JPH09232507A - 半導体集積回路およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその製造方法

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JPH09232507A
JPH09232507A JP8032488A JP3248896A JPH09232507A JP H09232507 A JPH09232507 A JP H09232507A JP 8032488 A JP8032488 A JP 8032488A JP 3248896 A JP3248896 A JP 3248896A JP H09232507 A JPH09232507 A JP H09232507A
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chip
core
input
manufacturing
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Satoshi Sugano
智 菅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICのコアについての微細化・高密度化の要
求、I/Oの静電耐圧等についての要求を共に満たした
ICを実現する。 【解決手段】 所定の機能を果す電子回路を形成したコ
アチップ10と、外部装置と信号の授受を行うためのI
/Oを各辺に配置したI/Oチップ20によりICを構
成する。コアチップ10は、I/Oチップ20の中央の
空きエリアに固定され、ボンディングワイヤ40によっ
てI/Oチップ20と接続される。コアチップ10およ
びI/Oチップ20は各々にとって適切な製造プロセス
により別々に製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体製造技術の進歩により、ト
ランジスタ等の素子として極めて微細なものを形成する
ことが可能となり、また、これらの素子を半導体ウェハ
上に極めて高密度に形成することが可能となった。この
ような素子の微細化および高密度化は、一方では、より
大規模な電子回路を搭載した高機能の半導体集積回路
(以下、ICという)の実現に貢献し、他方では、シュ
リンク(比例縮小)化、すなわち、より小さなサイズの
半導体チップ上に電子回路を形成することを可能にし、
IC製品の低価格化に貢献している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上は半導体製
造技術における素子の微細化・高密度化の一般的な効果
であるが、いわゆるサブミクロンの時代に入った今日で
は、素子の微細化・高密度化により、むしろ以下の問題
が生じ、上記効果を無条件に期待することができない状
況になってきている。
【0004】(1)チップの縮小化の限界 半導体集積回路のチップレイアウトは、製品により様々
であるが、当該製品の機能を果す電子回路(以下、コア
という)がチップの中央に形成され、このコアを取り囲
むように多くの入出力回路(以下、I/Oという)が形
成されているのが一般的である。
【0005】このコアとI/Oのうちコアについては、
微細な素子を形成し得る製造プロセスを使用することに
より、比較的容易にサイズを縮小することができる。と
ころが、I/Oについては製造プロセスの改良のみでは
サイズを縮小することが困難なのである。
【0006】その理由の1つとして静電破壊の問題があ
る。すなわち、I/OはICのピンに直接接続されてい
るため、外来の静電気を直接受ける。このため、I/O
には静電破壊からの保護を行うため比較的サイズの大き
な保護回路を設ける必要がある。また、外来のサージに
十分に耐え得るようI/Oを構成するトランジスタの拡
散層をサイズの大きなものとしておく必要があるのであ
る。
【0007】また、他の理由としてラッチアップの問題
がある。ここで、ラッチアップとは、ICチップ上に形
成された各トランジスタの拡散層によって電源と接地線
との間に寄生サイリスタが構成され、この寄生サイリス
タが外来ノイズ等によってトリガされてオン状態とな
り、電源および接地線間が短絡状態になる現象をいう。
このラッチアップを防止するためには、サイズの大きな
トランジスタ同士を接近させない等、チップレイアウト
上の制約が課される。このため、I/Oは、ある程度の
間隔をおいてICチップ上に並べる必要がある。
【0008】以上のように、I/Oを配置するためのス
ペースを縮小することはコアのためのスペースを縮小す
ることに比べて困難なのである。そして、最悪の場合に
は、I/Oがボトルネックとなり、チップサイズを縮小
することができないという事態が生じ得る。すなわち、
次の通りである。
【0009】まず、図5(a)は、あるICのチップレ
イアウトを示すものである。この例では、中央のコア1
がチップ周辺にあるI/O2,2,…の中に丁度収って
おり、無駄のないチップレイアウトとなっている。この
ICをさらに微細な素子を形成し得る製造プロセスを使
用して製造するものとすると、図5(b)のようなチッ
プレイアウトとなることもあり得る。すなわち、コア1
については縮小されるが、I/O2,2,…について
は、上述の問題によって縮小することができず、改良さ
れた製造プロセスを使用したにも拘わらずチップサイズ
を縮小することができない、ということが起こり得る。
【0010】また、I/Oをチップ上に配置するために
チップサイズを必要以上に大きくしなければならないと
いうことも起こり得る。図6は、多数のI/O2を配置
するためにチップサイズを大きくした例を示している。
この例の場合、コア1にとってはこのような広大なチッ
プは必要ないのである。
【0011】(2)I/Oの設計における問題 また、素子の微細化・高密度化がI/Oの設計を難しい
ものにしてしまうという問題もある。例えばMOSFE
T(金属−酸化膜−半導体構造の電界効果トランジス
タ)を使用したICの場合、チップ上に多数のMOSF
ETを形成するためには個々のMOSFETのサイズを
小さなものとする必要がある。しかしながら、MOSF
ETのサイズを小さくすると、その駆動能力も低下して
しまうため十分な動作速度が得られないという問題が生
じる。そこで、サイズ縮小に伴う駆動力の低下を補償す
べく、MOSFETのソース・ドレインの拡散層を浅く
すると共にゲート長を短くし、さらにゲート酸化膜を薄
くする、といった製造プロセスの改良がなされることと
なる。ところが、ゲート酸化膜を薄くしたのではI/O
を構成するMOSFETのゲート酸化膜の静電破壊に対
する耐性を低下させてしまい、また、ソース・ドレイン
の拡散層を浅くすると、I/Oを構成するMOSFET
のドレインの静電破壊に対する耐性が低下することとな
る。このため、素子の微細化・高密度化を行う場合には
I/Oの保護回路に対する要求が厳しいものとなるので
ある。
【0012】(3)経済性の問題 微細な素子を形成し得る優れた製造プロセスは、それを
実施するためのコストも高い。従って、優れた製造プロ
セスを使用した場合には、そのコストに見合っただけの
多数の製品を製造し販売しないと、コストを取り戻すこ
とができない。図5(b)および図6に示すようなチッ
プレイアウトのICをコストの掛る製造プロセスで製造
したのでは著しい経済的不利益を被ることになる。
【0013】以上のように、従来の技術においては、製
造プロセスの改良により、ICのコアの微細化・高密度
化を図ることができるが、I/Oを配置するためのエリ
アを縮小することが困難であるため、これがICのチッ
プサイズを縮小する上でのボトルネックとなっていた。
また、コアの縮小化のための製造プロセスの改良がI/
Oにとっては却って悪影響を及ぼし、さらに上記の経済
性の問題も生じさせていた。
【0014】この発明の目的は、まさにこのような問題
を解決し得る半導体集積回路およびその製造方法を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
所定の機能を果す電子回路が形成されてなるコアチップ
と、外部の装置との間で信号の授受を行うための入出力
回路が形成されたI/Oチップとを有し、前記コアチッ
プにおける電子回路と前記I/Oチップにおける入出力
回路とを電気的に接続してなることを特徴とする半導体
集積回路を要旨とする。
【0016】請求項2に係る発明は、所定の機能を果す
電子回路が形成されてなるコアチップと、前記コアチッ
プが中央の空きエリアに固定され、外部の装置との間で
信号の授受を行うための入出力回路が該空きエリアを取
り囲む周辺領域に形成されてなるI/Oチップとを有
し、前記コアチップにおける電子回路と前記I/Oチッ
プにおける入出力回路とを電気的に接続してなることを
特徴とする半導体集積回路を要旨とする。
【0017】請求項3に係る発明は、外部の装置との間
で信号の授受を行うための入出力回路を半導体ウェハ上
に形成し、該半導体ウェハを切断し分離することによ
り、各々前記入出力回路を有する複数のI/Oチップを
製造するI/Oチップ製造工程と、所定の機能を果す電
子回路を前記半導体ウェハとは別の半導体ウェハ上に形
成し、該半導体ウェハを切断し分離することにより各々
前記電子回路が形成された複数のコアチップを製造する
コアチップ製造工程と、前記コアチップおよび前記I/
Oチップを同一のパッケージに搭載し、該コアチップに
おける電子回路と該I/Oチップにおける入出力回路と
を電気的に接続する組み立て工程とを具備することを特
徴とする半導体集積回路の製造方法を要旨とする。
【0018】請求項4に係る発明は、外部の装置との間
で信号の授受を行うための入出力回路のうち配線パター
ンを除いた部分が形成された下地ウェハを製造する下地
ウェハ製造工程と、所定の機能を果す電子回路を前記下
地ウェハとは別の半導体ウェハ上に複数形成し、該半導
体ウェハを切断し分離することにより各々前記電子回路
が形成された複数のコアチップを製造するコアチップ製
造工程と、前記コアチップにおける電子回路に対応した
入出力回路を構成するための配線パターンを前記下地ウ
ェハ上に形成し、該下地ウェハを切断し分離することに
より、各々前記入出力回路を有する複数のI/Oチップ
を製造するI/Oチップ製造工程と、前記コアチップお
よび前記I/Oチップを同一のパッケージに搭載し、該
コアチップにおける電子回路と該I/Oチップにおける
入出力回路とを電気的に接続する組み立て工程とを具備
することを特徴とする半導体集積回路の製造方法を要旨
とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に理解しやすく
するため、実施の形態について説明する。かかる実施の
形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を
限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更可能
である。
【0020】図1は、この発明の一実施形態を示すもの
であり、同実施形態に係るICのパッケージを開封し、
チップを露出させた状態を表している。図1において、
10はコアチップ、20はI/Oチップ、30,30,
…はこのICのパッケージのリードである。また、4
0,40,…はコアチップ10とI/Oチップ20とを
電気的に接続するボンディングワイヤ、50,50,…
はI/Oチップ20とパッケージのリード30,30,
…とを電気的に接続するボンディングワイヤである。
【0021】コアチップ10は、その表面にこのICの
本来の機能(例えば当該ICが通信制御用ICである場
合には通信制御機能)を果すための電子回路が形成され
ている。また、コアチップ10は、図2(a)に示すよ
うに、チップの各辺に沿って多数のボンディグパッド1
1,11,…が形成されている。ただし、コアチップ1
0は、外部装置と信号の授受を行うためのI/Oを有し
ておらず、コアチップ10上の電子回路はボンディング
パッド11,11,…に直接接続されている。
【0022】I/Oチップ20は、その各辺に沿ってI
/Oセル21,21,…が多数形成されている。また、
図2(b)に示すように、I/Oチップ20のI/Oセ
ル21,21,…の内側は何も形成されていない空きエ
リアとなっており、この空きエリアはコアチップ10を
包含し得る広さを有している。コアチップ10は、この
空きエリアの上に固定されており、I/Oチップ20上
のI/Oセル21,21,…によって周囲が取り囲めて
ている。
【0023】図3(a)および(b)は、各I/Oセル
21の構成例を示すものである。これらの図に示すよう
に、1個のI/Oセル21は、外部装置との間で信号の
授受を行うための入出力回路および該入出力回路を静電
破壊等から保護するための保護回路を含んだセル210
と、このセル210の信号入力端(または信号出力端)
および信号出力端(または信号入力端)に各々接続され
た2個のボンディングパッド211、212により構成
されている。これらのうちボンデイングパッド211
は、図1に示すボンディングワイヤ40によってコアチ
ップ10上のパッド11と接続される。また、ボンディ
ングパッド212はボンディングワイヤ50によってパ
ッケージのリード30と接続される。このような接続が
行われているため、外来の入力信号はパッケージのリー
ド30→ボンディングワイヤ50→I/Oセル21のボ
ンディングパッド212→セル210→ボンディングパ
ッド211→ボンディングワイヤ40→コアチップ10
のボンディングパッド11→コアチップ10内の電子回
路という経路を伝播する。また、コアチップ10から外
部装置への信号の出力は、これと全く逆の経路を辿るこ
ととなる。2個のボンディングパッド211、212と
I/Oセル210との位置関係は各種考えられるが、図
3(a)および(b)はその代表例を示すものである。
【0024】以上のように、本実施形態においては、I
Cを構成するコアとI/Oのうち、コアはコアチップ1
0により構成され、I/Oはコアチップ10とは別のI
/Oチップ20により構成されている。従って、ICを
構成するコアとI/Oを各々にとって最適な別々の製造
プロセスで製造することができる。すなわち、コアチッ
プ10は、微細な素子を形成するのに適した製造プロセ
スにより製造し、I/Oチップ20は、静電破壊等に対
する耐性の強い高耐圧の素子を形成し得る製造プロセス
により製造することができる。
【0025】また、コアチップ10は、入出力回路等の
サイズの大きなセルを含んでいないため、チップサイズ
を小型化することができ、1枚の半導体ウェアから多数
のチップを得ることができる。また、I/Oチップ20
については、チップサイズは多少大きくなるものの、素
子数が少ないことから高歩留りを期待することができ、
結局、1枚の半導体ウェハから十分な数の良品チップを
得ることができる。しかも、I/Oチップ20について
は、微細な素子を形成する必要はないので、コストの掛
る製造プロセスを使用する必要はない。
【0026】次に図4を参照し、本発明に係るICの製
造方法の実施形態について説明する。既に説明したこと
から理解されるように、I/Oチップはコアチップを収
容し得る空きエリアを有しており、かつ、コアチップが
必要とするI/Oセルを備えていればよい。従って、こ
の条件さえ満たされるのであれば、各製品毎にそのコア
チップに対応したI/Oチップを全く新規に開発する必
要はないのである。図4に示す製造方法は、このような
考えに基づくものであり、I/Oチップをゲートアレイ
と同様な製造方法で製造することにより、設計コストお
よび製造コストの低減を図ったものである。すなわち、
次の通りである。
【0027】まず、I/Oチップのレイアウト設計の
際、全てのI/Oセルについて、配線パターンの変更の
みにより入力回路または出力回路のいずれとすることも
できるようにトランジスタの拡散層、多結晶シリコン層
等のパターンを設計する。また、多くの種類の製品に対
応できるよう十分な個数のI/OセルをI/Oチップ上
に配置する。そして、このレイアウト設計によって得ら
れたマスクパターン情報に従って各層に対応したマスク
を製作し、これらのマスクを使用して半導体ウェハ上に
拡散層パターンの形成等を行い、メタライズ(配線形
成)前の状態の下地ウェハ200,200,…を製造
し、ストックしておく。この下地ウェハ200の製造
は、コアチップの製造とは独立して進めることができ
る。
【0028】各製品(例えば図4では製品A,B)のコ
アチップの製造は、製品毎に異なったマスクを使用して
行うこととなる。図4における100Aは製品Aに対応
して製造されたコアチップ用ウェハであり、100Bは
製品Bに対応して製造されたコアチップ用ウェハであ
る。これらのウェハのダイシングが行われることによ
り、製品Aに対応したコアチップ10Aおよび製品Bに
対応したコアチップ10Bが得られる。
【0029】下地ウェハ200に対するメタライズ工程
は、各製品毎に異なったマスクを使用して行われる。下
地ウェハ200内の各I/Oチップ上の各I/Oセルを
入力回路とするか出力回路とするかは製品A,Bに対応
した各コアチップのレイアウトにより異なってくるから
である。すなわち、例えば製品Aに対応したコアチップ
10Aのあるボンディングパッドが電子回路の入力端子
となっている場合にはこのボンディングパッドと接続さ
れるI/Oセルには入力回路を構成するための配線パタ
ーンを形成しなければならない。逆にコアチップ10A
の当該ボンディングパッドが電子回路の出力端子となっ
ている場合にはこのボンディングパッドと接続されるI
/Oセルには出力回路を構成するための配線パターンを
形成しなければならない。従って、I/Oチップ上に配
線パターンを形成するためのマスクについては各製品毎
に用意する必要があるのである。この各製品毎のマスク
を使用したメタライズ工程により、下地ウェハ200,
200上に各製品に対応した入出力回路を構成するため
の配線パターンが各々形成され、製品A,Bの各々に対
応したI/Oチップ用ウェハ200A,200Bが得ら
れる。そして、これらのダイシングが行われることによ
り、製品A,Bに対応したI/Oチップ20A,20B
が得られる。
【0030】このようにしてコアチップおよびI/Oチ
ップの製造が完了すると、各製品毎に組み立てが行われ
る。すなわち、製品Aを搭載するためのパッケージにI
/Oチップ20Aがマウントされ、このI/OチップA
の空きエリアにコアチップ10Aがマウントされる。そ
して、コアチップ10AおよびI/Oチップ20Aの各
ボンディングパッド間がボンディングワイヤ40で接続
され、I/Oチップ20Aのボンディングパッドとパッ
ケージのリードとの間がボンディングワイヤ50で接続
される。製品Bに対応したコアチップ10BおよびI/
Oチップ20Bについても同様である。
【0031】このように本製造方法によれば、下地ウェ
ハを製造するためのマスクについては複数種類の製品間
で共用することができるため、製造コストを大幅に削減
することができる。また、各製品のマスクパターンを設
計する際、I/Oチップについてはメタライズ工程用の
マスクパターンの設計のみをすればよいので開発コスト
を節約することができる。なお、以上説明した製造方法
は、あくまでも一例であり、このような方法によりI/
Oチップを製造するか、あるいは製品毎にコアチップに
合わせてI/Oチップを開発し製造するかは、コアチッ
プのチップサイズ、当該製品の生涯生産数量等を考慮し
て選択すればよい。
【0032】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明の要旨から外れない範囲で種々の変形が可
能であることは言うまでもない。例えば上記実施形態で
はコアチップとI/Oチップとをボンディングワイヤに
よって接続したが各チップ間を電気的に接続する手段は
これに限定されるものではない。また、I/Oセルはコ
アチップを取り囲む必要はなく、コアチップの左右両側
に位置するようにI/Oチップ上にI/Oセルを配置し
てもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ICのコアとI/Oとを別チップとしているので、
各々にとって適切な製造プロセスを使用し、コア部分に
対する微細化・高密度化の要求およびI/Oに対する静
電耐圧等についての要求を共に満たしたICを容易に製
造することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による半導体集積回路
の構成を示す平面図である。
【図2】 同実施形態におけるコアチップおよびI/O
チップの平面図である。
【図3】 同実施形態におけるI/Oセルを示す平面図
である。
【図4】 この発明の一実施形態による半導体集積回路
の製造方法を示す平面図である。
【図5】 従来の半導体集積回路の問題点を示す図であ
る。
【図6】 従来の半導体集積回路の問題点を示す図であ
る。
【符号の説明】
10……コアチップ、20……I/Oチップ、40……
ボンディングワイヤ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能を果す電子回路が形成されて
    なるコアチップと、 外部の装置との間で信号の授受を行うための入出力回路
    が形成されたI/Oチップとを有し、 前記コアチップにおける電子回路と前記I/Oチップに
    おける入出力回路とを電気的に接続してなることを特徴
    とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 所定の機能を果す電子回路が形成されて
    なるコアチップと、 前記コアチップが中央の空きエリアに固定され、外部の
    装置との間で信号の授受を行うための入出力回路が該空
    きエリアを取り囲む周辺領域に形成されてなるI/Oチ
    ップとを有し、 前記コアチップにおける電子回路と前記I/Oチップに
    おける入出力回路とを電気的に接続してなることを特徴
    とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 外部の装置との間で信号の授受を行うた
    めの入出力回路を半導体ウェハ上に形成し、該半導体ウ
    ェハを切断し分離することにより、各々前記入出力回路
    を有する複数のI/Oチップを製造するI/Oチップ製
    造工程と、 所定の機能を果す電子回路を前記半導体ウェハとは別の
    半導体ウェハ上に形成し、該半導体ウェハを切断し分離
    することにより各々前記電子回路が形成された複数のコ
    アチップを製造するコアチップ製造工程と、 前記コアチップおよび前記I/Oチップを同一のパッケ
    ージに搭載し、該コアチップにおける電子回路と該I/
    Oチップにおける入出力回路とを電気的に接続する組み
    立て工程とを具備することを特徴とする半導体集積回路
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 外部の装置との間で信号の授受を行うた
    めの入出力回路のうち配線パターンを除いた部分が形成
    された下地ウェハを製造する下地ウェハ製造工程と、 所定の機能を果す電子回路を前記下地ウェハとは別の半
    導体ウェハ上に複数形成し、該半導体ウェハを切断し分
    離することにより各々前記電子回路が形成された複数の
    コアチップを製造するコアチップ製造工程と、 前記コアチップにおける電子回路に対応した入出力回路
    を構成するための配線パターンを前記下地ウェハ上に形
    成し、該下地ウェハを切断し分離することにより、各々
    前記入出力回路を有する複数のI/Oチップを製造する
    I/Oチップ製造工程と、 前記コアチップおよび前記I/Oチップを同一のパッケ
    ージに搭載し、該コアチップにおける電子回路と該I/
    Oチップにおける入出力回路とを電気的に接続する組み
    立て工程とを具備することを特徴とする半導体集積回路
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003503855A (ja) * 1999-06-28 2003-01-28 インテル・コーポレーション インターポーザおよびその製造方法

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JP2003503855A (ja) * 1999-06-28 2003-01-28 インテル・コーポレーション インターポーザおよびその製造方法

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