわかっていれば、その長さの延長コード
17を1本だけ通線してもよい。
【0023】図4は第1コードリールユニットを設けた
場合のパーティションの外観を示した図であり、本発明
の第2実施形態を示すものである。パーティション10
を新規に設置または移設してレイアウトを変更した場
合、既設コンセント15とパーティションパネル11と
の距離は一定に定まらない場合が多い。このため本実施
形態では、パーティションパネル11内に、コードを巻
き取って一定の張力を与え、必要な長さだけコードを引
き出すことのできる第1コードリールユニット51を内
蔵している。
【0024】パーティション10のうちで既設コンセン
ト15に最も近い位置に設置されるパーティションパネ
ル11には、第1コードリールユニット51から引き出
されたコードを取り出すための引き出し孔52が設けら
れている。引き出し孔52は、コードリールパネル75
の既設コンセント15に最も近い位置に長方形の孔とし
て設けられ、既設コンセント15と接続されるプラグ5
3の出し入れが容易にできるようになっている。
【0025】図5は、第1コードリールユニットから引
き出された延長コードと引き出し孔との関係をパーティ
ションパネル内から見た図である。引き出し孔52に
は、その周縁部にあってパーティションパネル11の内
部に設けられ、下部及び左右の3箇所に前記周縁部と平
行な回転軸を有する回動可能な円筒状の第1ガイドロー
ラ61a,61b,61cを設けている。このため延長
コード17を引き出す場合、滑らかに引き出せ、コード
の摩擦による損耗を防ぐことができる。
【0026】延長コード17は、第1コードリールユニ
ット51の内部にあるリール71(図6参照)に巻き取
られることによって収納される。このリール71には延
長コード17の引き出し方向とは逆方向に弾性体による
付勢力が働くようになっており、更に、引き出し方向に
対して逆転防止のラチェット機構が組み込まれているの
で延長コード17の引き出し時には1回転毎にリール7
1の逆回転をロックする。また、延長コード17を1度
引き出すことによってラチェットを解除でき、巻き取り
可能に構成されている。
【0027】図6は、第1コードリールユニットの構成
および取付方法を示した図である。第1コードリールユ
ニット51は、リール71及び後述する第2ガイドロー
ラ72を内蔵した筐体であるユニットフレーム73を、
断面L字状のユニットブラケット74に取り付けて固定
される。ユニットブラケット74は、1枚の板から成る
コードリールパネル75に一体的に固定されており、コ
ードリールパネル75は表面パネル12の一部に代えて
取り付けられる。
【0028】リール71は、前述のようにラチェット機
構を組み込んで延長コード17を引き込む方向に付勢し
た弾性体を内部に有している回動可能な円盤から成って
いる。ユニットフレーム73の外表面には4カ所に頭部
にフランジ面を有する止め金76aが一体に形成されて
いる。また、ねじ穴77aが1カ所設けられている。一
方、ユニットブラケット74の一面には、止め金76a
の頭部が通過できる大孔と止め金76aの首下のみが通
過できる小孔を連通したダルマ孔76bが、止め金76
aと対応する位置に設けられ、ねじ穴77aと対応する
位置に孔77bが設けられている。
【0029】ユニットフレーム73とユニットブラケッ
ト74との連結は、止め金76aをダルマ孔76bの大
孔に挿入し、次に止め金76bの首下部をダルマ孔76
bの小孔にスライドさせることによって係止することが
できる。完全な固定を行うためには、ねじ穴77aに螺
合できるコインロックネジ77cを用いて一体とするこ
とができき、また、取り外しの際にもコインロックネジ
77cを緩めてダルマ孔76bの大孔のある位置にユニ
ットフレーム73をスライドさせて止め金76aの係止
を解除するだけで第1コードリールユニット51を取り
外すことができる。
【0030】なお、第1コードリールユニット51から
第2ガイドローラ72を経て引き出される他側(プラグ
53の反対側)の延長コード17は、前述のように複数
本の延長コードを経て、あるいは直接、図4のパネルコ
ンセント18に接続される。
【0031】次に、図7は別の構造の第2コードリール
ユニット81を内蔵したパーティションの外観図であ
り、本発明の第3実施形態を示すものである。また、図
8は第2コードリールユニット81の一部を示す斜視
図、図9は第2コードリールユニット81の水平断面
図、図10は垂直断面図であり、これらの図を用いて本
実施形態を説明する。
【0032】まず、図8において、コードリール本体8
9(図9参照)の内部のリールに巻き込まれて収納され
る延長コード17の端部にはコンセントプラグ82が装
着されている。この延長コード17は、コードリールパ
ネル75に垂直な方向へ曲げて外部に引き出されるの
で、延長コード17の円滑な引き出しと巻き取り時の損
耗防止のため、延長コード17の引き出し方向の変化に
沿った道筋に円柱状で回動可能な第3ガイドローラ83
a,83b,83c,83d,83eが取り付けられて
いる。また、収納時にコンセントプラグ82が内部に引
き込まれてしまうことを防止するため、コンセントプラ
グ82の断面積より小さい四角形の枠状をしたストッパ
プレート84が取り付けてある。なお、102は化粧プ
レートを示す。
【0033】また、図9において、コードリール本体8
9は、実質的に図6の第1コードリールユニット51と
同様に構成されている。すなわち、このコードリール本
体89に収容された延長コード17の一端にはプラグ5
3が接続され、このプラグ53は既設コンセント15に
接続されている。そして、延長コード17の他端には前
述のごとくコンセントプラグ82が接続され、第3ガイ
ドローラ83a,83b,83c,83d,83eを経
て化粧プレート84に達している。なお、この実施形態
において、プラグ53(既設コンセント15)側の延長
コード17は、その長さが固定されたタイプまたは引き
出し・巻き取り可能なタイプのいずれでもよい。
【0034】以上のような構成であると、パーティショ
ンパネル11に設けられているパネルコンセント18
(図1、図4)から離れたところに設置されている機器
にも、コンセントプラグ82をコードリールパネル75
から引き出すことによってコードを継ぎ足すことなく、
電源供給が行えるものである。また、コンセントプラグ
82の収納時には、通常のパネルコンセントとして利用
することができる。
【0035】更に、図10に示すように、上述した引き
出し可能なコンセントプラグ82の下方には、通常のパ
ネルコンセント101がその周縁部の化粧プレート10
2にはめ込まれてコードリールパネル75に装着されて
いる。これにより、コンセントプラグ82の引き出し時
にはその下部のパネルコンセント101を用いて他の機
器に電源を供給することも可能である。ここで、パネル
コンセント101には、既設コンセント15から延長コ
ード17を用いて電源を供給すればよい。
【0036】図11は、第1コードリールユニット51
及び第2コードリールユニット81を備えたパーティシ
ョン10の外観図であり、本発明の第4実施形態を示す
ものである。この実施形態では、第1コードリールユニ
ット51の延長コード17の一端に設けたプラグ53を
既設コンセント15に接続し、延長コード17の他端を
パネルコンセント101に接続してある。また、第2コ
ードリールユニット81の延長コード17の一端を図8
のようにコンセントプラグ82に接続して引き出し可能
とし、延長コード17の他端を第1コードリールユニッ
ト51側の延長コード17から分岐するか、あるいは別
の既設コンセント15に接続して電源を供給する。つま
り、この実施形態は、図4及び図7の実施形態を合体さ
せたものであり、所望位置のパネルコンセント101か
ら電源を供給すると同時に、コンセントプラグ82を引
き出して延長コードとして使用することを可能にしてい
る。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明においては、延長コ
ードをパーティションパネルに内蔵することによって、
使用しにくい場所にある既設コンセントからパーティシ
ョンパネル内に設置されたパネルコンセントに電源の供
給口を移すことができる。また、パーティションパネル
の一枚ごとにプラグ及びコンセントプラグを両端に有す
る延長コードを内蔵すれば、延長コードが複数のパーテ
ィションパネルを経由する場合には、隣合うパーティシ
ョンパネルのプラグとコンセントプラグを接続すること
によって延長コードを継ぎ足していくことができる。従
って、既設コンセントから離れた位置にもパネルコンセ
ントを容易に配置できると共に、コードの引き回しを最
小限の範囲で行うことができて使い勝手が良くなり配線
をすっきりさせることが可能である。
【0038】また、延長するコードの必要な長さが分か
らなくても、パーティションパネル及び延長コードを連
結していくことで使用機器に最も近いパーティションパ
ネルのパネルコンセントを使用することができる。更
に、工具等の特別な器具がなくとも例えばプラグとコン
セントプラグの接続だけで簡単にコンセントの移設作業
が行え、電源コンセントの位置を別の位置に変更したり
新設を行なったりする必要がないので、その移設のため
の配線工事やパーティションへの電源コンセント取り付
け加工は不要となって、これらの作業に要する費用と手
間が省ける。このようなことから室内のレイアウトがパ
ーティションで構成されている場合、既設の電源コンセ
ントを使用しやすいようにパーティションの配置自体を
考慮する必要はなく自由なレイアウトが可能となる。
【0039】請求項2または3記載の発明においては、
請求項1記載のパーティションにおいて、前記延長コー
ドを引き出し・巻き取り可能なコードリールユニットを
備えたので、既設コンセントとコードリールとの距離
や、コードリールユニットとパネルコンセントとの距離
に関わらず、延長コードを所望の長さだけ引き出して使
用することができ、余分に引き出された延長コードが美
観を損ねたり、不使用時の延長コードの処理になやまさ
れるといった不都合がなくなる。また、請求項4のよう
にコードリールユニットをパーティションパネルに着脱
可能に内蔵すれば外観も好ましいものとなり、コードリ
ールユニットの不使用時にはこれを取り外すことによっ
て通常のパーティションパネルとして使用することがで
きる。
【0040】請求項5記載の発明においては、コンセン
トプラグを備えた延長コードをコードリールにより引き
出し巻き取り可能としたので、パーティションパネルか
ら離れた位置にある機器に対しては前記コンセントプラ
グを引き出して電源を供給でき、また、延長コードの巻
き取り時には通常のパネルコンセントとして使用が可能
である。
【0041】請求項6記載の発明においては、請求項5
記載のパーティションにおいて、既設コンセント側の延
長コードを引き出し・巻き取り可能に構成したので、既
設コンセントとの間の距離に関わらず、コードリールユ
ニットを備えたパーティションパネルを所望の位置に配
置することができ、パーティションパネルの配置に関し
てより大きな自由度が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内に使用されているパーティションの外観図
である。
【図2】パーティションパネルの構造を示すために一部
を断面にした斜視図である。
【図3】パーティションパネルに敷設された延長コード
の接続を示す図である。
【図4】第1コードリールユニットを備えたパーティシ
ョンの外観図である。
【図5】第1コードリールユニットから引き出された延
長コードと引き出し孔との関係をパーティションパネル
内から見た図である。
【図6】第1コードリールユニットの取付構造を示した
図である。
【図7】第2コードリールユニットを備えたパーティシ
ョンの外観図である。
【図8】第2コードリールユニットの一部断面斜視図で
ある。
【図9】第2コードリールユニットの水平断面図であ
る。
【図10】第2コードリールユニットの垂直断面図であ
る。
【図11】第1コードリールユニット及び第2コードリ
ールユニットを備えたパーティションの外観図である。
【符号の説明】
10 パーティション 11 パーティションパネル 12 表面パネル 13,13a 笠木 13b 中間目地 14 スタッド 15 既設コンセント 16 ドア 17 延長コード 18 パネルコンセント 21 パネル引掛金具 22 縦縁部 41 中レール 42 連結金具 42a スタッド用フック 42b 表面パネル用フック 43,53 プラグ 44,82 コンセントプラグ 45 通線孔 51 第1コードリールユニット 52 引き出し孔 61a,61b,61c 第1ガイドローラ 71 リール 72 第2ガイドローラ 73 ユニットフレーム 74 ユニットブラケット 75 コードリールパネル 76a 止め金 76b ダルマ孔 77a ねじ穴 77b 孔 77c コインロックネジ 81 第2コードリールユニット 83a,83b,83c,83d,83e 第3ガイド
ローラ 84 ストッパプレート 89 コードリール本体 101 パネルコンセント 102 化粧プレート
フロントページの続き (72)発明者 脇島 宏朗 東京都千代田区有楽町一丁目7番1号 東 光電気株式会社内 (72)発明者 吉井 康雄 東京都豊島区高田1丁目36番22号 株式会 社ヌルハウス内 (72)発明者 竹本 正彦 石川県小松市工業団地1丁目93番地 コマ ニー株式会社内 (72)発明者 石井 裕 石川県小松市工業団地1丁目93番地 コマ ニー株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設コンセントと、パーティションパネ
    ルに設けられたパネルコンセントとを、パーティション
    パネルに敷設された延長コードにより接続したことを特
    徴とするパーティション。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパーティションにおい
    て、 既設コンセント側の延長コードを引き出し・巻き取り可
    能なコードリールユニットを備えたことを特徴とするパ
    ーティション。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のパーティション
    において、 パネルコンセント側の延長コードを引き出し・巻き取り
    可能なコードリールユニットを備えたことを特徴とする
    パーティション。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のパーティション
    において、 コードリールユニットがパーティションパネルに着脱可
    能に取り付けられていることを特徴とするパーティショ
    ン。
  5. 【請求項5】 既設コンセントと、パーティションパネ
    ルに設けられたコンセントプラグとを、コードリールユ
    ニット内の延長コードにより接続すると共に、コンセン
    トプラグ側の延長コードを引き出し・巻き取り可能に構
    成したことを特徴とするパーティション。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のパーティションにおい
    て、 既設コンセント側の延長コードを引き出し・巻き取り可
    能に構成したことを特徴とするパーティション。
JP6004596A 1996-02-22 1996-02-22 パーティション Withdrawn JPH09233655A (ja)

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