JPH0922928A - Tabパッケージの検査装置および製造方法 - Google Patents
Tabパッケージの検査装置および製造方法Info
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- JPH0922928A JPH0922928A JP7169913A JP16991395A JPH0922928A JP H0922928 A JPH0922928 A JP H0922928A JP 7169913 A JP7169913 A JP 7169913A JP 16991395 A JP16991395 A JP 16991395A JP H0922928 A JPH0922928 A JP H0922928A
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- electronic element
- prober
- tab tape
- illumination light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電子素子接合済TABテープに照明光をあてな
がら電子素子を電気検査するときの光電効果を防止し、
誤判定を防ぐ検査装置を提供する。 【構成】光学フィルタ16、17によりICチップ5を
構成する物質のエネルギーギャップに対応する波長より
長い波長の光をカットしたアライメント照明光10、モ
ニタ照明光11を照射しながら、プローバ7と電子素子
接合済TABテープ1のテストパッド6を位置合せし、
ICチップ5の電気検査を行う。
がら電子素子を電気検査するときの光電効果を防止し、
誤判定を防ぐ検査装置を提供する。 【構成】光学フィルタ16、17によりICチップ5を
構成する物質のエネルギーギャップに対応する波長より
長い波長の光をカットしたアライメント照明光10、モ
ニタ照明光11を照射しながら、プローバ7と電子素子
接合済TABテープ1のテストパッド6を位置合せし、
ICチップ5の電気検査を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子素子の電極と
外部の回路とを接続する技術の一つであるTAB技術に
おける、TABパッケージの検査装置および製造方法に
関する。
外部の回路とを接続する技術の一つであるTAB技術に
おける、TABパッケージの検査装置および製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】外部回路(電子回路基板など)と電子素
子とを機械的かつ電気的に接続する有力な技術の一つに
TAB(Tape Automated Bonding)技術がある。
子とを機械的かつ電気的に接続する有力な技術の一つに
TAB(Tape Automated Bonding)技術がある。
【0003】このTAB技術は、たとえば、次のような
工程を経てTABパッケージを製造する。
工程を経てTABパッケージを製造する。
【0004】(1)電子素子の電極と接続したい外部回
路とを結ぶ導電パターンを、ポリイミドなどのテープ
(TABテープ)上に形成する。
路とを結ぶ導電パターンを、ポリイミドなどのテープ
(TABテープ)上に形成する。
【0005】(2)TABテープにデバイスホールを形
成するとともに、インナーリードを形成する。
成するとともに、インナーリードを形成する。
【0006】(3)インナーリードの先端に電極が位置
するように電子素子を位置決めする。
するように電子素子を位置決めする。
【0007】(4)金バンプを介してインナーリードの
先端を前記電子素子の電極上に加熱、圧接し、これらを
機械的かつ電気的に接合して電子素子接合済TABテー
プを得る。
先端を前記電子素子の電極上に加熱、圧接し、これらを
機械的かつ電気的に接合して電子素子接合済TABテー
プを得る。
【0008】(5)熱硬化性樹脂で電子素子を封止す
る、 (6)各インナーリードに対応するテストパッド(検査
用電極)にプローバを押し当てて電子素子の電気検査を
行う。
る、 (6)各インナーリードに対応するテストパッド(検査
用電極)にプローバを押し当てて電子素子の電気検査を
行う。
【0009】(7)各インナーリードに対応するアウタ
ーリードと外部回路とを接続する。
ーリードと外部回路とを接続する。
【0010】さて、上述した工程(6)において通常用
いられているTABパッケージの検査方法を図6を用い
て説明する。
いられているTABパッケージの検査方法を図6を用い
て説明する。
【0011】まず、TABテープ2の下面にICチップ
(電子素子)5を接合し、このICチップ5の上面を封
止樹脂3で封止して得られた電子素子接合済TABテー
プ1が、プローバ台8に設けられたプローバ7に対向す
る位置に図示しない搬送手段で送られてくる。
(電子素子)5を接合し、このICチップ5の上面を封
止樹脂3で封止して得られた電子素子接合済TABテー
プ1が、プローバ台8に設けられたプローバ7に対向す
る位置に図示しない搬送手段で送られてくる。
【0012】つぎに、電子素子接合済TABテープ1の
任意の位置に設けられたアライメントマーク(位置合わ
せ基準)4に、ハロゲンランプ13からアライメント照
明光10をプローバ台8に設けられた照明用ホール9を
通して照射し、アライメントカメラ12でアライメント
マーク4の位置を検出する。
任意の位置に設けられたアライメントマーク(位置合わ
せ基準)4に、ハロゲンランプ13からアライメント照
明光10をプローバ台8に設けられた照明用ホール9を
通して照射し、アライメントカメラ12でアライメント
マーク4の位置を検出する。
【0013】ついで、このアライメントマーク4が所定
の位置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬
送手段により移動させることによって、プローバ7と電
子素子接合済TABテープ1のテストパッド6を位置合
せする。
の位置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬
送手段により移動させることによって、プローバ7と電
子素子接合済TABテープ1のテストパッド6を位置合
せする。
【0014】そして、プローバ7に通電しICチップ5
の電気検査を行う。
の電気検査を行う。
【0015】一方、テストパッド6にはハロゲンランプ
15からモニタ照明光11を照明用ホール9を通して照
射し、モニタカメラ14でプローバ7とテストパッド6
とを位置合せしている状況を撮影し、図示しないモニタ
画面に表示する。オペレータはこのモニタ画面でこの工
程を監視する。
15からモニタ照明光11を照明用ホール9を通して照
射し、モニタカメラ14でプローバ7とテストパッド6
とを位置合せしている状況を撮影し、図示しないモニタ
画面に表示する。オペレータはこのモニタ画面でこの工
程を監視する。
【0016】ところが、このような方法では良品にもか
かわらず不良品と誤判定してしまうことがあった。すな
わち、電気検査においてはICチップの電源電流がある
基準値以上のときそのICチップを不良品と判定するの
であるが、照明光に含まれる赤外光成分の影響でICチ
ップの電源電流が増加してしまい、良品にもかかわらず
不良品と誤判定してしまうのである。このような照明光
に含まれる赤外光成分の影響を示す実験データの一例を
以下説明する。
かわらず不良品と誤判定してしまうことがあった。すな
わち、電気検査においてはICチップの電源電流がある
基準値以上のときそのICチップを不良品と判定するの
であるが、照明光に含まれる赤外光成分の影響でICチ
ップの電源電流が増加してしまい、良品にもかかわらず
不良品と誤判定してしまうのである。このような照明光
に含まれる赤外光成分の影響を示す実験データの一例を
以下説明する。
【0017】図6において、アライメント照明光10お
よびモニタ照明光11として図7に示すような赤外領域
の波長特性の異なる2種類の照明光を用いて、3種類の
動作モードM1 、M2 、M3 におけるICチップ5の電
源電流を測定した結果の一例を図8に示す。赤外光成分
を多く含む照明光2の場合には赤外光成分をほとんど含
まない照明光1の場合と比較していずれの動作モードに
おいても電源電流が24(μA)程度大きくなってい
る。これは、封止樹脂3が塗布されていないICチップ
5の下面にも照射される照明光の赤外光成分がICチッ
プ5の内部を透過して上面に達し、上面に存在する不純
物に吸収されることにより光電流が発生し(この現象を
光電効果と呼ぶ)、この光電流がICチップ5の電源電
流に加算されるためである。この光電流の値はICチッ
プによって個体差があり、実測の結果では1〜40(μ
A)のバラツキがあった。
よびモニタ照明光11として図7に示すような赤外領域
の波長特性の異なる2種類の照明光を用いて、3種類の
動作モードM1 、M2 、M3 におけるICチップ5の電
源電流を測定した結果の一例を図8に示す。赤外光成分
を多く含む照明光2の場合には赤外光成分をほとんど含
まない照明光1の場合と比較していずれの動作モードに
おいても電源電流が24(μA)程度大きくなってい
る。これは、封止樹脂3が塗布されていないICチップ
5の下面にも照射される照明光の赤外光成分がICチッ
プ5の内部を透過して上面に達し、上面に存在する不純
物に吸収されることにより光電流が発生し(この現象を
光電効果と呼ぶ)、この光電流がICチップ5の電源電
流に加算されるためである。この光電流の値はICチッ
プによって個体差があり、実測の結果では1〜40(μ
A)のバラツキがあった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の問題点を解消しようとするものであり、良品
にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことのない検
査装置および製造方法を提供することにある。
した従来の問題点を解消しようとするものであり、良品
にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことのない検
査装置および製造方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のTABパッケー
ジの検査装置は、プローバと、このプローバに対向する
位置に送られてくる電子素子接合済TABテープの位置
合せ基準上に前記電子素子を構成する物質のエネルギー
ギャップに対応する波長よりも短い波長の光を主成分と
する照明光を照射する手段と、前記プローバと前記電子
素子接合済TABテープのテストパッドを位置合せする
手段とを含んでいるものである。ここでいう電子素子を
構成する物質のエネルギーギャップに対応する波長λ
は、プランク定数をh、光速をc、電子素子を構成する
物質のエネルギーギャップをEとおくと、λ=h・c/
Eで求めることができる。例えば、電子素子を構成する
物質がSiである場合には、h=6.6×10-34 (J
・s)、c=3×108 (m/s)、E=1.8×10
-19 (J)を代入してλ=1.1×10-6(m)=1.
1(μm)となり、Geの場合にはE=1.28×10
-19 (J)を代入してλ=1.55(μm)となり、G
aAsの場合にはE=2.29×10-19 (J)を代入
してλ=0.86(μm)となる。また、この波長λよ
りも短い波長の光を主成分とする照明光を照射する手段
の例としては、ランプハウジング内にコールドミラーを
組み込んだハロゲンランプを光源とし、照明光路に赤外
線カットフィルタを設置したものがある。
ジの検査装置は、プローバと、このプローバに対向する
位置に送られてくる電子素子接合済TABテープの位置
合せ基準上に前記電子素子を構成する物質のエネルギー
ギャップに対応する波長よりも短い波長の光を主成分と
する照明光を照射する手段と、前記プローバと前記電子
素子接合済TABテープのテストパッドを位置合せする
手段とを含んでいるものである。ここでいう電子素子を
構成する物質のエネルギーギャップに対応する波長λ
は、プランク定数をh、光速をc、電子素子を構成する
物質のエネルギーギャップをEとおくと、λ=h・c/
Eで求めることができる。例えば、電子素子を構成する
物質がSiである場合には、h=6.6×10-34 (J
・s)、c=3×108 (m/s)、E=1.8×10
-19 (J)を代入してλ=1.1×10-6(m)=1.
1(μm)となり、Geの場合にはE=1.28×10
-19 (J)を代入してλ=1.55(μm)となり、G
aAsの場合にはE=2.29×10-19 (J)を代入
してλ=0.86(μm)となる。また、この波長λよ
りも短い波長の光を主成分とする照明光を照射する手段
の例としては、ランプハウジング内にコールドミラーを
組み込んだハロゲンランプを光源とし、照明光路に赤外
線カットフィルタを設置したものがある。
【0020】また、本発明のTABパッケージの検査装
置は、プローバと、このプローバに対向する位置に送ら
れてくる電子素子接合済TABテープに、前記電子素子
上の照度が前記電子素子接合済TABテープの位置合せ
基準上の照度よりも低くなるように照明光を照射する手
段と、前記プローバと前記電子素子接合済TABテープ
のテストパッドを位置合せする手段とを含んでいるもの
である。この照明光を照射する手段の例としては、ハロ
ゲンランプを光源とし照明光をビーム化するレンズを設
置したもの、あるいは、ハロゲンランプを光源とし電子
素子への照明光路に遮蔽板を設置したものがある。電子
素子上の照度は500ルクス以下にすることが好まし
い。
置は、プローバと、このプローバに対向する位置に送ら
れてくる電子素子接合済TABテープに、前記電子素子
上の照度が前記電子素子接合済TABテープの位置合せ
基準上の照度よりも低くなるように照明光を照射する手
段と、前記プローバと前記電子素子接合済TABテープ
のテストパッドを位置合せする手段とを含んでいるもの
である。この照明光を照射する手段の例としては、ハロ
ゲンランプを光源とし照明光をビーム化するレンズを設
置したもの、あるいは、ハロゲンランプを光源とし電子
素子への照明光路に遮蔽板を設置したものがある。電子
素子上の照度は500ルクス以下にすることが好まし
い。
【0021】また、本発明のTABパッケージの製造方
法は、電子素子接合済TABテープの位置合せ基準上に
照明光を照射しながらプローバと前記電子素子接合済T
ABテープのテストパッドを位置合せした後、前記照明
光を減光して前記テストパッドに通電する工程を含むも
のである。この照明光を減光する方法の例としては、照
明光の光源の駆動電圧を下げる方法、照明光の光源を消
灯する方法やシャッタなどを用いて遮光する方法があ
る。減光した後の照明光の電子素子上の照度は500ル
クス以下になるようにすることが好ましい。
法は、電子素子接合済TABテープの位置合せ基準上に
照明光を照射しながらプローバと前記電子素子接合済T
ABテープのテストパッドを位置合せした後、前記照明
光を減光して前記テストパッドに通電する工程を含むも
のである。この照明光を減光する方法の例としては、照
明光の光源の駆動電圧を下げる方法、照明光の光源を消
灯する方法やシャッタなどを用いて遮光する方法があ
る。減光した後の照明光の電子素子上の照度は500ル
クス以下になるようにすることが好ましい。
【0022】また、本発明のTABパッケージの製造方
法は、さらに、前記プローバと前記テストパッドとを位
置合せしている状況を表す画像をモニタ画面に表示し、
前記照明光を減光している間は減光前の位置合せ状況を
表す静止画像を前記モニタ画面に表示して監視する工程
を含むものである。
法は、さらに、前記プローバと前記テストパッドとを位
置合せしている状況を表す画像をモニタ画面に表示し、
前記照明光を減光している間は減光前の位置合せ状況を
表す静止画像を前記モニタ画面に表示して監視する工程
を含むものである。
【0023】本発明でいう位置合せ基準としては、電子
素子接合済TABテープにアライメントマークを設けて
もよいし、テストパッドを基準としてもよい。また、本
発明でいう位置合せする手段としては、位置合せ基準を
モニタするモニタするカメラと、電子素子接合済TAB
テープを手動で移動できるスライダを設置したものや、
位置合せ基準をモニタするカメラと、このカメラで取り
込んだ情報にしたがって電子素子接合済TABテープを
パルスモータなどで自動的に所定の位置に搬送するスラ
イダを設置したものがある。
素子接合済TABテープにアライメントマークを設けて
もよいし、テストパッドを基準としてもよい。また、本
発明でいう位置合せする手段としては、位置合せ基準を
モニタするモニタするカメラと、電子素子接合済TAB
テープを手動で移動できるスライダを設置したものや、
位置合せ基準をモニタするカメラと、このカメラで取り
込んだ情報にしたがって電子素子接合済TABテープを
パルスモータなどで自動的に所定の位置に搬送するスラ
イダを設置したものがある。
【0024】本発明においては、電子素子接合済TAB
テープがプローバに対向する位置に送られ、この電子素
子接合済TABテープの位置合せ基準上に電子素子を構
成する物質のエネルギーギャップに対応する波長よりも
短い波長の光を主成分とする照明光を照射し、この位置
合せ基準の位置情報に基づいてプローバと電子素子接合
済TABテープのテストパッドを位置合せする。電子素
子の下面に照射される照明光の大部分は電子素子の内部
で吸収され、上面に達する光量は非常に少なくなり、光
電効果による光電流はほとんど発生しない。
テープがプローバに対向する位置に送られ、この電子素
子接合済TABテープの位置合せ基準上に電子素子を構
成する物質のエネルギーギャップに対応する波長よりも
短い波長の光を主成分とする照明光を照射し、この位置
合せ基準の位置情報に基づいてプローバと電子素子接合
済TABテープのテストパッドを位置合せする。電子素
子の下面に照射される照明光の大部分は電子素子の内部
で吸収され、上面に達する光量は非常に少なくなり、光
電効果による光電流はほとんど発生しない。
【0025】また、本発明においては、電子素子接合済
TABテープがプローバに対向する位置に送られ、電子
素子上の照度が電子素子接合済TABテープの位置合せ
基準上の照度よりも低くなるように照明光を照射し、こ
の位置合せ基準の位置情報に基づいてプローバと電子素
子接合済TABテープのテストパッドを位置合せする。
電子素子の下面に照射され内部を透過し上面に達する光
量は非常に少なく、光電効果による光電流はほとんど発
生しない。
TABテープがプローバに対向する位置に送られ、電子
素子上の照度が電子素子接合済TABテープの位置合せ
基準上の照度よりも低くなるように照明光を照射し、こ
の位置合せ基準の位置情報に基づいてプローバと電子素
子接合済TABテープのテストパッドを位置合せする。
電子素子の下面に照射され内部を透過し上面に達する光
量は非常に少なく、光電効果による光電流はほとんど発
生しない。
【0026】また、本発明においては、電子素子接合済
TABテープの位置合せ基準上に照明光を照射しながら
プローバと電子素子接合済TABテープのテストパッド
を位置合せした後、照明光を減光してテストパッドに通
電する。通電しているときの、電子素子の下面に照射さ
れ内部を透過し上面に達する光量は非常に少なく、光電
効果による光電流はほとんど発生しない。
TABテープの位置合せ基準上に照明光を照射しながら
プローバと電子素子接合済TABテープのテストパッド
を位置合せした後、照明光を減光してテストパッドに通
電する。通電しているときの、電子素子の下面に照射さ
れ内部を透過し上面に達する光量は非常に少なく、光電
効果による光電流はほとんど発生しない。
【0027】また、本発明においては、さらに、プロー
バとテストパッドとを位置合せしている状況を表す画像
をモニタ画面に表示し、照明光を減光している間は減光
前の位置合せ状況を表す静止画像を前記モニタ画面に表
示して監視する。モニタ画面に表示する画像の明るさ
は、減光前後で大きく変化することがなく、画像のちら
つきが抑えられる。
バとテストパッドとを位置合せしている状況を表す画像
をモニタ画面に表示し、照明光を減光している間は減光
前の位置合せ状況を表す静止画像を前記モニタ画面に表
示して監視する。モニタ画面に表示する画像の明るさ
は、減光前後で大きく変化することがなく、画像のちら
つきが抑えられる。
【0028】
【発明の実施の態様】本発明の実施態様に係る検査装置
の断面図を図1〜図4に示す。以下、これらについて説
明する。
の断面図を図1〜図4に示す。以下、これらについて説
明する。
【0029】図1において、電子素子接合済TABテー
プ1は、TABテープ2と、このTABテープ2の下面
に接合され主にSiから成るICチップ5から構成さ
れ、このICチップ5の上面は封止樹脂3で封止されて
いる。
プ1は、TABテープ2と、このTABテープ2の下面
に接合され主にSiから成るICチップ5から構成さ
れ、このICチップ5の上面は封止樹脂3で封止されて
いる。
【0030】この電子素子接合済TABテープ1は下面
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
【0031】また、照明用ホール9を備えているプロー
バ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する位
置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合済
TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
バ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する位
置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合済
TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
【0032】このプローバ台8の下方には、アライメン
トマーク4およびテストパッド6に対向する位置にそれ
ぞれハロゲンランプ13、15が設置され、これらの光
路中にはそれぞれ光学フィルタ16、17が配置されて
いる。この光学フィルタ16、17は図5に示す透過率
特性を有しており、これらを通過したアライメント照明
補正光18およびモニタ照明補正光19は、Siのエネ
ルギーギャップに対応する波長である1.1(μm)よ
りも長い波長の光の大部分を除去されている。
トマーク4およびテストパッド6に対向する位置にそれ
ぞれハロゲンランプ13、15が設置され、これらの光
路中にはそれぞれ光学フィルタ16、17が配置されて
いる。この光学フィルタ16、17は図5に示す透過率
特性を有しており、これらを通過したアライメント照明
補正光18およびモニタ照明補正光19は、Siのエネ
ルギーギャップに対応する波長である1.1(μm)よ
りも長い波長の光の大部分を除去されている。
【0033】さらに、アライメントマーク4とテストパ
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
【0034】以上のように構成された検査装置を用い
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
【0035】まず、アライメントマーク4に、アライメ
ント照明補正光18を照射し、アライメントカメラ12
でアライメントマーク4の位置を検出する。
ント照明補正光18を照射し、アライメントカメラ12
でアライメントマーク4の位置を検出する。
【0036】つぎに、アライメントマーク4が所定の位
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする。
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする。
【0037】ついで、プローバ7に通電しICチップ5
の電気検査を行う。
の電気検査を行う。
【0038】一方、テストパッド6にモニタ照明補正光
19を照射し、モニタカメラ14でプローバ7とテスト
パッド6とを位置合せしている状況を撮影し、図示しな
いモニタ画面に表示し監視する。
19を照射し、モニタカメラ14でプローバ7とテスト
パッド6とを位置合せしている状況を撮影し、図示しな
いモニタ画面に表示し監視する。
【0039】この検査装置を用いて電子素子の電気検査
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。 図2において、電子素
子接合済TABテープ1は、TABテープ2と、このT
ABテープ2の下面に接合されたICチップ5から構成
され、このICチップ5の上面は封止樹脂3で封止され
ている。
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。 図2において、電子素
子接合済TABテープ1は、TABテープ2と、このT
ABテープ2の下面に接合されたICチップ5から構成
され、このICチップ5の上面は封止樹脂3で封止され
ている。
【0040】この電子素子接合済TABテープ1は下面
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
【0041】また、照明用ホール9を備えているプロー
バ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する位
置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合済
TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
バ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する位
置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合済
TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
【0042】このプローバ台8の下方でアライメントマ
ーク4に対向する位置にハロゲンランプ13が設置さ
れ、ここから発せられたアライメント照明光10をアラ
イメントマーク4に集光させる位置にコンデンサレンズ
22が配置されている。同様に、プローバ台8の下方で
テストパッド6に対向する位置にハロゲンランプ15が
設置され、ここから発せられたモニタ照明光11をテス
トパッド6に集光させる位置にコンデンサレンズ23が
配置されている。
ーク4に対向する位置にハロゲンランプ13が設置さ
れ、ここから発せられたアライメント照明光10をアラ
イメントマーク4に集光させる位置にコンデンサレンズ
22が配置されている。同様に、プローバ台8の下方で
テストパッド6に対向する位置にハロゲンランプ15が
設置され、ここから発せられたモニタ照明光11をテス
トパッド6に集光させる位置にコンデンサレンズ23が
配置されている。
【0043】さらに、アライメントマーク4とテストパ
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
【0044】以上のように構成された検査装置を用い
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
【0045】まず、アライメントマーク4に、アライメ
ント照明光10を照射し、アライメントカメラ12でア
ライメントマーク4の位置を検出する。
ント照明光10を照射し、アライメントカメラ12でア
ライメントマーク4の位置を検出する。
【0046】つぎに、アライメントマーク4が所定の位
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする。
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする。
【0047】ついで、プローバ7に通電しICチップ5
の電気検査を行う。
の電気検査を行う。
【0048】一方、テストパッド6にモニタ照明光11
を照射して、モニタカメラ14でプローバ7とテストパ
ッド6とを位置合せしている状況を撮影し、図示しない
モニタ画面に表示し監視する。
を照射して、モニタカメラ14でプローバ7とテストパ
ッド6とを位置合せしている状況を撮影し、図示しない
モニタ画面に表示し監視する。
【0049】この検査装置を用いて電子素子の電気検査
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。 図3において、電子素
子接合済TABテープ1は、TABテープ2と、このT
ABテープ2の下面に接合されたICチップ5から構成
され、このICチップ5の上面は封止樹脂3で封止され
ている。
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。 図3において、電子素
子接合済TABテープ1は、TABテープ2と、このT
ABテープ2の下面に接合されたICチップ5から構成
され、このICチップ5の上面は封止樹脂3で封止され
ている。
【0050】この電子素子接合済TABテープ1は下面
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
【0051】また、照明用ホール9を備えているプロー
バ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する位
置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合済
TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
バ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する位
置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合済
TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
【0052】このプローバ台8の下方には、アライメン
トマーク4およびテストパッド6に対向する位置にそれ
ぞれハロゲンランプ13、15が設置され、これらから
発せられるアライメント照明光10、モニタ照明光11
の光路中にはそれぞれシャッタ20、21が配置されて
いる。
トマーク4およびテストパッド6に対向する位置にそれ
ぞれハロゲンランプ13、15が設置され、これらから
発せられるアライメント照明光10、モニタ照明光11
の光路中にはそれぞれシャッタ20、21が配置されて
いる。
【0053】さらに、アライメントマーク4とテストパ
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
【0054】以上のように構成された検査装置を用い
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
【0055】まず、アライメントマーク4に、アライメ
ント照明光10を照射し、アライメントカメラ12でア
ライメントマーク4の位置を検出する。
ント照明光10を照射し、アライメントカメラ12でア
ライメントマーク4の位置を検出する。
【0056】つぎに、アライメントマーク4が所定の位
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする一方、テストパッド6にモニタ
照明光11を照射し、モニタカメラ14でプローバ7と
テストパッド6とを位置合せしている状況を撮影し、図
示しないモニタ画面に表示する。
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする一方、テストパッド6にモニタ
照明光11を照射し、モニタカメラ14でプローバ7と
テストパッド6とを位置合せしている状況を撮影し、図
示しないモニタ画面に表示する。
【0057】ついで、シャッタ20、21を閉じる。
【0058】そして、プローバ7に通電しICチップ5
の電気検査を行うとともに、モニタ画面にシャッタ21
を閉じる前に撮影した位置合せしている状況の静止画像
を表示する。
の電気検査を行うとともに、モニタ画面にシャッタ21
を閉じる前に撮影した位置合せしている状況の静止画像
を表示する。
【0059】一方、オペレータはモニタ画面を見ながら
検査状況を監視する。
検査状況を監視する。
【0060】この検査装置を用いて電子素子の電気検査
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。さらに、モニタ画面に表
示する画像の明るさは、シャッタ21の開閉にともない
大きく変化することがなく、画像のちらつきを抑えるこ
とができるので、オペレータが疲れることを緩和でき
る。
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。さらに、モニタ画面に表
示する画像の明るさは、シャッタ21の開閉にともない
大きく変化することがなく、画像のちらつきを抑えるこ
とができるので、オペレータが疲れることを緩和でき
る。
【0061】図4において、電子素子接合済TABテー
プ1は、TABテープ2と、このTABテープ2の下面
に接合されたICチップ5から構成され、このICチッ
プ5の上面は封止樹脂3で封止されている。
プ1は、TABテープ2と、このTABテープ2の下面
に接合されたICチップ5から構成され、このICチッ
プ5の上面は封止樹脂3で封止されている。
【0062】この電子素子接合済TABテープ1は下面
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
にアライメントマーク4とテストパッド6を備えてお
り、図示しない搬送手段に保持されている。
【0063】また、ICチップ5の直下に遮蔽板24が
設置されている。
設置されている。
【0064】さらに、照明用ホール9を備えているプロ
ーバ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する
位置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合
済TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
ーバ台8が、電子素子接合済TABテープ1に対向する
位置に配置され、このプローバ台8からは電子素子接合
済TABテープ1に向かってプローバ7が伸びている。
【0065】このプローバ台8の下方には、アライメン
トマーク4およびテストパッド6に対向する位置にそれ
ぞれハロゲンランプ13、15が設置され、これらから
はそれぞれアライメント照明光10、モニタ照明光11
が発せられる。。
トマーク4およびテストパッド6に対向する位置にそれ
ぞれハロゲンランプ13、15が設置され、これらから
はそれぞれアライメント照明光10、モニタ照明光11
が発せられる。。
【0066】さらに、アライメントマーク4とテストパ
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
ッド6の画像を撮影する位置にそれぞれアライメントカ
メラ12とモニタカメラ14が設置されている。
【0067】以上のように構成された検査装置を用い
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
て、以下のように電子素子の電気検査を行う。
【0068】まず、アライメントマーク4に、アライメ
ント照明光10を照射し、アライメントカメラ12でア
ライメントマーク4の位置を検出する。
ント照明光10を照射し、アライメントカメラ12でア
ライメントマーク4の位置を検出する。
【0069】つぎに、アライメントマーク4が所定の位
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする。
置にくるように電子素子接合済TABテープ1を搬送手
段により移動させることによって、プローバ7とテスト
パッド6を位置合せする。
【0070】ついで、プローバ7に通電しICチップ5
の電気検査を行う。
の電気検査を行う。
【0071】一方、テストパッド6にモニタ照明光11
を照射し、モニタカメラ14でプローバ7とテストパッ
ド6とを位置合せしている状況を撮影し、図示しないモ
ニタ画面に表示する。
を照射し、モニタカメラ14でプローバ7とテストパッ
ド6とを位置合せしている状況を撮影し、図示しないモ
ニタ画面に表示する。
【0072】この検査装置を用いて電子素子の電気検査
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。
を行うと、光電効果による光電流を発生を防止でき、電
子素子の電源電流を正確に測定することができるので、
良品にもかかわらず不良品と誤判定してしまうことを大
幅に減少させることができる。
【0073】
【発明の効果】本発明のTABパッケージの検査装置お
よび製造方法によれば、電子素子の電気検査を行うとき
に光電効果による光電流を防止できるので、電子素子の
電気特性を正確に測定することができ、良品にもかかわ
らず不良品と誤判定してしまうことを大幅に減少させる
ことができる。
よび製造方法によれば、電子素子の電気検査を行うとき
に光電効果による光電流を防止できるので、電子素子の
電気特性を正確に測定することができ、良品にもかかわ
らず不良品と誤判定してしまうことを大幅に減少させる
ことができる。
【0074】また、本発明のTABパッケージの製造方
法によれば、モニタ画面に表示する画像のちらつきを抑
えることができるので、オペレータが疲れることを緩和
できる。
法によれば、モニタ画面に表示する画像のちらつきを抑
えることができるので、オペレータが疲れることを緩和
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様に係る検査装置の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の他の実施態様に係る検査装置の断面図
である。
である。
【図3】本発明の他の実施態様に係る検査装置の断面図
である。
である。
【図4】本発明の他の実施態様に係る検査装置の断面図
である。
である。
【図5】本発明の実施態様に係る検査装置で使用した光
学フィルタの透過率特性を示すグラフである。
学フィルタの透過率特性を示すグラフである。
【図6】従来の検査装置の断面図である。
【図7】照明光の波長特性の一例を示す図である。
【図8】照明光が電子素子の電源電流に及ぼす影響を示
す図である。
す図である。
1:電子素子接合済TABテープ 2:TABテープ 3:封止樹脂 4:アライメントマーク(位置合せ基準) 5:ICチップ(電子素子) 6:テストパッド 7:プローバ 8:プローバ台 9:照明用ホール 10:アライメント照明光 11:モニタ照明光 12:アライメントカメラ 13:ハロゲンランプ 14:モニタカメラ 15:ハロゲンランプ 16:光学フィルタ 17:光学フィルタ 18:アライメント照明補正光 19:モニタ照明補正光 20:シャッタ 21:シャッタ 22:コンデンサレンズ 23:コンデンサレンズ 24:遮蔽板
Claims (4)
- 【請求項1】プローバと、このプローバに対向する位置
に送られてくる電子素子接合済TABテープの位置合せ
基準上に前記電子素子を構成する物質のエネルギーギャ
ップに対応する波長よりも短い波長の光を主成分とする
照明光を照射する手段と、前記プローバと前記電子素子
接合済TABテープのテストパッドを位置合せする手段
とを含んでいる、TABパッケージの検査装置。 - 【請求項2】プローバと、このプローバに対向する位置
に送られてくる電子素子接合済TABテープに、前記電
子素子上の照度が前記電子素子接合済TABテープの位
置合せ基準上の照度よりも低くなるように照明光を照射
する手段と、前記プローバと前記電子素子接合済TAB
テープのテストパッドを位置合せする手段とを含んでい
る、TABパッケージの検査装置。 - 【請求項3】電子素子接合済TABテープの位置合せ基
準上に照明光を照射しながらプローバと前記電子素子接
合済TABテープのテストパッドを位置合せした後、前
記照明光を減光して前記テストパッドに通電する工程を
含む、TABパッケージの製造方法。 - 【請求項4】前記プローバと前記テストパッドとを位置
合せしている状況を表す画像をモニタ画面に表示し、前
記照明光を減光している間は減光前の位置合せ状況を表
す静止画像を前記モニタ画面に表示して監視する工程を
含む、請求項3に記載のTABパッケージの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7169913A JPH0922928A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | Tabパッケージの検査装置および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7169913A JPH0922928A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | Tabパッケージの検査装置および製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0922928A true JPH0922928A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15895289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7169913A Pending JPH0922928A (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | Tabパッケージの検査装置および製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0922928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004074858A1 (ja) * | 2003-02-21 | 2006-06-01 | 日本発条株式会社 | チップ実装用テープの検査方法及び検査に用いるプローブユニット |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP7169913A patent/JPH0922928A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004074858A1 (ja) * | 2003-02-21 | 2006-06-01 | 日本発条株式会社 | チップ実装用テープの検査方法及び検査に用いるプローブユニット |
JP4729697B2 (ja) * | 2003-02-21 | 2011-07-20 | 日本発條株式会社 | チップ実装用テープの検査方法及び検査に用いるプローブユニット |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040511 |