JPH09229867A - パルプ液の検査方法および検査装置 - Google Patents

パルプ液の検査方法および検査装置

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JPH09229867A
JPH09229867A JP8033908A JP3390896A JPH09229867A JP H09229867 A JPH09229867 A JP H09229867A JP 8033908 A JP8033908 A JP 8033908A JP 3390896 A JP3390896 A JP 3390896A JP H09229867 A JPH09229867 A JP H09229867A
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pulp liquid
liquid
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inspecting
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JP8033908A
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Yasushi Nosaka
恭 野坂
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度よくパルプ液中の夾雑物を検出すること
ができるパルプ液の検査方法および検査装置を提供す
る。 【解決手段】 処理設備間に配管されている流路を流れ
るパルプ液中の夾雑物を検出するパルプ液の検査方法に
おいて、前記パルプ液を脱泡手段(300)に導き、該
脱泡手段で前記パルプ液中の泡を脱泡し、脱泡されたパ
ルプ液を濃度調整手段(400)に導き、該濃度調整手
段で所定濃度に調整し、該調整された検査液を少なくと
も透明状の側壁を有する検査部(401)に導くと共
に、該検査部に導かれた前記検査液に光を投光し、前記
検査液を透過した光を前記透明状の側壁を通して受光す
ることにより前記検査液に含まれる夾雑物を撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙工程等におけ
るパルプ液送流において、パルプ液中に含有されている
夾雑物を検出するパルプ液の検査方法および検査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるパルプ液中の夾雑物を検出
する検査法としては、JIS に定められた検査法が知られ
ている。しかし、この検査法は視覚対比法であることか
ら、測定に個人差があり信頼性に欠け、また、作業時間
を要するという問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、オンラ
インで夾雑物を検出する検査方法や検査装置が種々開発
されている。例えば、特公平7−92438号公報に記
載された検査装置および検査方法は、本流管の途中部分
に断面が扁平状に形成され、かつ、その断面積が本流管
部分の断面積より小さくされているとともに側壁面は透
明状とされている検査部と、該検査部の流路を流れるパ
ルプ液に光を投光する投光手段と、該投光手段により投
光されてパルプ液を透過した光を検査部の透明状の側壁
面を通して受光することによりパルプ液に含まれる異物
を撮像する撮像手段とを備えた検査装置を用い、オンラ
インでパルプ液を検査するようにしている。そして、そ
の一実施例として、本流管を流れてきたパルプ液の一部
を支流管を介してタンクに導き、このタンク内でパルプ
液中の異物を着色するための薬品や希釈水を投入し、撹
拌器で撹拌した後、このタンクから上記検査装置にパル
プ液を導き検査することが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の検査装置および検査方法にあっては、支流管に接
続されたタンクに着色用の薬品や希釈水を投入すること
によりパルプ液に含まれる異物が撮像しやすい状態にな
り、撮像された異物の画像情報に基づく検査精度が向上
するという効果が期待できる反面、撹拌により灰汁が生
じ、検査精度を低下させる虞があった。また、この撹拌
に伴いパルプ液中に泡が発生し、これが撮像される結
果、異物と混同され、誤った検査結果が得られる虞があ
るという問題があった。
【0005】さらに、従来の検査装置および検査方法で
は、検査部に導かれるパルプ液の濃度に関して考慮され
ていないので、実用化が困難であるという問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の問題を解決
し、精度よくパルプ液中の夾雑物を検出することができ
るパルプ液の検査方法および検査装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のパルプ液の検査方法の一形態は、処
理設備間に配管されている流路を流れるパルプ液中の夾
雑物を検出するパルプ液の検査方法において、前記パル
プ液を脱泡手段に導き、該脱泡手段で前記パルプ液中の
泡を脱泡し、脱泡されたパルプ液を濃度調整手段に導
き、該濃度調整手段で所定濃度に調整し、該調整された
検査液を少なくとも透明状の側壁を有する検査部に導く
と共に、該検査部に導かれた前記検査液に光を投光し、
前記検査液を透過または反射した光を受光することによ
り前記検査液に含まれる夾雑物を撮像する、ことを特徴
とする。
【0008】本発明のパルプ液の検査方法の好ましい形
態は、前記脱泡手段に導かれるパルプ液が前記流路から
一部が抽出されたパルプ液であることを特徴とする。
【0009】本発明のパルプ液の検査方法の好ましい形
態は、前記脱泡手段がタンクを備え、前記抽出されたパ
ルプ液が旋回しつつ脱泡されることを特徴とする。
【0010】本発明のパルプ液の検査方法の好ましい形
態は、前記濃度調整手段が濃度計を備え、パルプ液が所
定濃度となるように前記濃度計の上流に稀釈水を導入す
る手段を備えていることを特徴とする。
【0011】本発明のパルプ液の検査方法の好ましい形
態は、前記濃度計が光学式濃度計であることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明のパルプ液の検査装置の一形
態は、処理設備間に配管されている流路を流れるパルプ
液中の夾雑物を検出するパルプ液の検査装置において、
前記パルプ液中の泡を脱泡する脱泡手段と、脱泡された
パルプ液を所定濃度に調整する濃度調整手段と、少なく
とも透明状の側壁を有する検査部と、該検査部に導かれ
た検査液に光を投光する投光手段と、前記投光手段によ
り投光されて検査液を透過または反射した光を受光する
ことにより前記検査液に含まれる夾雑物を撮像する撮像
手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】本発明のパルプ液の検査装置の好ましい形
態は、前記脱泡手段に前記流路から一部を抽出してパル
プ液を導く支流路を備えることを特徴とする。
【0014】本発明のパルプ液の検査装置の好ましい形
態は、前記脱泡手段がタンクを備え、該タンクに導入さ
れたパルプ液が旋回しつつ脱泡されるよう構成されてい
ることを特徴とする。
【0015】本発明のパルプ液の検査装置の好ましい形
態は、前記濃度調整手段が濃度計を備え、パルプ液が所
定濃度となるように前記濃度計の上流に稀釈水を導入す
る手段を備えていることを特徴とする。
【0016】本発明のパルプ液の検査装置の好ましい形
態は、前記濃度計が光学式濃度計であることを特徴とす
る。
【0017】本発明のパルプ液の検査方法および検査装
置の一形態によれば、パルプ液を脱泡手段に導き前記パ
ルプ液中の泡を脱泡し、脱泡されたパルプ液を濃度調整
手段に導き所定濃度に調整し、該調整された検査液を少
なくとも透明状の側壁を有する検査部に導くと共に、該
検査部に導かれた前記検査液に光を投光し、前記検査液
を透過または反射した光を受光することにより前記検査
液に含まれる夾雑物を撮像するようにしたので、撮像対
象の検査液が所定の濃度状態に維持され、かつ、夾雑物
以外に被撮像物が存在しない状態で撮像されることにな
る。この結果、正確に夾雑物を検出し、パルプ液を検査
することができる。
【0018】また、本発明のパルプ液の検査方法および
検査装置の好ましい形態によれば、前記脱泡手段に導か
れるパルプ液が前記流路から一部が抽出されたパルプ液
であるので、パルプ液全体の状態を少量の抽出液で検査
することができると共に、脱泡手段およびその下流の装
置を小型化することができる。
【0019】さらに、本発明のパルプ液の検査方法およ
び検査装置の好ましい形態によれば、前記脱泡手段がタ
ンクを備え、前記抽出されたパルプ液が旋回しつつ脱泡
されるので、余分な動力を必要とすることなく脱泡が行
われ、かつ、タンク内で均一な濃度が維持される。
【0020】さらに、本発明のパルプ液の検査方法およ
び検査装置の好ましい形態によれば、前記濃度調整手段
が濃度計を備え、パルプ液が所定濃度となるように前記
濃度計の上流に稀釈水を導入する手段を備えているの
で、濃度調整を簡単に行うことができる。
【0021】なお、本発明のパルプ液の検査方法および
検査装置の好ましい形態によれば、前記濃度計が光学式
濃度計であるから、簡単に入手が可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づき、本発
明の好ましい実施の形態につき詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明に係る検査装置を設置する
場所を一例として示すための、パルプ液の処理設備の1
つである1系晒精選部を示す線図である。
【0024】この1系晒精選部では、二酸化塩素による
晒し工程を経たパルプ液が、D塔100に送給され、ク
ッションタンク102を経由するか、または、直接に、
下流の遠心分離器等で構成されるラジクロンクリーナ1
04に送られ精選が行われる。本実施の形態では、ラジ
クロンクリーナ104は1次1041から5次1045
までを備え、1次は#1(1041−1)と#2(10
41−2)とを備えている。
【0025】1次ラジクロンクリーナ1041の#1
(1041−1)と#2(1041−)とへは、それぞ
れ1次フィード流路111F1を介してパルプ液がポン
プPでもって圧送され、遠心分離の結果、精選されたパ
ルプ液は1次アクセプト流路111A 1を介してディス
クエキスト106に導かれる。一方、1次ラジクロンク
リーナ1041の#1(1041−1)と#2(104
1−2)とで遠心分離され夾雑物を含む部分は、1次リ
ジェクト流路111R1を介して排出され、ここで、清
水と混合されてフィード流路111F2を介して2次ラ
ジクロンクリーナ1042に送られる。さらに、2次ラ
ジクロンクリーナ1042で遠心分離の結果、精選され
たパルプ液は2次アクセプト流路111A2を介して1
次フィード流路111F1に混合される。
【0026】以下同様の方法で、3次ないし5次のラジ
クロンクリーナ1043ないし1045において分離が
行われ、5次ラジクロンクリーナ1045において分離
された夾雑物は廃棄される。
【0027】なお、図1において、Vは自動制御バルブ
を示し、これらのバルブVを制御することにより流路の
切替および流量制御を適宜行い得ることは周知であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0028】図1に、斜線で示す部位、すなわち、1次
ラジクロンクリーナ104の#1(1041−1)部位
に本発明にかかわる検査装置が設置される。なお、夾雑
物の検出が必要な位置であれば、何処に設置してもよい
ことはいうまでもなく、図1に示す位置はあくまでも例
示である。
【0029】次に、図2を参照しつつ本発明の検査装置
の一実施の形態につき説明する。
【0030】図2において、111ABは上述の1次ア
クセプト流路111Aから分岐された1次アクセプト支
流路、111FBは上述の1次フィード流路111Fか
ら分岐された1次フィード支流路であり、それぞれ、手
動開閉バルブVmが設けられている。この手動バルブV
mを開閉制御することにより、後述の導入路201に1
次アクセプト支流路111ABまたは1次フィード流路
111FBのいずれかからパルプ液を抽出して導入する
ことができる。
【0031】200は脱泡装置である。脱泡装置200
は、ステンレス製等の円筒型の脱泡タンク203を備え
ている。タンク203は、例えば、直径0.94m、高
さ1.45mの大きさであり、その下部に圧力計204
が設けられている。そして、その中腹部に、上述の導入
路201が、図3に最もよく示されるように、円筒型の
脱泡タンク203の接線方向に接続されている。202
は導入路201に設けられた自動制御バルブ、また、2
05は水位コントローラであり、前述の圧力計204の
検出値に基づきタンク203内の水位を算出する。前述
の導入路201の設定位置はタンク内高さの30〜40
%とする。自動制御バルブ202の開度は、タンク内水
位設定により流量制御される。206は脱泡タンク20
3の下部に接続された導出路である。
【0032】脱泡タンク203に接線方向導入路201
を介して導入されたパルプ液は、脱泡タンク203内で
旋回流となり、この旋回流によりパルプ液中の泡成分が
タンク上部に導かれ脱泡が行われる。脱泡に必要な水位
レベルは上述の水位コントローラ205で任意に制御さ
れ得る。通常、導入路201がタンク内水位の50%レ
ベル位置で導出路内のパルプ液に泡成分を含まない完全
な脱泡が行われる。
【0033】次に、300は濃度調整装置である。濃度
調整装置300は、上記導出路206に接続されたポン
プ301を備えている。導出路206には手動バルブV
mが設けられ、該手動バルブVmとポンプ301との間
に希釈水を導入するための導入路302が接続されてい
る。濃度調整されたパルプ液はこのポンプ能力によって
一定の検査量となる。ポンプ301の下流には光濃度計
304を備えている。この光濃度計304は光の透過率
によって濃度を検出するものであって、特に限定される
ものではないが、Cerlic ACM(スエーデン製)が適切で
ある。また、305は濃度コントローラであり、光濃度
計304からの濃度検出値に基づき、この検出値が設定
された所定の値となるように、上述の希釈水の導入路3
02に設けた自動制御バルブ303の開度、すなわち、
希釈水量を制御する。この濃度設定値は、パルプ液の実
際の濃度範囲の最下限である0.5%濃度に対応する光
濃度計の検出値(85%)とするのが好ましい。
【0034】かくて、濃度調整装置300により一定の
濃度に調整されたパルプ液は、検査部400に送られ
る。検査部400を通過したパルプ液はリジェクト流路
111Rに入る。検査部400は、濃度調整装置300
から送られてきた検査液としての一定濃度のパルプ液を
流す、少なくとも透明状の側壁を有する検査管、検査管
を流れるパルプ液に対して光を投光する蛍光灯、蛍光灯
により投光されてパルプ液を透過または反射した光を受
光することによりパルプ液に含まれる夾雑物を撮像する
リニアCCDカメラを備えるダートカウンタ401、お
よびリニアCCDカメラからの出力信号に基づき夾雑物
を検出するコントローラ402を備えている。なお、4
03は必要に応じて設けられる表示装置としてのCRT
ディスプレイである。
【0035】ここで、ダートカウンタ401は、検査管
を挟んだ形態で蛍光灯とリニアCCDカメラとを対向配
置させ、高周波電流を供給する高周波点灯装置と接続す
る蛍光灯から700nm以下の波長の光を投光する。こ
の投光が検査管の透明状の側壁を通って管内に流れるパ
ルプ液を通過した通過光をリニアCCDカメラで受光
し、受光量の変化から異物の個数を認識する光透過方式
と、前記の蛍光灯とリニアCCDカメラとを同一側に設
置すると共に蛍光灯から投光し、この投光が検査管の透
明状の側壁を通って管内を流れるパルプに当たって反射
する反射光をリニアCCDカメラで受光し、受光量の変
化から異物の個数を認識する光反射方式とがあるが、本
発明においては、このいずれの方式も採用することがで
きる。
【0036】これにより、パルプ液に含まれる夾雑物が
リニアCCDカメラにより撮像されて、この夾雑物の個
数や、大きさを含む形状がコントローラ402における
処理により認識される。
【0037】そして、このコントローラ402における
各種処理の結果は、メモリに記憶する、または、CRT
ディスプレイ403に表示するようにしてもよい。な
お、ここで用いるダートカウンタとしては、オムロンAS
P-D400 型を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査装置を設置する場所を一例と
して示すための、パルプ液の処理設備の1つである1系
晒精選部を示す線図である。
【図2】本発明に係る検査装置の一実施の形態を示す線
図である。
【図3】本発明の一実施の形態の脱泡タンクと導入管と
の接続の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
200 脱泡装置 203 脱泡タンク 300 濃度調整装置 304 光濃度計 400 検査部 401 ダートカウンタ 402 コントローラ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理設備間に配管されている流路を流れ
    るパルプ液中の夾雑物を検出するパルプ液の検査方法に
    おいて、 前記パルプ液を脱泡手段に導き、該脱泡手段で前記パル
    プ液中の泡を脱泡し、 脱泡されたパルプ液を濃度調整手段に導き、該濃度調整
    手段で所定濃度に調整し、 該調整された検査液を少なくとも透明状の側壁を有する
    検査部に導くと共に、 該検査部に導かれた前記検査液に光を投光し、 前記検査液を透過または反射した光を受光することによ
    り前記検査液に含まれる夾雑物を撮像する、ことを特徴
    とするパルプ液の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記脱泡手段に導かれるパルプ液は前記
    流路から一部が抽出されたパルプ液であることを特徴と
    する請求項1に記載のパルプ液の検査方法。
  3. 【請求項3】 前記脱泡手段はタンクを備え、前記抽出
    されたパルプ液が旋回しつつ脱泡されることを特徴とす
    る請求項2に記載のパルプ液の検査方法。
  4. 【請求項4】 前記濃度調整手段は濃度計を備え、パル
    プ液が所定濃度となるように前記濃度計の上流に稀釈水
    を導入する手段を備えていることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載のパルプ液の検査方法。
  5. 【請求項5】 前記濃度計が光学式濃度計であることを
    特徴とする請求項4に記載のパルプ液の検査方法。
  6. 【請求項6】 処理設備間に配管されている流路を流れ
    るパルプ液中の夾雑物を検出するパルプ液の検査装置に
    おいて、 前記パルプ液中の泡を脱泡する脱泡手段と、 脱泡されたパルプ液を所定濃度に調整する濃度調整手段
    と、 少なくとも透明状の側壁を有する検査部と、 該検査部に導かれた検査液に光を投光する投光手段と、 前記投光手段により投光されて検査液を透過または反射
    した光を受光することにより前記検査液に含まれる夾雑
    物を撮像する撮像手段と、 を備えることを特徴とするパルプ液の検査装置。
  7. 【請求項7】 前記脱泡手段に前記流路から一部を抽出
    してパルプ液を導く支流路を備えることを特徴とする請
    求項6に記載のパルプ液の検査装置。
  8. 【請求項8】 前記脱泡手段はタンクを備え、該タンク
    に導入されたパルプ液が旋回しつつ脱泡されるよう構成
    されていることを特徴とする請求項7に記載のパルプ液
    の検査装置。
  9. 【請求項9】 前記濃度調整手段は濃度計を備え、パル
    プ液が所定濃度となるように前記濃度計の上流に稀釈水
    を導入する手段を備えていることを特徴とする請求項6
    ないし8のいずれかに記載のパルプ液の検査装置。
  10. 【請求項10】 前記濃度計が光学式濃度計であること
    を特徴とする請求項9に記載のパルプ液の検査装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004226371A (ja) * 2003-01-27 2004-08-12 Dkk Toa Corp 試料水分析ユニット及び試料水分析装置
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WO2021101074A3 (ko) * 2019-11-19 2021-07-15 주식회사 마린이노베이션 코코넛 부산물 또는 곡물 부산물 또는 커피 부산물을 이용한 포장용기 및 이의 제조방법

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