JPH09230262A - 画像読取り方法および装置 - Google Patents

画像読取り方法および装置

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JPH09230262A
JPH09230262A JP8036770A JP3677096A JPH09230262A JP H09230262 A JPH09230262 A JP H09230262A JP 8036770 A JP8036770 A JP 8036770A JP 3677096 A JP3677096 A JP 3677096A JP H09230262 A JPH09230262 A JP H09230262A
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JP
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light
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Application number
JP8036770A
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English (en)
Inventor
Hideki Morikawa
秀樹 森川
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8036770A priority Critical patent/JPH09230262A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読取り装置において、読取り解像度の変
更の際の手間と時間を削減し、かつ、読取り解像度が粗
くてもホワイトバランスを確保すること。 【解決手段】 装置の通電時などに、一度だけキャリブ
レーションを行い、光電子増倍管の出力電流がある基準
値となるように、印加電圧とアパーチャサイズの対応関
係を記憶しておく。以後読取り解像度を変更しても、こ
の記憶した対応関係から与えるべき印加電圧を求め、自
動調整する。また、読取り解像度が粗く、光電子増倍管
の出力電流が飽和している場合は、NDフィルタを光路
中に挿入することで光電子増倍管への入射光量を低減
し、印加電圧を調整することでホワイトバランスが得ら
れるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、原稿に光を照射
する照明光学系を備え、原稿からの光を光電変換して画
像信号を生成する走査型画像読取り方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図14は、円筒走査型画像読取り装置の
入力走査光学系の従来例を示す図である。この画像読取
り装置における原稿102を照明するための照明光学系
120は、つぎのような構成となっている。光源ランプ
106から出射した光は、コレクターレンズ107を介
して、原稿シリンダ101の回転軸と平行に伸びるレイ
パイプ111内に導かれる。レイパイプ111へ入射し
た光は、ミラー112で反射して、レイパイプ111の
表面部に固着されたコンデンサーレンズ110を介し、
原稿シリンダ101上の原稿102に照射する。こうし
て、原稿102が照明される。
【0003】つぎに、照明光学系により照明された原稿
102からの光を走査ヘッド130に設けられたピック
アップレンズ(結像レンズ)103により受光して、原
稿102の実像をサイズの異なる複数のアパーチャが形
成されたメインアパーチャ板104の位置に結像させ、
該メインアパーチャ板104のひとつのアパーチャを通
過した光を光電子増倍管105に入光させて電気信号に
変換するように構成されている。読取り解像度を変更す
る場合は、光を通過させるメインアパーチャ板104の
アパーチャサイズをその読取り解像度に応じて変更す
る。
【0004】このようにして、原稿シリンダ101を主
走査に対応する方向Xに回転させるとともに、その回転
運動と同期して照明光学系120および走査ヘッド13
0を一体的に副走査方向Yに移動させながら、原稿10
2からの光を光電子増倍管105に導いて光電変換され
た電気信号を順次出力させる。この電気信号(画像信
号)は図示しない画像処理装置において処理されて、感
光フィルム上に網点画像として記録される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像の読取
り解像度の変更を行う場合、上記のようにアパーチャサ
イズの変更を行うため、光電子増倍管に入射する最大光
量が変化し、ホワイトバランスが崩れてしまう。これ
は、光電子増倍管に印加する電圧が一定の状態におい
て、原稿の同じポイントを読み取ったとしても、アパー
チャのサイズが変化すると、原稿の光電子増倍管に入射
する光量が変化し、光電子増倍管の出力電流が変化する
からである。したがって、アパーチャサイズの変更後に
再びホワイトバランスが得られるようにキャリブレーシ
ョンを行い、光電子増倍管の出力電流が特定の範囲内で
読取りが行えるようにすることが必要となる。ここで、
ホワイトバランスを得るためのキャリブレーションと
は、原稿シリンダーに原稿を貼着しない状態で読取りを
行った際に、光電子増倍管の出力電流を、あらかじめ決
めておいた基準値になるように、光電子増倍管の印加電
圧を調整することである。画像の読取り解像度を変更す
る度に、毎回キャリブレーションを行う場合は、キャリ
ブレーション自身に要する時間以外にも、照明光学系お
よび走査ヘッドをキャリブレーションを行うべき位置へ
移動するための時間などが必要になる。また、オペレー
タが原稿のトリミングやその他のセットアップに際して
キャリブレーションを行う場合にもキャリブレーション
を行う位置を指示するための時間等が必要となり、非常
に効率が悪くなっている。
【0006】また、読取り解像度が粗い場合は、メイン
アパーチャ板の複数種類のアパーチャのうちからサイズ
(面積)の大きなアパーチャが選択される。アパーチャ
のサイズが変化するとそれに比例して光電子増倍管に入
射する光量が変化するが、光電子増倍管に入射する光量
がある量よりも大きくなると、光電子増倍管の出力電流
が飽和し、ホワイトバランスが確保されずに原稿の低濃
度領域の読取りが不正確になる。これを防止するために
はサイズが大きなアパーチャを使用しないようにすれば
良いが、実際にはアパーチャサイズは読取り解像度の要
請から定まってしまうために、大きなサイズのアパーチ
ャの使用を避けることはできない。
【0007】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、原稿の読取り解像度の変更を行う際に、オ
ペレータにかかる手間や時間を削減し、効率的に読取り
解像度の変更ができる画像読取り方法および装置を提供
することを第1の目的とする。この発明の第2の目的
は、大きなサイズのアパーチャを選択した場合に、光電
子増倍管などの受光素子の出力の飽和の影響を補償する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記第1の
目的に対応する請求項1,4の発明と、第2の目的に対
応する請求項2,5の発明を含んでいる。また、これら
の望ましい態様としての請求項3,6の発明をも含んで
いる。
【0009】請求項1に記載の発明は、照明された原稿
からの光をアパーチャを介して光電変換手段に入射さ
せ、前記光電変換手段によって前記光を光電変換するこ
とにより前記原稿の画像信号を生成する方法であって、
2個以上の異なるアパーチャサイズのそれぞれについ
て、前記光電変換におけるホワイトバランスが得られる
ように前記光電変換手段の利得を決定する利得決定工程
と、前記利得決定工程によって得られた情報に基づい
て、前記ホワイトバランスを確保するための、アパーチ
ャサイズと前記光電変換手段の利得との対応関係を求め
る対応関係決定工程と、与えられた原稿について読取り
を行う際に、当該原稿の読取りに使用するアパーチャの
サイズを前記対応関係に当てはめて、前記光電変換手段
の利得調整量を決定する利得調整量決定工程と、前記光
電変換手段の利得を前記利得調整量に調整して前記原稿
の読取りを行う画像読取り工程と、を備えている。
【0010】請求項2に記載の発明は、照明された原稿
からの光を光電変換手段に入射させ、前記光電変換手段
によって前記光を光電変換することにより前記原稿の画
像信号を生成する方法であって、前記光電変換手段の所
定の出力基準値に対して、前記光電変換手段における光
電変換の直線性が確保される受光光量の範囲の上限を求
める上限決定工程と、前記光電変換手段に入射する最大
光量が前記上限を越えるか否かを判定する判定工程と、
前記最大光量が前記上限を越える場合に、前記最大光量
が前記上限以下となるように前記光電変換手段への受光
光量を低下させるとともに前記光電変換手段の利得を前
記受光光量の低下を補償する値に設定する設定工程と、
を備え、前記最大光量が前記上限を越える場合には、前
記受光光量の前記低下と前記利得設定による前記補償と
を行った状態で前記原稿の読取りを行う。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記受光光量の
前記低下は、前記照明のための光源から前記光電変換手
段に至るまでの光路中にNDフィルタを介挿することに
よって行われる。
【0012】請求項4に記載の発明は、照明された原稿
からの光をアパーチャを介して光電変換手段に入射さ
せ、前記光電変換手段によって前記光を光電変換するこ
とにより前記原稿の画像信号を生成する装置であって、
前記光電変換におけるホワイトバランスを確保するため
の、アパーチャサイズと前記光電変換手段の利得との対
応関係を記憶する記憶手段と、当該原稿の読取りに使用
するアパーチャのサイズを前記対応関係に当てはめて、
前記光電変換手段の利得調整量を決定する利得決定手段
と、前記光電変換手段の利得を前記利得調整量に調整す
る利得調整手段と、を備えている。
【0013】請求項5に記載の発明は、照明された原稿
からの光を光電変換手段に入射させ、前記光電変換手段
によって前記光を光電変換することにより前記原稿の画
像信号を生成する装置であって、前記光電変換手段の所
定の出力基準値に対して、前記光電変換手段における光
電変換の直線性が確保される受光光量の範囲の上限と、
前記光電変換手段に入射する最大光量とを比較する比較
手段と、前記最大光量が前記上限を越える場合に能動化
されて、前記最大光量が前記上限以下となるように前記
光電変換手段への受光光量を低下させる光量低下手段
と、前記最大光量が前記上限を越える場合に能動化され
て、前記光電変換手段の利得を前記受光光量の低下を補
償する値に設定する利得補償設定手段と、を備え、前記
最大光量が前記上限を越える場合には、前記受光光量の
前記低下と前記利得の設定による前記補償とを行った状
態で前記原稿の読取りを行う。
【0014】請求項6に記載の発明は、前記光量低下手
段は、前記照明のための光源から前記光電変換手段に至
るまでの光路中に進退可能に配置されたNDフィルタで
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態が適
用された円筒走査型製版用スキャナの全体概略図であ
る。同図において、画像読取り装置100ではモーター
M1によって主走査に対応する方向Xに回転する透明の
原稿シリンダ1の表面に透過原稿2が貼着されている。
この原稿2は、駆動機構D1によって副走査方向Yに並
進駆動される走査ヘッド50によって走査線順次にR
(レッド),B(ブルー),G(グリーン)の各色成分
が読取られる。このようにして得られた画像信号が画像
処理装置300に転送される。画像処理装置300は、
入力された画像信号をY(イエロー),M(マゼン
タ),C(シアン),K(墨)の成分に変換し、それら
に対してグラデーション設定や輪郭強調等の処理を行
う。処理後の画像信号は網点信号に変換されて走査記録
装置200の出力ヘッド250に与えられる。出力ヘッ
ド250は駆動機構D2によって副走査方向Yに並進駆
動される。また、モーターM2によって主走査に対応す
る方向Xに回転する出力シリンダー201上には感光フ
ィルム202が真空吸着されており、出力ヘッド250
は網点画像信号に基づいて感光フィルム202上にY,
M,C,Kの各網点画像を走査線順次に露光記録する。
なお、制御装置400はマイクロコンピュータを備えて
おり、上記の各装置100,200,300の制御信号
を発生する。さらに、キーボードやマウスなどの走査入
力装置500が制御装置400に接続されている。
【0016】この発明は、上記のような製版用スキャナ
の画像読取り装置100の部分に適用されており、以下
にその一実施形態の詳細を記載する。
【0017】図2および図3は、この発明にかかる画像
読取り装置の一実施形態を示す部分斜視図および光学系
の概念的平面図である。
【0018】図3に示すように、原稿シリンダ1に装着
された原稿2を照明する照明光学系40は、光源ランプ
6からの光がコレクターレンズ7を介して、原稿シリン
ダ1の回転軸と平行に伸びるレイパイプ11内に出射さ
れる。レイパイプ11に入射した光はミラー8で反射さ
れ、コンデンサーレンズ9を介して原稿シリンダ1上の
原稿2に照射される。コレクターレンズ7とミラー8と
の間の光路P中には、円形状(ターレット状)のND(N
eutral Density)フィルタ変更板21が介挿されてい
る。
【0019】このようにして照明された原稿2からの透
過光を、走査ヘッド50に設けられたピックアップレン
ズ(結像レンズ)3により受光してミラー10で反射さ
せた後、原稿2の実像をサイズの異なる複数のアパーチ
ャAP1,AP2,・・・,APM(図4参照)が形成
されたメインアパーチャ板13の位置に結像させる。そ
して、該メインアパーチャ板13のひとつのアパーチャ
を通過した光は、2つのダイクロイックミラー4R,4
Bとひとつのミラー4GによりR(レッド),B(ブル
ー),G(グリーン)の三原色に色分解され、さらに、
色フィルタ14R,14B,14Gを介してそれぞれ光
電変換素子である光電子増倍管5R,5B,5Gに導か
れる。このような光学系において、メインアパーチャ板
13のアパーチャサイズを変更することにより、読取り
解像度を変更することができる。原稿2の走査読取りを
行う場合は、図3に示すように原稿シリンダ1を主走査
に対応する方向Xに回転させるとともに、その回転運動
と同期して走査ヘッド50および照明光学系40を副走
査方向Yに移動させながら、原稿2からの光を光電子増
倍管5R,5B,5Gに導き、原稿2の画像信号を得
る。
【0020】上記のように原稿2の画像信号は光電子増
倍管5R,5B,5Gの出力であるため、電流信号とし
て得られる。図2に示すように、この電流信号を電圧信
号に変換するために、電流電圧変換器30R,30B,
30Gが用いられており、この変換された電圧信号は、
画像処理装置300(図1)へ転送されるとともに、ス
イッチ31を介してA/D変換器32に転送される。A
/D変換器32により電圧信号はデジタル値に変換され
CPU33に取り込まれる。CPU33は光電子増倍管
5R,5B,5Gの出力値が規定レベルであるか否かを
判断し、規定値になるまでD/A変換器35R,35
B,35Gの設定値を調整する。ここで規定値は、あら
かじめEEPROMまたはフラッシュROMなどの、電
気的書込可能な不揮発性メモリー34に格納されてい
る。CPU33から与えられた設定値はD/A変換器3
5R,35B,35Gによってアナログ化され、高圧電
源36R,36B,36Gに与えられる。高圧電源36
R,36B,36Gは、CPU33の設定値に応じて光
電子増倍管5R,5B,5Gの印加電圧を変更し、利得
を調整している。このような構成で電流電圧変換器30
R,30B,30Gの出力電圧が規定の値となるように
制御されている。
【0021】メインアパーチャ板13は、図4に示すよ
うにサイズ(面積)の異なる複数のアパーチャAP1,
AP2,・・・,APMが形成されており、駆動機構に
よりS方向または−S方向に回転してアパーチャサイズ
の変更ができるように構成されている。この駆動機構
は、図5に示すようにモーターM10によってメインア
パーチャ板13を回転させることができる。また、モー
ターM10は制御装置400(図1)からの駆動制御信
号CONTによって、制御されている。なお、以下では
各アパーチャAP1,AP2,・・・,APMの全体を
「アパーチャ群AP」と呼ぶ。
【0022】上記の構成された画像読取り装置におい
て、装置の定期点検時、装置の通電時または原稿シリン
ダの交換時などの特定の場合に、一度キャリブレーショ
ンを行う。このキャリブレーションは、メインアパーチ
ャ板13のアパーチャ群APのうち、複数の特定サイズ
のアパーチャ(たとえば3個または5個のアパーチャ)
でキャリブレーションを行い、それぞれについて光電子
増倍管5R,5B,5Gの出力電流が所定の基準値とな
るように、印加電圧を決定する。ここで得られたアパー
チャのサイズと印加電圧との関係は、図6に示すような
関係となり、不揮発性メモリー34に記憶される。な
お、実際に得られるアパーチャサイズと印加電圧との関
係は数点(図6の黒丸の位置)であるが、それらを補間
・外挿するか、あるいは所定の関数(たとえば2次関
数)の係数をそれらの実測点を通るように決定すること
により、アパーチャ群APのすべてをカバーできる範囲
で、アパーチャサイズと印加電圧との関係を決定して記
憶させておくことができる。光電子増倍管の印加電圧
は、光電子増倍管における利得を決定する因子となる
「利得調整量」である。
【0023】装置の通常運転時における画像の読取り解
像度変更を行う際は、オペレータは操作入力装置500
(図1)に希望する解像度の入力を行う。操作入力装置
500は制御装置400にその内容を転送し、制御装置
400はアパーチャのサイズの変更を行うためモーター
M10(図5)に駆動制御信号CONTを与えるととも
にCPU33(図2)にアパーチャのサイズを送信す
る。モーターM10は与えられた駆動制御信号CONT
に対応してメインアパーチャ板13を回転させ、アパー
チャのサイズを変更し、読取り解像度の変更を行う。ま
た、CPU33は不揮発性メモリー34に記憶されたア
パーチャのサイズと印加電圧の関係(図6)を参照し、
これと制御装置400より与えられたアパーチャのサイ
ズとから、光電子増倍管5R,5B,5Gに印加すべき
電圧を算出し、求められた電圧値に対応する値をD/A
変換器35R,35B,35Gに送出する。D/A変換
器35R,35B,35GはCPU33からのデジタル
信号をアナログ信号に変換し、それぞれ高圧電源36
R,36B,36Gに転送する。高圧電源36R,36
B,36Gは光電子増倍管5R,5B,5Gの印加電圧
を変更する。
【0024】このようにして光電子増倍管5R,5B,
5Gの出力電流が調整されるため、オペレータは操作入
力装置500に読取り解像度の入力のみを行えば良いだ
けである。すなわち一度複数の特定のサイズのアパーチ
ャでキャリブレーションを行っておくだけで、その後何
度アパーチャサイズの変更を行ってもその都度キャリブ
レーションを行う必要はない。したがって、画像の読取
り解像度の変更を行う時間が大幅に短縮されるととも
に、そのための作業量もかなり減少できる。
【0025】さらに、読取り解像度が粗く、光電子増倍
管5R,5B,5Gの印加電圧を低下させることによっ
てはホワイトバランスを保つことができない場合は、つ
ぎのような処理を行う。そのための構成を説明する前
に、光電子増倍管の特性について考察する。まず、光電
子増倍管への印加電圧の値ごとに、光電子増倍管の受光
光量と出力電流との関係を特性図として示した図7を参
照する。ただし、例示した印加電圧Va,Vb,Vc
は、Va>Vb>Vcの関係にある。また、この光電子
増倍管が受光する光量の範囲はアパーチャサイズ毎に異
なっており、光量値L1,LMは、それぞれ、小さなサイ
ズのアパーチャを用いたとき、大きなサイズのアパーチ
ャを用いたときの最大光量値を示している。
【0026】光電子増倍管の特性は印加される電圧によ
って変化するものであり、図7にはVa,Vb,Vcの
各電圧を印加したときの特性が開示されている(なお、
光電子増倍管はVc〜Vaの範囲で適正に動作するとす
る)。これを見ると分かるように、光電子増倍管が線形
特性を確保することができる受光光量の範囲は限定され
ている(飽和臨界線SATより下の領域)。最大光量値
がL1のときは、印加電圧をVbとすれば、飽和臨界線
SATより下の領域であるため光電子増倍管が線形特性
を確保することができる。
【0027】先述の通り、受光光量の範囲はアパーチャ
サイズ毎に変動するから、用いられるアパーチャのサイ
ズによっては、光電子増倍管が線形特性を確保すること
ができない光量を受光することも考えられる。たとえ
ば、最大のアパーチャサイズを用いたときの最大受光光
量はLMであり、このときには印加電圧をどのように調
整しても、受光光量に対する出力電流の線形特性を確保
することはできない。なお、線形特性を確保できる境界
上の光量を臨界光量Lと呼ぶ。そして、図8に示すよう
に、線形特性を確保することができない場合には、光量
調整を行い、最大光量をLMをLMCに減少させる。図8
は図7の特性を示す光電子増倍管に対して光量調整を行
った際の光量と出力電流との関係を示す図である。光量
調整を行ったときの出力電流値は、電圧V1を印加した
ときでも電圧V2を印加したときでも線形特性を確保す
ることができる。しかし、好ましくは、ダイナミックレ
ンジを最大にするという見地から、印加電圧はV1では
なくV2である方が望ましい。つまり光量の低下補正を
行うとともに、それによる出力電流の低下を補償するた
めに印加電圧(利得)の増加設定をも行うのである。
【0028】光量低減のための具体的構成としては、図
2に示すように、光路P中に挿入されたNDフィルタ変
更板21をT方向または−T方向に回転させ、当該ND
フィルタ変更板21に装着されたそれぞれ異なる濃度値
を有する複数のNDフィルタ22からひとつのNDフィ
ルタを選択し、NDフィルタを通過した後の光量を低下
させる。NDフィルタを通過する光は、その前後におい
て、分光組成に変化を与えず光量のみが低下する。その
結果、光電子増倍管5R,5B,5Gに入射する光量が
減少するため、図7および図8に示す光電子増倍管の飽
和領域から直線性を示す領域に移行することができる。
【0029】このNDフィルタ変更板21は、図9に示
すように、それぞれ濃度値の異なる複数種類のNDフィ
ルタ22とひとつの透明ガラス板23が装着されてお
り、モーターM11によりT方向または−T方向に回転
駆動され、前記複数のNDフィルタ22と透明ガラス板
23からひとつを選択的に光路P中に介挿することがで
きる。またモーターM11はCPU33(図2)から信
号が与えられ、この信号に対応してNDフィルタ変更板
21を回転させるよう構成されている。
【0030】さて、当該NDフィルタ変更板21を駆動
して画像読取り装置の読取り解像度を変更する場合の処
理を図10により説明する。まず読取り解像度の変更を
行う際は、その読取り解像度を操作入力装置500(図
1)より入力する(ステップS1)。入力された情報に
基づいて制御装置400(図1)はアパーチャサイズの
変更を行う(ステップS2)。次に、CPU33は、変
更されたアパーチャのサイズStを用いたときの最大光
量が臨界光量L以下になるか判断し、臨界光量L以下に
なるときはステップS6に進み、臨界光量L以上になる
ときはステップS4に進む(ステップS3)。この判断
は具体的には以下のようにして行う。
【0031】各アパーチャサイズとそれを用いたときの
最大光量とを対応づけて予めメモリー35に記憶してお
く。そして、CPU33は変更されたアパーチャサイズ
Stをメモリー35に与えてそのアパーチャサイズSt
に対応する最大光量を読み出して、臨界光量Lと比較し
上記判断を行う。
【0032】ステップS6での処理について述べる。不
揮発性メモリー34には、光量調整を行わない状態での
光電子増倍管の印加電圧とアパーチャのサイズとの関係
(図6)が予め記憶されている。CPU33は、印加電
圧とアパーチャのサイズとの関係(図6)から光電子増
倍管の印加電圧を決定する(ステップS6)。
【0033】また、変更されたアパーチャサイズStを
用いたときの最大光量が臨界光量L以上であるときに
は、ステップS4に進み、光路P中に介挿するNDフィ
ルタの濃度値を決定する。
【0034】まず、臨界光量Lを変更されたアパーチャ
サイズStを用いたときの最大光量値で除することによ
り、光量を何分の1に制限する必要があるか求め、次に
これの対数を取ることにより、上記光量制限が実現でき
るNDフィルタの濃度値nを算出する。そして、その濃
度値nに基づいて、NDフィルタ変更板21に装着され
た複数のNDフィルタの中から最適な濃度値を有するN
Dフィルタを選択する。なお、選択されたNDフィルタ
の濃度値を濃度値Nを呼ぶ。ステップS5においては、
ステップS4で選択されたNDフィルタを光路P中に介
挿するため、モーターM11を駆動する。この場合のス
テップS6においては、選択したNDフィルタを介挿し
たときの光電子増倍管に印加するべき電圧Vgを求め
る。印加電圧Vgは、まず、
【0035】
【数1】
【0036】に、変更されたアパーチャのサイズStと
濃度値Nとを代入して仮想的なアパーチャサイズSt’
を求め、次に、この仮想的なアパーチャサイズSt’を
図6の関係に当てはめることにより算出する。そしてス
テップS7により、印加電圧を光電子増倍管に印加す
る。以後再び読取り解像度の変更を行う場合は、ステッ
プS1から行われるが、このときNDフィルタ変更板2
1に装着された透明ガラス板23が光路P中に介挿され
る。
【0037】上記のような手順で、印加電圧の調整によ
って光電子増倍管の出力電流を調整できない場合は、N
Dフィルタを光路P中に介挿することで光電子増倍管に
入射する光量を低下させ、当該光電子増倍管の出力が直
線性を保つ範囲内になるように制御されている。
【0038】以上説明した実施形態といくつかの異なる
構成について以下に掲げる。
【0039】アパーチャは、メインアパーチャ板13
(図4)のようにそれぞれ大きさの異なる複数のアパー
チャが形成され、段階的にアパーチャサイズの変更がで
きるものについて説明をしたが、このアパーチャが図1
1に示すように無段階にサイズの変更ができるものでも
同様の手順で、調整することが可能である。図11は四
角形の板の中央に四角形のアパーチャが開いているアパ
ーチャ板43,44を部分的に重ねたものであり、2つ
のアパーチャが重なった部分Hの面積が実際のアパーチ
ャサイズとなるよう構成されている。図11において、
アパーチャ板43,44は、それぞれ支柱によって回転
軸K1,K2に組み込まれている。回転軸K1,K2
は、互いに逆方向のネジ(たとえばK1が右ネジならK
2は左ネジ)として構成されており、モーターM12に
よって同時にG方向または−G方向に回転する。モータ
ーM12は、制御装置400(図1)からの制御信号C
ONTによって、G方向または−G方向に回転するよう
に制御されている。モーターM12により回転軸K1,
K2がG方向または−G方向に回転したとき、アパーチ
ャ板43,44は、互いに逆方向に水平移動する。モー
ターM12に制御信号CONTを与え回転軸K1,K2
をG方向に回転させたとき、一方のアパーチャ板43が
Z方向に、もう一方のアパーチャ板44が−Z方向に移
動したとすると、アパーチャとなるHの部分は無段階に
大きくなる。逆に一方のアパーチャ板43を−Z方向、
もう一方のアパーチャ板44をZ方向に移動させるとH
の部分は無段階に小さくなる。ここでモーターM12の
回転変位量とH部分の面積を対応づけて記憶させておけ
ば、任意のサイズのアパーチャを実現することが可能で
ある。
【0040】受光素子については、光電子増倍管の場合
の説明を行ったが、図12に示すように、PINフォト
ダイオード45のような半導体素子を用いても実現可能
である。この場合、CPUからの信号はD/A変換器に
よりアナログ化され、このアナログ値に対応して、可変
抵抗46を調整するように構成されている。この可変抵
抗46の調整によって、電流電圧変換回路の出力を調整
している。
【0041】上記実施形態においては、原稿2が透過性
を有する場合の画像読取装置を掲げたが、図13に示す
ように、原稿2に透過性がない場合の原稿からの反射光
を利用した画像読取り装置にもこの発明は適用可能であ
る。なお、図13では図3と同様の機能を有する要素に
ついては同一符号を付している。この場合も光源47か
ら光電子増倍管5R,5B,5Gまでの光路中に進退可
能なNDフィルタ48を設けることで、印加電圧によっ
て調整ができない場合は、光電子増倍管5R,5B,5
Gに入射する光量を低下させることができる。また、平
面走査型の画像読取り装置にも同じように適用が可能で
ある。
【0042】さらに、光量を低下させる手段として、光
源の発光電力を減少させることにより実現することも可
能である。ただし、このようにして光源自身の発光光量
の低減を行うと、光源からの出射光の分光組成に変化が
起こるため、読取り解像度の変更を行うと原稿の同じポ
イントの色成分が異なる可能性がある。したがって光量
の低減は、光の通過前後において同一の分光組成である
NDフィルタによって行うことが好ましい。また、この
発明の実施形態においてはNDフィルタを光路P中(図
2または図3)に介挿したが、光電子増倍管などの受光
素子に入射する光量を低下させることが目的であるた
め、介挿される位置は光源から受光素子までの間の光路
中で任意である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および請
求項4に記載の発明によれば、装置の定期点検時、装置
の通電時または原稿シリンダの交換時などの特定の場合
に、一度キャリブレーションを行うだけで、以後画像の
読取り解像度の変更を行う場合、キャリブレーションの
必要はないので非常に効率的に読取り解像度の変更がで
きる。
【0044】請求項2および請求項5に記載の発明によ
れば、光電変換手段における光電変換の直線性が確保さ
れる受光光量の範囲の上限を越えても、光量を低下させ
る手段が設けられているため、光量を低下させて調整を
することが可能となる。したがってこれまでは不可能で
あった粗い読取り解像度でも、ホワイトバランスを確保
することが可能となる。
【0045】請求項3および請求項6に記載の発明によ
れば、光路中に進退可能なNDフィルタを用いることに
よって光電変換素子へ入射する光量を調整することがで
きる。そして光がNDフィルタを通過する前後において
分光組成が同一であるため、光量のみを低減することが
可能であり、これまで不可能であった粗い読取り解像度
におけるホワイトバランスの確保が良好に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像読取り装置が適用された製版用
スキャナの全体概略図である。
【図2】この発明の実施の形態の画像読取り装置を示す
部分斜視図である。
【図3】この発明の実施の形態の画像読取り装置の光学
系を示す平面図である。
【図4】この発明の実施の形態のメインアパーチャ板を
示す正面図である。
【図5】この発明の実施の形態のメインアパーチャ板の
駆動機構を示す側面図である。
【図6】この発明の実施の形態の光電子増倍管への印加
電圧とアパーチャのサイズ(面積)との関係を示す図で
ある。
【図7】この発明の実施の形態の光電子増倍管に入射す
る光量と光電子増倍管の出力電流との関係を示す第1の
図である。
【図8】この発明の実施の形態の光電子増倍管に入射す
る光量と光電子増倍管の出力電流との関係を示す第2の
図である。
【図9】この発明の実施の形態のNDフィルタ変更板と
その駆動機構を示す斜視図である。
【図10】この発明の実施の形態の処理のシーケンスを
示すフローチャートである。
【図11】この発明の実施の形態の無段階調整が可能な
アパーチャ板とその駆動機構を示す正面図である。
【図12】この発明の実施の形態のPINフォトダイオ
ードへの適用を示す概略図である。
【図13】この発明の実施の形態の反射光用原稿への適
用を示す概略図である。
【図14】従来の技術における画像読取り装置を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 原稿シリンダ 2 原稿 6 光源 21 NDフィルタ変更板 22 NDフィルタ 13 メインアパーチャ板 5R,5B,5G 光電子増倍管 33 CPU 34 不揮発性メモリー 35 メモリー AP アパーチャ群

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明された原稿からの光をアパーチャを
    介して光電変換手段に入射させ、前記光電変換手段によ
    って前記光を光電変換することにより前記原稿の画像信
    号を生成する方法であって、 2個以上の異なるアパーチャサイズのそれぞれについ
    て、前記光電変換におけるホワイトバランスが得られる
    ように前記光電変換手段の利得を決定する利得決定工程
    と、 前記利得決定工程によって得られた情報に基づいて、前
    記ホワイトバランスを確保するための、アパーチャサイ
    ズと前記光電変換手段の利得との対応関係を求める対応
    関係決定工程と、 与えられた原稿について読取りを行う際に、当該原稿の
    読取りに使用するアパーチャのサイズを前記対応関係に
    当てはめて、前記光電変換手段の利得調整量を決定する
    利得調整量決定工程と、 前記光電変換手段の利得を前記利得調整量に調整して前
    記原稿の読取りを行う画像読取り工程と、を備えること
    を特徴とする画像読取り方法。
  2. 【請求項2】 照明された原稿からの光を光電変換手段
    に入射させ、前記光電変換手段によって前記光を光電変
    換することにより前記原稿の画像信号を生成する方法で
    あって、 前記光電変換手段の所定の出力基準値に対して、前記光
    電変換手段における光電変換の直線性が確保される受光
    光量の範囲の上限を求める上限決定工程と、 前記光電変換手段に入射する最大光量が前記上限を越え
    るか否かを判定する判定工程と、 前記最大光量が前記上限を越える場合に、前記最大光量
    が前記上限以下となるように前記光電変換手段への受光
    光量を低下させるとともに前記光電変換手段の利得を前
    記受光光量の低下を補償する値に設定する設定工程と、
    を備え、 前記最大光量が前記上限を越える場合には、前記受光光
    量の前記低下と前記利得設定による前記補償とを行った
    状態で前記原稿の読取りを行うことを特徴とする画像読
    取り方法。
  3. 【請求項3】 請求項2の方法において、 前記受光光量の前記低下は、前記照明のための光源から
    前記光電変換手段に至るまでの光路中にNDフィルタを
    介挿することによって行われることを特徴とする画像読
    取り方法。
  4. 【請求項4】 照明された原稿からの光をアパーチャを
    介して光電変換手段に入射させ、前記光電変換手段によ
    って前記光を光電変換することにより前記原稿の画像信
    号を生成する装置であって、 前記光電変換におけるホワイトバランスを確保するため
    の、アパーチャサイズと前記光電変換手段の利得との対
    応関係を記憶する記憶手段と、 当該原稿の読取りに使用するアパーチャのサイズを前記
    対応関係に当てはめて、前記光電変換手段の利得調整量
    を決定する利得決定手段と、 前記光電変換手段の利得を前記利得調整量に調整する利
    得調整手段と、を備えることを特徴とする画像読取り装
    置。
  5. 【請求項5】 照明された原稿からの光を光電変換手段
    に入射させ、前記光電変換手段によって前記光を光電変
    換することにより前記原稿の画像信号を生成する装置で
    あって、 前記光電変換手段の所定の出力基準値に対して、前記光
    電変換手段における光電変換の直線性が確保される受光
    光量の範囲の上限と、前記光電変換手段に入射する最大
    光量とを比較する比較手段と、 前記最大光量が前記上限を越える場合に能動化されて、
    前記最大光量が前記上限以下となるように前記光電変換
    手段への受光光量を低下させる光量低下手段と、 前記最大光量が前記上限を越える場合に能動化されて、
    前記光電変換手段の利得を前記受光光量の低下を補償す
    る値に設定する利得補償設定手段と、を備え、 前記最大光量が前記上限を越える場合には、前記受光光
    量の前記低下と前記利得の設定による前記補償とを行っ
    た状態で前記原稿の読取りを行うことを特徴とする画像
    読取り装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の方法において、 前記光量低下手段は、 前記照明のための光源から前記光電変換手段に至るまで
    の光路中に進退可能に配置されたNDフィルタであるこ
    とを特徴とする画像読取り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014157196A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Ricoh Co Ltd 光量調整機構、光走査装置および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014157196A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Ricoh Co Ltd 光量調整機構、光走査装置および画像形成装置

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Effective date: 20031201