JPH09233123A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

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JPH09233123A
JPH09233123A JP3834196A JP3834196A JPH09233123A JP H09233123 A JPH09233123 A JP H09233123A JP 3834196 A JP3834196 A JP 3834196A JP 3834196 A JP3834196 A JP 3834196A JP H09233123 A JPH09233123 A JP H09233123A
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JP
Japan
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data
video
packet
program
audio
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Application number
JP3834196A
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English (en)
Inventor
Kentaro Yamagishi
健太郎 山岸
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラムデータを複数の端末装置に高速で配
信することができ、かつ端末装置の低コスト化が可能な
データ伝送システムを提供すること。 【解決手段】センタ装置は、プログラムデータを所定の
長さごとに分割し、各分割部分を識別するための分割部
分識別情報を含む同期データおよび上記分割されたプロ
グラムデータの分割部分である有効データを含めて生成
した複数のパケットを循環的に映像・音声データ用伝送
路に送出する。端末装置は、プログラムデータの受信対
象分割部分を識別するための分割部分識別情報を含む設
定同期データを設定し、受信される受信パケットのう
ち、設定された設定同期データに相当する同期データを
含む受信パケットを抽出し、抽出された受信パケットの
有効データを、記憶領域内の分割部分識別情報で定まる
アドレスに転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばケーブル
テレビや衛星放送等のように映像や音声を一般大衆に放
送するシステムにおいて、ディジタルデータを伝送する
ためのデータ伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえばケーブルテレビのよ
うにセンタから同軸ケーブルまたは光ファイバケーブル
を介し、ユーザ(たとえば、各加入者宅)に映像や音声
を配信してテレビ番組を放送するシステムが知られてい
る。センタからユーザに配信されるデータには、映像デ
ータや音声データ(以下、総称して「映像・音声デー
タ」という。)の他に、プログラムデータが含まれる場
合がある。プログラムデータとは、たとえば放送番組の
スケジュール表データ、テレビのチャネルごとの放送番
組の一覧データ、スケジュール表をテレビに表示するた
めのプログラムおよび映像信号のスクランブルを解読す
るためのプログラム等である。
【0003】このようなシステムにおいて、センタから
ユーザの端末装置にプログラムデータが送られる場合に
は、一般に、いわゆるポーリング方式が採用されてい
る。すなわち、センタから各端末装置に順次呼び掛けを
行い、応答がある端末装置とセンタ装置との間でデータ
の授受が行われる。このプログラムデータの伝送には、
放送番組用の配信チャネルとは別個のデータ送受信用の
チャネルが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポーリング
方式では、センタと端末装置との間でデータの授受が行
われる際には、基本的に1対1の伝送形態となる。その
ため、センタは、複数の端末装置に同時にデータを送る
ことができない。よって、センタと伝送が行われていな
い他の端末装置は、当該端末装置のポーリングの機会ま
で待たなければならない。
【0005】さらに、センタからひとつの端末装置への
データ伝送の際に伝送エラーが発生すれば、再度、最初
からデータを送り直さなければならない。しかも、デー
タ送受信用チャネルの転送レートは、2.4〜64Kbps
(Kilo bit per second )程度であり、十分とは言えな
い。このように、従来の方式では、伝送の効率の面で問
題があった。そのため、将来的には、ユーザの増加に伴
って端末装置の増加が推測されることから、プログラム
データをもっと高速で配信できるシステムが望まれてい
た。
【0006】そこで、プログラムデータを配信する場
合、映像・音声データを配信する映像・音声用のチャネ
ルを利用することが考えられる。この映像・音声用のチ
ャネルは、通常、プログラムデータを配信するデータ送
受信用のチャネルよりもはるかに高速な配信が可能なチ
ャネルである。この実現手段として、たとえば、アナロ
グデータをディジタルデータに変換して圧縮した後、Q
AM(Quadrature Amplitude Modulation )方式等のデ
ィジタル変調をかけて配信する方式の実用化が検討され
ている。この方式を採用すれば、プログラムデータを映
像・音声用チャネルにのせて高速で伝送することが可能
になる。
【0007】しかしながら、端末装置におけるデータの
格納場所は、データの種類によって異なる。たとえば、
映像・音声データはデコーダに与えられるのに対し、プ
ログラムデータはメモリに格納される。そのため、デー
タの種類によって、書込みおよび転送のロジックが異な
るので、映像・音声データ用とプログラムデータ用との
2種類の回路が必要になり、端末装置のコストアップを
招くという問題がある。端末装置は、各加入者宅に設置
される装置であるので、そのコストダウンは設計上の重
要な考慮事項である。
【0008】一方、データをセンタから端末装置に伝送
する場合、たとえば、センタ側では、伝送誤りを検出す
るための誤り訂正用巡回符号(以下、CRC(Cyclic R
edundancy Code)という。)を一定のデータ長ごとにヘ
ッダとして付加したり、データの不正コピーを防止する
ためのスクランブル処理を行ったりしている。そのた
め、端末装置においては、一連のデータをリアルタイム
で受信するには、転送レートに合った速度で、伝送誤り
検出処理やスクランブルをはずすためのディスクランブ
ル処理を行わなければならない。これらの処理はデータ
のビットごとの論理演算を必要とするので、転送レート
に間に合う高速な専用ハードウェアが不可欠となる。し
かしながら、このような専用ハードウェアを用いれば、
端末装置のコストアップは避けられない。
【0009】そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、プログラムデータを複数の端末装置に高速
で配信することができ、かつ端末装置のコストダウンを
図ることのできるデータ伝送システムを提供することで
ある。また、本発明の他の目的は、上記のデータ伝送シ
ステムに適用されるべきセンタ装置を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的は、上記のデータ伝送シス
テムに適用されるべき端末装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載のデータ伝送システムは、映像または
音声データを、同期データを含むヘッダ部を有するパケ
ットごとに、所定の映像・音声データ用伝送路に送出す
るセンタ装置と、上記映像・音声データ用伝送路を介し
て上記センタ装置に結合された端末装置とを含むデータ
伝送システムであって、上記センタ装置は、プログラム
データを所定の長さごとに分割し、各分割部分を識別す
るための分割部分識別情報を含む同期データをヘッダ部
に設定し、さらに、上記所定の長さに分割されたプログ
ラムデータの分割部分を有効データとして設定して、複
数のパケットを生成するパケット生成手段と、このパケ
ット生成手段によって生成された複数のパケットを循環
的に上記映像・音声データ用伝送路に送出する手段とを
有するものであり、上記端末装置は、受信すべきパケッ
トの同期データを保持することができる書換え可能な同
期データ保持手段と、プログラムデータを格納するため
の記憶手段と、プログラムデータの受信に際し、プログ
ラムデータの受信対象分割部分を識別するための分割部
分識別情報を含む設定同期データを上記同期データ保持
手段に設定する手段と、上記映像・音声データ用伝送路
を介して受信される受信パケットのうち、上記同期デー
タ保持手段に設定された設定同期データに相当する同期
データを含むヘッダ部を伴った受信パケットを抽出する
抽出手段と、抽出された受信パケットの有効データを、
上記記憶手段の記憶領域内の上記分割部分識別情報によ
って定まるアドレスに転送する転送手段とを有するもの
であることを特徴とする。
【0011】請求項1記載の発明によれば、映像・音声
データ用伝送路をプログラムデータの転送のために共用
することができる。すなわち、センタ装置においては、
プログラムデータが所定の長さごとに分割され、映像・
音声データの送信のときと同様なパケットが生成され
る。ただし、このパケットのヘッダ部には、プログラム
データの各分割部分を識別するための分割部分識別情報
を含む同期データが設定される。パケットの有効データ
は、プログラムデータの分割部分である。
【0012】端末装置では、プログラムデータの受信対
象分割部分に対応した分割部分識別情報を含む設定同期
データが同期データ保持手段に設定される。そして、映
像・音声データ用伝送路からの受信パケットのうち、設
定同期データに相当する同期データを有するパケットが
抽出される。この抽出されたパケットの有効データは、
記憶手段の分割部分識別情報に対応するアドレスに転送
されて格納される。したがって、順次異なる分割部分識
別情報を有する設定同期データを同期データ設定手段に
設定していけば、記憶手段の記憶領域内において、プロ
グラムデータが再構成されていくことになる。
【0013】このようにプログラムデータの分割部分を
含むパケットには分割部分識別情報が含まれているの
で、端末装置は、映像・音声データ用伝送路を介して伝
送されてくるプログラムデータを転送レートに合わせて
連続的に取り込む必要がない。すなわち、所望の分割部
分に相当する分割部分識別情報を有する設定同期データ
を同期データ保持手段に設定することにより、循環的に
送出される複数のパケットにうちの必要なものを随時取
り込むことができる。したがって、プログラムデータの
受信処理のために高速で高価な専用ハードウェアが必要
となることはなく、ソフトウェア処理によって、プログ
ラムデータの受信が可能となる。
【0014】このようにして、高速伝送が可能な映像・
音声データ用伝送路を介するプログラムデータの伝送が
実現される。しかも、映像・音声データと同じように、
パケットによってプログラムデータが伝送されるので、
データ受信のための回路構成の一部を、映像・音声デー
タの受信とプログラムデータの受信とで共用することが
できる。また、プログラムデータの受信処理は、上記の
ようにソフトウェア処理によって実現することができる
から、ハードウェアの追加が不要である。そのため、装
置のコストダウンをも図ることができる。
【0015】さらには、映像・音声データ用伝送路に循
環的に送出されるパケットを端末装置が随時取り込む構
成であるので、映像・音声データ用伝送路に複数の端末
装置が結合されている場合であっても、この複数の端末
装置が同時にプログラムデータを受信することも可能で
ある。したがって、いわばセンタ装置から複数の端末装
置に向けた1対多通信が実現される。そのため、たとえ
ば有線テレビジョン放送システムのように加入者が多数
のシステムにおいて、プログラムデータを各加入者に配
信するような場合に、プログラムデータの配信を効率的
に行うことができる。
【0016】請求項2記載のデータ伝送システムは、請
求項1記載のデータ伝送システムにおいて、上記端末装
置は、上記抽出手段によって抽出された受信パケットの
有効データを一時記憶するためのバッファ手段と、バッ
ファ手段に記憶された有効データに対して所定の処理を
施す手段とをさらに含み、上記転送手段は、上記所定の
処理が施された有効データを上記記憶手段に転送するも
のであることを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明によれば、抽出された
受信パケットの有効データは、バッファ手段に一時記憶
される。そして、このバッファ手段に記憶された有効デ
ータに対して、たとえば、誤り検出処理やディスクラン
ブル処理のような所定の処理が施され、この処理後のデ
ータが記憶手段に転送される。有効データに対する処理
は、ハードウェアによって行われる必要はなく、ソフト
ウェアによる低速な処理で足りる。これは、上述のとお
り、プログラムデータの分割部分を含むパケットを転送
レートに合わせて連続的に取り込む必要がないからであ
る。
【0018】請求項1またはこのデータ伝送システムに
対応するセンタ装置は、請求項3に記載のように、映像
または音声データを、同期データを含むヘッダ部を有す
るパケットごとに、端末装置が結合されている所定の映
像・音声データ用伝送路に送出するためのセンタ装置で
あって、プログラムデータを所定の長さごとに分割し、
各分割部分を識別するための分割部分識別情報を含む同
期データをヘッダ部に設定し、さらに、上記所定の長さ
に分割されたプログラムデータの分割部分を有効データ
として設定して、複数のパケットを生成するパケット生
成手段と、このパケット生成手段によって生成された複
数のパケットを循環的に上記映像・音声データ用伝送路
に送出する手段とを含む。
【0019】請求項1のデータ伝送システムに対応する
端末装置は、請求項4に記載のように、映像または音声
データを、同期データを含むヘッダ部を有するパケット
ごとに、所定の映像・音声データ用伝送路に送出するセ
ンタ装置に、上記映像・音声データ用伝送路を介して結
合される端末装置であって、受信すべきパケットの同期
データを保持することができる書換え可能な同期データ
保持手段と、プログラムデータを格納するための記憶手
段と、プログラムデータの受信に際し、プログラムデー
タの受信対象分割部分を識別するための分割部分識別情
報を含む設定同期データを上記同期データ保持手段に設
定する手段と、上記映像・音声データ用伝送路を介して
受信される受信パケットのうち、上記同期データ保持手
段に設定された設定同期データに相当する同期データを
含むヘッダ部を伴った受信パケットを抽出する抽出手段
と、抽出された受信パケットの有効データを、上記記憶
手段の記憶領域内の上記分割部分識別情報によって定ま
るアドレスに転送する転送手段とを含む。
【0020】請求項2のデータ伝送システムに対応する
端末装置は、請求項5に記載のように、上記抽出手段に
よって抽出された受信パケットの有効データを一時記憶
するためのバッファ手段と、バッファ手段に記憶された
有効データに対して所定の処理を施す手段とをさらに含
み、上記転送手段は、上記所定の処理が施された有効デ
ータを上記記憶手段に転送するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態にかかるデータ伝送システムの構成を示すブロ
ック図である。センタ1には、同軸ケーブルCで構成さ
れる伝送路および中継器Mを介して、たとえば複数の加
入者宅に設置されたセットトップボックス(端末装置)
2がツリー状に接続されている。この伝送路は、映像・
音声データを配信するための伝送路であって、データを
高速で配信することができる。
【0022】センタ1は、各セットトップボックス2に
向けて、映像・音声データの他にプログラムデータを配
信することができる。プログラムデータとは、たとえば
放送番組のスケジュール表データ、テレビのチャネルご
との放送番組の一覧データ、スケジュール表をテレビに
表示するためのプログラムおよび映像信号のスクランブ
ルを解読するためのプログラム等を含む。各セットトッ
プボックス2は、センタ1から配信される映像・音声デ
ータおよびプログラムデータを受信することができる。
セットトップボックス2に接続されたテレビ3からは、
ユーザによってなされるセットトップボックス2または
テレビ3の操作に応じて映像および音声が出力される。
【0023】図2は、センタ1の概略構成を示すブロッ
ク図である。このセンタ1は、一連のプログラムデータ
をパケットに編集するパケットデータ編集装置11、ア
ナログデータを圧縮されたディジタルデータにエンコー
ドする映像エンコード装置12、プログラムデータおよ
び映像・音声データを記憶しておくためのデータ蓄積装
置13、プログラムデータおよび映像・音声データを伝
送路へ送出するための制御を行う送出制御装置14およ
び送受信装置15を有している。各装置は、LAN(Lo
cal Area Network)によって接続されている。
【0024】パケットデータ編集装置11は、たとえば
図3に示すように、一連のプログラムデータを所定の長
さ(たとえば、n(nは自然数)バイト)の部分データ
に分割し、部分データを含んだパケットを生成する。そ
して、部分データを含む各パケット内のヘッダ部にその
部分データを識別するための分割部分識別情報としての
アドレスコードmを格納する。パケットに分割されたデ
ィジタルデータは、データ蓄積装置13に送られ、蓄積
される。
【0025】アドレスコードmは、配信すべきプログラ
ムデータが、たとえば放送番組のスケジュール表データ
のようなデータの場合には、0,1,2,3,…のよう
なシーケンス番号であってもよい。つまり、この場合に
は、アドレスコードmは、当該パケットのデータが一連
のデータの中の何番目の部分データであるかを表すこと
になる。また、アドレスコードmは、配信すべきプログ
ラムデータが、たとえばディスクランブル処理用プログ
ラムのようなプログラムである場合に、セットトップボ
ックス2内のRAM(後述)の格納アドレスを表すもの
であってもよい。
【0026】一方、映像エンコード装置12は、放送ソ
ースであるアナログ映像(またはアナログ音声)データ
が入力されると、アナログデータをディジタルデータに
変換する。次に、映像エンコード装置12は、その映像
・音声データを所定の長さのデータに分割し、分割され
たデータを含んだパケットを生成する。そして、パケッ
トにされたディジタルデータは、圧縮された後、データ
蓄積装置13に蓄積される。このようにデータ蓄積装置
13には、プログラムデータの他に映像・音声データも
蓄積される。
【0027】送出制御装置14は、データ蓄積装置13
に蓄積されたパケットの中から各セットトップボックス
2へ送出すべきパケットを選択し、そのパケットを所定
のタイミングで送受信装置15に送る。送受信装置15
は、複数のディジタルデータ定レート送出装置15a、
複数のディジタルデータを多重化するディジタル多重化
装置15b、変調器15c、アナログ多重化装置15d
および双方向伝送装置15eを備えている。データ蓄積
装置13からディジタルデータ定レート送出装置15a
にパケットが送られる際には、各パケットは、複数のプ
ログラムデータまたは映像・音声データごとに分けら
れ、それぞれ複数のディジタルデータ定レート送出装置
15aに与えられる。複数のディジタルデータ定レート
送出装置15aで、各パケットは、一定の転送レートに
されディジタル多重化装置15bによって多重化され
る。
【0028】多重化装置15bの出力データは、変調器
15cによって、たとえばQAM変調される。そして、
変調器15cの出力信号は、アナログ多重化装置15d
で既存のアナログ放送用信号、たとえば一般の公共放送
または民間放送の放送番組用信号とさらに多重化され、
同軸ケーブルCに送出される。なお、送受信装置15内
には、双方向伝送装置15eが含まれているが、この双
方向伝送装置15eは、センタ1と各セットトップボッ
クス2との双方向通信のために用いられる装置である。
【0029】図4は、センタ1のパケットデータ編集装
置11で生成されるパケットのフォーマットの一例を示
す図である。パケットは、セットトップボックス2にセ
ンタ1から与えられるパケットの同期をとらせるための
同期データを含むヘッダ部と、プログラムデータに相当
する有効データを格納するデータ部とで構成されてい
る。ヘッダ部は、同期データ部、有効データ長部Nおよ
びエラーチェックコード部Eによって構成されている。
データ部には、センタ1においてnバイトずつに分割さ
れたプログラムデータ(有効データ)が格納される。
【0030】ヘッダ部の同期データ部は、スタートコー
ド部S、IDコード部IDおよびアドレスフィールド部
Aを有している。スタートコード部Sには、パケットの
先頭であることを表す所定のスタートコードが格納され
る。IDコード部IDには、センタ1からのデータを伝
送すべきセットトップボックス2を識別するためのID
コードが格納される。このIDコードは、たとえば、特
定のひとつのセットトップボックスに伝送する場合、全
てのセットトップボックスに伝送する場合、あるいは所
定のグループ内のセットトップボックスに伝送する場合
等、送り先のセットトップボックスに応じて予め決めら
れた識別コードである。
【0031】アドレスフィールド部Aには、上述のアド
レスコードmが格納される。このアドレスコードmは、
たとえば2バイトで構成されている。有効データ長部N
は、パケット中に含まれる有効データのバイト数nを格
納するためのフィールドである。エラーチェックコード
部Eには、CRCコードが格納される。セットトップボ
ックス2では、このCRCコードに基づいてCRCの計
算を行うことにより、伝送路上での伝送誤りを検出する
ことができる。なお、このCRCコードに代えて、別の
誤り検出符号、たとえばハミング符号や畳み込み符号等
をエラーチェックコード部Eに格納してもよい。
【0032】ヘッダ部には、システムの運用上または必
要に応じてその他の付加情報を追加してもよい。映像エ
ンコード装置12が作成するパケットもパケットデータ
編集部11が生成するパケットと同様な構成を有する。
ただし、有効データは映像・音声データとなり、アドレ
スフィールドAには、データ部に格納されているデータ
の種類が映像・音声データであることを表す所定のコー
ドが格納される。
【0033】図5は、セットトップボックス2の概略構
成を示すブロック図である。セットトップボックス2
は、このセットトップボックス2の制御中枢として機能
するCPU21、動作プログラムを格納するROM22
およびセンタ1からのプログラムデータ等を格納するた
めのRAM23を有している。CPU21には、センタ
1から与えられるパケットと同期をとるためのフレーマ
24がバスラインBを介して接続されている。フレーマ
24には、同期データレジスタ24aが備えられてお
り、また、パケット内の有効データを一時的に保持する
ためのストリームバッファ25が接続されている。同期
データレジスタ24aには、CPU21によって設定さ
れる設定同期データ(後述)が格納される。ストリーム
バッファ25は、伝送誤りの検出のための処理期間中、
センタ1から受信されたパケット内の有効データを一時
的に保持するためのもので、パケット内の有効データ長
(nバイト)より大きな容量を有する。
【0034】また、バスラインBには、コード化されて
いる映像データをデコードする映像データデコーダ26
およびコード化されている音声データをデコードする音
声データデコーダ29が接続されている。映像データデ
コーダ26および音声データデコーダ29には、映像デ
ータおよび音声データを一時的に格納するためのDRA
M27,30がそれぞれ接続されている。
【0035】また、映像データデコーダ26および音声
データデコーダ29には、ディジタル信号をアナログ信
号に変換する映像D/A変換部28および音声D/A変
換部31がそれぞれ接続されている。映像D/A変換部
28および音声D/A変換部31は、それぞれ映像出力
端子および音声出力端子に接続されており、これらの端
子に接続されたテレビ3に映像信号および音声信号が送
られる。
【0036】次に、本実施形態におけるデータ伝送動作
を説明する。まず、センタ1からセットトップボックス
2へのプログラムデータの伝送について説明する。セン
タ1のパケットデータ編集装置11は、上述したよう
に、一連のデータを所定の長さのデータに分割し、分割
されたデータを含んだ複数のパケットを生成する(図3
参照)。
【0037】パケットデータ編集装置11は、パケット
を生成する際、パケットのヘッダ部のスタートコード部
Sに所定のスタートコードを格納する。パケットのヘッ
ダ部のIDコード部IDには、パケットの送り先に応じ
たIDコードが格納される。パケットのヘッダ部のアド
レスフィールド部Aには、当該パケットに含まれる有効
データが、一連のプログラムデータのうちのどの分割部
分に相当するかを表す上述のアドレスコードmが格納さ
れる。さらに、パケットのヘッダ部のエラーチェックコ
ード部Eには、CRCコードが格納される。そして、セ
ンタ1の送受信装置15は、異なるアドレスコードmが
付与された複数の各パケットを循環的に同軸ケーブルC
に送出する。
【0038】一方、セットトップボックス2は、センタ
1から送出されたパケットを復調部(図示せず)を介し
て受信する。セットトップボックス2は、クロックと同
期して受信したパケットのヘッダ部内のスタートコー
ド、IDコードおよびアドレスコードmで構成される同
期データに基づいて所望の有効データを含んだパケット
と同期をとるための処理を行う。
【0039】より具体的には、CPU21は、取り込む
べきパケットに相当するスタートコード、IDコードお
よびアドレスコードmを含む同期データを同期データレ
ジスタ24aに設定する(以下、CPU21によって設
定される同期データを「設定同期データ」という。)。
たとえば、放送番組のスケジュール表データのようにシ
ーケンス番号がアドレスコードmとして付与されている
プログラムデータを受信する場合、CPU21は、まず
最初にアドレスコード「0」のパケットに相当する同期
データを同期データレジスタ24aに設定する。その
後、アドレスコード「0」のパケットに対する処理が終
了すると、アドレスコード「1」のパケットに相当する
同期データが同期データレジスタ24aに設定される。
このように、CPU21は、アドレスコード0,1,
2,3,…のパケットが持つべき同期データを、順次、
同期データレジスタ24aに設定する。
【0040】フレーマ24は、受信されたパケットのビ
ットシリアルデータの中に、CPU21によって同期デ
ータレジスタ24aに設定された設定同期データと一致
するビットパターンがあるか否かを検索する。すなわ
ち、ビットパターンが一致したビットシリアルデータ中
に含まれるデータがパケット内の同期データとして認識
される。このフレーマ24による検索処理の結果、受信
パケットの同期データが設定同期データと一致すれば、
フレーマ24は、受信されたパケット内の有効データ
を、ストリームバッファ25に一時的に保持する。
【0041】CPU21は、ストリームバッファ25に
保持された有効データに対して、ソフトウェア処理によ
るCRCの計算を実行する。このCRCの計算は、パケ
ットのエラーチェックコード部Eに格納されているCR
Cコードに基づいて行われる。受信パケットのビットシ
リアルデータには、確率的に同期データと同じビットパ
ターンが含まれる場合があるが、上記CRCの計算によ
って、同期データではない偽パターンを検出することが
できる。
【0042】あるいは、ストリームバッファバッファ2
5に、たとえば所定のスタートコードを格納しておき、
そのコードが受信パケットのスタートコードと一致する
か否かで、エラーを検出することができる。それは、受
信パケットのビットシリアルデータは一定バイト数おき
に規則的に配置されるものであり、しかも、スタートコ
ードに用いられるデータは共通であるからである。
【0043】伝送誤りが検出されない場合、CPU21
は、ストリームバッファ25に保持されているパケット
内の有効データに対して、ソフトウェア処理によるディ
スクランブル処理を施す。その後、CPU21は、I/
O命令によって、ストリームバッファ25に保持されて
いるパケット内の有効データをRAM23に転送する。
このとき、パケットヘッダ部の有効データ長部Nで指定
されたバイト数n分の有効データは、アドレスコードm
に相当するアドレスを先頭とする領域に格納される。
【0044】ディスクランブルプログラムのようなプロ
グラムを受信する場合には、アドレスコードmは、たと
えばRAM23内のアドレスに直接的に対応した値とな
る。たとえば、センタ1において、RAM23内のアド
レスの1/4の値をアドレスコードとしてヘッダ部に格
納することにすれば、アドレスコードを4倍した値4m
が受信された有効データを格納するための先頭アドレス
となる。また、このような値に所定のオフセットTを加
え、アドレス4m+Tから受信された有効データを格納
するようにしてもよい。
【0045】受信された有効データのRAM23への格
納が終了すると、CPU21は、RAM23内の次のデ
ータ格納領域に対応するアドレスコードmに相当する設
定同期データを同期データレジスタ24aに設定する。
一方、上記のCRCの計算において、伝送誤りが検出さ
れた場合には、フレーマ24は、ストリームバッファ2
5に格納された有効データを廃棄する。そして、同期デ
ータレジスタ24aに設定された設定同期データをその
ままにして、同じ同期データを含むパケットの到来を待
つ。
【0046】また、受信パケットの同期データと設定同
期データとが一致しなければ、フレーマ24は、受信さ
れたパケットを廃棄する。そして、セットトップボック
ス2は、次のパケットの到来を待つ。このような手順に
より、セットトップボックス2は、同期データレジスタ
24aに設定されるアドレスコードmを順次、変更し、
同期のとられたパケット内の有効データをRAM23の
所定領域に格納していく処理を繰り返す。その結果、セ
ンタ1から循環的に送出されるパケット内の部分データ
が、RAM23内でひとまとまりのプログラムデータに
再構成されることになる。
【0047】次に、センタ1から映像・音声データを受
信する場合について説明する。セットトップボックス2
は、センタ1から映像・音声データを有効データとして
含むパケットを受信する。CPU21は、プログラムデ
ータを受信する場合と同様にして、設定同期データを同
期データレジスタ24aに設定する。このとき、設定同
期データのアドレスコードとしては、映像・音声データ
を表す所定のコードを設定する。
【0048】フレーマ24は、受信されたパケットのビ
ットシリアルデータの中に、設定された設定同期データ
と一致するビットパターンがあるか否かを検索する処理
を行う。その処理が行われた結果、受信したパケットの
同期データが、設定された設定同期データと一致する場
合、CPU21は、パケットヘッダ内のアドレスフィー
ルドAに格納された映像・音声データを表す所定のコー
ドに基づいて、パケット内の有効データが映像データで
あるか、または音声データであるかを読み取る。パケッ
ト内の有効データが映像データである場合、そのパケッ
トに含まれる映像データは、RAM23を経由せずに直
接、映像データデコーダ26に送られデコードされる。
そして、映像D/A変換部28によってディジタル信号
からアナログ信号に変換され、映像出力端子より出力さ
れる。
【0049】一方、パケット内の有効データが音声デー
タである場合、そのパケットに含まれる音声データは、
RAM23を経由せずに直接、音声データデコーダ29
に送られデコードされる。そして、音声D/A変換部3
1によってディジタル信号からアナログ信号に変換さ
れ、音声出力端子より出力される。なお、ストリームバ
ッファ25から各デコーダ26,29へのデータの転送
には、映像または音声の再生が間欠しない程度の転送速
度(たとえば、8Mバイト/s または2Mバイト/s )
が必要である。
【0050】以上のように、本実施形態では、センタ1
において一連のプログラムデータを所定の長さごとに分
割し、映像・音声データを送信する場合と同様なパケッ
トを生成する。このパケットのヘッダ部には、分割され
た部分データを識別するためのアドレスコードmを格納
する。そして、各パケットを映像・音声データ配信用の
高速伝送が可能な伝送路に循環的に送出する。
【0051】セットトップボックス2では、アドレスコ
ードmに相当する同期データが同期データレジスタ24
aに設定される。設定された同期データによって、セン
タ1から送出される受信パケットのうち、設定同期デー
タに相当する同期データを有するパケットが抽出され
る。この抽出されたパケット内の有効データが、アドレ
スコードmに対応するRAM23のアドレスに転送され
て格納される。そのため、異なるアドレスコードmを有
する設定同期データを同期データレジスタ24aに、順
次、設定していけば、RAM23内においてプログラム
データが再構成される。
【0052】このように、センタ1から映像・音声デー
タ配信用チャネルを介して送信されるパケットには、ア
ドレスコードmが含まれているので、セットトップボッ
クス2は、パケットを転送レートに合わせて連続的に取
り込む必要がない。つまり、アドレスコードmを有する
設定同期データを同期データレジスタ24aに設定する
ことにより、循環的に送出される複数のパケットのう
ち、所望のパケットを随時取得することができる。
【0053】また、セットトップボックス2は、ある周
期で受信されたパケットに伝送誤りが生じている場合で
も次の周期にセンタ1から送出される当該パケットを取
得することができる。したがって、セットトップボック
ス2はプログラムデータのパケットを転送レートに合わ
せて取り込む必要がないから、受信データに対するCR
Cの計算やディスクランブル処理は、高速で高価な専用
ハードウェアによって行われる必要はなく、ソフトウェ
アによる低速な処理で十分である。これにより、装置の
ハードウェアが簡単になるので、セットトップボックス
2を安価に構成することができる。
【0054】また、上記のようにプログラムデータは、
映像・音声データ配信用チャネルを介して配信され、か
つ、映像・音声データと同様にしてパケットによって伝
送される。さらに、受信すべきデータが映像・音声デー
タまたはプログラムデータのいずれであっても、セット
トップボックス2における同期処理は必須である。その
ため、フレーマ24および同期データレジスタ24a等
は、映像・音声データの受信およびプログラムデータの
受信のために共用されることになる。これによっても、
セットトップボックス2の構成の簡素化および低コスト
化を図ることができる。
【0055】さらに、本実施形態のデータ伝送システム
は、循環的に伝送路に送出されるパケットをセットトッ
プボックス2が随時取り込む構成である。そのため、伝
送路に複数のセットトップボックス2が結合されている
場合であっても、複数のセットトップボックス2は、同
時にプログラムデータを受信することができる。そのた
め、たとえばケーブルテレビや衛星放送等のようにプロ
グラムデータを多数の加入者に配信する場合に、プログ
ラムデータの配信を効率的に行うことができる。
【0056】本実施形態の説明は以上であるが、本発明
は、上記の実施形態に限られるものではなく、たとえば
伝送路に用いられる同軸ケーブルCは、光ファイバケー
ブルであってもよく、また、センタ1とセットトップボ
ックス2との間の双方向の通信が可能であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲
で、種々の変更を施すことが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1、請求項3また
は請求項4記載の発明によれば、映像・音声データ用伝
送路がプログラムデータの転送のために共用され、プロ
グラムデータは映像・音声データと同様にパケット毎に
伝送される。そして、端末装置においては、受信パケッ
トに含まれるプログラムデータの分割部分を分割部分識
別情報に基づき、記憶手段内で再構成することができ
る。
【0058】こうして、映像・音声データ用の高速な伝
送路を介してプログラムデータの伝送が可能になるの
で、プログラムデータの伝送効率が向上される。しか
も、センタ装置から循環的に伝送路に送出されるパケッ
トは、伝送路に結合された複数の端末装置による同時受
信が可能である。したがって、センタ装置から端末装置
に向けた1対多通信によってプログラムデータをきわめ
て効率的に配信することができる。
【0059】さらに、端末装置は、分割部分識別情報に
基づいてプログラムデータを記憶手段内で再構成するこ
とができるので、プログラムデータのパケットを転送レ
ートに合わせて連続的に取り込む必要がない。そのた
め、たとえば、受信されたプログラムデータの分割部分
を記憶手段に転送する処理は、ソフトウェアによる低速
な処理であってもかまわない。したがって、プログラム
データの処理のために専用のハードウェアが必要とされ
ない。これにより、端末装置の構成の簡素化が可能にな
り、かつ、そのコストの低減も実現される。
【0060】しかも、プログラムデータは、映像・音声
データと同様な形式で伝送されるから、両者の受信処理
のために共用することができるハードウェアの割合は比
較的高い。これによっても、端末装置の構成の簡素化お
よび低コスト化が図られる。請求項2または請求項5記
載の発明によれば、バッファ手段に一時記憶された有効
データに対して、たとえば、誤り検出処理やディスクラ
ンブル処理のような所定の処理が施され、この処理後の
データが記憶手段に転送される。この場合に、有効デー
タに対する処理は、ハードウェアによって行われる必要
はなく、ソフトウェアによる低速な処理で足りる。した
がって、受信データに対して一定の処理を施す場合であ
っても、端末装置の構成が複雑になることがなく、その
製造コストが過度に嵩むことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるデータ伝送システ
ムのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるセンタの構成を示
すブロック図である。
【図3】センタにおいて一連のデータがパケットに分割
される際の態様を表した図解図である。
【図4】パケットのフォーマットの一例を示した図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態にかかるセットトップボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センタ 2 セットトップボックス 11 パケットデータ編集装置 21 CPU 23 RAM 24 フレーマ 24a 同期データレジスタ 25 ストリームバッファ A アドレスフィールド m アドレスコード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像または音声データを、同期データを含
    むヘッダ部を有するパケットごとに、所定の映像・音声
    データ用伝送路に送出するセンタ装置と、上記映像・音
    声データ用伝送路を介して上記センタ装置に結合された
    端末装置とを含むデータ伝送システムであって、 上記センタ装置は、 プログラムデータを所定の長さごとに分割し、各分割部
    分を識別するための分割部分識別情報を含む同期データ
    をヘッダ部に設定し、さらに、上記所定の長さに分割さ
    れたプログラムデータの分割部分を有効データとして設
    定して、複数のパケットを生成するパケット生成手段
    と、 このパケット生成手段によって生成された複数のパケッ
    トを循環的に上記映像・音声データ用伝送路に送出する
    手段とを有するものであり、 上記端末装置は、 受信すべきパケットの同期データを保持することができ
    る書換え可能な同期データ保持手段と、 プログラムデータを格納するための記憶手段と、 プログラムデータの受信に際し、プログラムデータの受
    信対象分割部分を識別するための分割部分識別情報を含
    む設定同期データを上記同期データ保持手段に設定する
    手段と、 上記映像・音声データ用伝送路を介して受信される受信
    パケットのうち、上記同期データ保持手段に設定された
    設定同期データに相当する同期データを含むヘッダ部を
    伴った受信パケットを抽出する抽出手段と、 抽出された受信パケットの有効データを、上記記憶手段
    の記憶領域内の上記分割部分識別情報によって定まるア
    ドレスに転送する転送手段とを有するものであることを
    特徴とするデータ伝送システム。
  2. 【請求項2】上記端末装置は、上記抽出手段によって抽
    出された受信パケットの有効データを一時記憶するため
    のバッファ手段と、バッファ手段に記憶された有効デー
    タに対して所定の処理を施す手段とをさらに含み、 上記転送手段は、上記所定の処理が施された有効データ
    を上記記憶手段に転送するものであることを特徴とする
    請求項1記載のデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】映像または音声データを、同期データを含
    むヘッダ部を有するパケットごとに、端末装置が結合さ
    れている所定の映像・音声データ用伝送路に送出するた
    めのセンタ装置であって、 プログラムデータを所定の長さごとに分割し、各分割部
    分を識別するための分割部分識別情報を含む同期データ
    をヘッダ部に設定し、さらに、上記所定の長さに分割さ
    れたプログラムデータの分割部分を有効データとして設
    定して、複数のパケットを生成するパケット生成手段
    と、 このパケット生成手段によって生成された複数のパケッ
    トを循環的に上記映像・音声データ用伝送路に送出する
    手段とを含むことを特徴とするセンタ装置。
  4. 【請求項4】映像または音声データを、同期データを含
    むヘッダ部を有するパケットごとに、所定の映像・音声
    データ用伝送路に送出するセンタ装置に、上記映像・音
    声データ用伝送路を介して結合される端末装置であっ
    て、 受信すべきパケットの同期データを保持することができ
    る書換え可能な同期データ保持手段と、 プログラムデータを格納するための記憶手段と、 プログラムデータの受信に際し、プログラムデータの受
    信対象分割部分を識別するための分割部分識別情報を含
    む設定同期データを上記同期データ保持手段に設定する
    手段と、 上記映像・音声データ用伝送路を介して受信される受信
    パケットのうち、上記同期データ保持手段に設定された
    設定同期データに相当する同期データを含むヘッダ部を
    伴った受信パケットを抽出する抽出手段と、 抽出された受信パケットの有効データを、上記記憶手段
    の記憶領域内の上記分割部分識別情報によって定まるア
    ドレスに転送する転送手段とを含むことを特徴とする端
    末装置。
  5. 【請求項5】上記端末装置は、上記抽出手段によって抽
    出された受信パケットの有効データを一時記憶するため
    のバッファ手段と、バッファ手段に記憶された有効デー
    タに対して所定の処理を施す手段とをさらに含み、 上記転送手段は、上記所定の処理が施された有効データ
    を上記記憶手段に転送するものであることを特徴とする
    請求項4記載の端末装置。
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